JP4485016B2 - フィルタ回路 - Google Patents

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    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/0422Frequency selective two-port networks using transconductance amplifiers, e.g. gmC filters
    • H03H11/0444Simulation of ladder networks

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフィルタ回路に関し、例えば集積回路などに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のアナログフィルタ回路について記載した文献としては、次の参考文献1〜3がある。
【0003】
参考文献1:特開平6−120772号公報
参考文献2:特開平6−164314号公報
参考文献3:特開平11−004139号公報
このうち参考文献1は、消費電流の増加を抑制しつつ入力信号レンジの拡大したアクティブフィルタを提供することを目的としている。
【0004】
また、参考文献2のアクティブフィルタ回路は、フィルタ回路のS/N比を改善し、入力換算雑音を抑制しようとするものである。
【0005】
そして、参考文献3のフィルタ回路は、電圧制御電流源と複数のコンデンサから構成される抵抗両終端LC梯子型フィルタ回路において、終端抵抗動作を行う回路と直列リアクタンス動作を行う回路の接続点に形成される寄生容量による不要な時定数の発生を防止して、良好なフィルタ特性を得ようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これら参考文献1〜3の内容をもとに、次のようなことが考えられる。
【0007】
図5に示すような抵抗両終端型のLCラダー型フィルタ回路を集積化する場合、IC(集積回路)内部にインダクタを構成することが困難であることから、一般に、インダクタを電圧制御電流源と容量に置き換えることで実現している。また、終端抵抗についても前記電圧制御電流源と同一のものに置き換えることで、抵抗を一切使用しないフィルタ回路を構成することができる。
【0008】
このような置き換えを行う理由は、抵抗は通常、IC製造時に温度特性や素子値のバラツキを持って形成され、ひとたび製造された後ではその温度特性や素子値のバラツキを調節することは不可能であるのに対し、調節端子付きの電圧制御電流源は、IC製造後でも、当該調節端子を用いて相互コンダクタンスを調節することが可能であるため、温度変動や素子値のバラツキがあってもフィルタ回路の特性を維持することが可能となるという大きな利点があるからである。
【0009】
また、一般に、電圧制御電流源については、図8に示すように入力電圧Vinと出力電流Ioutの関係から以下の式が成り立つ。gmはその電圧制御電流源が持つ相互コンダクタンスである。
【0010】
Iout=Vin・gm …(1)
例えば、図5に示す3次のπ型抵抗両終端LCラダー型ローパスフィルタ回路を電圧制御電流源と容量により構成する場合を考える。ただし、2つの終端抵抗R11およびR12の抵抗値は同じであるものとする。
【0011】
図9は並列抵抗回路を電圧制御電流源で置き換えた回路の説明図である。図9において、入力電圧Vrと入力電流Irの関係から以下の式が成り立つ。
【0012】
Ir=Vr/R −Ir=Vr・(−gm) ∴gm=1/R …(2)
図10は並列インダクタ回路を電圧制御電流源と容量で置き換えた回路の説明図である。図10において、入力電圧V1と入力電流I1の関係から以下の式が成り立つ。
【0013】
Z1=Ls、Zc=1/Cs
I1=V1/Z1=V1/Ls Ia=V1・gm Ib=Ia・Zc・(−gm)=−Ia・gm/Cs
Il=−Ib=Ia・gm/Cs=V1・gm^2/Cs ∴C=L・gm^2 …(3)
ここで、Ls、CsはインダクタンスLと容量Cの伝達関数表現であり、「s」は周波数fをより一般化したものに相当し、j×2πfを示す。また、ZcはコンデンサCのインピーダンスを示し、「^2」は、直前の文字の2乗を意味する。
【0014】
図11は直列インダクタ回路を電圧制御電流源と容量で置き換えた回路の説明図である。直列インダクタ回路は、図10に示す2端子の並列インダクタ回路を4端子に変換させればよい。
【0015】
図5において、入力側の終端抵抗R11を並列抵抗にするために、入力信号を電圧から電流に変換すると図6に示す回路になる。従って、前記の並列抵抗回路および直列インダクタ回路を用いて、図5のローパスフィルタ回路を電圧制御電流源と容量により構成すると図7のようになる。入力終端部71が図5のR11に、インダクタ部72がL11に、出力終端部73がR12に相当する。
【0016】
一般に、どのような素子(能動素子および受動素子)でも雑音を発生するから、上述した置き換えを行った結果として得られた回路では、電圧制御電流源自体が主たる雑音源となり得る。雑音には様々な要因が考えられるが、簡単のため、相互コンダクタンスがgmである電圧制御電流源の出力雑音Niには以下の関係式が成り立つものとする。
【0017】
Ni=4・k・T・dF/gm …(4)
ここで、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、dFは周波数帯域幅である。
【0018】
図7のフィルタ回路70における各電圧制御電流源の相互コンダクタンスは全て同じなので、このフィルタ回路70における出力雑音N7は以下の式で表される。
【0019】
N7=√(7・Ni^2)・√7・Ni≒2.65・Ni …(5)
なお、ここでは、フィルタ回路70内の電圧制御電流源はすべて均等に、出力雑音N7に影響するものと仮定している。したがって、当該N7の値は、フィルタ回路70の結線には依存せず、フィルタ回路70内に存在する電圧制御電流源の数のみに依存している。
【0020】
フィルタ回路における入力換算雑音を向上させるには、フィルタ回路の入出力間で利得を持たせるのが有効であるが、図7のような構成のフィルタ回路では入力信号に利得を持たせて出力することができない。利得を持たせるために、このようなフィルタ回路の後段にアンプ回路を接続したとしても、フィルタ回路が通過する帯域の周波数成分の信号だけでなく、このフィルタ回路が発生する雑音も同じ利得分だけ増幅されてしまい、入力換算雑音の向上には効果がない。
【0021】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、第1の本発明では、フィルタ回路において、(1)入力瑞子と、(2)入力端が前記入力端子に接続され、相互コンダクタンスをM(1を除く正の実数)とする第一の電圧制御電流源と、(3)入力端が前記第一の電圧制御電流源の出力端と接続されるとともに出力端と入力端とが接続され、相互コンダクタンスを−Mとする第二の電圧制御電流源と、(4)入力端が前記第二の電圧制御電流源の出力端と接続され、相互コンダクタンスを2Mとする第三の電圧制御電流源と、(5)入力端が前記第三の電圧制御電流源の出力端と接続され、出力端が前記第三の電圧制御電流源の入力端に接続され、相互コンダクタンスを−M/2とする第四の電圧制御電流源と、(6)入力端が前記第の電圧制御電流源の出力端と接続され、相互コンダクタンスをMとする第五の電圧制御電流源と、(7)入力端が前記第五の電圧制御電流源の出力端と接続され、出力端が前記第の電圧制御電流源の入力端に接続され、相互コンダクタンスを−Mとする第六の電圧制御電流源と、(8)入力端が前記第の電圧制御電流源の出力端と接続されるとともに出力端と入力端とが接続され、相互コンダクタンスを−Mとする第七の電圧制御電流源と、(9)前記第七の電圧制御電流源の出力端に接続される出力端子と、有することを特徴とする。
また、第2の本発明では、フィルタ回路において、(1)入力端子と、(2)入力端が前記入力端子に接続され、相互コンダクタンスをM(1を除く正の実数)とする第一の電圧制御電流源と、(3)入力端が前記第一の電圧制御電流源の出力端と接続されるとともに出力端と入力端とが接続され、相互コンダクタンスを−Mとする第二の電圧制御電流源と、(4)入力端が前記第二の電圧制御電流源の出力端と接続され、相互コンダクタンスをMとする第三の電圧制御電流源と、(5)入力端が前記第三の電圧制御電流源の出力端と接続され、出力端が前記第三の電圧制御電流源の入力端に接続され、相互コンタクタンスを−M/2とする第四の電圧制御電流源と、(6)入力端が前記第四の電圧制御電流源の出力端と接続され、相互コンダクタンスをM/2とする第五の電圧制御電流源と、(7)入力端が前記第五の電圧制御電流源の出力端と接続され、出力端が前記第の電圧制御電流源の入力端に接続され、相互コンダクタンスを−M/2とする第六の電圧制御電流源と、(8)入力端が前記第の電圧制御電流源の出力端と接続されるとともに出力端と入力端とが接続され、相互コンダクタンスを−M/2とする第七の電圧制御電流源と、(9)前記第七の電圧制御電流源の出力端に接続される出力端子とを有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
(A)実施形態
以下、本発明のフィルタ回路をローパスフィルタに適用した場合を例に、第1〜第4の実施形態について説明する。
【0023】
第1の実施形態は、3次のπ型LCラダー型フィルタ回路に関するものである。
【0024】
(A−1)第1の実施形態の構成
本実施形態のフィルタ回路の構成を図1に示す。
【0025】
図1において、フィルタ回路は、入力端子1と、出力端子2と、入力終端部11と、インダクタ部12と、出力終端部13と、接点P1〜P3とを備えている。
【0026】
そして当該フィルタ回路のなかには、各部11〜13を構成する電圧制御電流源(すなわちトランスコンダクタンスアンプ)101〜107が設けられている。電圧制御電流源101〜107それぞれの相互コンダクタンスは、101および105がgm、102、106および107が−gm、103が2・gm、104が−gm/2である。ここで、電圧制御電流源101〜107はすべて、1つの入力端子と1つの出力端子を備えた1入力1出力型のトランスコンダクタンスアンプである。
【0027】
また、このように2倍にしたり半分にしたり等と、相互コンダクタンスを基準値gmから変更する方法としては、バイポーラ型のトランジスタTrやFET(電界効果トランジスタ)のチャネル幅を変化させたり、後述する調節端子67A(図13参照)を使用することが考えられる。
【0028】
例えば、当該チャネル幅を2倍にすると相互コンダクタンスgmは2倍になり、調節端子67Aに供給する制御信号(バイアス値)により、可変電流源67の電流量を2倍にすると、相互コンダクタンスgmは2倍になる。
【0029】
また、前記各電圧制御電流源101〜107の入力端子と出力端子には、入力端子にアルファベットの「A」を付し、出力端子に「B」を付するという規則性で符号を付与してある。例えば、電圧制御電流源101の入力端子は101Aで、出力端子は101Bである。
【0030】
各電圧制御電流源101〜107の内部構成を図13に示す。電圧制御電流源101〜107の内部構成は実質的に同じであるので、図13には電圧制御電流源101を示したものとして説明する。
【0031】
(A−1−1)電圧制御電流源の内部構成
図13において、電圧制御電流源101は、電流源61と62から構成される電流源部60Aと、FET65,66を主体とする差動増幅器60Bと、調節端子67Aに供給する制御信号(制御電流または制御電圧)によって当該電圧制御電流源101の相互コンダクタンスgmを制御する制御部60Cから構成されている。
【0032】
具体的には、電流源61と62のそれぞれは、例えば、特性が等しく、ベース−エミッタ間電圧VBEの等しいPNP形トランジスタであってよく、その場合、電流源61から供給される電流IM1と電流源62から供給される電流IM2とは、当該PNP形トランジスタのコレクタ電流Icに相当する。
【0033】
もちろん必要ならば、電流源61(または62)を単一のトランジスタとせず、複数のトランジスタやダイオードを利用した高精度カレントミラーとしてもよい。
【0034】
いずれにしても、電流源61から出力される電流IM1の電流値と、電流源62から出力される電流IM2の電流値は等しくなければならない。
【0035】
当該電流源61にはFET65のドレインD1が接続されており、前記電流源62には接続点64を介してFET66のドレインD2が接続されている。この接続点64に接続された出力端子64Aが、前記出力端子101Bに相当する。
【0036】
また、FET65のゲートG1には入力端子65Aが接続されており、この入力端子65Aが、前記入力端子101Aに相当する。
【0037】
さらに、これら2つのFET65、66のソースS1、S2は、可変電流源67に接続されている。この可変電流源67の電流IM3の電流値は、調節端子67Aに供給される制御信号SBによって変化させることができる。
【0038】
FET65と66は、特性のよくそろった、実質的に同一特性のFETによって構成される。
【0039】
以上のように、電圧制御電流源101〜107の入力端子(101Aなど)には、FETのゲート(G1)が接続されているため、ほとんど電流が入力されることはなく、実質的に電圧だけが供給される。
【0040】
そして、例えば、当該電圧によってドレイン電流ID1の値が増加すると、ID1とIM3の差分(IM3−ID1)で与えられるFET66のドレイン電流ID2の値は減少するから、出力端子64Aから出力される電流IO1の値が増加すると共に、出力端子64Aから出力される電圧(FET66のドレイン−ソース間電圧VDS)は減少する。また、前記電圧によってID1の値が減少した場合には、各部はこれと逆の動作を行う。
【0041】
なお、上述したように、前記調節端子67Aを利用することで、各電圧制御電流源101〜107は、温度変動や素子値のバラツキに対応した調整が可能で、期待通りの特性を維持することが可能である。
【0042】
以上のような電圧制御電流源101〜107を7個備えた図1のフィルタ回路において、入力端子1は電圧制御電流源101の入力101Aに接続される。電圧制御電流源101の出力101Bは電圧制御電流源102の入出力102Aおよび102B、容量C11の一方の電極、電圧制御電流源103の入力103Aおよび電圧制御電流源104の出力104Bに接続される。
【0043】
また、電圧制御電流源103の出力103Bは電圧制御電流源104の入力104A、容量C13の一方の電極、電圧制御電流源105の入力105Aおよび電圧制御電流源106の出力106Bに接続される。
【0044】
さらに、電圧制御電流源105の出力105Bは、電圧制御電流源106の入力106A、容量C12の一方の電極、電圧制御電流源107の入出力107A、107Bおよび出力端子2に接続される。
【0045】
なお、容量C11〜C13を前記一方の電極を電圧制御電流源(102など)の入力端子や出力端子に接続している点が、前記接点P1〜P3である。
【0046】
また、接続容量C11、C12およびC13の他方の電極(当該接点P1〜P3と反対側の電極)は、それぞれ接地される。
【0047】
前述の図7に示したフィルタ回路70との構成の相違は、インダクタ部12における2つの電圧制御電流源103および104が持つ相互コンダクタンスの大きさのみである。
【0048】
以下、上記のような構成を有する本実施形態の動作について説明する。
【0049】
(A−2)第1の実施形態の動作
本実施形態のフィルタ回路の動作を、前記フィルタ回路70と比較しながら説明する。
【0050】
電圧制御電流源103の相互コンダクタンス(2・gm)が図7の電圧制御電流源703が持つ相互コンダクタンス(gm)の2倍になっているため、電圧制御電流源103の出力電流I3は前記電圧制御電流源703の出力電流I73の2倍になる。
【0051】
一方、本実施形態の容量C13は図7のそれと同じ大きさであるので、インダクタ部12の内部電圧V2は図7示したインダクタ部72の内部電圧V72の2倍になる。
【0052】
また、電圧制御電流源104の相互コンダクタンス(−gm/2)は図7の電圧制御電流源704が持つ相互コンダクタンス(−gm)の1/2になっているが、V2がV72の2倍になっているので、電圧制御電流源104の出力電流I4は電圧制御電流源704の出力電流I74と同じ大きさになる。
【0053】
すなわち入力終端部11の各電圧制御電流源101、102の相互コンダクタンスおよび容量C11の大きさが図7のそれらと全く同じであるので、インダクタ部12の入力電圧V1も図7のインダクタ部72の入力電圧V71と同じ大きさになる。
【0054】
以上から、インダクタ部12における入力電圧と入力電流の関係については式(3)が成り立ち、インダクタ部12はインダクタとしての見かけ上の値は図7のそれと変わらず、内部電圧V2を2倍にすると言える。
【0055】
そして、電圧制御電流源105〜107の相互コンダクタンス(gm、−gm、−gm)が図7の電圧制御電流源705〜707のそれと同じ大きさであり、容量C12の大きさも同じであるため、インダクタ部12の出力電圧V3は図7のインダクタ部72が出力する出力電圧V73の2倍になり、出力端子2から出力される電圧Voutは、入力端子1から入力される電圧Vinの2倍になるのである。
【0056】
ここで、相互コンダクタンスがgmである電圧制御電流源の出力雑音をNiとすると、式(4)から電圧制御電流源103の出力雑音はNi/2、104の出力雑音は2・Niとなり、本フィルタ回路における出力雑音N1は以下のようになる。
【0057】
N1=√(5・Ni^2+(Ni/2)^2+(2・Ni)^2)=√(9.25・Ni^2)≒3.04・Ni …(6)
式(5)と式(6)の値を比べてみると、本実施形態のフィルタ回路の出力雑音は、図7の利得を持たないフィルタ回路70の出力雑音よりやや大きいが、入力換算雑音について比較すると、本フィルタ回路では利得が2倍あるため、入力換算雑音は式(6)から1.52・Niと利得を持たない前記フィルタ回路70に比べてかなり小さい。
【0058】
なお、入力換算雑音とは一般に、増幅器の出力にあらわれる雑音電圧を当該増幅器の増幅率で割って得られる値のことである。
【0059】
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、本実施形態によれば、1個の電圧制御電流源(103)が持つ相互コンダクタンスの大きさを2倍にするとともに、1個の電圧制御電流源(104)が持つ相互コンダクタンスの大きさを1/2にするだけで、フィルタの特性を変えることなく入力信号に2倍の電圧利得を持たせて出力させることができる。
【0060】
これにより、入力換算雑音を低減して、フィルタ性能を改善することが可能である。
【0061】
(B)第2の実施形態
以下では、本実施形態が第1の実施形態と相違する点についてのみ説明する。
【0062】
第2の実施形態も、3次のπ型LCラダー型フィルタ回路を例に取っている。
【0063】
(B−1)第2の実施形態の構成
図2に本実施形態のフィルタ回路を示す。
【0064】
図2において、当該フィルタ回路は、入力端子1と、出力端子2と、入力終端部21と、インダクタ部22と、出力終端部23とを備えている。
【0065】
そして当該フィルタ回路のなかには、各部21〜23を構成する電圧制御電流源201〜207が設けられている。電圧制御電流源201〜207それぞれの相互コンダクタンスは201および203がgm、202が−gm、205がgm/2、204、206および207が−gm/2である。
【0066】
入力端子1は電圧制御電流源201の入力201Aに接続され、当該電圧制御電流源201の出力201Bは電圧制御電流源202の入出力202A、202B、容量C11の一方の電極、電圧制御電流源203の入力203Aおよび電圧制御電流源204の出力204Bに接続される。
【0067】
また、電圧制御電流源203の出力203Bは電圧制御電流源204の入力204A、容量C23の一方の電極、電圧制御電流源205の入力205Aおよび電圧制御電流源206の出力206Bに接続される。
【0068】
そして電圧制御電流源205の出力205Bは電圧制御電流源206の入力206A、容量C22の一方の電極、電圧制御電流源207の入出力207A、207Bおよび出力端子2に接続される。
【0069】
なお、容量C11、C22およびC23の他方の電極はそれぞれ接地される。
【0070】
図7に示すフィルタ回路70との構成の相違は、電圧制御電流源204〜207の相互コンダクタンスの大きさ、および容量C22、C23の大きさのみであり、各素子間の接続方法は全く同じである。また、C22およびC23の容量値はそれぞれC12およびC13の1/2である。
【0071】
以下、上記のような構成を有する本実施形態の動作について説明する。
【0072】
(B−2)第2の実施形態の動作
第1の実施形態の場合と同様に、本実施形態のフィルタ回路の動作を、図7のフィルタ回路70と比較しながら説明する。
【0073】
電圧制御電流源203の相互コンダクタンスは図7の電圧制御電流源703のそれと同じ大きさであるため、電圧制御電流源203の出力電流I3は703の出力電流I73と同じになるが、容量C23の容量値はC13の1/2であるので、インダクタ部22の内部電圧V2は図7に示したインダクタ部72の内部電圧V72の2倍になる。
【0074】
また、電圧制御電流源204の相互コンダクタンス(−gm/2)は図7の電圧制御電流源704が持つ相互コンダクタンス(−gm)の1/2になっているが、V2がV72の2倍になっているので、電圧制御電流源204の出力電流I4は704の出力電流I74と同じ大きさになる。
【0075】
すなわち、入力終端部21の各電圧制御電流源201,202の相互コンダクタンス(gm、−gm)および容量C11の大きさが図7のそれらと全く同じであるので、インダクタ部22の入力電圧V1も図7のインダクタ部72の入力電圧V71と同じ大きさになる。
【0076】
以上から、インダクタ部22における入力電圧と入力電流の関係ついては式(3)が成り立ち、インダクタ部22はインダクタとしての見かけ上の値は図7のそれと変わらず、内部電圧V2を2倍にすると言える。
【0077】
そして、電圧制御電流源205〜207の相互コンダクタンスが図7に示した電圧制御電流源705〜707が持つ相互コンダクタンスの1/2の大きさであり、容量C22の大きさが容量C12の1/2であるため、インダクタ部22の出力電圧V3は図7に示したインダクタ部72の出力電圧V73の2倍になり、出力端子2から出力される電圧Voutは、入力端子1から入力される電圧Vinの2倍になるのである。
【0078】
ここで、相互コンダクタンスがgmである電圧制御電流源の出力雑音をNiとしたときの本実施形態のフィルタ回路における出力雑音N2は式(4)から以下のようになる。
【0079】
N2=√(3・Ni^2+4・(2・Ni)^2)=√(19・Ni^2)≒4.36・Ni …(7)
式(5)と式(7)の値を比べてみると、本実施形態のフィルタ回路の出力雑音は、図7の利得を持たないフィルタ回路70の出力雑音より大きいが、入力換算雑音について比較すると、本フィルタ回路では利得が2倍あるため、入力換算雑音は式(7)から2.18・Niと利得を持たないフィルタ回路70に比べてかなり小さい。
【0080】
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、本実施形態によれば、4個の電圧制御電流源(204〜207)が持つ相互コンダクタンスの大きさ、および2個の容量の大きさを1/2にするだけで、フィルタの特性を変えることなく入力信号に2倍の電圧利得を持たせて出力させることができる。
【0081】
これにより、入力換算雑音を低減して、フィルタ性能を改善することが可能である。
【0082】
(C)第3の実施形態
以下では、本実施形態が第1の実施形態と相違する点についてのみ説明する。
【0083】
第1の実施形態は3次のπ型LCラダー型フィルタ回路であったが、本実施形態は、5次のπ型抵抗両終端LCラダー型ローパスフィルタ回路である。
(C−1)第3の実施形態の構成
図3に本実施形態のフィルタ回路を示す。
【0084】
図3において、当該フィルタ回路は、入力端子1と、出力端子2と、11個の電圧制御電流源301〜311と、5つの容量C31〜C35とを備えている。
【0085】
電圧制御電流源301〜311それぞれの相互コンダクタンスは301、303、305および309がgm、302、304、306、310および311が−gm、307が5・gm、308が−gm/5である。
【0086】
入力端子1は電圧制御電流源301の入力301Aに接続される。電圧制御電流源301の出力31Bは電圧制御電流源302の入出力302A、302B、容量C31の一方の電極、電圧制御電流源303の入力303Aおよび電圧制御電流源304の出力304Bに接続される。
【0087】
また、電圧制御電流源303の出力303Bは電圧制御電流源304の入力304A、容量C32の一方の電極、電圧制御電流源305の入力305Aおよび電圧制御電流源306の出力306Bに接続される。
【0088】
そして、電圧制御電流源305の出力305Bは電圧制御電流源306の入力306A、容量C33の一方の電極、電圧制御電流源307の入力307Aおよび電圧制御電流源308の出力308Bに接続される。
【0089】
当該電圧制御電流源307の出力307Bは電圧制御電流源308の入力308A、容量C34の一方の電極、電圧制御電流源309の入力309Aおよび電圧制御電流源310の出力に接続される。
【0090】
また、電圧制御電流源309の出力309Bは電圧制御電流源310の入力310A、容量C35の一方の電極、電圧制御電流源311の入出力311A、311Bおよび出力端子2に接続される。
【0091】
なお、容量C31〜C35の他方の電極はそれぞれ接地される。
【0092】
以下、上記のような構成を有する本実施形態の動作について説明する。
【0093】
(C−2)第3の実施形態の動作
図4に電圧制御電流源の入出力特性を示す。
【0094】
抵抗やインダクタ等のパッシブ素子なら入力ダイナミックレンジに対する制限が無いが、主にトランジスタで構成される電圧制御電流源には電源電圧やバイアス電流等により、決まった入力ダイナミックレンジを持つ。図4において、電圧制御電流源への入力信号の電圧振幅がVL〜VHの範囲(入力ダイナミックレンジ:Vdr)内なら電圧制御電流源は線形動作し、式(1)が成り立つので、入力電圧は比例的に電流変換されて出力される。
【0095】
したがって一般的には、VL−VH間の中間電位VMを中心に入力信号が入力される。もしも、電圧制御電流源に入力ダイナミックレンジを超える電圧振幅の信号が入力されると、この電圧制御電流源は非線型領域で動作することになり、入力電圧は比例的には電流変換されず、ある電流振幅Imaxに制限されてしまう。
【0096】
この点に着目し、本実施形態のフィルタ回路では、入力端子1から電圧Vinが入力された場合、ある接点より入力端子側の各電圧制御電流源は常に線形動作し、その接点での電圧が電圧制御電流源の入力ダイナミックレンジを超える電圧に増幅されて、その接点より出力端子側の各電圧制御電流源は非線型動作するように、あるループを構成している2個の電圧制御電流源が持つ相互コンダクタンスの大きさを設定しておく。
【0097】
つまり、その接点の後に接続される電圧制御電流源の入力ダイナミックレンジを超えるように積極的に電圧を増幅させるのである。本実施形態では、その接点をV1とし、2個の電圧制御電流源307および308が持つ相互コンダクタンスをそれぞれ5倍、1/5倍とした。
【0098】
これによって、本実施形態のフィルタ回路の出力端子2から出力される電圧Voutは、パルス信号のような振幅制限された電圧となる。
【0099】
すなわち本フィルタ回路は、回路の前半部分で不要な周波数を遮断し、後半部分で出力信号に振幅制限をかけて出力するので、単なるフィルタ回路としての機能に加えて、リミッタ回路としての機能をも備え、アナログフィルタの多機能化をはかることができる。
【0100】
ただし、本フィルタ回路への入力信号としては、電圧方向に意味を持たない信号、例えば周波数変調や位相変調された信号しか用いることができない。
【0101】
(C−3)第3の実施形態の効果
一般的なフィルタ回路では、内部に構成される全ての電圧制御電流源に対して線形動作をさせるため入力ダイナミックレンジをできるだけ広くとる必要があるが、本実施形態のフィルタ回路によれば、その必要がない。
【0102】
また、各電圧制御電流源の入力ダイナミックレンジを広くとる必要がないため、それらに入力されるバイアス電流も小さく抑えられる。
【0103】
さらに、本実施形態では、前述のフィルタ回路70に比べて入力換算雑音も小さく、多機能である。
【0104】
(D)第4の実施形態
以下では、本実施形態が第1、第2の実施形態と相違する点についてのみ説明する。
【0105】
本実施形態は前述したフィルタ回路70を改変したものである。
【0106】
(D−1)第4の実施形態の構成および動作
図12に本実施形態のフィルタ回路を示す。
【0107】
図12において、当該フィルタ回路は、入力端子1と、出力端子2と、入力終端部11と、中間回路部80と、出力終端部23とを備えている。
【0108】
このうち、第1、第2の実施形態と同一の符号1,2,11,23を付した各構成要素の機能は、第1、第2の実施形態の対応構成要素と同じである。
【0109】
したがって、本実施形態の特徴は、中間回路部80にある。
【0110】
中間回路部80は、電圧制御電流源103、108、205,206と、容量C23とを備えている。
【0111】
このうち電圧制御電流源103と108から構成されるループと、前記入力終端部11の部分は、前述のフィルタ回路70の部分A(入力終端部71と電圧制御電流源703,704から構成される部分)に対応し、内部電圧V2をフィルタ回路70の2倍にする構成要素である。
【0112】
また、電圧制御電流源205と206から構成されるループと、前記出力終端部23の部分は、前述のフィルタ回路70の部分B(出力終端部73と電圧制御電流源705,706と容量C12から構成される部分)に対応し、内部電圧V2をフィルタ回路70の2倍にする構成要素である。
【0113】
なお、容量C23の大きさは、図2に示した容量C23と同じである。
【0114】
このような構成によって、本実施形態のフィルタ回路では、出力端子2から出力される電圧Voutは、入力端子1から入力される電圧Vinの4倍になる。
【0115】
(D−2)第4の実施形態の効果
本実施形態によれば、入力信号に4倍の電圧利得を持たせることができる。
【0116】
これにより、入力換算雑音を低減して、フィルタ性能を改善することが可能である。
【0117】
(F)他の実施形態
第1の実施形態では、インダクタ部12の最前段でループを構成している2個の電圧制御電流源について相互コンダクタンスをそれぞれ2倍、1/2倍にすることで、入力信号に2倍の電圧利得を持たせて出力するフィルタ回路について説明したが、このループを構成している2個の電圧制御電流源、または他のループを構成している2個の電圧制御電流源の相互コンダクタンスをそれぞれm倍、1/m倍とすれば、m倍の電圧利得が得られ、電圧利得が大きいほど入力換算雑音は小さくなる。ただし、mは1を含まない1以上の正の実数とする。
【0118】
また、第1の実施形態では、インダクタ部12の1つのあるループを構成している2個の電圧制御電流源について相互コンダクタンスを変えることで、入力信号に電圧利得を持たせて出力するフィルタ回路について説明したが、複数のループを構成している電圧制御電流源について、それぞれの相互コンダクタンスをm倍、1/m倍、次はn倍、1/n倍…とすれば、m×n×…倍の電圧利得が得られ、電圧利得が大きいほど入力換算雑音は小さくなる。ただし、m、n、…は1を含まない正の実数、かつ、それらの積(m×n×…)は1を含まない1以上の正の実数とする。
【0119】
第2の実施形態では、4個の電圧制御電流源の相互コンダクタンスと2個の容量をそれぞれ1/2倍にすることで、入力信号に2倍の電圧利得を持たせて出力するフィルタ回路について説明したが、これらをそれぞれ1/k倍とすれば、k倍の電圧利得が得られ、電圧利得が大きいほど入力換算雑音は小さくなる。ただし、kは1を含まない1以上の正の実数とする。
【0120】
また、第2の実施形態では、インダクタ部22内のV2以降の電圧が2倍になるような構成について説明したが、インダクタ部22への入力であるV1、あるいはインダクタ部22の出力であるV3以降の電圧が2倍になるように構成しても、同様な効果が得られる。
【0121】
第3の実施形態では、ループを構成している2個の電圧制御電流源307および308について相互コンダクタンスをそれぞれ5倍、1/5倍にすることで、入力信号に振幅制限をかけて出力するフィルタ回路について説明したが、利得を持たせる接点より前半で線形動作させ、後半で非線型動作させるなら、この2つ、あるいは他のループを構成している2個の電圧制御電流源の相互コンダクタンスをそれぞれt倍、1/t倍としても、同様な効果が得られる。ただしtは、1以上の正の実数とする。
【0122】
また、第3の実施形態では、第1の実施形態のフィルタ回路の構成を基本にして、ある接点で入力信号を増幅させるフィルタ回路について説明したが、第2の実施形態のフィルタ回路の構成を基本にして、ある接点で入力信号を増幅させる構成としても、同様な効果が得られる。
【0123】
なお、第1の実施形態では、インダクタ部12から出力される電流IM2自体が入力される電流IM1の2倍になるのでインダクタ部12の後段に位置する容量(C12)などの値はそのままでも、最終的なフィルタ回路の出力電圧(Vout)を2倍にすることができるが、第2の実施形態の場合はインダクタ部22から出力される電流IM4自体は入力される電流IM3と同じ値なので、インダクタ部22の後段に位置する容量(C22)などの値も、増幅率(例えば当該2倍)に依存して変更しなければ、最終的なフィルタ回路の出力電圧(Vout)を2倍にすることができない構成となっている。
【0124】
したがって、インダクタ部12(または22)と出力終端部13(または23)のあいだに、要素回路を挿入する場合、第1の実施形態に対応したフィルタ回路では、当該要素回路の特性は独立に設定することができるが、第2の実施形態に対応したフィルタ回路では、当該要素回路の特性は前記インダクタ部22の増幅率に配慮した構成とする必要がある。
【0125】
なお、第1および第2の実施形態では、3次のπ型LCラダー型フィルタ回路について説明したが、インダクタを含むフィルタ回路であれば、どのような次数のπ型およびT型のLCラダー型フィルタ回路についても同様な効果が得られる。
【0126】
第3の実施形態では、5次のπ型LCラダー型フィルタ回路について説明したが、インダクタを含むフィルタ回路であれば、どのような次数のπ型およびT型のLCラダー型フィルタ回路についても同様な効果が得られる。
【0127】
さらに、第1、第2および第3の実施形態では、LCラダー型フィルタ回路について説明したが、バイカッド型やステートバリアブル型などの他のフィルタ回路についても同様な効果が得られる。
【0128】
また、第1、第2および第3の実施形態では、抵抗両終端型のフィルタ回路について説明したが、入力終端抵抗のみが接続されているフィルタ回路、および出力終端抵抗のみが接続されているフィルタ回路についても同様な効果が得られる。
【0129】
なお、第1、第2および第3の実施形態では、ローパスフィルタ回路について説明したが、ハイパスフィルタ回路やバンドパスフィルタ回路などの他のフィルタ回路についても同様な効果が得られる。
【0130】
また、第1、第2および第3の実施形態では、片側接地(入力端子が1つしかないタイプ)の電圧制御電流源で構成したフィルタ回路について説明したが、差動型(入力端子が2つあるタイプ)の電圧制御電流源で構成したフィルタ回路についても同様な効果が得られる。
【0131】
さらに、第1〜第4の実施形態では、ループ回路(ループ)を構成する電圧制御電流源の数はすべて2つであったが、この数は必要に応じて、3つ以上としてもよい。
【0132】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、フィルタ回路の入力換算雑音を低減して、フィルタ性能を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る回路図である。
【図2】第2の実施形態に係る回路図である。
【図3】第3の実施形態に係る回路図である。
【図4】電圧制御電流源の動作説明図である。
【図5】抵抗両終端型のLCラダー型フィルタ回路を示す回路図である。
【図6】図5の回路の等価回路を示す回路図である。
【図7】図5の回路の等価回路を示す回路図である。
【図8】電圧制御電流源に関する回路図である。
【図9】電圧制御電流源に関する回路図である。
【図10】電圧制御電流源に関する回路図である。
【図11】電圧制御電流源に関する回路図である。
【図12】第4の実施形態に係る回路図である。
【図13】電圧制御電流源の内部構成の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…(フィルタ回路の)入力端子、2…(フィルタ回路の)出力端子、11,21…入力終端部、12,22…インダクタ部、13,23…出力終端部、101〜107、201〜207…電圧制御電流源、P1〜P3…接点、C11〜C13、C22、C23…容量、Vin…入力電圧、Vout…出力電圧。

Claims (4)

  1. 入力瑞子と、
    入力端が前記入力端子に接続され、相互コンダクタンスをM(1を除く正の実数)とする第一の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第一の電圧制御電流源の出力端と接続されるとともに出力端と入力端とが接続され、相互コンダクタンスを−Mとする第二の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第二の電圧制御電流源の出力端と接続され、相互コンダクタンスを2Mとする第三の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第三の電圧制御電流源の出力端と接続され、出力端が前記第三の電圧制御電流源の入力端に接続され、相互コンダクタンスを−M/2とする第四の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第の電圧制御電流源の出力端と接続され、相互コンダクタンスをMとする第五の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第五の電圧制御電流源の出力端と接続され、出力端が前記第の電圧制御電流源の入力端に接続され、相互コンダクタンスを−Mとする第六の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第の電圧制御電流源の出力端と接続されるとともに出力端と入力端とが接続され、相互コンダクタンスを−Mとする第七の電圧制御電流源と、
    前記第七の電圧制御電流源の出力端に接続される出力端子と、
    を有することを特徴とするフィルタ回路。
  2. 前記第二の電圧制御電流源と前記第三の電圧制御電流源と接続点と接地電位との間に接続される第一のキャパシタと、
    前記第三の電圧制御電流源と前記第五の電圧制御電流源と接続点と接地電位との間に接続される第二のキャパシタと、
    前記第五の電圧制御電流源と前記第七の電圧制御電流源と接続点と接地電位との間に接続される第三のキャパシタと、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回路。
  3. 入力端子と、
    入力端が前記入力端子に接続され、相互コンダクタンスをM(1を除く正の実数)とする第一の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第一の電圧制御電流源の出力端と接続されるとともに出力端と入力端とが接続され、相互コンダクタンスを−Mとする第二の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第二の電圧制御電流源の出力端と接続され、相互コンダクタンスをMとする第三の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第三の電圧制御電流源の出力端と接続され、出力端が前記第三の電圧制御電流源の入力端に接続され、相互コンタクタンスを−M/2とする第四の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第四の電圧制御電流源の出力端と接続され、相互コンダクタンスをM/2とする第五の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第五の電圧制御電流源の出力端と接続され、出力端が前記第の電圧制御電流源の入力端に接続され、相互コンダクタンスを−M/2とする第六の電圧制御電流源と、
    入力端が前記第の電圧制御電流源の出力端と接続されるとともに出力端と入力端とが接続され、相互コンダクタンスを−M/2とする第七の電圧制御電流源と、
    前記第七の電圧制御電流源の出力端に接続される出力端子と
    を有することを特徴とするフィルタ回路。
  4. 前記第二の電圧制御電流源と前記第三の電圧制御電流源と接続点と接地電位との間に接続される第一のキャパシタと、
    前記第三の電圧制御電流源と前記第五の電圧制御電流源と接続点と接地電位との間に接続される第二のキャパシタと、
    前記第五の電圧制御電流源と前記第七の電圧制御電流源と接続点と接地電位との間に接続される第三のキャパシタと、
    をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のフィルタ回路。
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