JP4387986B2 - かつらの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪を所望の髪型の毛流れに沿った方向に傾けて植毛するかつらの製造方法及びかつらに関する。
従来のかつらは、かつら着用者が希望する髪型へのスタイリングが手間のかかるものだった。というのは、人間の毛髪は全て頭皮に対して垂直に生えているわけではなく、部位によってその角度や方向は異なっている。例えば、つむじの位置やつむじの渦巻き方向(右巻き・左巻き)をとってみても個人差があり、その部位における毛流れの方向(毛髪の向き、すなわち流れる方向)は異なっている。また、どんな人も生まれながらに備えている毛髪の生え癖というものがあり、それは頭部の部位毎に前後左右さまざまである。
かつらにおける最大の目的は、少なくなった自毛を増やすことにあるが、装着した状態が自然な外観でなければならない。この自然な外観を実現させるためには、かつら着用者の自毛の生え癖を把握し、それに逆らわないようなスタイルでかつらを作成する必要がある。しかしながら、人工毛髪又は人毛(以下単に毛髪という。)の角度や方向を考慮して結着又は接着(以下単に植毛という。)を行っているかつらは存在しなかった。なお、かつらベースに毛髪を結着する場合には、毛髪の根元が回転し、毛髪が意図しない方向に向いてしまっていた。
また、従来のかつらは、毛髪をかつらベースに対して垂直に植毛しているため、整髪の際に、植毛するかつらベース表面で毛髪を所望の髪型の毛流れの方向に略直角に曲げる必要があった。それにはアイロンや熱スチーム等によるヒートセットの手法を用いるが、この作業により毛髪やかつらベースが傷みやすくなる。また、このようなかつらは、整髪に手間がかかり、外観も不自然なものになっていた。
ところで、かつらは、いかに自然な外観に見せるかはもちろん、装着感や耐久性も重要な要素となっている。そのため、毛髪を植毛するかつらベースを複数重ね合わせ、内側のかつらベースを肌触りや通気性の良いものとし、外側のかつらベースを外観が良いものや機械的強度の高いものとする手法がある。なお、かつらベースは、網状のものが一般的であるが、ポリウレタン又はシリコン等からなる人工皮膚、網状のものと人工皮膚を組み合わせるもの、網状のもの又は人工皮膚にその他のかつらベースを組み合わせるもの等もある。
複数の網状のかつらベースを重ね合わせるかつらとして、例えば特許文献1では、次のようなかつらが提案されている。
このかつらは、着用者の頭部に被冠するネット状シートに頭髪を植毛して成り、頭髪の分目領域に位置して設けた地肌シート部に分目構成用頭髪を植毛して成るかつらにおいて、上記ネットシートが、粗い網目を有する粗目を有する粗目構成体により着用者の頭部に沿う皿形状に形成され、上記地肌シートが細かい網目を有する密目構成体により形成され、該密目構成体を上記粗目構成体の上に重ね合わせると共に、粗目構成体に対して密目構成体を取り替え可能となるように、該密目構成体の周縁を粗目構成体に縫着して成り、分目構成用頭髪を密目構成体の網目に植毛して成る構成としてある。
しかし、特許文献1のかつらは外側の地肌シート部を密目構成体として取り替え可能としているが、上述のように、髪型を整える際、かつらベース表面で所望の髪型の毛流れの方向に毛髪を略直角に曲げる必要があり、毛髪やかつらベースが傷みやすいという問題があった。さらに、整髪の手間がかかる、外観が不自然なものになるといった問題もあった。
特許第2881400号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、毛髪を所望の髪型の毛流れに沿った方向に傾けて植毛することが可能なかつらの製造方法及びかつらの提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のかつらの製造方法は、第1かつらベースに毛髪を植毛し、上記第1かつらベース上の第2かつらベースに上記毛髪を挿通させるかつらの製造方法であって、上記毛髪をかつら装着時の内側方向に向けて上記第1かつらベースに植毛し、上記第1かつらベースの植毛位置の法線に対して上記毛髪が上記第1かつらベース及び上記第2かつらベース間で傾くように上記毛髪の傾き角度を少なくとも分け目部で調整して上記毛髪を上記第1かつらベース及び上記第2かつらベースを通してかつら装着時の外側方向に引抜く。
上記課題を解決するために、本発明の他のかつらの製造方法は、第1かつらベースに毛髪を植毛し、上記第1かつらベース上の第2かつらベースに上記毛髪を挿通させるかつらの製造方法であって、上記毛髪をかつら装着時の内側方向に向けて上記第1かつらベースに植毛し、上記第1かつらベースの植毛位置の法線に対して上記毛髪が上記第1かつらベース及び上記第2かつらベース間で傾くように、上記毛髪の傾き角度を生え際部からつむじ部にかけて徐々に小さくするよう調整して上記毛髪を上記第1かつらベース及び上記第2かつらベースを通してかつら装着時の外側方向に引抜く。
好ましくは、上記第1かつらベース及び第2かつらベースの少なくとも一方は、網状であるようにする。
本発明のかつらの製造方法及びかつらによれば、第1かつらベースの植毛位置と第2かつらベースの挿通位置との位置関係に基づいて毛髪の傾き角度を調整して植毛することで、毛髪を所望の髪型の毛流れに沿った方向に傾けて植毛することができる。
本発明の実施形態に係るかつらの製造方法及びかつらについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るかつらベース及び毛髪を示す断面図である。同図において、毛髪(人工毛髪又は人毛)11は、第1かつらベースとしての目が粗い粗網ベース13上の植毛位置13aに結着されている。そして、第2かつらベースとしての目が細かい密網ベース12上の挿通位置12bで挿通されている。ここで、挿通位置12bは、植毛位置13aの法線13bと密網ベース12とが交差する法線通過位置12aから少しずれた位置となっている。このように挿通位置12bを法線通過位置12aからずらすことで、植毛位置13aと挿通位置12bとを結ぶ直線と、法線12とが角度θをなしている。すなわち、植毛位置13aと挿通位置12bとの位置関係を調整することにより、毛髪11を植毛する角度θを自在に設定することが可能となっている。
図2は、本発明の第1実施形態に係るかつらを示す模式図である。同図では、便宜上、かつら10に植毛する毛髪11を2本(毛髪11の中心部付近で粗網ベース13に植毛するため、実際は1本)のみの構成としている。ここでは、粗網ベース13と密網ベース12との2重構造は、生え際部からつむじ部にかけて分け目部に沿った部分的なものとしている。その他の部分は、ベースネット14に毛髪11を植毛することでかつら10を構成している。
また、密網ベース12と粗網ベース13とは、これらのずれを防ぐために、その端縁で例えば超音波融着されている。さらに、これらとベースネット14とは、例えばミシンにより縫着されている。なお、密網ベース12と粗網ベース13とは超音波融着を行わなくともよく、その場合には、密網ベース12、粗網ベース13及びベースネット14を例えばまとめて縫着してもよい。
このように密網ベース12と粗網ベース13との2重構造を、分け目部及びつむじ部を中心とした部分的なものとしているのは、分け目部及びつむじ部でかつらベース(密網ベース12)が外に露見しやすいためであり、毛髪11を傾けて2重構造の内側である粗網ベース13に植毛することで、植毛部分を外側の密網ベース12で隠し、自然な外観としている。
次に、上記構成からなる第1実施形態のかつらの製造方法について、図3A乃至図3D、及び図4A乃至図4Cを参照しつつ説明する。
図3A乃至図3Dは、上記かつらの引抜き工程を示す図である。それぞれ上部に示すのが斜視図であり、下部に示すのがその断面図である。図3Aから図3Dの順に引抜き工程を説明する。
(a)ベースネット14は、密網ベース12及び粗網ベース13が木枠15の枠内に収まるように、木枠15に固定されている。また、密網ベース12に対し装着時の内側(図中上側)にある粗網ベース13は、毛髪11が装着時の内側方向に向けて植毛されている。ここで、毛髪11を同じく装着時の内側方向から引抜き針17により例えば2本ずつ引っ掛ける。(図3A)
(b)この引抜き針17を粗網ベース13と垂直な方向に引抜くのではなく、図1で説明したように、植毛位置13aと挿通位置12bとの位置関係を調整して、毛髪11を所望の髪型の毛流れに沿った方向に傾けて引抜き針17を粗網ベース13と密網ベース12とに通す。(図3B)
(c)そのまま、引っ掛けた毛髪11ごと引抜き針17を装着時の外側(図中下側)に引抜く。(図3C)
(d)引抜き針17を引抜くことで、所望の髪型の毛流れに沿った方向に傾いた毛髪11が実際の装着時の外側方向に引抜かれる。(図3D)
これら(a)乃至(d)の引抜き工程を繰り返すことにより、粗網ベース13上の毛髪11を装着時の外側方向に引抜く。
図4Aは、本発明の第1実施形態に係るかつら着用者の頭部模型を示す斜視図である。図4Bは、上記かつらの第1かつらベース及び第2かつらベースを示す平面図であり、図4Cは、上記第1かつらベース及び第2かつらベースを示す断面図である。
図4Aでは、かつら着用者の頭部模型18における密網ベース12及び粗網ベース13の装着位置を模式的に示している。この密網ベース12及び粗網ベース13は、頭部模型18のうち、生え際部18a,生え際後方部18b,つむじ前方部18c,つむじ部18d,つむじ後方部18e辺りに装着されるものである。
図4Bでは、つむじ部18dからの矢印が密網ベース12及び粗網ベース13上での毛髪の毛流れ方向を示している。このように、つむじ部18dを中心としてそこから徐々に傾きをつけて植毛することで、かつらが自然な外観となる。
図4Cは、毛髪11の植毛角度の一例を示している。毛髪11は、頭部模型18の生え際部18aでは粗網ベース13の法線13bから前方に55度程度傾いている。また、生え際後方部18bでは45度程度、つむじ前方部18cでは15度程度、つむじ部18dでは0度(傾きなし)、つむじ後方部18eでは後方に15度程度、それぞれ法線13bから傾いている。ここで、つむじ部18dで渦を巻くように毛髪11を植毛することで、毛髪11がふんわりと渦を巻くつむじ部18dにすることも可能である。
このように、生え際部18aからつむじ部18dにかけて徐々に傾きを小さくすると、生え際部18a(好ましくは30度から60度)では生え際を隠し、つむじ部18d(ここでは、傾きなし)ではボリューム感が出て自然な外観となる。また、生え際部18aとつむじ部18dとの間においても、徐々に傾きを小さくすることで、自然な外観となる。なお、これらの角度は好ましい一例を挙げただけであって、その他の角度とすることも当然あり得る。また、密網ベース12と粗網ベース13との2重構造部分すべてではなく、分け目部のみ等で部分的に傾きをつけて植毛することも考えられる。さらに、密網ベース12及び粗網ベース13の端縁は、例えば超音波融着による融着部となっているため、この部分が露出しないよう、融着部近傍では融着部に交差する方向に毛髪11を植毛することも考えられる。
引抜き工程の後、ネットベース14にも植毛する。ネットベース14への植毛は、上記引抜き工程より先に行うと引抜き工程時にネットベース14上の毛髪が作業の妨げとなるため、引抜き工程の後に行うことが望ましい。なお、本実施形態では、粗網ベース13とベースネット14とを別個のものとしているが、これらを別個にしなくとも何ら問題ない。
以上のように、本発明の第1実施形態に係るかつらの製造方法及びかつらによれば、粗網ベース13の植毛位置13aと密網ベース12の挿通位置12bとの位置関係に基づいて毛髪11の傾き角度θを調整して植毛することで、毛髪11を所望の髪型の毛流れに沿った方向に傾けて植毛することができ、髪型を整える際に毛髪11を略直角に曲げる必要がなくなり、毛髪11、密網ベース12及び粗網ベース13を傷ませないようにすることができると共に、髪型が整えやすくなり、さらに外観も自然なものとなる。
また、密網ベース12及び粗網ベース13の2重構造とすることで、毛髪11を結着する粗網ベース13の植毛位置13aを密網ベース12により隠すことができると共に、これら2重構造で毛髪11にボリュームを与えることもできる。
さらに、毛髪11を傾ける角度を、生え際部18aからつむじ部18dにかけて徐々に小さくすることで、生え際部18a(例えば30度から60度)では毛髪11の生え際を隠し、つむじ部18d(ここでは、傾きなし)ではボリューム感が出て、一層自然な外観となる。また、装着時に内側となる粗網ベース13に毛髪11を装着時の内側方向に向けて植毛し、毛髪11を装着時の外側方向に引抜くことで、密網ベース12及び粗網ベース13間で毛髪11を傾けて植毛する作業が容易になる。
図5Aは、本発明の第2実施形態に係るかつら着用者の頭部模型を示す斜視図である。図5Bは、本発明の第2実施形態に係る第1かつらベース及び第2かつらベースを示す平面図であり、図5Cは、上記第1かつらベース及び第2かつらベースを示す断面図である。
図5Aでは、かつら着用者の頭部模型28における密網ベース22及び粗網ベース23の装着位置を模式的に示している。この密網ベース22及び粗網ベース23は、頭部模型28のうち、つむじ前方部28c,つむじ部28d,つむじ後方部28e辺りに装着されるものである。
図5Bでは、つむじ部28dからの矢印が密網ベース22及び粗網ベース23上での毛髪の毛流れ方向を示している。このように、つむじ部28dを中心として、そこから徐々に傾きをつけて植毛することで、かつらが自然な外観となる。
図5Cは、毛髪21の植毛角度の一例を示している。毛髪21は、図1に示すように傾きをつけて植毛しており、頭部28のつむじ前方部28cでは前方に15度程度、つむじ部28dでは0度(傾きなし)、つむじ後方部28eでは後方に15度程度、それぞれ粗網ベース23の法線23bから傾いている。ここで、つむじ部28dで渦を巻くように毛髪21を植毛することで、ふんわりと渦を巻くつむじ部28dにすることも可能である。なお、これらの角度は好ましい一例を挙げただけであって、その他の角度とすることも当然あり得る。また、密網ベース22及び粗網ベース23の2重構造部分すべてではなく、つむじ部28dのみで部分的に傾きをつけて植毛することも考えられる。
以上のように、本発明の第2実施形態に係るかつらの製造方法及びかつらによれば、つむじ部28dでは傾きなしで植毛し、前方つむじ部28c及び後方つむじ部28e(又は側方)にかけて徐々に傾きをつけると、つむじ部28dでは、ボリューム感が出て自然なつむじとなり、前方つむじ部28c及び後方つむじ部28eでも、自然な外観にすることができる。
また、つむじ部28dで渦を巻くように毛髪21を植毛することで、毛髪21がふんわりと渦を巻き、外観の良さをさらに高めることもできる。
図6は、本発明の第3実施形態に係るかつらを示す模式図である。本実施形態では、かつら30を構成する密網ベース32及び粗網ベース33の2重構造を、第1実施形態のように部分的ではなくかつら30全体としている。その他の点に関しては、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。同図において、かつら30の毛髪31は、図1に示すように傾きをつけて粗網ベース33に植毛されている。また、毛髪31を植毛する粗網ベース33上には密網ベース32が例えば超音波融着されている。なお、同図では便宜上、かつら30に植毛する毛髪31を数本のみとしている。
本発明の第3実施形態に係るかつらの製造方法及びかつらによれば、ベースネットを用いず全体を密網ベース32と粗網ベース33との2重構造とすることで、毛髪31を植毛する粗網ベース33をかつら30全体で密網ベース32により隠すことができ、より自然な外観を得ることができると共に、かつら30全体で整髪に伴う毛髪31の傷みを抑えることもできる。
なお、上記第1実施形態乃至第3実施形態では、かつらベースとして、網状の粗網ベース及び密網ベースを用いて説明を行っているが、本発明のかつらの製造方法及びかつらはこれらに限定されるものではなく、網状のものと人工皮膚とを組み合わせる場合、網状のもの又は人工皮膚とその他のかつらベースを組み合わせる場合、その他のかつらベースを複数で用いる場合等も考えられる。また、かつらを全体かつらとして説明を行っているが、部分かつらとしても同様の手法で製造可能である。さらに、本発明のかつらの製造方法及びかつらは、上記第1実施形態で説明する引抜き工程を行わなくとも、植毛時に毛髪を所望の髪型の毛流れに沿った方向に傾けることで可能となる。
本発明の第1実施形態に係るかつらベース及び毛髪を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るかつらを示す模式図である。 上記かつらの引抜き工程を工程順に示す説明図である。 上記かつらの引抜き工程を工程順に示す説明図である。 上記かつらの引抜き工程を工程順に示す説明図である。 上記かつらの引抜き工程を工程順に示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るかつら着用者の頭部模型を示す斜視図である。 上記かつらの第1かつらベース及び第2かつらベースを示す平面図である。 上記第1かつらベース及び第2かつらベースを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るかつら着用者の頭部模型を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る第1かつらベース及び第2かつらベースを示す平面図である。 上記第1かつらベース及び第2かつらベースを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るかつらを示す模式図である。
符号の説明
10 かつら
11 毛髪
12 密網ベース(第2かつらベース)
12a 法線通過位置
12b 挿通位置
13 粗網ベース(第1かつらベース)
13a 植毛位置
13b 法線
13c 折り返し部
14 ベースネット
15 木枠
17 引抜き針
18 頭部模型
18a 生え際部
18b 生え際後方部
18c つむじ前方部
18d つむじ部
18e つむじ後方部
19 型
21 毛髪
22 密網ベース(第2かつらベース)
23 粗網ベース(第1かつらベース)
23b 法線
28 頭部模型
28c つむじ前方部
28d つむじ部
28e つむじ後方部
30 かつら
31 毛髪
32 密網ベース(第2かつらベース)
33 粗網ベース(第1かつらベース

Claims (3)

  1. 第1かつらベースに毛髪を植毛し、該第1かつらベース上の第2かつらベースに前記毛髪を挿通させるかつらの製造方法であって、
    前記毛髪をかつら装着時の内側方向に向けて前記第1かつらベースに植毛し、
    前記第1かつらベースの植毛位置の法線に対して前記毛髪が前記第1かつらベース及び前記第2かつらベース間で傾くように前記毛髪の傾き角度を少なくとも分け目部で調整して前記毛髪を前記第1かつらベース及び前記第2かつらベースを通してかつら装着時の外側方向に引抜く、
    ことを特徴とするかつらの製造方法。
  2. 第1かつらベースに毛髪を植毛し、該第1かつらベース上の第2かつらベースに前記毛髪を挿通させるかつらの製造方法であって、
    前記毛髪をかつら装着時の内側方向に向けて前記第1かつらベースに植毛し、
    前記第1かつらベースの植毛位置の法線に対して前記毛髪が前記第1かつらベース及び前記第2かつらベース間で傾くように、前記毛髪の傾き角度を生え際部からつむじ部にかけて徐々に小さくするよう調整して前記毛髪を前記第1かつらベース及び前記第2かつらベースを通してかつら装着時の外側方向に引抜く、
    ことを特徴とするかつらの製造方法。
  3. 前記第1かつらベース及び第2かつらベースの少なくとも一方は、網状であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のかつらの製造方法。
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