JP4364143B2 - 膜エレメントおよび膜エレメントを内蔵した膜モジュール - Google Patents

膜エレメントおよび膜エレメントを内蔵した膜モジュール Download PDF

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Description

本発明は、複数の管状膜からなる膜エレメントおよびこの膜エレメントを内蔵した膜モジュールに関する。
従来、この種の膜エレメントとしては、例えば図25に示すように、多数の中空糸膜71を集束した集束体72が、その端部を開口状態に保ちつつ環状部材73の内面に固定部材74で固定された構成のものがある。
上記環状部材73には、集束体72の根本部でその外周を包んで集束体72の拡がりを抑制する保護ネット材75が設けられている。上記保護ネット材75と集束体72との間隔が広いと、中空糸膜71の外側への拡がりを抑制することができないので、上記間隔を最小にしたり、或いは、保護ネット材75を中空糸膜71に接触させている。
また、集束体72の中央部には、中空糸膜71でろ過されたろ過水を集めて排出する集水管76が配置されている。この集水管76の両端部は、環状部材73に挿入され、上記固定部材74で環状部材73に固定されている。集水管76の両端の開口部76aは膜エレメント77の両端面に面している。また、集水管76には、内外周面に開口する複数の集水孔76bが形成されている。
尚、上記膜エレメント77は容器(図示せず)内に収納されており、容器には、原水を各中空糸膜71の端部の開口部71aへ供給する原水供給口(図示せず)と、集水管76に集められたろ過水を容器の外部へ排出するろ過水排出通路(図示せず)とが形成されている。
尚、上記のような構成の膜エレメントは下記特許文献1に記載されている。
これによると、原水供給口から容器内へ供給された原水は、開口部71aから各中空糸膜71の内部に流れ込み、中空糸膜71の内部から外部へ透過し、ろ過水として、集水孔76bから集水管76内に集水され、集水管76の端部の開口部76aからろ過水排出通路を通って容器の外部へ排出される。
また、逆洗を行う場合、ろ過水排出通路から開口部76aを通って集水管76内に供給された逆洗水は、集水管76内から集水孔76bを通過し、中空糸膜71の外側から内側へ流れ込み、中空糸膜71の開口部71aから原水供給口を通って容器の外部へ排出される。
しかしながら、上記の従来形式では、中空糸膜71は柔軟で可撓性のある膜であるため、上記のように保護ネット材75と集束体72との間隔を最小にした場合、中空糸膜71の揺れや振動によって、中空糸膜71が保護ネット材75に接触する可能性があり、接触しても中空糸膜71が破損しないように、保護ネット材75が可撓性を有している。したがって、保護ネット材75は外力に弱く、例えば、膜エレメント77を容器から出し入れする際、保護ネット材75が容器の角や外部にある異物等に当接すると容易に変形してしまうため、中空糸膜71が破損する恐れがあった。このように、保護ネット材75は中空糸膜71を外部の物から十分に保護することができないといった問題がある。
また、中空糸膜71の内側中央部への拡がりは集水管76によって抑制されているが、集水管76を中空糸膜71の全長にわたって設ける必要があるため、膜エレメント77の重量が増加するといった問題がある。
また、逆洗時、逆洗水が集水管76内から集水孔76bを通過するため、圧力損失が大きくなり、逆洗水の圧力が大幅にロスし、逆洗効率が低下するといった問題がある。
また、膜エレメント77の長さは容器の長さに対応しているため、長さの異なる複数種類の容器に対して、容器の種類と同じ数の長さの異なった複数種類の膜エレメント77を製作する必要があり、膜エレメント77の種類が増加するといった問題がある。
特開平5−23550
本発明は、管状膜を外部の物から十分に保護することが可能であり、また、集水管を無くすことができ、さらに、逆洗効率が向上する膜エレメントを提供することを目的とし、さらに、異なる長さの容器に対して共通の膜エレメントを使用することが可能な膜モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明における膜エレメントは、セラミック製の複数の管状膜を集合させた膜集合体と、この膜集合体の外周方を覆う保護筒と、上記各管状膜の両端部と保護筒の両端部とを接合する充填剤とで構成され、
上記各管状膜の両端の開口部が膜エレメントの両端面に面しており、
上記膜集合体の一部に、ろ過水を集める集水部が形成され、
上記膜エレメントの両端面に、集水部に連通する集水口が形成され、
上記管状膜の開口部から原水が流入し、上記集水口からろ過水が排出される膜エレメントであって、
筒状のケーシングと、このケーシングの両端の開口部を閉じる蓋とで構成され、原水を膜エレメントの外方へ流入させる原水流入部と、少なくとも一方の蓋に形成され且つ膜エレメントの集水部に集められたろ過水を集水口から容器の外部へ排出するろ過水排出部とが設けられた容器に収納され、
上記ろ過水排出部に対向する膜エレメントの集水口が管状集水部材を介してろ過水排出部と接続可能であるものである。
これによると、原水は、膜エレメントの端面から各管状膜の開口部を通って管状膜内へ流れ込み、管状膜の内部から外部へ透過し、ろ過水として、集水部に集水され、集水口から排出される。
管状膜はセラミック製であるため中空糸膜に比べて高い剛性を有しており、これにより、管状膜が中空糸膜のように外側へ拡がることはなく、さらに、管状膜は中空糸膜と比べて振動が少ない。したがって、管状膜と保護筒との径方向の間隔は常に保たれ、管状膜が保護筒に当接して破損することはない。これにより、保護筒を十分に強度のある部材で製作することができ、膜エレメントを容器等から出し入れする際などにおいて、保護筒によって管状膜を外部の物から十分に保護することが可能となる。
本第2発明における膜エレメントは、集水部は周囲を複数の管状膜で取り囲まれて形成された集水空間であり、
各管状膜間の軸方向に沿った間隙が上記集水空間に連通し、
集水口が膜エレメントの両端面と上記集水空間の両端部とに連通しているものである。
これによると、原水は、膜エレメントの端面から各管状膜の開口部を通って管状膜内へ流れ込み、管状膜の内部から外部へ透過し、ろ過水として、各管状膜間の軸方向に沿った間隙を通って集水空間に流れ込み、集水空間から集水口を通って排出される。
上記管状膜はセラミック製であるため高い剛性を有しており、これにより、周囲を複数の管状膜で取り囲まれた集水空間を形成することが可能となる。したがって、膜エレメントの全長にわたるような長大な集水管を不要にすることができ、膜エレメントが軽量化される。
また、上記のように、ろ過水は、各管状膜間の軸方向に沿った長い間隙を通って周囲から集水空間に流れ込むため、集水管の集水孔を通る場合に比べて、通常のろ過時における
圧力損失が小さくなり、ろ過効率が向上する。
また、逆洗時、逆洗水は、集水口から集水空間内に供給され、集水空間内から各管状膜間の軸方向に沿った間隙を通って集水空間の周囲に分散するとともに、管状膜の外側から内側へ流れ込み、管状膜内を通って管状膜の端部の開口部から膜エレメントの端面の外方へ排出される。
このように、上記逆洗水は、集水空間内から各管状膜間の軸方向に沿った長い間隙を通り、集水空間の周囲に分散するため、集水管の集水孔を通る場合に比べて、圧力損失が小さくなり、これにより、逆洗水の圧力ロスが減少し、逆洗効率が向上する。
本第3発明における膜エレメントは、集水部は周囲を複数の管状膜と保護筒とで取り囲まれて形成された集水空間であり、
各管状膜間の軸方向に沿った間隙が上記集水空間に連通し、
集水口が膜エレメントの両端面と集水空間の両端部とに連通しているものである。
これによると、上記管状膜はセラミック製であるため高い剛性を有しており、さらに、保護筒を十分に強度のある部材で製作することができるため、周囲を保護筒と複数の管状膜とで取り囲まれた集水空間を形成することが可能となる。したがって、膜エレメントの全長にわたるような長大な集水管を不要にすることができ、膜エレメントが軽量化される。
また、ろ過処理時、ろ過水は、各管状膜間の軸方向に沿った長い間隙を通って周囲から集水空間に流れ込むため、集水管の集水孔を通る場合に比べて、通常のろ過時における圧力損失が小さくなり、ろ過効率が向上する。
さらに、逆洗時、逆洗水は、集水空間内から各管状膜間の軸方向に沿った長い間隙を通り、集水空間の周囲に分散するため、集水管の集水孔を通る場合に比べて、圧力損失が小さくなり、これにより、逆洗水の圧力ロスが減少し、逆洗効率が向上する。
また、集水空間は、周囲を複数の管状膜と保護筒とで取り囲まれて形成されているため、膜エレメントの径方向における外端部に位置する。したがって、集水空間が形成されている方を上にして膜エレメントを配設することにより、膜エレメント内の空気が、容易に集水空間に集められ、集水口を通って容易に排出される。これにより、膜エレメント内の空気抜きが容易に行える。
本第4発明における膜エレメントは、膜集合体の両端部は一対の環状のヘッダーに挿入されており、
各管状膜の両端部と保護筒の両端部とヘッダーとが充填剤によって一まとめで接合されているものである。
これによると、膜エレメントを少ない工数で組上げることができ、製作効率が向上する。
本第5発明における膜エレメントは、容器内に複数の膜エレメントが収納され、
互いに隣り合う膜エレメントの集水口同士が管状接続部材を介して接続可能であるものである。
本第発明における膜モジュールは、膜エレメントを容器に収納した膜モジュールであって、
上記膜エレメントは、セラミック製の複数の管状膜を集合させた膜集合体と、この膜集合体の外周方を覆う保護筒と、上記各管状膜の両端部と保護筒の両端部とを接合する充填剤とで構成され、
上記各管状膜の両端の開口部が膜エレメントの両端面に面しており、
上記膜集合体の一部に、ろ過水を集める集水部が形成され、
上記膜エレメントの両端面に、集水部に連通する集水口が形成され、
上記管状膜の開口部から原水が流入し、上記集水口からろ過水が排出され、
上記容器は、筒状のケーシングと、このケーシングの両端の開口部を閉じる蓋とで構成され、
上記容器に、原水を膜エレメントの外方へ流入させる原水流入部と、膜エレメントの集水部に集められたろ過水を集水口から容器の外部へ排出するろ過水排出部とが設けられ、
上記ろ過水排出部は少なくとも一方の蓋に形成され、
上記ろ過水排出部とこのろ過水排出部に対向する膜エレメントの集水口とが管状集水部材を介して接続されているものである。
これによると、原水流入部から容器内に流入した原水は、膜エレメントの端面から各管状膜内へ流れ込み、管状膜の内部から外部へ透過し、ろ過水として、集水部に集水される。このようにして集水部に集水されたろ過水は、集水口から管状集水部材を通ってろ過水排出部に流れ込み、ろ過水排出部から容器の外部へ排出される。
本第7発明における膜モジュールは、容器内に複数の膜エレメントが収納され、
互いに隣り合う膜エレメントの集水口同士が管状接続部材を介して接続されているものである。
これによると、集水部に集水されたろ過水は、管状接続部材を通って、隣り合う別の膜エレメントの集水部に流れ込むことができる。したがって、集水部に集水されたろ過水は、管状接続部材を通って、容器内の最端に配置された膜エレメントの集水部に流れ、最端の膜エレメントの集水部の集水口からろ過水排出部を通って容器の外部へ排出される。
また、容器の長さが短い場合は、それに応じて膜エレメントの収納数を減らし、容器の長さが長い場合は、それに応じて膜エレメントの収納数を増やし、これら各膜エレメントの集水口同士を管状接続部材を介して接続することで、異なる長さの容器に対して共通の膜エレメントを使用することができる。これにより、容器の種類に対する膜エレメントの種類を減らすことができる。
本第発明における膜モジュールは、管状集水部材と管状接続部材とが同一の部材であるものである。
これによると、管状接続部材と管状集水部材とを一種類の部材として共通して使用することができる。
本第発明における膜モジュールは、膜エレメントの外周面と容器の内周面との間に、膜エレメントの両端面に連通する通水路が形成されているものである。
これによると、原水流入部から容器内に供給された原水は、通水路を通って膜エレメントの両端面側へ分配され、各管状膜の両端の開口部から管状膜の内部へ流れ込んでろ過される。これにより、原水が各管状膜の両端部からバランス良く流入してろ過されるため、原水の大部分が各管状膜の一端から流入してろ過されるといった偏ったろ過を防止することができる。
また、複数の膜エレメントを容器に直列に収納した場合、各膜エレメント間に滞留し易い濁質を、通水路を通して外部へ排出することができる。これにより、濁質の排出が促進され、濁質の滞留を防止することができる。
以上のように、本第1発明によると、保護筒を十分に強度のある部材で製作することができ、保護筒によって管状膜を外部の物から十分に保護することが可能となる。
本第2および第3発明によると、集水管を不要にすることができ、膜エレメントが軽量化される。また、逆洗時、逆洗水の圧力ロスが減少し、逆洗効率が向上する。さらに、第3発明によると、集水空間は膜エレメントの径方向における外端部に位置するため、集水空間が形成されている方を上にして膜エレメントを配設することにより、膜エレメント内の空気抜きが容易に行える。
本第4発明によると、膜エレメントを少ない工数で組上げることができ、製作効率が向上する。
本第発明によると、異なる長さの容器に対して共通の膜エレメントを使用することができるため、容器の種類に対する膜エレメントの種類を減らすことができる。
本第発明によると、管状接続部材と管状集水部材とを一種類の部材として共通して使用することができるため、部品の種類を減らすことができる。
本第発明によると、原水を各管状膜の両端部からバランス良くろ過することができ、偏ったろ過を防止することができる。また、濁質の排出が促進され、濁質の滞留を防止することができる。
以下、本発明における第1の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示すように、1は膜モジュールであり、容器2と、この容器2に収納された2個(複数個)の膜エレメント3a,3bとで構成されている。
上記容器2は、標準品である円筒状のケーシング5と、ケーシング5の両端の開口部6a,6bを閉じる円板状の蓋7a,7bとで構成されている。上記両蓋7a,7bはそれぞれ、開口部6a,6bに嵌め込まれ、C形状のリティニングリング8により外側へ外れないように固定されている。また、蓋7a,7bの外周面とケーシング5の両端部の内周面とには傾斜部10が形成されており、この傾斜部10によって蓋7a,7bの内側への入り込み量が規制されている。尚、蓋7a,7bの外周面とケーシング5の内周面との間はOリング9によってシールされている。
ケーシング5の両端部には、原水を両膜エレメント3a,3bの一端面の外方へ流入させる原水流入口11a,11b(原水流入部の一例)が形成されている。また、一方の蓋7aには、両膜エレメント3a,3bでろ過されたろ過水を外部に排出するろ過水排出部12が設けられている。このろ過水排出部12は、一方の蓋7aに形成された貫通孔13と、この貫通孔13に差し込まれて容器2の内外に連通するろ過水排出管14とで構成されている。尚、他方の蓋7bにも上記貫通孔13が形成されているが、この貫通孔13は丸棒状の栓部材15で閉塞されている。尚、上記ケーシング5の材質はFRP等が使用されている。
図1〜図3に示すように、上記各膜エレメント3a,3bはそれぞれ、セラミック製の複数の管状膜17を集合させた膜集合体18と、この膜集合体18の外周方を覆う保護筒19と、保護筒19の両端部に外嵌された一対の円環状のヘッダー20とを有しており、上記各管状膜17の両端部と保護筒19の両端部とヘッダー20とを一まとめにして充填剤22により接合して構成されている。
上記管状膜17は、中空の円管状に形成され、両端に開口部17aを有している。また、膜集合体18の両端部はヘッダー20に挿入されており、各管状膜17は充填剤22によって両端部で支持されており、各管状膜17の開口部17aはそれぞれ膜エレメント3a,3bの両端面に面している。また、ヘッダー20の外径はケーシング5の内径よりも僅かに小さく設定されている。
図3,図4に示すように、上記各管状膜17は、膜エレメント3a,3bの長手方向に直交する一方向Xにおいて互いに接触し、且つ、上記膜エレメント3a,3bの長手方向と一方向Xとに直交する他方向Yにおいて所定の間隙Aをあけて配列されている。
上記膜集合体18の中央部の1箇所で且つ両充填剤22間には、ろ過水を集める集水空間24が形成されている。集水空間24は周囲を複数の管状膜17で取り囲まれて形成された空間であり、各管状膜17間の軸方向に沿った長い間隙Aが上記集水空間24に連通している。また、上記充填剤22には短管26が挿入されており、この短管26によって、膜エレメント3a,3bの両端面と集水空間24の両端部とに連通する集水口25が形成されている。尚、上記短管26も管状膜17と保護筒19とヘッダー20と共に一まとめで接合されている。
上記両膜エレメント3a,3bの集水口25同士は管状接続部材27を介して接続されている。図5に示すように、この管状接続部材27は、円管状に形成されており、間隔維持部27aと、間隔維持部27aの両端部に形成された差込部27bとを有している。上記差込部27bは、集水口25に着脱自在に差し込まれ、その外径が間隔維持部27aの外径よりも小さく設定されている。また、間隔維持部27aの両端には、間隔維持部27aの外周面から差込部27bの外周面へ落ち込む段差面27cが形成されている。差込部27bの先端外周部には、差込部27bの外周面と集水口25の内周面との間をシールするOリング28が嵌め込まれている。
上記ろ過水排出部12のろ過水排出管14と一方の膜エレメント3aの集水口25とは管状集水部材30を介して接続されている。図5に示すように、この管状集水部材30は、上記管状接続部材27と形状および寸法および材質が同一の部材であり、同様に、間隔維持部30aと差込部30bと段差面30cとOリング28とを有している。管状集水部材30の一方の差込部30bがろ過水排出管14に差し込まれ、他方の差込部30bが集水口25に差し込まれている。
尚、他方の膜エレメント3bの集水口25と上記栓部材15とも同様に管状集水部材30を介して接続されている。すなわち、管状集水部材30の一方の差込部30bが栓部材15に形成された凹部15aに差し込まれ、他方の差込部30bが集水口25に差し込まれている。
以下、上記構成における作用を説明する。
通常のろ過処理を行う場合、図1の実線矢印で示すように、原水は原水流入口11a,11bから容器2内に流入する。このうち、一方の原水流入口11aから流入した原水は、一方の膜エレメント3aの一端面側から開口部17aを通って各管状膜17内へ流れ込み、管状膜17の内側から外側へ透過し、ろ過水として、各管状膜17間の間隙Aを通って集水空間24に集水され、集水空間24から集水口25を通り、管状集水部材30を経てろ過水排出管14から外部へ排出される。
また、一方の原水流入口11aから流入した原水の一部は、一方の膜エレメント3aの管状膜17を通り抜けて、他方の膜エレメント3bの管状膜17に流れ込み、同様にろ過されて、ろ過水として他方の膜エレメント3bの集水空間24に集水される。さらに、他方の原水流入口11bから流入した原水も、他方の膜エレメント3bの管状膜17に流れ込み、同様にろ過されて、ろ過水として他方の膜エレメント3bの集水空間24に集水される。このようにして、他方の膜エレメント3bの集水空間24に集水されたろ過水は、集水口25から管状接続部材27を通って一方の膜エレメント3aの集水空間24に流れ込み、ろ過水排出管14から外部へ排出される。
また、他方の原水流入口11bから流入した原水の一部は、他方の膜エレメント3bの管状膜17を通り抜けて、一方の膜エレメント3aの管状膜17に流れ込み、同様にろ過されて、ろ過水として一方の膜エレメント3aの集水空間24に集水される。
また、逆洗時、図1の点線矢印で示すように、逆洗水は、ろ過水排出管14から管状集水部材30を通って一方の膜エレメント3aの集水空間24に供給され、さらに、管状接続部材27を通って他方の膜エレメント3bの集水空間24にも供給される。このようにして両膜エレメント3a,3bの集水空間24に供給された逆洗水はそれぞれ、各管状膜17間の間隙Aを通って集水空間24の周囲に分散するとともに、管状膜17の外側から内側へ流れ込み、管状膜17内を通って開口部17aから膜エレメント3a,3bの端面の外方へ流れ出し、両原水流入口11a,11bから外部へ排出される。
また、リティニングリング8をケーシング5から取り外し、両蓋7a,7bの少なくとも一方をケーシング5から外すことによって、膜エレメント3a,3bをケーシング5から出し入れすることができる。
上記管状膜17はセラミック製であるため中空糸膜に比べて高い剛性を有しており、これにより、管状膜17が中空糸膜のように外側へ拡がることはなく、さらに、管状膜17は中空糸膜と比べて振動が少ない。したがって、管状膜17と保護筒19との径方向の間隔は常に保たれ、管状膜17が保護筒19に当接して破損することはない。これにより、保護筒19を十分に強度のある部材で製作することができ、膜エレメント3a,3bをケーシング5から出し入れする際などにおいて、保護筒19によって管状膜17を外部の物から十分に保護することが可能となる。
また、管状膜17をセラミック製にして高い剛性を確保しているため、周囲を複数の管状膜17で取り囲まれた集水空間24を形成することが可能となる。したがって、各膜エレメント3a,3bの全長にわたるような長大な集水管を不要にすることができ、各膜エレメント3a,3bが軽量化される。
さらに、逆洗時、逆洗水は、集水空間24内から各管状膜17間の軸方向に沿った間隙Aを通り、集水空間24の周囲に分散するため、集水管の集水孔を通る場合に比べて、圧力損失が小さくなり、これにより、逆洗水の圧力ロスが減少し、逆洗効率が向上する。
また、図2に示すように、管状膜17の両端部と保護筒19の両端部とヘッダー20と短管26とを一まとめで充填剤22により接合しているため、各膜エレメント3a,3bを少ない工数で組上げることができ、製作効率が向上する。
また、管状接続部材27の一方の差込部27bを一方の膜エレメント3aの集水口25に差し込み、他方の差込部27bを他方の膜エレメント3bの集水口25に差し込むことにより、両膜エレメント3a,3bが管状接続部材27を介して接続される。この際、両膜エレメント3a,3bの集水口25の短管26の外端が管状接続部材27の両段差面27cに当接することによって、両膜エレメント3a,3b間の間隔が所定の間隔よりも狭くなることはなく、間隔が保たれる。
また、管状集水部材30の一方の差込部30bをろ過水排出管14に差し込み、他方の差込部30bを一方の膜エレメント3aの集水口25に差し込むことにより、一方の膜エレメント3aが管状集水部材30を介して一方の蓋7aに接続される。この際、ろ過水排出管14の内端と一方の膜エレメント3aの集水口25の短管26の外端とが管状集水部材30の両段差面30cに当接することによって、一方の膜エレメント3aと一方の蓋7aとの間の間隔が所定の間隔よりも狭くなることはなく、間隔が保たれる。
同様に、管状集水部材30の一方の差込部30bを栓部材15の凹部15aに差し込み、他方の差込部30bを他方の膜エレメント3bの集水口25に差し込むことにより、他方の膜エレメント3bが管状集水部材30を介して他方の蓋7bに接続される。この際、栓部材15の内端と他方の膜エレメント3bの集水口25の短管26の外端とが管状集水部材30の両段差面30cに当接することによって、他方の膜エレメント3bと他方の蓋7bとの間の間隔が所定の間隔よりも狭くなることはなく、間隔が保たれる。
また、管状接続部材27と管状集水部材30とは形状・寸法・材質が同一の部材であるため、管状接続部材27と管状集水部材30とを一種類の部材として共通して使用することができる。
また、図4に示すように、一方向Xにおいて、各管状膜17を互いに接触させて配列しているため、間隙をあけて配列した場合に比べて、一方向Xにおける管状膜17の本数が増加し、これにより、各膜エレメント3a,3bの膜面積が増大する。また、他方向Yにおいて、各管状膜17を所定の間隙Aをあけて配列しているため、上記間隙Aがろ過水および逆洗水の流路となり、ろ過水および逆洗水の流れが阻害されるのを防止することができる。
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、各膜エレメント3a,3bにヘッダー20を備えているが、第2の実施の形態として、図6に示すように、ヘッダー20を設けず、各膜エレメント3a,3bを膜集合体18と保護筒19と充填剤22と短管26とで構成してもよい。この場合、管状膜17の両端部と保護筒19の両端部と短管26とを一まとめで充填剤22により接合しており、ヘッダー20が不要になる分、各膜エレメント3a,3bをさらに少ない工数で組上げることができ、製作効率がより一層製向上する。尚、この場合、保護筒19の外径はケーシング5の内径よりも僅かに小さく設定されている。
次に、第3の実施の形態を図7〜図9に基づいて説明する。
原水流入口11a,11bは蓋7a,7bの中央部に形成されている。また、集水空間24および集水口25が各膜エレメント3a,3bの径方向の外端部に形成されている。尚、上記集水空間24は周囲を複数の管状膜17と保護筒19の一部とで取り囲まれて形成された空間である。
これによると、管状膜17はセラミック製であるため高い剛性を有しており、さらに、保護筒19を十分に強度のある部材で製作することができるため、周囲を保護筒19と複数の管状膜17とで取り囲まれた集水空間24を形成すことが可能となる。したがって、各膜エレメント3a,3bの全長にわたるような長大な集水管を不要にすることができる。
また、集水空間24は各膜エレメント3a,3bの径方向における外端部に位置するため、図7に示すように、集水空間24が形成されている方を上にして各膜エレメント3a,3bを容器2内に収納することにより、各膜エレメント3a,3b内の空気が、容易に集水空間24に集められ、集水口25を通って容易に外部へ排出される。これにより、各膜エレメント3a,3b内の空気抜きが容易に行える。
上記第3の実施の形態では、図8に示すように、各膜エレメント3a,3bにヘッダー20を備えているが、第4の実施の形態として、図10に示すように、ヘッダー20を設けず、各膜エレメント3a,3bを膜集合体18と保護筒19と充填剤22と短管26とで構成してもよい。
次に、第5の実施の形態を図11〜図13に基づいて説明する。
原水流入口11a,11bは各蓋7a,7bの中央部に一箇所ずつ形成されている。また、2つのろ過水排出部12が一方の蓋7aの180°振り分けられた二箇所に形成されている。これらろ過水排出部12は原水流入口11aよりも径方向の外側寄りに位置している。同様に、2つの栓部材15が他方の蓋7bの180°振り分けられた二箇所に形成されている。
集水空間24は、一方の膜エレメント3aの180°振り分けられた2箇所と、他方の膜エレメント3bの180°振り分けられた2箇所とにそれぞれ形成されている。これら集水空間24は周囲を複数の管状膜17と保護筒19の一部とで取り囲まれて形成された空間である。また、上記各集水空間24の両端部と各膜エレメント3a,3bの両端面とに連通する集水口25が充填剤22に形成されている。
互いに対向する両膜エレメント3a,3bの2組の集水口25同士が2個の管状接続部材27を介して接続されている。また、2つのろ過水排出部12のろ過水排出管14とこれらに対向する一方の膜エレメント3aの2つの集水口25とが2つの管状集水部材30を介して接続されている。同様に、2つの栓部材15の凹部15aとこれらに対向する他方の膜エレメント3bの2つの集水口25とが2つの管状集水部材30を介して接続されている。
これによると、両膜エレメント3a,3b同士が2個の管状接続部材27を介して2箇所で接続されているため、両膜エレメント3a,3bが、円周方向にずれることなく、また、傾くことなく、真直ぐに接続される。さらに、一方の蓋7aと一方の膜エレメント3aとが2個の管状集水部材30を介して2箇所で接続されているため、一方の膜エレメント3aが、一方の蓋7aに対して、円周方向にずれることなく、また、傾くことなく、真直ぐに接続される。同様に、他方の蓋7bと他方の膜エレメント3bとが2個の管状集水部材30を介して2箇所で接続されているため、他方の膜エレメント3bが、他方の蓋7bに対して、円周方向にずれることなく、また、傾くことなく、真直ぐに接続される。これにより、容器2内で、両膜エレメント3a,3b同士が円周方向にずれて傾いて接続されるのを防止することができ、両膜エレメント3a,3bを円周方向に位置決めすることができる。
尚、上記第5の実施の形態では、集水空間24を各膜エレメント3a,3bに2つずつ形成しているが、3つ以上の複数個形成してもよい。同様に、ろ過水排出管14を一方の蓋7aに2本設け、栓部材15を他方の蓋7bに2本設けているが、それぞれ3本以上の複数本設けてもよい。また、上記ろ過水排出管14の数と一方の膜エレメント3aの集水口25の数とに応じて、管状集水部材30を3本以上の複数本設けて、一方の膜エレメント3aの集水口25とろ過水排出管14とを接続してもよい。また、上記栓部材15の数と他方の膜エレメント3bの集水口25の数とに応じて、管状集水部材30を3本以上の複数本設けて、他方の膜エレメント3bの集水口25と栓部材15とを接続してもよい。
同様に、管状接続部材27を3本以上設けて、両膜エレメント3a,3bの集水口25同士を接続してもよい。
上記第5の実施の形態では、図12に示すように、各膜エレメント3a,3bにヘッダー20を備えているが、第6の実施の形態として、図14に示すように、ヘッダー20を設けず、各膜エレメント3a,3bを膜集合体18と保護筒19と充填剤22と短管26とで構成してもよい。
次に、第7の実施の形態を図15〜図17に基づいて説明する。
各膜エレメント3a,3bにはそれぞれ、膜エレメント3a,3bの両端面に開口する通水管35が設けられている。この通水管35と集水空間24とはそれぞれ、180°振り分けられて、各膜エレメント3a,3bの径方向の外端部に設けられている。尚、各膜エレメント3a,3bの集水空間24は、周囲を複数の管状膜17と保護筒19の一部とで取り囲まれて形成された空間である。
管状膜17の両端部と保護筒19の両端部と通水管35の両端部とヘッダー20と短管26とは一まとめで充填剤22により接合されている。
これによると、原水は両原水流入口11a,11bから容器2内に流入する。このうち、一方の原水流入口11aから一方の膜エレメント3aの一端面側の空間Bへ流入した原水の一部は、一方の膜エレメント3aの通水管35を通って、一方の膜エレメント3aの他端面側の空間Cにも供給される。
これにより、原水を一方の膜エレメント3aの両端面側の空間B,Cに分配することができ、原水は一方の膜エレメント3aの各管状膜17の両端の開口部17aから管状膜17の内部へ流れ込む。したがって、原水が一方の膜エレメント3aの各管状膜17の両端の開口部17aからバランス良く流入してろ過されるため、原水の大部分が一方の膜エレメント3aの各管状膜17の一端の開口部17aから流入してろ過されるといった偏ったろ過を防止することができる。
また、他方の原水流入口11bから他方の膜エレメント3bの一端面側の空間Dへ流入した原水の一部は、他方の膜エレメント3bの通水管35を通って、他方の膜エレメント3bの他端面側の空間Cにも供給される。
これにより、原水を他方の膜エレメント3bの両端面側の空間C,Dに分配することができ、原水は他方の膜エレメント3bの各管状膜17の両端の開口部17aから管状膜17の内部へ流れ込む。したがって、原水が他方の膜エレメント3bの各管状膜17の両端の開口部17aからバランス良く流入してろ過されるため、原水の大部分が他方の膜エレメント3bの各管状膜17の一端の開口部17aから流入してろ過されるといった偏ったろ過を防止することができる。
また、逆洗時、両膜エレメント3a,3b間の空間Cに滞留し易い濁質は、通水管35を通って空間B,Dへ排出され、原水流入口11a,11bから容器2の外部へ排出される。これにより、濁質の排出が促進され、濁質の滞留を防止することができる。
また、管状膜17の両端部と保護筒19の両端部と通水管35の両端部とヘッダー20と短管26とを一まとめで充填剤22により接合しているため、各膜エレメント3a,3bを少ない工数で組上げることができ、製作効率が向上する。
上記第7の実施の形態では、図16に示すように、各膜エレメント3a,3bにヘッダー20を備えているが、第8の実施の形態として、図18に示すように、ヘッダー20を設けず、各膜エレメント3a,3bを膜集合体18と保護筒19と短管26と通水管35と充填剤22とで構成してもよい。
次に、第9の実施の形態を図19〜図21に基づいて説明する。
各膜エレメント3a,3bのヘッダー20の外周面の一部分Eおよび保護筒19の一部分Fは、円曲状ではなく、平坦状に形成されている。これにより、各膜エレメント3a,3bの外周面の一部分E,Fとケーシング5の内周面との間に、各膜エレメント3a,3bの両端面に連通する通水路37が形成される。尚、通水路37と集水空間24とは各膜エレメント3a,3bの中心に対して180°振り分けられた位置関係にある。また、各膜エレメント3a,3bの集水空間24は、周囲を複数の管状膜17と保護筒19の一部とで取り囲まれて形成された空間である。
これによると、原水は両原水流入口11a,11bから容器2内に流入する。このうち、一方の原水流入口11aから一方の膜エレメント3aの一端面側の空間Bへ流入した原水の一部は、一方の膜エレメント3aとケーシング5との間の通水路37を通って、一方の膜エレメント3aの他端面側の空間Cにも供給される。
これにより、原水を一方の膜エレメント3aの両端面側の空間B,Cに分配することができ、原水は一方の膜エレメント3aの各管状膜17の両端の開口部17aから管状膜17の内部へ流れ込む。したがって、原水が一方の膜エレメント3aの各管状膜17の両端の開口部17aからバランス良く流入してろ過されるため、原水の大部分が一方の膜エレメント3aの各管状膜17の一端の開口部17aから流入してろ過されるといった偏ったろ過を防止することができる。
また、他方の原水流入口11bから他方の膜エレメント3bの一端面側の空間Dへ流入した原水の一部は、他方の膜エレメント3bとケーシング5との間の通水路37を通って、他方の膜エレメント3bの他端面側の空間Cにも供給される。
これにより、原水を他方の膜エレメント3bの両端面側の空間C,Dに分配することができ、原水は他方の膜エレメント3bの各管状膜17の両端の開口部17aから管状膜17の内部へ流れ込む。したがって、原水が他方の膜エレメント3bの各管状膜17の両端の開口部17aからバランス良く流入してろ過されるため、原水の大部分が他方の膜エレメント3bの各管状膜17の一端の開口部17aから流入してろ過されるといった偏ったろ過を防止することができる。
また、逆洗時、両膜エレメント3a,3b間の空間Cに滞留し易い濁質は、通水路37を通って空間B,Dへ排出され、原水流入口11a,11bから容器2の外部へ排出される。これにより、濁質の排出が促進され、濁質の滞留を防止することができる。
上記第9の実施の形態では、図20に示すように、各膜エレメント3a,3bにヘッダー20を備えているが、第10の実施の形態として、図22に示すように、ヘッダー20を設けず、各膜エレメント3a,3bを膜集合体18と保護筒19と短管26と充填剤22とで構成してもよい。
上記各実施の形態では、容器2内に2個の膜エレメント3a,3bを収納しているが、第11の実施の形態として、図23(a)に示すように、容器2内に1個の膜エレメント3aを収納してもよい。この場合、管状接続部材27は不要であり、膜エレメント3aの一方の集水口25が管状集水部材30を介してろ過水排出管14に接続され、他方の集水口25が管状集水部材30を介して栓部材15に接続される。
また、第12の実施の形態として、図23(b)に示すように、容器2内に3個の膜エレメント3a,3b,3cを収納してもよい。この場合、中間部の膜エレメント3cの一方の集水口25と一端部の膜エレメント3aの他方の集水口25とが管状接続部材27を介して接続され、中間部の膜エレメント3cの他方の集水口25と他端部の膜エレメント3bの一方の集水口25とが管状接続部材27を介して接続されている。
これによると、図23(b)に示すように、3個の膜エレメント3a,3b,3cを収納した膜モジュール1では、各集水空間24に集水されたろ過水は、管状接続部材27を通って、隣り合う別の膜エレメント3a,3b,3cの集水空間24に流れ込むことができる。したがって、他端部の膜エレメント3bの集水空間24に集水されたろ過水は管状接続部材27を通って中間部の膜エレメント3cの集水空間24に流れ、中間部の膜エレメント3cの集水空間24に集水されたろ過水は管状接続部材27を通って一端部の膜エレメント3aの集水空間24に流れ、最終的に、一端部の膜エレメント3aの集水口25から管状集水部材30を通りろ過水排出管14を経て外部に排出される。
また、逆洗時においては、逆洗水は、ろ過水排出管14から管状集水部材30を通って一端部の膜エレメント3aの集水空間24に供給され、その一部が上記集水空間24から管状接続部材27を通って中間部の膜エレメント3cの集水空間24に供給され、さらにその一部が上記集水空間24から管状接続部材27を通って他端部の膜エレメント3bの集水空間24に供給される。これにより、逆洗水が各膜エレメント3a,3b,3cに供給され、各膜エレメント3a,3b,3cが逆洗される。
また、図23(a)に示すように、容器2の長さが短い場合は、それに応じて膜エレメント3aの収納数を1個に減らし、図23(b)に示すように、容器2の長さが長い場合は、それに応じて膜エレメント3a,3b,3cの収納数を3個に増やすことで、異なる長さの容器2に対して共通の膜エレメント3a,3b,3cを使用することができる。これにより、容器2の種類に対する膜エレメント3a,3b,3cの種類を減らすことができる。
尚、上記第12の実施の形態では、図23(b)に示すように、容器2内に3個の膜エレメント3a,3b,3cを収納しているが、容器2の長さに応じて、4個以上の複数個収納してもよい。
上記各実施の形態では、例えば図4に示すように、各管状膜17を一方向Xにおいて互いに接触させるとともに他方向Yにおいて所定の間隙Aをあけて配列しているが、第13の実施の形態として、図24(a)に示すように、各管状膜17を一方向Xにおいて互いに接触させるとともに他方向Yにおいても互いに接触させて配列してもよい。これによると、管状膜17の本数がさらに増加し、膜エレメントの膜面積がより一層増大する。
また、第14の実施の形態として、図24(b)に示すように、各管状膜17を他方向Yにおいて所定の間隙Aをあけるとともに一方向Xにおいても所定の間隙Gをあけて配列してもよい。これによると、両間隙A,Gがろ過水の流路となり、ろ過水の流れが阻害されるのをより一層防止することができる。尚、間隙A,Gは、同寸法でもよいし、異なった寸法でもよい。
上記各実施の形態では、一方の蓋7aにろ過水排出管14を設け、他方の蓋7bに栓部材15を設けているが、逆であってもよい、また、栓部材15の代わりに、両方の蓋7a,7bにそれぞれろ過水排出管14を設けて、容器2の両端からろ過水を排出したり或いは逆洗水を供給してもよい。
また、上記各実施の形態では、保護筒19を円筒状に形成しているが、各膜エレメントの両端部の外周面とケーシング5の内周面との間をOリング等のシール材でシールすれば、保護筒19に、内周面と外周面とに開口する孔を形成してもよい。このように孔を形成することで、膜エレメントをさらに軽量化することができ、また、膜エレメントの外側から、膜エレメントの内部すなわち管状膜17の様子等を観察することができる。
本発明の第1の実施の形態における膜モジュールの断面図である。 同、膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 図2におけるW−W矢視図である。 図2におけるZ−Z矢視図である。 同、膜モジュールの管状接続部材と管状集水部材との断面図である。 本発明の第2の実施の形態における膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 本発明の第3の実施の形態における膜モジュールの断面図である。 同、膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 図8におけるW−W矢視図である。 本発明の第4の実施の形態における膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 本発明の第5の実施の形態における膜モジュールの断面図である。 同、膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 図12におけるW−W矢視図である。 本発明の第6の実施の形態における膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 本発明の第7の実施の形態における膜モジュールの断面図である。 同、膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 図16におけるW−W矢視図である。 本発明の第8の実施の形態における膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 本発明の第9の実施の形態における膜モジュールの断面図である。 同、膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 図20におけるW−W矢視図である。 本発明の第10の実施の形態における膜モジュールの膜エレメントの断面図である。 本発明の第11および第12の実施の形態における膜モジュールの断面図であり、(a)が第11の実施の形態、(b)が第12の実施の形態を示す。 本発明の第13および第14の実施の形態における膜モジュールの膜エレメントの管状膜の配列パターンを示す図であり、(a)が第13の実施の形態、(b)が第14の実施の形態を示す。 従来の膜エレメントの図である。
符号の説明
1 膜モジュール
2 容器
3a〜3c 膜エレメント
5 ケーシング
7a,7b 蓋
11a,11b 原水流入口(原水流入部)
12 ろ過水排出部
17 管状膜
17a 開口部
18 膜集合体
19 保護筒
20 ヘッダー
22 充填剤
24 集水空間(集水部)
25 集水口
27 管状接続部材
30 管状集水部材
35 通水管
37 通水路
A 間隙
X 一方向
Y 他方向

Claims (9)

  1. セラミック製の複数の管状膜を集合させた膜集合体と、この膜集合体の外周方を覆う保護筒と、上記各管状膜の両端部と保護筒の両端部とを接合する充填剤とで構成され、
    上記各管状膜の両端の開口部が膜エレメントの両端面に面しており、
    上記膜集合体の一部に、ろ過水を集める集水部が形成され、
    上記膜エレメントの両端面に、集水部に連通する集水口が形成され、
    上記管状膜の開口部から原水が流入し、上記集水口からろ過水が排出される膜エレメントであって、
    筒状のケーシングと、このケーシングの両端の開口部を閉じる蓋とで構成され、原水を膜エレメントの外方へ流入させる原水流入部と、少なくとも一方の蓋に形成され且つ膜エレメントの集水部に集められたろ過水を集水口から容器の外部へ排出するろ過水排出部とが設けられた容器に収納され、
    上記ろ過水排出部に対向する膜エレメントの集水口が管状集水部材を介してろ過水排出部と接続可能であることを特徴とする膜エレメント。
  2. 集水部は周囲を複数の管状膜で取り囲まれて形成された集水空間であり、
    各管状膜間の軸方向に沿った間隙が上記集水空間に連通し、
    集水口が膜エレメントの両端面と上記集水空間の両端部とに連通していることを特徴とする請求項1記載の膜エレメント。
  3. 集水部は周囲を複数の管状膜と保護筒とで取り囲まれて形成された集水空間であり、
    各管状膜間の軸方向に沿った間隙が上記集水空間に連通し、
    集水口が膜エレメントの両端面と集水空間の両端部とに連通していることを特徴とする請求項1記載の膜エレメント。
  4. 膜集合体の両端部は一対の環状のヘッダーに挿入されており、
    各管状膜の両端部と保護筒の両端部とヘッダーとが充填剤によって一まとめで接合されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の膜エレメント。
  5. 容器内に複数の膜エレメントが収納され、
    互いに隣り合う膜エレメントの集水口同士が管状接続部材を介して接続可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の膜エレメント。
  6. 膜エレメントを容器に収納した膜モジュールであって、
    上記膜エレメントは、セラミック製の複数の管状膜を集合させた膜集合体と、この膜集合体の外周方を覆う保護筒と、上記各管状膜の両端部と保護筒の両端部とを接合する充填剤とで構成され、
    上記各管状膜の両端の開口部が膜エレメントの両端面に面しており、
    上記膜集合体の一部に、ろ過水を集める集水部が形成され、
    上記膜エレメントの両端面に、集水部に連通する集水口が形成され、
    上記管状膜の開口部から原水が流入し、上記集水口からろ過水が排出され、
    上記容器は、筒状のケーシングと、このケーシングの両端の開口部を閉じる蓋とで構成され、
    上記容器に、原水を膜エレメントの外方へ流入させる原水流入部と、膜エレメントの集水部に集められたろ過水を集水口から容器の外部へ排出するろ過水排出部とが設けられ、
    上記ろ過水排出部は少なくとも一方の蓋に形成され、
    上記ろ過水排出部とこのろ過水排出部に対向する膜エレメントの集水口とが管状集水部材を介して接続されていることを特徴とする膜モジュール。
  7. 容器内に複数の膜エレメントが収納され、
    互いに隣り合う膜エレメントの集水口同士が管状接続部材を介して接続されていることを特徴とする請求項6記載の膜モジュール。
  8. 管状集水部材と管状接続部材とが同一の部材であることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の膜モジュール。
  9. 膜エレメントの外周面と容器の内周面との間に、膜エレメントの両端面に連通する通水路が形成されていることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の膜モジュール。
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