JP4375101B2 - 化学反応用カートリッジおよびその作製方法および化学反応用カートリッジ駆動機構 - Google Patents
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Description
あるいは、混合した物質をろ過あるいは遠心分離などして、目的の物質を分離抽出することもある。
他方、バイオアナライザなどでは、可撓性の材料で偏平な袋状に形成されたバイオチップと呼ばれるバッグが使用される。(例えば、特許文献1参照)。
また、採血バッグの場合には、弾性がないため溶液の移動が容易でないという問題があった。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記流路および前記室の少なくともいずれか一方は、前記流体状物質が流入される前において容積がゼロであることを特徴とする化学反応用カートリッジ。
前記容器の基板を構成する剛性体と前記弾性体とを接着するときに、前記流路または前記室の部分を接着しない非接着部を形成することを特徴とする化学反応用カートリッジの製作方法。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
前記流体状の物質を保持する前記室に連結されたすべての入力および出力用流路を同時に封止する加圧手段を有する化学反応用カートリッジの駆動機構。
前記流体状物質を保持する前記室に連結されたすべての流路を同時に封止する加圧手段 を有することを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記複数の室は等間隔ピッチで並べられ、
前記室の少なくとも1つは、複数の異なる前記流体状物質が流入する複数の流入用流路と少なくとも1つの排出用流路とを設けた共通の室であり、
前記室の少なくとも1つは、所定の流体状物質を前記共通の室に送液するタイミングを調整するためのダミーの室であることを特徴とする化学反応用カートリッジ。
前記室の少なくとも1つは、複数の異なる前記流体状物質が流入する複数の流入用流路と少なくとも1つの排出用流路とを設けた共通の室であり、
前記室の少なくとも1つは、所定の流体状物質を前記共通の室に送液するタイミングを調整するためのダミーの室であることを特徴とする(1)に記載の化学反応用カートリッジ。
前記複数の室の流路を封止する位置に設けられた複数の加圧手段を有し、
前記複数の加圧手段が同時に同一方向に移動し、1ピッチずつ送液することを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記流体状物質の導入口は、内部で結合した複数の注入部から構成され、
一方の注入部からの流体状物質の注入により、他の注入部から内部の空気が排出されることを特徴とする化学反応用カートリッジ。
一方の注入部からの流体状物質の注入により、他の注入部から内部の空気が排出されることを特徴とする(1)に記載の化学反応用カートリッジ。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記流体状物質の所定量を貯めておく導入口と、
この導入口の流体状物質の一定量を内部に吸引する手段とを、
有することを特徴とする化学反応用カートリッジ。
この導入口の流体状物質の一定量を内部に吸引する手段とを、
有することを特徴とする(1)に記載の化学反応用カートリッジ。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入および少なくとも1つの流出する流路は前記外力により封止されることを特徴とする化学反応用カートリッジ。
一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入および少なくとも1つの流出する流路は前記外力により封止されることを特徴とする(1)に記載の化学反応用カートリッジ。
前記他の流体状物質の流入および流出する流路は、車輪型の加圧手段により、同時に封止されることを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
前記共通の室の流入用流路および流出用流路は、前記共通の室を中心に放射状に形成されており、それぞれの流路を送液するための加圧手段は、前記容器の面内においてそれぞれの流路に応じて異なる軸方向に移動することを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
前記共通の室を通過する複数の流路は、カートリッジの裏面と表面にそれぞれ配置されていることを特徴とする化学反応用カートリッジ。
前記共通の室を通過する複数の流路は、カートリッジの裏面と表面にそれぞれ配置されていることを特徴とする(1)に記載の化学反応用カートリッジ。
(31)剛性体の基板と弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入および流出する流路を備えた共通の室であり、
この共通の室の流路は、前記共通の室を中心に一直線状に隣接して配置され、一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入する流路は前記外力により封止されることを特徴とする化学反応用カートリッジ。
この共通の室の流路は、前記共通の室を中心に一直線状に隣接して配置され、一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入する流路は前記外力により封止されることを特徴とする(1)に記載の化学反応用カートリッジ。
前記共通の室に送液するための加圧手段は、送液する流体状物質のある室を挟むように設置され、前記容器面内において、前記一直線上の方向に移動することを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記複数の室は等間隔ピッチで並べられ、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入する流路は前記外力により封止されることを特徴とする化学反応用カートリッジ。
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流 路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入する流路は前記外力により封止されることを特徴とする(1)に記載の化学反応用カートリッジ。
異なる流体状物質を送液する加圧手段は、それぞれ独立して移動する複数の加圧手段群であることを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
に固定されていることを特徴とする(15)、(16)、(22)、(23)、(24)、(25)、(29)、(30)、(31)、(32)、(34)、(35)、(39)、(40)または(41)に記載の化学反応用カートリッジ。
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記外力は、前記流路または前記室に前記外力を加える面に曲率をもつ板を前記弾性体側の一方向から押し当てて発生させることを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
前記外力は、前記流路または前記室に前記外力を加える面に曲率をもつ板を前記弾性体側の一方向から押し当てて発生させることを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
また、流路、室をゼロ容積構造としたので同様の効果がある。
従ってサンプルからの所定物質の抽出や精製などの工程を実現することができる。
図2は、本発明に係る液送および排気を説明する説明図である。
図2において、ウェルB1,B2は流路107aで連結されており、ウェルB1,B2の出口付近の流路107a,107bの開口面積は、排気路108a,108bよりも狭くして絞りを形成している(例えば、1/3〜1/5程度の開口面積)。これにより、空気の排出に対しては、流路107a,107aへの排出抵抗が増加するため、排気路108a,108bへ流出していくこととなる。具体的には次の通りである。
以上により、押し出された溶液や空気の背圧で戻ることが無く、溶液に空気が混合することの無いカートリッジが実現できる。
図3(a)は、カートリッジの平面図であり、カートリッジ111は、図3(b)に示すように、前出の実施例と同様、気密状で弾力性のある弾性体117と、平板上の基板118より形成されている。これらは、例えばPDMS(PolyDiMethylSiloxane)により作製することができる。弾性体117の裏面には、溶液の溜まる穴であるウェルC1と、このウェルC1に溶液を流入させるための流路112,113が設けられている。
図3(a)に示すようにローラ116でカートリッジ111表面(流路112,113およびウェルC1)が押しつぶされる程度に上から押し付ける。矢印の示す方向にローラ116を回転移動させて右方向に移動させると、ウェルC1に溜まっていた溶液も移動し、流路114をとおってウェルC2へ流入する。このとき容積がゼロであった流路114およびウェルC2は、図3(c)に示すように溶液の流入により、流路114およびウェルC2の基板118に面していた部分の弾性体117が押し上げられ、溶液の通り道(流路114)や溜まり(ウェルC2)ができる。溶液の通過後は、弾性体117の復元力により再び容積がゼロになる。
図4はカートリッジの作製方法の第1の実施例を説明する説明図である。図4を用いて以下にカートリッジの作製方法の工程を以下に記載する。
これにより、マスク119以外の部分(斜線部)がプラズマ処理され、その部分のみ接着可能となる(図4(c))。
なお、マスク119の替わりにプラズマで活性化しない物質をプラズマ処理前に基板120の非接着部121に塗布しておいてもよい。
また、PDMSに係るプラズマ処理は、周知技術(例えば、プラズマ材料科学ハンドブック、オーム社、1992)であるため説明は省略する。
なお、基板122に切り欠きを設けたのは、接着剤124の非接着部への流出を防ぐためであり、非接着部125に非接着性物質を接着前に塗布しておけば、基板122に切り欠きを設けなくともよい。
なお、埋め込み材128も例えばPDMSで作製することができる。
図7は、カートリッジおよび駆動機構に係る第1の実施例を示す説明図である。
図7(a)において、ローラ130aは、カートリッジに押し付けられ、ウェルD1の溶液の入路である流路131aを遮蔽する。ローラ130bは出路である流路131bを遮蔽する。このように、複数のローラでウェルのすべての入出路を同時に遮蔽することにより、送液時に溶液が次のウェルだけでなく、その先の流路やウェルまで流れていってしまうのを防ぐことができる。
図8(a),図8(b),図8(c)は、ローラ132a,132b,132cの矢印方向への移動により、状態が移り変わっていく様子を示している。また、斜線部は溶液の存在を示している。なお、本実施例では、ウェルの構造をゼロ容積構造としているが、排気路を設けた構造であってもよい。
また、本実施例ではウェルの構造をゼロ容積構造としているが、排気路を設けた構造であってもよい。また、加圧手段としてローラを用いているが、ピストン型のアクチュエータでもよい。
ウェルF6では、混合液が加温され、反応させる工程が加えられる。加温には、例えばペルチェ素子が用いられる。
なお、ダミーウェルは、最初に溶液等が保持されていたウェルと同等の容積にしておくようにする。
ウェルF9では、DNAトラップ剤にDNAがトラップされ、トラップ剤である磁性粒子自身も磁場の印加でウェルF9にトラップされる。
なお、DNAのトラップには、ビーズ、フィルタまたはカラムなどを用いる。また、ビーズは、シリカ、磁性ビーズ、金属ビーズまたは樹脂ビーズなどである。
ここで述べた送液の仕組みは、デジタル回路のシフトレジスタの動きに類似するものであり、このような送液構造は、クロック形送液構造といえる。電気系と異なるのは、溶解液と洗浄液とのコンタミネーション(混合)を防ぐ必要があるため、流路を独立してあることである。
図10は、カートリッジ135における溶液の導入口部分を示している。図10(a)において、導入口137は、カートリッジ135の外部からカートリッジ内部を通過して、再び容器の外部に通じるU形の通路のようになっている。このU形の導入口137は、カートリッジ135内部の処理用の流路138と連結している。導入口137は、溶液の有無に関わらず所定の容積を持っており、流路138は前出のゼロ容積構造の流路である。
次に、図10(b)に示すように、図の上面からローラ139aと139bをカートリッジ135へ押し付けることで、ローラ139aで注入部140a,140bを同時に塞ぎ、ローラ139bで流路138を遮蔽しておく。この2つのローラが破線矢印方向に回転移動して、導入口137の溶液を実線矢印で示すように流路138へ押し出す。
さらに、導入口137のカートリッジ表面の形状は、図10(c)に示すように、入口に向かって先細になったテーパ加工を施すことにより、ローラ139aにより塞ぎやすくなり、空気の混入を防ぐことができる。
図11は、カートリッジにおける導入口部分を示している。図11(a)において、導入口141は流路144aを介してドーム型のウェルG1に連結され、ウェルG1にはさらにカートリッジ内部へ溶液を送る流路144bが連結されている。
なお、導入口には、前出のU形の導入口と併用しても良い。また、導入口のカートリッジ表面の構造も前出のU形同様テーパ状であっても良い。
本実施例では、DNA、RNA、タンパク、糖鎖などの生体高分子の抽出を例にとって説明する。
図12において、ウェルH1は、血液などのサンプルと溶解液の溶液を入れたウェルである。ウェルH2は、シリカ、アミノ磁性粒子(表面修飾済みの磁性粒子)などのDNAのトラップ剤を入れたウェルである。ウェルH3は、廃液止めのウェルである。ウェルH4は、抽出用溶媒をいれたウェルである。ウェルH5は、DNA抽出液が入るウェルである。
ウェルH1に含まれるDNAは、マイナスに荷電している。ウェルH2に設置してあるシリカやアミノ磁性粒子はプラスに荷電している。このため、ウェルH1からウェルH3に送液すると、DNAはウェルH2でトラップ(キャプチャ)される。残りの液は、ウェルH3に廃液として送られる。
トラップ過程の後、ウェルH4の抽出用溶媒をウェルH2に送り、pHや温度を調整すると、DNAはトラップ剤から離脱する。これをウェルH5に送り、DNA抽出液を得る。
さらに、磁性粒子には、ビーズ、フィルタまたはカラムなどを用いる。また、ビーズは、シリカ、磁性ビーズ、金属ビーズまたは樹脂ビーズなどである。
以上により、例えば、サンプルからシリカや磁性粒子などを用いた核酸の抽出や、PCR(Polymerase Chain Reaction)増幅後の精製(未反応物質と生成物との分離等)の構造(クロス構造)を実現することができる。
本実施例も前出のトラップ過程とリリース過程を実現するものである。
図13において、ウェルI1は、血液などのサンプルと溶解液の溶液を入れたウェルである。ウェルI2は、シリカ、アミノ磁性粒子(表面修飾済みの磁性粒子)などのDNAのトラップ剤を入れたウェルである。ウェルI3は、廃液止めのウェルである。ウェルI4は、抽出用溶媒をいれたウェルである。ウェルI5は、DNA抽出液が入るウェルである。ウェルI1,I3,I4,I5は、流路を介してウェルI2に連結されていて、外力を与えるローラが、特定のウェルまたは流路の送液を行うと同時に、送液を行わない流路を封止するように配置されている。このようなウェルは、少なくとも2つの排出用流路を持つ共通ウェルへ、少なくとも2種類以上の異なる溶液がそれぞれ異なる流路から流入する交差配置である。
なお、本実施例ではウェルの構造をゼロ容積構造としているが、排気路を設けた構造であってもよい。また、加圧手段としてローラを用いているが、ピストン型のアクチュエータでもよい。
本実施例も前出の生体高分子のトラップ過程とリリース過程を実現するものである。
図14において、ウェルJ1は、血液などのサンプルと溶解液の溶液を入れたウェルである。ウェルJ2は、シリカ、アミノ磁性粒子(表面修飾済みの磁性粒子)などのDNAのトラップ剤を入れたウェルである。ウェルJ3は、廃液止めのウェルである。ウェルJ4は、抽出用溶媒をいれたウェルである。ウェルJ5は、DNA抽出液が入るウェルである。ウェルJ1,J3,J4,J5は、流路を介してウェルJ2に連結されていて、外力を与えるローラの1つが、特定のウェルまたは流路の送液を行うと同時に、他のローラが送液を行わない流路を封止するように配置されている。このようなウェルは、少なくとも2つの排出用流路を持つ共通ウェルへ、少なくとも2種類以上の異なる溶液がそれぞれ異なる流路から流入する交差配置である。
なお、凸部は、カートリッジ、ローラのどちらにあっても良く、2つのウェルをローラで押さえる場合に、流路を跨いで封止いない構造であれば良い。
なお、本実施例ではウェルの構造をゼロ容積構造としているが、排気路を設けた構造であってもよい。また、加圧手段としてローラを用いているが、ピストン型のアクチュエータでもよい。
以上により、例えば、サンプルからシリカや磁性粒子などを用いた核酸の抽出や、PCR増幅後の精製(未反応物質と生成物との分離等)の構造(クロス構造)を実現することができる。
本実施例も前出の生体高分子のトラップ過程とリリース過程を実現するものである。
図15において、ウェルK1は、血液などのサンプルと溶解液の溶液を入れたウェルである。ウェルK2は、シリカ、アミノ磁性粒子(表面修飾済みの磁性粒子)などのDNAのトラップ剤を入れたウェルである。ウェルK3は、廃液止めのウェルである。ウェルK4は、抽出用溶媒をいれたウェルである。ウェルK5は、DNA抽出液が入るウェルである。
ウェルK1,K3,K4,K5は、流路を介してウェルK2に連結されていて、少なくとも2つの排出用流路を持つ共通ウェルへ、少なくとも2種類以上の異なる溶液がそれぞれ異なる流路から流入する交差配置であり、共通ウェルを通過する流路以外の流路の共通ウェルへの入力側と出力側を同時に同一のローラで封止する配置である。
以上により、例えば、サンプルからシリカや磁性粒子などを用いた核酸の抽出や、PCR増幅後の精製(未反応物質と生成物との分離等)の構造(クロス構造)を実現することができる。
本実施例もまた前出の生体高分子のトラップ過程とリリース過程を実現するものである。
図16において、ウェルL1は、血液などのサンプルと溶解液の溶液を入れたウェルである。ウェルL2は、シリカ、アミノ磁性粒子(表面修飾済みの磁性粒子)などのDNAのトラップ剤を入れたウェルである。ウェルL3は、廃液止めのウェルである。ウェルL4は、抽出用溶媒をいれたウェルである。ウェルL5は、DNA抽出液が入るウェルである。
具体的には、図16(a)に示すように、ローラ149a,149bは、矢印方向に回転移動しウェルL1の溶液を押し出し、ウェルL2に送る。斜線で示した部分が溶液の送られるパスを示している。このとき、ローラ149cは、ウェルL2とウェルL4とを連結する流路を封止し、ローラ149dは、ウェルL2とウェルL5とを連結する流路を封止している。従って、ウェルL2に送られたサンプル溶液は、ウェルL2で、サンプル中の生体高分子がトラップされた後、ウェルL3に廃液として送られる。
また、図16(c)に示すように、ローラ149e,149fでウェルL6からウェルL4,L7へ送った溶液をローラ149c,149dでウェルL4からウェルL2へ送るような多段で構成してもよい。
加えて、本実施例において、ローラ同士がぶつかる場合は、図16(e)に示すように片方を反対側(カートリッジの裏面)に設ける構造にしてもよい。
図16(e)において、カートリッジ150は、気密状で弾力性のあるゴムなどの弾性体151a,151bと、硬質材料で形成された平板上の基板152より形成されている。基板152は、弾性体151a,151bに挟まれて接着されていて、双方の弾性体と基板間には、流路156a,156bが設けられている。これらの流路は、前述の共通ウェルを通過する流路である。
ローラ149mは、カートリッジ150の表面154側に設けられ、流路156aの送液を行う。ローラ149nは、カートリッジ150の裏面155側に設けられ、流路156bの送液を行う。従って、ローラ149m,149nがぶつかることがない。
また、基板152の材質としては、ガラス、金属、硬質樹脂あるいは弾性体を用いることができる。弾性体151a,151bと基板152の接合は、接着の他、吸着(PDMSとガラスの場合など)、あるいは超音波または加熱またはプラズマ処理あるいは振動などによる溶着であってもよい。
本実施例も、生体高分子のトラップ過程とリリース過程を実現するものである。なお、本実施例では、DNAの抽出を例にとり説明する。
具体的には、図17(a)から図17(g)へと状態が移り変わる。図17(a)に示すように、ローラ157aは、ウェルM1の入口を封止し、ローラ157bは、ウェルM1とウェルM2とを連結する流路を封止し、ローラ157cはウェルM3の出口を封止している。
本実施例も、生体高分子のトラップ過程とリリース過程を実現するものである。なお、本実施例では、第11の実施例同様、DNA抽出を例にとり説明する。
また、図示しないが、ウェルN1には試料を注入する流路が設けられ、ウェルN3には抽出産物の出口となる流路が設けられている。
図19において、カートリッジに設けられたウェルO1からO23は、上段P1にウェルO1からO14が設けられ、ウェルO10を共通ウェルとし、このウェルO10にウェルO7からO9が連結され、ウェルO10の左縦1列に配置している。また、ウェルO7を共通ウェルとして、これにウェルO1,O2が連結され、左縦1列に配置されている。これと同じ縦の並びにウェルO3,O6が配置され、ウェルO3はウェルO8に、ウェルO6はウェルO9に連結されている。ウェルO6にはウェルO5,ウェルO4がカスケードに連結され、その左1列に位置している。
これらのウェルは横方向(ローラの進行方向)には等間隔で配置され、斜線で示した複数のローラは、ウェル横方向の間隔に一致する間隔で配置される。
下段P2にウェルO15からO23は上段のウェルと縦位置が一致するように横一列に等間隔で配置されていて、ウェルO10にはウェルO19とウェルO20は連結され、ウェルO19は、ウェルO7からO9の縦の並びにあって、ウェルO20はウェルO11の縦の並びにあって、ウェルO10の下を空けて左にウェルO19からO15がカスケードに連結されて配置され、右にウェルO20からO23がカスケードに連結されて配置される。
また、本実施例ではウェルの構造をゼロ容積構造としているが、排気路を設けた構造であってもよい。また、加圧手段としてローラを用いているが、ピストン型のアクチュエータでもよい。
図19(a)上段P1の各ローラは、実線矢印の方向に回転移動する。この動作によるウェル内の各内容物の動きは、前出の実施例9で説明したものと同様であるため以下に簡単に説明する。だだし、洗浄液は、ウェルO4,O5に入っているのでウェルO10の洗浄が2回行われる。
ウェルO7では、混合液が加温され、反応させる工程が加えられる。加温には、例えばペルチェ素子が用いられる。
さらに各ローラが回転移動して、1ウェル分、矢印方向に移動すると、ウェルO7の混合液とウェルO8のDNAトラップ剤が、ウェルO10で混合される。また、ウェルO5,O6の洗浄液がウェルO6,O9へ移動する。
さらに各ローラが回転移動して、1ウェル分、実線矢印方向に移動すると、ウェルO10のDNAトラップ後の廃液がウェルO11に移動する。また、ウェルO9の洗浄液がウェルO10に移動し、ウェルO6の洗浄液はウェルO9に移動する。ウェルO10では、磁性粒子の洗浄液による1度目の洗浄が行われる。
上述の動作と平行して、下段P2の各ローラは、上段P1のローラと同期して実線矢印方向に進み、抽出用バッファ液165が破線矢印で示したようにウェルO19まで進む。 なお、ウェルO16からO18は、もともとは空のウェルであり、抽出用バッファ液165のウェルO10への送液タイミングを調整するダミーウェルである。このダミーウェルがあるために、ローラの1軸方向の動きのみで送液のタイミングを任意に調整することができる。
次に、上段P1のローラ群はロックされ、下段のローラ群のみが移動することにより、
下段P2のウェルO19の抽出用バッファ液が破線矢印に示すようにウェルO10に送られ、ウェルO10でDNAのリリースが行われる(図19(b))。
ここで述べた送液の仕組みは、デジタル回路のシフトレジスタなど動作に類似するものである。従って、ローラ群の動きはクロック形と言える。
図20において、ウェルO1にはサンプル溶液、ウェルO2には溶解液、ウェルO3にはDNAトラップ剤(表面修飾済みの磁性粒子)、ウェルO4,O5には洗浄液、ウェルO15には、抽出用バッファ液が予め入っている。他のウェルは容積ゼロの状態である。
各段のローラが実線矢印方向に5ウェル分移動することにより、ウェルO10に、サンプル溶液と溶解液の混合液と、DNAトラップ剤が送られDNAが磁性粒子にトラップされ、洗浄液167a,167bが送られ洗浄後の洗浄液167a,167bがウェルO11,O12に送られる。この結果、ウェルO10には、DNAトラップ済み磁性粒子166が存在している。
次に、上段P1のローラ群は停止したままで、中段P3,下段P2のローラ群が実線矢印方向に1ウェル分移動し、ウェルO19の抽出用バッファ液165はウェルO10に送られて、DNAをトラップ剤からリリースする。そして、再び中段P3,下段P2のローラ群が1ウェル分移動して、ウェルO10からウェルO20へDNA抽出液(成果物)が送られる。
図21(a)において縦線で示したウェルは縦と横に並べて配置され、縦横に隣り合うウェルは流路で連結されている。このような配置において、斜線で示したローラは、ウェルの行や列ごとにウェルを挟むように独立して配置される。縦(X軸)と横(Y軸)のローラ群をそれぞれ順次動かすことで、任意の位置のウェルに液を移動することができる。
ローラ群の構成は、行全体や列全体が一体で動いたり、行や列の中の数本ずつが一体で動くようにする。
なお、流路は、図21のように縦横の網目状に限らず、ウェル間流路のない領域があってもよいし、図21(b)のように斜めに設けられていてもよい。また、ウェルの大きさや深さはそれぞれ異なっていても良い。
例えば、図21(b)のようにローラ群を3段にして、上段R1のローラ群と中段R2のローラ群と、下段R3のローラ群を同期させて移動させると、ウェルQ1の液体は、ウェルQ2,Q3へ移動し、上段R1のローラ群と中段のローラ群を同期させて移動させると、ウェルQ3の溶液は、ウェルQ4,Q5,Q6に移動する。さらに、中段R2のローラ群と下段R3のローラ群を移動させると液体は、ウェルQ7に移動する。
これまでの実施例において加圧手段として、ローラまたはピストン型のアクチュエータを例示したが、図22のように、加圧手段173はウェル175などの容器との接触面に曲率を持つ2次元状の板あるいはキャタピラ(登録商標)を用いて、カートリッジ174に押し当て矢印方向に移動させるものであっても良い。これによれば、流路やウェルを、面で押すので背圧による溶液や空気の戻りを防止することができる。
102 弾性体
103 基板
104 共通吸気路
104a〜104c 吸気路
105a〜105f 流路
106 共通排気路
106a〜106c 排気路
A1〜A7 ウェル
107a、107b流路
108 共通排気路
108a、108b 排気路
109 ローラ
110 空気
B1、B2 ウェル
111 カートリッジ
112〜115 流路
116 ローラ
117 弾性体
118 基板
C1〜C3 ウェル
119 マスク
120 基板
121 非接着部
122 基板
123 弾性体
124 接着剤
125 非接着部
126 基板
127 弾性体
128 埋め込み剤
129 非接着部
130a、130b ローラ
131a、131b 流路
D1、D2 ウェル
132a〜132f ローラ
133a〜133e 流路
E1〜E6 ウェル
134a、134b ローラ
F1〜F13 ウェル
135 カートリッジ
136 注射器
137 導入口
138 流路
139a、139b ローラ
140a、140b 注入部
141 導入口
142 溶液
143a ローラ
144a、144b 流路
G1、G2 ウェル
145a〜145d シャッタ
H1〜H5 ウェル
146a、146b ローラ
I1〜I5 ウェル
147a、147b ローラ
J1〜J5 ウェル
148a〜148c ローラ
K1〜K5 ウェル
149a〜149m ローラ
L1〜L14 ウェル
150 カートリッジ
151a、151b 弾性体
152 基板
153 スルーホール
154 表面
155 裏面
156a、156b 流路
157a〜157c ローラ
M1〜M3 ウェル
158 試料
159 トラップ剤
160 DNAバッファ溶液
161a〜161c ローラ
162 試料
163 トラップ剤
164 DNAバッファ溶液
N1〜N3 ウェル
165 抽出用バッファ液
166 DNAトラップ済み磁性粒子
167a、167b 洗浄液
168 DNA抽出液
O1〜O23 ウェル
Q1〜Q7 ウェル
169 ローラ
170 剛体
171 弾性体
172 基板
173 加圧手段
174 カートリッジ
175 ウェル
176a〜176f 凸部
Claims (48)
- 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記流路および前記室の少なくともいずれか一方は、前記流体状物質が流入される前において容積がゼロであることを特徴とする化学反応用カートリッジ。 - 請求項1に記載のカートリッジの作製方法であって、
前記容器の基板を構成する剛性体と前記弾性体とを接着するときに、前記流路または前記室の部分を接着しない非接着部を形成することを特徴とする化学反応用カートリッジの製作方法。 - 前記非接着部は、非接着性物質を接着前に塗布しておくことで形成することを特徴とする請求項2に記載の化学反応用カートリッジの作製方法。
- 前記非接着部は、プラズマ処理時に該当領域をマスクまたはプラズマで活性化しない物質を塗布することにより形成することを特徴とする請求項2に記載の化学反応用カートリッジの作製方法。
- 前記非接着部は、該当領域の周囲に接着剤を塗布し、前記非接着部には前記接着剤を塗布しないことにより形成することを特徴とする請求項2に記載の化学反応用カートリッジの作製方法。
- 前記非接着部は、少なくとも1面が非接着性の表面を有する埋め込み材を前記基板に埋設し、前記非接着性の表面を形成することを特徴とする請求項2に記載の化学反応用カートリッジの作製方法。
- 前記非接着部は、先に硬化させた前記基板または前記弾性体に少なくとも1面が非接着性の表面を有する埋め込み材を設置した後に、対応する弾性体または基板をキャスティングにより成形して作られることを特徴とする請求項2に記載の化学反応用カートリッジの作製方法。
- 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
前記流体状物質を保持する前記室に連結されたすべての入力および出力用流路を同時に封止する加圧手段を有する化学反応用カートリッジの駆動機構。 - 請求項1に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
前記流体状物質を保持する前記室に連結されたすべての流路を同時に封止する加圧手段 を有することを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。 - 前記加圧手段は、流体状物質の移動に用いるローラであることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構。
- 前記加圧手段の少なくとも1方は、シャッタであることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構。
- 前記流体状物質の封止は、1つのカートリッジ内の複数箇所で同時に行われることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構。
- 前記流体状物質の封止は、反応のステップ毎に行われることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構。
- 前記流体状物質の封止後に、少なくとも1つの前記加圧手段を移動させることで室内の圧力を変化させることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構。
- 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記複数の室は等間隔ピッチで並べられ、
前記室の少なくとも1つは、複数の異なる前記流体状物質が流入する複数の流入用流路と少なくとも1つの排出用流路とを設けた共通の室であり、
前記室の少なくとも1つは、所定の流体状物質を前記共通の室に送液するタイミングを調整するためのダミーの室であることを特徴とする化学反応用カートリッジ。 - 前記複数の室は等間隔ピッチで並べられ、
前記室の少なくとも1つは、複数の異なる前記流体状物質が流入する複数の流入用流路と少なくとも1つの排出用流路とを設けた共通の室であり、
前記室の少なくとも1つは、所定の流体状物質を前記共通の室に送液するタイミングを調整するためのダミーの室であることを特徴とする請求項1に記載の化学反応用カートリッジ。 - 請求項15または請求項16に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
前記複数の室の流路を封止する位置に設けられた複数の加圧手段を有し、
前記複数の加圧手段が同時に同一方向に移動し、1ピッチずつ送液することを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。 - 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記流体状物質の導入口は、内部で結合した複数の注入部から構成され、
一方の注入部からの流体状物質の注入により、他の注入部から内部の空気が排出される
ことを特徴とする化学反応用カートリッジ。 - 前記流体状物質の導入口は、内部で結合した複数の注入部から構成され、
一方の注入部からの流体状物質の注入により、他の注入部から内部の空気が排出される
ことを特徴とする請求項1に記載の化学反応用カートリッジ。 - 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記流体状物質の所定量を貯めておく導入口と、
この導入口の流体状物質の一定量を内部に吸引する手段とを、
有することを特徴とする化学反応用カートリッジ。 - 前記流体状物質の所定量を貯めておく導入口と、
この導入口の流体状物質の一定量を内部に吸引する手段とを、
有することを特徴とする請求項1に記載の化学反応用カートリッジ。 - 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入および少なくとも1つの流出する流路は前記外力により封止されることを特徴とする化学反応用カートリッジ。 - 前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入および少なくとも1つの流出する流路は前記外力により封止されることを特徴とする請求項1に記載の化学反応用カートリッジ。 - 前記他の流体状物質の流入および流出する流路は、前記一方の流体状物質を送液する外力により封止される位置に形成されていることを特徴とする請求項22または請求項23に記載の化学反応用カートリッジ。
- 前記複数の室は前記外力の印加時に押下される凸部前記容器の外部に有し、前記一方の流体状物質を送る流路は、前記凸部の間の凹部に形成されていることを特徴とする請求項22または請求項23に記載の化学反応用カートリッジ。
- 請求項22または請求項23に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
前記他の流体状物質の流入および流出する流路は、車輪型の加圧手段により、同時に封止されることを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。 - 前記車輪型の加圧手段は、送液を行う加圧手段と同一軸方向の移動または回転移動により、前記他の流体状物質の流入および流出する流路を封止することを特徴とする請求項26に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構。
- 請求項22または請求項23に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
前記共通の室の流入用流路および流出用流路は、前記共通の室を中心に放射状に形成されており、それぞれの流路を送液するための加圧手段は、前記容器の面内においてそれぞれの流路に応じて異なる軸方向に移動することを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動 機構。 - 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
前記共通の室を通過する複数の流路は、カートリッジの裏面と表面にそれぞれ配置されていることを特徴とする化学反応用カートリッジ。 - 前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
前記共通の室を通過する複数の流路は、カートリッジの裏面と表面にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1に記載の化学反応用カートリッジ。 - 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入および流出する流路を備えた共通の室であり、
この共通の室の流路は、前記共通の室を中心に一直線状に隣接して配置され、一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入する流路は前記外力により封止されることを特徴とする化学反応用カートリッジ。 - 前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入および流出する流路を備えた共通の室であり、
この共通の室の流路は、前記共通の室を中心に一直線状に隣接して配置され、一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入する流路は前記外力により封止されることを特徴とする請求項1に記載の化学反応用カートリッジ。 - 請求項31または請求項32に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
前記共通の室に送液するための加圧手段は、送液する流体状物質のある室を挟むように設置され、前記容器面内において、前記一直線上の方向に移動することを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。 - 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記複数の室は等間隔ピッチで並べられ、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入する流路は前記外力により封止されることを特徴とする化学反応用カートリッジ。 - 前記複数の室は等間隔ピッチで並べられ、
前記室の少なくとも1つは、2種類以上の異なる流体状物質がそれぞれ流入する流入用流 路と、少なくとも2つの排出用流路とを備えた共通の室であり、
一方の流体状物質が前記共通の室に流入および流出する際には、他の流体状物質の流入する流路は前記外力により封止されることを特徴とする請求項1に記載の化学反応用カートリッジ。 - 請求項34または請求項35に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
異なる流体状物質を送液する加圧手段は、それぞれ独立して移動する複数の加圧手段群であることを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。 - 前記複数の加圧手段群は、前記容器面内において、少なくとも2方向の異なる方向に動くことを特徴とする請求項36に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構。
- 前記2方向は90度異なる方向であることを特徴とする請求項37に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構。
- 前記外力を印加する加圧手段の移動方向と前記流路の方向が前記容器面内において、異なることを特徴とする請求項34または請求項35に記載の化学反応用カートリッジ。
- 前記流路の方向は、前記加圧手段の移動方向に対して90度以下の角度を成すことを特徴とする請求項39に記載の化学反応用カートリッジ。
- 前記流路の前記容器側には剛体が形成されており、前記流路の一部に外力を加えることで剛体形成部の流路全体を封止させることを特徴とする請求項34、35、39、または請求項40に記載の化学反応用カートリッジ。
- 前記共通の室には、所定の物質をトラップするトラップ剤が恒久的または一時的に固定されていることを特徴とする請求項15、16、22、23、24、25、29、30、31、32、34、35、39、40または請求項41に記載の化学反応用カートリッジ。
- 前記所定の物質は、生体高分子であることを特徴とする請求項42に記載の化学反応用カートリッジ。
- 前記生体高分子は、DNA,RNA,タンパク,糖鎖であることを特徴とする請求項43に記載の化学反応用カートリッジ。
- 前記トラップ剤は、表面にトラップ用の修飾を行ったビーズ、フィルタまたはカラムであることを特徴とする請求項42に記載の化学反応用カートリッジ。
- 前記ビーズは、シリカ、磁性ビーズ、金属ビーズまたは樹脂ビーズであることを特徴とする請求項45に記載の化学反応用カートリッジ。
- 少なくとも一部が弾性体で形成された容器から構成され、
前記容器内には、流路で連結または連結可能に配置された複数の室が形成され、
前記容器外から前記弾性体に外力を加えることにより前記流路または前記室あるいは両者にある流体状物質を移動させて化学的反応を行う化学反応用カートリッジであって、
前記外力は、前記流路または前記室に前記外力を加える面に曲率をもつ板を前記弾性体側の一方向から押し当てて発生させることを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。 - 請求項1に記載の化学反応用カートリッジの駆動機構であって、
前記外力は、前記流路または前記室に前記外力を加える面に曲率をもつ板を前記弾性体側の一方向から押し当てて発生させることを特徴とする化学反応用カートリッジの駆動機構。
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