JP4435744B2 - 遊技球誘導用のセンター飾り及び遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球機など、遊技球を用いた遊技機に関し、特に、こうした遊技機に適用される遊技球誘導用のセンター飾りに関する。
従来から、パチンコ機などの遊技機には、遊技球の流れに変化を与え、遊技者に始動入賞口への入賞に対する期待感を持続させるために設けられる遊技球誘導用のセンター飾り(ステージやクルーンなど)が知られている。
センター飾りにステージを採用した遊技機には、ステージ上面を中央を凸としたなだらかな起伏を形成し、中央の後面に開口を形成し、この開口から始動入賞口の直上に遊技球を排出するトンネル状連通路を形成することにより、ステージ上に飛び込んだ遊技球が起伏に沿って左右に揺動する内に開口に侵入した場合に入賞の可能性が高められる状態を視覚的に楽しませる様にしたものがある(特許文献1参照)。
センター飾りにクルーンを採用した遊技機には、中央部が低くなるように緩やかに傾斜したクルーン面に案内された遊技球が、一定時間だけクルーン面上を周回する様に転がった後、複数の入球口のいずれかに入るように構成され、この複数の入球口の内の特定の一つに入ったときに始動入賞口の直上に遊技球が排出される様な内部通路を形成することにより、クルーン上で遊技球が周回する間、特定の入球口に入る状態を期待感をもって視覚的に楽しませる様にしたものがある(特許文献2,3参照)。
また、センター飾りにステージを採用した遊技機において、ステージを上下二段備えたセンター飾りを採用し、下段ステージに遊技球を飛び込ませる第1中空路と、上段ステージに遊技球を飛び込ませる第2中空路とを備え、各ステージを下に凸の円弧状とし、この円弧の最下部に前方へ遊技球を排出する窪みを形成すると共に、各ステージの前端縁には窪みの部分を除いてガードを垂設したものもある(特許文献4参照)。
さらに、センター飾りにクルーンを採用した遊技機において、クルーン面に遊技球を導くための複数の誘導路を多段に配置し、外側の誘導路から内側の誘導路へと遊技球を揺動させながら案内し、最も内側に配置された誘導路で遊技球を周回させて加速しながらクルーンへ遊技球を排出させる様に構成したものもある(特許文献5参照)。
また、センター飾りにクルーンとステージとを組み合わせ、クルーンによる球振分機能によって特定の球振分孔から排出した球は案内壁で球導入口に案内されて始動入賞口の直上へ排出する通路へと直接侵入し、他の振分孔に排出した遊技球は、直下の球振分突条に衝突して再度振り分けが行われ、多くは脇の球導出部の方向に流れて始動入賞口の脇に排出されるものの、一部は、球導出部の方向に流下せずに落とし領域から球導入口の方向に流れて始動入賞口の直上へ排出される様に、二度の振り分け機会を設けることにより、始動入賞口への入賞に対する期待感を遊技者に持続させる様にしたものもある(特許文献6参照)。
さらに、センター飾りとして上段,中段,下段の三段ステージを備え、中段ステージを左右方向に反復往復動させることによって、上段ステージにおける振り分けだけでは遊技球の流路が特定されず、始動入賞口への入賞への期待感を長く持続させる様にしたものもある(特許文献7参照)。
特開2001−157742号公報 特開平7−171248号公報 特開平9−10393号公報 特許第3319444号公報 特開2004−254959号公報 特開2004−73264号公報 特開2002−369919号公報
特許文献1のセンター飾りは、ステージ中央の山の頂上での振り分けのみであり、遊技球の動きが単調で、期待感の持続は短いという問題がある。また、特許文献2,3のセンター飾りにおいても、クルーン内を周回した後にどの孔に落ちるかで振り分けが終わってしまい、やはり、期待感の持続が短いという問題がある。特許文献5のセンター飾りも、クルーンに到達するまでの時間が長くなっただけで、振り分けは1回だけである。これに対し、特許文献6のセンター飾りは、振り分け機会を2回とするものの、クルーンとステージの組み合わせになることから、部品点数が増加し、組み立て工数も増加するという問題がある。また、これら特許文献1〜3,5,6のセンター飾りでは、振り分けによって最も期待度の高いルートに遊技球が侵入した後、遊技者の視界から遊技球が見えなくなることから、遊技者に対する視覚的な期待感へのアピールに欠ける点があるという問題もある。
この最後まで遊技者の視界に遊技球が見えているという点では、特許文献4,7の方が優れている。しかし、二段ステージを採用した特許文献4のセンター飾りでは、上下いずれのステージに遊技球が排出されても、最終的には下段のステージの中央の窪みから排出される構造であり、しかも、各ステージでは単純な円弧面を揺動する動作をするだけであり、結局、遊技者は、いわゆる王道をより通過し易い上段ステージへの遊技球の飛び込みを期待するに止まり、不安感と期待感の入り交じった興趣を長く持続させるという効果は小さい。また、三段ステージを採用した特許文献7のセンター飾りにおいては、上段ステージは中段ステージへの単純な振り分けの機能しかなく、しかも、中段ステージによる振り分けの結果が支配的であって、それほど大きくは遊技者の興趣に訴えることができない上に、中段ステージを左右往復動させることから部品点数が増加し、組み立て工数も増加するという問題もある。
そこで、本願は、センター飾りにおける遊技球の振り分けの機会を増加すると共に、どの振り分け機会においても、いわゆる王道ルートへの誘導の期待を増加させ、より興趣を高めることを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の遊技球誘導用のセンター飾りは、遊技盤の中央部に、図柄変動表示装置の枠体として備えられるセンター役物の下部を構成し、センター役物の配置された領域に飛び込んだ遊技球を所要に振り分けて始動入賞口の方向へ誘導するステージとして、奧から順番に上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージを備える三段ステージを採用し、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1−1)前記上段ステージを、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面が滑らかに連続された上面形状のステージとし、その中央部分を構成する上段中央山部の最上部に始動入賞口へ向かって遊技球を誘導しつつ排出する上段中央王道溝を備えさせると共に、左右の二つの上段両脇谷部の最下部に遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる上段両脇誘導排出口を備えさせ、前記上段中央山部及び上段両脇谷部の前端縁に、前記上段中央王道溝及び上段両脇誘導排出口の部分を残して上段邪魔板部材を垂設したこと。
(1−2)前記中段ステージを、前記上段ステージからの遊技球の排出可能範囲をカバーし、かつ、前記上段両脇誘導排出口の各々の位置に頂上部を有する中央の谷部を有すると共に該中央の谷部の左右にも谷部を形成する様に、複数の下に凸の円弧面が前記各頂上部で連なった形状の上面形状のステージとし、前記上段両脇誘導排出口の各中央付近に前記前記頂上部が位置する様に中段中央谷部と中段両脇谷部とを配置し、該中段中央谷部の前端縁には最下部から遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる中段中央誘導排出口を残して中段邪魔板部材を垂設したこと。
(1−3)前記下段ステージを、前記中段ステージからの遊技球の排出可能範囲をカバーし、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面とが滑らかに連続された上面形状のステージとし、その中央部分を構成する下段中央山部の最上部に前記上段中央王道溝の延長線上に位置する下段中央王道溝を備えさせると共に、該下段中央王道溝の前端両脇に遊技球を前記上段中央王道溝の延長線から外れ難くするガイド突起を垂設したこと。
本発明によれば、遊技球は、上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージにおいて、その湾曲した上面で左右に揺動し、何度も振り分けの機会を与えることができる。しかも、山、谷、山の順に奧から連なる部分に王道ルートを構成したので、王道ルートに振り分けられる可能性を、遊技者により期待させ、ステージ上での遊技球の動きに対する遊技者の興趣を高めることができる。ここで、王道という用語は、「1 帝王が仁徳をもととして国を治めるやり方。 2 楽な道。近道。」という意味の一般用語である(岩波国語辞典など参照)。本願における「王道ルート」とは、この一般的な2番目の意味と関連して構成を特定するものであり、「センター飾りの各ステージから始動入賞口へと真っ直ぐに続く入賞ルート」を意味する。また、以下に述べる「王道溝」とは、この様な「王道ルートに沿って遊技球を転がらせる様な溝」という意味で構成を特定する用語として用いている。
本発明の遊技球誘導用のセンター飾りによれば、上段ステージに乗った遊技球は、上段ステージを構成するなだらかな円弧が連続する上面に沿って左右に揺動する。そして、この上段ステージにおいて、中央の上段中央王道溝と左右の上段両脇誘導排出口のいずれかへと第1回目の振り分けがなされる。ここで、上述の様な上段邪魔板部材を垂設したので、遊技球は、上段中央王道溝及び左右の上段両脇誘導排出口の3つのルートのいずれか一つへと振り分けられる。
第1回目の振り分けの後、遊技球は中段ステージへと排出される。このとき、上段中央王道溝に振り分けられた遊技球は、その溝により、左右方向への運動を抑制されつつ中段中央谷部に排出される。従って、中段中央谷部において、あまり左右に揺動することなく、中段中央誘導排出口の中央付近から前方へ飛び出す。そして、多くは、下段中央山部の下段中央王道溝に捉えられ、ガイド突起にガイドされて王道ルートを排出され、比較的高い確率で始動入賞口に入賞する。
一方、第1回目の振り分けによって左右の上段両脇誘導排出口から排出されることとなった遊技球は、中段ステージの頂上部で、中段中央谷部及び左右の中段両脇谷部の3つの部分のいずれかへと第2回目の振り分けがなされる。この第2回目の振り分けの結果、中段中央谷部へと振り分けられた遊技球は、中段中央谷部の湾曲に沿って左右に揺動する。そして、この揺動が収束すると、中段邪魔板部材によって邪魔されない中段中央誘導排出口から下段ステージの下段中央山部の上へと排出される。この下段中央山部の最上部には下段中央王道溝が形成されている。従って、あるものはこの下段中央王道溝に捉えられ、ガイド突起にガイドされて王道ルートを排出され、これもまた比較的高い確率で始動入賞口に入賞する。
これに対し、第2回目の振り分けによって、左右の中段両脇谷部のいずれかへと排出された遊技球は、この中段両脇谷部から下段ステージの左右の下段両脇谷部へと排出される。また、第2回目の振り分けで運悪く下段中央王道溝に捉えられなかった遊技球も下段両脇谷部のいずれかへと転げ落ちる。こうして第2回目の振り分けの結果として下段両脇谷部に転げ落ちた遊技球は、この下段両脇谷部において左右に揺動する。そして、運のよい場合は、下段中央山部に乗り上げ、その最上部の下段中央王道溝に捉えられて王道を通って排出される。こうして、下段ステージにおいても第3回目の振り分けの機会が生じるのである。
この様に、本発明によれば、センター飾りを構成する三段ステージの上面において遊技球を、最大3回の振り分け機会を利して王道へと排出される可能性が実現される。また、上段ステージに乗った後、下段ステージから排出されるまでの遊技球の様子は、遊技者が直接視認することができる。従って、遊技者は、上段ステージにおける第1回目の振り分けにおいて不利な方向に遊技球が転がっても、中段ステージでの振り分けを期待することができ、さらに、この中段ステージでの振り分けにおいて不利な状況となっても下段ステージにおける振り分けの機会を期待することができ、その様子を視認し続けることができるので、興趣を高めることができると共に、興趣を持続させることができる。
また、この様に何度も振り分けの機会を与えて遊技者の興趣を惹くだけでなく、中段ステージに中段中央誘導排出口を設けると共に下段ステージに下段中央王道溝及びガイド突起を設けることにより、上段ステージにおいて王道ルートへと振り分けられた場合の始動入賞口への入賞確率をあるレベル以上に高く維持することができるので、振り分け機会が増えたことによってかえって遊技者に対して裏切られた様な感じを抱かせて興趣を減退させるということもない。
ここで、本発明のセンター飾りにおいて、「(1−4)前記各王道溝を、その出口がほぼ遊技球の大きさとなる様に前方に向かって幅広となる前下がり傾斜の狭めの窪みによって構成すること」により、上述の興趣の減退防止をより一層確実なものとすることができる。
本発明は、必ずしも一体成形品に限る分けではないが、上述の如く構成することにより、可動部材を持たなくても多数の振り分け機会による期待感の高まりを持続することができる。従って、部品点数の増加や組み立て工数の増加を招くことなく実現することが可能である。なお、一体成形にすれば、この部品点数の増加や組み立て工数の増加を招くことがないというさらなる効果を発揮することができる。もちろん、一体成形でなく、上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージを別体として組み立てる構成を採用した場合も、特許文献7の三段ステージを採用したセンター飾りに比べて、駆動モータが不要であるなどの点で部品点数削減や組み立て工数低減の効果が発揮される。なお、「(1−5)前記三段ステージを、前記上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージからなる一体成形品」とする場合には、上述の様な振り分けの機会、振り分けによって生じる状況の再現確率を精度よく実現することができるという利点がある。
ここで、本発明の遊技球誘導用のセンター飾りにおいては、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
(2−1)前記下段中央山部を、前記上段中央山部よりも急峻な山となる様に、前記下段ステージの上面の湾曲状態を前記上段ステージの上面の湾曲形状よりもきつくしたこと。
かかる構成を採用することにより、1回目及び2回目の振り分けにおいて有利な状況にならなかった場合であっても、下段ステージの上面湾曲形状をよりきつくすることで、左右方向への揺動運動に加速度を与えることで3回目の振り分け機会に対する期待を高めることができ、興趣の持続により効果的となる。
加えて、「(2−2)前記中段ステージの中段両脇谷部の上面を、全体に渡って前下がり傾斜とすること」により、中段両脇谷部から下段ステージへと排出されることとなった遊技球に勢いを付けることで、前述の3回目の振り分け機会に対する期待をより一層高いものとすることができる。
また、本発明の遊技球誘導用のセンター飾りにおいては、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
(3−1)前記下段中央山部の両脇の下段両脇谷部の最下部に遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる下段両脇誘導排出口を備えさせると共に、該下段両脇誘導排出口の左右の外側に、前記中段両脇谷部の前面に達する下段邪魔板部材を垂設したこと。
下段ステージに、下段両脇誘導排出口と下段邪魔板部材とを備えることで、王道に導かれることなく排出される遊技球の落下範囲を中央よりに設定することができ、入賞口付近の障害釘によって跳ね上がることで始動入賞口への入賞の可能性をさらに引き出すことができる。即ち、かかる構成を採用することで、4回目の振り分け機会が与えられることになる。また、この下段邪魔板部材により、中段両脇谷部から排出される遊技球を、下段ステージ上での左右方向への揺動運動に導くことができる。
さらに、この(3−1)の構成に加えて、次の構成をも備える様にすると、3回目の振り分け機会における王道ルートへの復活への期待をより一層高めることができる。
(3−2)前記下段邪魔板部材の中央寄りの背面には、中央へ近付く程、遊技球を前記下段ステージの奧へと誘導する誘導突起が設けられていること。
また、本発明のセンター飾りにおいて、「(3−3)前記各誘導排出口を、その出口が遊技球数個分の大きさとなる様に前方に向かって幅広となる前下がり傾斜の広めの窪みによって構成すること」により、誘導排出口からの排出範囲を予定することが可能になり、興趣を高めるための詳細な寸法等の設計条件を定めやすくなるという効果が期待できる。
また、上記目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、遊技盤の中央部に、図柄変動表示装置の枠体として備えられるセンター役物を備え、該センター役物の中央下部に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞すると図柄の変動表示を開始する様に構成され、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
−1)前記センター役物の下部を、センター役物の配置された領域に飛び込んだ遊技球を所要に振り分けて前記始動入賞口の方向へ誘導するステージとして、奧から順番に上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージを備える三段ステージを備えていること。
−2)前記センター役物の所要位置に、前記上段ステージへと遊技球を導入するワープ通路を備えていること。
−3)前記上段ステージを、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面が滑らかに連続された上面形状のステージとし、その中央部分を構成する上段中央山部の最上部に始動入賞口へ向かって遊技球を誘導しつつ排出する上段中央王道溝を備えさせると共に、左右の二つの上段両脇谷部の最下部に遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる上段両脇誘導排出口を備えさせ、前記上段中央山部及び上段両脇谷部の前端縁に、前記上段中央王道溝及び上段両脇誘導排出口の部分を残して上段邪魔板部材を垂設したこと。
−4)前記中段ステージを、前記上段ステージからの遊技球の排出可能範囲をカバーし、かつ、前記上段両脇誘導排出口の各々の位置に頂上部を有する中央の谷部を有すると共に該中央の谷部の左右にも谷部を形成する様に、複数の下に凸の円弧面が前記各頂上部で連なった形状の上面形状のステージとし、前記上段両脇誘導排出口の各中央付近に前記前記頂上部が位置する様に中段中央谷部と中段両脇谷部とを配置し、該中段中央谷部の前端縁には最下部から遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる中段中央誘導排出口を残して中段邪魔板部材を垂設したこと。
−5)前記下段ステージを、前記中段ステージからの遊技球の排出可能範囲をカバーし、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面とが滑らかに連続された上面形状のステージとし、その中央部分を構成する下段中央山部の最上部に前記上段中央王道溝の延長線上に位置する下段中央王道溝を備えさせると共に、該下段中央王道溝の前端両脇に遊技球を前記上段中央王道溝の延長線から外れ難くするガイド突起を垂設したこと。
本発明の遊技機によれば、ワープ通路からセンター役物内に飛び込んだ遊技球は、上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージにおいて、その湾曲した上面で左右に揺動し、何度も振り分けの機会を与えることができる。しかも、中央の山、谷、山の順に奧から連なる部分に王道ルートを構成したので、王道ルートに振り分けられる可能性を、遊技者により期待させ、ステージ上での遊技球の動きに対する遊技者の興趣を高めることができる。
ここで、本発明の遊技機においては、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。(−1)前記下段中央山部の両脇の下段両脇谷部の最下部に遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる下段両脇誘導排出口を備えさせると共に、該下段両脇誘導排出口の左右の外側に下段邪魔板部材を垂設したこと。
本発明の遊技機によれば、ワープ通路を上段ステージへの遊技球の導入路としたので、上述した様な上段ステージでの第1回目の振り分け、この第1回目の振り分けが不利に働いた場合の中段ステージでの第2回目の振り分け、さらに、この第2回目の振り分けが不利に働いた場合の下段ステージでの第3回目の振り分け、さらには、上記(−1)の構成をも採用した場合の実質的な第4回目の振り分けを遊技者に楽しませることができ、遊技者の興趣を高め、持続させることができる。
さらに、この(−1)の構成に加えて、次の構成をも備える様にすると、3回目の振り分け機会における王道ルートへの復活への期待をより一層高めることができる。
−2)前記下段邪魔板部材の中央寄りの背面には、中央へ近付く程、遊技球を前記下段ステージの奧へと誘導する誘導突起が設けられていること。
なお、センター飾りへの遊技球の飛び込みは、このワープ通路からだけによらず、センター役物の下方の障害釘に当たって跳ねた遊技球が上段ステージに飛び乗る場合もあり、また、中段ステージや下段ステージへの飛び乗りの可能性もあり、遊技球の動きをより期待感を抱かせるものとすることができる。
ここで、本発明の遊技機においては、さらに以下の構成をも備える様にすると、振り分け機会の増加によって最初の振り分けで王道ルートに振り分けられた遊技球がその後、王道ルートから外れる方向に振り分けられる可能性を小さくし、興趣の減退を防止する効果を高めることができる。
−1)前記各王道溝を、その出口がほぼ遊技球の大きさとなる様に前方に向かって幅広となる前下がり傾斜の狭めの窪みによって構成すること。
また、本発明の遊技機においては、さらに以下の構成をも備える様にすると、部品点数削減、組み立て工数低減、振り分けの機会及び振り分けによって生じる状況の再現確率を精度よく実現することができるという利点が確かなものとなる。
−1)前記三段ステージを、前記上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージからなる一体成形品とすること。
さらに、本発明の遊技機においては、さらに以下の構成をも備える様にすると、下段ステージでの3回目の振り分け機会に対する期待を高めることができ、興趣の持続により効果的となる。
−1)前記下段中央山部を、前記上段中央山部よりも急峻な山となる様に、前記下段ステージの上面の湾曲状態を前記上段ステージの上面の湾曲形状よりもきつくしたこと。
また、本発明の遊技機においては、さらに以下の構成をも備える様にすると、上記期待感の高まりをより一層高めることができる。
−2)前記中段ステージの中段両脇谷部の上面を、全体に渡って前下がり傾斜とすること。
加えて、本発明の遊技機においては、さらに以下の構成をも備える様にすると、上段ステージ,中段ステージで脇に排出された遊技球を下段ステージで左右方向への揺動運動へと導くことができると共に、その結果においても王道に導かれることなく排出される遊技球の落下範囲を中央よりに設定することができ、障害釘によって跳ね上がることで始動入賞口への入賞の可能性をさらに引き出すことによる4回目の振り分け機会を与えることができる。
−1)前記下段中央山部の両脇の下段両脇谷部の最下部に遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる下段両脇誘導排出口を備えさせると共に、該下段両脇誘導排出口の左右の外側に、前記中段両脇谷部の前面に達する下段邪魔板部材を垂設したこと。
また、本発明の遊技機においては、さらに以下の構成をも備える様にすると、誘導排出口からの排出範囲を予定することが可能になり、興趣を高めるための詳細な寸法等の設計条件を定めやすくなる
(10−1)前記各誘導排出口を、その出口が遊技球数個分の大きさとなる様に前方に向かって幅広となる前下がり傾斜の広めの窪みによって構成すること。
本発明によれば、センター飾りにおける遊技球の振り分けの機会を増加すると共に、どの振り分け機会においても、いわゆる王道ルートへの誘導の期待を増加させ、より興趣を高めることができる。この結果、遊技者にとってより一層魅力のある遊技機を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を説明する。実施形態は、図1に示す様なパチンコ機の遊技盤1に設けられる図柄変動表示装置2を備えたセンター役物3に関するものである。
まず、遊技盤1について簡単に説明する。遊技盤1の前面中央には本発明を具体化したセンター役物3が配置されている。このセンター役物3のすぐ下には始動入賞口11が配置されていて、該始動入賞口11に遊技球が入賞すると図柄変動表示装置2に表示される図柄が変動を開始する。そのため、図柄変動表示装置2と始動入賞口11との間は、遊技者が注目する場所となっている。また、遊技盤1には、これら部品の他に、障害釘12、センター役物3を構成し、図柄変動表示装置2を取り巻く様に配置される大型装飾部品13、特別入賞口14、案内車15、アウト口16、普通入賞口17等の各種の部品が取り付けられている。また、遊技盤1には誘導レール18が取り付けられ遊技領域10が形成される。また、誘導レール18の外側を取り囲む様にコーナー飾り19が取り付けられている。
本実施形態では、センター役物3の下部を構成するセンター飾り5として、図2〜図4に示す様に、奧から順番に上段ステージ30、中段ステージ40及び下段ステージ50を備える三段ステージを備えたものを採用している。
上段ステージ30は、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面が滑らかに連続された山並み様の上面形状のステージとしてある。そして、その中央部分を構成する上段中央山部31の最上部に始動入賞口11へ向かって遊技球を誘導しつつ排出する上段中央王道溝32を備えさせてある。また、左右の二つの上段両脇谷部33L,33Rの最下部に遊技球を前方のある程度広い範囲へ向かって誘導しつつ排出させる上段両脇誘導排出口34L,34Rを備えさせてある。そして、上段中央山部31及び上段両脇谷部33L,33Rの前端縁に、上段中央王道溝32及び上段両脇誘導排出口34L,34Rの部分を残して上段邪魔板部材35〜38を垂設してある。
中段ステージ40は、上段ステージ30からの遊技球の排出可能範囲をカバーし、かつ、上段両脇誘導排出口34L,34Rの各々の位置に峻険な頂41L,41Rを有すると共に、中央の谷部の左右にも谷部を形成する様に、複数の下に凸の円弧面が接続された三連円弧様の上面形状のステージとしてある。そして、上段両脇誘導排出口34L,34Rの各中央付近に峻険な頂41L,41Rが位置する様に中段中央谷部42Cと中段両脇谷部42L,42Rとを配置してある。また、中段中央谷部42Cの前端縁には最下部から遊技球を前方のある程度広い範囲へ向かって誘導しつつ排出させる中段中央誘導排出口43を残して中段邪魔板部材44,45を垂設してある。
下段ステージ50は、中段ステージ40からの遊技球の排出可能範囲をカバーし、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面とが滑らかに連続され、上段ステージ30よりはやや急な山並み様の上面形状のステージとしてある。そして、その中央部分を構成する下段中央山部51の最上部に上段中央王道溝32の延長線上に位置する下段中央王道溝52を備えさせてある。また、下段中央王道溝52の前端両脇に遊技球を上段中央王道溝52の延長線から外れ難くするガイド突起53L,53Rを垂設してある。また、下段中央山部51の両脇の下段両脇谷部54L,54Rの最下部に遊技球を前方のある程度広い範囲へ向かって誘導しつつ排出させる下段両脇誘導排出口55L,55Rを備えさせている。そして、この下段両脇誘導排出口55L,55Rの左右の外側に、中段両脇谷部42L,42Rの前面に達する下段邪魔板部材56L,56Rを垂設してある。また、この下段邪魔板部材56L,56Rの中央寄りの背面は、中央へ近付く程、遊技球Pを奧へ誘導する三角形状誘導突起57L,57Rが設けられている。
この様に、実施形態のセンター飾り5は、山並み状の上段テージ30と、三連円弧様の中段ステージ40と、やはり山並み状の下段ステージ50とからなる三段ステージによって構成されている。従って、王道を構成する中央部分に着目すると、山、谷、山の順に三段ステージが構成されている。なお、このセンター飾り5は、プラスチック射出成形によって製造された一体成形品を用いている。
ここで、上段ステージ30と下段ステージ50はいずれも山並み状であるが、下段中央山部51が上段中央山部31よりも急峻な山となる様に、下段ステージ50の上面の湾曲状態を上段ステージ30の上面の湾曲形状よりもきつくしてある。
また、本実施形態のセンター飾り5では、上段中央王道溝32及び下段中央王道溝52を、その出口がほぼ遊技球の大きさとなる様に前方に向かって幅広となる前下がり傾斜の狭めの窪みによって構成してある。さらに、本実施形態のセンター飾り5では、上段両脇誘導排出口34L,34R、中段中央誘導排出口43及び下段両脇誘導排出口55L,55Rを、それぞれの出口が遊技球数個分の大きさとなる様に前方に向かって幅広となる前下がり傾斜の広めの窪みによって構成してある。加えて、中段ステージ40の中段両脇谷部42L,42Rの上面は、全体に渡って前下がり傾斜とされている。
さらに、センター役物3の左側面部の高さ方向中央付近に、センター飾り5の上段ステージ30へと遊技球を導入するワープ通路61が備えられている。
本実施形態によれば、図5に示す様に、ワープ通路61を通ってセンター飾り5の上段ステージ30に乗った遊技球Pは、上段ステージ30を構成するなだらかな円弧が連続する様な山並み様の上面に沿って左右に揺動する。そして、この上段ステージ30において、中央の上段中央王道溝32と左右の上段両脇誘導排出口34L,34Rのいずれかへと第1回目の振り分けがなされる。ここで、本実施形態では、上段邪魔板部材35〜38を垂設したので、遊技球Pは、上段中央王道溝32及び左右の上段両脇誘導排出口34L,34Rの3つのルートのいずれか一つへと振り分けられる。
第1回目の振り分けの後、遊技球Pは中段ステージへと排出される。このとき、上段中央王道溝32に振り分けられた遊技球は、狭めの窪みによって構成されている溝により、左右方向への運動を抑制されつつ中段中央谷部42Cに排出される。従って、遊技球Pは、中段中央谷部42Cにおいて、あまり左右に揺動することなく、中段中央誘導排出口43の中央付近から前方へ飛び出す。そして、多くは、下段中央山部51の下段中央王道溝52に捉えられ、ガイド突起53L,53Rにガイドされて王道ルートを排出され、比較的高い確率で始動入賞口11に入賞する。
一方、第1回目の振り分けによって左右の上段両脇誘導排出口34L,34Rから排出されることとなった遊技球Pは、中段ステージ40の峻険な頂41L,41Rの部分で、中段中央谷部42C及び左右の中段両脇谷部42L,42Rの3つの部分のいずれかへと第2回目の振り分けがなされる。この第2回目の振り分けの結果、中段中央谷部42Cへと振り分けられた遊技球Pは、中段中央谷部42Cの湾曲に沿って左右に揺動する。そして、この揺動が収束すると、中段邪魔板部材44,45によって邪魔されない中段中央誘導排出口43から下段ステージ50の下段中央山部51の上へと排出される。この下段中央山部51の最上部には下段中央王道溝52が形成されている。従って、あるものはこの下段中央王道溝52に捉えられ、ガイド突起53L,53Rにガイドされて王道ルートを排出され、これもまた比較的高い確率で始動入賞口11に入賞する。
これに対し、第2回目の振り分けによって、左右の中段両脇谷部42L,42Rのいずれかへと排出された遊技球Pは、この中段両脇谷部42L,42Rから下段ステージ50の左右の下段両脇谷部54L,54Rへと排出される。また、第2回目の振り分けで運悪く下段中央王道溝52に捉えられなかった遊技球Pも下段両脇谷部54L,54Rのいずれかへと転げ落ちる。こうして第2回目の振り分けの結果として下段両脇谷部54L,54Rに転げ落ちた遊技球Pは、この下段両脇谷部54L,54Rにおいて左右に揺動する場合がある。そして、運のよい場合は、下段中央山部51に乗り上げ、その最上部の下段中央王道溝52に捉えられて王道を通って排出される。こうして、下段ステージ50においても第3回目の振り分けの機会が生じるのである。
この様に、本実施形態のセンター飾り5を構成する三段のステージ30,40,50の上面において遊技球Pを、最大3回の振り分け機会を利して王道へと排出される可能性が実現される。また、上段ステージ30に乗った後、下段ステージ50から排出されるまでの遊技球Pの様子は、遊技者が直接視認することができる。従って、遊技者は、上段ステージ30における第1回目の振り分けにおいて不利な方向に遊技球Pが転がっても、中段ステージ40での振り分けを期待することができ、さらに、この中段ステージ40での振り分けにおいて不利な状況となっても下段ステージ50における振り分けの機会を期待することができ、その様子を視認し続けることができるので、興趣を高めることができると共に、興趣を持続させることができる。
また、この様に何度も振り分けの機会を与えて遊技者の興趣を惹くだけでなく、中段ステージ40に中段中央誘導排出口43を設けると共に下段ステージ50に下段中央王道溝52及びガイド突起53L,53Rを設け、さらに、各王道溝32,52を出口がほぼ遊技球の大きさとなる様に前方に向かって幅広となる前下がり傾斜の狭めの窪みによって構成したので、上段ステージ30において王道ルートへと振り分けられた場合の始動入賞口11への入賞確率をあるレベル以上に高く維持することができるので、振り分け機会が増えたことによってかえって遊技者に対して裏切られた様な感じを抱かせて興趣を減退させるということも少ない。
さらに、本実施形態では、センター飾り5を一体成形品としたので、部品点数の増加や組み立て工数の増加を招くことがない上に、上述の様な振り分けの機会、振り分けによって生じる状況の再現確率を精度よく実現することができる。
また、実施形態のセンター飾り5においては、下段中央山部51を上段中央山部31よりも急峻な山となる様に、下段ステージ50の上面の湾曲状態を上段ステージ30の上面の湾曲形状よりもきつくしたので、1回目及び2回目の振り分けにおいて有利な状況にならなかった場合であっても、下段ステージ50での左右方向への揺動運動に加速度を与えることができ、3回目の振り分け機会に対する期待を高め、興趣を持続させることができる。
加えて、中段ステージ40の中段両脇谷部42L,42Rの上面を、全体に渡って前下がり傾斜としたので、中段両脇谷部42L,42Rから下段ステージ50へと排出されることとなった遊技球Pに勢いを付けることができ、3回目の振り分け機会に対する期待を高いものとすることができている。
また、実施形態のセンター飾り5においては、下段両脇谷部54L,54Rの最下部に遊技球Pを前方のある程度広い範囲へ向かって誘導しつつ排出させる下段両脇誘導排出口55L,55Rを備えさせると共に、その左右の外側に下段邪魔板部材56L,56Rを垂設したので、ステージ上では王道に導かれることなく排出されることとなった遊技球Pの落下範囲を中央よりに設定することができ、始動入賞口11付近の障害釘によって跳ね上がることで始動入賞口11への入賞の可能性をさらに引き出すことができる。これにより、4回目の振り分け機会が与えられることになり、さらに一層の興趣の持続に寄与することができる。
さらに、下段邪魔板部材55L,55Rは、中段両脇谷部42L,42Rから加速されて排出される遊技球を、下段ステージ40上での左右方向への揺動運動に導くことができる。そして、下段邪魔板部材56L,56Rの中央寄りの背面の三角形状誘導突起57L,57Rにより、中段両脇谷部42L,42Rから下段ステージ50へと排出された遊技球Pを、下段ステージ50の奧へと誘導することにより、下段両脇谷部54L,54Rでの揺動の可能性を高め、3回目の振り分け機会における王道ルートへの復活への期待を高めることができている。
また、本実施形態のセンター飾り5においては、各誘導排出口34L,34R,43,55L,55Rを、その出口が遊技球数個分の大きさとなる様に前方に向かって幅広となる前下がり傾斜の広めの窪みによって構成したので、誘導排出口34L等からの排出範囲を予定することが可能になり、興趣を高めるための詳細な寸法等の設計条件を定めやすい。
さらに、本実施形態では、上段ステージ30への遊技球Pの導入路となるワープ通路61を備えたので、遊技球Pが上段ステージ30に乗る機会が増している。従って、上述した様な上段ステージ30での第1回目の振り分け、この第1回目の振り分けが不利に働いた場合の中段ステージ40での第2回目の振り分け、さらに、この第2回目の振り分けが不利に働いた場合の下段ステージ50での第3回目の振り分け、さらには、始動入賞口11付近の障害釘による第4回目の振り分けが生じる機会を増加させ、遊技者の興趣を高め、持続させることができる。
なお、センター飾り5への遊技球Pの飛び込みは、このワープ通路61からだけによらず、センター役物3の下方の障害釘に当たって跳ねた遊技球Pが上段ステージ30に飛び乗る場合もあり、また、中段ステージ40や下段ステージ50への飛び乗りの可能性もあり、遊技球Pの動きをより期待感を抱かせるものとすることができている。
また、本実施形態は、前述した様に、中央の王道に着目すると、山、谷、山の順に三段ステージが構成されているので、山、山、山で構成した場合に比べて、王道ルートに振り分けられる可能性を、遊技者により期待させる。即ち、この山、谷、山の王道ルートは、ステージ上での遊技球Pの動きに対する遊技者の興趣を高めるのに役立っている。
加えて、本実施形態では、各ステージの所要箇所に邪魔板部材35〜38,44,45,56L,56Rを備えさせることにより、各ステージから次のステージへの排出位置を規定する構成としたので、何回もの振り分けの機会が、より発生し易くなっている。そして、下段ステージ50の邪魔板部材56L,56Rの背面中央側の三角形状誘導突起57L,57Rがあることにより、上段ステージ30よりも急峻な湾曲状態とした下段両脇谷部54L,54Rにおける揺動運動がより発生し易くなっており、下段ステージ50での王道ルートへの復帰可能性を高めることにより、下段ステージ50での振り分け機会をより確実なものとしている。さらに、下段ステージ50のガイド突起53L,53Rは、こうして振り分けの機会を与えられ、王道ルートに復帰できた遊技球Pの入賞確率を高めることで、遊技者の興趣を高めるのに役立っている。
以上、発明を実施するための最良の形態としての一実施形態を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
例えば、上段ステージ30、中段ステージ40及び下段ステージ50を、各別体の成形品で構成し、これらを接着あるいはネジ止め等することによってセンター飾り5を形成する様にしてもよい。
実施形態のパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施形態のセンター役物の下部を示す斜視図である。 実施形態のセンター役物下部に取り付けられるセンター飾りを示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 実施形態のセンター役物下部に取り付けられるセンター飾りの各ステージの上面形状を示し、(A)は全体の正面図、(B)は上段ステージの正面図、(C)は中段ステージの正面図、(D)は下段ステージの正面図である。 実施形態におけるセンター飾りでの遊技球の振り分けの様子を示す斜視図である。
1・・・遊技盤
2・・・図柄変動表示装置
3・・・センター役物
5・・・センター飾り
10・・・遊技領域
11・・・始動入賞口
12・・・障害釘
13・・・大型装飾部品
14・・・特別入賞口
15・・・案内車
16・・・アウト口
17・・・普通入賞口
18・・・誘導レール
19・・・コーナー飾り
30・・・上段ステージ
31・・・上段中央山部
32・・・上段中央王道溝
33L,33R・・・上段両脇谷部
34L,34R・・・上段両脇誘導排出口
35〜38・・・上段邪魔板部材
40・・・中段ステージ
41L,41R・・・峻険な頂
42C・・・中段中央谷部
42L,42R・・・中段両脇谷部
43・・・中段中央誘導排出口
44,45・・・中段邪魔板部材
50・・・下段ステージ
51・・・下段中央山部
52・・・下段中央王道溝
53L,53R・・・ガイド突起
54L,54R・・・下段両脇谷部
55L,55R・・・下段両脇誘導排出口
56L,56R・・・下段邪魔板部材
57L,57R・・・三角形状誘導突起
61・・・ワープ通路
P・・・遊技球

Claims (4)

  1. 遊技盤の中央部に、図柄変動表示装置の枠体として備えられるセンター役物の下部を構成し、センター役物の配置された領域に飛び込んだ遊技球を所要に振り分けて始動入賞口の方向へ誘導するステージとして、奧から順番に上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージを備える三段ステージを採用し、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする遊技球誘導用のセンター飾り。
    (1−1)前記上段ステージを、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面が滑らかに連続された上面形状のステージとし、その中央部分を構成する上段中央山部の最上部に始動入賞口へ向かって遊技球を誘導しつつ排出する上段中央王道溝を備えさせると共に、左右の二つの上段両脇谷部の最下部に遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる上段両脇誘導排出口を備えさせ、前記上段中央山部及び上段両脇谷部の前端縁に、前記上段中央王道溝及び上段両脇誘導排出口の部分を残して上段邪魔板部材を垂設したこと。
    (1−2)前記中段ステージを、前記上段ステージからの遊技球の排出可能範囲をカバーし、かつ、前記上段両脇誘導排出口の各々の位置に頂上部を有する中央の谷部を有すると共に該中央の谷部の左右にも谷部を形成する様に、複数の下に凸の円弧面が前記各頂上部で連なった形状の上面形状のステージとし、前記上段両脇誘導排出口の各中央付近に前記前記頂上部が位置する様に中段中央谷部と中段両脇谷部とを配置し、該中段中央谷部の前端縁には最下部から遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる中段中央誘導排出口を残して中段邪魔板部材を垂設したこと。
    (1−3)前記下段ステージを、前記中段ステージからの遊技球の排出可能範囲をカバーし、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面とが滑らかに連続された上面形状のステージとし、その中央部分を構成する下段中央山部の最上部に前記上段中央王道溝の延長線上に位置する下段中央王道溝を備えさせると共に、該下段中央王道溝の前端両脇に遊技球を前記上段中央王道溝の延長線から外れ難くするガイド突起を垂設したこと。
  2. さらに以下の構成をも備えることを特徴とする請求項記載の遊技球誘導用のセンター飾り。
    (2−1)前記下段中央山部を、前記上段中央山部よりも急峻な山となる様に、前記下段ステージの上面の湾曲状態を前記上段ステージの上面の湾曲形状よりもきつくしたこと。
  3. さらに以下の構成をも備えることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技球誘導用のセンター飾り。
    (3−1)前記下段中央山部の両脇の下段両脇谷部の最下部に遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる下段両脇誘導排出口を備えさせると共に、該下段両脇誘導排出口の左右の外側に、前記中段両脇谷部の前面に達する下段邪魔板部材を垂設したこと。
  4. 遊技盤の中央部に、図柄変動表示装置の枠体として備えられるセンター役物を備え、該センター役物の中央下部に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞すると図柄の変動表示を開始する様に構成され、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする遊技機。
    −1)前記センター役物の下部を、センター役物の配置された領域に飛び込んだ遊技球を所要に振り分けて前記始動入賞口の方向へ誘導するステージとして、奧から順番に上段ステージ、中段ステージ及び下段ステージを備える三段ステージを備えていること。
    −2)前記センター役物の所要位置に、前記上段ステージへと遊技球を導入するワープ通路を備えていること。
    −3)前記上段ステージを、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面が滑らかに連続された上面形状のステージとし、その中央部分を構成する上段中央山部の最上部に始動入賞口へ向かって遊技球を誘導しつつ排出する上段中央王道溝を備えさせると共に、左右の二つの上段両脇谷部の最下部に遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる上段両脇誘導排出口を備えさせ、前記上段中央山部及び上段両脇谷部の前端縁に、前記上段中央王道溝及び上段両脇誘導排出口の部分を残して上段邪魔板部材を垂設したこと。
    −4)前記中段ステージを、前記上段ステージからの遊技球の排出可能範囲をカバーし、かつ、前記上段両脇誘導排出口の各々の位置に頂上部を有する中央の谷部を有すると共に該中央の谷部の左右にも谷部を形成する様に、複数の下に凸の円弧面が前記各頂上部で連なった形状の上面形状のステージとし、前記上段両脇誘導排出口の各中央付近に前記前記頂上部が位置する様に中段中央谷部と中段両脇谷部とを配置し、該中段中央谷部の前端縁には最下部から遊技球を前方へ向かって誘導しつつ排出させる中段中央誘導排出口を残して中段邪魔板部材を垂設したこと。
    −5)前記下段ステージを、前記中段ステージからの遊技球の排出可能範囲をカバーし、中央の山部の左右に谷部を形成する様に、下に凸の円弧面と上に凸の円弧面とが滑らかに連続された上面形状のステージとし、その中央部分を構成する下段中央山部の最上部に前記上段中央王道溝の延長線上に位置する下段中央王道溝を備えさせると共に、該下段中央王道溝の前端両脇に遊技球を前記上段中央王道溝の延長線から外れ難くするガイド突起を垂設したこと。
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