この発明は、宅内ネットワークに接続される宅内装置と宅外ネットワークに接続される宅外装置とを通信可能に接続する通信装置、通信方法および通信プログラムに関する。
従来より、家庭内の情報化が進む中で、PC(Personal Computer)や高度な機能を持った情報家電が普及してきている。これらの情報家電は、IP(Internet Protocol)などを通信手段としたWebブラウジングや音楽・動画視聴、コンテンツダウンロードなど、多くのサービスを利用することができる。
一般的には、このようなサービスを利用できるWebTVなどの情報家電は、利用者によりリモコンからWEBブラウザのアドレス欄にURL(Uniform Resource Locator)が入力されて、インターネットに接続されることで、音楽・動画視聴、コンテンツダウンロードなどのサービスを利用する。そこで、このようにインターネット接続する際やURLを入力する際に、利用者の負担を軽減する様々な技術が開示されている。
例えば、URLの入力負荷を軽減する技術として、わかりにくく、覚えにくい英語やアルファベットを入力する代わりに、わかりやすく、覚えやすい日本語を入力することができる日本語URL(非特許文献1参照)や電話番号を入力する技術(非特許文献2参照)などがある。
ところで、上記した従来の技術は、宅内ネットワークに接続される宅内機器(例えば、Webなど)と、各種サービスを提供する宅外ネットワークに接続される宅外装置とを接続する場合、普段からWebなどを利用しない利用者にとって、日本語や電話番号であっても、リモコンでURLを入力する操作は困難であり、利用者の負担が大きいという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続される宅内機器と宅外ネットワークに接続される宅外装置とを容易に接続することが可能である通信装置、通信方法および通信プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、宅内ネットワークに接続されるセッション型の通信手段を有さずHTTP標準に基づく通信手段を有する宅内装置と、HTTP標準に基づく通信手段を有する宅外ネットワークに接続される宅外装置とに通信可能に接続された通信装置であって、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、所定の宅内装置と所定の宅外装置とをHTTP標準に基づく通信で制御するための制御情報を記憶する特番制御情報記憶手段と、前記テンキーを備えた宅内テンキー装置からダイアル信号を受け付けた場合に、前記特番制御情報記憶手段を参照し、当該ダイアル信号が前記セッション型の通信手段による通信を確立するための通信要求か前記特番制御情報記憶手段に記憶された特定の番号であるか否かを判定する特番判定手段と、前記特番判定手段により前記特定の番号であると判定された場合に、前記特番制御情報記憶手段に記憶された制御情報の中から当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得する制御情報取得手段と、前記制御情報取得手段により取得された制御情報にしたがって、接続先の宅外装置を特定し、前記所定の宅内装置からHTTP標準による接続要求を受信した場合に、特定された接続先の宅外装置をリダイレクト先とする応答を前記所定の宅内装置に送信する通信制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、宅内ネットワークに接続されるセッション型の通信手段を有さずDLNA標準に基づく通信手段を有するDLNA宅内装置と、宅外ネットワークに接続されるコンテンツを有する宅外装置とに通信可能に接続された通信装置であって、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、前記所定の宅外装置から特定のコンテンツを取得するための制御情報を記憶する特番制御情報記憶手段と、前記テンキーを備えた宅内テンキー装置からダイアル信号を受け付けた場合に、前記特番制御情報記憶手段を参照し、当該ダイアル信号が前記セッション型の通信手段による通信を確立するための通信要求か前記特番制御情報記憶手段に記憶された特定の番号であるか否かを判定する特番判定手段と、前記特番判定手段により前記特定の番号であると判定された場合に、前記特番制御情報記憶手段に記憶された制御情報の中から当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得する制御情報取得手段と、前記制御情報取得手段により取得された制御情報によって特定されるコンテンツを前記所定の宅外装置から取得し、前記DLNA宅内装置によるDLNA標準の検索要求に基づいて発見される所定のDLNA宅内装置に格納するコンテンツ取得手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記特番制御情報記憶手段は、前記宅外ネットワークに接続されるものであって、前記特番判定手段は、前記宅内テンキー装置からダイアル信号を受け付けた場合に、前記宅外ネットワークを介して前記特番制御情報手段に接続し、当該ダイアル信号が前記セッション型の通信手段による通信を確立するための通信要求か前記特番制御情報記憶手段に記憶された特定の番号であるか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記特定の番号の入力を受け付けるテンキーを備えた特番入力受付手段をさらに備え、前記制御情報取得手段は、前記特番入力受付手段により前記特定の番号を受け付けた場合に、前記特番制御情報記憶手段に記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記特番制御情報記憶手段に記憶される予め定めた特定の番号と、前記特番制御情報記憶手段に記憶された当該特定の番号に対応付けられた制御情報とを、音声により読み上げる音声出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、宅内ネットワークに接続されるセッション型の通信手段を有さずHTTP標準に基づく通信手段を有する宅内装置と、HTTP標準に基づく通信手段を有する宅外ネットワークに接続される宅外装置とに通信可能に接続された通信装置に適した通信方法であって、前記通信装置が、前記テンキーを備えた宅内テンキー装置からダイアル信号を受け付けた場合に、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、所定の宅内装置と所定の宅外装置とをHTTP標準に基づく通信で制御するための制御情報を記憶する特番制御情報記憶部を参照し、当該ダイアル信号が前記セッション型の通信手段による通信を確立するための通信要求か前記特番制御情報記憶部に記憶された特定の番号であるか否かを判定する特番判定工程と、前記特番判定工程により前記特定の番号であると判定された場合に、前記特番制御情報記憶部に記憶された制御情報の中から当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得する制御情報取得工程と、前記制御情報取得工程により取得された制御情報にしたがって、接続先の宅外装置を特定し、前記所定の宅内装置からHTTP標準による接続要求を受信した場合に、特定された接続先の宅外装置をリダイレクト先とする応答を前記所定の宅内装置に送信する通信制御工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、宅内ネットワークに接続されるセッション型の通信手段を有さずDLNA標準に基づく通信手段を有するDLNA宅内装置と、宅外ネットワークに接続されるコンテンツを有する宅外装置とに通信可能に接続された通信装置に適した通信方法であって、前記通信装置が、前記テンキーを備えた宅内テンキー装置からダイアル信号を受け付けた場合に、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、前記所定の宅外装置から特定のコンテンツを取得するための制御情報を記憶する特番制御情報記憶部を参照し、当該ダイアル信号が前記セッション型の通信手段による通信を確立するための通信要求か前記特番制御情報記憶部に記憶された特定の番号であるか否かを判定する特番判定工程と、前記特番判定工程により前記特定の番号であると判定された場合に、前記特番制御情報記憶手段に記憶された制御情報の中から当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得する制御情報取得工程と、前記制御情報取得工程により取得された制御情報によって特定されるコンテンツを前記所定の宅外装置から取得し、前記DLNA宅内装置によるDLNA標準の検索要求に基づいて発見される所定のDLNA宅内装置に格納するコンテンツ取得工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを請求項1〜5のいずれか一つに記載の通信装置として機能させることを特徴とする
本発明によれば、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御するための制御情報を記憶し、テンキーを備えた宅内装置からダイアル信号を受け付けた場合に、当該ダイアル信号が、特番制御情報記憶手段に記憶された特定の番号であるか否かを判定し、特定の番号であると判定された場合に、記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得し、当該制御情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御するので、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続される宅内機器と宅外ネットワークに接続される宅外装置とを容易に接続することが可能である。
例えば、WebTVでインターネットを利用してWebサイトを閲覧する場合に、電話機などのテンキーでインターネットを利用するための特定の番号(例えば、##02など)を入力することで、リモコンなどからURLを入力する必要がなく、容易にWebTVを用いて、Webサイトを閲覧することが可能である。また、電話機で通話中にテレビ電話を実施する場合に、使用している電話機でテレビ電話を利用するための特定の番号(例えば、**001など)を入力するだけで、自動的にカメラが起動し、テレビ電話を利用することが可能である。
また、特定の番号全体とそれに対応する制御情報との関係が固定的でなく、様々な制御情報を組み合わせることが可能である。すなわち、「#」からはじまる特定の番号には「アクセス先アドレス」を制御情報として対応付け、「##」からはじまる特定の番号には「アクセス先のコンテンツNo」を対応付け、「*」からはじまる特定の番号には「接続するサービス内容」を対応付け、「**」からはじまる特定の番号には「サービス内容の補助情報(ダウンロード先など)」を対応付けることで、様々な特定の番号を組み合わせることができ、多様な制御情報を指定することが可能である。
また、本発明によれば、特番制御情報記憶手段は、前記宅外ネットワークに接続されるものであって、宅内テンキー装置からダイアル信号を受け付けた場合に、宅外ネットワークを介して特番制御情報手段に接続し、当該ダイアル信号が、前記特番制御情報記憶手段に記憶された特定の番号であるか否かを判定するので、利用者の負担をさらに削減することが可能である。
例えば、宅外ネットワークに接続され、各種サービスを提供するSPなどにより制御情報を管理を依頼することができ、また、インターネットを利用できる複数のWeb装置が存在する場合、各Web装置の「お気に入り(Bookmark)」を個別に登録する必要がなく、全ての装置または他の宅内ネットワークに共通した「お気に入り」として一括管理することが可能である。
また、本発明によれば、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、所定の宅内装置と所定の宅外装置との接続関係を示す接続先情報を記憶するものであって、特定の番号であると判定された場合に、記憶された接続先情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた接続先情報を取得し、当該接続先情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置とを接続するので、よく閲覧するお気に入りのWebサイトをあらかじめ特定の番号に対応付けて、記憶させておくことで、手間がかかるURL入力やWebサイトの検索を行うことなく、お気に入りのWebサイトを簡単かつ迅速に閲覧することが可能である。
また、インターネットを利用できる複数のWeb装置が存在する場合、各Web装置の「お気に入り(Bookmark)」を個別に登録する必要がなく、全ての装置に共通した「お気に入り」として一括管理することが可能である。
また、本発明によれば、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、宅内装置と前記宅外装置との間で実行される通信内容を記憶するものであって、特定の番号であると判定された場合に、記憶された通信内容のなかから当該特定の番号に対応付けられた通信内容を取得し、当該通信内容を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置との間で通信サービスを実行するので、よく使用するサービス(例えば、コンテンツダウロードや音楽、映画視聴サービス、テレビ電話など)をあらかじめ特定の番号に対応付けて、記憶させておくことで、手間がかかるURL入力やWebサイトの検索を行うことなく、よく使用するサービスを簡単かつ迅速に実行することが可能である。
また、本発明によれば、所定の宅内装置は、起動時の接続先として他の別の装置に設定されているものであって、所定の宅内装置と所定の宅外装置とを接続する際に、別の装置に所定の宅外装置のアドレス情報を設定するので、宅内ネットワークに接続される装置に特別な設定をすることなく、予め定めた特定の番号に対応付けて、宅内ネットワークに接続される装置と宅外ネットワークに接続される装置とを制御することが可能である。
例えば、WebTVを用いてインターネットを接続する特定の番号が入力されると、WebTVのデフォルトアクセス先を通信装置(例えば、HGWなど)に設定し、WebTVが通信装置にアクセスすると、リダイレクトなどの自動実行によりインターネットに接続することができる結果、WebTVに特別な設定をすることなく、既存のWebTVを用いて、容易にインターネットを接続することが可能である。
また、本発明によれば、特定の番号の入力を受け付けるテンキーを備えた特番入力受付手段をさらに備え、特定の番号を受け付けた場合に、記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得し、当該制御情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御するので、宅内ネットワークに接続されるテンキーを備えた装置を使用することなく、直接特定の番号を入力しても、当該特定の番号に対応付けられた制御情報に基づいて、各種制御処理を実行することが可能である。
例えば、電話機がない場合など、特定の番号を直接入力することで、WebTVを用いてインターネット接続するなど、宅内ネットワークに接続される機器の各種制御を実行することが可能である。
また、本発明によれば、記憶される予め定めた特定の番号と、記憶された当該特定の番号に対応付けられた制御情報とを、音声により読み上げるので、予め定めて記憶させる特定の番号を覚える必要がなく、さらに利用者の負担を軽減することが可能である。
例えば、入力中に入力すべき番号を忘れてしまった場合など、音声により記憶される特定の番号と制御情報を読み上げることができる結果、思い出して入力する必要がなく、さらに利用者の負担を軽減することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る接続制御装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例で用いる主要な用語、実施例1に係る通信装置の概要および特徴、実施例1に係る通信装置の構成および処理の手順、実施例1の効果を順に説明し、続いて、他の実施例について説明する。
[用語の説明]
まず最初に、本実施例で用いる主要な用語を説明する。本実施例で用いる「特番サービス処理装置」とは、宅内ネットワーク(例えば、家庭内LAN、ホームネットワークなど)に接続される宅内装置と宅外ネットワーク(例えば、インターネットやIP網など)に接続される宅外装置とに通信可能に接続される装置のことである。具体的に例を挙げると、「特番サービス処理装置」は、HGWを介して、インターネットやIP網(Internet Protocol)などに接続し、SP(Service Provider)が提供する各種サービスを利用する。なお、「特番サービス処理装置」は、特許請求の範囲に記載の「通信装置」に対応する。
また、SPがサービス提供する宅外装置として、「Webサーバ」や「Videoサーバ」、「カメラサーバ」などがある。「Webサーバ」は、検索サイトや音楽ダウンロードなどのサービスを提供する装置であり、「Videoサーバ」は、映画の視聴、配信などのサービスを提供する装置であり、「カメラサーバ」は、Webを用いたテレビ電話や、夜景などをリアルタイムで提供する装置である。なお、これらのサーバは、あくまで一例であり、インターネットにはSPが提供するサービスに応じた様々な宅外装置が存在する。
また、宅内ネットワークに接続される宅内装置としては、「電話機」「WebTV」「Webカメラ」などの情報家電があり、これらの情報家電が相互接続されることにより、宅内ネットワークが構成される。「電話機」は、アナログ電話機やVoIP電話機(特に、VoIP電話機と示す)などのテンキーを備え、ダイアル信号により相手先を指定して通話接続を行う電話機である。「WebTV」は、インターネットが利用できるテレビであり、テレビを見ながら、WWW(World Wide Web)を閲覧したり、電子メールを送受信したりすることができる。「Webカメラ」は、電話機を用いて通話しながら、WebTVなどと接続することで、テレビ電話などを行うことができる。なお、「電話機」は、特許請求の範囲に記載の「宅内テンキー装置」に対応し、「WebTV」や「Webカメラ」は、特許請求の範囲に記載の「所定の宅内装置」に対応する。
このような宅内ネットワークを構成する情報家電は、上記した情報家電以外にも家電標準化技術であるDLNA(Digital Living Network Alliance)やUPnP(Universal Plug and Play)などのプロトコルを用いて接続される「DLNAサーバ」や、「ハードディスクレコーダ」、「パーソナルコンピュータ」など様々な装置がある。
また、本実施例で用いる「HGW(Home GateWay)」は、宅内ネットワークおよび宅外ネットワークに通信可能に接続する装置であり、アドレス変換やデータの載せ換えなどを行うことにより情報家電を相互接続する。具体的には、インターネットと宅内ネットワークの間に配置され、ホームルータ、プロトコル変換、ファイアウォール、ファイアウォールのルール動的変更などの機能や放送受信機能などのセットトップボックスを備える。例えば、宅内ネットワークに設置されたWebTVから発信されるリクエストであり、当該宅内ネットワークに設置されたHDDやPCからWebTVに提供されるサービスに関して情報を要求する旨のリクエストを受信したり、宅内ネットワークに設置されたWebTVからインターネット接続要求を受信して、NAT変換を行い、当該要求をインターネット網に送信したりする。
また、この「HGW」は、VoIP−GW(Vice Over Internet Protocol−GateWay)としての機能を有するとともに、IP電話アダプタを有し、宅内ネットワークと外部のVoIP網とを接続する。具体的に例を挙げると、宅内ネットワークに接続されたIP電話からダイアル番号(呼情報)を受信し、外部のVoIP網に接続される呼処理サーバに当該ダイアル番号を送信する。そして、後述する呼処理サーバは、ダイアル信号送信元と接続先とをVoIPを用いて接続する。さらに、「HGW」は、宅内ネットワークの電話回線と外部の公衆電話交換回線網であるPSTN(Public Switch Telephone Networks)とを接続する機能も備える。具体的に例を挙げると、宅内ネットワークに接続される既存のアナログ電話機からダイアル信号を受信し、交換機などを介して、当該アナログ電話機と接続先とを接続する。なお、IP電話アダプタは、必ずしもHGWに内蔵されている必要はなく、他の装置として宅内ネットワークに接続されていてもよい。
また、上記したVoIP網に接続される装置として、「呼処理サーバ」や「VoIP端末」などがある。「呼処理サーバ」は、ダイアル信号(呼情報)に応じて、端末同士を接続する装置であり、VoIP網を介してダイアル信号を受信し、当該ダイアル番号から接続先を取得し、接続元と接続先とをVoIPを用いて接続する。「VoIP端末」は、VoIP機能を備えたインターネット電話やPCなどの装置であり、「呼情報サーバ」により当該VoIP端末に宛ててダイアル信号を送信した端末と接続されたり、「呼情報サーバ」に対してダイアル信号を送信したりする。
[通信装置(特番サービス処理装置)の概要および特徴]
次に、図1を用いて、実施例1に係る特番サービス処理装置(通信装置)の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る特番サービス処理装置を含むシステムの全体構成図である。
図1に示すように、このシステムは、宅内ネットワークと、インターネットと、VoIP網により様々な装置が接続されて構成される。宅内ネットワークは、特番サービス処理装置と、電話機(VoIP電話機)と、WebTVと、HGW(VoIP GW)とから構成される。そして、これらの宅内ネットワークに接続される各装置は、HGWを介してインターネットに接続されて、Webサーバと、Videoサーバと、カメラサーバとに接続される。また、宅内ネットワークに接続される各装置は、HGWを介してVoIP網に接続されて、呼処理サーバやVoIP端末に接続される。そして、Webサーバには、URLとして「xx.todaysnews.co.jp」が設定されている。
このような構成のもと、実施例1に係る特番サービス処理装置は、上記したように、宅内ネットワークおよび宅外ネットワークに通信可能に接続されることを概要とするものであり、特に、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続されるWebTVなどの宅内機器と宅外ネットワークに接続されるWebサーバなどの宅外装置とを容易に接続することが可能である点に主たる特徴がある。
この主たる特徴を具体的に説明すると、図1に示すように、特番サービス処理装置は、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、電話機やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との通信を制御するための制御情報を特番制御情報DBに記憶する。具体的には、特番制御情報DBは、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、電話機やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との接続関係を示す接続先情報や、電話機やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との間で実行される通信内容を記憶する。
例を挙げると、特番制御情報DBは、「特定の番号、制御情報」として「#02*01**02、WebTVで‘xx.todaysnews.co.jp’を表示」や「#00*02、通話先とTV電話」、「#01##0002、ntt.co.jpのNo.2コンテンツをDLNA−NASに保存」などと記憶する。
このような情報を特番制御情報DBに記憶する特番サービス処理装置は、テンキーを備えた電話機からダイアル信号を受け付けた場合に、当該ダイアル信号が、特番制御情報DBに記憶された特定の番号であるか否かを判定する(図1の(1)と(2)参照)。具体的に例を挙げれば、電話機は、利用者からダイアル信号(#02*01**02)の入力を受け付けると、HGWを介して特番サービス処理装置に送信する。そして、当該ダイアル信号を受信した特番サービス処理装置は、当該ダイアル信号が、特番制御情報DBに記憶された特定の番号であるか否かを判定する。
この例の場合、特番サービス処理装置は、受信したダイアル番号(#02*01**02)を特番制御情報DBに記憶しているので、当該ダイアル番号を特定の番号であると判定する。例えば、受信したダイアル番号が「##999」である場合、特番サービス処理装置は、当該ダイアル番号を特定の番号と判定しない。
そして、特番サービス処理装置は、特定の番号であると判定された場合に、特番制御情報DBに記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得し、当該制御情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御する(図1の(3)と(4)参照)。上記した例で具体的に説明すると、特番サービス処理装置は、受信したダイアル番号(#02*01**02)を特定の番号と判定し、このダイアル番号に対応した制御情報として「WebTVで‘xx.todaysnews.co.jp’を表示」を取得する。続いて、特番サービス処理装置は、WebTVに対してWebブラウザを起動する指示と当該Webブラウザを用いてURL「xx.todaysnews.co.jp」にアクセスする指示を与える。その後、WebTVは、URL「xx.todaysnews.co.jp」にアクセスし、「xx.todaysnews.co.jp」のTOP画面を表示する。
一方、電話機が受信したダイアル信号が「##999」などであって特定の番号でないと判定された場合に、特番サービス処理装置は、当該ダイアル番号は通常の通話を行うダイアル番号なので、当該ダイアル番号をHGWに送信し、HGWは、電話機とダイアル先とを接続する(呼処理)。
このように、実施例1に係る特番サービス処理装置は、上記した主たる特徴のごとく、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続されるWebTVと宅外ネットワークに接続されるWebサーバとを容易に接続することが可能である。
[特番サービス処理装置を含むシステムの構成]
次に、図2と図3を用いて、図1に示した特番サービス処理装置を含むシステムの構成を説明する。図2は、実施例1に係る特番サービス処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図であり、図3は、特番制御情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。図2に示すように、このシステムは、特番サービス処理装置10と、HGWと、電話機(VoIP電話機)と、WebTVとから構成される。
HGWと、VoIP電話機と、WebTVとは、「用語の説明」に記述したように、一般的な機能を有するので、ここでは、その詳細な説明は省略する。特番サービス処理装置10は、通信制御I/F部11と、リモート制御部12と、サービス中継部13と、記憶部14と、制御部20とから構成される。
通信制御I/F部11は、宅内装置であるHGW、電話機(VoIP電話機)、WebTVや宅外装置であるWebサーバとの間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的に例を挙げれば、電話機(VoIP電話機)からHGWを介してダイアル信号を受信したり、HGWを介してWebTVに各種制御の指示を送信したり、HGWを介してWebサーバへアクセスしたりする。
リモート制御部12は、遠隔操作により電源のON/OFFなどを行う赤外線リモコンなどを備える。具体的には、後述する通信制御部24の指示により、WebTVなどの電源をONにしたり、また、OFFにしたりする。
サービス中継部13は、Webサーバなどの機能を有し、WebTVからのアクセス先としてのデフォルトURLなどとなり、アクセスしてきた装置にリダイレクト先を通知する。上記した例で具体的に説明すると、サービス中継部13は、後述する通信制御部24によりWebTVのデフォルトURLとして指定されて、Webサーバのリダイレクト先を示す制御情報が設定される。その後、WebTVからアクセスを受け付けると、サービス中継部13は、WebTVにリダイレクト先を通知し、リダイレクト先を通知されたWebTVは、HGWを介して宅外装置のWebサーバなどに接続する。
記憶部14は、制御部20による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、特番制御情報DB15を備える。特番制御情報DB15は、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、電話機(VoIP電話機)やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との通信を制御するための制御情報を記憶する。具体的には、特番制御情報DB15は、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、電話機(VoIP電話機)やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との接続関係を示す接続先情報や、電話機(VoIP電話機)やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との間で実行される通信内容などを記憶する。
例を挙げて説明すると、図3の(1)と(2)に示すように、『特定の番号を示す「特番」とアクセス先を示す「URL」』として「#00、xxxx」、「#01、ntt.co.jp/snumber_service」や「##0001、コンテンツNo.0001」、「##0002、コンテンツNO.0002」などと記憶する。また、図3の(3)と(4)に示すように、『特定の番号を示す「特番」と通信内容を示す「サービス内容」』として「*00、Webアクセス」、「*01、Webアクセスリダイレクト」や「**00、DLNA−NASに保存」、「**01、NAS−外部記憶媒体に保存」などと記憶する。
制御部20は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に本発明に密接に関連するものとして、DB更新部21と、特番判定部22と、VoIP転送部23と、通信制御部24とを備え、これらによって種々の処理を実行する処理部である。なお、特番判定部22は、特許請求の範囲に記載の「特番判定手段」に対応し、通信制御部24は、同様に、「通信制御手段」に対応する。
DB更新部21は、特番制御情報DB15を更新する。具体的に例を挙げれば、利用者などの操作により、DB更新部21は、新規の特定の番号(#*0909)と制御情報(WebTVで番組表を表示)などを特番制御情報DB15に登録する。また、DB更新部21は、既に特番制御情報DB15に登録されている特定の番号や制御内容を削除したり、変更したりもする。
特番判定部22は、テンキーを備えた電話機などの宅内装置からダイアル信号を受け付けた場合に、当該ダイアル信号が、特番制御情報DB15に記憶された特定の番号であるか否かを判定する。上記した例で具体的に説明すると、特番判定部22は、テンキーを備えた電話機からダイアル信号として「#02*01**02」を受信すると、特番制御情報DB15を参照し、当該ダイアル番号が特番制御情報DB15に記憶されていることを根拠に、特定の番号であると判定し、当該判定結果を後述する通信制御部24に送信する。一方、特番判定部22は、特番制御情報DB15に記憶されない「03−XXXX−XXXX」などのダイアル信号を受信すると、特定の番号でないと判定し、当該ダイアル信号を後述するVoIP転送部23に送信する。
VoIP転送部23は、特番判定部22から受信した特番制御情報DB15に記憶されないダイアル信号をHGWに転送する。上記した例で具体的に説明すると、特番判定部22により特定の番号でないと判定されて送信された「03−XXXX−XXXX」などのダイアル信号を受信すると、VoIP転送部23は、当該ダイアル信号を呼処理サーバに転送する。当該ダイアル信号を受信した呼処理サーバは、当該ダイアル信号に基づいて、接続先と電話機とを接続する。これにより、電話など通常の会話(呼処理)が実施できる。
通信制御部24は、特番判定部22により特定の番号であると判定された場合に、特番制御情報DB15に記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた接続先情報や通信内容などの制御情報を取得し、当該制御情報を用いて電話機やWebTVなどの宅内装置とWebサーバの宅外装置との通信を制御する。上記した例で具体的に説明すると、特番判定部22により受信されたダイアル番号「#02*01**02」が特定の番号であると判定された場合に、通信制御部24は、このダイアル番号に対応した制御情報として「WebTVで‘xx.todaysnews.co.jp’を表示」を取得する。続いて、通信制御部24は、リモート制御部12に指示を送信して、WebTVの電源をONにする。そして、通信制御部24は、WebTVのWebブラウザのデフォルトURLをサービス中継部13に指定するとともに、WebTVのWebブラウザに「xx.todaysnews.co.jp」にリダイレクトする制御をサービス中継部13に設定する。
その後、通信制御部24によりWebTVのWebブラウザが起動されると、WebTVのWebブラウザは、サービス中継部13にアクセスする。すると、WebTVのWebブラウザは、サービス中継部よりリダイレクトを受信し、URL「xx.todaysnews.co.jp」にアクセスして、「xx.todaysnews.co.jp」のTOP画面を表示する。
[特番サービス処理装置を含むシステムによる処理]
次に、図4を用いて、特番サービス処理装置10を含むシステムによる処理を説明する。図4は、実施例1に係る特番サービス処理装置10を含むシステムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
図4に示すように、電話機は、ダイアル信号として電話番号の入力を受け付けて、当該電話番号をHGWに発信する(ステップS401)。ダイアル信号として当該電話番号を受信したHGWは、当該ダイアル信号として特番サービス処理装置10に送信する(ステップS402とステップS403)。
当該ダイアル信号を受信した特番サービス処理装置10の特番判定部22は、当該ダイアル信号を、特番制御情報DB15に記憶された特定の番号であるか否かを判定する(ステップS404)。そして、特定の番号でないと判定されると、特番サービス処理装置10のVoIP転送部23は、リダイレクトを指示するために当該ダイアル信号を呼処理サーバに転送する(ステップS405とステップS406)。
続いて、当該ダイアル信号を受信した呼処理サーバは、当該ダイアル信号に基づいて接続先を特定する呼処理を行い(ステップS407)、相手先電話機に接続する旨のメッセージ(例えば、呼び出し)を送信して(ステップS408)、相手先から接続応答を受信する(ステップS409)。
そして、呼処理サーバは、当該応答をHGWに送信し(ステップS410)、続いて、HGWが、当該応答を電話機に送信することで、当該電話機と相手先電話機とが接続される(ステップ411)。以降、接続元の電話機と接続先との電話機との通話ができる状態となる(ステップS412)。
このような後、通話状態から接続元の宅内装置である電話機は、特番であるダイアル信号(例えば、#02*01**02)の入力を受け付けて、当該ダイアル信号をHGWに発信する(ステップS413)。ダイアル信号を受信したHGWは、当該ダイアル信号として特番サービス処理装置10に送信する(ステップS414とステップS415)。
続いて、当該ダイアル信号を受信した特番サービス処理装置10の特番判定部22は、当該ダイアル信号を、特番制御情報DB15に記憶された特定の番号であるか否かを判定する(ステップS416とステップS417)。そして、特定の番号であると判定されると、特番サービス処理装置10の通信制御部24は、特番制御情報DB15に記憶された制御情報のなかから当該特定の番号(例えば、#02*01**02)に対応付けられた制御情報(例えば、WebTVで‘xx.todaysnews.co.jp’を表示)を取得する(ステップS418とステップS419)。
その後、特番サービス処理装置10の通信制御部24は、サービス中継部13に各種制御情報(例えば、デフォルトURLやリダイレクト先、ポート番号など)を設定する(ステップS420とステップS421)。上記した例で具体的に説明すると、デフォルトURLを「http://default」、リダイレクト先を「xx.todays.nes.co.jp」、ポート番号を「80」などと設定する。
そして、特番サービス処理装置10のサービス中継部13は、設定が完了した旨のメッセージ(例えば、ACK応答)を通信制御部24に送信し(ステップS422)、通信制御部24は、HGWに設定が完了した旨のメッセージ(例えば、ACK応答)を送信する(ステップS423)。続いて、HGWは、受信した完了通知(例えば、ACK応答)を電話機に送信する(ステップS424)。
その後、利用者の操作または特番サービス処理装置10のリモート制御部12によりWebTVのWebブラウザが起動されると、WebTVは、デフォルトURLに設定された特番サービス処理装置10のサービス中継部13にアクセスする(ステップS425)。
WebTVからアクセスを受け付けた特番サービス処理装置10のサービス中継部13は、WebTVにリダイレクト先を通知する(ステップS426とステップS427)。リダイレクト先を通知されたWebTVは、リダイレクト先であるWebサーバ(URL‘xx.todaysnews.co.jp’)へアクセスし、Webサーバが提供するサービスを受信する(ステップS428)。
なお、このシーケンス図では、通常の電話中にWebTVを起動して、Webサーバへアクセスする場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、はじめから(通話中でなくても)、WebTVを起動して、Webサーバへアクセスするようにしてもよい。また、特番サービス処理装置10が特番を判定して、接続先を指定するタイミングと、実際にWebTVが接続先に接続するタイミングは、必ずしも一致する必要はなく、例えば、特番サービス処理装置10によりサービス中継部13に接続先が設定された後に、何かしらの契機(例えば、利用者の指示操作やコマンドによる操作など)でWebTVのWebブラウザが起動されると、WebTVと接続先が接続されるようにしてもよい。
[特番サービス処理装置による処理]
次に、図5を用いて、特番サービス処理装置による処理を説明する。図5は、実施例1に係る特番サービス処理装置10による処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示すように、電話機からHGWを介してダイアル信号を受信すると(ステップS501肯定)、特番サービス処理装置10の特番判定部22は、当該ダイアル信号が特番制御情報DB15に記憶される特番に該当するか否かを判定する(ステップS502)。
そして、特番に該当すると判定された場合(ステップS502肯定)、特番サービス処理装置10の通信制御部24は、記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得し、当該制御情報を用いて電話機やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との通信を制御する(ステップS503)。その後、特番サービス処理装置10は、電話機へ完了通知を送信する(ステップS504)。
一方、ステップS502に戻り、特番に該当しないと判定された場合(ステップS502否定)、特番サービス処理装置10のVoIP転送部23は、HGW(VoIPGW)を介して呼処理サーバに当該ダイアル信号を送信する(ステップS505)。その後、呼処理サーバは、接続元と接続先を接続する呼処理を行う。
[実施例1による効果]
このように、実施例1によれば、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御するための制御情報を記憶し、テンキーを備えた宅内装置からダイアル信号を受け付けた場合に、当該ダイアル信号が、特番制御情報DB15に記憶された特定の番号であるか否かを判定し、特定の番号であると判定された場合に、特番制御情報DB15に記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得し、当該制御情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御するので、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続される宅内機器と宅外ネットワークに接続される宅外装置とを容易に接続することが可能である。
例えば、WebTVでインターネットを利用してWebサイトを閲覧する場合に、電話機などのテンキーでインターネットを利用するための特定の番号(例えば、##02など)を入力することで、リモコンなどからURLを入力する必要がなく、容易にWebTVを用いて、Webサイトを閲覧することが可能である。また、電話機で通話中にテレビ電話を実施する場合に、使用している電話機でテレビ電話を利用するための特定の番号(例えば、**001など)を入力するだけで、自動的にカメラが起動し、テレビ電話を利用することが可能である。
また、実施例1によれば、特番制御情報DB15は、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、所定の宅内装置と所定の宅外装置との接続関係を示す接続先情報を記憶するものであって、特定の番号であると判定された場合に、特番制御情報DB15に記憶された接続先情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた接続先情報を取得し、当該接続先情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置とを接続するので、よく閲覧するお気に入りのWebサイトをあらかじめ特定の番号に対応付けて、記憶させておくことで、手間がかかるURL入力やWebサイトの検索を行うことなく、お気に入りのWebサイトを簡単かつ迅速に閲覧することが可能である。
また、インターネットを利用できる複数のWeb装置が存在する場合、各Web装置の「お気に入り(Bookmark)」を個別に登録する必要がなく、全ての装置に共通した「お気に入り」として一括管理することが可能である。
また、実施例1によれば、特番制御情報DB15は、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、宅内装置と宅外装置との間で実行される通信内容を記憶するものであって、特定の番号であると判定された場合に、特番制御情報DB15に記憶された通信内容のなかから当該特定の番号に対応付けられた通信内容を取得し、当該通信内容を用いて前記所定の宅内装置と所定の宅外装置との間で通信サービスを実行するので、よく使用するサービス(例えば、コンテンツダウロードや音楽、映画視聴サービス、テレビ電話など)をあらかじめ特定の番号に対応付けて、記憶させておくことで、手間がかかるURL入力やWebサイトの検索を行うことなく、よく使用するサービスを簡単かつ迅速に実行することが可能である。
また、実施例1によれば、所定の宅内装置は、起動時の接続先として他の別の装置に設定されているものであって、所定の宅内装置と所定の宅外装置とを接続する際に、別の装置に所定の宅外装置のアドレス情報を設定するので、宅内ネットワークに接続される装置に特別な設定をすることなく、予め定めた特定の番号に対応付けて、宅内ネットワークに接続される装置と宅外ネットワークに接続される装置とを制御することが可能である。
例えば、WebTVを用いてインターネットを接続する特定の番号が入力されると、WebTVのデフォルトアクセス先をサービス中継部13に設定し、WebTVが通信装置にアクセスすると、リダイレクトなどの自動実行によりインターネットに接続することができる結果、WebTVに特別な設定をすることなく、既存のWebTVを用いて、容易にインターネットを接続することが可能である。
さて、これまで実施例1では、電話機から入力された特番により、WebTVでWebサーバへアクセスする場合について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、テレビ電話などを実施するようにしてもよい。
そこで、実施例2では、図6と図7を用いて、電話機から入力された特番により、テレビ電話など実施する場合について説明する。なお、以下では、実施例2に係る通信装置(特番サービス処理装置)の概要および特徴、処理の手順、実施例2の効果を順に説明する。
[通信装置(特番サービス処理装置)の概要および特徴]
まず、図6を用いて、実施例2に係る特番サービス処理装置(通信装置)の概要および特徴を説明する。図6は、実施例2に係る特番サービス処理装置を含むシステムの全体構成図である。
図6に示すように、このシステムは、宅内ネットワーク(A)と、宅内ネットワーク(B)とがIP網などのインターネットを介して相互に通信可能に接続される。宅内ネットワーク(A)は、ネットワークアドレス(IPアドレス)を「adr−a」として、特番サービス処理装置(A)と、VoIP電話機(A)と、WebTV(A)と、Webカメラ(A)と、HGW(A)とから構成されている。また、宅内ネットワーク(B)は、ネットワークアドレス(IPアドレス)を「adr−b」として、特番サービス処理装置(B)と、VoIP電話機(B)と、WebTV(B)と、Webカメラ(B)と、HGW(B)とから構成されている。
このような構成において、宅内ネットワーク(A)の特番サービス処理装置(A)は、実施例1と同様に、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、電話機やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との通信を制御するための制御情報を特番制御情報DBに記憶する。例を挙げると、特番制御情報DBは、「特定の番号、制御情報」として「#00*02、通話先とテレビ電話」などと記憶する。
このような情報を特番制御情報DBに記憶する特番サービス処理装置(A)は、テンキーを備えたVoIP電話機(A)からダイアル信号を受け付けた場合に、当該ダイアル信号が、特番制御情報DBに記憶された特定の番号であるか否かを判定する(図6の(1)と(2)参照)。具体的に例を挙げれば、VoIP電話機(A)は、利用者からダイアル信号(#00*02)の入力を受け付けると、HGW(A)を介して特番サービス処理装置(A)に送信する。そして、当該ダイアル信号を受信した特番サービス処理装置(A)は、当該ダイアル信号が、特番制御情報DBに記憶された特定の番号であるか否かを判定する。この例の場合、特番サービス処理装置(A)は、受信したダイアル番号(#00*02)を特番制御情報DBに記憶しているので、当該ダイアル番号を特定の番号であると判定する。
そして、特番サービス処理装置(A)は、特定の番号であると判定された場合に、特番制御情報DBに記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得し、当該制御情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御する(図6の(3)〜(5)参照)。上記した例で具体的に説明すると、特番サービス処理装置(A)は、受信したダイアル番号(#00*02)を特定の番号と判定し、このダイアル番号に対応した制御情報として「通話先とテレビ電話」を取得する。
続いて、特番サービス処理装置(A)は、Webカメラ(A)の電源とWebTV(A)の電源をONにする(予め電源がONになっている場合は必要なし)。そして、接続先(通話先)の宅内ネットワーク(B)の特番サービス処理装置(B)により上記した同様の方法でWebTV(B)とWebカメラ(B)が起動されるか、または、利用者の操作によりWebTV(B)とWebカメラ(B)が起動されると、宅内ネットワーク(A)と宅内ネットワーク(B)とのテレビ電話接続が完了する。
このように、実施例2に係る特番サービス処理装置は、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続されるWebTVやWebカメラと宅外ネットワークに接続されるWebTVとWebカメラとを容易に接続し、テレビ電話を実施することが可能である。
[特番サービス処理装置を含むシステムによる処理]
次に、図7を用いて、特番サービス処理装置を含むシステムによる処理を説明する。図7は、実施例2に係る特番サービス処理装置を含むシステムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
図7に示すように、VoIP電話機(A)は、ダイアル信号として電話番号(例えば、03−xxxx−xxxx)の入力を受け付けて、当該電話番号を特番サービス処理装置(A)に送信する(ステップS701)。
続いて、特番サービス処理装置(A)は、呼処理サーバを介して、宅内ネットワーク(B)の特番サービス処理装置(B)に当該ダイアル番号を送信する(ステップS702)。
そして、特番サービス処理装置(B)は、VoIP電話機(B)に接続する旨のメッセージを送信し(ステップS703)、VoIP電話機(B)は、当該メッセージに対する応答(例えば、ACK応答)を特番サービス処理装置(B)に送信する(ステップS704)。
その後、特番サービス処理装置(B)は、呼処理サーバを介して、宅内ネットワーク(A)の特番サービス処理装置(A)に当該応答を送信する(ステップS705)。続いて、特番サービス処理装置(A)は、VoIP電話機(A)に当該応答を受信した旨のメッセージを送信することで、VoIP電話機(A)とVoIPと電話機(B)とを接続する(ステップS706)。
このような後、通話状態から接続元の宅内装置であるVoIP電話機(A)は、特番であるダイアル信号(例えば、#00*02)の入力を受け付けて、当該ダイアル信号を送信する(ステップS707)。当該ダイアル信号を受信した特番サービス処理装置(A)は、当該ダイアル信号を、特番制御情報DBを参照して、特番制御情報DBに記憶された特定の番号であるか否かを判定し、特定の番号であると判定されると、特番サービス処理装置(A)は、特番制御情報DBに記憶された制御情報のなかから当該特定の番号(例えば、#00*02)に対応付けられた制御情報(例えば、通話先とテレビ電話)を取得する(ステップS708)。
その後、特番サービス処理装置(A)は、ネットワークアドレス(adr−b)からアクセスを許可するように、ファイアウォールの設定を変更するようにHGWに指示する(ステップS709)。指示を受信したHGWは、ネットワークアドレス(adr−b)からアクセスを許可するように、ファイアウォールの設定を変更する(ステップS710)。
そして、特番サービス処理装置(A)は、デフォルトURLやリダイレクト先、ポート番号などの各種制御情報をサービス中継部に送信し(ステップS711)、サービス中継部は、当該制御情報を自身に設定する(ステップS712)。
続いて、特番サービス処理装置(A)は、Webカメラの電源をONにするとともに(ステップS713とステップS714)、WebTVの電源をONにする(ステップS715とステップS716)。
その後、利用者の操作または特番サービス処理装置のリモート制御部によりWebTVのWebブラウザが起動されると(ステップS717)、WebTVは、デフォルトURLに設定された特番サービス処理装置のサービス中継部にアクセスする(ステップS718)。
WebTVからアクセスを受け付けた特番サービス処理装置のサービス中継部は、WebTVにリダイレクト先(Webカメラ(B))を通知する(ステップS719)。リダイレクト先を通知されたWebTVは、リダイレクト先であるWebカメラ(B)へアクセスし、Webカメラ(B)が取得した映像を受信する(ステップS720)。
上記した方法と同様に、宅内ネットワーク(B)でも、VoIP電話機(B)より特番が送信されて、特番サービス処理装置(B)は、Webカメラ(B)とWebTV(B)とを起動して、テレビ電話を接続する(ステップS721〜ステップS734)。
このようにして、宅内ネットワーク(A)に接続されるWebTV(A)やWebカメラ(A)と宅内ネットワーク(B)に接続されるWebTV(B)とWebカメラ(B)とが接続され、テレビ電話を実施することが可能である。
なお、このシーケンス図では、通常の電話中にテレビ電話を行う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、はじめから(通話中でなくても)、WebTVやWebカメラを起動して、テレビ電話を行うようにしてもよい。
[実施例2による効果]
このように、実施例2によれば、実施例1と同様に、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続されるWebTVやWebカメラなどの宅内機器と宅外ネットワークに接続されるWebTVやWebカメラなどの宅外装置とを容易に接続することが可能である。
また、電話機で通話中にテレビ電話を実施する場合に、使用している電話機でテレビ電話を利用するための特定の番号(例えば、**001など)を入力するだけで、自動的にカメラが起動し、テレビ電話を利用することが可能である。
さて、これまで実施例1〜2では、電話機から入力された特番により、テレビ電話などを実施する場合についてしてきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、コンテンツサーバなどからコンテンツをダウンロードするようにしてもよい。
そこで、実施例3では、図8〜図10を用いて、電話機から入力された特番により、コンテンツサーバなどからコンテンツをダウンロードする場合について説明する。なお、以下では、実施例3に係る通信装置(特番サービス処理装置)の概要および特徴、実施例3に係る通信装置の構成および処理の手順、実施例3の効果を順に説明する。
[通信装置(特番サービス処理装置)の概要および特徴]
まず、図8を用いて、実施例3に係る特番サービス処理装置(通信装置)の概要および特徴を説明する。図8は、実施例3に係る特番サービス処理装置を含むシステムの全体構成図である。
図8に示すように、このシステムは、宅内ネットワークとコンテンツサーバとがIP網などのインターネットを介して相互に通信可能に接続される。宅内ネットワークは、特番サービス処理装置と、HGWと、電話機と、DLNAサーバと、DLNA−TVとから構成される。
このような構成において、宅内ネットワークの特番サービス処理装置は、実施例1と同様に、テンキーで表現される特定の番号に対応付けて、電話機やWebTVなどの宅内装置とWebサーバなどの宅外装置との通信を制御するための制御情報を特番制御情報DBに記憶する。例を挙げると、特番制御情報DBは、「特定の番号、制御情報」として「#01##0002、ntt.co.jpのNo.2コンテンツをDLNAサーバに保存」などと記憶する。
このような情報を特番制御情報DBに記憶する特番サービス処理装置は、テンキーを備えた電話機からダイアル信号を受け付けた場合に、当該ダイアル信号が、特番制御情報DBに記憶された特定の番号であるか否かを判定する(図8の(1)と(2)参照)。具体的に例を挙げれば、電話機は、利用者からダイアル信号(#01##0002)の入力を受け付けると、VoIP−GWを介して特番サービス処理装置に送信する。そして、当該ダイアル信号を受信した特番サービス処理装置は、当該ダイアル信号が、特番制御情報DBに記憶された特定の番号であるか否かを判定する。この例の場合、特番サービス処理装置は、受信したダイアル番号(#01##0002)を特番制御情報DBに記憶しているので、当該ダイアル番号を特定の番号であると判定する。
そして、特番サービス処理装置は、特定の番号であると判定された場合に、特番制御情報DBに記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得し、当該制御情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御する(図8の(3)と(4)参照)。上記した例で具体的に説明すると、特番サービス処理装置は、受信したダイアル番号(#01#0002)を特定の番号と判定し、このダイアル番号に対応した制御情報として「ntt.co.jpのNo.2コンテンツをDLNAサーバに保存」を取得する。
そして、特番サービス処理装置は、Webブラウザを起動してURLが「ntt.co.jp」にアクセスし、「No.2コンテンツ」をDLNAサーバにダウンロードする。
このように、実施例3に係る特番サービス処理装置は、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続されるDLNAサーバと宅外ネットワークに接続されるコンテンツサーバとを容易に接続し、コンテンツダウンロードを実施することが可能である。
[特番サービス処理装置を含むシステムの構成]
次に、図9を用いて、図8に示した特番サービス処理装置を含むシステムの構成を説明する。図9は、実施例3に係る特番サービス処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。図9に示すように、このシステムは、特番サービス処理装置30と、HGWと、電話機(VoIP電話機)と、DLNAサーバと、DLNA−TVとから構成される。
HGWと、電話機(VoIP電話機)と、DLNAサーバと、DLNA−TVとは、「用語の説明」に記述したように、一般的な機能を有するので、ここでは、その詳細な説明は省略する。特番サービス処理装置30は、通信制御I/F部31と、リモート制御部32と、サービス中継部33と、記憶部34と、制御部40とから構成される。
このうち、通信制御I/F部31と、リモート制御部32と、記憶部34と、制御部40のDB更新部41と特番判定部42とVoIP転送部43とは、図2で説明した通信制御I/F部11と、リモート制御部12と、記憶部14と、制御部20のDB更新部21と特番判定部22とVoIP転送部23と同様の機能を有するので、ここでは、その詳細な説明は省略する。なお、ここでは、図2とは異なる機能を有するサービス中継部33と、通信制御部44とについて説明する。
サービス中継部33は、WebサーバやWebクライアントとしての機能を有し、インターネットを介して宅外装置に接続する。上記した例で具体的に説明すると、サービス中継部33は、通信制御部44によりWebブラウザが起動されて、URLが「ntt.co.jp」のサイトにアクセスする。そして、サービス中継部33は、「ntt.co.jp」のサイトの「No.2コンテンツ」を宅内装置である「DLNAサーバ」に保存する。
通信制御部44は、特番判定部42により特定の番号であると判定された場合に、特番制御情報DB35に記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた接続先情報や通信内容などの制御情報を取得し、当該制御情報を用いてDLNAサーバなどの宅内装置とコンテンツサーバの宅外装置との通信を制御する。上記した例で具体的に説明すると、特番判定部42により受信されたダイアル番号「#01##0002」が特定の番号であると判定された場合に、通信制御部44は、このダイアル番号に対応した制御情報として「ntt.co.jpのNo.2コンテンツをDLNAサーバに保存」を取得する。続いて、通信制御部44は、サービス中継部33に対して、Webブラウザを起動して、URLが「ntt.co.jp」のサイトにアクセスする。その後、通信制御部44は、サービス中継部33のWebブラウザを用いて、「ntt.co.jp」のサイトの「No.2コンテンツ」を宅内装置である「DLNAサーバ」に保存する。
[特番サービス処理装置を含むシステムによる処理]
次に、図10を用いて、特番サービス処理装置を含むシステムによる処理を説明する。図10は、実施例3に係る特番サービス処理装置30を含むシステムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
図10に示すように、電話機は、特番であるダイアル信号(例えば、#01##0002)の入力を受け付けて、VoIP−GWを介して特番サービス処理装置30に当該ダイアル信号を送信する(ステップS1001とステップS1002)。
続いて、当該ダイアル信号を受信した特番サービス処理装置30の特番判定部42は、特番制御情報DB35を参照して、当該ダイアル信号が特番制御情報DB35に記憶された特定の番号であるか否かを判定する(ステップS1003)。
そして、特定の番号であると判定されると、特番サービス処理装置30の通信制御部44は、特番制御情報DB35に記憶された制御情報のなかから当該特定の番号(例えば、#01##0002)に対応付けられた制御情報(例えば、ntt.co.jpのNo.2コンテンツをDLNAサーバに保存)を取得し(ステップS1004とステップS1005)、サービス中継部33のWebブラウザを起動する(ステップS1006とステップS1007)。
続いて、サービス中継部33は、コンテンツサーバにアクセスし、コンテンツ要求を送信する(ステップS1008とステップS1009)。そして、コンテンツサーバは、コンテンツ要求を受信し(ステップS1010)、指定されたコンテンツをサービス中継部33に配信する(ステップ1011)。
その後、サービス中継部33は、配信されたコンテンツを受信し(ステップS1012)、当該コンテンツをDLNAサーバに保存する(ステップS1013)。そして、サービス中継部33は、VoIP−GWを介して、電話機に完了通知を送信する(ステップS1014とステップS1015)。
その後、DLNA−TVは、DLNAサーバが記憶するコンテンツを検索し(ステップS1016)、DLNAサーバからコンテンツ一覧を受信する(ステップS1017)。そして、DLNA−TVは、コンテンツ一覧から視聴するコンテンツを選択することで、コンテンツサーバからDLNAサーバにダウンロードされたコンテンツを視聴することができる(ステップS1018)。
[実施例3による効果]
このように、実施例3によれば、実施例1と2と同様に、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続されるDLNAサーバなどの宅内機器と宅外ネットワークに接続されるコンテンツサーバなどの宅外装置とを容易に接続することが可能である。
また、実施例3によれば、実施例1と同様に、よく使用するサービス(例えば、コンテンツダウロードや音楽、映画視聴サービス、テレビ電話など)をあらかじめ特定の番号に対応付けて、記憶させておくことで、手間がかかるURL入力やWebサイトの検索を行うことなく、よく使用するサービスを簡単かつ迅速に実行することが可能である。
さて、これまで実施例1〜3では、電話機から入力された電話番号(ダイアル信号)が予め記憶された特番か否かを判定する場合についてしてきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、利用者に直接入力された電話番号(ダイアル信号)が予め記憶された特番か否かを判定するようにしてもよい。
そこで、実施例4では、図11を用いて、電話番号(ダイアル信号)が予め記憶された特番か否かを判定する場合について説明する。なお、以下では、実施例4に係る通信装置の構成、実施例4の効果を順に説明する。
[特番サービス処理装置を含むシステムの構成]
図11を用いて、特番サービス処理装置を含むシステムの構成を説明する。図11は、実施例4に係る特番サービス処理装置を含むシステムの全体構成図である。特番サービス処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。図11に示すように、このシステムは、特番サービス処理装置100と、HGWと、電話機(VoIP電話機)と、WebTVとから構成される。
HGWと、電話機(VoIP電話機)と、WebTVとは、「用語の説明」に記述したように、一般的な機能を有するので、ここでは、その詳細な説明は省略する。特番サービス処理装置100は、通信制御I/F部101と、リモート制御部102と、サービス中継部103と、記憶部104と、入力受付部106と、制御部110とから構成される。
このうち、通信制御I/F部101と、リモート制御部102と、サービス中継部103と、記憶部104と、制御部110のDB更新部111とVoIP転送部113と通信制御部114とは、図2で説明したリモート制御部12と、サービス中継部13と、記憶部14と、制御部20のDB更新部21とVoIP転送部23と通信制御部24と同様の機能を有するので、ここではその詳細な説明は省略する。なお、ここでは、図2とは異なる機能を有する入力受付部106と、特番判定部112とについて説明する。
入力受付部106は、テンキーを備え、利用者などによる特定の番号の入力を受け付ける。具体的に例を挙げると、電話機などのようなテンキーを備えており、利用者などの操作による「#02*01**02」、「#00*02」、「#01##0002」などの入力を受け付けて、受け付けた特定の番号を後述する特番判定部112に送信する。
特番判定部112は、テンキーを備えた電話機などの宅内装置からダイアル信号を受け付けた場合や入力受付部106によりダイアル信号受け付けた場合に、当該ダイアル信号が、特番制御情報DB105に記憶された特定の番号であるか否かを判定する。上記した例で具体的に説明すると、特番判定部112は、テンキーを備えた電話機からダイアル信号として「#02*01**02」を受信するか、または、入力受付部106が受け付けたダイアル信号「#02*01**02」を受信すると、特番制御情報を参照し、当該ダイアル番号が特番制御情報に記憶されていることを根拠に、特定の番号であると判定し、当該判定結果を通信制御部114に送信する。一方、特番判定部112は、特番制御情報DB15に記憶されない「03−XXXX−XXXX」などのダイアル信号を電話機から受信すると、特定の番号でないと判定し、当該ダイアル信号を後述するVoIP転送部113に送信する。また、特番判定部112は、特番制御情報DB15に記憶されない「03−XXXX−XXXX」などのダイアル信号を入力受付部106から受信すると、特定の番号でないと判定し、警告音などを図示しない出力部に出力して処理を終了する。
[実施例4による効果]
このように、実施例4によれば、特定の番号の入力を受け付けるテンキーを備え、特定の番号を受け付けた場合に、記憶された制御情報のなかから当該特定の番号に対応付けられた制御情報を取得し、当該制御情報を用いて所定の宅内装置と所定の宅外装置との通信を制御するので、宅内ネットワークに接続されるテンキーを備えた装置を使用することなく、直接特定の番号を入力しても、当該特定の番号に対応付けられた制御情報に基づいて、各種制御処理を実行することが可能である。
例えば、電話機がない場合など、特定の番号を直接入力することで、WebTVを用いてインターネット接続するなど、宅内ネットワークに接続される機器の各種制御を実行することが可能である。
さて、本発明に係る通信装置(特番サービス処理装置)は、記憶する特番と制御情報とを音声によりガイダンスするようにしてもよい。
そこで、実施例5では、図12を用いて、記憶する特番と制御情報とを音声によりガイダンスする場合について説明する。なお、以下では、実施例5に係る通信装置の構成、実施例5の効果を順に説明する。
[特番サービス処理装置を含むシステムの構成]
図12を用いて、特番サービス処理装置を含むシステムの構成を説明する。図12は、実施例5に係る特番サービス処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。図12に示すように、このシステムは、特番サービス処理装置120と、HGWと、電話機(VoIP電話機)と、WebTVとから構成される。
HGWと、電話機(VoIP電話機)と、WebTVとは、「用語の説明」に記述したように、一般的な機能を有するので、ここでは、その詳細な説明は省略する。特番サービス処理装置120は、通信制御I/F部121と、リモート制御部122と、サービス中継部123と、記憶部124と、音声出力部127と、制御部130とから構成される。
このうち、通信制御I/F部121と、リモート制御部122と、サービス中継部123と、記憶部124と、制御部130とは、図2で説明したリモート制御部12と、サービス中継部13と、記憶部14と、制御部20と同様の機能を有するので、ここではその詳細な説明は省略する。なお、ここでは、図2とは異なる機能を有する音声出力部127について説明する。
音声出力部127は、特番制御情報DB125に記憶される予め定めた特定の番号と、特番制御情報DB125に記憶された当該特定の番号に対応付けられた制御情報とを、音声により読み上げる。具体的に例を挙げると、特番制御情報DB125に記憶された「#02*01**02、WebTVで‘xx.todaysnews.co.jp’を表示」や「#00*02、通話先とTV電話」、「#01##0002、ntt.co.jpのNo.2コンテンツをDLNA−NASに保存」などを音声により、特番サービス処理装置に備え付けられたスピーカーから出力したり、また、通信制御I/F部121を介して電話機から出力したりする。
[実施例5による効果]
このように、実施例5によれば、特番制御情報DB125に記憶される予め定めた特定の番号と、特番制御情報DB125に記憶された当該特定の番号に対応付けられた制御情報とを、音声により読み上げるので、予め定めて記憶させる特定の番号を覚える必要がなく、さらに利用者の負担を軽減することが可能である。
例えば、入力中に入力すべき番号を忘れてしまった場合など、音声により記憶される特定の番号と制御情報を読み上げることができる結果、思い出して入力する必要がなく、さらに利用者の負担を軽減することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)デフォルトURL、(2)制御情報の種類、(3)特番制御情報DBの外部接続、(4)システム構成等、にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)デフォルトURL
例えば、実施例1と2では、特番サービス処理装置は、WebTVのデフォルトURL(最初にアクセスするURL)を自装置(特番サービス処理装置)のサービス中継部に設定したが、本発明はこれに限定されるものではなく、HGWや宅外の他のサーバなど、Web接続機能を有する装置なら、いずれの装置に設定しても構わない。
(2)制御情報の種類
また、特番サービス処理装置が記憶する制御情報は、実施例1〜3で「Web電話」「テレビ電話」「ダウンロード」について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、「バックアップなどのプログラム実行」「テレビ欄の表示」など宅内装置同士の接続や宅内と宅外との接続などあらゆる制御情報を記憶し、実行することができる。
(3)特番制御情報DBの外部接続
また、実施例1〜4では、特番接続情報DBが特番サービス処理装置の内部に接続された場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特番制御情報DBが宅外ネットワークに接続されていてもよい。図13を用いて具体的に説明すると、図10とは異なり、特番接続情報DB(外部サービスDB)は、宅外ネットワークに接続されており、コンテンツサーバなど各種サービスを提供する装置のURLを一括で管理する。このような構成において、電話機は、特番であるダイアル信号(例えば、#01##0002)の入力を受け付けて、VoIP−GWを介して特番サービス処理装置に当該ダイアル信号を送信する(ステップS1301とステップS1302)。続いて、当該ダイアル信号を受信した特番サービス処理装置は、当該ダイアル信号が特番サービス処理装置の内部に接続されたDBに記憶される特定の番号であるか否かを判定する(ステップS1303)。
この際に、特番サービス処理装置の内部DBは、宅外ネットワークに接続される外部サービスDBから定期的に(例えば、毎朝、毎晩など)コンテンツサーバなどのURL情報を受信し、記憶する制御情報を更新する(ステップS1304〜ステップS1307)。なお、この更新処理は、特定の番号を受信した場合に限らず、どのタイミングで実施してもよく、また、特番制御情報DBが外部サービスDBから取得してもよく、外部サービスDBが特番制御情報DBに送信するようにしてもよい。これ以降、コンテンツをダウンロードして視聴するまでの処理(ステップS1308〜ステップS1323)は、図10で説明したステップS1005〜ステップS1018の処理と同様であるので、ここではその詳細な説明は省略する。
このようにすることで、登録しておいたコンテンツサーバなどのURLが変更された場合に、手動で更新する必要がなく、最新のURLなどの制御情報を取得することができる結果、利用者の負担をさらに削減することが可能である。なお、図4、図10、図13では、特番サービス処理装置が特番を判定して、接続元装置と接続先装置とが接続されるまでの処理を一連の流れで説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、必ずしも、特番サービス処理装置が特番を判定して、接続先を指定するタイミングと、実際にWebTVが接続先に接続するタイミングとは、一致する必要はなく、例えば、特番サービス処理装置10に接続先が設定された後に、何かしらの契機にWebTVのWebブラウザが起動されたタイミングで、WebTVと接続先が接続されるようにしてもよい。
(4)システム構成等
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、特番制御情報DBは、一般的なテンキーである「0〜9の数字と*と#」とを組み合わせたあらゆる特定の番号を記憶し、当該特番に制御情報を対応付けることができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、特番サービス処理装置の構成部の一部(例えば、サービス中継部)を、インターネットを介した宅外の装置(例えば、サービス中継サーバなど)としてよく、また、VoIP転送部と通信制御部とを統合するようにしてもよい。また、特番サービス処理装置をHGWなどの他の装置に組み込んでもよく、逆に、HGWなどを特番サービス処理装置に組み込んでもよい。
なお、上記の実施例で説明した各種の処理手順は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上のように、本発明に係る通信装置、通信方法および通信プログラムは、宅内ネットワークに接続される宅内装置と宅外ネットワークに接続される宅外装置とを通信可能に接続することに有用であり、特に、利用者の負担なく、宅内ネットワークに接続される宅内機器と宅外ネットワークに接続される宅外装置とを容易に接続することに適する。
実施例1に係る特番サービス処理装置を含むシステムの全体構成図である。
実施例1に係る特番サービス処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。
特番制御情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
実施例1に係る特番サービス処理装置を含むシステムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
実施例1に係る特番サービス処理装置による処理の流れを示すフローチャートである。
実施例2に係る特番サービス処理装置を含むシステムの全体構成図である。
実施例2に係る特番サービス処理装置を含むシステムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
実施例3に係る特番サービス処理装置を含むシステムの全体構成図である。
実施例3に係る特番サービス処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。
実施例3に係る特番サービス処理装置を含むシステムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
実施例4に係る特番サービス処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。
実施例5に係る特番サービス処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。
実施例5に係る特番サービス処理装置を含むシステムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
10 特番サービス処理装置
11 通信制御I/F部
12 リモート制御部
13 サービス中継部
14 記憶部
15 特番制御情報DB
20 制御部
21 DB更新部
22 特番判定部
23 VoIP転送部
24 通信制御部
30 特番サービス処理装置
31 通信制御I/F部
32 リモート制御部
33 サービス中継部
34 記憶部
35 特番制御情報DB
40 制御部
41 DB更新部
42 特番判定部
43 VoIP転送部
44 通信制御部
100 特番サービス処理装置
101 通信制御I/F部
102 リモート制御部
103 サービス中継部
104 記憶部
105 特番制御情報DB
106 入力受付部
110 制御部
111 DB更新部
112 特番判定部
113 VoIP転送部
114 通信制御部
120 特番サービス処理装置
121 通信制御I/F部
122 リモート制御部
123 サービス中継部
124 記憶部
125 特番制御情報DB
127 音声出力部
130 制御部
131 DB更新部
132 特番判定部
133 VoIP転送部
134 通信制御部