JP4497341B2 - 中間層鉄骨トラベリング工法 - Google Patents

中間層鉄骨トラベリング工法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は中間層鉄骨トラベリング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来アリーナや体育館等の大規模屋根鉄骨トラスの施工にトラベリング工法が採用されている。該工法は躯体上に架設する大架構をいくつかのブロックに分割してクレーン操作の可能な躯体端部にて組み立て、これを躯体上部に設置した走行レールに載せて順次移動させながら組み立てていく工法であり、従来工法と比較して仮設足場の縮小、工費の節減、定位置同一作業の繰り返しによる安全性及び施工精度の向上、工期の短縮を図り得る。更にトラベリングブロックを拡大すれば仕上工程までも同一作業位置での繰り返しが可能となり、ブロック移動後の仕上作業を極限まで省略化する事ができ、上記各効果を更に顕著に発揮できるものである。
【0003】
また鉄道線路上の構築物等重層の構造体一式を鉄道線路を避けた作業スペース等で組み立て仮設走行レール等を利用し最終の位置に移動させる施工法もあるが重層構造部分において移動等のとき本設と異なる応力が過大に大きいケースにおいてはその移動時の補強が過大になりこの工法は通常使用されない。通常複数階の主製造階を持つ半導体工場においてはその特徴上大スパン構造となり屋根と上層階の主構造部分に対しトラベリング工法は仮設が過大になり工期, コストメリットがなく採用できない。そのため重層で大空間を構築する場合には中間層が存在するため、予め鉄骨を地組みした中間層の鉄骨トラスをクレーンにより先行し取り付けた後屋根構造を取り付ける, この繰り返しにてを交互に吊り上げて設置する、所謂「建逃げ工法」が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
重層大空間を構築する場合に従来の建逃げ工法を採用すると、屋根トラスと中間層トラスの製作の難易度の差および対荷重条件により、製作日数および建方工数のかかる中間層の架構を主として鉄骨建方工程が決定し、従って工期短縮が困難となる。また構造体の架構の遅れのため外装, および屋根葺き工事も遅れ雨を嫌う設備, 仕上げ工事に着手できない
【0005】
一方、従来の屋根をベースとするトラベリング工法は一部の効果を発揮するものではあるが、トラスを所定位置に設置後、走行レールの撤去、搬出やジョイント部等の屋根残工事は免れず仕上工事の施工は遅れる。従って、アリーナ等の大規模屋根鉄骨トラスの施工の場合には建物側面部の工事は相対的に少なく天井懐内の設備等の工事を先行させ施工することでメリットが発生するが、半導体工場等サイドのコアーに多くの設備, 仕上げ工事が存在する施設においては屋根, 外装工事の遅れのためメリットが少ない。
【0006】
本発明は上記した点に鑑みなされたもので、重層大空間を構築するに際してクレーンによる建物上部からの撤去作業を無くす事ができ、中間層鉄骨トラス設置時期に左右されずに屋根トラスおよび両サイドのコアーの構造および仕上げ工事の施工が可能となり、工期短縮、安全作業の確保をもたらし得る中間層鉄骨トラベリング工法を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明の工法は上記課題を解決するため、相対向する所定位置に大梁に取り付く本節小梁を付設した建物両側コアーの鉄骨架構を先行して施工し、小梁上を摺動する摩擦低減用沓を両側端部に取り付け地組みした中間層鉄骨トラスの1ユニットまたは複数ユニットを躯体妻側から所定奥位置の両小梁間に架載置し、次いで同じユニットの地組み完了後これを所定の手前位置に同様に架載置して両ユニットを桁方向梁により連結してブロックを形成し、該ブロックの1スパン分または複数分のスライドを行い、この空いたスペースに再び1ユニットを載せ、これらの施工を順次繰り返して所定数のユニットを連続した大規模ブロックを形成後、該大規模ブロックの少なくとも完成前に形成され且つ少なくとも大規模ブロックを被覆する部分的屋根トラスの下に大規模ブロックをスライドさせて最終定着することを特徴とする中間層鉄骨トラベリング工法として構成した。
【0008】
また、請求項2発明の工法は、トラベリングを行う中間層鉄骨トラスの両サイドの構造架構および屋根構造を先行し施工しその大多数の部分の屋根及び外壁中間層鉄骨トラスに先行し施工する請求項1記載の中間層鉄骨トラベリング工法として構成した。
【0009】
また、請求項3発明の工法は、上記各ユニットの両側に於いてユニット上面とそれぞれ下面を連結した頭つなぎ用仮設鉄骨ピース14を設けるとともに、該ピース対向所定位置の本節小梁3上にジャッキ15を設置し、且つ、ジャッキ15に連係させたワイヤー16をピースの最先端に固定して牽引することにより上記ブロック8をスライドさせてなる請求項1記載の中間層鉄骨トラベリング工法として構成した。
【0010】
また、請求項4発明の工法は、上記本節小梁上にステンレスプレートを取り外し可能に設置してなる請求項1記載の中間層鉄骨トラベリング工法として構成した。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
本発明の中間層鉄骨トラベリング工法は、重層の大空間を構築する場合に使用されるもので、図1乃至図8は本発明工法の一例を工程順に説明したものである。まず、図1の工程では相対向する所定位置に大梁に取り付く本節小梁を長手方向に沿って付設した建物両側の鉄骨架構を先行して施工しておく。
【0013】
例えば図9の平面の説明図で示す如く、まず建物両サイドの鉄骨架構Aを先行して組み立てて、この架構から片持ち形式で突設した大梁2により中間層鉄骨トラストラベリング時の走行レールとなる小梁3を支持、固定している。これら大梁2及び小梁3はいずれも本節鉄骨として使用する部材である。また、妻側端部C−D間の各架構A間下部には仮設ステージ4を予め組んでおく。
【0014】
次いで図2の工程では、小梁上を摺動する摩擦低減用沓を両側端部に取り付け地組みした中間鉄骨トラスの1ユニットを躯体妻側から所定奥位置の両小梁間に架載置し、更に、同じ中間層鉄骨トラスのユニット5の地組み完了後これを所定手前位置の両小梁3間に同様に架載置して両ユニットを桁方向梁により連結してブロックを形成する。
【0015】
図示例に於いて最初のユニット5aは妻側から1通り分奥に入ったD位置にクレーン6により吊り込み設置し、次のユニット5bをD位置より手前側のC位置に設置し、次いで先に設置したユニット5aと本節梁7にて連結してブロック8を形成する。この時、各階の天井吊ピースや設置配管受鉄骨等の二次部材も取り付け、デッキプレートについても仮置きしておく。これらの作業は全て仮設ステージ4で行われるため、高所作業が格段に減少し安全性が高くなる。
【0016】
中間層鉄骨トラスのユニット5は建物妻側に設けた地組みヤードBで組み立て、この時同時に摩擦低減用沓を取り付ける。尚、ユニット5の地組み前に、例えば図14に示す如く、ユニット5を構成する上弦材両端部下側を切り欠き、その切り欠いたウェブプレート下端に摩擦低減沓取付用プレート9を、また、該プレート下面所定位置に支持枠10を鉄骨工場で取り付けておく。支持枠10は沓11を装着させるためのもので、進行方向を開放した矩形状をなしている。
【0017】
摩擦低減用沓11は、図15に示すように、小梁3上を摺動する水平沓11a と、小梁3側面を摺動して水平方向のぶれを防止する垂直沓11b とを備えている。水平沓11a は、トラベリング完了時に簡単に撤去出来るよう上記支持枠10の進行方向開放側から差し込んで装着する如く構成している。また、垂直沓11b は、アングル材12を摩擦低減沓取付用プレート9下面所定位置にボルトにより取付け、その外側面に固着させている。
【0018】
また、本発明では本節小梁3上にステンレスプレート13を取り外し可能に設置して中間層鉄骨トラスのスライドをより容易に行える如く構成しても良い。例えばH−L間及びC−G間の小梁3上面に摩擦低減用ステンレスプレート13を部分溶接により取り付けて、小梁3と水平沓11a との間に介在させる。
【0019】
次の工程では、図3に示す如く、ブロック8の1スパン分のスライドを行い、この空いたスペースに再び1ユニットを載せ、これらの施工を順次繰り返して所定数のユニットを連続した大規模ブロック8を形成する。
【0020】
即ち、ブロック8を1スパン分トラベリングさせると仮設ステージ4上のスペースが空くので、同様に地組みヤードBで地組みしたユニット5を再びC位置に設置し、先にトラベリングを行ったブロック8との間に本節鉄骨梁をボルトにより取り付け、再び1スパン分トラベリングを行い、この方法を順次繰り返し、図4に点線で示すG位置までトラベリングを繰り返し大規模なブロック8を形成する。
【0021】
ブロック8のスライドには種々の方法を採用できるが、頭つなぎ用仮設鉄骨ピースを用いる方法が好ましい形態として採用できる。例えば、図2及び図10に示す如く、各ユニットの両側に於いてユニット上面にそれぞれ下面を連結した頭つなぎ用仮設鉄骨ピース14を設け、該ピース前方の本節小梁3上に設置したジャッキ15に連係させたワイヤー16をピースの最先端に固定して牽引する。
【0022】
更に具体的にば、図16に示す如く、ボルトにてブロック8上に取り付けた頭つなぎ用仮設ピース14の最先端にワイヤー受架台17を介して先端部を連結したワイヤー16の他端をジャッキ15に連係させる。ジャッキ15は油圧ジャッキを使用し、地組みヤードBと反対側に位置するL−M間の小梁3上にジャッキ取付用仮設鉄骨18をブルマン19にて固定し、その上にボルトにより設置、固定する。尚、図中20は反力ブロックを示す。
【0023】
頭つなぎ用仮設鉄骨ピース14は、トラベリング走行時に引張力を各スパン均等に伝達させるために設けたもので、ブロック8を構成した各ユニット5上部両端部をそれぞれ連結し、ボルトにて取り付けている。この鉄骨ピース14は引張材として働くため全断面有効でかつ鉄骨許容応力度のフル耐力を見込めるため断面が小さく出来るとともに、自重を小さくでき、トラベリング完了時には建物両サイドの鉄骨架構A側から人力により搬出が可能であり、クレーンによる建物上部への搬出が不要となる。従って、屋根全面仕上げの早期着手が可能となり、その結果中間層鉄骨トラスが上部トラスの下部にスライドされた時には雨水の侵入を防止でき中間層の仕上げ工事についても早期着手が可能となり工期の短縮に効果的である。
【0024】
次いで、図4に示す如く、大規模ブロック8を部分的に形成された屋根トラス21の下にスライドさせて最終定着する。この屋根トラス21は、大規模ブロック8が完成する前に形成され且つ少なくとも大規模連続ブロックを被覆する大きさを有するものである。
【0025】
具体的には1スパン毎のトラベリングを繰り返し、中間層鉄骨トラスのブロックがC−G間まで大規模になった後、図4の様に建逃げ方式で取付けていた屋根トラス下となるH位置までジャッキにて一気にトラベリングさせ、中間層鉄骨トラスの大規模ブロックを所定位置まで移動させる。
【0026】
屋根トラス21の施工については図11に示すように建物内部にクレーン6を侵入させ、トラベリングを行っている場所の反対位置に当たるL位置から例えば従来工法である建逃げ方式でC方向に向かって順次施工し、順次仕上げを行っていく。またM位置の中間層鉄骨トラスについても、屋根トラス施工と合わせて施工する。この時妻側1スパンL−M間についてはトラベリングしてくる鉄骨トラスブロックとM位置の中間層鉄骨トラスの接続本節梁をクレーン等により建物上部から搬入する必要があるため、この範囲の上部トラス間のつなぎ梁施工は行わない事とする。
【0027】
所定位置まで移動した後その上弦材端部鉄骨下側と小梁3上面との隙間に手動ジャッキを挿入してジャッキアップを行い、中間層鉄骨トラス上弦材に取り付けた摩擦低減沓と小梁3上に設置したステンレスプレート13を鉄骨架構A側から撤去する。撤去後ジャッキダウンをし、建物両サイドの鉄骨架構Aから跳ね出した大梁2と中間層鉄骨トラスをボルト若しくは現場溶接にて接続させ、建物両サイドの鉄骨架構Aと一体とする。また頭つなぎ用仮設鉄骨ピース14についても中間層鉄骨トラス両端部上端と連結していたボルトを取り外し、鉄骨架構A側に引き込み撤去する。このA側への引き込み作業の際には例えば鉄骨ピース吊り上げに鉄骨架構Aの中間層鉄骨トラスの直上階の梁にチェーンブロックを設置し手作業にて引き込む。
【0028】
残りの未施工部分に関しても基本的に同様に施工する。即ち、C−G間の部分的な屋根トラスを施工する一方、D−G間の中間層鉄骨トラスを同様に施工する。
【0029】
具体的には、大規模ブロックのトラベリングが完了した後、図5に示す様にまずトラベリング用ワイヤーをジャッキから外し、L−M間の小梁3上に設置していたジャッキ15とジャッキ取付用仮設鉄骨18を一体にしたままブルマン19を外し、建物上部からクレーンによりG−H間の小梁3上に盛り替え、再びブルマン19により固定する。
【0030】
一方、G位置から再び屋根トラス21をC方向に向かって順次施工していく。また、屋根トラスの連結を行っていないL−M間については、先に設置したM位置の中間層鉄骨トラスとトラベリングされた中間層鉄骨トラスブロックを本節鉄骨により連結し、その後L,M位置の屋根トラス間のつなぎ梁を設置し、屋根や内装仕上げ工程に入る事となる。
【0031】
仮設ステージ4上ではトラベリングの最初に行った設置順序にて再びユニットの設置からブロック化、頭つなぎ用仮設鉄骨ピース取り付けを行い、このピースと盛り替えを完了したジャッキを再びワイヤーで連結してトラベリングを順次行う(図6参照)。この時屋根トラスの設置と中間層鉄骨トラスのトラベリングとの動線が錯綜する事が考えられるが、トラベリングを行わない時に屋根トラスの設置を行うため、工期、安全面についても支障なく施工が可能である。また屋根トラスの製作及び設置が早く、中間層大規模鉄骨トラスブロックのトラベリング前に完了すれば、動線の錯綜も解消する事が出来る。
【0032】
D位置からG位置まで中間層鉄骨トラスのトラベリングが完了した段階で、G−H間の小梁3上に設置したトラベリング用油圧ジャッキ15とジャッキ固定用仮設鉄骨ピース14をクレーンにより建物上部から搬出し、G−H間の中間層鉄骨トラス、屋根トラスの本節つなぎ梁の設置をそれぞれ行う。また、C位置では中間層鉄骨トラスの設置と屋根トラスの設置を建物外側から行う。これと平行して中間層鉄骨トラス各ユニットの上弦材端部を連結していた頭つなぎ用仮設鉄骨ピース14の撤去を鉄骨架構A側から行い。その後中間層鉄骨トラス22の上弦材端部下面の摩擦低減沓とD−G間の小梁3上のステンレスプレート13の撤去を行った後、大梁2とボルトもしくは溶接により建物両サイドの鉄骨架構Aと一体化し重層大空間架構の鉄骨工事は完了する(図7参照)。
【0033】
その後図8に示す様に仮設ステージを撤去する事により、C通側の外壁工事に着手する。この時屋根トラス21、中間層鉄骨トラス22の仕上げ工事はD−C間とG−H間を残すのみであり従来のトラベリング工法で見られるレール支持鉄骨架構との取り合い部分の工事は屋根トラスブロックの仕上げ工事が終了しているため、天候に左右されずに躯体接続工事から仕上工事、設備工事へと移行できるので工期短縮はもとより作業環境の改善が図れる。
【0034】
また、本発明工法では、上記したものに加え、トラベリングを行う中央構造部の両サイドの構造架構および屋根構造を先行し施工しその大多数の部分の屋根, 外壁を中間構造に先行し施工しても良い。具体的には中間階より架構, 建方が容易な両サイドコアーを先行施工した躯体構造に引き続き外装, 屋根を中間階構造体が仮組みされる1辺をのぞく3辺で先行施工し残る1辺においても間仕切壁の利用や仮設の間仕切壁を作ることで区画を形成する。このことにより全体外装, 屋根工事が完了しなくても先行して設備や仕上げの工事が雨天にかかわらず施工することが可能となる
【0035】
【発明の効果】
このように本発明工法を用いれば、従来の鉄骨トラベリング工法で得られる水平、垂直足場の低減、工費の節減、高所作業の軽減による安全性の向上等のメリットを生かす事ができ、かつ屋根トラスの構築もトラベリングとは関係なく進行できるため雨等の天候に左右されずに工事を進められ、従ってより早期に仕上工事に着手できる事から重層大スパン架構を有する建築物を建てるのに非常に有効となる。
【0036】
また、請求項2発明の工法では、全体外装, 屋根工事が完了しなくても先行して設備や仕上げの工事が雨天にかかわらず施工することが可能となり工期短縮のメリットを拡大することができる。
【0037】
また、請求項3発明の工法では、鉄骨ピースが引張材として働くため断面が小さく自重を小さくでき、トラベリング完了時には人力による搬出が可能であり極めて取り扱いが便利となる。その結果、中間層鉄骨トラスの仕上げ工事についても早期着手が可能となり、工期の短縮をより効果的に行える。
【0038】
また、請求項4発明の工法では、中間層鉄骨トラスのトラベリングをより円滑に行えるとともに、ステンレスプレートは部分溶接等により小梁に取り付けることができるため、その取り外しもきわめて容易となり、当然人力による搬出が可能であり、同様に中間層鉄骨トラスの仕上げ工事の早期着手が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工法の一実施例の最初の工程を説明する側面説明図である。
【図2】同実施例の次の工程を説明する側面説明図である。
【図3】同実施例の更に次の工程を説明する側面説明図である。
【図4】同実施例の更に次の工程を説明する側面説明図である。
【図5】同実施例の更に次の工程を説明する側面説明図である。
【図6】同実施例の更に次の工程を説明する側面説明図である。
【図7】同実施例の更に次の工程を説明する側面説明図である。
【図8】同実施例の更に次の工程を説明する側面説明図である。
【図9】図1の平面説明図である。
【図10】図2の平面説明図である。
【図11】図3の平面説明図である。
【図12】図5の平面説明図である。
【図13】図3の正面説明図である。
【図14】本発明工法の中間層鉄骨トラスの架載置部分の一例を示す説明図である。
【図15】本発明工法の中間層鉄骨トラスの摩擦低減用沓部分の底面図である。
【図16】本発明工法のトラベリングを説明する説明図である。

Claims (4)

  1. 相対向する所定位置に大梁に取り付く本節小梁を付設した建物両側コアーの鉄骨架構を先行して施工し、小梁上を摺動する摩擦低減用沓を両側端部に取り付け地組みした中間層鉄骨トラスの1ユニットを躯体妻側から所定奥位置の両小梁間に架載置し、次いで同じユニットの地組み完了後これを所定の手前位置に同様に架載置して両ユニットを桁方向梁により連結してブロックを形成し、該ブロックの1スパン分または複数スパン分のスライドを行い、この空いたスペースに再び1ユニットまたは複数ユニットを載せ、これらの施工を順次繰り返して所定数のユニットを連続した大規模ブロックを形成後、該大規模ブロックの少なくとも完成前に形成され且つ少なくとも大規模ブロックを被覆する部分的屋根トラスの下に大規模ブロックをスライドさせて最終定着することを特徴とする中間層鉄骨トラベリング工法。
  2. トラベリングを行う中間層鉄骨トラスの両サイドの構造架構および屋根構造を先行し施工しその大多数の部分の屋根及び外壁中間層鉄骨トラスに先行し施工する請求項1記載の中間層鉄骨トラベリング工法。
  3. 上記各ユニットの両側に於いてユニット上面とそれぞれ下面を連結した頭つなぎ用仮設鉄骨ピース14を設けるとともに、該ピース対向所定位置の本節小梁3上にジャッキ15を設置し、且つ、ジャッキ15に連係させたワイヤー16をピースの最先端に固定して牽引することにより上記ブロック8をスライドさせてなる請求項1記載の中間層鉄骨トラベリング工法。
  4. 上記本設小梁上にステンレスプレートを取り外し可能に設置してなる請求項1記載の中間層鉄骨トラベリング工法。
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