JP4502973B2 - 装着型排泄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、病人や介護を必要とする患者にとって、排泄の度に取替えの不要な装着型排泄装置に関するものである。
病気や怪我、あるいは加齢により、自力でトイレに行くことのできない病人や高齢者が、紙おむつを使用することがある。しかし、紙おむつを使用する場合には、排泄のたびに取替えが必要で、介護者にとって負担であるばかりでなく、使用者の自尊心を傷つける問題がある。
このため、おむつの様に人体の股部に装着可能な形状をした排泄装置であり、排泄装置の内部に溜まった排泄物を外部からパイプを通じて吸引する排泄装置が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
また、同様の装着型排泄装置であって、排泄物の漏れをセンサーで検知したり(例えば、特許文献3参照。)、洗浄力を高めたり(例えば、特許文献4参照。)する技術も提案されている。
これら以外にも、使用者や介護者の負担を減らすための排泄装置が提案されている(例えば、特許文献5、特許文献6、特許文献7参照。)。
特開平6−54874号公報 特開2005−66011号公報 特開平9−308657号公報 特開2004−105506号公報 特開2001−190583号公報 特開2002−320650号公報 特開2003−144476号公報
従来の技術における装着型排泄装置は、排泄装置の内部に排泄された排泄物が、吸引パイプなどを通じて吸引される。このとき、吸引のための圧力が排泄装置内部に及ぶ。排泄装置は、人体の股部に装着されているため、排泄装置内部にある人体の局部、陰部などが、この吸引により引っ張られる。このため、使用者は排泄物の吸引時に、痛みや不快感を受ける。
一方、痛みや不快感を低減するために吸引圧力を弱めると、吸引しきれない排泄物が残り不衛生である上、臭気などにより使用者や周囲の人にとって不快感が生じる。また、排泄物が残れば、衛生状態も悪くなり、病人や老人にとっての問題が大きい。
逆に排泄物が排泄装置内部に残らないように吸引するために十分な吸引圧力をかければ、局部や陰部への引っ張り圧力がますます高まり、使用者の不快感は耐え難いものになる。
このように、従来の技術における装着型排泄装置では、使用者は、排泄物の吸引の度に、痛みや不快感を伴う問題があった。結果として、病人や老人にとって、排泄を苦痛なものにする問題があった。
そこで本発明は、排泄装置内部に排泄物を残すことなく吸引すると共に、使用者への痛みや不快感を生じさせない装着型排泄装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係る装着型排泄装置は、人体の股部に装着可能な装着部と、装着部の内部に取り付けられ、かつ人体の陰部に臨む開口部を有し、開口部を介して排泄物を受ける受け部と、開口部を開閉可能に覆うシャッターと、受け部に接続され受け部の排泄物を吸引する吸引パイプとを備えることを特徴とする。
シャッターが、排泄物の吸引時に開口部を覆い、通常時には開口部を開放する。これにより、排泄物の吸引時に、使用者への痛みや不快感を生じさせない。結果として、使用者にとって排泄行為を楽にすることができる。
第2の発明に係る装着型排泄装置は、シャッターが、スライド開き式のものであることを特徴とする。
開口部を覆うシャッターをスライドさせると、開口部が開放状態となり、シャッターを元の位置へスライドさせると、開口部が閉鎖状態となる。このように、本発明によれば、簡易な構成で開口部を開閉することができる。
第3の発明に係る装着型排泄装置は、受け部が、断面がほぼ円形であり、シャッターが、受け部の内周側に収納される円筒形で、かつ、外周の一部が開口部の幅とほぼ同じ幅だけ切り欠かれた円筒部材からなることを特徴とする。
使用者が排泄を行うときは、円筒部材の切り欠き部分が開口部に位置するように配置させて、使用者の排泄物を受け部に受ける。そして、受け部に溜まった排泄物を吸引するときは、円筒部材を回転させて開口部を塞ぐ。このように、本発明によれば、簡易な構成で開口部を開閉することができる。
第4の発明に係る装着型排泄装置は、受け部に洗浄水を給水する給水パイプを更に備え、受け部は、シャッターを収納する収納部を有し、給水パイプは収納部にも給水可能であり、シャッターは、給水パイプからの給水により開閉することを特徴とする。
この構成により、簡易な構成で、開口部を開閉可能に覆うことができる。また、受け部に給水される洗浄水の水圧を動力源としてシャッターを開閉させることもできるので、この場合、シャッターを開閉させるための動力源を別途設ける必要がなく、装着型排泄装置の小型化を図ることができる。
なお、前記洗浄水に、抗菌剤を含むとよい。この構成により、装着型排泄装置内部を清潔に保つことができる。
第5の発明に係る装着型排泄装置は、開口部を部分的に塞ぐことによって、開口部を開放部と閉鎖部に分割する仕切板と、この仕切板により形成された開放部とほぼ同じ大きさで、かつ、開放部と同じ数の羽根を有するインペラとにより構成されることを特徴とする。
使用者が排泄を行うときは、インペラの羽根を閉鎖部と重なるように配置させて、開口部の開放部を開放状態にする。この状態で使用者が排泄を行うと、排泄物は開放部から受け部に落ち始める。このとき、インペラを回転させると、排泄物は仕切板とインペラの羽根とにより細かく破砕された状態で受け部に落下する。そして、インペラの羽根を開放部と重なるように配置させて開放部を閉鎖し、開口部を塞いだ状態で、受け部に溜まった排泄物を吸引する。このように、本発明によれば、仕切板とインペラとを、開口部を開閉するシャッターとして機能させるだけでなく、簡易な構成で、排泄物を破砕する破砕装置としても機能させることができる。
第6の発明に係る装着型排泄装置は、受け部は断面がほぼ円形であり、シャッターは、受け部の内周側に収納され、少なくとも開口部の幅を有する複数の外筒部材を、ほぼ円筒形をなすように間隔を開けて配置した回転部材からなることを特徴とする。
使用者が排泄を行うときは、2つの外筒部材の間にある空間部分が開口部と重なるように配置することで、開口部を開放状態にする。この状態で使用者が排泄を行うと、排泄物は開口部から受け部に落ち始める。このとき、回転部材を回転させると、排泄物は開口部の外縁と外筒部材とにより細かく破砕された状態で受け部に落下する。そして、外筒部材を開口部と重なるように配置させて開口部を塞ぎ、この状態で、受け部に溜まった排泄物を吸引する。このように、本発明によれば、回転部材を、開口部を開閉するシャッターとして機能させるだけでなく、簡易な構成で、排泄物を破砕する破砕装置としても機能させることができる。
第7の発明に係る装着型排泄装置は、受け部に空気を供給する送風パイプを更に備えることを特徴とする。
この構成により、使用者の臀部や陰部を適度に乾燥させることができ、装着型排泄装置の装着による蒸れなどの不快感を低減できる。
なお、受け部は抗菌処理が施されている方が望ましい。
この構成により、受け部の衛生状態を高めることができる。
第8の発明に係る装着型排泄装置は、受け部が、導光管と導光管を照射する光源を更に備え、受け部内部は、光触媒処理が施されていることを特徴とする。
この構成により、光源により導光管を点灯させて受け部内部を照射することで、受け部内部に施された光触媒作用により、受け部内部の衛生状態を高めることができる。
また、前記装着型排泄装置の装着部には、人体の足を抜き差し可能な口を更に供えるとよい。この構成により、使用者は容易に装着型排泄装置を装着できる。
第9の発明に係る装着型排泄装置は、装着部の外部に、エアーマットを更に備えることを特徴とする。この構成により、装着型排泄装置を装着した使用者が、寝たきりの場合でも、その姿勢を適切に維持することができる。
第10の発明に係る装着型排泄装置は、吸引パイプへ吸引圧力を印加する吸引部を更に備えることを特徴とする。この構成により、排泄物の吸引が容易となる。
本発明によれば、病人や高齢者のように単独での排泄行為が困難な者にとっても、寝たままで排泄を行うことができる。更に、排泄された排泄物が、装着型排泄装置から確実に排出される。
また、受け部に溜まった排泄物が吸引される場合には、シャッターが、排泄物の吸引時に開口部を覆うので、吸引圧力が使用者の陰部などに及ぶことがなく、痛みや不快感を感じることがない。このため、使用者にとっての排泄行為が楽なものになる。このため、介護負担が低減し、使用者の自立支援にも役立つ。
また、排泄物が受け部に溜まっている間には、受け部のシャッターが閉じているので、におい漏れもなく、使用者や周囲の人にとって、不快感が少ない。
更に、排泄物の吸引時に受け部のシャッターが閉じていることで、排泄物の飛散なども生じにくく、装着型排泄装置内部が清潔に保たれる。結果として、装着型排泄装置の取替え期間が長くなり、使用コストも低減できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
まず、図1〜図5を用いて、装着型排泄装置の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における装着型排泄装置の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1における装着型排泄装置の側面図である。
装着型排泄装置1は、まず、人体の股部に装着可能な装着部2を備える。
装着部2は、開口3と開口5を有しており、開口3は装着時に人体の腰を通し、開口5は、装着時に人体の足を通す。バンド4は、装着時に人体と装着部2を固定する。すなわち、使用者は、開口5から足を通してパンツを穿くように装着型排泄装置1を装着する。
装着部2は、人体が触れても炎症やアレルギー反応が起きない安全な素材でできており、防水性と通気性を有した生地でできている。また、におい漏れを防止するために、外側をナイロンやビニールなどの素材で覆うことも好適である。また、股部へフィットした装着になるように、開口3や開口5は、ギャザー形状であることも好適であり、装着部2の人体に触れる部分は柔らかく、外側は硬質な素材で形成されることも好適である。装着型排泄装置1が人体に装着されると、装着部2は人体に適切にフィットする。
装着部2内部には、排泄物を受ける受け部9が備えられている。受け部9は、装着部2の底部に備えられている。また、装着部2は、開口部10(図5、参照。)を有しており、装着型排泄装置1が人体に装着された場合に、開口部10が人体の局部(排泄器官の位置)に対向する位置となるように、受け部9は装着部2内部に備えられる。受け部9は、この開口部10を介して、排泄物を受け、受け部9内部に排泄物を溜める。排泄物を溜めやすいように、受け部9は、皿のような凹形状を含んでいることも好適である。更に、受け部9内部は、抗菌処理されていることも好適である。
また、受け部9に送風パイプが接続され、受け部9内部に空気が送風されることも、衛生面から好適である。また、送風パイプによる送風で、陰部を乾燥させることもできる。
また、受け部9には導光管と、導光管に光を照射する光源を備えていても良い。受け部9内部に光触媒処理が施されていると、導光管を通じた紫外線などの光により、抗菌効果や殺菌効果が得られる。受け部9は、排泄物が直接触れるので、このような衛生効果を高める処理がなされていることが好ましい。
更に、受け部9の開口部10を覆う、シャッター11が備えられている。シャッター11は、開閉可能となっており、開口部10を覆うように閉まることも、開口部10を開放するように開くことも可能である。
吸引パイプ6は、受け部9につながっており、受け部9に溜まった排泄物を吸引して、排泄物を装着型排泄装置1の外部に排出する。吸引パイプ6は、受け部9につながった上で、装着型排泄装置1の先端(人体装着時の陰部付近)から、外部に突出し、吸引装置12に接続される。吸引装置12は、吸引パイプ6に吸引圧力を印加する。吸引装置12は、ポンプ機能やバキューム機能を有することで、吸引圧力を印加する。
給水パイプ7は、受け部9内部やシャッター11の開閉機構に給水する。受け部9に給水されることで、受け部9に溜まっている排泄物が柔らかくなって、吸引パイプ6より排泄されやすくなり、また、受け部9の洗浄もできる。このため、給水パイプ7より給水される水は、洗浄成分を含んでいることも、洗浄効果の面から好適である。
排水パイプ8は、給水パイプ7から給水された水のうち、シャッター11の開閉機構に利用された水を排水する。なお、受け部9に給水された水は、排泄物と共に、吸引パイプ6を通じて、吸引装置12に排水される。
装着型排泄装置1は、図1、図2に示されるように一体型で形成されても良いが、図3に示されるように、分離型で形成されてもよい。
図3は、本発明の実施の形態1における装着型排泄装置の斜視図である。図3に示される装着型排泄装置1では、装着部2と機能部13とが分離可能になっている。機能部13は、装着型排泄装置1の中で、排泄物を受ける受け部9や吸引パイプ6を含む部分である。これに対して装着部2は、装着型排泄装置1を人体に取り付けるための部分である。すなわち、機能部13は、実際に人体からの排泄物を受けて、この排泄物を排出処理する機能を有しているが、装着部2は、人体への取り付けの機能を有している。
このため、装着型排泄装置1においては、主に、機能部13が排泄物による汚れを受け、装着部2は、排泄物による汚れを受けにくい。図3に示されるような分離型であれば、汚れやすい機能部13のみを交換できるので、装着型排泄装置1の使用コストが低減できる。
また、装着部2は人体への装着機能を有しているので、柔らかく肌触りのよい素材で構成されていることが好ましく、機能部13は、排泄機能を有しているので、装着部2よりも強度の高い素材で構成されていることが好ましい。なお、機能部13と装着部2は、ボタンやジッパーなどで接続されればよい。
機能部13の分離のみならず、吸引パイプ6や給水パイプ7、排水パイプ8も個々に分離可能であってもよい。汚れの激しい部材から適宜変更可能となり、装着型排泄装置1の使用コストが更に低減するからである。
図4は、分離された機能部13を示している。図4は、本発明の実施の形態1における機能部の斜視図である。装着型排泄装置1は、装着部2と交換用の機能部13のセットで販売されることも好適である。
なお、図1、図2に示される様に、一体型で形成されている場合には、使用者が激しく動いたり寝返りをうったりしても、排泄機能を有する機能部13が外れることが無いので、衛生状態の維持に効果的である。また、装着型排泄装置1全体が取り替えられるので、安価な材料を使用でき、普及品として活用できる。
次に、装着型排泄装置1の使用について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1における装着型排泄装置の使用状態を説明する説明図である。装着型排泄装置1は、人体15の股部に装着されている。バンド4により、装着型排泄装置1が人体15に固定されている。装着型排泄装置1は、股部に装着されているので、人体15の足16が突き出ている。
人体15に装着されると、排泄器官である陰部に対向するように、受け部9が位置する。受け部9の上面であって、陰部に対向する平面は開口部10があり、シャッター11は、この開口部10を開閉できる。図5においては、シャッター11が閉じた状態が示されている。受け部9の先端には、吸引パイプ6が接続されている。
人体に装着されている場合、通常は、シャッター11は開いた状態である。使用者は、排泄時において、排泄物を受け部9に排泄する。シャッター11が開いているので、排泄物は、受け部9に溜まる。更に、必要に応じて噴射ノズル14から洗浄水が陰部に噴射され、排泄後の陰部を清潔にする。噴射ノズル14には、給水パイプ7より洗浄水が給水される。陰部を洗浄した洗浄水は、排泄物と共に受け部9に溜まる。なお、このとき洗浄水が受け部9に溜まりやすいように、装着型排泄装置1の内側は、適当なカーブを有していることが好ましい。また、洗浄水は、抗菌剤を含んでいることも衛生面から好適である。
排泄が終了すると、シャッター11は閉じ、受け部9と人体15の陰部は、閉じたシャッター11により隔離される。
シャッター11が閉じると、吸引パイプ6に、吸引部として機能する吸引装置12(図5には図示せず)から吸引圧力が印加される。受け部9に溜まっている排泄物は洗浄水と共に、この吸引圧力により吸引され、吸引パイプ6を通じて排出される。このとき、給水パイプ7から給水され、噴射ノズル14から噴射された洗浄水により排泄物が柔らかくされているので、吸引が容易である。あるいは、噴射ノズル14が設けられていない場合でも、給水パイプ7から受け部9に給水されることで、同様に排泄物が柔らかくされて、吸引が容易となる。
このように、通常ではシャッター11が開いており、受け部9が開放されていることで、排泄物が受け部9に溜まる。受け部9に溜まった排泄物が吸引パイプ6から吸引される時にはシャッター11が閉じているので、吸引パイプ6から受け部9に加わる吸引圧力が、人体15の陰部などに及ばない。このため、従来の装着型排泄装置のように、排泄物の吸引時に加わる圧力による不快感や痛みなどが生じず、使用者が快適に排泄行為を行うことができる。
従来、排泄の度に感じていた痛みや不快感が生じないため、使用者は排泄行為を忌避することが少なくなり、便秘や排泄不良なども減少する。なお、吸引パイプ6から排泄物が吸引される場合に、受け部9の気圧低下を防止するために、装着型排泄装置1に、受け部9につながる弁付きの空気入れが設けられても良い。例えば、吸引パイプ6に対応する送風パイプが設けられ、吸引パイプ6による吸引時には、この送風パイプから受け部9に対して空気が供給される。この弁付きの空気入れにより、排泄物を吸引する際に、受け部9内の気圧が低下して排泄物が円滑に吸引されなくなることを防ぐことができる。この弁付きの空気入れは、人体15の陰部からできるだけ離れた部分に設けられている方が望ましい。また、弁付きの空気入れを設ける代わりに、装着部2または機能部13を通気性のよい素材で形成し、これらを通して外気が吸引される構成としてもよい。
以上のように、本発明の装着型排泄装置1によれば、自立的な排泄行為が困難な使用者が、不快感や痛みを感じることなく、他人の介護なしに排泄行為を行うことができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、受け部9の形状やシャッター11の開閉機構の種々のバリエーションについて説明する。受け部9の形状や、シャッター11の開閉機構は、種々の形態が適宜選択される。
図6、図7、図8、図9、図10は、本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図である。
まず、図6を用いて説明する。装着型排泄装置1は、人体に装着されており、臀部20を密着して装着される。臀部20に装着されるので、受け部9が、排泄器官である陰部に対向して位置する。図6に示される受け部9は、楕円に近い断面形状を有している。受け部9の断面が、楕円形状であることで、臀部20の下方への出っ張り量が少なくて済み、使用者が寝ている体勢であっても、体の浮きが少なく、装着による違和感が少ない。また、楕円形状であることで、受け部9の容量に対して開口部10の面積を広く取ることができ、受け部9は、排泄物を受けやすい。
シャッター11は、開口部10を開閉可能にする。シャッター11は、スライド開き式の2枚の部材17から構成されており、開く場合には、収納部18に部材17が収納される。収納部18には、給水パイプ7が接続されており、収納部18に給水されると、この水圧で部材17は開口部10に向かってスライドし、シャッター11が開口部10を閉じる。逆に、収納部18から排水されると、収納部18の水圧がなくなり、部材17はそれぞれ収納部18に収納され、シャッター11は開口部10を開放する。
このように、2枚の部材17を用いたシャッター11が、給水パイプ7を通じた給水と排水で開閉することで、簡易な構成の開閉機構が実現される。給水パイプ7は、受け部9や噴射ノズル14への給水も兼ねることができるので、少ない構成要件で開閉機構が実現される。
また、受け部9と開閉機構は図7に示されるようなものでも良い。図7における受け部9の断面形状は、円形である。円形である場合には、臀部20の下方への出っ張り量が大きくなるが、シャッター11を形成する部材17を、受け部9の外縁に沿って収納することができるため、受け部9の製造が容易となる。
また、図7におけるシャッター11の開閉機構は、プーリー19により実現される。プーリー19は、部材17を受け部9の外縁に沿ってスライドさせる。受け部9の外縁には、部材17を収納する収納部18が設けられ、プーリー19の回転により収納部18に収納されている部材17が、収納部18から引き出される。引き出された部材17は、開口部10を覆い、シャッター11が開口部10を閉じる。
プーリー19が逆回転すれば、引き出された部材17は収納部18に向かってスライドされ、部材17は収納部18に収納される。部材17が収納部18に収納されると、シャッター11は、開口部10を開放する。
なお、給水パイプ7は、噴射ノズル14に給水する。
次に、図8を用いて説明する。図8に示される受け部9は、丸みをもった方形の断面形状を有している。図6に示される楕円形状より、さらに上下方向につぶれた形状であり、開口部10が広くなる上、臀部20の下方の出っ張り量が少なくなるので、装着時の違和感が少ない。
シャッター11は、2枚の部材17から構成されており、部材17のそれぞれは、収納部18に収納される。収納部18は、受け部9の外縁ではなく、装着型排泄装置1内部に設けられている。
部材17は図7の場合と同じく、プーリー19によりスライド動作を行う。プーリー19は、その回転面が部材17と接しており、プーリー19の回転が、部材17に伝達されて部材17がスライド動作を行う。プーリー19が一方向に回転すると、この回転力が伝達されて、部材17は収納部18から引き出される。部材17は、開口部10の左右から引き出されるので、2枚の部材17の先端同士が接すると、開口部10が閉じられる。すなわちシャッター11は、受け部9を閉じる。
プーリー19が前述とは逆の方向に回転すると、回転力が部材17に伝達されて、引き出されていた部材17が収納部18に向かってスライドする。2枚の部材17は、それぞれ収納部18に収納されて、開口部10は開放される。
図8に示されるようなシャッター11の開閉機構であれば、受け部9を平たい方形形状にした上で、シャッター11による開閉が実現されるので、使い勝手の良い装着型排泄装置1が実現される。
また、図9に示されるように、プーリー19ではなくモータ21を用いて、部材17をスライドさせて、シャッター11の開閉を実現してもよい。
また、図9に示されるようにシャッター11は、臀部20の曲線に沿った円弧状に開閉しても良いが、図10に示されるように、逆の円弧状に開閉してもよい。図10に示されるシャッター11であれば、受け部9の容量が大きくなり、受け部9が、排泄物を溜めやすくなる。
また、シャッター11を、図11に示されるような構成としてもよい。図11に示すように、シャッター11は、仕切板61と、インペラ64とにより構成される。図11(a)に示すように、仕切板61とインペラ64とは、受け部9内に設けられており、人体15の陰部がインペラ64に直接触れることを防止している。仕切板61は、開口部10を部分的に塞ぐことによって、開口部10を開放部62(図13参照)と閉鎖部63(図13参照)に分割するものである。また、インペラ64は、仕切板61により形成された開放部62とほぼ同じ大きさで、かつ、開放部62と同じ数の羽根65を有している。
図11に示すように、仕切板61は、平面視円形の開口部10とほぼ同じ大きさの外形をなし、開口部10に着脱自在に嵌め合わせることができるものである。仕切板61には、同じ大きさの扇形の開口611が等間隔に設けられている。
インペラ64は、仕切板61の上方に、また、仕切板61の中心と同軸に着脱自在に取り付けられ、給水パイプ7から供給される水による水圧や、送風パイプ(図示せず)から送られる空気圧、モータ(図示せず)などの動力により回転することが可能となっている。インペラ64の羽根65は、仕切板61の開口611を塞ぐことができる大きさに形成されており、等間隔に配置されている。また、図11(a)に示すように、羽根65は、全体的にそれぞれ10度程度傾いた状態で取り付けられている。
使用者が排泄を行うときは、図13(a)に示すように、開口部10を平面視して、羽根65が、開口611に重ならないように配置する。これにより、開放部62が開放状態となり、使用者の排泄物は、この開放部62から受け部9へと落下することとなる。使用者が排泄を行った際には、図示しない動力源によりインペラ64を回転させると、羽根65と仕切板61の開口611の縁部とにより排泄物を細かく破砕することができる。また、羽根65がそれぞれ10度程度傾いていることにより、排泄物をさらに効率よく破砕することができる。
受け部9に溜まった破砕された排泄物を吸引するときは、図13(b)に示すように、インペラ64の羽根65が、仕切板61の開口611に重なるように配置する。これにより、開放部62は羽根65により閉鎖され、開口部10はすべて塞がれた状態となる。この状態で、吸引装置12により吸引圧力を印加して吸引を行うことにより、使用者には、吸引圧力が及ばないので、使用者に不快感を与えることがない。また、排泄物はすでに、インペラ64により細かく破砕されているので、受け部9に溜まった排泄物をすばやく、かつ、確実に吸引することができる。
なお、図11および図12に示すシャッター11においては、4つの開口611を有する仕切板61と4枚の羽根65で形成されたインペラ64とを用いたが、開口や羽根の枚数は上記実施の形態に限るものではない。
また、仕切板61とインペラ64の形状は、図12に示すようなものであってもよい。図12に示すように、仕切板66およびインペラ67の羽根68は、下方に湾曲した花びらを模した形状に形成されており、開口部10から受け部9の奥側へ下がった位置に取り付けられている。羽根68が下方に湾曲した花びらを模した形状であることにより、羽根68が排泄物を保持しやすくなり、インペラ67が回転しても、破砕された排泄物が開口部10から飛び出したりすることを防ぐことができるので、使用者の陰部付近を清潔に保つことができる。また、仕切板66およびインペラ67が開口部10から受け部9の奥側へ下がった位置に取り付けられていることにより、使用者の陰部にインペラ67が当たってしまうことを防ぐこともできる。なお、この場合、仕切板66を、インペラ67側へ付勢する付勢手段(図示せず)を介して受け部9内に取り付ける方が望ましい。これにより、仕切板66とインペラ67との密着性を高めることができ、吸引時の使用者に対する不快感や臭い漏れ等を防ぐことができる。
また、シャッター11を、図14,15に示されるような構成としてもよい。図14,15に示すように、シャッター11は、受け部9の内周側に収納されるソケット70と、このソケット70に収納され、少なくとも開口部10の幅(図14中T)を有する複数の外筒部材72を、ほぼ円筒形をなすように間隔を開けて配置した回転部材71とにより構成される。
ソケット70は開口部10と同じ幅Tだけ外筒の一部が切り欠かれており、この切り欠かれた部分が開口部10に臨むように配置されている。また、受け部9に収納した際に、受け部9に接続されている吸引パイプ6の一端と連結するように、排出用の開口701が形成されている。
回転部材71は、2つの外筒部材72を連結部材73により間隔を開けた状態で連結した回転体であり、ソケット70の内側に抜き差し自在に挿入される。連結部材73はバネなどの付勢部材により構成されており、この付勢部材によって、外筒部材72は常に半径方向外側に向かって付勢された状態となっている。この回転部材71は、給水パイプ7から供給される水による水圧や、送風パイプ(図示せず)から送られる空気圧、モータ(図示せず)などの動力によりソケット70の内周に沿って回転することが可能となっている。
使用者が排泄を行うときは、外筒部材72が、開口部10に重ならないように配置する。これにより、開口部10は開放状態となっているので、使用者の排泄物は、開口部10からソケット70を介して受け部9へと落下することとなる。使用者が排泄を行った際には、図示しない動力源により回転部材71を回転させると、外筒部材72とソケット70の開口部10に臨む縁部702とにより排泄物を細かく破砕することができる。
ここで、回転部材71の外筒部材72は、連結部材73の付勢部材によりソケット70に向かって付勢されていることから、回転部材71とソケット70との間に余分な隙間を作ることがないので、回転部材71とソケット70との間に排泄物が溜まって回転部材71の回転が不良となることを防ぐことができる。
受け部9に溜まった破砕された排泄物を吸引するときは、外筒部材72が、開口部10を塞ぐように回転させる。この状態で、吸引装置12により吸引圧力を印加して吸引を行うことにより、使用者には、吸引圧力が及ばないので、使用者に不快感を与えることがない。また、排泄物はすでに、回転部材71により細かく破砕されているので、受け部9に溜まった排泄物をすばやく、かつ、確実に吸引することができる。
なお、図14,15に示すシャッター11においては、2つの外筒部材72を連結した回転部材71を用いたが、外筒部材72の数は上記実施の形態に限るものではない。開口部10を塞ぐことができ、かつ、開口部10を開放することが可能な程度に間隔を開けて連結できれば、3つ以上の外筒部材を連結した回転部材を用いてもよい。
また、図14,15に示すシャッター11においては、回転部材71が同一方向へ回転することによりシャッター11の開閉機構を実現できるので、図6〜図10に示すシャッター11の機構のように、シャッター11を開閉させるためのプーリー19やモータ21を2つ設ける必要がなく、より簡易な構成でシャッター11の機構を実現することができる。
このように、仕切板61とインペラ64により構成されるシャッター11の機構、また、回転部材71により構成されるシャッター11の機構によれば、簡易な構成で、開口部10を開閉するシャッター11と排泄物を破砕する破砕装置との2つの機能を持たせることができる。また、このような排泄物を破砕することが可能なシャッター11の機構を備えることにより、吸引装置12による排泄物の吸引も容易となることから、吸引装置12を小さい動力で動かすことができ、吸引装置12の小型化、また、吸引装置12を動作させるための電力コストの削減を図ることもできる。
なお、図6から図10および図14に示されるように、臀部20と装着型排泄装置1との間に、緩衝材30が設けられてもよい。緩衝材30は、臀部20への圧迫感を和らげると共に、シャッター11および受け部9と臀部20(および陰部)との距離を拡張する。このため、排泄物が臀部20に付いたりすることを防止でき、排泄物の吸引時の不快感を、更に低減できる。
以上のように、図6から図15を用いて説明したシャッター11の開閉機構により、受け部9の開口部10に対する開閉が容易かつ確実に実現できる。このシャッター11の開閉により、通常時は、シャッター11が開放されており、受け部9に排泄物が溜まる。排泄物の吸引時には、シャッター11が閉じるので、吸引による不快感や痛みを使用者は感じないで済む。
また、受け部9に排泄物が溜まり、溜まった排泄物が吸引パイプ6を通じて排出されることで、装着型排泄装置1内部が清潔に保たれる。特に、吸引時には、シャッター11が閉じているため、排泄物が受け部9の外部に飛散することも無い。また、排泄物が受け部9に溜まっている時には、シャッター11が閉まるため、匂いの漏れも少なく、使用者や周囲の人への不快感も低減する。なお、シャッター11は、2枚の部材から構成されても、1枚の部材から構成されても良い。また、受け部9の断面が円形である場合には、この円形の外周に沿った収納部18にシャッター11が収納されても良い。また、受け部9の断面が楕円形や方形の場合でも、これらの外周に沿った収納部18に、シャッター11が収納されてもよい。受け部9の形状は種々の形状が選択される。また、シャッター11の形状や収納の方式も、種々の形状や方式が選択されればよい。
なお、シャッター11の開閉は、使用者がスイッチなどを操作することにより行われても良く、受け部9にセンサーが設けられており、このセンサーにより排泄物が溜まったことが感知されれば、自動で開閉動作が行われても良い。なお、排泄物が溜まったことを感知するセンサーは、匂いセンサーや赤外線センサーなどで実現される。
装着型排泄装置1は、図16に示されるように、その外部にエアーマット40を備えても良い。図16は、本発明の実施の形態2における装着型排泄装置の斜視図である。
エアーマット40は、装着部2の外部に設けられた羽の形状を模した部材であり、空気の送り込みにより膨らむ。人体の股部に装着した場合に、エアーマット40は、ちょうど腰を支える位置に設けられる。装着型排泄装置1の使用者は、寝たきりの病人など、自立動作が困難な者である場合が多く、寝たきりの姿勢を維持するのが困難である。このため、エアーマット40が設けられている場合には、エアーマット40は、寝たきりの使用者の腰を支え、適当な仰向けの姿勢の維持を補助する。
このため、使用者の排泄行為はますます楽になり、痛みや不快感を伴わない排泄行為とあいまって、介護負担を低減させる。また、使用者の排泄行為を容易にすることで、使用者の自立支援にも役立つ。
図17は、本発明の実施の形態2における装着型排泄装置の装着状態を示す説明図である。図17に示されるように、使用者50は、装着型排泄装置1を股部に装着する。装着された装着型排泄装置1は、吸引パイプ6を通じて、吸引装置12に接続されている。吸引パイプ6は、給水パイプ7などと一緒に束ねられてもよい。
吸引装置12は、吸引パイプ6に対して吸引圧力を印加すると共に、タンクを有しており、吸引した排泄物を溜める。
使用者50は、装着型排泄装置1を装着し、受け部9に排泄する。受け部9に排泄物が溜まったら、シャッター11が閉じて、排泄物が吸引パイプ6から吸引される。吸引時には、シャッター11が閉じているので、吸引圧力が陰部などに及ぶことがなく、使用者50は不快感や痛みを感じることもない。
本発明は、例えば、単独での排泄行為が困難な使用者にとっての装着型排泄装置として好適に用いることができる。
本発明の実施の形態1における装着型排泄装置の斜視図 本発明の実施の形態1における装着型排泄装置の側面図 本発明の実施の形態1における装着型排泄装置の斜視図 本発明の実施の形態1における機能部の斜視図 本発明の実施の形態1における装着型排泄装置の使用状態を説明する説明図 本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図 本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図 本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図 本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図 本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図 (a)は本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図であり、(b)は(a)のシャッター機構部分の分解斜視図 (a)は本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図であり、(b)は(a)のシャッター機構部分の分解斜視図 本発明の実施の形態2におけるシャッターの開閉状態を示す概略平面図 本発明の実施の形態2における受け部と周辺部分の断面図 本発明の実施の形態2におけるシャッターの斜視図 本発明の実施の形態2における装着型排泄装置の斜視図 本発明の実施の形態2における装着型排泄装置の装着状態を示す説明図
符号の説明
1 装着型排泄装置
2 装着部
4 バンド
6 吸引パイプ
7 給水パイプ
8 排水パイプ
9 受け部
10 開口部
11 シャッター
12 吸引装置
13 機能部
14 噴射ノズル
15 人体
16 足
17 部材
18 収納部
19 プーリー
20 臀部
21 モータ
30 緩衝材
40 エアーマット
50 使用者
61,66 仕切板
611 開口
62 開放部
63 閉鎖部
64 インペラ
65 羽根
70 ソケット
701 開口
702 縁部
71 回転部材
72 外筒部材
73 連結部材
T 開口部の幅

Claims (10)

  1. 人体の股部に装着可能な装着部と、
    前記装着部の内部に取り付けられ、かつ人体の陰部に臨む開口部を有し、前記開口部を介して排泄物を受ける受け部と、
    前記開口部を開閉可能に覆うシャッターと、
    前記受け部に接続され前記受け部の排泄物を吸引する吸引パイプと
    を備え
    前記シャッターは、前記排泄物の吸引時に前記開口部を覆い、通常時には前記開口部を開放するものである装着型排泄装置。
  2. 前記シャッターは、スライド開き式のものである請求項1記載の装着型排泄装置。
  3. 前記受け部は、断面がほぼ円形であり、
    前記シャッターは、前記受け部の内周側に収納される円筒形で、かつ、外周の一部が前記開口部の幅とほぼ同じ幅だけ切り欠かれた円筒部材からなるものである請求項1記載の装着型排泄装置。
  4. 前記受け部に洗浄水を給水する給水パイプを更に備え、
    前記受け部は、前記シャッターを収納する収納部を有し、前記給水パイプは前記収納部にも給水可能であり、前記シャッターは、前記給水パイプから前記収納部への給水の水圧により前記開口部へ向かってスライドし、前記収納部からの排水により前記収納部の水圧がなくなると前記収納部に収容されることにより、前記開口部を開閉する請求項1から3のいずれかに記載の装着型排泄装置。
  5. 前記シャッターは、前記開口部を部分的に塞ぐことによって、前記開口部を開放部と閉鎖部に分割する仕切板と、当該仕切板により形成された開放部とほぼ同じ大きさで、かつ、前記開放部と同じ数の羽根を有するインペラとにより構成されるものである請求項1記載の装着型排泄装置。
  6. 前記受け部は断面がほぼ円形であり、
    前記シャッターは、前記受け部の内周側に収納され、少なくとも前記開口部の幅を有する複数の外筒部材を、ほぼ円筒形をなすように間隔を開けて配置した回転部材からなるものである請求項1記載の装着型排泄装置。
  7. 前記受け部に空気を供給する送風パイプを更に備える請求項1から6のいずれかに記載の装着型排泄装置。
  8. 前記受け部は導光管と前記導光管を照射する光源を更に備え、前記受け部内部は、光触媒処理が施されている請求項1から7のいずれかに記載の装着型排泄装置。
  9. 前記装着部の外部に、エアーマットを更に備える請求項1から8のいずれかに記載の装着型排泄装置。
  10. 前記吸引パイプへ吸引圧力を印加する吸引部を更に備える請求項1から9のいずれかに記載の装着型排泄装置。
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