JP4508432B2 - ガスタービンの冷却構造 - Google Patents

ガスタービンの冷却構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4508432B2
JP4508432B2 JP2001001951A JP2001001951A JP4508432B2 JP 4508432 B2 JP4508432 B2 JP 4508432B2 JP 2001001951 A JP2001001951 A JP 2001001951A JP 2001001951 A JP2001001951 A JP 2001001951A JP 4508432 B2 JP4508432 B2 JP 4508432B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine
blade
gas
pressure side
high temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001001951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002201905A (ja
Inventor
俊介 鳥井
淳 久保田
康意 富田
寛行 青木
正光 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18870526&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP4508432(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001001951A priority Critical patent/JP4508432B2/ja
Priority to EP01127938A priority patent/EP1221536B1/en
Priority to DE60112030T priority patent/DE60112030T2/de
Priority to US09/998,668 priority patent/US6616405B2/en
Priority to CA002366726A priority patent/CA2366726C/en
Publication of JP2002201905A publication Critical patent/JP2002201905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508432B2 publication Critical patent/JP4508432B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/08Cooling; Heating; Heat-insulation
    • F01D25/12Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/18Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
    • F01D5/186Film cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2240/00Components
    • F05D2240/80Platforms for stationary or moving blades
    • F05D2240/81Cooled platforms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S415/00Rotary kinetic fluid motors or pumps
    • Y10S415/914Device to control boundary layer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスタービンの冷却構造に関し、詳細には、タービン動翼のプラットフォーム等高温部材に対するフイルム冷却構造を改良したガスタービンの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
発電機等に用いられるガスタービンの熱効率を向上させるためには、タービン入口における作動高温ガスの温度を高くすることが効果的である一方、タービン動翼やタービン静翼を始めとする、高温ガスに晒されるタービンの部材(以下、高温部材という)の耐熱性能は、その材料の物理的特性によって規定されるため、単純にタービン入口温度を高めることはできない。
【0003】
そこで、上述したタービンの高温部材を冷却空気等の冷却媒体によって冷却しつつ、タービン入口温度を高温化することによって、高温部材の耐熱性能の範囲内で熱効率を高めることが行われている。
【0004】
このような高温部材の冷却方法としては、高温部材の内部に冷却空気を流し、高温部材から冷却空気への熱伝達によって、高温部材の表面温度を高温ガスの温度より低く保つ対流伝熱形や、高温部材の表面に、低温の圧縮空気膜を形成させて、高温ガスから高温部材表面への熱伝達を抑制する保護膜形、あるいは、これら二つを組み合わせた冷却形式が知られている。
【0005】
対流伝熱形には、対流冷却、吹付(衝突噴流)冷却があり、保護膜形には、膜冷却(フイルム冷却)、浸出し冷却があり、これらの中では浸出し冷却が最も効果的に高温部材を冷却することができる。しかし、浸出し冷却に用いられる多孔質材料の加工が難しく、また不均一な圧力分布のため均一な浸出しができない等の問題があり、実用化されている中では、フイルム冷却による冷却構造が、最も効果的に高温部材を冷却することができ、熱効率の高いガスタービンでは、対流冷却とフイルム冷却とを組み合わせた冷却構造が採用される場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したフイルム冷却による冷却構造は、高温部材の内側面や高温ガスに晒される表面の裏側面から、その高温ガスに晒される表面に、冷却空気を吹き出す吹出し孔を、放電加工等によって形成する必要がある。そして従来、この吹出し孔は、高温部材に沿って流れる高温ガスの一次流れの方向に向かって開口するように形成されていた。
【0007】
しかし、タービン動翼のプラットフォームとタービン静翼の内側シュラウドとの間から漏れるシール空気や、タービン動翼のチップ(半径方向先端部)側に対向して配設される周壁である分割環とタービン静翼の外側シュラウドとの間から漏れる空気等によって、あるいは、翼や分割環、プラットフォーム、シュラウド等の流路壁に衝突後の圧力差によって、高温ガスの流れは乱されて、一次流れとは異なる方向に進む複雑な二次流れとなる。
【0008】
このため、一次流れ方向に沿って吹き出された冷却空気は、二次流れによって霧散し、高温部材に対する冷却効果を十分に発揮し得ない場合が生じていた。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、フイルム冷却の冷却効果を従来よりも向上させた、ガスタービンの冷却構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、請求項1に記載のガスタービンの冷却構造は、ガスタービンの高温部材に、該高温部材の外表面に冷却媒体を吹き出して該高温部材をフイルム冷却する多数の吹出し孔を形成してなるガスタービンの冷却構造において、前記高温部材は、タービン静翼の内側シュラウド及び外側シュラウドを含み、前記吹出し孔は、前記高温部材の外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に略一致する方向に開口すると共に、前記タービン静翼のキャンバーラインに沿った高温ガスの一次流れ方向に対して、該タービン静翼の高圧側翼面から該高圧側翼面に対向する他のタービン静翼の低圧側翼面に向かう方向にずれて開口するように、形成され、前記高温部材は、タービン静翼を含み、前記タービン静翼の高圧側翼面の上部および低圧側翼面の下部における前記吹出し孔は、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼上方にずれて開口するように、かつ、前記高圧側翼面の下部および前記低圧側翼面の上部における前記吹出し孔が、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼下方にずれて開口するように、それぞれ形成されていることを特徴とする。
【0011】
この冷却構造によれば、高温部材の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、高温部材の外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に略一致する方向に吹き出されるため、この吹き出された冷却媒体は、高温ガスの二次流れによって乱されることなく、高温部材の表面に、保護層である空気膜を形成し、高温部材に対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0012】
ここで、ガスタービンの高温部材としては、具体的には例えば、タービン動翼、タービン静翼、タービン動翼のプラットフォーム、タービン静翼の内外シュラウド、タービンの燃焼器などがある。
【0013】
冷却媒体としては、冷却空気等を用いることができ、例えばこの冷却空気は、ガスタービンの圧縮機に導入された空気の一部を抽出し、この抽出された圧縮空気を冷却器により冷却して得ることができる。
【0014】
二次流れは、シール空気の漏れや、高温ガスが翼に衝突した後の流路内の圧力差等に応じて生じ、その流れ方向は、流れ解析や実機を用いた実験によって求めればよい。二次流れ方向に略一致する方向とは、二次流れ方向に対して例えば±20度の範囲内、好ましくは±10度の範囲、最も好ましくは±5度の範囲内の方向である。
【0015】
また、高温部材として、タービン動翼のプラットフォームを含むようにしてもよい。
【0016】
これは、高温ガスに晒される高温部材を具体的に示すものであり、この構造によれば、高温部材としてのタービン動翼のプラットフォームの外表面から吹き出された冷却媒体は、プラットフォーム上において、高温ガスの二次流れ方向に沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン動翼のプラットフォームに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0017】
また、タービン動翼の翼面近傍における前記吹出し孔が、該タービン動翼のキャンバーライン(camber line)に沿った高温ガスの一次流れ方向に対して、このタービン動翼の高圧側翼面から該高圧側翼面に対向する他のタービン動翼の低圧側翼面に向かう方向にずれて開口するように、形成してもよい。
【0018】
これは、タービン動翼のプラットフォームにおける冷却媒体の吹出し孔の開口方向を具体的に示すものであり、この構造によれば、プラットフォームの吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、プラットフォーム上において、タービン動翼のキャンバーラインに沿った高温ガスの一次流れ方向よりもタービン動翼の低圧側翼面に向かう二次流れに沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン動翼のプラットフォームに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0019】
「高温ガスの一次流れ方向に対して、タービン動翼の高圧側翼面からこの高圧側翼面に対向する他のタービン動翼の低圧側翼面に向かう方向にずれて開口する」とは、プラットフォーム、分割環、および隣接する二つの動翼によって周囲を囲まれた高温ガスの流路において、高温ガスの一次流れ方向は、動翼のキャンバーラインに平行な方向であるが、この流れ方向をベクトル表示したとき、ベクトルの終点が、キャンバーラインよりも、低圧側翼面を向けたタービン動翼に向かう方向、すなわち動翼の回転方向に対して後方側の動翼に向かう方向にずれたベクトルの方向に開口することを意味する。
【0020】
また、前記二次流れとして、タービン動翼前端部近傍において生じる高温ガスの馬蹄渦(horse shoe vortex)を含み、前記タービン動翼前端部近傍におけるプラットフォームの吹出し孔が、前記馬蹄渦の流れ方向に沿って開口するように、形成してもよい。
【0021】
ここでいう馬蹄渦とは、タービン静翼からタービン動翼に流れる高温ガスのうち、当該動翼の前端部に衝突し、この動翼に沿って動翼の付け根部分(プラットフォーム側)方向に回り込み、プラットフォーム上で、動翼から離れる方向に向かい、さらにその動翼の低圧側翼面方向に回り込む渦流をいうものである。
【0022】
これは、タービン動翼の前端部近傍のプラットフォームにおける冷却媒体の吹出し孔の開口方向を一層具体的に示すものであり、この構造によれば、プラットフォームの、タービン動翼の前端部近傍における吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、この前端部近傍において生じている馬蹄渦という二次流れ(馬蹄渦)の方向に沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン動翼のプラットフォームに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0023】
また、請求項に記載のガスタービンの冷却構造は、高温部材として、タービン静翼のシュラウドを含むことを特徴とする。
【0024】
これは、高温ガスに晒される高温部材を一層具体的に示すものであり、この構造によれば、高温部材としてのタービン静翼のシュラウドの吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、シュラウドの外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン静翼のシュラウドに対する所望の冷却効果を得ることができる。なお、タービン静翼のシュラウドには、外周側の外側シュラウド、内周側の内側シュラウドの双方を含む。
【0025】
また、請求項に記載のガスタービンの冷却構造は、タービン静翼の翼面近傍における前記吹出し孔が、該タービン静翼のキャンバーラインに沿った高温ガスの一次流れ方向に対して、このタービン静翼の高圧側翼面から該高圧側翼面に対向する他のタービン静翼の低圧側翼面に向かう方向にずれて開口するように、形成されていることを特徴とする。
【0026】
これは、タービン静翼のシュラウドにおける冷却媒体の吹出し孔の開口方向を一層具体的に示すものであり、この構造によれば、シュラウドの吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービン静翼のキャンバーラインに沿った高温ガスの一次流れ方向よりもタービン静翼の低圧側翼面に向かう二次流れに沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン静翼のシュラウドに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0027】
「高温ガスの一次流れ方向に対して、タービン静翼の高圧側翼面からこの高圧側翼面に対向する他のタービン静翼の低圧側翼面に向かう方向にずれて開口する」とは、内外シュラウドおよび隣接する二つの静翼によって周囲を囲まれた高温ガスの流路において、高温ガスの一次流れ方向は、静翼のキャンバーラインに平行な方向であるが、この流れ方向をベクトル表示したとき、ベクトルの終点が、キャンバーラインよりも、低圧側翼面を向けたタービン静翼に向かう方向にずれたベクトルの方向に開口することを意味する。
【0028】
また、請求項に記載のガスタービンの冷却構造は、請求項に記載のガスタービンの冷却構造において、前記二次流れは、前記タービン静翼前端部近傍において生じる高温ガスの馬蹄渦を含み、前記タービン静翼前端部近傍における前記吹出し孔が、前記タービン静翼から離れる前記馬蹄渦の流れ方向に沿って開口するように、形成されていることを特徴とする。
【0029】
ここでいう馬蹄渦とは、タービン動翼からタービン静翼に流れる高温ガスのうち、当該静翼の前端部に衝突し、この静翼に沿って静翼の付け根部分(シュラウド側)方向に回り込み、シュラウド上で、静翼から離れる方向に向かい、さらにその動翼静翼の低圧側翼面方向に回り込む渦流をいうものである。
【0030】
これは、タービン静翼の前端部近傍のシュラウドにおける冷却媒体の吹出し孔の開口方向を一層具体的に示すものであり、この構造によれば、シュラウドの、タービン静翼の前端部近傍における吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、この前端部近傍において生じている馬蹄渦という二次流れの方向に沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン静翼のシュラウドに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0031】
また、請求項に記載のガスタービンの冷却構造は、前記高温部材は、タービン静翼を含み、前記タービン静翼の高圧側翼面の上部および低圧側翼面の下部における前記吹出し孔は、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼上方にずれて開口するように、かつ、前記高圧側翼面の下部および前記低圧側翼面の上部における前記吹出し孔が、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼下方にずれて開口するように、それぞれ形成されていることを特徴とする。
【0032】
これは、高温ガスに晒される高温部材を一層具体的に示すものであり、この構造によれば、高温部材の一つとしてのタービン翼の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービン翼の外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン翼に対する所望の冷却効果を得ることができる
【0034】
また、これは、タービン翼における冷却媒体の吹出し孔の開口方向を一層具体的に示すものであり、この構造によれば、タービン翼の高圧側翼面の上部および低圧側翼面の下部の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービンの軸に平行な方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼上方にずれた方向に向かって生じている二次流れの方向に沿うため、当該部を流れる冷却媒体は、高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン翼の当該部に対する所望の冷却効果を得ることができ、かつ、タービン翼の高圧側翼面の下部および低圧側翼面の上部の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービンの軸に平行な方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼下方にずれた方向に向かって生じている二次流れの方向に沿うため、当該部を流れる冷却媒体は、高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン翼の当該部に対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0035】
また、前記吹出し孔の開口端が、前記二次流れの下流側の斜面が上流側の斜面よりも緩慢な傾斜面の扇形すり鉢状に形成されていることを特徴とする。
これは、冷却媒体の吹出し孔の開口端部の形状を一層具体的に示すものであり、この構造によれば、吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、開口端の、二次流れの上流側よりも傾斜が緩慢である下流側の斜面に沿って流れるため、高温ガスの二次流れ方向に一層沿いやすくなり、高温部材の表面への膜形成の信頼性が高く、高温部材に対する冷却効果を一層向上させることができる。
【0036】
また、請求項3に記載のガスタービンの冷却構造は、ガスタービンの高温部材に、該高温部材の外表面に冷却媒体を吹き出して該高温部材をフイルム冷却する多数の吹出し孔を形成してなるガスタービンの冷却構造において、前記高温部材は、タービン動翼を含み、前記吹出し孔は、前記高温部材の外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に略一致する方向に開口すると共に、前記タービン動翼の高圧側翼面の上部および低圧側翼面の下部における前記吹出し孔は、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼上方にずれて開口するように、かつ、前記高圧側翼面の下部および前記低圧側翼面の上部における前記吹出し孔が、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼下方にずれて開口するように、それぞれ形成されていることを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかるガスタービンの冷却構造の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態によって、この発明が限定されるものではない。
【0038】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1であるガスタービンの冷却構造を説明するための、ガスタービン10全体の部分縦断面を示す図であり、このガスタービン10は、導入された空気を圧縮する圧縮機20と、この圧縮機20によって圧縮して得られた圧縮空気に燃料を噴射して高温の燃焼ガス(高温ガス)を発生させる燃焼器30と、燃焼器30で発生した高温ガスによって回転駆動力を発生させるタービン40とからなる。また、ガスタービン10は、圧縮機20の途中から、圧縮空気の一部を抽出し、この抽出した圧縮空気を、タービン40の動翼42、静翼45、プラットフォーム43、並びに静翼45の内側シュラウド46および外側シュラウド47にそれぞれ送出する、図示しない冷却器を備えている。
【0039】
タービン40の動翼体41は、図2(a)に示すように、動翼42と、図示しないロータに結合されるプラットフォーム43とからなり、この動翼体41における高温ガスの一次流れV1の方向は、この図2(a)に示す白抜き矢印方向となる。
【0040】
図2(b)は、同図(a)におけるプラットフォーム43の外表面を含む面による断面図であり、同図(a)に示した高温ガスの一次流れV1の方向は詳しくは、動翼42のキャンバーラインCに略平行な方向である。
【0041】
ここで、プラットフォーム43には、高温ガスから保護するため、フイルム冷却用の吹出し孔が形成されているが、このフイルム冷却用の吹出し孔は、従来は、この一次流れV1の方向、すなわちキャンバーラインCに平行な方向に沿って、プラットフォーム43の裏側面(内側面)43bから、この高温ガスが流れる外表面43a側に、傾斜して貫通するように形成されていた。
【0042】
このように、吹出し孔を、高温ガスの一次流れV1の方向に開口させることによって、吹出し孔から、プラットフォーム43の外表面43aに吹き出された冷却空気は、高温ガスの流れ方向(一次流れ方向V1)に沿って流れるため、冷却空気は、高温ガスの流れによって、その流れ方向が乱されることがなく、プラットフォーム43の外表面43aが、高温ガスによる焼損から保護されている、と考えられていた。
【0043】
しかし、この実施の形態1であるガスタービン10においては、吹出し孔は、高温ガスの二次流れV2の方向に沿って、プラットフォーム43の内側面43bから外表面43aに向けて形成されている。具体的には、一次流れV1の方向すなわちキャンバーラインCに平行な方向に対して、動翼43の高圧側翼面42aから高圧側翼面42aに対向する隣の動翼42の低圧側翼面42bに向かう方向にずれて開口するように、プラットフォーム43の内側面43bから外表面43aに向けて形成されている。
【0044】
以下、高温ガスの二次流れの発生メカニズムについて、本願発明者らの研究結果に基づいて説明する。
【0045】
まず、プラットフォーム43上においては、高温ガスの上流側の静翼の内側シュラウド44との隙間から、シールエア(パージエア)V3が漏れるが、このシールエアV3の、矢印R方向に回転する動翼体41に対する相対的な流れ方向は、図2(b)に示すように、、キャンバーラインCよりも、動翼42の高圧側翼面42aから高圧側翼面42aに対向する隣の動翼42の低圧側翼面42bに向かう方向にずれた方向である。そして、このシールエアV3の流れによって、高温ガスの一次流れV1の流れ方向が変化し、この変化した後の流れが二次流れV2となる。
【0046】
さらに、二次流れV2は、シールエアV3によってのみ生じるものではない。すなわち、図2(b)のA−A線断面である図3(a)において、動翼体41に流れ込んだ高温ガスは、動翼42の高圧側翼面42aに衝突し、この衝突した高温ガスは、高圧側翼面42aに沿って、動翼42のチップ側(外側)に配置された分割環48に向かう流れと、プラットフォーム43側に向かう流れを生じる。
【0047】
分割環48に向かう流れは、動翼42の外側端と分割環48との間隙から、この動翼42の低圧側翼面42bに流れる。一方、プラットフォーム43側に向かう流れは、プラットフォーム43上を、動翼42の高圧側翼面42aから、この高圧側翼面42aに対向する隣の動翼42の低圧側翼面42bに向かって流れ、その隣の動翼42の低圧側翼面42bに沿って、外側方向に上昇する。
【0048】
すなわち、各動翼42の高圧側翼面42aにおける高温ガスの流れは、図3(b)の矢印で示すものとなり、低圧側翼面42bにおける高温ガスの流れは、図3(c)の矢印で示すものとなる。そして、プラットフォーム43上における高温ガスの流れが、図2(b)の二次流れV2となる。このように、プラットフォーム43上における二次流れV2の方向に沿って、吹出し孔43cを形成した一形態を、図4および図5に示す。
【0049】
図4および図5に示すように、吹出し孔43cを、キャンバーラインCに平行な方向に対して、動翼42の高圧側翼面42aからこの高圧側翼面42aに対向する隣の動翼42の低圧側翼面42bに向かう方向にずれて開口するように、プラットフォーム43の内側面43b(図5参照)から外表面43a(同)に向けて形成したことにより、プラットフォーム43の外表面43aから吹き出された冷却空気は、プラットフォーム43上において、高温ガスの二次流れV2に沿うため、冷却空気は高温ガスの二次流れV2によって乱されることなく、その外表面43aに冷却空気膜を形成し、プラットフォーム43に対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0050】
なお、図4に示した吹出し孔43cは、図2(b)に示した二次流れV2に対応して示したものであり、本発明のガスタービンの冷却構造における吹出し孔の向きは、必ずしも図4に示したものに限定されるものではなく、流れ解析や実験等によって求められた二次流れV2の方向に対応したものとすればよい。
【0051】
図5(a)は、プラットフォーム43の外表面43aに形成された吹出し孔43cを示す図、同図(b)は、(a)のD−D線断面を示す図である。図5(a)に示すように、吹出し孔43cの、プラットフォーム43の外表面43aにおける開口端は、二次流れV2の下流側の斜面43dが上流側の斜面43eよりも緩慢な傾斜面の扇形すり鉢状に形成されているが、この構造によれば、吹出し孔43cから吹き出された冷却空気(図5(b)において符号50で示す)は、この開口端の、二次流れV2の上流側よりも傾斜が緩慢である下流側の斜面43dに沿って流れるため、高温ガスの二次流れV2に一層沿いやすくなり、プラットフォーム43の外表面43aへの冷却空気膜形成の信頼性が高められ、プラットフォーム43に対する冷却効果を一層向上させることができるため好ましいが、本発明のガスタービンの冷却構造は、必ずしもこのような開口端を形成することに限定されるものではない。
【0052】
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2であるガスタービンの冷却構造を説明するための、動翼42の前端部(動翼42の、高温ガス上流側端部)42c近傍における高温ガスの流れを示す図であり、図7は、実施の形態2であるガスタービンのプラットフォーム43における冷却構造を示す図である。
【0053】
実施の形態1において説明したように、プラットフォーム43上においては、高温ガスの一次流れV1は、動翼42のキャンバーラインCに対して略平行に流れている。さらに、動翼42の前端部42cにおいては、図6(b)の断面図に示すように、高温ガスの二次流れV2として馬蹄渦V4が生じている。
【0054】
この馬蹄渦V4は、動翼42に流れ込んだ高温ガスの一次流れV1のうち一部が、動翼42の前端部42cに衝突し、この動翼42cに沿って動翼42の付け根部分方向(プラットフォーム43方向)に回り込み、プラットフォーム43上で、動翼42から離れる方向に向かい、さらにその動翼42の低圧側翼面42b方向に回り込む。
【0055】
そこで、この実施の形態2であるガスタービンの冷却構造は、タービン動翼前端部42c近傍におけるプラットフォーム43の、冷却空気の吹出し孔43fが、プラットフォーム43において動翼42の前端部42cから離れる方向に流れる馬蹄渦V4の流れ方向に沿って開口するように、プラットフォーム43の内側面43b(図5参照)から外表面43a(同)に向けて形成されている。
【0056】
このように、冷却空気の吹出し孔43fが形成されていることにより、プラットフォーム43の外表面43aから吹き出された冷却空気は、プラットフォーム43上において、高温ガスの馬蹄渦V4に沿うため、冷却空気は高温ガスの馬蹄渦V4によって乱されることなく、その外表面43aに冷却空気膜を形成し、動翼42の前端部42c近傍におけるプラットフォーム43に対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0057】
なお、この実施の形態2における吹出し孔43fの開口端についても、前述した実施の形態1の吹出し孔43cと同様に、馬蹄渦V4の下流側の斜面を、上流側の斜面よりも緩慢な傾斜面の扇形すり鉢状に形成するのが好ましい。また、前述した実施の形態1と組み合わせてもよい。
【0058】
(実施の形態3)
図8および図9は、本発明の実施の形態3であるガスタービンの冷却構造を説明するための、静翼体44における高温ガスの流れを示す図であり、図9(a)は詳しくは、静翼体44の内側シュラウド46における冷却空気の吹出し孔46cを示す図、図9(b)は詳しくは、静翼体44の外側シュラウド47における冷却空気の吹出し孔47cを示す図である。
【0059】
タービン40の静翼体44は、図8に示すように、静翼45と、図示しない車室に固定された外側シュラウド47と、内側シュラウド46とからなり、この静翼体44における高温ガスの一次流れV1の方向は、白抜き矢印方向となる。
【0060】
図9(a)は、図8における内側シュラウド46の表面を含む面による断面図であり、同図(b)は、図8における外側シュラウド47の表面を含む面による断面図である。そして、これら内外各シュラウド46,47における高温ガスの一次流れV1の方向はいずれも、各シュラウド46,47表面における静翼45のキャンバーラインCに略平行な方向である。
【0061】
一方、実施の形態1において説明した動翼42によって生じる二次流れV2と同様、静翼体44においても、静翼45によって二次流れV2が生じ、この二次流れV2の方向は、実施の形態1と同様に、一次流れV1の方向すなわちキャンバーラインCに平行な方向に対して、静翼45の高圧側翼面45aからこの高圧側翼面45aに対向する隣の静翼45の低圧側翼面45bに向かう方向にずれている。
【0062】
そこで、この実施の形態3は、内側シュラウド46における冷却空気の吹出し孔46cおよび外側シュラウド47における冷却空気の吹出し孔47cが、それぞれ図9(a),(b)に示すように、高温ガスの二次流れV2方向に沿って、すなわち、一次流れV1の方向すなわちキャンバーラインCに平行な方向に対して、静翼45の高圧側翼面45aから隣の静翼45の低圧側翼面45bに向かう方向にずれた方向に開口するように形成されている。
【0063】
このように形成された吹出し孔46c,47cから吹き出された冷却空気は、内側シュラウド46,外側シュラウド47上においてそれぞれ、高温ガスの二次流れV2に沿うため、冷却空気は高温ガスの二次流れV2によって乱されることなく冷却空気膜を形成し、内側シュラウド46,外側シュラウド47に対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0064】
なお、図9においては、各シュラウド46,47について、それぞれ一つの吹出し孔46c,47cのみを表示しているが、これは単に、表示の煩雑を防ぐためであり、各シュラウド46,47の全体に亘って、二次流れV2に沿って複数の吹出し孔46c,47cが形成されているものである。
【0065】
また、吹出し孔46c,47cの開口端についても、前述した実施の形態1の吹出し孔43cと同様に、二次流れV2の下流側の斜面を、上流側の斜面よりも緩慢な傾斜面の扇形すり鉢状に形成するのが好ましい。さらに、前述した実施の形態1や実施の形態2と組み合わせてもよい。
【0066】
(実施の形態4)
図10は、本発明の実施の形態4を示す図であり、動翼42の高圧側翼面42aおよび低圧側翼面42bにおける、冷却空気の吹出し孔42dを示す図である。
【0067】
この吹出し孔42dは、図3(b)および(c)に示した、動翼42の各翼面42a,42bにおける、高温ガスの二次流れV2に沿って開口するように形成されている。
【0068】
このように形成された吹出し孔42dから吹き出された冷却空気は、高圧側翼面42aおよび低圧側翼面42b上においてそれぞれ、高温ガスの二次流れV2に沿うため、冷却空気は高温ガスの二次流れV2によって乱されることなく冷却空気膜を形成し、動翼42の高圧側翼面42aおよび低圧側翼面42bに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0069】
なお、この実施の形態4における吹出し孔42dの開口端についても、前述した実施の形態1の吹出し孔43cと同様に、二次流れV2の下流側の斜面を、上流側の斜面よりも緩慢な傾斜面の扇形すり鉢状に形成するのが好ましい。また、前述した実施の形態1、実施の形態2および実施の形態3のうち少なくとも一つと組み合わせてもよい。
【0070】
(実施の形態5)
図11は、本発明の実施の形態5を示す図であり、静翼45の高圧側翼面45aおよび低圧側翼面45bにおける、冷却空気の吹出し孔45cを示す図である。
【0071】
この吹出し孔45cは、動翼42の各翼面42a,42bにおける高温ガスの二次流れV2と同様に、静翼45の高圧側翼面45aおよび低圧側翼面45bにおいて流れる高温ガスの二次流れV2に沿って開口するように形成されている。
【0072】
このように形成された吹出し孔45cから吹き出された冷却空気は、高圧側翼面45aおよび低圧側翼面45b上においてそれぞれ、高温ガスの二次流れV2に沿うため、冷却空気は高温ガスの二次流れV2によって乱されることなく冷却空気膜を形成し、静翼45の高圧側翼面45aおよび低圧側翼面45bに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0073】
なお、この実施の形態5における吹出し孔45cの開口端についても、前述した実施の形態1の吹出し孔43cと同様に、二次流れV2の下流側の斜面を、上流側の斜面よりも緩慢な傾斜面の扇形すり鉢状に形成するのが好ましい。また、前述した実施の形態1から4のうち少なくとも一つと組み合わせてもよい。
【0074】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明にかかるガスタービンの冷却構造(請求項1)によれば、高温部材の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、高温部材の外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に略一致する方向に吹き出されるため、この吹き出された冷却媒体は、高温ガスの二次流れによって霧散されて乱されることがなく、高温部材の表面に、保護層である空気膜を形成し、高温部材に対する所望の冷却効果を得ることができる。この結果、ガスタービンの高温部材の耐久性が向上し、ガスタービン全体としての信頼性が向上する。
【0078】
また、本発明にかかるガスタービンの冷却構造(請求項)によれば、高温部材としてのタービン静翼の内側シュラウド及び外側シュラウドの吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、シュラウドの外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン静翼のシュラウドに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0079】
また、本発明にかかるガスタービンの冷却構造(請求項)によれば、シュラウドの吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービン静翼のキャンバーラインに沿った高温ガスの一次流れ方向よりもタービン静翼の低圧側翼面に向かう二次流れに沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン静翼のシュラウドに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0080】
また、本発明にかかるガスタービンの冷却構造(請求項)によれば、シュラウドの、タービン静翼の前端部近傍における吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、この前端部近傍において生じているタービン静翼から離れる馬蹄渦という二次流れの方向に沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン静翼のシュラウドに対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0081】
また、本発明にかかるガスタービンの冷却構造(請求項1)によれば、高温部材の一つとしてのタービン静翼の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービン翼の外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に沿うため、冷却媒体は高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン翼に対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0082】
また、本発明にかかるガスタービンの冷却構造(請求項1)によれば、タービン翼の高圧側翼面の上部および低圧側翼面の下部の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービンの軸に平行な方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼上方にずれた方向に向かって生じている二次流れの方向に沿うため、当該部を流れる冷却媒体は、高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン静翼の当該部に対する所望の冷却効果を得ることができ、かつ、タービン静翼の高圧側翼面の下部および低圧側翼面の上部の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービンの軸に平行な方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼下方にずれた方向に向かって生じている二次流れの方向に沿うため、当該部を流れる冷却媒体は、高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン静翼の当該部に対する所望の冷却効果を得ることができる。
【0083】
また、本発明にかかるガスタービンの冷却構造(請求項3)によれば、タービン翼の高圧側翼面の上部および低圧側翼面の下部の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービンの軸に平行な方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼上方にずれた方向に向かって生じている二次流れの方向に沿うため、当該部を流れる冷却媒体は、高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン動翼の当該部に対する所望の冷却効果を得ることができ、かつ、タービン動翼の高圧側翼面の下部および低圧側翼面の上部の吹出し孔から吹き出された冷却媒体は、タービンの軸に平行な方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼下方にずれた方向に向かって生じている二次流れの方向に沿うため、当該部を流れる冷却媒体は、高温ガスの二次流れによって乱されることなく、その外表面に空気膜を形成し、タービン動翼の当該部に対する所望の冷却効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷却構造が適用されるガスタービンの全体を示す半断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1であるプラットフォームにおける高温ガスの流れを示す図である。
【図3】図2における動翼の翼面における二次流れを説明する図である。
【図4】実施の形態1である冷却空気の吹出し孔が形成されたプラットフォームを示す図である。
【図5】空気吹出し孔の詳細を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2であるプラットフォームにおける馬蹄渦の流れを説明する図である。
【図7】実施の形態2である冷却空気の吹出し孔が形成されたプラットフォームを示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2である静翼のシュラウドにおける高温ガスの流れを示す斜視図である。
【図9】実施の形態3である冷却空気の吹出し孔が形成されたシュラウドを示す図である。
【図10】実施の形態4である冷却空気の吹出し孔が形成された動翼を示す図である。
【図11】実施の形態5である冷却空気の吹出し孔が形成された静翼を示す図である。
【符号の説明】
10 ガスタービン
20 圧縮機
30 燃焼器
40 タービン
42 動翼
42a 高圧側翼面
42b 低圧側翼面
43 プラットフォーム
43c 吹出し孔

Claims (3)

  1. ガスタービンの高温部材に、該高温部材の外表面に冷却媒体を吹き出して該高温部材をフイルム冷却する多数の吹出し孔を形成してなるガスタービンの冷却構造において、
    前記高温部材は、タービン静翼の内側シュラウド及び外側シュラウドを含み、
    前記吹出し孔は、前記高温部材の外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に略一致する方向に開口すると共に、
    前記タービン静翼のキャンバーラインに沿った高温ガスの一次流れ方向に対して、該タービン静翼の高圧側翼面から該高圧側翼面に対向する他のタービン静翼の低圧側翼面に向かう方向にずれて開口するように、形成され
    前記高温部材は、タービン静翼を含み、前記タービン静翼の高圧側翼面の上部および低圧側翼面の下部における前記吹出し孔は、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼上方にずれて開口するように、かつ、前記高圧側翼面の下部および前記低圧側翼面の上部における前記吹出し孔が、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼下方にずれて開口するように、それぞれ形成されていることを特徴とするガスタービンの冷却構造。
  2. 前記二次流れは、前記タービン静翼前端部近傍において生じる高温ガスの馬蹄渦を含み、前記タービン静翼前端部近傍における前記吹出し孔が、前記タービン静翼から離れる前記馬蹄渦の流れ方向に沿って開口するように、形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンの冷却構造。
  3. ガスタービンの高温部材に、該高温部材の外表面に冷却媒体を吹き出して該高温部材をフイルム冷却する多数の吹出し孔を形成してなるガスタービンの冷却構造において、
    前記高温部材は、タービン動翼を含み、
    前記吹出し孔は、前記高温部材の外表面を流れる高温ガスの二次流れ方向に略一致する方向に開口すると共に、
    前記タービン動翼の高圧側翼面の上部および低圧側翼面の下部における前記吹出し孔は、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼上方にずれて開口するように、かつ、前記高圧側翼面の下部および前記低圧側翼面の上部における前記吹出し孔が、前記タービンの軸方向に沿った高温ガスの一次流れ方向から翼下方にずれて開口するように、それぞれ形成されていることを特徴とするガスタービンの冷却構造。
JP2001001951A 2001-01-09 2001-01-09 ガスタービンの冷却構造 Expired - Lifetime JP4508432B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001951A JP4508432B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ガスタービンの冷却構造
EP01127938A EP1221536B1 (en) 2001-01-09 2001-11-23 Cooling structure for a gas turbine
DE60112030T DE60112030T2 (de) 2001-01-09 2001-11-23 Kühlstruktur für eine Gasturbine
US09/998,668 US6616405B2 (en) 2001-01-09 2001-12-03 Cooling structure for a gas turbine
CA002366726A CA2366726C (en) 2001-01-09 2002-01-08 Cooling structure for a gas turbine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001951A JP4508432B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ガスタービンの冷却構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007303143A Division JP2008095697A (ja) 2007-11-22 2007-11-22 ガスタービンの冷却構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002201905A JP2002201905A (ja) 2002-07-19
JP4508432B2 true JP4508432B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=18870526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001951A Expired - Lifetime JP4508432B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ガスタービンの冷却構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6616405B2 (ja)
EP (1) EP1221536B1 (ja)
JP (1) JP4508432B2 (ja)
CA (1) CA2366726C (ja)
DE (1) DE60112030T2 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6869268B2 (en) * 2002-09-05 2005-03-22 Siemens Westinghouse Power Corporation Combustion turbine with airfoil having enhanced leading edge diffusion holes and related methods
US6758651B2 (en) * 2002-10-16 2004-07-06 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas turbine
US6945749B2 (en) * 2003-09-12 2005-09-20 Siemens Westinghouse Power Corporation Turbine blade platform cooling system
JP4191578B2 (ja) * 2003-11-21 2008-12-03 三菱重工業株式会社 ガスタービンエンジンのタービン冷却翼
US7004720B2 (en) * 2003-12-17 2006-02-28 Pratt & Whitney Canada Corp. Cooled turbine vane platform
DE102004029696A1 (de) * 2004-06-15 2006-01-05 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Plattformkühlanordnung für den Leitschaufelkranz einer Gasturbine
US7255534B2 (en) * 2004-07-02 2007-08-14 Siemens Power Generation, Inc. Gas turbine vane with integral cooling system
US7128533B2 (en) * 2004-09-10 2006-10-31 Siemens Power Generation, Inc. Vortex cooling system for a turbine blade
US7217096B2 (en) * 2004-12-13 2007-05-15 General Electric Company Fillet energized turbine stage
US7565808B2 (en) 2005-01-13 2009-07-28 Greencentaire, Llc Refrigerator
US7976274B2 (en) * 2005-12-08 2011-07-12 General Electric Company Methods and apparatus for assembling turbine engines
US7766606B2 (en) * 2006-08-17 2010-08-03 Siemens Energy, Inc. Turbine airfoil cooling system with platform cooling channels with diffusion slots
US7806650B2 (en) * 2006-08-29 2010-10-05 General Electric Company Method and apparatus for fabricating a nozzle segment for use with turbine engines
US7628585B2 (en) * 2006-12-15 2009-12-08 General Electric Company Airfoil leading edge end wall vortex reducing plasma
US7726135B2 (en) 2007-06-06 2010-06-01 Greencentaire, Llc Energy transfer apparatus and methods
US20090200005A1 (en) * 2008-02-09 2009-08-13 Sullivan Shaun E Energy transfer tube apparatus, systems, and methods
DE102008052409A1 (de) * 2008-10-21 2010-04-22 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Strömungsarbeitsmaschine mit saugseitennaher Randenergetisierung
US8672613B2 (en) 2010-08-31 2014-03-18 General Electric Company Components with conformal curved film holes and methods of manufacture
EP2505780B1 (de) * 2011-04-01 2016-05-11 MTU Aero Engines GmbH Schaufelanordnung für eine Turbomaschine
RU2536443C2 (ru) 2011-07-01 2014-12-27 Альстом Текнолоджи Лтд Направляющая лопатка турбины
US8915713B2 (en) * 2011-09-27 2014-12-23 General Electric Company Offset counterbore for airfoil cooling hole
US9151173B2 (en) 2011-12-15 2015-10-06 General Electric Company Use of multi-faceted impingement openings for increasing heat transfer characteristics on gas turbine components
JP2013167205A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Hitachi Ltd ガスタービン翼、その放電加工用工具及び加工方法
US9482098B2 (en) * 2012-05-11 2016-11-01 United Technologies Corporation Convective shielding cooling hole pattern
US9091180B2 (en) 2012-07-19 2015-07-28 Siemens Energy, Inc. Airfoil assembly including vortex reducing at an airfoil leading edge
GB201219731D0 (en) 2012-11-02 2012-12-12 Rolls Royce Plc Gas turbine engine end-wall component
US9464528B2 (en) * 2013-06-14 2016-10-11 Solar Turbines Incorporated Cooled turbine blade with double compound angled holes and slots
US9988932B2 (en) * 2013-12-06 2018-06-05 Honeywell International Inc. Bi-cast turbine nozzles and methods for cooling slip joints therein
US9752447B2 (en) * 2014-04-04 2017-09-05 United Technologies Corporation Angled rail holes
US9885245B2 (en) * 2014-05-20 2018-02-06 Honeywell International Inc. Turbine nozzles and cooling systems for cooling slip joints therein
GB201413456D0 (en) * 2014-07-30 2014-09-10 Rolls Royce Plc Gas turbine engine end-wall component
CA2933884A1 (en) * 2015-06-30 2016-12-30 Rolls-Royce Corporation Combustor tile
US10060445B2 (en) * 2015-10-27 2018-08-28 United Technologies Corporation Cooling hole patterned surfaces
US10830052B2 (en) 2016-09-15 2020-11-10 Honeywell International Inc. Gas turbine component with cooling aperture having shaped inlet and method of forming the same

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4040767A (en) * 1975-06-02 1977-08-09 United Technologies Corporation Coolable nozzle guide vane
US4653983A (en) * 1985-12-23 1987-03-31 United Technologies Corporation Cross-flow film cooling passages
US4808785A (en) * 1986-11-13 1989-02-28 Chromalloy Gas Turbine Corporation Method and apparatus for making diffused cooling holes in an airfoil
JP2862536B2 (ja) * 1987-09-25 1999-03-03 株式会社東芝 ガスタービンの翼
GB2227965B (en) * 1988-10-12 1993-02-10 Rolls Royce Plc Apparatus for drilling a shaped hole in a workpiece
US5382135A (en) * 1992-11-24 1995-01-17 United Technologies Corporation Rotor blade with cooled integral platform
US5683600A (en) * 1993-03-17 1997-11-04 General Electric Company Gas turbine engine component with compound cooling holes and method for making the same
JP3110227B2 (ja) * 1993-11-22 2000-11-20 株式会社東芝 タービン冷却翼
JP3564167B2 (ja) 1994-05-11 2004-09-08 三菱重工業株式会社 分割環の冷却構造
US5584651A (en) * 1994-10-31 1996-12-17 General Electric Company Cooled shroud
US5503529A (en) * 1994-12-08 1996-04-02 General Electric Company Turbine blade having angled ejection slot
EP0950463B1 (de) * 1998-03-23 2002-01-23 Alstom Nichtkreisförmige Kühlbohrung und Verfahren zur Herstellung derselben
JP3494879B2 (ja) 1998-03-25 2004-02-09 株式会社日立製作所 ガスタービン及びガスタービンの静翼
US6210111B1 (en) * 1998-12-21 2001-04-03 United Technologies Corporation Turbine blade with platform cooling
US6196792B1 (en) * 1999-01-29 2001-03-06 General Electric Company Preferentially cooled turbine shroud
JP2000230401A (ja) 1999-02-09 2000-08-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン動翼
JP3999395B2 (ja) 1999-03-03 2007-10-31 三菱重工業株式会社 ガスタービン分割環
US6341939B1 (en) * 2000-07-31 2002-01-29 General Electric Company Tandem cooling turbine blade
US6416284B1 (en) * 2000-11-03 2002-07-09 General Electric Company Turbine blade for gas turbine engine and method of cooling same
US6420677B1 (en) * 2000-12-20 2002-07-16 Chromalloy Gas Turbine Corporation Laser machining cooling holes in gas turbine components

Also Published As

Publication number Publication date
EP1221536B1 (en) 2005-07-20
JP2002201905A (ja) 2002-07-19
US20020090295A1 (en) 2002-07-11
DE60112030D1 (de) 2005-08-25
CA2366726C (en) 2005-07-26
EP1221536A3 (en) 2003-12-17
US6616405B2 (en) 2003-09-09
DE60112030T2 (de) 2006-04-20
CA2366726A1 (en) 2002-07-09
EP1221536A2 (en) 2002-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4508432B2 (ja) ガスタービンの冷却構造
CN114483199B (zh) 具备波纹状流路的阵列冲击射流冷却结构
US8550774B2 (en) Turbine arrangement and method of cooling a shroud located at the tip of a turbine blade
JP5947524B2 (ja) ターボ機械静翼、及びターボ機械静翼を冷却する方法
EP1262634B1 (en) Integral nozzle and shroud segment
JP6192984B2 (ja) タービン動翼の先端の冷却構造
US8579581B2 (en) Abradable bucket shroud
US11280198B2 (en) Turbine engine with annular cavity
US6988872B2 (en) Turbine moving blade and gas turbine
GB2413160A (en) A rotor blade tip cooling arrangement
US8573925B2 (en) Cooled component for a gas turbine engine
JPH11132003A (ja) ガスタービンのタービン羽根
EP2412934B1 (en) Turbine stage shroud segment
CN104564185A (zh) 用于冷却和/或净化燃气涡轮部段间隙的微通道排气
CN101556045A (zh) 用于燃烧器过渡件的冷却装置
US20100068069A1 (en) Turbine Blade
CN107762570A (zh) 在转子和定子之间带有边缘密封件的涡轮发动机
JP2008095697A (ja) ガスタービンの冷却構造
JP2007032569A (ja) 冷却式シュラウド組立体及びシュラウドの冷却方法
JP3302370B2 (ja) 薄膜冷却スロットを備えたタービンブレードの外部エアシール
CA2504902A1 (en) Shroud cooling assembly for a gas trubine
US11339663B2 (en) Rotor having improved structure, and turbine and gas turbine including the same
EP3653839A1 (en) Turbine aerofoil

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4508432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term