JP4354335B2 - 自動車のフードロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のフードを車体に対して閉鎖状態でロックする自動車のフードロック装置に関する。
従来、ボンネット等の開閉体、及び、車体等の固定部材の一方にフックを設け、他方にシャフトを設け、開閉体を閉じた時にフックとシャフトとを係合して、開閉体を固定部材に閉鎖状態でロックする装置が知られている(特許文献1参照)。
このようなロック装置では、開閉体を開けようとする力が働くと、フックがシャフトを引き起こそうとし、また、開閉体と固定部材との位置ずれによって、フックがこれに交差するシャフトをフック配置側と逆方向へ押圧する。
ところが、上記従来のロック装置では、フックと係合するシャフトが片持ち状態に張り出しているので、フックから受ける力に対抗できずに変形しやすい。
特開2002−70069号公報
本発明が解決しようとする課題は、フックレバーとシャフトとを係合することにより、フード車体に閉鎖状態でロックした時、シャフトがフックレバーから受ける応力によって変形するのを防ぐことができ、しかも、構造が簡単な自動車のフードロック装置を提供することにある。
本発明の自動車のフードロック装置は、車体及び該車体に対して開閉自在に設けられたフードのいずれか一方にフックレバーを装着し、他方に、前記フックレバーの先端部が着脱可能に係合するシャフトを有する支持部材を固定して成り、前記フックレバーの先端部とシャフトとが係合することにより、前記フードを車体に閉鎖状態でロックするものであって、前記シャフトは、基端部が前記支持部材に固定されて張り出し、前記シャフトの先端部を、係合状態において前記フックレバーが配設される側と逆側へ屈曲して、その先端面を前記支持部材に当接し、前記支持部材に隆起部を形成し、該隆起部を、前記シャフトの前記フックレバー先端部が係合する面と対向する周面に当接してある。
本発明によれば、シャフトに係合したフックレバーによって、シャフトを引き起こそうとする力や、フックレバー配置側から押圧する力が加わっても、隆起部及び支持部材の当接部分がこのような力に抵抗するので、シャフトが変形する心配が無い。
また、シャフトの両端を溶接等によって強固に固定する必要がないため、シャフト取付作業が容易であり、シャフト支持用の支持部材を利用してシャフトの変形を防ぐので、特別の部品が不要で、構造が簡単で済む。
以下、自動車のフードを車体に対して閉鎖状態でロックする実施例について、図面に基づき詳細に説明する。
本発明の自動車のフードロック装置は、フードに固定されたストライカ、及び、車体に回動可能に装着されたラッチから成るロック機構と共同して、二重にフードをロックする装置であって、図1及び図2に示すように、フードに装着されて先端部がフック部分5となっているフックレバー1と、車体に固定された支持部材2と、支持部材2に設けられて、フックレバー1のフック部分5と着脱自在に係合するシャフト3とを備える。
フックレバー1は、フードの先端部に固定された基板4に軸着され、フック部分5がフードから突出するよう取り付けられている。
また、フックレバー1は、図示しないバネにより、その回転方向においてフック部分5の開口側へ向けて付勢され、フックレバー1の他端部には、フックレバー1を付勢力に抗して回転させるための操作部10が形成される。
さらに、基板4には、フックレバー1に並んでストライカがフードから突出するように固定されている。
支持部材2は、金属板をプレス成形したものであって、裏面及び上面が開口した箱形本体部6の両側縁上端部及び下端部に、車体へ取り付けるための取付片7をそれぞれ外方へ張り出して成る。
箱形本体部6の上端中央部から下方に向かってストライカを受け入れるための溝8が形成され、箱形本体部6の内部において、溝8を挟んで一側にはラッチが回動可能に収納されると共に、他側にはディテントレバーが回動可能に収納されている。
ストライカ、ラッチ及びディテントレバーの構造は従来周知なので、これらの部材は特に図示しないが、フードが閉じてストライカが溝8に進入し、ストライカとラッチとが係合するとフードがロックされ、ディテントレバーがラッチの係合解除方向への回転を規制するようになっている。
また、フックレバー1と対応する位置において、箱形本体部6の一側壁の上端部寄りにシャフト3の基端部が溶接によって固定される。
シャフト3は、外方へ向かって張り出し、その先端部は支持部材2の裏面方向(取付片7方向)へ屈曲すると共に、先端面が取付片7に当接している。
また、シャフト3の先端面が当接する取付片7の表面上端部には、シャフト3の周面に当接する隆起部9が形成される。この隆起部9は、支持部材2をプレス成形する際に、絞り加工によって形成される。
フードを閉じると、フックレバー1の先端がシャフト3に衝突し、フックレバー1はシャフト3に押されて、付勢力に抗して回転する。
さらにフックレバー1が下降して、フック部分5の開口部とシャフト3とが一致すると、バネの付勢力によってフックレバー1のフック部分5がシャフト3に係合し、フードが閉鎖状態でロックされる。
この時、フックレバー1はシャフト3の表面側(取付片7と逆側)に配置され、フック部分5は下方(隆起部9と逆側)からシャフト3に係合する。
また、フックレバー1とシャフト3とが係合するのと同時に、ストライカがラッチに係合する。
フードを開けようとする力が働くと、フックレバー1はシャフト3から離脱しようとしてシャフト3を上方へ引き上げるが、シャフト3のフック部分5が係合した面と対向する周面に当接した隆起部9が、シャフト3の先端部を上から押さえるので、シャフト3が上方へ曲がることはない。
また、シャフト3の表面側に交差するよう配置されたフックレバー1が、シャフト3を取付片7に向かって押し付けるが、シャフト3の先端面は支持部材2の取付片7に当接しているため、シャフト3が裏面側へ曲がることもない。
フードを開けるときは、ディテントレバーを開放操作してラッチを回動させ、ストライカとラッチとの係合を解除するのと同時に、操作部10を引っ張ってフックレバー1を付勢力に抗して回動させ、フック部分5とシャフト3との係合を解除する。
なお、上記実施例では、ストライカ及びラッチによるロック装置を併用したが、本発明の自動車のフードロック装置を単独で用いることも可能である。
本発明の実施例を示す自動車のフードロック装置の斜視図。 同上の側面図。
1 フックレバー
2 支持部材
3 シャフト
4 基板
5 フック部分
6 箱形本体部
7 取付片
8 溝
9 隆起部
10 操作部

Claims (1)

  1. 車体及び該車体に対して開閉自在に設けられたフードのいずれか一方にフックレバーを装着し、他方に、前記フックレバーの先端部が着脱可能に係合するシャフトを有する支持部材を固定して成り、前記フックレバーの先端部とシャフトとが係合することにより、前記フードを車体に閉鎖状態でロックする自動車のフードロック装置において、前記シャフトは、基端部が前記支持部材に固定されて張り出し、前記シャフトの先端部を、係合状態において前記フックレバーが配設される側と逆側へ屈曲して、その先端面を前記支持部材に当接し、前記支持部材に隆起部を形成し、該隆起部を、前記シャフトの前記フックレバー先端部が係合する面と対向する周面に当接したことを特徴とする自動車のフードロック装置。
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