JP4262875B2 - 管路用ゲート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管路内に取付けられた膜体を起立、倒伏させることにより管路の開閉を行う管路用ゲートに関する。
【0002】
【従来の技術】
水等の流体を通過させる管路(大きいものとしてはトンネル状のもの)には、可撓性の膜を取付け、この可撓性の膜を起立、倒伏させることにより管路を開閉させることが多い。
【0003】
以下、断面がリング状の水供給用管路内に設けられるゲートを例に挙げて従来技術を説明する。
【0004】
図18〜図25に示すように、断面リング状の管路202に設けられた管路用ゲート200は、管路202の底面上に設けられたコンクリート製の台座204(以下、パッド204という)と、パッド204の上面に設けられた膜体208とを備えている。
【0005】
パッド204は上面が平面である。
【0006】
膜体208は、パッド204の上面に設けられた下膜210と、下膜210の上に設けられた上膜212と、で構成される。下膜210及び上膜212の上流側端部及び下流側端部は、それぞれ、上流側取付具216及び下流側取付具218によりパッド204に密封状態で取付けられている。また、下膜210及び上膜212の幅方向両端部は、幅方向側取付具220によって管路202の側壁に密封状態で取付けられている。
【0007】
また、管路用ゲート200は、上膜212と下膜210との間へ空気を供給することにより上膜212を起立させ、この空気を排気して上膜212を倒伏させる給排気系統221を有する。給排気系統221はポンプ(図示せず)を備えており、このポンプの吸気、排気の切り換えにより上膜212を起立、倒伏させる。
【0008】
ところで、管路用ゲート200を管路202に取付けた(図18〜図21の実線参照)後、上膜212を起立させ(図18〜図21の2点鎖線参照)、更に上膜212を倒伏させる(図22〜図25参照)と、上膜212に永久的な伸びが生じる。このため、倒伏させた状態では上膜212に皺214が形成され、この皺214により管路202の有効断面積(通水断面積)が減少してしまう(図25参照)という事態が生じていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮して、上膜を倒伏させても管路の有効断面積が減少することを防止した管路用ゲートを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、可撓性の上膜と下膜とを管路内に密封状態で固定し、前記上膜と前記下膜との間に流体を供給して前記上膜を起立させることにより前記管路を閉の状態にし、前記上膜と前記下膜との間に供給した流体を排出して前記上膜を倒伏させることにより前記管路を開の状態にする管路用ゲートであって、前記管路の底面の上に設けられ、前記上膜及び前記下膜の長さ方向両端部が固定される台座と、前記上膜及び前記下膜の上流側端部を前記台座に密封状態で固定する上流側取付具と、前記上膜及び前記下膜の下流側端部を前記台座に密封状態で固定する下流側取付具と、前記上膜及び前記下膜の幅方向両端部を前記管路の側壁に密封状態で固定する幅方向両端部固定手段と、前記上膜と前記下膜との間へ流体を供給する供給手段と、前記上膜と前記下膜との間の流体を排出する排出手段と、を備え、前記上流側取付具と前記下流側取付具との間に窪みが形成されていることを特徴とする。
【0011】
管路の底面上に台座を設けた後、下膜(下側に位置する膜)及び上膜(上側に位置する膜)を、上流側上取付具及び下流側取付具により平面シート状に取付ける。この場合、台座の上面が平面状であると、台座、上膜及び下膜を密封した状態に取付け易い。
【0012】
上膜及び下膜を台座及び管路側壁に密封状態で固定した後、上膜と下膜との間に供給手段により空気等の流体を供給すると、上膜が起立し、管路を閉の状態にすることができる。
【0013】
管路が閉の状態から、上膜と下膜との間に供給した流体を排出手段により排出すると、上膜が倒伏し、管路が開の状態になる。その際、上流側取付具と下流側取付具との間には窪みが形成されているので、起立した上膜に永久的な伸びが生じても、上膜を倒伏させると、上流側取付具と下流側取付具との間に膜体すなわち上膜及び下膜が自重により沈み込む。従って、管路の上流側又は下流側から見て、膜体は窪みに収容されたことになる。
【0014】
これにより、上膜を倒伏させて管路内に水等の流体を通過させても、管路の有効断面積が減少することを回避できる。
【0015】
管路の底面は湾曲していてもよく、例えば管路断面がリング状やたまご断面状であってもよい。この場合、台座の底面形状を管路の底面に合わせる。
【0016】
請求項2に記載の発明では、前記窪みが、前記上膜及び前記下膜の長さ方向両端部を固定するように互いに離して配置された2個のブロック状台座によって形成されることを特徴とする。
【0017】
これにより、上流側取付具と下流側取付具との間に容易に窪みを形成することができる。
【0018】
請求項3に記載の発明では、前記窪みが、前記台座の上流側端部と下流側端部との間に設けられた凹部によって形成されていることを特徴とする。
【0019】
これにより、窪みを形成するにあたり、寸法を容易に調整して形成することができる。
【0020】
請求項4に記載の発明では、前記上流側取付具から前記下流側取付具までの前記窪みに沿った長さと、前記上流側取付具から前記下流側取付具までの直線的な長さとの差を、前記供給手段及び前記排出手段により流体を給排させて前記上膜を起立、倒伏させることによって前記上膜及び前記下膜に生じる永久伸び長さと同等にしたことを特徴とする。
【0021】
これにより、上流側取付具と下流側取付具とによって上膜及び下膜を平面的に取付け、上膜を起立、倒伏させて上膜及び下膜に永久伸び長さを生じさせると、倒伏時に下膜が窪みの壁面で支えられる。従って、倒伏時に膜体の自重すなわち上膜及び下膜の自重による引張応力が生じることがないので、膜体の耐久性が向上する。
【0022】
請求項5に記載の発明では、前記下膜を前記窪みに沿って設け、次に、前記上流側取付具及び前記下流側取付具により前記上膜を平面的に取付けたことを特徴とする。
【0023】
これにより、上膜を取付ける際、作業者が下膜の上で取付作業を行なっても、作業に不具合が生じたり下膜に損傷が生じたりすることがない。
【0024】
請求項6に記載の発明では、前記台座の前記窪みの側の角部が丸みを帯びていることを特徴とする。
【0025】
膜体は鋭利な凸部や凹部によって損傷し易い。請求項6に記載の発明により、台座の窪み側の角部が丸みを帯びており、鋭利な凸部や凹部が形成されていないので、倒伏時に管路内に水等の流体が流れてこの流体の重量が膜体に加わって、膜体が台座の窪み側の角部に押圧されても、膜体が損傷することがない。
【0026】
請求項7に記載の発明では、前記窪みに溜まった水を排水する排水路が形成されていることを特徴とする。
【0027】
管路に水等の流体を通過させていると、下膜と台座との上流側の隙間から水等の流体が入り込んできたりする。また、例えば管路がトンネルの場合、窪みを形成している壁面に生じた割れ等から地下水が染み出して窪みの底面と下膜との間に入り込んできたりする。
【0028】
請求項7に記載の発明により、下膜と窪み底面との間に入り込んだ流体を管路用ゲートの下流側に排出することができる。
【0029】
請求項8に記載の発明では、前記窪みがすり鉢状になっており、前記窪みの最下端部に前記排水路の排水口が形成されていることを特徴とする。
【0030】
これにより、下膜と窪み底面との間に溜まった流体を完全に排出することができる。
【0031】
請求項9に記載の発明では、前記上膜と前記下膜との間に溜まった水を抜く柔軟性のホースが前記下膜に接続され、前記窪みの底面に形成されたドレイン抜き用孔に前記ホースが挿入されていることを特徴とする。
【0032】
膜体内のドレイン抜き、すなわち上膜と下膜との間のドレイン抜きは極めて重要なことである。請求項8に記載の発明により、管路用ゲートを使用した際に下膜が動いても、このドレイン抜き用のホースが柔軟性であるため、ホースの取付口が下膜から脱落等することが回避される。
【0033】
請求項10に記載の発明では、前記ホースとの摺動抵抗を低減する摺動部が前記ドレイン抜き用孔の内周面に設けられたことを特徴とする。
【0034】
これにより、ドレイン抜き用孔内に挿入しておくホース長さを、下膜のドレイン抜き用孔方向の変位に応じて短くすることができ、従って、下膜がこの方向に動いても、ホースの取付口(口金等)に加えられる力が大きく低減され、耐久性の点で好ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0036】
[第1形態]
第1形態に係る管路用ゲートを説明する。図1〜図7に示すように、第1形態に係る管路用ゲート30は、断面がリング状の管路32の中に設けられたゲートであって、管路32の底面上に設けられたブロック状のコンクリート製台座34A、B(以下、パッド34A、Bという)と、パッド34A、Bの上面に設けられた膜体38とを備えている。
【0037】
パッド34A、Bは、それぞれ、上面が平面であって、膜体38の上流側端部及び下流側端部に設けられたパッドである。パッド34A、Bにより、膜体38を構成する後述の下膜40と管路32の底面との間は封鎖されており、また、パッド34Aとパッド34Bとの間に窪み44が形成されていることになる(図2参照)。
【0038】
膜体38は、パッド34A、Bの上面に固定された下膜40と、下膜40の上に固定された上膜42と、で構成される。下膜40及び上膜42の上流側端部及び下流側端部は、それぞれ、上流側取付具46及び下流側取付具48によりパッド34A、Bに密封状態で取付けられている。また、下膜40及び上膜42の幅方向両端部は、幅方向側取付具50によって管路32の側壁に密封状態で取付けられている。
【0039】
また、管路用ゲート30は、上膜42と下膜40との間へ空気を供給することにより上膜42を起立させ、この空気を排気して上膜42を倒伏させる給排気系統43を有する。給排気系統43は吸気、排気の切り換え可能なポンプ(図示せず)を備えており、このポンプは上膜42を起立させるのに充分なヘッドを有するポンプである。
【0040】
また、パッド34Bには、窪み44とパッド34Bの下流側とに連通する排水路52(図2参照)が形成されている。給排気系統43により空気を供給した際に下膜40が下方に向けて膨らむので、下膜40と窪み44の底面との間に溜まった水は排水路52から容易に排出される。これにより、下膜40が下方に向けて膨らんだ際、下膜40と窪み44の底面との間に溜まった水に加えられる水圧によってパッド34A、Bや下膜40が破損することは防止されている。
【0041】
この排水路52の出口側には片持ち式の蓋54(図2、図8、図9参照)が取付けられており、排水路52から水が排水されるときは蓋54が開き(図9参照)、この排水を終了すると自重により蓋54が閉まる(図8参照)。従って、排水路52にゴミ等が入り込むことが防止される。
【0042】
以下、管路用ゲート30を管路32に取付け、更に、給排気系統43により管路32を開閉する作用について説明する。
【0043】
管路用ゲート30を管路32に取付けるには、まず、管路32の所定位置にパッド34A、Bをそれぞれ成形する。所定位置とは、膜体38の上流側端部及び下流側端部の位置である。なお、パッド34Bには、成形する際に排水路52を形成しておく。
【0044】
次に、下膜40及び上膜42をパッド34A、Bの上面に固定する。その際、上流側取付具46により、下膜40及び上膜42の上流側端部を密封状態にしてパッド34Aに取付ける。下流側端部についても、下流側取付具48により同様に取付ける。この取付けでは、下膜40及び上膜42は平面シート状態に取付けられる(図1〜図4の実線参照)。
【0045】
下膜40及び上膜42を取付ける際、給排気系統43の配管端部も下膜40又は上膜42(主として下膜40)に取付ける。
【0046】
管路用ゲート30で管路32を閉の状態にするには、給排気系統43により空気を供給し、上膜42を起立させる(図1〜図4の2点鎖線参照)ことにより、管路32を閉の状態にする。
【0047】
この状態から管路32を開の状態にするには、給排気系統43により空気を排気し、上膜42を倒伏させる(図3、図4参照)ことにより、管路32を開の状態にする。
【0048】
この結果、上膜42及び下膜40に永久伸びが残り、上膜42及び下膜40が取付け時に比べて伸びていても、伸びた長さ分だけ窪み44に収容されるので、管路32が開の状態での管路32の有効断面積(通水断面積)は充分に確保される。
【0049】
なお、第1形態では、上膜42を窪み44に沿って取付けてしまうと、起立時に上膜42に生じる引張応力と、倒伏時に生じるたるみ状態と、が本形態に比べて異なり、要求される耐水圧性能を充分に満たすことができないため、上膜42を取付ける際、窪み44がないときと同様に平面シート状に取付けることが好ましい。
【0050】
[第2形態]
次に、第2形態に係る管路用ゲートを説明する。第2形態では、第1形態と同じ構成要素については同じ符号を付してその説明を省略する。
【0051】
図10〜図13に示すように、第2形態に係る管路用ゲート60は、第1形態に比べてパッドの形状が異なっており、パッド64を備えている。このパッド64は、第1形態で説明したパッド34Aに相当する上流側パッド部64Aと、パッド34Bに相当する下流側パッド部64Bと、上流側パッド部64A及び下流側パッド部64Bの間に位置する窪み底部64Cと、で構成され、パッド64には窪み65(図11参照)が形成されている。
【0052】
そして、窪み65に沿った上流側取付具46から下流側取付具48までの長さと、窪み65がないと仮定した場合の上流側取付具46から下流側取付具48までの長さとの差が、給排気手段により空気を流出入させて上膜72を起立、倒伏させることによって膜体68すなわち上膜72及び下膜70に生じる永久伸び長さと同じであるように、パッド64が形成されている。
【0053】
下流側パッド部64Bには、窪み65と下流側パッド部64Bの下流側とを連通させる排水路74が形成されており、第1形態と同様、窪み65に溜まった水は、下膜70が膨らんだ際に下流側へ排水されるようになっている。
【0054】
管路用ゲート60を管路32に取付けるには、上流側取付具46により、上膜72及び下膜70の上流側端部を密封状態にして上流側パッド部64Aに取付ける(図10、図11の実線参照)。下流側端部についても同様に取付ける。この取付けでは、下膜70及び上膜72は平面シート状に取付けられる。
【0055】
その後、給排気系統43により上膜72を起立(図10、図11の2点鎖線参照)、倒伏(図12参照)させ、上膜72及び下膜70に永久伸び長さが生じると、倒伏時に上膜72及び下膜70が窪み65の底面で支えられる。
【0056】
これにより、倒伏時、膜体68(上膜72及び下膜70)に自重による引張力が作用することが回避されており、膜体68の耐久性が向上する。
【0057】
第1形態では、窪み65に沿った上流側取付具46から下流側取付具48までの長さは、窪み65がないと仮定した場合の上流側取付具46から下流側取付具48までの長さに比べ、6%長い。一方、第2形態では、この値は3%になり、倒伏時に膜体68が窪み底部64Cで、すなわち窪み65の底面で、支えられる。
【0058】
なお、図13に示すように、窪み底部77の上面形状を球面凹状あるいはすりばち状にし、この球面凹状あるいはすりばち状の上面の最下部に排水路の排水口78を設けてもよい。これにより、下膜79と窪み底部77の上面との間に溜まった水を排水し易くなり、しかも、膜体75(上膜80及び下膜79)に作用する局所応力が低減される。
【0059】
[第3形態]
次に、第3形態に係る管路用ゲートを説明する。図14に示すように、第3形態に係る管路用ゲートでは、第2形態に比べ、パッド84の上流側パッド部84Aの窪み側の角部84Eが丸みを帯びている。第3形態では、第2形態と同様の構成要素については同じ符号を付してその説明を省略する。
【0060】
倒伏時、管路の中を水が流れると、水の重量が膜体68にかかる。本形態では、角部84Eが丸みを帯びているので、水の重量が膜体68に加えられたときに角部84Eによって下膜70が損傷することが、防止されている。
【0061】
[第4形態]
次に、第4形態に係る管路用ゲートについて説明する。第4形態では、第2形態と同様の構成要素については同じ符号を付してその説明を省略する。
【0062】
図15に示すように、第4形態に係る管路用ゲート89では、上膜(図示せず)と下膜92と間に連通する柔軟性のホース94が口金96により下膜92に取付けられており、このホース94は、窪み底部64Cに形成されたドレイン用孔98を貫通してドレイン排出口(図示せず)へ繋がっている。ホース94としては、ゴムホースや蛇腹状のホースである。
【0063】
これにより、下膜92と上膜との間に水が溜まっても、この水はホース94から排水される。また、ホース94が柔軟性(フレキシブル性)なので、上膜の起立、倒伏を繰り返すときに、下膜92が窪み底部64Cに対して浮上、接地を繰り返しても、口金96が下膜92から脱落し難い。
【0064】
なお、図16に示すように、ホース94の外側が摺動する摺動部99がドレイン用孔98の開口部98Eに形成され、ホース94が摺動長さに応じて切断されていてもよい。
【0065】
これにより、下膜92の動きに追従してホース94がドレイン用孔98に沿って動いた際、下膜92から剥離させる力が口金96に作用することを防止できる。
【0066】
[第5形態]
次に、第5形態に係る管路用ゲートについて説明する。図17に示すように、第5形態に係る管路用ゲート100では、パッド104は、第2形態と同様の上流側パッド部104A及び下流側パッド部104Bと、上流側パッド部104A及び下流側パッド部104Bの間に位置する窪み底部104Cと、で構成され、パッド104には窪み105が形成されている。なお、第2形態に比べ、窪み105に沿った上流側取付具46から下流側取付具48までの長さを考慮する必要はない。
【0067】
管路用ゲート100を管路32に取付ける際、下膜110は、窪み105を形成する上流側パッド部104Aの側壁面、下流側パッド部104Bの側壁面、窪み底部104Cの上面、及び、管路内壁面に沿って取付ける。取付の際、例えば、下膜110として熱硬化性ゴムからなる膜を用いて自然加硫により取付けるか、又は、下膜110として熱硬化性樹脂からなる膜を用いて熱融着により取付ける。その際、現物合わせにより下膜110を取付けると、取付け易い。
【0068】
これにより、上膜112を取付ける際、取付施工者が下膜110の上で取付け作業を行い易く、また、取付作業中に下膜110が損傷するおそれがなくなる。
【0069】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、上膜を倒伏させても管路の有効断面積が減少することを防止した管路用ゲートが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態に係る管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態を示す斜視断面図である。
【図2】第1形態に係る管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態を示す側面断面図である。
【図3】第1形態に係る管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態の管路用ゲートを示す平面断面図である。
【図4】図1の矢視4−4の断面図である。
【図5】第1形態に係る管路用ゲートで、上膜を起立させて倒伏させた後の状態を示す斜視断面図である。
【図6】第1形態に係る管路用ゲートで、上膜を起立させて倒伏させた後の状態を示す側面断面図である。
【図7】図5の矢視7−7の断面図である。
【図8】第1形態に係る管路用ゲートの排水路の排出側を示す側面断面図である(排水中でない状態)。
【図9】第1形態に係る管路用ゲートの排水路の排出側を示す側面断面図である(排水中の状態)。
【図10】第2形態に係る管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態を示す斜視断面図である。
【図11】第2形態に係る管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態を示す側面断面図である。
【図12】第2形態に係る管路用ゲートで、上膜を起立させて倒伏させた後の状態を示す側面断面図である。
【図13】第2形態に係る管路用ゲートの変形例を示す側面断面図である。
【図14】第3形態に係る管路用ゲートのパッドの形状を示す部分拡大側面断面図である。
【図15】第4形態に係る管路用ゲートで、ドレイン抜き用のホースが下膜に取付けられていることを示す側面断面図である。
【図16】第4形態に係る管路用ゲートの変形例を示す部分拡大側面断面図である。
【図17】第5形態に係る管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態を示す側面断面図である。
【図18】従来の管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態を示す斜視断面図である。
【図19】従来の管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態を示す側面断面図である。
【図20】従来の管路用ゲートで、上膜及び下膜の取付直後の状態(未使用状態)、及び、上膜を起立させた状態を示す平面断面図である。
【図21】図18の矢視21−21の断面図である。
【図22】従来の管路用ゲートで、上膜を起立させて倒伏させた後の状態を示す斜視断面図である。
【図23】従来の管路用ゲートで、上膜を起立させて倒伏させた後の状態を示す側面断面図である。
【図24】従来の管路用ゲートで、上膜を起立させて倒伏させた後の状態を示す平面断面図である。
【図25】図22の矢視25−25の断面図である。
【符号の説明】
30 管路用ゲート
32 管路
34A、B パッド
40 下膜
42 上膜
43 給排気系統
44 窪み
46 上流側取付具
48 下流側取付具
50 幅方向側取付具(幅方向両端部固定手段)
52 排水路
54 蓋
60 管路用ゲート
64 パッド
64A 上流側パッド部
64B 下流側パッド部
65 窪み
70 下膜
72 上膜
74 排水路
78 排水口
79 下膜
80 上膜
84 パッド
84A 上流側パッド部
84E 角部
89 管路用ゲート
92 下膜
94 ホース
98 ドレイン用孔(ドレイン抜き用孔)
98E 開口部(内周面)
99 摺動部
100 管路用ゲート
104 パッド
104A 上流側パッド部
104B 下流側パッド部
105 窪み
110 下膜
112 上膜
200 管路用ゲート
202 管路
204 パッド
210 下膜
212 上膜
216 上流側取付具
218 下流側取付具
220 幅方向側取付具(幅方向両端部固定手段)
221 給排気系統
Claims (10)
- 可撓性の上膜と下膜とを管路内に密封状態で固定し、前記上膜と前記下膜との間に流体を供給して前記上膜を起立させることにより前記管路を閉の状態にし、前記上膜と前記下膜との間に供給した流体を排出して前記上膜を倒伏させることにより前記管路を開の状態にする管路用ゲートであって、
前記管路の底面の上に設けられ、前記上膜及び前記下膜の長さ方向両端部が固定される台座と、
前記上膜及び前記下膜の上流側端部を前記台座に密封状態で固定する上流側取付具と、
前記上膜及び前記下膜の下流側端部を前記台座に密封状態で固定する下流側取付具と、
前記上膜及び前記下膜の幅方向両端部を前記管路の側壁に密封状態で固定する幅方向両端部固定手段と、
前記上膜と前記下膜との間へ流体を供給する供給手段と、
前記上膜と前記下膜との間の流体を排出する排出手段と、を備え、
前記上流側取付具と前記下流側取付具との間に窪みが形成されていることを特徴とする管路用ゲート。 - 前記窪みが、前記上膜及び前記下膜の長さ方向両端部を固定するように互いに離して配置された2個のブロック状台座によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の管路用ゲート。
- 前記窪みが、前記台座の上流側端部と下流側端部との間に設けられた凹部によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管路用ゲート。
- 前記上流側取付具から前記下流側取付具までの前記窪みに沿った長さと、前記上流側取付具から前記下流側取付具までの直線的な長さとの差を、前記供給手段及び前記排出手段により流体を給排させて前記上膜を起立、倒伏させることによって前記上膜及び前記下膜に生じる永久伸び長さと同等にしたことを特徴とする請求項3に記載の管路用ゲート。
- 前記下膜を前記窪みに沿って設け、次に、前記上流側取付具及び前記下流側取付具により前記上膜を平面的に取付けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の管路用ゲート。
- 前記台座の前記窪みの側の角部が丸みを帯びていることを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の管路用ゲート。
- 前記窪みに溜まった水を排水する排水路が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の管路用ゲート。
- 前記窪みがすり鉢状になっており、前記窪みの最下端部に前記排水路の排水口が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の管路用ゲート。
- 前記上膜と前記下膜との間に溜まった水を抜く柔軟性のホースが前記下膜に接続され、前記窪みの底面に形成されたドレイン抜き用孔に前記ホースが挿入されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載の管路用ゲート。
- 前記ホースとの摺動抵抗を低減する摺動部が前記ドレイン抜き用孔の内周面に設けられたことを特徴とする請求項9に記載の管路用ゲート。
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