JP4435522B2 - ドア固定装置 - Google Patents
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Description
このようなドアロック装置では、ドアを閉じてストライカがオープン状態のラッチに衝突すると、その衝撃でラッチがストライカと係合したままクローズ状態へ回動し、ドアとドア支持体とが互いに引き寄せられる。そして、クローズ状態のラッチにディテントレバーが係合してラッチの逆転を規制し、ドアが閉じた状態で固定される。
ドアが開いた後は、ディテントレバーはバネに付勢されて、ラッチと接近する方向へ復帰し、オープンレバーはリターンスプリングの付勢力によって、ディテントレバーに作用しない元の位置へ復帰する(例えば、特許文献1参照)。
ところが、上記従来のオープンレバーでは、回転中心が重心から離れた作用点に近い位置に設けられているので、ドアを閉じたときの衝撃或いは衝突時の衝撃でオープンレバーが大きく振れ、慣性力がオープンレバーの復帰を妨げる方向に働くため、リターンスプリングに大きな負荷が加わると共に、ディテントレバーの復帰が阻害され、この結果、ラッチの逆転が規制されず、ラッチとストライカとの係合が解除されてドアが開いてしまう虞がある。
前記オープンレバーは、棒状部材で形成され、
前記オープンレバーの長手方向の中央部分が回転中心として回動自在に支持され、
前記オープンレバーの一端部に、前記オープンレバーの長手方向に沿ってロック位置と非ロック位置との間を摺動可能かつ前記オープンレバーと共に回動するオープナが設けられ、前記オープンレバーの他端部に操作ケーブルが連結され、
さらに、
前記ディテントレバーの一端に当接片が形成され、
前記オープンレバーの一端部に前記当接片を挟んで前後部に配置される前片及び後片が設けられ、前記前片及び後片に前記オープンレバーの長手方向に長い長孔が対向して設けられ、
前記オープナに、該オープナの摺動方向及び前記オープンレバーの回動方向に交差し、前記オープンレバーの前片及び後片に形成された前記長孔に摺動自在に係合する押圧軸が設けられ、
前記オープナが前記ディテントレバーから遠ざかる方向に前記オープンレバーを付勢するリターンスプリングが設けられ、
前記オープナがロック位置にある時に、前記操作ケーブルを操作して前記オープンレバーを回動させた場合、前記オープナの前記押圧軸は前記当接片に作用せず、
前記オープナが非ロック位置にある時に、前記操作ケーブルを操作して前記オープンレバーを回動させた場合、前記オープナの前記押圧軸が前記当接片にぶつかり、前記ディテントレバーを解除位置へ回動させる、ことを特徴とする。
本発明のドア固定装置は、図1及び図2に示すように、ドア支持体である開口部下縁に固定されたストライカ1と、バックドアに装着されたラッチ3、ディテントレバー4、オープンレバー5及びロックレバー7を有する本体機構2とから成る。
ストライカ1は、金属棒を略コ字状に折り曲げて成り、上方に突出するよう設置されている。
カバー8は金属製であり、その下面にはストライカ進入口11が形成されている。
ラッチベース9は、合成樹脂を素材とし、図7に示すように、その上面には複数の突起12が互いに間隔をおいて突出されている。また、図2に示すように、ラッチベース9の下面において、カバー8のストライカ進入口11と一致する位置には、ストライカ受入れ凹部13が形成されている。
アッパープレート10は、金属板を折り曲げて成り、図7及び図8に示すように、ラッチベース9の上面に固定された固定片14と、固定片の一端を上方へ屈曲した起立片15とを有する。
また、ラッチ3には、ストライカ1と係合する切欠が形成される。ラッチ3がオープン状態にある時は、この切欠がストライカ進入口11の開口側に向かって開口している。
ところが、バックドアを閉じてストライカ進入口11へ進入したストライカ1がラッチ3に衝突し、その衝撃でラッチ3が回動すると、切欠がストライカ1を受け入れたまま回転してストライカ進入口11を横切り、ストライカ1がストライカ進入口11から脱出できなくなり、バックドアは閉じた状態で固定される。なお、ラッチ3は、第1のシャフト16の外周に装着された第1のバネ17により、オープン方向へ付勢されている。
また、ディテントレバー4は第2のシャフト18の外周に装着された第2のバネ19により、ラッチ3の外周面に接近する方向へ付勢され、クローズ状態のラッチ3に係合して、ラッチ3がオープン状態へ回動するのを規制するようになっている。
さらに、ディテントレバー4の一端は上方へ起立して、ラッチベース9の前方に露出する当接片20が形成されている。
なお、このようなストライカ1、ラッチ3及びディテントレバー4の関連構造は従来公知なので、作動順序は図示しない。
図1及び図6に示すように、起立片15の前面他側寄り(ディテントレバー4寄り)にはオープンレバー5が回動可能に取り付けられる。
オープンレバー5は、断面略コ字状の真っ直ぐな棒状に形成され、その上端部に操作ケーブル27の先端が連結される。また、オープンレバー5の下端部は、ディテントレバー4の当接片20の一側に臨んでおり、この部分にディテントレバー4に作用するオープナ6が設けられる。
さらに、オープンレバー5の下端部には、当接片20を挟んでその前後部に配置される前片24及び後片25が設けられ、前片24及び後片25には軸方向に長い長孔26がそれぞれ対向するよう形成される(図6)。なお、長孔26の上端部は、ディテントレバー4の当接片20よりも上方に位置し、長孔26の下端部は、当接片20の上端よりも下方に達している。
そして、操作ケーブル27を操作してオープンレバー5の上端部を一側へ引っ張ると、オープンレバー5が回動して、その前片24及び後片25が当接片20の前後側を通過するようになっている。
ロックレバー7は、上方及びオープンレバー5方向に延びるよう略直角に折れ曲がった基部を有し、基部の中央を第2の支軸28で貫通してある。
ロックレバー7のオープンレバー5に向かう一端は、前方に直角に屈曲すると共に、さらにその先端を直角に屈曲して、オープンレバー5の中央部前方に達する位置まで延ばしてある。
また、ロックレバー7の基部の他端は他方上向きに傾斜させてあり、この部分に軸方向に長いガイド孔29が形成される。
オープナ6は、合成樹脂を素材として細幅の板状に形成され、オープンレバー5の同軸上に配置されてその前面一端寄りに重なるよう、且つ、オープンレバー5に沿って摺動自在に配置される(図4)。
オープナ6の下端部後面には、オープナ6の摺動方向及びオープンレバー5の回動方向と交差する方向に突出し、且つ、オープンレバー5の長孔26に摺動自在に係合する押圧軸31が一体に設けられる(図6)。
また、回動部材32の先端部には、前後方向に延びる係止軸33が形成され、係止軸33の前端部は、ロックレバー7のガイド孔29と摺動可能に係合されている。
この回動部材32は、アクチュエータ34によって回動され、先端部が上昇した上部位置と、先端部が下降した下部位置とに切り換えることができる。
すると、ロックレバー7の一端部に枢着されたオープナ6がオープンレバー5に沿ってロック位置へ上昇し、オープナ6の押圧軸31がオープンレバー5の長孔26上端に達する。
この状態で、操作ケーブル27を操作してオープンレバー5の上端を一側へ引っ張ると、オープンレバー5及びオープナ6が図1の反時計回りに回動し、オープンレバー5の下端部に設けられた前片24及び後片25がディテントレバー4の当接片20の前後を通過するが、ロック位置にあるオープナ6の押圧軸31は当接片20よりも上方に位置するので、当接片20に対して何ら作用することはない。
オープナ6が非ロック位置へ移動すると、オープナ6の押圧軸31がオープンレバー5の長孔26下端に達する。
この結果、ディテントレバー4がラッチ3から引き離されて解除位置へ回動し、ラッチ3は第1のバネ17の力でオープン状態へ戻り、ストライカ1とラッチ3との係合が解除される。
なお、ストライカ1をドアに固定し、本体機構2をドア支持体に装着しても良い。
また、本発明のドア固定装置は、自動車のドア以外のドアに応用することもできる。
2 本体機構
3 ラッチ
4 ディテントレバー
5 オープンレバー
6 オープナ
7 ロックレバー
8 カバー
9 ラッチベース
10 アッパープレート
11 ストライカ進入口
12 突起
13 ストライカ受入れ凹部
14 固定片
15 起立片
16 第1のシャフト
17 第1のバネ
18 第2のシャフト
19 第2のバネ
20 当接片
21 モータケース
22 第1の支軸
23 リターンスプリング
24 前片
25 後片
26 長孔
27 操作ケーブル
28 第2の支軸
29 ガイド孔
30 第3の支軸
31 押圧軸
32 回動部材
33 係止軸
34 アクチュエータ
35 モータ
Claims (1)
- ドア及びドア支持体の一方に固定されたストライカと、他方に装着されたラッチ、ディテントレバー、オープンレバーとを備え、前記ラッチはクローズ位置へ回動して前記ストライカと係合し、前記ディテントレバーを解除位置へ回動することにより、前記ラッチは前記ストライカとの係合が解除されるオープン位置へ回動するドア固定装置において、
前記オープンレバーは、棒状部材で形成され、
前記オープンレバーの長手方向の中央部分が回転中心として回動自在に支持され、
前記オープンレバーの一端部に、前記オープンレバーの長手方向に沿ってロック位置と非ロック位置との間を摺動可能かつ前記オープンレバーと共に回動するオープナが設けられ、前記オープンレバーの他端部に操作ケーブルが連結され、
さらに、
前記ディテントレバーの一端に当接片が形成され、
前記オープンレバーの一端部に前記当接片を挟んで前後部に配置される前片及び後片が設けられ、前記前片及び後片に前記オープンレバーの長手方向に長い長孔が対向して設けられ、
前記オープナに、該オープナの摺動方向及び前記オープンレバーの回動方向に交差し、前記オープンレバーの前片及び後片に形成された前記長孔に摺動自在に係合する押圧軸が設けられ、
前記オープナが前記ディテントレバーから遠ざかる方向に前記オープンレバーを付勢するリターンスプリングが設けられ、
前記オープナがロック位置にある時に、前記操作ケーブルを操作して前記オープンレバーを回動させた場合、前記オープナの前記押圧軸は前記当接片に作用せず、
前記オープナが非ロック位置にある時に、前記操作ケーブルを操作して前記オープンレバーを回動させた場合、前記オープナの前記押圧軸が前記当接片にぶつかり、前記ディテントレバーを解除位置へ回動させる、
ことを特徴としたドア固定装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003316930A JP4435522B2 (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | ドア固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003316930A JP4435522B2 (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | ドア固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005083081A JP2005083081A (ja) | 2005-03-31 |
| JP4435522B2 true JP4435522B2 (ja) | 2010-03-17 |
Family
ID=34416676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003316930A Expired - Fee Related JP4435522B2 (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | ドア固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP4435522B2 (ja) |
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2003
- 2003-09-09 JP JP2003316930A patent/JP4435522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2005083081A (ja) | 2005-03-31 |
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