JP4300295B2 - 植栽シート、植栽シートの製造方法及び植栽方法 - Google Patents

植栽シート、植栽シートの製造方法及び植栽方法 Download PDF

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Description

本発明は、植栽場所となる土壌に植物を植生するための植栽シート、植栽シートの製造方法、及びこの植栽シートを用いた植栽方法に関する。
従来、草花などの植物を土壌に植生する際には、多数の種子を人手によって直接土壌に播種し、撒水などにより種子を発芽させて植物を生育することが行われている。しかし、広範囲の土壌に多数の種子を直接播種するのは作業が煩雑で手間がかかると共に、多数の種子をほぼ均一に播くことが難しい。
その対策として、例えば、1枚の連続したカバーシート上に、種子と肥料をほぼ等間隔で配置して、可溶解樹脂板によって一体的に固着させたものが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
このカバーシートを土床(土壌)の上を覆うように敷設することで、多数の種子を種播する際の手間を軽減できると共に、多数の種子をほぼ均一に播種することができる。
特開平11−123006号公報
しかし、特許文献1に記載のカバーシートでは、発芽しにくい種子の場合に、種子を播種して少量の降雨があった後、長期(例えば、最低でも1週間〜15日以上)の乾燥期間が発生すると、初期発根した根が乾燥枯死することが多い。これは、種子を土床に播種すると、種子が発根した後、数日(例えば、1週間〜15日)を経てから発芽するため、発根から発芽までの間に乾燥期間が発生することで、発芽に至らずに乾燥枯死することが原因と考えられる。このため、種子の発芽確率が低下してしまい、植物を安定して植生することができない。また、道路の中央部や歩道、及び公園などに植栽する公共事業の場合は、常時撒水することができないため、乾燥枯死の問題がより顕著となる。
また、特許文献1に記載のカバーシートを作製するには、多数の種子を採取するか、又は多数の種子を購入する必要があり、コストがかかる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、播種場所となる土壌に植物を植生する際の作業負担を軽減し、乾燥期間が続いても植物を安定して植生できると共に、コストを低減できる植栽シート、植栽シートの製造方法及び植栽方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係る植栽シートは、複数の切り込みが形成され、前記切り込みが開口することで伸張が可能に構成されると共に、ユーザーの手の平サイズよりも大きく、かつ、伸張時にユーザーの手の平で押して土壌中に鋤き込みが可能なサイズに形成された少なくとも2枚以上のカットシートの間に、植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕した複数の粉砕物と、複数の保水剤とが分散されて保持されており、前記粉砕物と前記保水剤は前記カットシートに接着剤で接着されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、カットシートに複数の切り込みが形成されており、切り込みが開口することで伸張が可能となっている。植栽シートは、ユーザーの手の平サイズよりも大きく、かつ、伸張時にユーザーの手の平で押して土壌中に鋤き込みが可能なサイズに形成された少なくとも2枚以上のカットシートの間に、植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕した複数の粉砕物と複数の保水剤が分散されて保持されており、この植栽シートを伸張させて土壌上に被せることで、複数の粉砕物が土壌に播散される。その後、複数の粉砕物から芽や根、茎が出てきて保水剤から水分が補給されることで、植物が生育する。これにより、広範囲の土壌に複数の粉砕物を播く際の作業負担を軽減することができ、簡単な作業で植物を植生することが可能となる。また、保水剤によって水分が補給されるので、少量の降雨後に乾燥期間が続いても、植物が乾燥枯死するのを低減できる。これにより、撒水などの手間をかけることなく安定して植物を植生することができる。また、伐採した植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕した粉砕物を使用するため、コストを低減できる。
さらに、粉砕物と保水剤はカットシートに接着剤で接着されており、切り込みを開口させて植栽シートを伸張したときに、粉砕物と保水剤が開口から落下するのが防止される。このため、複数の粉砕物を落下させることなく土壌に播くことができると共に、保水剤が落下しないので、粉砕物に十分な水分を補給することが可能となる。
請求項2に記載の発明に係る植栽シートは、請求項1に記載の植栽シートにおいて、複数の前記切り込みは、一定方向に位置をずらして網目状に形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、カットシートには、一定方向に位置をずらして網目状の切り込みが形成されているので、切り込みと直角方向に植栽シートの両端部を引っ張ることで、網目状の切り込みが開口し、植栽シートを伸張させることができる。このため、簡単な構成によって植栽シートを大きく伸張させることができ、植栽シートの小型化が可能となる。また、網目状の開口が形成されるので、土壌中での日照、通気性、及び吸水性などを確保することができる。
請求項に記載の発明に係る植栽シートは、請求項1又は請求項2に記載の植栽シートにおいて、前記保水剤は、複数の高吸水性樹脂の粒からなることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、保水剤は、複数の高吸水性樹脂の粒からなり、複数の高吸水性樹脂が土壌中の水分や雨水を吸収して膨潤することで、水分が保持される。これにより、複数の高吸水性樹脂から複数の粉砕物に水分を供給することが可能となり、乾燥期間が続いても植物が乾燥枯死するのをより一層低減できる。
請求項に記載の発明に係る植栽シートの製造方法は、植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕して粉砕物とし、複数の切り込みが開口することで伸張が可能なカットシートの表面に接着剤を塗布し、前記カットシートの表面に、複数の前記粉砕物と複数の保水剤とを分散させ、前記カットシートの前記粉砕物と前記保水剤の上から、他のカットシートを貼着し、前記他のカットシートが貼着された前記カットシートを、ユーザーの手の平サイズよりも大きく、かつ、伸張時にユーザーの手の平で押して土壌中に鋤き込みが可能なサイズに裁断することを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕して粉砕物とし、カットシートの表面に接着剤を塗布して複数の粉砕物と複数の保水剤とを分散させ、その上から他のカットシートを貼着する。そして、他のカットシートが貼着されたカットシートを、ユーザーの手の平サイズよりも大きく、かつ、伸張時にユーザーの手の平で押して土壌中に鋤き込みが可能なサイズに裁断することにより、植栽シートを製造する。このため、簡単な工程で植栽シートを製造できると共に、伐採した植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕したものを用いるため、コストを低減できる。
請求項に記載の発明に係る植栽方法は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の植栽シートを前記切り込みが開口するように伸張させ、ユーザーの手で前記植栽シートを土壌の上に被せるように配置し、前記植栽シートを手の平で押して土壌中に鋤き込み、前記植栽シートを土壌中に複数鋤き込んだ後、複数の前記植栽シートのほぼ全面を少量の土で覆うことを特徴としている。
ここで、鋤き込むとは、土壌の中へ植栽シートが椀状となるように埋め込むことをいう。
請求項に記載の発明によれば、植栽シートを一定方向に伸張した後、ユーザーの手でこの植栽シートを土壌の上に被せるように配置し、この植栽シートを手の平で押して土壌中に鋤き込む。そして、植栽シートを土壌中に複数鋤き込んだ後、複数の植栽シートのほぼ全面を少量の土で覆うことで、複数の粉砕物を土壌に播散することができる。その後、複数の粉砕物に保水剤から水分が補給され、粉砕物から芽や根、茎が出て成長する。これにより、複数の粉砕物を土壌に播く際の手間が少なく、作業負担を軽減でき、簡易な方法で植物を植生することができる。さらに、乾燥期間が続いても保水剤により水分が供給されるので、植物が乾燥枯死するのを低減することができる。
本発明によれば、植栽シートを伸張させて土壌に被せるように埋め込むことで、複数の粉砕物を土壌に播散する際の作業負担を軽減できると共に、乾燥期間が続いても植物が乾燥枯死するのを低減できる。また、植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕したものを用いるため、コストを低減できる。
以下、本発明の植栽シートにおける最良の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(A)には、本発明の一実施形態に係る植栽シートが示されている。
この植栽シート10は、一定方向(図1中の縦方向)に位置をずらして網目状の切り込み12が形成されたカットシート14を備えており、このカットシート14の背面側に、同じく網目状の切り込み12が形成させたカットシート16が配置され、2枚のカットシート14、16が貼り合わされている。本実施形態では、カットシート14、16は、比較的吸水性のある茶色(無漂白)の平面状の紙からなり、剛性が小さく、クッション性を有している。なお、カットシート14、16は、エンボス加工によってクッション性を持たせても良い。
なお、カットシート14、16は、紙に限らずプラスチック製のシートを用いても良い。例えば、土壌中で微生物により分解して炭酸ガスと水になる性質を有する生分解性樹脂からなるシートを用いても良い。生分解性樹脂としては、例えばポリ乳酸系樹脂などが用いられる。
また、切り込み12は、直線状のカットが網目状に配置されたものであり、本実施形態では、カットの長さが約12mm、カット間の間隔(図1中の縦方向)が約3mm、隣り合うカット間の間隔(図1中の横方向)が約2mmとなっている。なお、このカット寸法は適宜に設定可能である。
図1(B)は、2枚のカットシート14、16の貼り合わせ面を展開した図である。
2枚のカットシート14,16の間には、植物の葉、茎及び根を粉砕した複数の粉砕物18と、複数の保水剤20が分散されて配置され、これらが接着剤(図示省略)でカットシート14,16の表面に接着されている。本実施形態では、保水剤20の数は粉砕物18の数より少ないが、この構成に限定するものではなく、保水剤20と粉砕物18の数が同数でも、保水剤20の数が多くても構わない。
保水剤20は、水分を吸収して膨潤する性質を有する高吸水性樹脂の粒からなる。高吸水性樹脂としては、水分を取り込みやすいように架橋度を下げた高分子樹脂などが用いられ、例えば、デンプン−アクリロニトリル共重合体、ポリアクリル酸塩、デンプン−アクリル酸共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体けん化物、ポリエチレンオキシド誘導体などが用いられる。本実施形態では、保水剤20として、高吸水性樹脂に肥料、成長促進剤、キャリアなどをブレンドした土壌改良剤であるテラコッテム(ベルギーのテラコッテム社製)が用いられている。
粉砕物18には、植物の葉、茎及び根の混合物を粉砕したものが用いられる。本実施形態では、粉砕物18として、岩だれ草の葉、茎及び根を粉砕したものが用いられている。また、粉砕物18は、岩だれ草の葉、茎、根のすべてを含んでいるが、岩だれ草の葉、茎、根のいずれか1つ以上を粉砕したものであってもよい。
本実施形態では、複数の粉砕物18や複数の保水剤20がランダムに配置されているが、ほぼ等間隔で配置してもよい。また、植栽シート10の大きさは、ユーザーの手の平サイズよりも若干大きい長方形に形成されており、本実施形態では、図1(A)中の縦方向の長さが約100mm、横方向の長さが約135mmとなっている。なお、この寸法は適宜に設定可能である。
ここで、植栽シート10の製造方法について説明する。
図2には、植栽シート10の製造装置が示されている。広い面積のカットシート14Aが回転軸52にロール状に巻き付けられており、カットシート14Aが引き出されて、搬送ロール54、55の回転により矢印方向に搬送される。このカットシート14Aには、予め網目状の切り込み12(図1参照)が形成されている。
カットシート14Aの搬送方向下流側には、接着剤Bをスプレー状に噴霧する噴霧装置56と、複数の保水剤20を分散させて落下させるホッパー58と、粉砕物18を分散させて落下させる粉砕装置60が配設されている。粉砕装置60は、上方に開口したホッパー62の内部にカッター64を備えており、ホッパー62の下部には複数の細孔66を備えている。そして、ホッパー62に岩だれ草18Aを生の状態(茎、根、葉を有した状態)で投入し、カッター64で岩だれ草18Aを粉砕した後、その粉砕物18を細孔66からカットシート14Aの表面に落下させるようになっている。
また、粉砕装置60より搬送方向下流側には、搬送ロール68が配置されており、搬送ロール68の周面に沿ってカットシート14Aの搬送方向がほぼ直角に曲折される。
一方、カットシート14Aと反対側には、カットシート16Aが回転軸70にロール状に巻き付けられている。そして、カットシート16Aが引き出されて搬送ロール72の回転により矢印方向に搬送され、搬送ロール72に沿ってカットシート16Aの搬送方向がほぼ直角に曲折される。搬送ロール72は、搬送ロール68と近接して対向配置されており、搬送ロール68と搬送ロール72との間でカットシート14Aとカットシート16Aが接触して押圧されるようになっている。
このような装置では、搬送ロール54、55でカットシート14Aが矢印方向に搬送され、噴霧装置56から接着剤Bがカットシート14Aの表面にスプレー状に噴霧される。その後、ホッパー58から複数の保水剤20が分散して落下され、カットシート14Aの表面に複数の保水剤20が接着剤Bで接着される。さらに、粉砕装置60によって粉砕された岩だれ草18Aの粉砕物18が細孔66からカットシート14Aの表面に分散して落下され、粉砕物18がカットシート14Aの表面に接着剤Bで接着させる。その後、カットシート14Aは搬送ロール68まで搬送される。また、カットシート16Aが搬送ロール72の回転により搬送され、搬送ロール68と搬送ロール72の間で、カットシート14Aの接着剤Bが噴霧された面とカットシート16Aの面とが接触して押圧される。これにより、カットシート14Aが保水剤20と粉砕物18を保持した状態でカットシート16Aと貼り合わされる。カットシート14A,16Aの貼り合わせにより連続シート状の植栽シート50が製造され、連続シート状の植栽シート50が回転軸74に巻き取られる。この連続シート状の植栽シート50は、回転軸74に巻き取られた状態で使用時に引き出され、所望の寸法に裁断して図1に示す植栽シート10として使用される。これにより、簡単な工程で植栽シート10を製造することができる。
次に、植栽シート10の作用であって、本発明の一実施形態である植栽方法について説明する。
図3に示すように、ユーザーが植栽シート10の両端部を切り込み12の方向と直角方向(図2中の矢印方向)に引っ張ると、切り込み12が開いて開口12Aが形成され、植栽シート10が矢印方向に伸張する。
この状態で、図4に示すように、植栽シート10をユーザーの手で植栽場所である土壌2の上に被せるように載置し、植栽シート10を手の平で押して土壌2中に鋤き込む。これにより、植栽シート10が土壌2の中へ椀状となるように埋め込まれる。このとき、植栽シート10の伸張方向と手の平の長手方向が合致するように植栽シート10を把持することで、植栽シート10が伸張方向に沿って湾曲するため、土壌2になじみやすく、土壌2中に鋤き込みやすくなる。また、植栽シート10を図3中の矢印方向に伸張させたとき、粉砕物18と保水剤20が接着剤で固着(接着)されているので、粉砕物18や保水剤20が切り込み12の間から落下するのを防止できる。また、植栽シート10を伸張させたときに、切り込み12が開いて開口12Aが形成されるので、日照や通気性が良好で空気や水分が供給されやすくなり、粉砕物18の光合成が促進され、発芽しやすいという利点もある。
図4(A)に示すように、複数の植栽シート10を土壌2上に一定間隔で鋤き込む。その後、図4(B)に示すように、植栽シート10の全体を覆うように少量の土4を被せる。これにより、複数の粉砕物18を容易に土壌2に播くことができる。このとき、新たに被せた土4の上から撒水する必要はない。
図4(C)に示すように、粉砕物18を播いた後、数日を経ると、例えば粉砕物18から根22が出てくる。このとき、カットシート14、16に開口12Aが形成されているので、根22がカットシート14、16の間に留まることなく土壌2中に伸びる。また、保水剤20が土壌2中の水分や降雨の際の雨水を吸収し、膨潤してくる。
図4(D)に示すように、更に数日を経過すると、粉砕物18から芽24が出てくる。このとき、カットシート14、16に開口12Aが形成されているので、芽24がカットシート14、16の間に留まることなく土壌2の表面側に伸びる。
このような植栽シート10では、植栽シート10を伸張して土壌2上にすき込むことで、生の粉砕物18から直接植生して岩だれ草18Aが生育する。
また、粉砕物18を播いた後、少量の降雨後に乾燥期間が続いても、土壌中の水分や雨を吸水した保水剤20から粉砕物18の根22や芽24に十分な水が供給されるので、植物が乾燥枯死することが少ない。また、道路や公園などの公共事業において定期的に撒水することが困難な場合でも、粉砕物18を容易に植生させることができ、管理が容易となる。また、植栽シート10を伸張させて土壌2にすき込みことで、広い範囲の土壌2に粉砕物18を播く際の手間が少なく、作業負担を軽減することができる。また、粉砕物18は、伐採した岩だれ草18Aの根、茎、及び葉を使用するため、種子を採取したり購入する必要がなく、コストを低減できる。
なお、本実施形態では、岩だれ草18Aを粉砕させた粉砕物18を用いたが、この構成に限定するものではない。粉砕物は、生の粉砕物から直接植生する植物であればよく、例えば、ジャコウ草、又はシリマキヤなどの地面を這う植物の粉砕物などが使用可能である。また、ダイカンドラ(ディコンドラとも言う。ヒルガオ科の多年草の種)なども使用可能である。
なお、本実施形態の植栽シート10では、カットシート14、16の間に粉砕物18、保水剤20が保持されているが、これらに加えて肥料成分、殺虫成分などを保持させても良い。これにより、植物の生育のために必要な肥料を供給できると共に、虫などによって植物が枯れるのを防止することが可能である。また、必要に応じて防腐剤、土壌改良剤などを適宜添加しても良い。
なお、本実施形態の植栽シート10では、直線状にカットされた網目状の切り込み12が形成されているが、この構成に限定するものではない。複数の切り込みは、植栽シート10が一定方向に伸張可能な構成であれば良く、例えば、一定方向にずらしてカットされた複数のS字状の切り込みなどを適宜に設定可能である。
本発明の一実施形態に係る植栽シートを示す平面図及び接着面を展開した図である。 本発明の一実施形態に係る植栽シートを製造する製造装置を示す概略構成図である。 図1に示す植栽シートを一定方向に伸ばした状態を示す図である。 図1に示す植栽シートを用いた植栽方法を示す図であって、植栽シートを土壌にすき込んだ状態を示す図である。 図1に示す植栽シートを用いた植栽方法であって、本発明の一実施形態に係る植栽方法を示す断面図である。
符号の説明
2 土壌
4 土
10 植栽シート
12A 開口
14 カットシート
16 カットシート
18 粉砕物
18A 岩だれ草
20 保水剤
22 根
24 芽
50 植栽シート
52 回転軸
54 搬送ロール
56 噴霧装置
58 ホッパー
60 粉砕装置
62 ホッパー
64 カッター
66 細孔
68 搬送ロール
70 回転軸
72 搬送ロール
74 回転軸
B 接着剤

Claims (5)

  1. 複数の切り込みが形成され、前記切り込みが開口することで伸張が可能に構成されると共に、ユーザーの手の平サイズよりも大きく、かつ、伸張時にユーザーの手の平で押して土壌中に鋤き込みが可能なサイズに形成された少なくとも2枚以上のカットシートの間に、
    植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕した複数の粉砕物と、複数の保水剤とが分散されて保持されており、
    前記粉砕物と前記保水剤は前記カットシートに接着剤で接着されていることを特徴とする植栽シート。
  2. 複数の前記切り込みは、一定方向に位置をずらして網目状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の植栽シート。
  3. 前記保水剤は、高吸水性樹脂の粒からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の植栽シート。
  4. 植物の葉、茎、根又はそれらのいずれか1つ以上を粉砕して粉砕物とし、
    複数の切り込みが開口することで伸張が可能なカットシートの表面に接着剤を塗布し、
    前記カットシートの表面に、複数の前記粉砕物と複数の保水剤とを分散させ、
    前記カットシートの前記粉砕物と前記保水剤の上から、他のカットシートを貼着し、
    前記他のカットシートが貼着された前記カットシートを、ユーザーの手の平サイズよりも大きく、かつ、伸張時にユーザーの手の平で押して土壌中に鋤き込みが可能なサイズに裁断することを特徴とする植栽シートの製造方法。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の植栽シートを前記切り込みが開口するように伸張させ、
    ユーザーの手で前記植栽シートを土壌の上に被せるように配置し、前記植栽シートを手の平で押して土壌中に鋤き込み、
    前記植栽シートを土壌中に複数鋤き込んだ後、複数の前記植栽シートのほぼ全面を少量の土で覆うことを特徴とする植栽方法
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