JP4334382B2 - 移動通信装置 - Google Patents

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本発明は、携帯可能な移動通信装置に関するものである。
近年、携帯電話等の移動通信装置が普及している。それに伴い使用者の年齢は下がり、子供にも広がっている。例えば、安全のために外出する子供に携帯電話を持たせ、いつでも自宅と連絡が取れるようにする使い方がある。
このように子供に携帯電話を持たせる場合は、各動作に制限(ロック)を掛ける機能(ジュニアモードやキッズモードと称される)が一般に用いられている。この機能を利用すると着信は無制限で発信は特定の電話番号にだけ可能にすることができる。これにより、子供に持たせた場合は自宅にだけ発信できるように設定することにより、いたずらに電話をかけることができなくなる。また、社員に持たせた場合は、会社にだけ発信できるように設定することにより、私用に使うことができなくなる。
また、携帯電話は屋外に携帯して使用するという性質上、盗難されたり紛失したりする可能性が高い。盗難者に使用されてしまうとその使用料を事業者から請求されることとなる。そこで特許文献1には、他の通信機器からの遠隔操作によって、ダイヤルロックや電話帳ロック等の各種動作を行うことが可能な携帯型通信装置のセキュリティシステムおよび携帯型通信装置が開示されている。これにより、キーロックしていない装置が盗難されても他の電話機から遠隔操作でキーロックすることができる。
特開平11−32369号公報
上記の各動作に制限を掛ける機能や特許文献1の機能を設定・解除するには一般に暗証番号が用いられる。例えば、4桁の数字を暗証番号とする場合は、最大で1万回入力すれば暗証番号を知ることができてしまう。従って、子供や社員が一度暗証番号を知ってしまえば、暗証番号を変更しない限りこの機能は無意味なものとなる。子供や社員は使用時にロック解除し、親や会社等の持ち主に返却する際に再びロックを掛ければよいからである。
そこで本発明は、動作制限のロックが解除されたことを持ち主がチェックできる移動通信装置を提供することを目的とする。
本発明は、表示部と、入力操作を受ける操作部を備え、前記操作部からの操作に基づいて特定の動作に制限を掛けること、解除することが可能であり、前記操作部からの操作に基づいて特定の動作に制限を掛けると、前記表示部に第1のマークを表示し、前記表示部に前記第1のマークが表示されている状態で前記操作部から前記制限を解除する操作があると、前記制限を解除し、当該解除の状態で再度前記制限が掛けられると、前記表示部には前記第1のマークとは異なる予め定められた第2のマークを表示することを特徴とする。
本発明は、特定の機能をロックさせると第1のマークを表示部に表示し、特定の機能のロックが解除し再度特定の機能がロックされると、第2のマークを表示部に表示するものである。この為、親が移動通信装置を子供に渡した後に、子供がロックを解除し、再度ロック状態にして親に渡しても、親は子供が勝手にロックを解除したことを知ることが可能である。
又、一旦解除したか否かは文字で表示されるのではなく、マークで表示される為、子供が、一旦ロックが解除されたことを親に知らされるのを恐れて、移動通信装置を破壊若しくは捨てるといったことを回避することが可能である。
以下、移動通信装置として携帯電話機を例に説明する。図1は、携帯電話機10の構成を示すブロック図である。
図1において、通信部11は、音声通話のため後述するベースバンド部13からの信号をアンテナ12を介して基地局(不図示)へ発信したり、アンテナ12を介して基地局からの電波を受信したりする。またインターネット網(不図示)へ接続してホームページに接続したり、電子メールをやりとりしたりする。
ベースバンド部13は、CDMA(Code Division Multiple Access)処理回路13aと、音声コーデック処理回路13bとを有する。CDMA処理回路13aは、符号分割多元接続、スクランブル、誤り制御、タイミング検出等を行う。一方、音声コーデック処理回路13bは、音声を圧縮(符号化)、伸長(復号化)したり、アナログ信号とデジタル信号の変換を行ったり、内部の増幅回路(不図示)により受話音量やマイクロホンの感度を変更する。
通話に使用されるスピーカ14は、アンプ15で増幅された切替回路20からの電気信号を音声信号に変換する。通話に使用されるマイクロホン16は、音声信号を電気信号に変換しアンプ17へ出力する。また、アンプ17により増幅された電気信号は、切替回路20に出力される。更に、スピーカ18は、アンプ19にて増幅された呼び出し音やメロディーを出力する。
切替回路20は、3つのアンプ15、17、19とベースバンド部13との接続を後述する制御回路21の制御によりON/OFFする。なお、これらの増幅回路はゲインを固定しており、受話音量やキークリック音量やマイクロホンの感度を変更することはできない。受話音量やキークリック音量やマイクロホンの感度の変更は、制御回路21の制御によりベースバンド部13の音声コーデック13aが行う。
マイクロプロセッサからなる制御回路21は、例えばROM(Read Only Memory)からなる第1記憶部22に格納されたシステムプログラムに基づいて各部を制御する。
第2記憶部23は、例えばSRAM(Static Random Access Memory)からなり、相手先の電話番号と名称を組み合わせた電話帳データ、相手先の電子メールアドレスと名称を組み合わせた電子メールアドレス帳データ、発信・着信や閲覧したURL(Uniform Resource Locator)の履歴を所定の数や日数だけ残す通信履歴データ、お気に入りに登録されたURLのデータ、特定の機能の動作を制限するためのロックや解除の暗証番号等を格納する。
表示部24は、電話番号、相手先の名称、電子メールアドレス、電子メールの内容、ホームページの画像、後述するカウンタの数値、各種機能を表わす画像等を表示する。
操作部25は、通話キー、切キー、テンキー、電源キー、機能キー、電子メール開始キー、インターネット接続キー等の各種キーからなる。
カウンタ26は、動作制限のためにロック又は解除した回数を計数する。なお、カウンタ26の数値はリセットできるようにしてもよいし、リセットできないようにしてもよい。
次に、各動作に制限を掛ける機能、つまり特定の機能をロックする機能(以下、キッズモードと記す)について説明する。図2は、キッズモードに関する携帯電話機10の動作を示すフローチャートである。まず、ステップS10において操作部25が操作されてキッズモード設定用の暗証番号が入力されると、ステップS11へ進んで入力された暗証番号と第2記憶部23に登録されている暗証番号が一致しているか否かを判別する。ステップS11において暗証番号が一致していなければステップS10に戻り再び暗証番号が入力されるのを待つ。一方、ステップS11において暗証番号が一致している場合は、ステップS12へ進んで制御回路21はキッズモードに設定する。
キッズモードでは、着信は無制限で発信は特定(例えば自宅)の電話番号にだけ可能にする。更にインターネットが利用可能な端末であれば、特定のURL(例えばお気に入りに登録されているURL)にだけアクセスできるようにしてもよい。また特定の電子メールアドレスにだけ送信できるようにしてもよい。
そしてステップS13へ進んでカウンタの値が0であるか否かを判別する。なお、カウンタの値はキッズモードの設定前に親等(持ち主)がリセットしておく。カウンタのリセットはカウンタリセット用の暗証番号を入力することにより行える。
ステップS13においてカウンタの値が0である場合は、ステップS14へ進んで表示部24に第1のマークを表示する。これにより、ユーザはキッズモードになっていることを視認できる。図3にキッズモードに設定されカウンタが0のときの画面を示す。画面30の下部に第1のマーク31が表示されている。
次にステップS14からステップS16へ進んで子供等(借り主)によりキッズモード解除用の暗証番号が入力されると、ステップS17へ進んで入力された暗証番号と第2記憶部23に登録されている暗証番号が一致しているか否かを判別する。なお、キッズモードの設定用及び解除用の暗証番号は同じ番号でも違う番号でもよい。ステップS17において暗証番号が一致していなければステップS16に戻り再び暗証番号が入力されるのを待つ。一方、ステップS17において暗証番号が一致している場合は、ステップS18へ進んで制御回路21はキッズモードを解除する。
そしてステップS19へ進んでカウンタ26に1加算し、ステップS20へ進んで表示しているマークを消去する。その後、ステップS10に戻る。ステップS10に戻って子供等により暗証番号が入力されると、ステップS12で再びキッズモードに設定され、ステップS13まで進み、カウンタ26の値を判別する。ステップS19でカウンタに1加算されているのでカウンタ26の値は1以上である。この場合はステップS13からステップS15へ進んで表示部24に第2のマークを表示する。これにより、ユーザはキッズモードが一旦解除された後、再度キッズモードに設定されたことを視認できる。図4にキッズモードに設定されカウンタが0でないときの画面を示す。画面30の下部に第2のマーク32が表示されている。第2のマーク32と第1のマーク31とは、図柄を変更したり、位置を変更したりして区別する。
なお、カウンタ26の値に応じて第3のマーク等、3つ以上のマークを表示するようにしてもよい。
例えば、携帯電話機10を外出する子供に持たせる場合、キッズモードに設定しておくと、万一子供が暗証番号を解読してキッズモードを解除し、自由に使用した後、再びキッズモードに設定したとしても、親は第2のマーク32が表示されていることから子供がキッズモードを一旦解除したことを知ることができる。そうすれば、暗証番号を変更したり、子供に携帯電話機10を持たせないようにしたり、対処できる。
次にキッズモードの他の実施形態について説明する。図5は、他のキッズモードに関する携帯電話機10の動作を示すフローチャートである。上記の実施形態ではカウンタ26の値がリセット可能であり、親等がキッズモードを設定する場合は予めカウンタ26をリセットすることが必要であるが、本実施形態ではカウンタ26の値はリセットできないものとする。
まず、ステップS30において操作部25が操作されてキッズモード設定用の暗証番号が入力されると、ステップS31へ進んで入力された暗証番号と第2記憶部23に登録されている暗証番号が一致しているか否かを判別する。ステップS31において暗証番号が一致していなければステップS30に戻り再び暗証番号が入力されるのを待つ。一方、ステップS31において暗証番号が一致している場合は、ステップS32へ進んで制御回路21はキッズモードに設定する。
そしてステップS33へ進んでカウンタ26の値に1加算し、ステップS34へ進んでカウンタの値を表示部24に表示する。これにより、ユーザはキッズモードになっていることと現在のカウンタ26の値を視認できる。
次にステップS34からステップS35へ進んで子供等によりキッズモード解除用の暗証番号が入力されると、ステップS36へ進んで入力された暗証番号と第2記憶部23に登録されている暗証番号が一致しているか否かを判別する。なお、キッズモードの設定用及び解除用の暗証番号は同じ番号でも違う番号でもよい。ステップS36において暗証番号が一致していなければステップS35に戻り再び暗証番号が入力されるのを待つ。一方、ステップS36において暗証番号が一致している場合は、ステップS37へ進んで制御回路21はキッズモードを解除する。
そしてステップS38へ進んで表示しているマークを消去する。その後、ステップS30に戻る。ステップS30に戻ってステップS34まで進むとステップS33でカウンタ26の値に1加算されるので表示されているカウンタ26の値に1加算する。このように、表示されているカウンタ26の値が増加することにより、ユーザはキッズモードが解除された後、再度キッズモードに設定されたことを視認できる。またカウンタ26の値はリセットできないので子供が勝手にカウンタ26の値を変更する心配もない。
例えば、携帯電話機10を外出する子供に持たせる場合、キッズモードに設定しておくと、万一子供が暗証番号を解読してキッズモードを解除し、自由に使用した後、再びキッズモードに設定したとしても、親はカウンタ26の値が増加していることから子供がキッズモードを何回解除したかを知ることができる。そうすれば、暗証番号を変更したり、子供に携帯電話機10を持たせないようにしたり、対処できる。
上記の2つの実施形態のステップS14、S15、S34で表示されるものは、キッズモードが設定されていることとキッズモードが一旦解除されたことを視認できればその表示画像に特に限定はなく、画面の背景色やデザイン等を変更してもよい。またカウンタ26の値はカウンタ表示用の画面で別途確認できるようにしてもよい。
このように、本発明は移動通信装置にキッズモードの設定又は解除を計数するカウンタ26を設けることにより、持ち主はカウンタ26の値やカウンタ26の値に基づいて変化する表示を参照して、無断でキッズモードが解除されたことをチェックすることができる。
本発明の移動通信装置は、携帯電話をはじめ、PHS、自動車電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末に利用することができる。
本発明の携帯電話機の構成を示すブロック図である。 本発明のキッズモードに関する携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の携帯電話機がキッズモードに設定されカウンタが0のときの画面を示す図である。 本発明の携帯電話機がキッズモードに設定されカウンタが0でないときの画面を示す図である。 本発明の他のキッズモードに関する携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話機(移動通信装置)
11 通信部
12 アンテナ
13 ベースバンド部
13a 音声コーデック
13b CDMA処理回路
14、18 スピーカ
15、17、19 アンプ
20 切替回路
21 制御回路
22 第1記憶部
23 第2記憶部
24 表示部
25 操作部
26 カウンタ

Claims (1)

  1. 表示部と、入力操作を受ける操作部を備え、前記操作部からの操作に基づいて特定の動作に制限を掛けること、解除することが可能であり、
    前記操作部からの操作に基づいて特定の動作に制限を掛けると、前記表示部に第1のマークを表示し、前記表示部に前記第1のマークが表示されている状態で前記操作部から前記制限を解除する操作があると、前記制限を解除し、当該解除の状態で再度前記制限が掛けられると、前記表示部には前記第1のマークとは異なる予め定められた第2のマークを表示することを特徴とする移動通信装置。
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