JP4436768B2 - レーベル情報記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザー光の照射によりレーベル情報を可視画像により記録可能なレーベル層を備える記録メディアの前記レーベル層へのレーベル情報記録を行うレーベル情報記録装置に関し、特に、互いに相違する第1及び第2波長の各レーザー光を出射する光ピックアップを備える記録メディアドライブにおいてレーベル情報記録を行うレーベル情報記録装置に関する。
現在、DVD(Digital Versatile Disc)の記録再生を行うDVDドライブ装置が普及しているが、このDVDドライブ装置においては対象記録メディアとしてDVDの他にCD(Compact Disc)との互換を確保している。これらのDVDドライブ装置に使用する光ピックアップとしては、DVDの記録密度に適した波長のレーザービームを発光するレーザーダイオード及びCDの記録密度に適した波長のレーザービームを発光するレーザーダイオードのレーザー発光波長の異なる2種類のレーザー光源を用意し、扱うディスクの記録密度に応じて使用する光源の切り換えを行うことにより単一の光ピックアップによって記録密度が異なるDVD及びCDに対応させている。
ところで、DVDとCDとでは、記録層までの透明基板の厚みがそれぞれ0.6mmと1.1mmであり略1:2と大きく異なり、DVD及びCD対応の光ピックアップにおいては、各ディスクにそれぞれ適合される光学特性となるように対物レンズに要求されるNA(numerical aperture)が異なる。その為、単一の対物レンズによりDVD及びCDにそれぞれ対応させる場合、それぞれに適した各波長のレーザービームに対してそれぞれ所望のNAとして作用する対物レンズを用いることで実現される。
ところで、ディスクに記録した内容が把握できるようにその内容に則ったレーベル情報をディスクに表示することが行われる。
レーベル情報をディスクに表示するには、レーベル情報を印刷したり、手書きされることにより行われることが多かったが、最近、ディスクに光ピックアップにより照射されるレーザ光により感応されるレーベル層を設けてディスクにレーベル情報を可視画像により記録する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−203321号公報
ところで、ディスクにレーベル情報の可視画像を記録する際には、ディスクを裏返してレーベル層側から光ピックアップから出射されるレーザー光を前記レーベル層に照射することを想定していた。その為、ディスクを裏返す行為を必要とした。
また、レーベル情報の記録にディスクの裏返しが必要であると、ディスクの記録層へのメイン情報の記録とレーベル情報の記録を一区切りのデータごとに時分割に行ったり、同時に行うことが出来ず、メイン情報記録とレーベル情報記録とのマッチング、レーベル情報記録作業の効率及び時間的に不利であった。その為、ディスクの裏返しを行わずに、記録層側からレーザー光をレーベル層に照射してレーベル層へのレーベル情報記録を可能にしたい要求がある。
また、先述の特許文献1に示されるレーベル情報記録装置の他に別の規格のレーベル情
報記録装置が提案されており、更に、先の要求に応えるレーベル情報記録装置が実現されると、種々の相違する規格のレーベル情報記録装置が乱立されることが予想される。
このような状況になった場合、種々の方式のレーベル層付きディスクが混在し、レーベル情報記録装置においては、各種レーベル層付きディスクに対して適切にレーベル情報記録処理が行えるようにする必要がある。
本発明は、記録層側からレーザー光をレーベル層に照射してレーベル層へのレーベル情報記録を可能にするレーベル情報記録装置を提供すると共に、各種レーベル層付きディスクに対して適切にレーベル情報記録処理が行えるレーベル情報記録装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、記録メディアの記録層とレーベル層との距離によりレーベル層付き記録メディアの種別を判断し、この判断により記録層とレーベル層とがデュアルである記録メディアと識別された際に、その記録メディアの識別に応じて記録メディアの記録層への書き込み時及び記録メディアのレーベル層への書き込み時に選択的に第1及び第2レーザードライバを使用し、記録メディアの記録層への書き込みに適合するレーザー光を出射して記録メディアの記録層への書き込みを行うと共に、記録メディアの記録層への書き込みに適合するレーザー光とは相違するレーザー光を出射して記録メディアのレーベル層への書き込みを行い、前記レーベル層への書き込み時に記録メディアの記録層側からレーベル層に照射してレーベル層へのレーベル情報記録を行うようにしている。デュアルである記録メディアの場合、記録層側からレーベル層にレーザー光を照射することを想定しているので、記録層への書き込みに適合するレーザー光とは相違する波長のレーザー光を利用する。
請求項に係る発明では、記録メディアの記録層への書き込みに適合するレーザー光と相違するレーザー光を記録メディアの記録層側からレーベル層に合焦させるべくフォーカスサーチをして前記レーベル層を検出するようにしている。記録層への書き込みに使用する波長のレーザー光の場合、記録層で感応する波長であることからこの波長のレーザー光より記録層への書き込みに使用しない波長のレーザー光の方が記録層を透過する光量が多くなることが期待でき、フォーカスサーチに有利である。
請求項3に係る発明では、記録メディアの記録層とレーベル層との距離によりレーベル層付き記録メディアの種別を判断し、この判断により記録層とレーベル層とがシングルである記録メディアと識別された際に、記録メディアを裏返すことを促す表示をし、記録メディアが裏返されたことを確認し、レーベル層へのレーベル情報記録時に記録メディアの判別により記録層への書き込みに適合するレーザー光を使用するべく第1及び第2レーザードライバの所定の一方を選択し、選択されたレーザードライバにより駆動されるレーザー光源から出射されるレーザー光を記録メディアの記録層側とは相違するレーベル層側から光ピックアップによレーベル層に照射してレーベル層へのレーベル情報記録を行うようにしている。
本発明に依れば、デュアルである記録メディアを識別し、デュアルである記録メディアの場合、記録層への書き込みに適合するレーザー光とは相違する波長のレーザー光を利用して記録層側からレーベル層にレーザー光を照射するので、ディスクを裏返すことなくレーベル情報記録が行えると共に、第1及び第2レーザー光源を同時に駆動することにより信号記録あるいは信号再生と同時にレーベル情報の記録を行うことを可能とし得る。
記録層への書き込みに適合するレーザー光と相違するレーザー光を記録メディアの記録層側からレーベル層を検出するようにしているので、記録層を透過する光量が確保され、記録層側からレーベル層を検出するのに有利である。
シングルである記録メディアを識別し、シングルである記録メディアの場合、記録メディアを裏返すことを促す表示し、記録メディアが裏返されたことを確認して記録メディアの記録層側とは相違するレーベル層側からレーベル情報の記録を行うようにしているので、シングルである記録メディアに確実にレーベル情報の記録が行える。この場合、レーベル層へのレーベル情報記録時に記録メディアの判別により記録層への書き込みに適合するレーザー光を使用するので、レーベル層を感応させるのに適していると予想される波長のレーザー光が使用されることになり、レーベル情報の記録が効果的に行える可能性が高い。
図1は本発明の一実施例を示すDVD及びCDの記録再生可能な光学ディスクドライブのレーベル情報記録装置のブロック図である。
図1のレーベル情報記録装置において、光ピックアップはDVD及びCDに対応する構成となっており、DVDに適した赤色波長帯645nm〜675nmの第1波長、例えば650nmのレーザー光を発光する第1レーザーダイオード1aから構成されるレーザーユニット1と、CDに適した赤外波長帯765nm〜805nmの第2波長、例えば780nmのレーザー光を発光する第2レーザーダイオード2aを備える受発光ユニット2とを備えている。
受発光ユニット2は、第2レーザーダイオード2aと共に、ディスクにより反射される第2レーザー光の反射光を受光する光検出器3とが同一パッケージ内に収められており、このパッケージの窓に第2レーザー光の反射光を第2レーザーダイオード2aから発光される第2レーザー光の光路から分離させて前記光検出器3に導く光路分離を行う回折格子が形成された光路分離素子となるホログラム素子4が設置されている。光路分離用の回折格子はホログラム素子4のディスク側の面に形成されており、このホログラム素子4の第2レーザーダイオード2a側の面にはトラッキング制御に用いられる3ビームに分離する回折格子も形成されている。
レーザーユニット1の第1レーザーダイオード1aにより発光される第1波長の第1レ
ーザー光は、回折格子6によりトラッキング制御に使用される±1次回折光を形成するべく回折され、その後、1/2波長板7により偏光方向がディスクの透明基板における複屈折が少なくなる方向に調整されて偏光プリズム8の偏光フィルタ面8aに透過方向から供給される。この偏光フィルタ面8aは1/2波長板7により調整された偏光方向の第1レーザー光を透過するような膜特性に設定され、その為、第1レーザー光は偏光プリズム8の偏光フィルタ面8aを透過し、コリメータレンズ9を介して平行光に変換された後、平行平板型のビームスプリッタ10に透過方向から供給される。
このビームスプリッタ10はレーザーユニット1と受発光ユニット2とを別光路に配置する役割を担っており、受発光ユニット2からの第2レーザー光を反射する反射面となるビームスプリッタ10のフィルタ面10aは波長選択性のあるダイクロイックフィルタ特性を有し、650nmの第1レーザー光が略全透過であると共に、780nmの第2レーザー光が略全反射である反射・透過コートが施されている。
その為、第1レーザーダイオード1aにより発光される第1レーザー光はビームスプリッタ10を透過して立上げミラー11による反射により光軸が直角に折曲され、その後、650nmの第1レーザー光に対してのみ有効に作用する波長選択性のある1/4波長板12を介して対物レンズ13に入射され、該対物レンズ13により収束されてディスクDに照射される。
ディスクDにより変調されて反射された第1レーザー光は対物レンズ13に戻り、来た光路を経由してビームスプリッタ10を透過し、コリメータレンズ9を介して偏光プリズム8に戻される。
この偏光プリズム8に戻される第1レーザー光は、第1レーザー光に対してのみ有効に作用する波長選択性のある1/4波長板12をディスクDへの往路と復路で2度通過するので、偏光方向が1/2波長回転されている。その為、ディスクDへの往路ではp偏光であった第1レーザー光がs偏光となって偏光プリズム8に入射される。その為、前記偏光プリズム8に戻された第1レーザー光は、偏光フィルタ面8aにより反射され、フォーカスエラー成分を発生させるための非点収差成分を付与するアナモフィックレンズ14を介して光検出器15に導かれる。
前記光検出器15は、ディスクDにより反射された第1レーザー光を複数の受光領域に分割された受光面に受光して、DVDの記録信号、フォーカシング制御信号及びトラッキング制御信号、あるいはチルト制御信号を生成するのに必要な各種受光出力を前記複数の各受光領域から発生する。フロントエンド処理回路21は、それらの受光領域の各受光出力を演算処理してDVDの記録信号、フォーカシング制御信号及びトラッキング制御信号、あるいはチルト制御信号を生成する。
一方、受発光ユニット2の第2レーザーダイオード2aから発光される第2レーザー光は、ホログラム素子4を介して3ビームに分離されて受発光ユニット2から出射され、ダイバージェントレンズ16により拡がり角が調整された後、更に液晶レンズ17、1/2波長板18を介してビームスプリッタ10のフィルタ面10aに照射され光軸が曲げられる。該ビームスプリッタ10のフィルタ面10aにより曲げられた第2レーザー光は、更に立ち上げミラー11により反射されてディスク面に対して光軸が垂直方向に曲げられ、1/4波長板12を介して対物レンズ13に入射され、該対物レンズ13により収束されてディスクDに照射される。
ここで、対物レンズ13は入射面に回折格子(図示せず)を有しており、この回折格子と対物レンズ13自体の非球面形状による屈折との兼ね合いによりDVD及びCDの波長
の異なる各レーザー光に対して各ディスクの記録再生に適した所期の特性が発揮されるようになっている。この場合、DVDに適合する第1レーザー光を平行光により所定領域で入射し、CDに適合する第2レーザー光を所定の拡がり角により所定領域で入射してそれぞれDVD及びCDの記録再生に適したNA及び収差補正されたレーザースポットが得られるように所期の特性が発揮される。
ディスクDの信号面により変調されて反射された第2レーザー光は対物レンズ13に戻り、1/4波長板12及び立ち上げミラー11を介してビームスプリッター10に戻され、該ビームスプリッター10のフィルタ面10aで反射され、1/2波長板18、液晶レンズ17を介して更にダイバージェントレンズ16を介して受発光ユニット2に戻される。
この受発光ユニット2に戻されたレーザービームは、ホログラム素子4により光軸が曲げられて光検出器3に受光される。
前記光検出器3は、ディスクDにより反射された第2レーザー光を複数の受光領域に分割された受光面に受光して、CDの記録信号、フォーカシング制御信号及びトラッキング制御信号を生成するのに必要な各種受光出力を前記複数の各受光領域から発生する。フロントエンド処理回路21は、それらの受光領域の各受光出力を演算処理してCDの記録信号、フォーカシング制御信号及びトラッキング制御信号を生成する。
尚、液晶レンズ17は液晶配列により位相変化度合いを同心円状に段階的に変化させて小さいパワーであるがレンズ作用を持たせる設計が施されている。
ここで、後述するフォーカスサーボ系の説明の為にディスク構造の概略について説明する。
図2はDVD−R/DVD+R及びCD−RのR系記録ディスクの断面構造を模式的に示す説明図であり、DVD−R/DVD+Rの場合は半面ディスクの2枚の貼り合わせ構造であるが、その半面ディスク1枚のみを示す形となっている。
図2に示す如く、R系記録ディスクは光ピックアップ装置からのレーザー光が入射される入射面側から順に透明基板層51、記録層52、反射層53及び保護層54が積層される構造となっている。
図3はDVD及びCDの再生専用ディスクの断面構造を模式的に示す説明図であり、DVDの場合は半面ディスクの2枚の貼り合わせ構造であるが、その半面ディスク1枚のみを示す形となっている。
図3に示す如く、再生専用ディスクは光ピックアップ装置からのレーザー光が入射される入射面側から順に透明基板層55、反射層56及び保護層(DVDの貼り合わせディスクの場合、スペース層)57が積層される構造となっており、前記反射層56にピット及びランドによりメインデータ信号が記録されている。
図4(a),(b),(c)はそれぞれ相違する方式のレーベル層付き記録ディスクの断面構造を模式的に示す説明図であり、DVD−R/DVD+Rの例を示しており、相違する構造の半面ディスクを2枚の貼り合わせた構造となっている。
図4(a),(b),(c)に示す如く、レーベル層を備える記録ディスクは光ピックアップからのレーザー光が入射される入射面側から順に第1透明基板層58、記録層59
、反射層60、第1保護層61、接着剤層62、第2透明基板層63、レーベル層64及び第2保護層65が積層される構造となっており、各層の並び順は同じである。
しかしながら、各方式のレーベル層付き記録ディスクは、それぞれ図4(a),(b),(c)に示す如く、レーベル層64の位置が異なっており、記録層59を基準としたレーベル層64までの距離がそれぞれd1,d2,d3となっている。
図2及び図4において、記録層52,59は有機色素により構成され、この記録層52,59には位置情報データが記録されたプリフォーマット信号がウォブルによって形成されており、レーザー光が収束されて照射されることにより発生する熱により有機色素が分解されて記録ピットが形成されてメインデータ信号が記録される。
また、図2乃至図4において、反射層53,56,60はディスクに入射されるレーザー光が光検出器15,3により受光される光強度が十分になるように設けられており、図3に示す再生専用ディスクの場合、反射層56にメイン情報信号を記録した記録ピットが形成されている。
また、図4において、反射層60は半透明となっていると共に、接着剤層62は透明となっており、入射面側から入射されるCD用レーザー光がレーベル層64に到達され、レーベル層64はCD用レーザー光が収束されて照射されることにより発生する熱に感熱作用を有する感熱剤により構成され、あるいはレーベル層64はCD用レーザー光の波長に感光する感光作用を有する感光剤により構成され、感熱剤や感光剤の変色作用によって可視画像が形成される。
次に、図1のレーベル情報記録装置の再生系回路を説明する。
フロントエンド処理回路21は、DVD系の光検出器15の所定の受光領域から得られる各受光出力を受けて光ピックアップ用DVD系各種制御信号、すなわち、フォーカシング制御信号、トラッキング制御信号、及びチルト制御信号を生成し、前記DVD系各種制御信号をサーボ回路22に供給する。該サーボ回路22は記録あるいは再生するディスクの種別を示すディスク識別信号に対応して受け入れる前記DVD系各種制御信号を選択すると共に、その選択される前記DVD系各種制御信号に対してディスク種別に応じてそれぞれ適切なイコライザ設定に切り換えられ、ディスク種別に対応する適切なフォーカスサーボ、トラッキングサーボ及びチルトサーボを実行させる各種サーボ信号を発生する。
一方、フロントエンド処理回路21は、CD系の光検出器3の所定の受光領域から得られる各受光出力を受けて光ピックアップ用CD系各種制御信号、すなわち、フォーカシング制御信号及びトラッキング制御信号を生成し、前記CD系各種制御信号をサーボ回路22に供給する。該サーボ回路22は記録あるいは再生するディスク識別信号に対応して受け入れるCD系各種制御信号を選択すると共に、その選択されるCD系各種制御信号に対してディスク種別に応じてそれぞれ適切なイコライザ設定に切り換えられ、ディスク種別に対応する適切なフォーカスサーボ及びトラッキングサーボを実行させる各種サーボ信号を発生する。
サーボ回路22からの各種サーボ信号はアクチュエータドライバ23に供給され、対物レンズ13のアクチュエータ(図示せず)を駆動する各駆動信号となってそれぞれ前記アクチュエータのフォーカスコイル、トラッキングコイル及びチルトコイルの各種駆動コイル24の対応する駆動コイルに供給される。その為、前記アクチュエータの動作により対物レンズ13がフォーカスサーボ信号に基づいてフォーカス方向に、トラッキングサーボ信号に基づいてトラッキング方向に、チルトサーボ信号に基づいてラジアルスキュー方向
に駆動される。
また、フロントエンド処理回路21は、DVD系光検出器15の所定受光領域の各受光出力を演算処理してDVDの記録信号であるRF信号、及びCD系光検出器3の所定受光領域の各受光出力を演算処理してCDの記録信号であるRF信号をそれぞれ2値化して後段のエンコード/デコード回路30に供給する。
2値化されたDVDのRF信号は、エンコード/デコード回路30のDVDデコーダ部31により対応するDVD規格のデータフォーマットに基づく変調コード及び誤り訂正符号に応じてデコード処理が行われる。因みに、DVD規格は変調コードとしてEFM−Plus(8−16変調)を採用し、誤り訂正符号としてRS(Reed-Solomon) Product-Code採用している。
一方、2値化されたCDのRF信号は、エンコード/デコード回路30のCDデコーダ部32により対応するCD規格のデータフォーマットに基づく変調コード及び誤り訂正符号に応じてデコード処理が行われる。因みに、CD規格は変調コードとしてEFM(Eight to Fourteen Modulation)を採用し、誤り訂正符号としてCIRC(Cross Interleaved Reed-Solomon Code)を採用している。
更に、フロントエンド処理回路21は、DVD及びCDの記録ディスクのプリフォーマット信号、すなわちDVD−R/RWのマイナス系DVDの場合においてウォブル・ランドプリピット、DVD+R/RWのプラス系DVD及びCD−R/RWのCDの場合においてグルーブウォブルを含んだ光検出器15あるいは光検出器3からの所定の受光出力をウォブル検出回路25に供給する。
ウォブル検出回路25はプリフォーマット信号からウォブル(Wobble)信号を抽出し、そのウォブル信号は記録ディスクがDVDの場合にLPP/ADIPデコーダ26によりデコード処理され、記録ディスクがCDの場合にATIPデコーダ27によりデコード処理される。前記LPP/ADIPデコーダ26は、マイナス系DVDのLPP(Land Pre-Pit)及びウォブルをデコード処理するLPPデコード部と、プラス系DVDのADIP(Address In Pre-Groove)をデコード処理するADIPデコード部とから構成される。LPPデコード部においてはLPP及びウォブルにより、ADIPデコード部においてはウォブルのみによりそれぞれ同期検出を行い、アドレス情報を取得し、また、このアドレス情報に同期した記録を行わせるための記録タイミング信号を生成させる基となるアドレス信号を発生する。
一方、ATIPデコーダ27は、CDのATIP(Absolute Time In Pre-Groove)をデコード処理し、ウォブルにより同期検出を行い、アドレス情報を取得し、また、このアドレス情報に同期した記録を行わせるための記録タイミング信号を生成させる基となるアドレス信号を発生する。
ところで、各種記録ディスクのウォブルには所定領域にディスクの製造メーカーやディスク種別等の識別情報が含まれており、この識別情報は制御用CPU(Central Processing Unit)28内に備えられるディスク判別機能部29により復号される。
次に、図1のレーベル情報記録装置の記録系回路を説明する。
パソコン等のホスト装置33からインタフェース34を介して入力される生データは、メモリ管理回路35の管理下で必要に応じてバッファRAM36に一時記憶され、エンコーダ/デコーダ回路30に供給される。
記録ディスクへの記録を行う際には使用する記録ディスクの種別、あるいは使用者の選択に応じて制御用CPU28によりDVDエンコーダ部37、あるいはCDエンコーダ部38のいずれかが選択されてデータが転送され、選択されたエンコーダ部が動作される。
その為、記録ディスクがDVDの場合、あるいはCDであっても使用者がDVDデータの記録を選択した場合、DVDエンコーダ部37によりDVD規格のデータフォーマットに基づくエンコード処理が行われ、そのデータフォーマットに則ったデータ構造のDVDデータが生成される。一方、記録ディスクがCDの場合、あるいはDVDであっても使用者がCDデータの記録を選択した場合、CDエンコーダ部38によりCD規格のデータフォーマットに基づくエンコード処理が行われ、そのデータフォーマットに則ったデータ構造のCDデータが生成される。
DVDエンコーダ部37、あるいはCDエンコーダ部38により生成されたDVDデータ、あるいはCDデータは記録のタイミングでライトストラテジ回路39にシリアルに転送され、このライトストラテジ回路39は転送されたシリアルデータに基づいて駆動パルス生成回路40を制御し、該駆動パルス生成回路40によりDVDデータ、あるいはCDデータに基づくと共に、最適なピットをディスクに形成させるための波形の駆動パルスを生成させる。
駆動パルス生成回路40により生成される駆動パルスは、スイッチ回路41により選択された第1レーザードライバアンプ42及び第2レーザードライバアンプ43の一方に供給され、選択されたレーザードライバアンプにより電流信号の駆動パルスとして出力される。そして、その電流信号の駆動パルスは、重畳用OSC(oscillator)44から発生される高周波信号が加算されてDVD系の第1レーザーダイオード1a、あるいはCD系の第2レーザーダイオード2aに供給される。
前記スイッチ回路41は制御用CPU28のディスク判別機能部29により識別されたディスク種別に応じて切り換えられ、DVD系の記録ディスクの場合に第1レーザードライバアンプ42が選択され、CD系の記録ディスクの場合に第2レーザードライバアンプ43が選択される。
一方、重畳用OSC44は、ライトストラテジ回路39及び制御用CPU28に応じて発振タイミングが制御されると共に、ディスク種別及び記録速度に対応して振幅及び発振周波数が設定される高周波信号を発生する。
尚、スイッチ回路41、第1レーザードライバアンプ42、第2レーザードライバアンプ43及び重畳用OSC44はレーザードライバIC45内に備えられている。
上述した図1に示す構成のレーベル情報記録装置において、レーベル情報記録を行う際には図5及び図6のフローチャートに示す処理が行われる。
レーベル情報記録の前工程処理としてディスク判別処理が行われる(ステップZ)。このディスク判別処理は、ディスク判別機能29により行われ、周知のディスク判別方法が用いられ、例えば、一方のレーザーダイオードを用いてレーザー光の焦点位置をフォーカス方向に移動せしめるフォーカスサーチにより得られるフォーカスエラー信号のピーク値が閾値を超えた否かを実行し、あるいは特開2000−173163号公報に示される如く、任意のレーザーダイオードを用いてフォーカスサーチ実行時のフォーカスエラー信号の単位時間当たりの変化量の最大値が基準値を超えた否かを実行する。
このディスク判別処理によりDVDかCDかが判別され(ステップa)、このディスク判別に応じて制御用CPU28によってスイッチ回路41が切り換えられ、DVDであると判別された場合、第1レーザードライバアンプ42が選択され、一方、CDであると判別された場合、第2レーザードライバアンプ43が選択される。
DVDであると判別された場合、駆動パルス生成回路40から出力される再生駆動パルスが第1レーザードライバアンプ42に供給され、DVD系の第1レーザーダイオード1aが再生レベルで駆動されることによりこの第1レーザーダイオード1aから出射されるDVD用レーザー光を用いたディスク読み取りによりウォブル検出回路25によりディスクのウォブル検出が行われ、LPP/ADIPデコーダ26を介してメディアコードが抽出され、このメディアコードが制御用CPU28内のROMにあらかじめ記憶されるメディアコードデータを基にディスク判別機能29により何処の製造メーカーの如何なる種別のディスクに属するかが復号され(ステップb)、ディスク判別機能29によりレーベル情報記録可能なレーベル層付きディスクか否かが判別される(ステップc)。
レーベル層付きではないディスクであると判別されると、その旨を示すデータが制御用CPU28によりインタフェース34を介してホスト装置33に供給され、ホスト装置33に備える表示装置(図示せず)によりレーベル情報記録が不可であることが表示され(ステップd)、レーベル情報記録が取り止められる。
一方、レーベル層付きディスクであると判別されると、制御用CPU28によって第2レーザードライバアンプ43が選択されるようにスイッチ回路41が切り換えられ、第2レーザードライバアンプ43によりCD系の第2レーザーダイオード2aが再生レベルで駆動され、CD用レーザー光を用いたフォーカスサーチ動作によりディスク層の判別がディスク判別機能29により行われる(ステップe)。
このディスク層の判別は、例えば特開平9−265722号公報に示される如く、フォーカスエラー信号のS字カーブのピーク値及びピーク回数を検出してディスクの層構造を検知することにより行われる。ここで、DVDの記録層側から入射されるCD用レーザー光がレーベル層に約40%到達することが確認されているので、記録層側からCD用レーザー光によりフォーカスサーチを行うと、レーベル層での反射光量により十分な信号レベルのフォーカスエラー信号が得られ、ディスク層の判別が確実に行える。
このディスク層の判別によりレーベル層付きDVD記録ディスクが図4(a),(b),(c)のいずれの断面構造であるか判明する。すなわち、図4(a),(b),(c)の相違する各方式のレーベル層付き記録ディスクは、記録層59(あるいは反射層60)とレーベル層64との間隔がそれぞれ相違するので、これらの間隔の相違をフォーカスサーチによるレーザー光の焦点を移動させる速度を一定とし、そのフォーカスサーチの際に記録層59(あるいは反射層60)とレーベル層64とでそれぞれ表れるフォーカスエラー信号のS字カーブのピーク値の時間的な間隔を検出することにより図4(a),(b),(c)のいずれのディスクであるかを判別する。
このディスク層の判別により記録層側からレーベル層にレーザー光を照射することを想定しているデュアル対応のDVDでないと判断された場合(ステップf)、その判断データが制御用CPU28によりインタフェース34を介してホスト装置33に供給され、ホスト装置33に備える表示装置(図示せず)によりディスク裏返し指示が行われ(ステップg)、図6に示すディスク裏返し処理へ移行する(ステップh)。
ディスク層の判別によりデュアル対応のDVDであると判断された場合(ステップf)、再度フォーカスサーチを行い(ステップi)、レーベル層64にCD用レーザー光を合
焦させるべくフォーカスサーボ導入する(ステップj)。その後、レーベル情報データに応じてCD系の第2レーザーダイオード2aを駆動してCD用レーザー光によりレーベル層54にレーベル情報記録を行う(ステップk)。
レーベル層54へのCD用レーザー光のフォーカスサーボ導入は所定時間試みられ(ステップl)、それでもフォーカスサーボ導入を失敗した場合は、レーベル情報記録の実行が中止され、その旨がホスト装置33に供給され、ホスト装置33に備える表示装置によりレーベル情報記録エラーが表示される(ステップm)。
ところで、CD用レーザー光によりレーベル情報記録が行われる状態において、レーベル層64に記録する可視画像(文字含む)に対応するレーベル情報データがホスト装置33により生成され、そのレーベル情報データはインタフェース34を介してバッファRAM36経由でCDエンコーダ部38に供給される。
CDエンコーダ部38は供給されるレーベル情報データをエンコード処理し、CD規格のデータフォーマットに則ったデータ構造のCD変調レーベル情報データを生成する。このCD変調レーベル情報データはライトストラテジ回路39に供給され、ライトストラテジ回路39はレーベル層64の記録特性を考慮してあらかじめ設定された最適記録波形の駆動パルスを生成させるべく駆動パルス生成回路40を制御する。そして、駆動パルス生成回路40により生成される駆動パルスはスイッチ回路41の切り換えにより第2レーザードライバアンプ43に供給され、第2レーザードライバアンプ43からの出力信号に必要に応じて重畳用発振回路44から発生される高周波信号が重畳されるレーザー駆動信号によりCD系の第2レーザーダイオード2aが駆動される。この結果、ディスクのレーベル層64にCD変調レーベル情報データに基づく記録マークが形成されて可視画像が記録されることになる。
図5のステップaにおいて、ディスク判別処理の結果DVDでなくCDであると判断された場合、制御用CPU28によってスイッチ回路41が切り換えられ、第2レーザードライバアンプ43が選択される。その為、駆動パルス生成回路40から出力される再生駆動パルスが第2レーザードライバアンプ43に供給され、CD系の第2レーザーダイオード2aが再生レベルで駆動されることによりこの第2レーザーダイオード2aから出射されるCD用レーザー光を用いたディスク読み取りによりウォブル検出回路25によりディスクのウォブル検出が行われ、ATIPデコーダ27を介してメディアコードが抽出され、このメディアコードが制御用CPU28内のROMにあらかじめ記憶されるメディアコードデータを基にディスク判別機能29により何処の製造メーカーの如何なる種別のディスクに属するかが復号され(ステップn)、ディスク判別機能29によりレーベル情報記録可能なレーベル層付きディスクか否かが判別される(ステップo)。
レーベル層付きではないディスクであると判別されると、その旨を示すデータが制御用CPU28によりインタフェース34を介してホスト装置33に供給され、ホスト装置33に備える表示装置によりレーベル情報記録が不可であることが表示され(ステップd)、レーベル情報記録が取り止められる。
一方、レーベル層付きディスクであると判別されると、その判断データが制御用CPU28によりインタフェース34を介してホスト装置33に供給され、ホスト装置33に備える表示装置によりディスク裏返し指示が行われ(ステップg)、図6に示すディスク裏返し処理へ移行する(ステップh)。
ディスクドライブに設置されるディスクを裏返すべくディスクトレイを開閉すると、図6のディスク裏返し処理が実行される。ホスト装置33によりディスク設置OK指令を入
力すると(ステップp)、ディスク判別処理時(図5のステップZ)に制御用CPU28内のRAMに記憶されたディスク種別データに基づいてディスク種別に対応するレーザー光を発光するべくスイッチ回路41が切り換えられてその選択されたレーザー光によりレーベル層64のフォーカスサーチが行われる(ステップq)。
すなわち、DVDと判別されている場合には、スイッチ回路41により第1レーザードライバアンプ42が選択され、第1レーザードライバアンプ42によりDVD系の第1レーザーダイオード1aが再生駆動信号で駆動され、再生レベルに駆動されるDVD用レーザー光によりフォーカスサーチが行われ、一方、CDと判別されている場合には、スイッチ回路41により第2レーザードライバアンプ43が選択され、第2レーザードライバアンプ43によりCD系の第2レーザーダイオード2aが再生駆動信号で駆動され、再生レベルに駆動されるCD用レーザー光によりフォーカスサーチが行われる。
このフォーカスサーチによりレーベル層64にレーザー光を合焦させるべくフォーカスサーボ導入する(ステップr)。その後、DVDと判別されている場合には、DVD系の第1レーザーダイオード1aを駆動してレーベル情報データに応じてDVD用レーザー光によりレーベル層64にレーベル情報記録を行い、CDと判別されている場合には、CD系の第2レーザーダイオード2aを駆動してレーベル情報データに応じてCD用レーザー光によりレーベル層64にレーベル情報記録を行う(ステップs)。
このようにディスク種別に対応したレーザー光によりレーベル情報記録を行っており、レーベル層64の感応(感光、感熱)に適していると予想される波長のレーザー光により前記レーベル層64への書き込みが行われるようになっている。すなわち、レーベル層64に使用される感応材料の物質によりレーザー光の波長に対する感光感度が変化する波長依存性があり、あるいはレーザー光の波長によって絞り径が変化するので、レーベル層64への書き込みを行うのに適した波長のレーザー光が存在し、この場合、ディスク種別に対応した波長のレーザー光を用いることによる種々の方式のレーベル層付きディスクへのレーベル情報記録に対応させながら、適合する可能性の高い波長のレーザー光によりレーベル層64への書き込みを行わせている。
レーベル層64へのフォーカスサーボ導入は所定時間試みられ(ステップt)、それでもフォーカスサーボ導入を失敗した場合は、レーベル情報記録の実行が中止され、その旨がホスト装置33に供給され、ホスト装置33に備える表示装置によりレーベル情報記録エラーが表示される(ステップu)。
ところで、図1に示すレーベル情報記録装置はデュアル対応のDVDのレーベル層64にレーベル情報記録を行う場合、ディスクの記録層59側からレーベル層64にCD用レーザー光を照射すると共に、CD記録系回路を使用し、DVD系の第1レーザーダイオード1aが使用されないと共に、DVD記録系回路が余っている。その為、CDエンコーダ部38にホスト装置33からレーベル情報データを送信させると共に、DVDエンコーダ部37にホスト装置33からメインデータを送信させてメインデータとレーベル情報データとを時分割に送信し、駆動パルス生成回路40により出力される駆動パルスがメインデータに対応するかレーベル情報データに対応するかによってスイッチ回路41を切り換え、時分割にDVD系の第1レーザーダイオード1aを記録層59に対する記録レベルで駆動すると共に、CD系の第2レーザーダイオード2aをレーベル層64に対する記録レベルで駆動することにより記録層59へのメインデータの記録を行いながら、時分割でレーベル層64への記録を行える。
また、レーベル情報記録時には、DVD系の第1レーザーダイオード1aが別途使用可能であると共に、DVD再生系回路が別途使用可能である。その為、メインデータが記録
済みのレーベル情報記録対応DVDの場合、メインデータの記録の代わりにメインデータを再生しながら、時分割でレーベル層64への記録を行える。
ここで、記録層59へのメインデータの記録を行いながら、時分割でレーベル層64への記録を行う場合、メインデータの記録時にはDVD用レーザー光を記録層59に合焦させ、レーベル情報記録時にはCD用レーザー光をレーベル層64に合焦させる必要がある。
また、記録層59からのメインデータを再生しながら、時分割でレーベル層64への記録を行う場合、メインデータの再生時にもDVD用レーザー光を記録層59に合焦させ、レーベル情報記録時にはCD用レーザー光をレーベル層64に合焦させる必要がある。
通常、駆動するレーザードライバアンプに応じてDVD用レーザー光及びCD用レーザー光を時分割でそれぞれ記録層59及びレーベル層64に合焦させるべくフォーカス制御する。
一方、図1の回路においては、第1レーザーダイオード1a及び第2レーザーダイオード2aを同時に駆動した際にDVD用レーザー光及びCD用レーザー光をそれぞれDVDの記録層及びレーベル層にそれぞれ同時に合焦されるようにすることも可能である。
DVDのフォーカスサーボ系を動作させ、DVD用レーザー光をDVDの記録層59に合焦するように対物レンズ13を駆動し、フォーカスサーボを行うと、DVDとCDとでは相違するレーザー光の波長に起因して、及び記録層までの透明基板の厚みの相違に基づいた光学設計に起因して定位置にある対物レンズ13により収束されるDVD用レーザー光とCD用レーザー光の焦点距離が相違するので、DVDへの記録再生を行うDVDのフォーカスサーボ状態において、CD用レーザー光の合焦点はDVD用レーザー光の合焦点より遠い位置となる。
そして、光路長調整回路46から発生される光路長調整信号に応じて液晶ドライバ47を動作させ、液晶レンズ17を凹レンズとして作用されるようにすることによりCD用レーザー光の合焦点とDVD用レーザー光の合焦点との距離が拡大され、図4(a)のディスクにおいて、DVD用レーザー光がDVDの記録層59に合焦する状態で、CD用レーザー光の合焦点がDVDのレーベル層64の標準位置に合致される、すなわち、第1レーザーダイオード1a及び第2レーザーダイオード2aを同時に駆動した際にDVD用レーザー光及びCD用レーザー光をそれぞれDVDの記録層59及びレーベル層64にそれぞれ同時に合焦されるようになる。
このようにすることにより、DVD系フォーカスサーボにより記録層59へのメインデータの記録、あるいは記録層59からのメインデータの再生を行いながら、時分割でレーベル層64への記録を行う際に、DVD用レーザー光及びCD用レーザー光を時分割でそれぞれ記録層59及びレーベル層64にフォーカス制御する必要がなくなる。
また、DVD用レーザー光及びCD用レーザー光をそれぞれDVDの記録層59及びレーベル層64にそれぞれ同時に合焦させるようにした場合、ライトストラテジ39及び駆動パルス生成回路40に同時に動作可能なDVD系及びCD系の2系統を設け、スイッチ回路41を削除して第1レーザードライバアンプ42及び第2レーザードライバアンプ43に駆動パルス生成回路40により生成される駆動パルスが同時に供給される回路構成とすれば、記録層59へのメインデータの記録を行いながら、同時にレーベル層64への記録を行うことが出来る。
尚、レーベル情報記録はメインデータ記録ほど高精細である必要がないので、許容範囲内のフォーカスズレによりCD用レーザー光のスポット径が大きくなっても実用可能である。
また、DVD用レーザー光及びCD用レーザー光をそれぞれDVDの記録層59及びレーベル層64にそれぞれ同時に合焦されるようにする場合、受発光ユニット2内の光検出器3により受光される所定の受光出力を用いてフロントエンド処理回路21によりCD用レーザー光のレーベル層64とのフォーカスエラー信号を生成し、このフォーカスエラー信号に基づいて光路長調整回路46により液晶ドライバ47を制御して前記フォーカスエラー信号を「0」に近づけるように凹レンズ作用のパワー強度を変化させるべく液晶レンズ17を駆動する。これにより液晶レンズ17によりDVD用レーザー光のDVDの記録層59へのフォーカス制御と独立してCD用レーザー光をレーベル層64にフォーカス制御することが出来る。
このCD用レーザー光のレーベル層64へのフォーカス制御は、液晶レンズ17内の液晶素子の反応速度を考慮して液晶レンズ17の凹レンズ作用のパワー強度をディスクごとに設定すれば、ディスクの面振れへの対応が出来なくてもディスクごとの厚み誤差のばらつきに対応させることが出来、液晶レンズ17の凹レンズ作用のパワー強度をディスクの記録再生位置の径方向の所定位置ごとに設定すれば、ディスクの径方向におけるディスクのそりに対応させることが出来る。
本発明の一実施例を示す光ピックアップ装置における光学系及びフォーカスサーボ系を示すブロック図である。 R系記録ディスクの断面構造を説明する説明図である。 再生専用ディスクの断面構造を説明する説明図である。 記録可能なレーベル層を備える記録ディスクを説明する説明図である。 レーベル情報記録の主要処理を示すフローチャートである。 ディスクを裏返してレーベル情報記録を行う際の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レーザーユニット
1a 第1レーザーダイオード
2 受発光ユニット
2a 第2レーザーダイオード
4 ホログラム素子
13 対物レンズ
15 光検出器
17 液晶レンズ
21 フロントエンド処理回路
22 サーボ回路
25 ウォブル検出回路
28 制御用CPU
29 ディスク判別機能
30 エンコード/デコード回路
33 ホスト装置
37 DVDエンコーダ部
38 CDエンコーダ部
39 ライトストラテジ
40 駆動パルス生成回路
41 スイッチ回路
42 第1レーザードライバアンプ
43 第2レーザードライバアンプ
59 記録層
64 レーベル層

Claims (3)

  1. 互いに相違する第1及び第2波長の各レーザー光をそれぞれ発光する第1及び第2レーザー光源を備える光ピックアップを備え、光ピックアップにより前記第1及び第2レーザー光の所定の一方のレーザー光をレーベル情報が可視画像により書き込み可能なレーベル層を備える記録メディアに照射することにより前記レーベル層へのレーベル情報記録を行うレーベル情報記録装置であって、前記第1及び第2レーザー光源をそれぞれ駆動する第1及び第2レーザードライバを備え、記録メディアの記録層とレーベル層との距離によりレーベル層付き記録メディアの種別を判断し、この判断により記録層とレーベル層とがデュアルである記録メディアと識別された際に、その記録メディアの識別に応じて記録メディアの記録層への書き込み時及び記録メディアのレーベル層への書き込み時に選択的に前記第1及び第2レーザードライバを使用し、記録メディアの記録層への書き込みに適合するレーザー光を出射して記録メディアの記録層への書き込みを行うと共に、記録メディアの記録層への書き込みに適合するレーザー光とは相違するレーザー光を出射して記録メディアのレーベル層への書き込みを行い、前記レーベル層への書き込み時に記録メディアの記録層側からレーベル層に照射してレーベル層へのレーベル情報記録を行うことを特徴とするレーベル情報記録装置。
  2. 記録メディアの記録層への書き込みに適合するレーザー光とは相違するレーザー光を記録メディアの記録層側からレーベル層に合焦させるべくフォーカスサーチをして前記レーベル層を検出することを特徴とする請求項1記載のレーベル情報記録装置。
  3. 互いに相違する第1及び第2波長の各レーザー光をそれぞれ発光する第1及び第2レーザー光源を備える光ピックアップを備え、光ピックアップにより前記第1及び第2レーザー光の所定の一方のレーザー光をレーベル情報が可視画像により書き込み可能なレーベル層を備える記録メディアに照射することにより前記レーベル層へのレーベル情報記録を行うレーベル情報記録装置であって、前記第1及び第2レーザー光源をそれぞれ駆動する第1及び第2レーザードライバを備え、記録メディアの記録層とレーベル層との距離によりレーベル層付き記録メディアの種別を判断し、この判断により記録層とレーベル層とがシングルである記録メディアと識別された際に、記録メディアを裏返すことを促す表示をし、記録メディアが裏返されたことを確認し、レーベル層へのレーベル情報記録時に記録メディアの判別により記録層への書き込みに適合するレーザー光を使用する
    べく第1及び第2レーザードライバの所定の一方を選択し、選択されたレーザードライバにより駆動されるレーザー光源から出射されるレーザー光を記録メディアの記録層側とは相違するレーベル層側から光ピックアップによレーベル層に照射してレーベル層へのレーベル情報記録を行うことを特徴とするレーベル情報記録装置。
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