JP4319077B2 - 図形オブジェクト指定装置、図形オブジェクト指定方法、図形オブジェクト指定プログラム - Google Patents

図形オブジェクト指定装置、図形オブジェクト指定方法、図形オブジェクト指定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、GUI(Graphical Use Interface)を用いて図形オブジェクトを編集する図形編集装置の表示画面において、対象とする図形オブジェクトを指定する図形オブジェクト指定装置、図形オブジェクト指定方法、図形オブジェクト指定プログラムに関するものである。
従来の図形編集装置と図形オブジェクト指定装置について説明する。図形編集装置は、様々な種類の図形のオブジェクトの組み合わせを編集する装置であり、図形編集装置の表示画面には編集の対象となるオブジェクトが表示される。例えば、矩形オブジェクト、円形オブジェクトなどである。図形編集装置のオペレータは何らかの処理をオブジェクトに対して行う際に、まず、図形編集装置に接続された図形オブジェクト指定装置を用いて処理の対象となるオブジェクトを指定し、指定したオブジェクトが図形編集装置に伝えられると処理が行われる。指定の方法として、例えばオペレータはマウスを移動することにより、マウスカーソルを任意のオブジェクト上に移動し、マウスに備えられたボタンを押すことにより、マウスカーソルが指し示すオブジェクトを指定する。
ここで、従来の図形編集装置の具体例として、論理回路設計CAD(Computer Aided Design)装置を用いた場合について説明する。論理回路設計CAD装置では、表示画面上に論理シンボルやその端子を表示している。論理回路の設計を行う際には、論理回路設計CAD装置に接続された図形オブジェクト指定装置を用いて、ある論理シンボルの端子と他の論理シンボルの端子をマウスカーソルで指定することにより、端子同士の配線を指示する方法が用いられている。
図23は、論理シンボルとマウスカーソルの一例を示す図である。ディスプレイ上には、例えば図23に示すような論理シンボル81が多数表示されるとともに、矢印等のマウスカーソル80が表示される。オペレータは、マウス等を用いて、このマウスカーソル80をディスプレイ上の所望の論理シンボルの端子、例えば端子82の位置まで移動させ、その状態でマウス等に備えられたボタンを押して、トリガを図形オブジェクト指定装置に伝えることにより、そのマウスカーソルが指し示す端子が指定される。この指定を2つの端子について行うことにより、図形編集装置は指定された端子同士をディスプレイ上で配線し、信号線を示すネットで接続する。
なお、LSI論理回路の設計において、端子を指定するための端子指定装置として、例えば、下記に示す特許文献1が知られている。この端子指定装置によれば、オペレータが指定したシンボルの端子を循環的に移動することにより、端子を指定することが容易となる。
特開平6−187394号公報 (第2−3頁、第1図)
しかしながら、このマウスカーソルを用いたオブジェクトの指定方法には以下の問題が存在する。まず、表示されるオブジェクトが小さい場合、オペレータがオブジェクトを指定することが困難であった。例えば上述したようなLSI論理回路の設計用のCADにおいては、ディスプレイ上には多数の論理シンボルからなる論理回路が表示されるため、各論理シンボルの表示サイズは非常に小さく、個々の端子の表示サイズはさらに小さい。オペレータは、所望する端子の位置にマウスカーソルを正しく位置合わせするのに時間がかかったり、隣接する端子を誤って指定してしまうことがある。この場合、画面を拡大表示することにより、表示される論理シンボルの表示サイズを大きくしてから、論理シンボルの端子を指定していた。さらに、オブジェクトの指定の後、表示サイズを元に戻すことが必要となる場合があった。
また、マウスカーソルを自由に移動させるのが困難な環境で作業を行う場合、オペレータがオブジェクトを指定することが困難であった。例えばノートPCにおいて、タッチパッドを用いてマウスカーソルを移動してオブジェクトを指定する場合がこれに相当する。
また、様々な種類のオブジェクトが表示されている場合、オペレータがオブジェクトを指定することが困難であった。例えば、矩形オブジェクト、円形オブジェクト、線形オブジェクトの3種類のオブジェクトが表示されている場合に、線形オブジェクトのみを指定する場合がこれに相当する。
また、上述した端子指定装置は、全ての端子を、一方向に循環的に移動するため、非常に多くの端子が存在する場合、所望の端子に移動するまでの手間と時間がかかっていた。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、オブジェクトの表示画面内において、オペレータが容易にオブジェクトの指定を行うことができる図形オブジェクト指定装置、図形オブジェクト指定方法、図形オブジェクト指定プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、図形編集装置の編集領域上に存在する図形のオブジェクトのうち編集対象のオブジェクトを、マウスカーソルの位置に応じて指定する図形オブジェクト指定装置であって、前記編集領域上に存在するオブジェクトの種類と位置を含むオブジェクト情報とマウスカーソル位置を管理するオブジェクト管理手段と、マウスカーソルが移動する方向を示すキー入力と、マウスカーソル直下のオブジェクトを指定するキー入力の割り当てをルールとして、予め記憶するルール記憶手段と、前記キー入力と前記ルールに従って、マウスカーソルの移動を指示するマウスカーソル移動トリガ、またはマウスカーソル直下のオブジェクトの指定を指示するオブジェクト指定トリガを発生するトリガ処理手段と、前記オブジェクト情報と前記マウスカーソル移動トリガに基づいてマウスカーソルの移動を行う、または前記オブジェクト情報と前記オブジェクト指定トリガに基づいて前記編集対象のオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段とを備えてなるものである。なお、本実施の形態におけるオブジェクト管理手段とはオブジェクト管理部6のことであり、ルール記憶手段とはルール記憶部3のことであり、トリガ処理手段とはトリガ処理部4のことであり、オブジェクト指定手段とはオブジェクト指定部5のことである。
また、本発明に係る図形オブジェクト指定装置において、前記ルールにはさらに、予め前記キー入力に対してマウスカーソルの移動先のオブジェクトの種類を割り当て、前記トリガ処理手段は、前記マウスカーソル移動トリガにマウスカーソルが移動する方向とマウスカーソルの移動先のオブジェクトの種類を含め、前記オブジェクト指定手段は、前記マウスカーソル移動トリガに従ってマウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの種類を限定することを特徴とするものである。
また、本発明に係る図形オブジェクト指定装置において、さらに前記ルールを所定のフォーマットで記述したファイルを入力するルール入力手段を備えたことを特徴とするものである。なお、本実施の形態におけるルール入力手段とはルール入力部2のことである。
また、本発明に係る図形オブジェクト指定装置において、前記オブジェクト指定手段は、前記マウスカーソル移動トリガが発生した場合に、マウスカーソルの位置とマウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの位置に基づく評価関数を算出し、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトのうち前記評価関数の値が最小となるオブジェクトへマウスカーソルを移動させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る図形オブジェクト指定装置において、マウスカーソルの位置を(Mx,My)、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの位置を(Ox,Oy)、重み付け係数をCx、Cyとするとき、前記評価関数は|Mx−Ox|×Cx+|My−Oy|×Cyであり、前記重み付け係数として、前記マウスカーソル移動トリガが縦方向への移動を指示する場合はCx>Cyとして予め定義された縦方向重み付け係数を用い、前記マウスカーソル移動トリガが横方向への移動を指示する場合はCx<Cyとして予め定義された横方向重み付け係数を用いることを特徴とするものである。
また、本発明に係る図形オブジェクト指定装置において、前記ルールは、前記縦方向重み付け係数と前記横方向重み付け係数を含むことを特徴とするものである。
また、本発明に係る図形オブジェクト指定装置において、前記オブジェクト指定部は、前記マウスカーソル移動トリガが発生して、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトが表示画面外にある場合、表示する範囲を移動させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る図形オブジェクト指定装置において、前記オブジェクト指定部は、前記マウスカーソル移動トリガが発生して、前記マウスカーソル移動トリガの指示する方向にマウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトがない場合、前記編集領域の反対側にマウスカーソルがあるものとして、再度、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトを検索することを特徴とするものである。
また、本発明は、図形編集装置の編集領域上に存在する図形のオブジェクトのうち編集対象のオブジェクトを、マウスカーソルの位置に応じて指定する図形オブジェクト指定方法であって、前記編集領域上に存在するオブジェクトの種類と位置を含むオブジェクト情報とマウスカーソル位置を管理するステップと、マウスカーソルが移動する方向を示すキー入力と、マウスカーソル直下のオブジェクトを指定するキー入力の割り当てをルールとして、予め記憶するステップと、前記キー入力と前記ルールに従って、マウスカーソルの移動を指示するマウスカーソル移動トリガ、またはマウスカーソル直下のオブジェクトの指定を指示するオブジェクト指定トリガを発生するステップと、前記オブジェクト情報と前記マウスカーソル移動トリガに基づいてマウスカーソルの移動を行う、または前記オブジェクト情報と前記オブジェクト指定トリガに基づいて前記編集対象のオブジェクトの指定を行うステップとを備えてなるものである。
また、本発明は、図形編集装置の編集領域上に存在する図形のオブジェクトのうち編集対象のオブジェクトを、マウスカーソルの位置に応じて指定する図形オブジェクト指定方法をコンピュータに実行させるために、コンピュータにより読取可能な媒体に記憶された図形オブジェクト指定プログラムであって、前記編集領域上に存在するオブジェクトの種類と位置を含むオブジェクト情報とマウスカーソル位置を管理するステップと、マウスカーソルが移動する方向を示すキー入力と、マウスカーソル直下のオブジェクトを指定するキー入力の割り当てをルールとして、予め記憶するステップと、前記キー入力と前記ルールに従って、マウスカーソルの移動を指示するマウスカーソル移動トリガ、またはマウスカーソル直下のオブジェクトの指定を指示するオブジェクト指定トリガを発生するステップと、前記オブジェクト情報と前記マウスカーソル移動トリガに基づいてマウスカーソルの移動を行う、または前記オブジェクト情報と前記オブジェクト指定トリガに基づいて前記編集対象のオブジェクトの指定を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。なお、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体は、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
本発明によれば、表示画面内のオブジェクトが小さい場合や、オブジェクトが表示画面内に多数存在し、オブジェクトの密度が高い場合でも、オペレータはキー入力により任意のオブジェクトを的確に指定することができる。また、様々な種類のオブジェクトが表示画面内に存在する場合でも、オペレータはキー入力によりオブジェクトの種類を限定し、任意のオブジェクトを的確に指定することができる。また、ノートPCのタッチパッドのように、マウスカーソルの正確な移動が困難なデバイスで図形編集の作業を行っていた場合でも、キー入力により作業を行うことができるため、オペレータは任意のオブジェクトを的確に指定できる。また、トリガの種類とトリガの発生方法をルールファイルとして記述することにより、様々な種類のオブジェクトを指定することができる。
さらに、オペレータが任意のオブジェクトを的確に指定することができるため、オブジェクトの表示サイズを小さくすることができる。これにより、一画面から得ることができる情報量を、操作性を悪化させずに大幅に増やすができる。また、オペレータが任意のオブジェクトを的確に指定することができるため、図形編集の作業効率が上がり、作業時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施の形態に係る図形オブジェクト指定装置の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る図形オブジェクト指定装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、図形オブジェクト指定装置1は、ルール入力部2、ルール記憶部3、トリガ処理部4、オブジェクト指定部5、オブジェクト管理部6から構成される。また、外部には、GUIを用いて図形の編集を行う図形編集装置7が存在する。図形編集装置7においては、オブジェクトを含む編集領域の一部または全部が表示画面として表示されている。図形編集装置を、例えばLSI論理回路の設計用のCADとした場合、編集領域は基板であり、オブジェクトは論理シンボルや端子やネット等である。
次に、本実施の形態に係る図形オブジェクト指定装置の動作について説明する。図2は、本実施の形態に係る図形オブジェクト指定装置の処理フローの一例を示すフローチャートである。
まず、トリガ処理部4は、ルール記憶部3からルールファイルを読み込む(S1)。ルールファイルとは、トリガに関するルールが記述されたものであり、ルール入力部2からルール記憶部3に予め入力されている。トリガは、オペレータのキー操作により発生するものであり、マウスカーソル移動トリガとオブジェクト指定トリガに分類される。マウスカーソル移動トリガとは、編集領域上のどのオブジェクトに移動するかを指定するトリガのことであり、オブジェクトの種類毎に定義される。オブジェクト指定トリガとは、マウスカーソルの位置に従って、操作対象のオブジェクトを指定するトリガのことである。ルールファイルの記述例については後述する。
次に、トリガ処理部4は、ルールファイルでトリガとして割り当てられたキーの入力があったか否かの判断を行う(S2)。トリガが入力されない場合(S2,No)、処理S2へ戻る。一方、トリガが入力された場合(S2,Yes)、ルールファイルに従って、トリガがマウスカーソル移動トリガか否かを判断する(S3)。トリガがマウスカーソル移動トリガである場合(S3,Yes)、トリガ処理部4は、ルールファイルに従って、マウスカーソルの移動先となるオブジェクトの種類とマウスカーソルが移動すべき方向をマウスカーソル移動トリガとして、オブジェクト指定部5へ出力する(S4)。
次に、オブジェクト指定部5は、トリガ処理部4から得られるマウスカーソル移動トリガ、オブジェクト管理部6から得られるマウスカーソル位置と各オブジェクトの位置関係から、マウスカーソルの移動先となるオブジェクトである移動対象オブジェクトを決定し(S5)、処理S6へ移行する。オブジェクト管理部6は、編集領域上に存在するオブジェクトの種類と位置等を示すオブジェクト情報とマウスカーソル位置を管理している。移動対象オブジェクトを決定する方法については後述する。
次に、オブジェクト指定部5は、オブジェクト情報中に、該当する移動対象オブジェクトが存在するか否かの判断を行う。移動対象オブジェクトが存在しない場合(S6,NO)、処理S2へ戻る。一方、移動対象オブジェクトが存在する場合(S6,Yes)、処理S7へ移行する。
次に、オブジェクト指定部5は、移動対象オブジェクトが現在の表示画面内に存在するか否かの判断を行う(S7)。移動対象オブジェクトが、現在の表示画面内に存在する場合(S7,Yes)、オブジェクト指定部5は、移動対象オブジェクト上にマウスカーソルを移動させ(S9)、処理S2へ戻る。一方、移動対象オブジェクトが、現在の表示画面内に存在しない場合(S7,No)、オブジェクト指定部5は、画面スクロールを行い(S8)、処理S9へ移行する。
一方、トリガがオブジェクト指定トリガである場合(S3,No)、トリガ処理部4は、オブジェクト指定トリガをオブジェクト指定部5へ出力し、オブジェクト指定部5は、オブジェクト指定トリガとマウスカーソル位置とオブジェクトの位置関係から、マウスカーソル直下にオブジェクトが存在するか否かの判断を行う(S10)。マウスカーソル直下にオブジェクトが存在しない場合(S10,No)、処理S2へ戻る。一方、マウスカーソル直下にオブジェクトが存在する場合(S10,Yes)、マウスカーソル直下のオブジェクトを指定して図形編集装置7へ出力し(S11)、このフローを終了する。
次に、ルールファイルの記述例について説明する。図3は、ルールファイルの記述例を示す図である。図3では、円形オブジェクトと矩形オブジェクトの2種類のオブジェクトについて、マウスカーソル移動トリガを記述した例を示す。ここでは、説明のためにオブジェクトとして円形オブジェクトと矩形オブジェクトを用いたが、本発明の図形オブジェクト指定装置をLSI論理回路の設計に用いるのであれば、オブジェクトとして論理シンボルオブジェクトや端子オブジェクトやネットオブジェクト等を用いることができる。
図3において、記述110は、第1オブジェクトのマウスカーソル移動トリガの宣言を表す。記述111は、第1オブジェクトの種類が円形オブジェクトであることを表す。記述112は、第1オブジェクトのマウスカーソル移動トリガの発生方法を表し、key_upが上方向、key_downが下方向、key_leftが左方向、key_rightが右方向への移動の指示にそれぞれ割り当てられる。ここで、key_upは方向キーのうちの上キーを表し、key_downは方向キーのうちの下キーを表し、key_leftは方向キーのうちの左キーを表し、key_rightは方向キーのうちの右キーを表す。記述120は、第2オブジェクトのマウスカーソル移動トリガの宣言を表す。記述121は、第2オブジェクトの種類が矩形オブジェクトであることを表す。記述122は、第2オブジェクトのマウスカーソル移動トリガの発生方法を表し、shift+key_upが上方向、shift+key_downが下方向、shift+key_leftが左方向、shift+key_rightが右方向への移動の指示にそれぞれ割り当てられる。ここで、shiftはキーのうちのshiftキーを表す。記述130は、オブジェクト指定トリガの発生方法がenterキーであることを表す。記述140は、縦方向重み係数を表す。記述150は、横方向重み係数を表す。縦方向重み係数と横方向重み係数については後述する。
図4は、マウスカーソル移動トリガ毎のマウスカーソルの動作の一例を示す表であり、図3のルールファイルの例において、マウスカーソル移動トリガとして定義された各キーを入力した場合のマウスカーソルの動作を示している。例えば、shiftキー+上キーを押下した場合、現在のマウスカーソルより上方にある矩形オブジェクトの中で、最もマウスカーソルに近い上方の矩形オブジェクト上にマウスカーソルを移動する。
次に、S5において、移動対象オブジェクトを決定する方法について述べる。編集領域においてマウスカーソルを基準としてマウスカーソル移動トリガが示す方向に存在する、マウスカーソル移動トリガが示す種類のオブジェクトを、移動候補オブジェクトとする。ここで、全ての移動候補オブジェクトに対して、重み付き距離を計算する。マウスカーソル移動トリガの示す方向が上または下であれば、縦方向重み係数を用いて重み付き距離が計算され、マウスカーソル移動トリガの示す方向が左または右であれば、横方向重み係数を用いて重み付き距離が計算される。全ての移動候補オブジェクトのうち、最も重み付き距離の小さいオブジェクトが、移動対象オブジェクトとなる。
ここで、重み付き距離について説明する。図5は、オブジェクトとマウスカーソルの位置関係の一例を示す図である。マウスカーソル50の座標を(Mx,My)、オブジェクト51の中心座標を(Ox,Oy)とすると、マウスカーソルとオブジェクトの横方向の距離Lx、縦方向の距離Lyは(1),(2)式で定義される。
Lx=|Mx−Ox|・・・(1)
Ly=|My−Oy|・・・(2)
また、マウスカーソル50とオブジェクト51の重み付き距離Lwは(3)式で定義される。
Lw=Lx×Cx+Ly×Cy・・・(3)
ここで、横方向重み係数Cx、縦方向重み係数Cyはオペレータが選択したマウスカーソル移動トリガの方向に従って選択される係数であり、ルールファイルから読み込む。特にCx=1、Cy=1が選択された場合、Lwはマンハッタン距離に等しい。
図6は、複数のオブジェクトとマウスカーソルの位置関係の一例を示す図である。マウスカーソル50に対して、オブジェクト61,62,63のLx,Lyが表されている。ここで、Lx1=10,Ly1=5,Lx2=5,Ly2=10,Lx3=8,Ly3=6とする。
ここで、マウスカーソル移動トリガとして上キーが入力されたとする。マウスカーソルより上方に存在するオブジェクト61,62が移動候補オブジェクトとなり、それぞれの重み付き距離Lw1,Lw2を計算する。ここで、マウスカーソルに対するオブジェクト61,62のマンハッタン距離はいずれも10+5=15となり、等しい。一般にオペレータは、オブジェクト62上にマウスカーソルが移動することを望むと考えられる。そこで、縦方向重み係数としてCx=2,Cy=1を与え、Lw1,Lw2を計算する。
Lw1=Lx1×Cx+Ly1×Cy
=10×2+5×1
=25
Lw2=Lx2×Cx+Ly2×Cy
=5×2+10×1
=20
よって、Lw1>Lw2となり、移動候補オブジェクト中で最もLwの小さいオブジェクト62が移動対象オブジェクトとなる。
オペレータが望むオブジェクト上にマウスカーソルを移動させるために、上下キーが押された時は、Cxを大きく、Cyを小さくした縦方向重み係数を与え、左右キーが押された時は、Cxを小さく、Cyを大きくした横方向重み係数を与えれば良い。縦方向重み係数と横方向重み係数の値は、ルールファイルに記述する。本実施の形態では、移動対象オブジェクトの決定にLwを用いるアルゴリズムを適用したが、マウスカーソル近傍のオブジェクトの選択に、他のアルゴリズムも適用しても良い。
次に、マウスカーソル移動トリガに対するマウスカーソルの移動について具体例を示す。ここでは、ルールファイルとして、図3に示したルールファイルを用いる。
まず、通常のマウスカーソルの移動について具体例を示す。図7は、通常のマウスカーソルの移動の初期状態の一例を示す図である。図7に示すように、表示画面72には、編集領域71の全部と、編集領域71上に配置された矩形オブジェクト31〜35と、円形オブジェクト41〜45と、マウスカーソル50が表示されている。
図7の状態において、マウスカーソル移動トリガとして上キーが入力された場合、図8に示すように、マウスカーソル50は円形オブジェクト41上に移動する。図8以降において、点線の矢印の開始位置はマウスカーソルの移動前の位置、点線の矢印の終了位置はマウスカーソルの移動後の位置を表す。
図7の状態において、マウスカーソル移動トリガとして下キーが入力された場合、図9に示すように、マウスカーソル50は円形オブジェクト43上に移動する。
図7の状態において、マウスカーソル移動トリガとして左キーが入力された場合、図10に示すように、マウスカーソル50は円形オブジェクト44上に移動する。
図7の状態において、マウスカーソル移動トリガとして右キーが入力された場合、図11に示すように、マウスカーソルは円形オブジェクト42上に移動する。
図7の状態において、マウスカーソル移動トリガとしてshiftキー+上キーが入力された場合、図12に示すように、マウスカーソル50は矩形オブジェクト33上に移動する。
図7の状態において、マウスカーソル移動トリガとしてshiftキー+下キーが入力された場合、図13に示すように、マウスカーソル50は矩形オブジェクト35上に移動する。
図7の状態において、マウスカーソル移動トリガとしてshiftキー+左キーが入力された場合、図14に示すように、マウスカーソル50は矩形オブジェクト32上に移動する。
図7の状態において、マウスカーソル移動トリガとしてshiftキー+右キーが入力された場合、図15に示すように、マウスカーソル50は矩形オブジェクト34上に移動する。
次に、オブジェクトの種類を限定したマウスカーソルの移動の具体例を示す。図16は、オブジェクトの種類を限定したマウスカーソルの移動の初期状態の一例を示す図である。マウスカーソル50の位置以外は図7と同様である。
オペレータが、図16の状態において、マウスカーソル50を矩形オブジェクト34上へ移動させたい場合、マウスカーソル移動トリガとしてshiftキー+右キーを4回入力する。その結果、図17に示すように、矩形オブジェクト31,32,33,34の順にマウスカーソル50は移動する。このように矩形オブジェクトだけを移動することでマウスカーソルの移動を効率化できる。
さらにオペレータが、図17の状態においてマウスカーソル50を、矩形オブジェクト34から円形オブジェクト45上へ移動させたい場合、マウスカーソル移動トリガとして左キーを3回入力すると、図18に示すように、円形オブジェクト43,44,45の順にマウスカーソル50は移動する。このように円形オブジェクトだけを移動することでマウスカーソルの移動を効率化できる。
次に、画面スクロールを伴うマウスカーソルの移動の具体例を示す。図19は、画面スクロールを伴うマウスカーソルの移動の初期状態の一例を示す図である。ここでは図19に示すように、実際に表示される表示画面72の範囲が、編集領域71の一部である場合について説明する。表示画面72の範囲とマウスカーソル50の位置以外は、図7と同様である。
現在、マウスカーソル50は矩形オブジェクト32上にある。図19の状態において、オペレータが、マウスカーソル移動トリガとしてshiftキー+左キーを入力する。ここで、オブジェクト指定部5は、表示画面72内に矩形オブジェクト31が表示されていないことを認識する。その結果、図20に示すように、マウスカーソル50を矩形オブジェクト31上に移動させるとともに、矩形オブジェクト31が表示されるように表示画面72の範囲を移動させる。
次に、編集領域端におけるマウスカーソルの移動の具体例を示す。図21は、編集領域端におけるマウスカーソルの移動の初期状態の一例を示す図である。ここでは図21に示すように、実際に表示される表示画面72の範囲が、編集領域71の一部である場合について説明する。表示画面72の範囲とマウスカーソル50の位置以外は、図7と同様である。
現在、マウスカーソル50は編集領域71の右端にある円形オブジェクト42上にある。図21の状態において、オペレータが、マウスカーソル移動トリガとしてshiftキー+右キーを入力する。ここで、オブジェクト指定部5は、円形オブジェクト42の右側に円形オブジェクトが存在しないことを認識すると、編集領域71の右端から左端へ移って、そこから右方向の円形オブジェクト検索する。その結果、図22に示すように、マウスカーソル50を円形オブジェクト45上に移動させるとともに、円形オブジェクト45が表示されるように表示画面72の範囲を移動させる。
ここでは横方向の画面スクロールのみについて説明したが、縦方向においても同様に画面スクロールが行われる。これにより、ディスプレイの上下と左右がつながっている感覚での操作が可能となる。
以上、本実施の形態では、マウスカーソル移動トリガを上下左右キーに割り当てた例について説明したが、ルールファイルにより他のキーにマウスカーソル移動トリガを割り当てることが可能であり、例えばマウスカーソル移動トリガをテンキーに割り当てることにより、斜め方向も移動するようにしても良い。また、表示画面を構成するツールバーの各ボタンやチェックボタン、テキストフィールド等のウィジェットもオブジェクトとして扱うことが可能であり、それぞれに対してマウスカーソル移動トリガを割り当てるようにしても良い。
(付記1) 図形編集装置の編集領域上に存在する図形のオブジェクトのうち編集対象のオブジェクトを、マウスカーソルの位置に応じて指定する図形オブジェクト指定装置であって、
前記編集領域上に存在するオブジェクトの種類と位置を含むオブジェクト情報とマウスカーソル位置を管理するオブジェクト管理手段と、
マウスカーソルが移動する方向を示すキー入力と、マウスカーソル直下のオブジェクトを指定するキー入力の割り当てをルールとして、予め記憶するルール記憶手段と、
前記キー入力と前記ルールに従って、マウスカーソルの移動を指示するマウスカーソル移動トリガ、またはマウスカーソル直下のオブジェクトの指定を指示するオブジェクト指定トリガを発生するトリガ処理手段と、
前記オブジェクト情報と前記マウスカーソル移動トリガに基づいてマウスカーソルの移動を行う、または前記オブジェクト情報と前記オブジェクト指定トリガに基づいて前記編集対象のオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段と、
を備えてなる図形オブジェクト指定装置。
(付記2) 付記1に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
前記ルールにはさらに、予め前記キー入力に対してマウスカーソルの移動先のオブジェクトの種類を割り当て、
前記トリガ処理手段は、前記マウスカーソル移動トリガにマウスカーソルが移動する方向とマウスカーソルの移動先のオブジェクトの種類を含め、
前記オブジェクト指定手段は、前記マウスカーソル移動トリガに従ってマウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの種類を限定することを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
(付記3) 付記1または付記2に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
さらに前記ルールを所定のフォーマットで記述したファイルを入力するルール入力手段を備えたことを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
(付記4) 付記1乃至付記3のいずれかに記載の図形オブジェクト指定装置であって、
前記オブジェクト指定手段は、前記マウスカーソル移動トリガが発生した場合に、マウスカーソルの位置とマウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの位置に基づく評価関数を算出し、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトのうち前記評価関数の値が最小となるオブジェクトへマウスカーソルを移動させることを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
(付記5) 付記4に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
マウスカーソルの位置を(Mx,My)、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの位置を(Ox,Oy)、重み付け係数をCx、Cyとするとき、前記評価関数は|Mx−Ox|×Cx+|My−Oy|×Cyであり、
前記重み付け係数として、前記マウスカーソル移動トリガが縦方向への移動を指示する場合はCx>Cyとして予め定義された縦方向重み付け係数を用い、前記マウスカーソル移動トリガが横方向への移動を指示する場合はCx<Cyとして予め定義された横方向重み付け係数を用いることを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
(付記6) 付記5に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
前記ルールは、前記縦方向重み付け係数と前記横方向重み付け係数を含むことを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
(付記7) 付記1乃至付記6に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
前記オブジェクト指定部は、前記マウスカーソル移動トリガが発生して、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトが表示画面外にある場合、表示する範囲を移動させることを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
(付記8) 付記1乃至付記7に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
前記オブジェクト指定部は、前記マウスカーソル移動トリガが発生して、前記マウスカーソル移動トリガの指示する方向にマウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトがない場合、前記編集領域の反対側にマウスカーソルがあるものとして、再度、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトを検索することを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
(付記9) 図形編集装置の編集領域上に存在する図形のオブジェクトのうち編集対象のオブジェクトを、マウスカーソルの位置に応じて指定する図形オブジェクト指定方法であって、
前記編集領域上に存在するオブジェクトの種類と位置を含むオブジェクト情報とマウスカーソル位置を管理するステップと、
マウスカーソルが移動する方向を示すキー入力と、マウスカーソル直下のオブジェクトを指定するキー入力の割り当てをルールとして、予め記憶するステップと、
前記キー入力と前記ルールに従って、マウスカーソルの移動を指示するマウスカーソル移動トリガ、またはマウスカーソル直下のオブジェクトの指定を指示するオブジェクト指定トリガを発生するステップと、
前記オブジェクト情報と前記マウスカーソル移動トリガに基づいてマウスカーソルの移動を行う、または前記オブジェクト情報と前記オブジェクト指定トリガに基づいて前記編集対象のオブジェクトの指定を行うステップと、
を備えてなる図形オブジェクト指定方法。
(付記10) 図形編集装置の編集領域上に存在する図形のオブジェクトのうち編集対象のオブジェクトを、マウスカーソルの位置に応じて指定する図形オブジェクト指定方法をコンピュータに実行させるために、コンピュータにより読取可能な媒体に記憶された図形オブジェクト指定プログラムであって、
前記編集領域上に存在するオブジェクトの種類と位置を含むオブジェクト情報とマウスカーソル位置を管理するステップと、
マウスカーソルが移動する方向を示すキー入力と、マウスカーソル直下のオブジェクトを指定するキー入力の割り当てをルールとして、予め記憶するステップと、
前記キー入力と前記ルールに従って、マウスカーソルの移動を指示するマウスカーソル移動トリガ、またはマウスカーソル直下のオブジェクトの指定を指示するオブジェクト指定トリガを発生するステップと、
前記オブジェクト情報と前記マウスカーソル移動トリガに基づいてマウスカーソルの移動を行う、または前記オブジェクト情報と前記オブジェクト指定トリガに基づいて前記編集対象のオブジェクトの指定を行うステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする図形オブジェクト指定プログラム。
本実施の形態に係る図形オブジェクト指定装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態に係る図形オブジェクト指定装置の処理フローの一例を示すフローチャートである。 ルールファイルの記述例を示す図である。 マウスカーソル移動トリガ毎のマウスカーソルの動作の一例を示す表である。 オブジェクトとマウスカーソルの位置関係の一例を示す図である。 複数のオブジェクトとマウスカーソルの位置関係の一例を示す図である。 通常のマウスカーソルの移動の初期状態の一例を示す図である。 図7の状態からのマウスカーソルの移動の第1の例を示す図である。 図7の状態からのマウスカーソルの移動の第2の例を示す図である。 図7の状態からのマウスカーソルの移動の第3の例を示す図である。 図7の状態からのマウスカーソルの移動の第4の例を示す図である。 図7の状態からのマウスカーソルの移動の第5の例を示す図である。 図7の状態からのマウスカーソルの移動の第6の例を示す図である。 図7の状態からのマウスカーソルの移動の第7の例を示す図である。 図7の状態からのマウスカーソルの移動の第8の例を示す図である。 オブジェクトの種類を限定したマウスカーソルの移動の初期状態の一例を示す図である。 図16の状態からのマウスカーソルの移動の第1の例を示す図である。 図16の状態からのマウスカーソルの移動の第2の例を示す図である。 画面スクロールを伴うマウスカーソルの移動の初期状態の一例を示す図である。 図19の状態からのマウスカーソルの移動の一例を示す図である。 編集領域端におけるマウスカーソルの移動の初期状態の一例を示す図である。 図21の状態からのマウスカーソルの移動の一例を示す図である。 論理シンボルとマウスカーソルの一例を示す図である。
符号の説明
1 図形オブジェクト指定装置、2 ルール入力部、3 ルール記憶部、4 トリガ処理部、5 オブジェクト指定部、6 オブジェクト管理部、7 図形編集装置、50 マウスカーソル、51,61,62,63 オブジェクト、31,32,33,34,35 矩形オブジェクト、41,42,43,44,45 円形オブジェクト、71 編集領域、72 表示画面。

Claims (5)

  1. 図形編集装置の編集領域上に存在する図形のオブジェクトのうち、編集対象のオブジェクトをマウスカーソルの位置に応じて指定する図形オブジェクト指定装置であって、
    前記編集領域上に存在するオブジェクトの種類と位置を含むオブジェクト情報と、マウスカーソル位置とを管理するオブジェクト管理手段と、
    マウスカーソルが移動する方向を示すキー入力を、ルールとして記憶するルール記憶手段と、
    前記キー入力と前記ルールに従って、マウスカーソルの移動を指示するマウスカーソル移動トリガを発生するトリガ処理手段と、
    前記オブジェクト情報と前記マウスカーソル移動トリガに基づいてマウスカーソルの移動を行うオブジェクト指定手段と、
    を備え、
    前記オブジェクト指定手段は、前記マウスカーソル移動トリガが発生した場合に、マウスカーソルの位置とマウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの位置との距離に、マウスカーソルの移動を指示する方向に関して定義された重み係数を乗算した評価関数を移動先の候補となるオブジェクト毎に算出し、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトのうち前記評価関数の値が最小となるオブジェクトへマウスカーソルを移動させる図形オブジェクト指定装置。
  2. 請求項1に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
    前記ルール記憶手段は更に、マウスカーソル直下のオブジェクトを指定するキー入力の割り当てをルールとして記憶し、
    前記トリガ処理手段は更に、前記キー入力と前記ルールに従って、マウスカーソル直下のオブジェクトの指定を指示するオブジェクト指定トリガを発生し、
    前記オブジェクト指定手段は更に、前記オブジェクト情報と前記オブジェクト指定トリガに基づいて前記編集対象のオブジェクトの指定を行うことを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
    マウスカーソルの位置を(Mx,My)、マウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの位置を(Ox,Oy)、重み付け係数をCx、Cyとするとき、前記評価関数は|Mx−Ox|×Cx+|My−Oy|×Cyであり、
    前記重み付け係数として、前記マウスカーソル移動トリガがマウスカーソルの縦方向への移動を指示する場合はCx>Cyとして定義された縦方向重み付け係数を用い、前記マウスカーソル移動トリガがマウスカーソルの横方向への移動を指示する場合はCx<Cyとして定義された横方向重み付け係数を用いることを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
  4. 請求項3に記載の図形オブジェクト指定装置であって、
    前記ルールは、前記縦方向重み付け係数と前記横方向重み付け係数を含むことを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の図形オブジェクト指定装置であって、
    前記ルール記憶手段は更に、キー入力がなされたキー種別と、前記キー種別に対応するマウスカーソルの移動先のオブジェクトの種類との関係をルールとして記憶し、
    前記トリガ処理手段は、前記マウスカーソル移動トリガに、マウスカーソルが移動する方向と、キー種別に対応したオブジェクトの種類を含め、
    前記オブジェクト指定手段は、前記マウスカーソル移動トリガに従ってマウスカーソルの移動先の候補となるオブジェクトの種類を限定することを特徴とする図形オブジェクト指定装置。
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