JP4388968B2 - 画像再生システム及びそれに用いられる信号処理装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、例えばAVアンプと呼称される信号処理装置及びテレビジョン受像機等によって構成される画像再生システムに関するものである。
近年、例えばユーザの周囲に複数のスピーカを配置し、各スピーカから異なる音声を出力させることにより、ユーザに臨場感のある音場を提供することのできるホームシアターシステムが普及している(例えば特許文献1参照)。ホームシアターシステムは、その一例として、テレビジョン受像機と、それに接続されるAVアンプと、それに接続される複数の外付けスピーカと、AVアンプに接続されるソース機器としての例えばDVD(digital versatile disc)プレイヤとによって構成される。
特開2003−298975号公報
一方、上記ホームシアターシステムを構築するAVアンプ等の、いわゆるAV(audio/visual)機器においては、画像信号及び音声信号のディジタル入出力規格であるHDMI(High Definition Multimedia Interface)に準拠するものが提案されている。HDMI規格に準拠する機器は、専用のHDMIケーブルによって接続され、HDMIケーブルを通じて画像信号、音声信号及び制御信号を送受信することができる。
テレビジョン受像機は、例えば液晶やプラズマ等のディスプレイパネルを有し、DVDプレイヤで再生される画像信号をAVアンプを介して入力されることにより、ディスプレイパネルに表示出力する。テレビジョン受像機には、通常、テレビジョン放送を受信可能なチューナが内蔵されている。また、テレビジョン受像機には、例えばVHS(video home system)機器と接続可能なコンポジット端子やS(separate)端子、及びコンポーネント画像信号を伝送するためのコンポーネント端子等が設けられている。さらに、テレビジョン受像機がHDMI規格に準拠するように構成されている場合、HDMI入力端子が設けられている。
このような画像再生システムにおいて、テレビジョン受像機において映像を表示させる場合、ユーザがテレビ放送以外に入力端子に接続されている装置あるいは端子の画像信号源(以下、「入力ソース」という。)を任意に選択することができる。例えば、テレビジョン受像機の表示画面には、図13に示すように、ユーザが入力ソースを選択可能な入力選択画面が表示される。具体的には、入力選択画面には、テレビジョン受像機が表示可能な入力ソースの名称である、「テレビ放送」、「コンポジット入力」、「S端子入力」、「コンポーネント入力」、「HDMI入力1」及び「HDMI入力2」が表示される。
ユーザは、例えばテレビジョン受像機に付属のリモコン装置を用いて、これら表示された入力ソースの中から任意の入力ソースを、例えばカーソルを移動させる操作等を行って選択することができる。具体的には、S端子入力にS−VHS規格のビデオ装置が接続されており、当該ビデオ装置による映像を再生させたい場合には、「S端子入力」を選択する操作が行われる。
一方、AVアンプは、例えばケーブルテレビを受信可能なセットトップボックス用入力端子、ゲーム機等を接続可能なゲーム機用入力端子、及びDVDプレイヤ等を接続可能なHDMI入力端子等を備えている。
このような画像再生システムでは、以下の問題点があった。すなわち、例えばHDMI入力端子にAVアンプが接続され、AVアンプにDVDプレイヤが接続されており、ユーザは、例えばAVアンプに接続されたDVDプレイヤからの映像をテレビジョン受像機に再生させたい場合、操作が煩わしくなるといった問題点があった。
すなわち、ユーザは、上述した入力選択画面においてディスプレイ画面に表示させたい入力ソースとして例えば「DVDプレイヤ」を選択したい場合、ディスプレイ画面には、「HDMI入力1」としか表示されないため、まず、ユーザは、テレビジョン受像機のリモコン装置を用いて一旦、「HDMI入力1」に選択する必要がある。
さらに、AVアンプでは、入力ソースが「DVDプレイヤ」に切り替わっているとは限らないため、ユーザは、AVアンプの例えばリモコン装置を用いて入力ソースを「DVDプレイヤ」に選択する必要がある。
このように、ユーザがDVDプレイヤを選択したいときには、テレビジョン受像機においてHDMI入力端子を選択するために設定操作し、かつAVアンプにおいてDVDプレイヤを選択するための設定操作を行うといった手間がかかることになる。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、複数のAV機器によって構成される画像再生システムにおいて、入力ソースの選択操作を容易に行うことのできる画像再生システムを提供することを、その課題とする。
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明の第1の側面によって提供される画像再生システムは、画像信号を伝送するための画像信号線と制御信号を伝送するための制御線とを含む所定の接続ケーブルが接続され、前記接続ケーブルを介して信号を入力するための第1の入力端子と、前記第1の入力端子から入力される画像信号を出力する表示手段とを有するディスプレイ装置と、前記第1の入力端子と同一種類の1以上の第2の入力端子と、前記接続ケーブルが接続され、前記接続ケーブルを介して信号を出力するための第1の出力端子と、前記第2の入力端子から入力される画像信号に所定の処理を行なった後、前記第1の出力端子に出力する処理手段とを有する信号処理装置と、前記画像信号を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段で生成された画像信号が出力される、前記第1の出力端子と同一種類の第2の出力端子とを有する1以上の画像信号生成装置とを含み、前記第1の入力端子と前記第1の出力端子との間と前記信号処理装置の各第2の入力端子と各画像信号生成装置の第2の出力端子との間がそれぞれ前記接続ケーブルで接続されている画像再生システムであって、前記ディスプレイ装置は、前記第1の入力端子に設定されたソース番号を記憶するソース番号記憶手段と、前記第1の入力端子に設定された物理アドレスが記憶され、前記信号処理装置が前記制御信号を用いて前記物理アドレスを読み取ることができるアドレス記憶手段と、前記信号処理装置から送信される当該信号処理装置に設定された物理アドレスを受信し、前記信号処理装置の物理アドレスを認識するアドレス認識手段と、前記信号処理装置から送信される、当該信号処理装置の各第2の入力端子に設定された入力端子番号及び各第2の入力端子に接続された前記画像信号生成装置の名称と入力端子数とを含む入力端子情報を受信する入力端子情報受信手段と、前記信号処理装置の物理アドレスを用いて所定の演算式により当該信号処理装置が接続された第1の入力端子のソース番号を算出し、この算出したソース番号と前記入力端子情報とを用いて、前記1以上の画像信号生成装置の名称を前記入力端子番号に基づいて配列した画面を作成し、この作成した画面をユーザに前記表示手段に出力させる画像信号を選択させるための入力選択画面として前記表示手段に表示する入力選択画面表示手段と、を備え、前記信号処理装置は、前記入力端子情報を記憶する入力端子情報記憶手段と、前記制御信号を用いて前記アドレス記憶手段から前記第1の入力端子の物理アドレスを読み取るアドレス読取手段と、前記アドレス読取手段で読み取られた物理アドレスを自己の物理アドレスとして設定するとともに、前記ディスプレイ装置に送信するアドレス送信手段と、前記入力端子情報記憶手段から前記入力端子情報を読み出し前記ディスプレイ装置に返送する端子情報返送手段と、を備えることを特徴としている(請求項1)。
本願発明の好ましい実施の形態によれば、前記ディスプレイ装置は、前記ユーザが前記入力選択画面から前記表示手段に出力させる画像信号を選択するための操作手段と、前記操作手段により前記信号処理装置を経由して入力される画像信号が選択された場合、当該画像信号を前記第1の入力端子から入力させるべく、前記選択内容の情報を前記信号処理装置に送信する選択情報送信手段とをさらに備え、前記信号処理装置は、前記接続ケーブルによって入力される画像信号とは異なる形式の画像信号を入力するための第3の入力端子と、前記第3の入力端子から入力され画像信号を前記接続ケーブルによって入力される画像信号と同一形式の画像信号に変換する信号変換手段と、前記1以上の第2の入力端子から入力される画像信号と前記信号変換手段から出力される画像信号のうち、いずれか1の画像信号を前記第2の出力端子に出力する出力切換手段と、前記ディスプレイ装置から前記選択内容の情報を受信すると、前記操作手段で選択された画像信号が入力される前記第2の入力端子若しくは前記信号変換手段を前記第2の出力端子に接続する切換制御手段とをさらに備え、前記入力端子情報記憶手段には、前記第2の入力端子に関する入力端子情報に加えて前記第3の入力端子に関する入力端子情報が記憶されているとよい(請求項2)。
本願発明の他の好ましい実施の形態によれば、前記ディスプレイ装置は、前記接続ケーブルによって入力される画像信号とは異なる形式の画像信号を入力するための第3の入力端子と、前記第1の入力端子と前記第3の入力端子から入力される画像信号のうち、いずれか1の画像信号を前記表示手段に出力する第1の出力切換手段と、前記ユーザが前記入力選択画面から前記表示手段に出力させる画像信号を選択するための操作手段と、前記操作手段により選択された画像信号が前記表示手段に出力されるように、前記第1の出力切換手段の出力切換えを制御する第1の切換制御手段と、前記操作手段により前記信号処理装置を経由して入力される画像信号が選択された場合、当該画像信号を前記第1の入力端子から入力させるべく、前記選択内容の情報を前記信号処理装置に送信する選択情報送信手段とをさらに備え、前記信号処理装置は、前記1以上の第2の入力端子のうち、いずれか1の第2の入力端子から入力される画像信号を前記第2の出力端子に出力する第2の出力切換手段と、前記ディスプレイ装置から前記選択内容の情報を受信すると、前記操作手段で選択された画像信号を生成する前記画像信号生成装置が接続された前記第2の入力端子を前記第2の出力端子に接続する第2の切換制御手段とをさらに備え、前記ソース番号記憶手段には前記第3の入力端子のソース番号と前記第3の入力端子から入力される画像信号の形式とが記憶され、前記入力選択画面表示手段は、前記第3の入力端子のソース番号に基づく当該第3の入力端子から入力される画像信号の形式の配列を前記画像信号生成装置の名称の配列に加えた画面を作成し、この作成した画面をユーザに前記表示手段に出力させる画像信号を選択させるための入力選択画面として前記表示手段に表示するとよい(請求項3)。また、前記第1,第2の入力端子、前記第1,第2の出力端子及び前記接続ケーブルは、HDMI規格に準拠するものであるとよい(請求項)。
この構成によれば、信号処理装置(例えばAVアンプ)は、ディスプレイ装置(例えばテレビジョン受像機)の当該信号処理装置が接続された第1の入力端子に設定されている物理アドレスを読み取り、前記物理アドレスを自己の物理アドレスに設定し、ディスプレイ装置にその旨を通知する。また、信号処理装置は、信号処理装置の各第2の入力端子に設定された入力端子番号及び各第2の入力端子に接続された画像信号生成装置(例えばDVDプレイヤ)の名称と入力端子数とを含む入力端子情報をディスプレイ装置に送信する。ディスプレイ装置は、信号処理装置の物理アドレスを用いて所定の演算式により当該信号処理装置が接続された第1の入力端子のソース番号を算出し、前記ソース番号と入力端子情報とを用いて、信号処理装置に接続された1以上の画像信号生成装置の名称を第2の入力端子の番号に基づいて配列した画面を作成し、この作成した画面をユーザに表示手段に出力させる画像信号を選択させるための入力選択画面として表示手段に表示する。そして、ユーザの操作手段の操作によって画像信号生成置のいずれかが選択された場合、信号処理装置に対してその内容を送信する。信号処理装置は、ディスプレイ装置から送信された内容に基づいて、ディスプレイ装置に出力する画像信号を、操作手段によって選択された画像信号生成装置から入力される画像信号に切り替える。
従来では、ディスプレイ装置に一覧表示される選択表示画面には、それに設けられた入力端子名しか表示されず、信号処理装置に接続される画像出力装置の情報(名称)は表示されなかったため、選択表示画面において画像出力装置の選択を行いたいときでも、まず、ディスプレイ装置で信号処理装置が接続される入力端子を選択した後、信号処理装置において所望の画像出力装置を選択する必要があった。
しかしながら、本願発明によれば、選択表示画面において信号処理装置に接続されるべき全ての画像出力装置の名称が表示されるので、ユーザはディスプレイ装置における操作のみで、所望の画像出力装置を選択することができる。そして選択された内容は、信号処理装置側に送信されて、信号処理装置側で切り替えられた画像出力装置の画像信号がディスプレイ装置に送信されて表示出力することができる。そのため、ユーザは、例えば信号処理装置において画像出力装置の選択操作を行う必要がなくなるので、操作性に優れかつ利便性の高い画像再生システムを提供することができる。
本願発明の第2の側面によって提供されるディスプレイ装置は、画像信号を伝送するための画像信号線と制御信号を伝送するための制御線を含む所定の接続ケーブルが接続される第1の入力端子と、前記第1の入力端子から入力される画像信号を出力する表示手段とを有し、1以上の画像信号生成装置が外部接続された信号処理装置の出力端子が前記接続ケーブルを介して前記第1の入力端子に接続され、前記画像信号生成装置で生成された前記画像信号が前記信号処理装置を経由して前記第1の入力端子に入力されるディスプレイ装置であって、前記第1の入力端子に設定されたソース番号を記憶するソース番号記憶手段と、前記第1の入力端子に設定された物理アドレスが記憶され、前記信号処理装置が前記制御信号を用いて前記物理アドレスを読み取ることができるアドレス記憶手段と、前記信号処理装置により前記アドレス記憶手段から読み取られ、当該信号処理装置から前記制御線を用いて送信される物理アドレスを受信して前記信号処理装置の物理アドレスを認識するアドレス認識手段と、前記信号処理装置から前記制御線を用いて送信される、前記1以上の画像信号生成装置の名称、各画像信号生成装置が接続されている前記信号処理装置の入力端子の番号及び前記入力端子の総数を含む入力端子情報を受信する入力端子情報受信手段と、前記信号処理装置の物理アドレスを用いて所定の演算式により当該信号処理装置が接続された前記第1の入力端子のソース番号を算出し、この算出したソース番号と前記入力端子情報とを用いて、前記1以上の画像信号生成装置の名称を前記入力端子の番号に基づいて配列した画面を作成し、この作成した画面をユーザに前記表示手段に出力させる画像信号を選択させるための入力選択画面として前記表示手段に表示する入力選択画面表示手段と、を備えることを特徴としている(請求項)。
本願発明の第3の側面によって提供される信号処理装置請求項5に記載のディスプレイ装置の第1の入力端子に、画像信号を伝送するための画像信号線と制御信号を伝送するための制御線を含む所定の接続ケーブルによって接続される出力端子と、画像信号生成装置が接続される1以上の第2の入力端子と、前記第2の入力端子から入力される1以上の画像信号のうち1の画像信号を前記出力端子から前記ディスプレイ装置に出力する出力切換手段とを有する信号処理装置であって、前記1以上の画像信号生成装置の名称、各画像信号生成装置が接続されている前記第2の入力端子の番号及び前記第2の入力端子の総数を含む入力端子情報を記憶する入力端子情報記憶手段と、前記制御信号を用いて前記ディスプレイ装置のアドレス記憶手段から物理アドレスを読み取るアドレス読取手段と、前記アドレス読取手段で読み取られた物理アドレスを自己の物理アドレスとして設定するとともに、前記ディスプレイ装置に送信するアドレス送信手段と、前記入力端子情報記憶手段から前記入力端子情報を読み出し前記ディスプレイ装置に返送する端子情報返送手段と、を備えることを特徴としている(請求項)。
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本願発明に係る画像再生システムが適用される、いわゆるホームシアターシステムの構成を示す図である。
ホームシアターシステムは、例えば部屋の中にいるユーザの周囲に複数のスピーカを配置し、各スピーカから異なる音声を出力させることにより、ユーザに臨場感のある音場を提供することのできるものである。ホームシアターシステムは、テレビジョン受像機1、これに接続されるAVアンプ(「マルチチャンネルアンプ」や「AVレシーバ」といった名称で呼称される場合もある。)2、これに接続されるDVD(digital versatile disc)プレイヤ3及び複数のスピーカによって構成される。
スピーカは、いわゆる5.1チャンネルや7.1チャンネルといったチャンネル数に応じた数を有し、AVアンプ2にそれぞれ接続される。例えば5.1チャンネルのホームシアターシステムでは、ユーザの前方左右及び中央に3個のフロントスピーカL,R,Cが配置され、ユーザの前方中央に1個のサブウーファSWが配置され、ユーザの左右後方に2個のサラウンドスピーカSL,SRが配置される。なお、ホームシアターシステムにおけるスピーカ数は、上記に限るものではない。
図2は、図1に示すホームシアターシステムを基本として本願発明の画像再生システムを説明するための構成図である。なお、図2に示す各装置の構成は、本実施形態に関連するもののみを示しており、図2に示す構成が各装置の全体を示すものではない。
画像再生システムは、ホームシアターシステムを構築するいわゆるAV(audio/visual)機器によって構成される。具体的には、画像再生システムは、ディスプレイ装置としてのテレビジョン受像機1と、これに接続される信号処理装置としてのAVアンプ2と、これに接続される複数の画像出力装置としてのDVDプレイヤ3、セットトップボックス4及びゲーム機5と、テレビジョン受像機1に接続されるDVDレコーダ6とによって構成されている。なお、画像出力装置としてのDVDプレイヤ3、セットトップボックス4及びゲーム機5は、一例であり、これらに代えて他のAV機器が接続されていてもよい。
これらのAV機器は、画像信号及び音声信号のディジタル入出力規格であるHDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠している。この画像再生システムにおいては、例えば画像信号及び音声信号が流れる方向に着目して、DVDプレイヤ3、セットトップボックス4及びゲーム機5等を上流側、テレビジョン受像機1を下流側としている。HDMI規格では、テレビジョン受像機1のように最下流側に位置するAV機器のことを「シンク機器」と呼称し、DVDプレイヤ3、セットトップボックス4及びゲーム機5等のように最上流側に位置するAV機器のことを「ソース機器」と呼称し、AVアンプ2のようにツリー構造の途中に位置するAV機器のことを「リピータ機器」と呼称する。
テレビジョン受像機1は、例えば液晶表示パネルあるいはプラズマパネルを有し、入力された画像信号を上記パネルに表示させるものである。テレビジョン受像機1は、テレビ制御部11と、表示部12と、チューナ回路部13と、ビデオデコーダ部14と、切替回路部15とによって概略構成されている。
テレビ制御部11は、図示しないマイクロコンピュータ等からなり、表示部12、チューナ回路部13、ビデオデコーダ部14及び切替回路部15等を統括的に制御するものである。テレビ制御部11には、マンマシンインターフェースとしての操作部(図示略)が接続されており、テレビ制御部11は、この操作部からのユーザによる操作入力や各部から入力される制御信号及びデータに基づいて所定のデータ処理を行う。
テレビ制御部11は、メモリ11a及びメモリ11bを有しており、メモリ11aには、例えばテレビジョン受像機1の表示能力や音声能力を表すEDID(Extended Display Identification Data)が格納されている。例えばEDIDとしては、テレビジョン受像機1の物理アドレス、及びテレビジョン受像機1で処理可能な画像データの解像度の種類等の情報が挙げられる。EDIDは、上流側機器であるAVアンプ2に読み取られるようになっている。
表示部12は、液晶表示パネルあるいはプラズマディスプレイパネル等によって構成されている。
チューナ回路部13は、テレビジョン放送を受信するための回路である。チューナ回路部13は、図示しないが、例えば住宅の屋根に設置されるアンテナに外部端子を介して接続される。
ビデオデコーダ部14は、特定の外部入力端子から入力される画像信号(アナログ信号)を処理して表示部12に出力するための回路である。
テレビジョン受像機1には、外部入力端子として例えばVHS(video home system)機器と接続可能なコンポジット端子16a、VHS機器と接続可能であって輝度信号と色信号とを別々に分離したS(separate)端子16b、コンポーネント画像信号を取り扱う機器と接続可能であってコンポーネント画像信号を伝送するためのコンポーネント端子16c等が設けられている。ビデオデコーダ部14は、これらコンポジット端子16a、S端子16b及びコンポーネント端子16cから入力される画像信号をデコード処理する。
さらに、テレビジョン受像機1には、HDMI規格に準拠する他のAV機器と接続するための第1HDMI入力端子17及び第2HDMI入力端子18が設けられている。なお、テレビジョン受像機1に設けられるHDMI入力端子の端子数は、2つに限るものではない。
メモリ11bには、外部入力端子やテレビ放送等からの画像信号源(以下、これらのことを総称して「入力ソース」という。)の名称、及び入力ソースに対応する固有のソース番号が表1に示す入力ソーステーブルの形で記憶される。この入力ソーステーブルは、ユーザの操作入力に基づいて、表示部12の表示画面にどの入力ソースの画像を表示させるかを選択するための入力選択画面(図3参照)を、表示部12に表示させる際に用いられる。
Figure 0004388968
具体的には、入力ソーステーブルには、表1に示すように、チューナ回路部13を介して入力される入力ソースとしての「テレビ放送」に対するソース番号が「1」、コンポジット端子16aを介して入力される入力ソースとしての「コンポジット入力」に対するソース番号が「2」、S端子16bを介して入力される入力ソースとしての「S端子入力」に対するソース番号が「3」、コンポーネント端子16cを介して入力される入力ソースとしての「コンポーネント入力」に対するソース番号が「4」というように、各ソース番号が設定されて記憶されている。
第1及び第2HDMI入力端子17,18に対するソース番号は、後述するように、各HDMI入力端子17,18に接続されるAV機器の物理アドレスに基づいて設定されて記憶される。本画像再生システムでは、第1HDMI入力端子17を介して入力される入力ソースとしての「HDMI入力1」に対するソース番号が「5」、第2HDMI入力端子18を介して入力される入力ソースとしての「HDMI入力2」に対するソース番号が「6」というように記憶される。
この画像再生システムでは、第1HDMI入力端子17にAVアンプ2が接続され、第2HDMI入力端子18にDVDレコーダ6が接続されている。テレビジョン受像機1が第1及び第2HDMI入力端子17,18を介して他のAV機器と接続される場合、HDMI端子専用のHDMIケーブル7が用いられる。
HDMIケーブル7は、これによって互いに接続されるAV機器間において画像信号、音声信号及び制御信号を送受信することができるものである。HDMIケーブル7は、HDMI端子のピン配列に対応した複数の信号線を有している。
HDMI端子は、例えば合計19ピンのピン配列を有し、各ピンには固有番号が決められており、各ピンを通じて伝送される信号の種類も予め決められている。例えば、第1ないし第12ピンを通じて、画像信号や音声信号が伝送される。第13ピンを通じて、CEC(consumer electronics control)によるコマンド及びデータ等が伝送される。また、第19ピンを通じて、ホットプラグ信号が伝送される。
HDMIケーブル7は、図2に示すように、第1ないし第12ピンに対応して画像信号線7a(図2では単数本であるが、実際には単数本ではない)を有している。HDMIケーブル7は、第13ピンに対応してCEC制御線7bを有している。また、図示していないが、HDMIケーブル7は、第19ピンに対応してホットプラグ信号線を有している。
ここで、CECとは、HDMIケーブル7に含まれるCEC制御線7bを通じて所定のコマンド(以下、「CECコマンド」という。)を送受信することによりAV機器同士を互いに制御することのできる機能のことをいう。CECでは、AV機器提供会社等によって任意のCECコマンドを作成することが可能であり、このCECコマンドを用いてAV機器同士を互いに制御しあうことができる。
また、ホットプラグ信号とは、HDMIケーブル7によって接続されている相手側のAV機器が稼動状態にあってかつEDIDが読み取り可能な状態であるか否かを検出するためのものである。図示していないが、テレビ制御部11には、第1及び第2HDMI入力端子17,18との間でホットプラグ信号線がそれぞれ接続されている。
テレビ制御部11は、ホットプラグ信号線に供給するホットプラグ信号の論理レベルを変化させることにより、テレビジョン受像機1が稼動状態にあってかつEDIDが読み取られ可能な状態であるか否かを、接続された他のAV機器に検出させることができる。テレビ制御部11は、テレビジョン受像機1が稼動状態にあってかつEDIDが読み取られ可能な状態であるとき、ホットプラグ信号をH(high)レベルに変化させる。また、テレビジョン受像機1が稼動状態にないか、若しくはEDIDが読み取られ不可能な状態であるとき、ホットプラグ信号をL(low)レベルに変化させる。
また、テレビジョン受像機1には、第1及び第2HDMI入力端子17,18のCEC端子同士及びテレビ制御部11を相互に接続するCECバス19が設けられている。これにより、テレビ制御部11は、各HDMI入力端子17,18におけるCECの情報を認識することができるようになっている。
切替回路部15は、各入力端子から入力される画像信号のうちいずれかの画像信号を表示部12に出力させるかを切り替える回路である。切替回路部15の入力側には、チューナ回路部13、ビデオデコーダ部14、第1及び第2HDMI入力端子17,18がそれぞれ接続され、切替回路部15の出力側には表示部12が接続されている。
テレビ制御部11は、後述する入力選択画面におけるユーザの選択操作に基づいて切替回路部15に切替制御信号を出力する。切替回路部15は、テレビ制御部11からの上記切替制御信号により表示部12に出力させる画像信号を切り替える。
このテレビジョン受像機1には、これを遠隔操作するためのリモコン装置8が備えられている。上記操作部には、リモコン装置8と例えば赤外線通信可能にするための通信部が設けられている。
ここで、テレビ制御部11は、表示部12の表示画面に、表示に関する各種の設定を行うためのセットアップメニューを表示させる機能を有している。セットアップメニューには、図3に示すように、表示部12にどの入力ソースからの画像信号を表示させるか否かを選択するための入力選択画面が含まれている。
より具体的には、入力選択画面は、図3に示すように、予め定められた複数の枠31(31a〜31h)を有しており、これらの枠31a〜31hのそれぞれに入力ソースの名称(入力端子名、AV機器の名称等)が表示される。これら枠31a〜31hのうちのいずれかにはカーソル32が指示するように表示され、ユーザの操作に基づいてカーソル32を他の枠31a〜31hに上下移動させることができるようになっている。いずれかの枠31a〜31hをカーソル32が指示した状態で決定操作がユーザによりなされると、当該枠31内に表示された入力ソースが設定され、当該入力ソースの画像信号が表示部12に表示されるようになっている。
テレビ制御部11は、入力選択画面が表示されているとき、AVアンプ2に接続されているAV機器(例えば、DVDプレイヤ3、セットトップボックス4及びゲーム機5)のいずれかが選択された場合、AVアンプ2に対してその内容を示す信号を送信する機能を有している。
図2に戻り、AVアンプ2は、ホームシアターシステムの中枢をなすAV機器であり、HDMI規格に準拠している。AVアンプ2は、アンプ制御部21と、切替回路22とによって概略構成されている。
アンプ制御部21は、図示しないマイクロコンピュータ等からなり、AVアンプ2を統括的に制御するものである。アンプ制御部21には、マンマシンインターフェースとしての操作部(図示略)が接続されており、アンプ制御部21は、この操作部からの操作入力や他のAV機器から入力される制御信号及びデータに基づいて所定のデータ処理を行う。
アンプ制御部21は、メモリ21a及びメモリ21bを有しており、メモリ21aには、テレビジョン受像機1と同様に、EDIDが格納されている。EDIDとしては、例えばAVアンプ2の物理アドレス、及びAVアンプ2で処理可能な画像データの解像度の種類等の情報が挙げられる。EDIDは、上流側機器であるDVDプレイヤ3等に読み取られるようになっている。
AVアンプ2には、外部入出力端子として複数のHDMI端子が設けられている。すなわち、AVアンプ2には、DVDプレイヤ3を接続するための第1HDMI入力端子23、セットトップボックス4を接続するための第2HDMI入力端子24、及びゲーム機5等を接続するための第3HDMI入力端子25が設けられている。なお、AVアンプ2には、上記以外のHDMI入力端子が設けられていてもよい。さらに、AVアンプ2には、テレビジョン受像機1が接続されるHDMI出力端子26が設けられている。
メモリ21bには、これらの第1ないし第3HDMI端子23,24,25に関する入力端子情報が、表2に示す入力端子テーブルの形で記憶される。具体的には、入力端子テーブルは、入力端子数(HDMI入力端子数)、各HDMI入力端子23,24,25に接続されるAV機器の名称(例えば「DVD」、「セットトップボックス」及び「ゲーム機」)、及び各HDMI入力端子23,24,25に対応する入力端子番号(例えば「DVD」が「1」、「セットトップボックス」が「2」、「ゲーム機」が「3」)が記憶される。この入力端子情報は、必要に応じてテレビジョン受像機1に送信され、テレビジョン受像機1において入力選択画面(図3参照)を表示させる際に用いられる。
Figure 0004388968
切替回路部22は、DVDプレイヤ3、セットトップボックス4又はゲーム機5から入力される画像信号のうちいずらかの画像信号をHDMI出力端子26に出力させるかを切り替える回路である。切替回路部22の入力側には、第1ないし第3HDMI入力端子23,24,25がそれぞれ接続され、切替回路部22の出力側には、HDMI出力端子26が接続されている。
アンプ制御部21は、テレビジョン受像機1からのCECコマンドに基づいて切替回路部22に切替制御信号を出力する。切替回路部22は、アンプ制御部21からのこの切替制御信号によりHDMI出力端子26に出力させる画像信号を切り替える。これにより、テレビジョン受像機1側で選択されたAV機器(例えばDVDプレイヤ3)の画像信号がHDMI出力端子26に出力されるようになる。
また、AVアンプ2には、第1ないし第3HDMI入力端子23,24,25及びHDMI出力端子26の各CEC端子同士及びアンプ制御部21を相互に接続するCECバス27が設けられている。これにより、アンプ制御部21は、各HDMI入力端子23,24,25及びHDMI出力端子26におけるCECの情報を認識することができるようになっている。
また、図示していないが、アンプ制御部21には、HDMI出力端子26との間にホットプラグ信号線が接続されている。アンプ制御部21は、ホットプラグ信号線に伝送されるホットプラグ信号に基づいて、テレビジョン受像機1が稼動状態にあってかつEDIDが読み取り可能な状態であるか否かを検出することができる。なお、アンプ制御部21には、第1ないし第3HDMI入力端子23,24,25との間でホットプラグ信号線が接続されていてもよい。このホットプラグ信号線により、アンプ制御部21は、DVDプレイヤ3等に、AVアンプ2が稼動状態にあってかつEDIDが読み取られ可能な状態であるか否かを検出させることができる。
このAVアンプ2には、これを遠隔操作するためのリモコン装置9が備えられている。上記操作部には、リモコン装置9と例えば赤外線通信可能にするための通信部が設けられている。
DVDプレイヤ3は、DVDを再生するための装置であり、図2に示す構成の場合、HDMIケーブル7を介してAVアンプ2に対して画像信号及び音声信号等を出力するものである。
セットトップボックス4は、例えばケーブルテレビによる放送信号を受信可能な装置であり、放送信号による画像信号及び音声信号等をAVアンプ2に対して出力するものである。
ゲーム機5は、例えばCD−ROMに記憶されたゲームプログラムをローディングしつつユーザによるコントローラ(図示略)における操作に基づいて、所定のゲームを進行させるものであり、ゲーム進行における画像信号及び音声信号等をAVアンプ2に対して出力する。
DVDレコーダ6は、例えばハードディスク(図略)を有し、ハードディスクにテレビ放送で配信されるコンテンツを録画したり、録画したコンテンツをDVDにダビングしたりすることのできるAV機器である。図2によると、DVDレコーダ6は、テレビジョン受像機1の第2HDMI入力端子18にHDMIケーブル7を介して接続されている。
次に、HDMI規格に関して本画像再生システムにおける物理アドレス及び論理アドレスについて、図4を参照して説明する。
HDMI規格によると、本画像再生システムを構築する各AV機器に対して、AV機器ごとに物理アドレスが割り当てられるようになっている。物理アドレスは、4つの数字の配列によって構成される。物理アドレスは、この画像再生システムを構成するAV機器のツリー構造を表すものであり、各AV機器のツリー構造における位置を識別するために用いられる。
具体的には、この画像再生システムのシンク機器であるテレビジョン受像機1に対して、物理アドレス(0,0,0,0)が強制的に割り当てられる。テレビジョン受像機1には、図2に示したように、第1HDMI入力端子17を介してAVアンプ2が接続され、第2HDMI入力端子18を介してDVDレコーダ6が接続されている。この場合、AVアンプ2には、物理アドレス(1,0,0,0)が割り当てられる。また、DVDレコーダ6には、物理アドレス(2,0,0,0)が割り当てられる。すなわち、シンク機器(テレビジョン受像機1)の物理アドレスにおいて、最初の数字がテレビジョン受像機1のHDMI入力端子の番号を示している。
さらに、AVアンプ2には、第1HDMI入力端子23を介してDVDプレイヤ3が接続され、第2HDMI入力端子24を介してセットトップボックス4が接続され、第3HDMI入力端子25を介してゲーム機5が接続されている。この場合、DVDプレイヤ3には、物理アドレス(1,1,0,0)が割り当てられる。また、セットトップボックス4には、物理アドレス(1,2,0,0)が割り当てられる。また、ゲーム機5には、物理アドレス(1,3,0,0)が割り当てられる。すなわち、シンク機器(テレビジョン受像機1)に接続されているリピータ機器(AVアンプ2)の物理アドレスにおいて、2番目の数字がAVアンプ2の各HDMI入力端子の番号を示している。
テレビジョン受像機1のEDIDには、AVアンプ2とDVDレコーダ6の物理アドレスが記憶されている。
シンク機器(テレビジョン受像機1)は、上流側に接続されるHDMI入力端子に対応してそれらに接続されるリピータ機器(AVアンプ2)の物理アドレスを作成する。リピータ機器(AVアンプ2)は、自己の物理アドレスを認識する際、自己の下流側に位置するシンク機器のメモリに記憶されているEDIDを読み取ることができるようになっている。例えばAVアンプ2は、その下流側に位置するテレビジョン受像機1のメモリ11aに記憶されているEDIDを読み取り、自己の物理アドレスを認識するとともに、メモリ21aに記憶する。
リピータ機器(AVアンプ2)は、この自己の物理アドレスに基づいて、上流側に接続されるHDMI入力端子に対応してそれらに接続されるソース機器(DVDプレイヤ3等)の物理アドレスを作成する。ソース機器(DVDプレイヤ3等)は、自己の物理アドレスを認識する際、自己の下流側に位置するリピータ機器のメモリに記憶されているEDIDを読み取る。例えばDVDプレイヤ3は、その下流側に位置するAVアンプ2のメモリ21aに記憶されているEDIDを読み取り、自己の物理アドレスを認識するとともに、メモリ(図略)に記憶する。
また、AV機器の各メモリには、物理アドレスの他に論理アドレスが記憶される。論理アドレスは、画像再生システムにおける各AV機器の固有の情報であり、各AV機器がCEC信号線7b及びCECバス19,27を通じて通信を行うとき、通信データの送信先と送信元とを表すために用いられるものである。例えばテレビジョン受像機1は、論理アドレスが「0」に設定され、AVアンプ2は、論理アドレスが「5」に設定される。
次に、テレビジョン受像機1及びAVアンプ2における制御処理を、図5〜図11に示すフローチャートを参照して説明する。なお、この制御処理の実行においては、図2に示す構成における各機器が物理的に接続されていることを前提とする。
図5は、テレビジョン受像機1及びAVアンプ2における概略的な制御処理を示すものである。まず、テレビジョン受像機1及びAVアンプ2において電源投入時(又はリセット時)の処理が行われる(S1,S2)。
AVアンプ2における電源投入時の処理(S2)では、テレビジョン受像機1に対して初期設定に関するCECコマンドが送信される。送信されたCECコマンドに対応して、テレビジョン受像機1では初期設定処理が行われる(S3)。
次いで、テレビジョン受像機1では、ユーザによる操作によって入力選択画面が表示された場合、OSD(on-screen display)表示処理が行われる(S4)。その後、入力ソースを選択するための選択操作処理が行われる(S5)。選択操作処理においては、必要に応じてAVアンプ2に対して外部入力端子の切替に関するCECコマンドの送信が行われる。AVアンプ2では、このCECコマンドの送信に対して、送信されたCECコマンドに対応して外部入力端子の切替処理が行われる(S6)。以下、各処理(S1〜S6)について詳述する。
図6は、テレビ制御部11の電源投入時の処理(S1)を示すフローチャートである。なお、テレビ制御部11にリセットがかけられたときにも、以下と同様の処理が行われる。
テレビ制御部11は、電源が投入されると、変数N及び変数mを「0」にセットする(T1)。ここで、変数NはAVアンプ2の入力端子数を表す変数であり、変数mはAVアンプ2が接続されているHDMI入力端子のソース番号を記憶するための変数である。これら変数N及び変数mは、テレビ制御部11のメモリ11aに逐次記憶されて用いられる。
次に、テレビ制御部11は、物理アドレスに関するEDIDを作成する(T2)。すなわち、テレビ制御部11は、自己の物理アドレス(0,0,0,0)に基づいて第1及び第2HDMI端子17,18に対応する物理アドレスをEDIDとして作成する。例えば、第1HDMI端子17に対応する物理アドレス(1,0,0,0)と、第2HDMI端子18に対応する物理アドレス(2,0,0,0)とをそれぞれ作成する。なお、EDIDの内容が固定の場合、テレビ製造時にEDIDが作成されるので、ステップT2におけるEDIDの作成処理は省略される。
次いで、テレビ制御部11は、第1及び第2HDMI入力端子17,18のホットプラグ端子をLレベルからHレベルに変化させる(T3)。これにより、第1及び第2HDMI入力端子17,18に接続されたAV機器、例えばAVアンプ2及びDVDレコーダ6側において、テレビジョン受像機1には電源が投入されかつEDIDが読み取り可能であることを検出することができる。
図7は、アンプ制御部21の電源投入時の処理(S2)を示すフローチャートである。なお、アンプ制御部21にリセットがかけられたときにも、以下と同様の処理が行われる。
まず、AVアンプ2に電源が投入されると、アンプ制御部21は、HDMI出力端子26のホットプラグ端子がHレベルであるか否かを判別する(T11)。すなわち、テレビジョン受像機1は、電源が投入されかつEDIDが読み取られ可能な状態になると、自己の第1及び第2HDMI入力端子17,18のホットプラグ端子をLレベルからHレベルに変化させる。AVアンプ2のHDMI出力端子26にはテレビジョン受像機1が接続されているため、HDMI出力端子26のホットプラグ端子のレベルを検出することにより、テレビジョン受像機1に電源が投入されかつEDIDを読み取り可能な状態にあることを判別することができる。
ホットプラグ端子がHレベルである場合(T11:YES)、アンプ制御部21は、HDMIケーブル7を介してテレビジョン受像機1のメモリ11aに記憶されているEDIDを読み出し、自己の物理アドレスを取得する(T12)。すなわち、テレビジョン受像機1のメモリ11aには、EDIDとしてテレビジョン受像機1の第1及び第2HDMI入力端子17,18に接続されたAV機器(すなわちAVアンプ2及びDVDレコーダ6)の物理アドレスがそれぞれ記憶されている。そのため、アンプ制御部21は、容易に自己の物理アドレス(1,0,0,0)を取得することができる。
次いで、アンプ制御部21は、CECバス19,27上における自己の論理アドレスを取得する(T13)。すなわち、アンプ制御部21は、物理アドレスの取得後、テレビジョン受像機1に対して自己の論理アドレスをCECバス19,27上において宣言することを示す信号を出力する。これにより、アンプ制御部21は、自己の論理アドレス(例えば「5」)を取得する。
その後、アンプ制御部21は、自己の物理アドレス及び論理アドレスを他のAV機器に通知するために、自己の物理アドレス及び論理アドレスをCECコマンドを用いて出力する(T14)。他のAV機器は、このCECコマンドを受信することにより、送信元のAV機器の物理アドレス及び論理アドレスを認識することができる。
次に、アンプ制御部21は、CECコマンドを用いて、テレビジョン受像機1に対してテレビジョン受像機1のベンダーID(通常、AV機器提供会社等の識別符号によって構成される)を問い合わせる(T15)。
アンプ制御部21は、テレビジョン受像機1からの返答の内容がAVアンプ2の対応ベンダーであるか否かを判別する(T16)。これは、例えば同じAV機器提供会社であればCECコマンドを共有できるので、それを確認するための処理である。
テレビジョン受像機1からの返答の内容がAVアンプ2の対応ベンダーである場合(T16:YES)、アンプ制御部21は、メモリ21aに記憶されている、表2に示した入力端子テーブルを参照し、入力端子情報(入力端子数、入力端子に接続されるAV機器の名称及びそれに対応する入力端子番号)を読み出して、CECのベンダー固有コマンドを用いてそれらの情報をテレビジョン受像機1に送信する(T17)。これにより、テレビジョン受像機1は、AVアンプ2に接続されるAV機器の数やAV機器の名称等を認識することができる。
ステップT16において、テレビジョン受像機1からの返答の内容がAVアンプ2の対応ベンダーでない場合(T16:NO)、入力端子情報を送信しないで処理を終了する。なお、図7に示す処理は、DVDレコーダ6において行われてもよい。
図8は、テレビ制御部11の初期設定処理(S3)を示すフローチャートである。特に、図8は、AVアンプ2の電源投入時の処理(S2)において送信されたCECコマンドに対応する処理を示すものである。
テレビ制御部11は、AVアンプ2からCECコマンドを受信したとき、それがベンダーIDを問い合わせるためのコマンドであるか否かを判別する(T21)。CECコマンドがベンダーIDを問い合わせるためのコマンドである場合(T21:YES)、テレビ制御部11は、CECコマンドを用いて自己のベンダーIDをAVアンプ2に返信する(T22)。
ステップT21においてCECコマンドがベンダーIDを問い合わせるためのコマンドでない場合(T21:NO)、テレビ制御部11は、CECコマンドがAVアンプ2の物理アドレスの通知であるか否かを判別する(T23)。CECコマンドがAVアンプ2の物理アドレスの通知である場合(T23:YES)、AVアンプ2が接続されている第1HDMI入力端子17のソース番号を記憶するための変数である変数mを算出してメモリ11aに記憶する(T24)。
すなわち、通知された物理アドレスに基づいて、その物理アドレスを有するAVアンプ2が表1に示した入力ソーステーブルのどのソース番号に相当するかを求める。例えば、送信先の物理アドレスが(a,0,0,0)であるとき、m=5+(a−1)を演算して変数mを求め、新たに算出された変数mをメモリ11aに記憶する。具体的には、AVアンプ2の物理アドレスは、(1,0,0,0)であるので、変数mは「5」と算出され入力ソーステーブルと参照される。すなわち、ソース番号が「5」である「HDMI入力1」の入力ソースは、AVアンプ2であることが認識される。
なお、上記したm=5+(a−1)の式における右辺の「5」は、図2に示すテレビジョン受像機1の入力ソースの構成に依存して決められているものである。例えば、表1によると、「HDMI入力1」は、HDMI規格以外の入力ソースである「テレビ放送」、「コンポジット入力」、「S端子入力」、「コンポーネント入力」に続いて5番目にあるので、「5」と決められる。
ステップT23においてCECコマンドがAVアンプ2の物理アドレスの通知でない場合(T23:NO)、CECコマンドが入力端子情報(表2の入力端子テーブル参照)を示すコマンドであるか否かが判別される(T25)。CECコマンドが入力端子情報を示すコマンドである場合(T25:YES)、送信された入力端子情報に基づいて、AVアンプ2の入力端子数、入力端子名、及び入力選択画面(図3参照)に表示させる入力ソースの枠31の総数がメモリ11aに記憶される(T26)。
具体的には、メモリ11aに、入力端子数を表す変数である変数Nとして「3」が記憶される。また、文字列配列変数Name[1]として「DVD」が、文字列配列変数Name[2]として「セットトップボックス」が、及び文字列配列変数Name[3]として「ゲーム」がそれぞれ文字列として記憶される。さらに、入力選択画面に表示させる枠31の総数を表す変数nとして、n=6+N−1が演算され、変数nが記憶される。この場合、変数Nは「3」であるので、変数nは「8」となり、入力選択画面に表示させる枠31の総数として「8」がメモリ11aに記憶される。
なお、上記したn=6+N−1の式における右辺の「6」は、図2に示すテレビジョン受像機1の入力ソースの構成に依存して決められているものである。例えば、テレビジョン受像機1の入力ソース数は、表1に示したように6個であるので、上式では「6」と決められる。
このように、テレビ制御部11では、AVアンプ2からのCECコマンドに基づいて、入力選択画面に表示される入力ソースの名称や入力ソースの枠31の総数が決定される。
ステップT25において、CECコマンドが入力端子情報でない場合(T25:NO)、CECコマンドに関する他の処理を行う(T27)。
図9は、テレビ制御部11のOSD表示処理(S4)を示すフローチャートである。すなわち、図9は、表示部12に入力選択画面(図3参照)を表示させる際の処理を示すものである。
テレビ制御部11は、例えばリモコン装置8によるユーザの操作によって、表示部12に入力選択画面を表示させることの指令を受けたとき、まず、ループ変数iに「1」を代入し、メモリ11aにループ変数iを記憶する(T31)。ここで、ループ変数iとは、枠31に入力端子名を表示させるための処理に用いられる変数である。
次いで、テレビ制御部11は、ループ変数iと変数mとが等しいか否かを判別する(T32)。例えば変数mが「5」であるとき、ループ変数iと変数mとが等しくないと判別され(T32:NO)、表1に示す入力ソーステーブルを参照して、ソース番号がi番目の入力端子名を表示する(T33)。例えば、i=1であるときソース番号が「1」の「テレビ放送」が最上位の枠31aに表示される。
次いで、ループ変数iに1が加算されて新たにループ変数iが記憶され(T34)、新たなループ変数iが入力ソース数より小さいか否かの判別を行う(T35)。ループ変数iが入力ソース数より小さい場合(T35:YES)、ステップT32のループ変数iと変数mとの比較処理に戻る。この場合、新たにループ変数iは「2」となっているので、ソース番号が「2」の「コンポジット入力」が次の枠31bに表示される。
以下、ループ変数iと変数mとが等しくなるまで、ループ変数iが「1」ずつ加算され、ソース番号が4番目の入力端子名までが枠31a,b,c,dに順次表示される。変数mは「5」であるので、ループ変数iが「5」となると、ステップT32においてループ変数iが変数mと等しくなり(T32:YES)、ステップT36に進む。
ステップT36では、ループ変数jに「1」が代入される。ここで、ループ変数jとは、図8の初期設定処理で記憶された文字列を表示させるための処理に用いられる変数である。
テレビ制御部11は、メモリ11aに記憶された文字列のうち、文字列配列変数Nameがj番目の文字列を表示する(T37)。この場合、文字列配列変数Name[1]は「DVD」であるので、「DVD」が次の枠31eに表示される。
次いで、ループ変数jに1が加算されて新たにループ変数jが記憶され(T38)、新たなループ変数jが変数Nより小さいか否かの判別を行う(T39)。ループ変数jが変数Nより小さい場合(T39:YES)、ステップT37に戻る。すなわち、文字列配列変数Name[2]の「セットトップボックス」が次の枠31fに表示される。
さらに、ループ変数jが「1」加算され、文字列配列変数Name[3]の「ゲーム機」が枠31gに表示される。この場合、変数Nが「3」であるので、ループ変数jが「3」となると、ステップT39においてループ変数jが変数Nと等しくなり(T39:NO)、ステップT34に進み、ループ変数iが「1」加算される。
すなわち、ソース番号が「6」の「HDMI入力2」が次の枠31hに表示される。ステップT35では、ループ変数iが入力ソース数と等しくなると(T35:NO)、OSD表示処理を終了し、選択操作処理(S5)に移行する。
従来では、図13に示したように、テレビジョン受像機1に設けられた外部入力端子名しか表示されず、AVアンプ2に接続されているAV機器の名称は表示されなかったため、入力選択画面において入力ソースの選択を行いたいときでも、まず、テレビジョン受像機1で「HDMI入力1」を選択した後、AVアンプ2で所望のAV機器を選択する必要があった。
しかしながら、本実施形態によれば、入力選択画面においてAVアンプ2に接続されている全てのAV機器の名称が表示されるので、ユーザはテレビジョン受像機1における操作のみで、所望のAV機器を選択することができる。
図10は、テレビ制御部11の選択操作処理(S5)を示すフローチャートである。すなわち、図10に示すフローチャートは、ユーザの操作入力によって入力ソースが選択される際の処理を示すものである。なお、この選択操作処理が行われるときには、メモリ11aには、入力ソース名と、それに対応するメニュー番号と、それに対応する入力選択画面の枠位置が、表3に示すメニュー番号テーブルの形で記憶されている。
Figure 0004388968
すなわち、このメニュー番号テーブルは、図9のフローチャートに示したOSD表示処理において入力選択画面に表示させるべき全ての入力ソース名を表したものでああり、上述した図9に示すOSD表示処理において作成されるものである。
図10によると、テレビ制御部11は、メニュー番号変数kに「1」を代入する(T41)。ここで、メニュー番号変数kとは、入力ソースを選択設定するときに入力選択画面のいずれかの枠31を指定するための処理に用いられる変数である。
次いで、テレビ制御部11は、メニュー番号変数kに相当する入力選択画面の枠31の位置にカーソル32を表示させる。この場合、メニュー番号変数kは「1」であるので、図3に示すように、枠31aを指示するようにカーソル32が表示される。
次に、リモコン装置8に対してユーザによる操作入力があるか否かが判別される(T43)。ここで、図示しないが、リモコン装置8には、カーソル32を画面上の上方向に移動させる「カーソル上ボタン」、カーソル32を画面上の下方向に移動させる「カーソル下ボタン」、及び操作入力を決定する「決定ボタン」等が設けられている。
ユーザによる操作入力がある場合(T43:YES)、その入力が「カーソル上ボタン」であるか否かが判別される(T44)。入力が「カーソル上ボタン」である場合(T44:YES)、メニュー番号変数kが「1」であるか否かが判別され(T45)、メニュー番号変数kが「1」である場合(T43:YES)、ステップT43のユーザによる操作入力の有無を判別する処理に戻る。また、メニュー番号変数kが「1」でない場合(T43:NO)、メニュー番号変数kから「1」を減算し、それを新たなメニュー番号変数kとし(T46)、ステップT42のメニュー番号変数kの枠31の位置にカーソル32を表示させる処理を行う。
すなわち、上記処理は、カーソル32が最上位の枠31aを指示するときには、さらに上方向の枠がないので、「カーソル上ボタン」が操作されてもその操作を無視して次の操作の待機状態となることを示している。カーソル32が最上位でないいずれかの枠31を指示するときには、当該枠31の一つ上方向に位置する枠31を指示することを示している。
ユーザによる操作入力が「カーソル上ボタン」でない場合(T44:NO)、その入力が「カーソル下ボタン」であるか否かが判別される(T47)。入力が「カーソル下ボタン」である場合(T47:YES)、メニュー番号変数kが変数n(枠31の数を表す)と等しいか否かが判別され(T48)、メニュー番号変数kが変数n(例えば「8」)と等しい場合(T48:YES)、ステップT43のユーザによる操作入力の有無を判別する処理に戻る。また、メニュー番号変数kが変数nと等しくない場合(T48:NO)、メニュー番号変数kに「1」を加算し、それを新たなメニュー番号変数kとし(T49)、ステップT42のメニュー番号変数kの枠31の位置にカーソル32を表示させる処理を行う。
すなわち、上記処理は、カーソル32が最下位でないいずれかの枠31を指示するときには、当該枠31の一つ下方向に位置する枠31を指示することを示している。また、カーソル32が最下位の枠31hを指示するときには、さらに下方向の枠がないので、「カーソル下ボタン」が操作されてもその操作を無視して次の操作の待機状態となることを示している。
ステップT47において、ユーザによる操作入力が「カーソル下ボタン」でない場合(T47:NO)、操作入力が「決定ボタン」であるか否かが判別される(T50)。操作入力が「決定ボタン」でない場合(T50:NO)、ステップT43に戻る。一方、操作入力が「決定ボタン」である場合(T50:YES)、メニュー番号変数kが変数m(この場合「5」)より小さいか否かが判別される(T51)。メニュー番号変数kが変数mより小さい場合(T51:YES)、k番目の入力ソースが選択される(T52)。
例えばメニュー番号変数kが「1」の場合、入力ソースとして「テレビ放送」が選択される。この場合、テレビ制御部11は、切替回路部15の入力側がチューナ回路部13になるように切替制御信号を切替回路部15に出力する。これにより、切替回路部15において切替動作が行われ、チューナ回路部13からテレビ放送による画像信号が表示部12に出力される。
また、例えばメニュー番号変数kが「4」の場合、入力ソースとして「コンポーネント入力」が選択される。この場合、テレビ制御部11は、切替回路部15の入力側がビデオデコーダ部1になるように切替制御信号を切替回路部15に出力する。これにより、切替回路部15において切替動作が行われ、コンポーネント端子16cから入力される例えばVHS機器の画像信号が表示部12に出力される。
一方、ステップT51においてメニュー番号変数kが変数mより小さくない場合(T51:NO)、メニュー番号変数kが変数mと変数N(この場合「3」)との和より小さいか否かが判別される(T53)。メニュー番号変数kが変数mと変数Nとの和より小さい場合(T53:YES)、m番目の入力ソースが選択される(T54)。すなわち、メニュー番号変数kが「5」以上であって「8」未満の入力ソースである、「DVD(メニュー番号変数kは「5」)」、「セットトップボックス(同じく「6」)」、「ゲーム機(同じく「7」)」のいずれかが選択されることになる。
例えば5(m)番目の入力ソース(DVD)が選択されたとすると、テレビ制御部11は、切替回路部15の入力側が第1HDMI入力端子17になるように切替制御信号を切替回路部15に出力する。これにより、切替回路部15において切替動作が行われ、第1HDMI入力端子17から入力されるAVアンプ2からの画像信号が表示部12に出力されるようになる。
次いで、テレビ制御部11は、(k−m+1)番目のAVアンプ2の入力端子を選択するようにCECコマンドでAVアンプ2に対して送信する(T55)。つまり、AVアンプ2に第1ないし第3HDMI入力端子23,24,25にそれぞれ接続されているDVDプレイヤ3、セットトップボックス4及びゲーム機5のいずれかが選択されることになる。
ステップS53においてメニュー番号変数kが変数mと変数Nとの和より大きい場合(T53:NO)、(k−m+1)番目の入力ソースが選択される(T56)。すなわち、メニュー番号変数kが「8」の入力ソースである「HDMI入力2」が選択される。この場合、テレビ制御部11は、切替回路部15の入力側が第2HDMI入力端子18になるように切替制御信号を切替回路部15に出力する。これにより、切替回路部15において切替動作が行われ、第2HDMI入力端子18から入力されるDVDレコーダ6の画像信号が表示部12に出力される。
このように、ユーザによる操作入力によって入力選択画面に表示されている入力ソースのいずれかを選択することができ、選択された入力ソースに応じて切替回路部15を切り替えることができる。
図11は、アンプ制御部21の外部入力端子の切替処理(S6)を示すフローチャートである。すなわち、図11に示すフローチャートは、テレビジョン受像機1から送信されたCECコマンドに対応して行われる切替処理を示すものである。
アンプ制御部21は、テレビジョン受像機1からのCECコマンドを受信した場合、それが外部入力端子の切替に関するCECコマンドであるか否かを判別する(T61)。受信したCECコマンドが外部入力端子の切替に関するCECコマンドである場合(T61:YES)、アンプ制御部21は、切替回路部22の入力側を、選択された外部入力端子に切り替える(T62)。
例えば、図10に示したフローチャートのステップT54において、例えば5(m)番目の入力ソース(DVD)が選択された場合、アンプ制御部21は、切替回路部22の入力側が1(k−m+1)番目のAVアンプ2の外部入力端子である第1HDMI入力端子23(表2の入力端子テーブル参照)になるように切替制御信号を切替回路部22に出力する。これにより、切替回路部22において切替動作が行われ、第1HDMI入力端子23から入力されるDVDプレイヤ3の画像信号がHDMI出力端子26に出力される。
HDMI出力端子26から出力されたDVDプレイヤ3の画像信号は、HDMIケーブル7を介してテレビジョン受像機1の第1HDMI入力端子17に入力される。テレビジョン受像機1では、切替回路部15の切替動作によって第1HDMI入力端子17と表示部12とが接続されているため、第1HDMI入力端子17に入力されたDVDプレイヤ3の画像信号は、表示部12に出力されることになる。
ステップT61において、受信したCECコマンドが外部入力端子の変更に関するCECコマンドでない場合(T61:NO)、CECコマンドに関する他の処理を行う(T63)。
このように、テレビジョン受像機1側で入力選択画面において入力ソースの選択操作が行われたときには、その内容がAVアンプ2側に伝送されて、AVアンプ2側で選択された入力ソースの画像信号がテレビジョン受像機1に送信されて表示部12に表示出力することができる。そのため、ユーザは、例えばAVアンプ2のリモコン装置9を用いて入力ソースの選択操作を行う必要がなくなるので、操作性に優れかつ利便性の高い画像再生システムを提供することができる。
図12は、画像再生システムの変形例を示す構成図である。同図によると、AVアンプ2Aに、外部入力端子として例えばVHS機器と接続可能なコンポジット端子28a、S端子28b及びコンポーネント端子28cが設けられている。これらコンポジット端子28a、S端子28b及びコンポーネント端子28cには、HDMI変換回路部29が接続されている。HDMI変換回路部29は、例えばVHS機器から出力されるアナログ信号としての画像信号をHDMI規格で取扱うことの可能な信号に変換するものである。HDMI変換回路部29の出力は、切替回路部22に接続されている。
また、テレビジョン受像機1Aでは、図2に示したコンポジット端子16a、S端子16b、コンポーネント端子16c及びビデオデコーダ部14等が省略されている。その他の構成については、図2に示した構成と略同様である。
上記構成では、AVアンプ2Aでは、第1ないし第3HDMI入力端子23,24,25の入力端子情報に加えて、コンポジット端子28a、S端子28b及びコンポーネント端子28cの入力端子情報がテレビジョン受像機1に送信される。テレビジョン受像機1Aでは、AVアンプ2Aからの入力端子情報に基づいて、入力選択画面が表示部12に表示される(この場合、図3に示した入力選択画面と同様の入力選択画面が表示される。)。そして、入力選択画面においてAVアンプ2Aに接続されている入力ソースの選択がなされた場合には、AVアンプ2Aの切替回路部22が切り替えられ、選択された入力ソースの画像信号がテレビジョン受像機1の表示部12に出力される。
このように、AVアンプ2AにHDMI規格に準拠していない外部入力端子が設けられたとしても、図2に示した画像再生システムと同様の作用効果を奏することができる。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、画像信号の切替動作の主体となるAV機器としてAVアンプ及びテレビジョン受像機について説明したが、本願発明を適用することができるAV機器であれば、上記実施形態に限るものではない。また、表2に示す入力端子テーブルにおける入力端子の機器名称は、各入力端子に接続されているソース機器から取得した実際の機器名称に基づいて変更するようにしてもよい。
本願発明に係る画像再生システムが適用される、いわゆるホームシアターシステムの構成を示す図である。 本願発明の画像再生システムを説明するための構成図である。 表示部の入力選択画面の一例を示す図である。 画像再生システムにおける物理アドレスを説明するための模式図である。 テレビジョン受像機及びAVアンプにおける概略的な制御処理を示すフローチャートである。 テレビ制御部の電源投入時の処理を示すフローチャートである。 アンプ制御部の電源投入時の処理を示すフローチャートである。 テレビ制御部の初期設定処理を示すフローチャートである。 テレビ制御部のOSD表示処理を示すフローチャートである。 テレビ制御部の選択操作処理を示すフローチャートである。 アンプ制御部の外部入力端子の切替処理を示すフローチャートである。 画像再生システムの変形例を示す構成図である。 従来のテレビジョン受像機の入力選択画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 テレビジョン受像機(ディスプレイ装置)
2 AVアンプ(信号処理装置)
3 DVDプレイヤ(画像出力装置)
4 セットトップボックス(画像出力装置)
5 ゲーム機(画像出力装置)
6 DVDレコーダ
7 HDMIケーブル
8 リモコン装置(テレビジョン受像機の)
9 リモコン装置(AVアンプの)
11 テレビ制御部
11a メモリ
12 表示部
13 チューナ回路部
14 ビデオデコーダ部
15 切替回路部
17 第1HDMI入力端子
18 第1HDMI入力端子
21 アンプ制御部
21a メモリ
22 切替回路部
23 第1HDMI入力端子
24 第2HDMI入力端子
25 第3HDMI入力端子
26 HDMI出力端子

Claims (6)

  1. 画像信号を伝送するための画像信号線と制御信号を伝送するための制御線とを含む所定の接続ケーブルが接続され、前記接続ケーブルを介して信号を入力するための第1の入力端子と、前記第1の入力端子から入力される画像信号を出力する表示手段とを有するディスプレイ装置と、
    前記第1の入力端子と同一種類の1以上の第2の入力端子と、前記接続ケーブルが接続され、前記接続ケーブルを介して信号を出力するための第1の出力端子と、前記第2の入力端子から入力される画像信号に所定の処理を行なった後、前記第1の出力端子に出力する処理手段とを有する信号処理装置と、
    前記画像信号を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段で生成された画像信号が出力される、前記第1の出力端子と同一種類の第2の出力端子とを有する1以上の画像信号生成装置とを含み、
    前記第1の入力端子と前記第1の出力端子との間と前記信号処理装置の各第2の入力端子と各画像信号生成装置の第2の出力端子との間がそれぞれ前記接続ケーブルで接続されている画像再生システムであって、
    前記ディスプレイ装置は、
    前記第1の入力端子に設定されたソース番号を記憶するソース番号記憶手段と、
    前記第1の入力端子に設定された物理アドレスが記憶され、前記信号処理装置が前記制御信号を用いて前記物理アドレスを読み取ることができるアドレス記憶手段と、
    前記信号処理装置から送信される当該信号処理装置に設定された物理アドレスを受信し、前記信号処理装置の物理アドレスを認識するアドレス認識手段と、
    前記信号処理装置から送信される、当該信号処理装置の各第2の入力端子に設定された入力端子番号及び各第2の入力端子に接続された前記画像信号生成装置の名称と入力端子数とを含む入力端子情報を受信する入力端子情報受信手段と、
    前記信号処理装置の物理アドレスを用いて所定の演算式により当該信号処理装置が接続された第1の入力端子のソース番号を算出し、この算出したソース番号と前記入力端子情報とを用いて、前記1以上の画像信号生成装置の名称を前記入力端子番号に基づいて配列した画面を作成し、この作成した画面をユーザに前記表示手段に出力させる画像信号を選択させるための入力選択画面として前記表示手段に表示する入力選択画面表示手段と、を備え、
    前記信号処理装置は、
    前記入力端子情報を記憶する入力端子情報記憶手段と、
    前記制御信号を用いて前記アドレス記憶手段から前記第1の入力端子の物理アドレスを読み取るアドレス読取手段と、
    前記アドレス読取手段で読み取られた物理アドレスを自己の物理アドレスとして設定するとともに、前記ディスプレイ装置に送信するアドレス送信手段と、
    前記入力端子情報記憶手段から前記入力端子情報を読み出し前記ディスプレイ装置に返送する端子情報返送手段と、を備える
    ことを特徴とする、画像再生システム。
  2. 前記ディスプレイ装置は、
    前記ユーザが前記入力選択画面から前記表示手段に出力させる画像信号を選択するための操作手段と、
    前記操作手段により前記信号処理装置を経由して入力される画像信号が選択された場合、当該画像信号を前記第1の入力端子から入力させるべく、前記選択内容の情報を前記信号処理装置に送信する選択情報送信手段と、をさらに備え、
    前記信号処理装置は、
    前記接続ケーブルによって入力される画像信号とは異なる形式の画像信号を入力するための第3の入力端子と、
    前記第3の入力端子から入力され画像信号を前記接続ケーブルによって入力される画像信号と同一形式の画像信号に変換する信号変換手段と、
    前記1以上の第2の入力端子から入力される画像信号と前記信号変換手段から出力される画像信号のうち、いずれか1の画像信号を前記第2の出力端子に出力する出力切換手段と、
    前記ディスプレイ装置から前記選択内容の情報を受信すると、前記操作手段で選択された画像信号が入力される前記第2の入力端子若しくは前記信号変換手段を前記第2の出力端子に接続する切換制御手段と、をさらに備え、
    前記入力端子情報記憶手段には、前記第2の入力端子に関する入力端子情報に加えて前記第3の入力端子に関する入力端子情報が記憶されている、
    請求項1に記載の画像再生システム。
  3. 前記ディスプレイ装置は、
    前記接続ケーブルによって入力される画像信号とは異なる形式の画像信号を入力するための第3の入力端子と、
    前記第1の入力端子と前記第3の入力端子から入力される画像信号のうち、いずれか1の画像信号を前記表示手段に出力する第1の出力切換手段と、
    前記ユーザが前記入力選択画面から前記表示手段に出力させる画像信号を選択するための操作手段と、
    前記操作手段により選択された画像信号が前記表示手段に出力されるように、前記第1の出力切換手段の出力切換えを制御する第1の切換制御手段と、
    前記操作手段により前記信号処理装置を経由して入力される画像信号が選択された場合、当該画像信号を前記第1の入力端子から入力させるべく、前記選択内容の情報を前記信号処理装置に送信する選択情報送信手段と、をさらに備え、
    前記信号処理装置は、
    前記1以上の第2の入力端子のうち、いずれか1の第2の入力端子から入力される画像信号を前記第2の出力端子に出力する第2の出力切換手段と、
    前記ディスプレイ装置から前記選択内容の情報を受信すると、前記操作手段で選択された画像信号を生成する前記画像信号生成装置が接続された前記第2の入力端子を前記第2の出力端子に接続する第2の切換制御手段と、をさらに備え、
    前記ソース番号記憶手段には前記第3の入力端子のソース番号と前記第3の入力端子から入力される画像信号の形式とが記憶され、
    前記入力選択画面表示手段は、前記第3の入力端子のソース番号に基づく当該第3の入力端子から入力される画像信号の形式の配列を前記画像信号生成装置の名称の配列に加えた画面を作成し、この作成した画面をユーザに前記表示手段に出力させる画像信号を選択させるための入力選択画面として前記表示手段に表示する、
    請求項に記載の画像再生システム。
  4. 前記第1,第2の入力端子、前記第1,第2の出力端子及び前記接続ケーブルは、HDMI規格に準拠するものである、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像再生システム。
  5. 画像信号を伝送するための画像信号線と制御信号を伝送するための制御線を含む所定の接続ケーブルが接続される第1の入力端子と、前記第1の入力端子から入力される画像信号を出力する表示手段とを有し、1以上の画像信号生成装置が外部接続された信号処理装置の出力端子が前記接続ケーブルを介して前記第1の入力端子に接続され、前記画像信号生成装置で生成された前記画像信号が前記信号処理装置を経由して前記第1の入力端子に入力されるディスプレイ装置であって、
    前記第1の入力端子に設定されたソース番号を記憶するソース番号記憶手段と、
    前記第1の入力端子に設定された物理アドレスが記憶され、前記信号処理装置が前記制御信号を用いて前記物理アドレスを読み取ることができるアドレス記憶手段と、
    前記信号処理装置により前記アドレス記憶手段から読み取られ、当該信号処理装置から前記制御線を用いて送信される物理アドレスを受信して前記信号処理装置の物理アドレスを認識するアドレス認識手段と、
    前記信号処理装置から前記制御線を用いて送信される、前記1以上の画像信号生成装置の名称、各画像信号生成装置が接続されている前記信号処理装置の入力端子の番号及び前記入力端子の総数を含む入力端子情報を受信する入力端子情報受信手段と、
    前記信号処理装置の物理アドレスを用いて所定の演算式により当該信号処理装置が接続された前記第1の入力端子のソース番号を算出し、この算出したソース番号と前記入力端子情報とを用いて、前記1以上の画像信号生成装置の名称を前記入力端子の番号に基づいて配列した画面を作成し、この作成した画面をユーザに前記表示手段に出力させる画像信号を選択させるための入力選択画面として前記表示手段に表示する入力選択画面表示手段と、
    を備えることを特徴とする、ディスプレイ装置。
  6. 請求項5に記載のディスプレイ装置の第1の入力端子に、画像信号を伝送するための画像信号線と制御信号を伝送するための制御線を含む所定の接続ケーブルによって接続される出力端子と、画像信号生成装置が接続される1以上の第2の入力端子と、前記第2の入力端子から入力される1以上の画像信号のうち1の画像信号を前記出力端子から前記ディスプレイ装置に出力する出力切換手段とを有する信号処理装置であって、
    前記1以上の画像信号生成装置の名称、各画像信号生成装置が接続されている前記第2の入力端子の番号及び前記第2の入力端子の総数を含む入力端子情報を記憶する入力端子情報記憶手段と、
    前記制御信号を用いて前記ディスプレイ装置のアドレス記憶手段から物理アドレスを読み取るアドレス読取手段と、
    前記アドレス読取手段で読み取られた物理アドレスを自己の物理アドレスとして設定するとともに、前記ディスプレイ装置に送信するアドレス送信手段と、
    前記入力端子情報記憶手段から前記入力端子情報を読み出し前記ディスプレイ装置に返送する端子情報返送手段と、
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
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