JP4523536B2 - 車両のエアクリーナ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のエアクリーナ構造の改良に関するものである。
従来の車両のエアクリーナ構造として、エアクリーナケース内に空気を取り込む吸気管と、エアクリーナケースをキャブレタに接続する接続管とをエアクリーナケースに接続したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−270559公報
特許文献1の図3に示される通り、エアクリーナケース53は、一つの側壁に、吸気管51を接続する吸気管接続部61と、接続管54を貫通させて支持する接続管貫通孔63とを備える。
吸気管51は、図1に示されるように、シート35の前端の下方からシート35の中央の下方に設けたエアクリーナケース53まで延びる。
吸気管51は、その全長が大きいために通気抵抗が大きく、また、エアクリーナケース53内に設けたフィルタ部分も通気抵抗が大きいため、例えば、車両の加速時等にスロットルバルブを急に開けたときに、吸気管51を介してエアクリーナケース53内に空気が入りにくくなり、エアクリーナケース53内の圧力が低下し、空気のエアクリーナケース64内からエンジン側への流れが妨げられる。このため、エアクリーナケース53内の圧力低下を抑えることで、エンジンの回転上昇の応答性、即ち、スロットルレスポンスを向上させることが望まれる。
また、エアクリーナケース53の側壁に設けた吸気管接続部61、接続管貫通孔63にそれぞれ吸気管51、接続管54を接続する場合、生産性向上のために、吸気管51、接続管54の組付け性を向上させることが望まれる。
本発明の目的は、車両のスロットルレスポンス向上とエアクリーナの生産性向上とを図ることにある。
請求項1に係る発明は、車体フレームにエアクリーナを取付け、このエアクリーナに、エアクリーナ内に空気を取り込む吸気ダクトと、エアクリーナをエンジン側に連通するコネクティングチューブとを接続した車両のエアクリーナ構造において、エアクリーナに備える少なくとも一つの壁に、エアクリーナ内の圧力変化によって撓むことが可能な弾性体を設け、弾性体は単一の弾性体であり、この弾性体で吸気ダクト及びコネクティングチューブを支持し、弾性体の吸気ダクトの接続部及びコネクティングチューブの接続部で囲まれた部分を平坦部としたことを特徴とする。
作用として、例えば、吸気装置のスロットルバルブを急に開けたときに、エアクリーナ内の圧力が低下すると、弾性体がエアクリーナ内に撓んで、圧力が大きく低下するのを抑える。従って、空気がエアクリーナからエンジン側へスロットルバルブを開けてからほとんど遅れずにスムーズに流れる。
平坦部を他の部分よりも大きく弾性変形させてエアクリーナケース内の圧力変化、特に圧力低下を小さくできる。
また、接続面(接続部)以外の平坦な外面及び内面が撓むことでエアクリーナ内の圧力低下を確実に抑えることができるとともに、平坦部を設けたので、平坦部を接続用ラバーと別体に設けるのに比べて、部品数を減らすことができ、コストを抑えることができる。
さらに本発明は、単一の弾性体で吸気ダクト及びコネクティングチューブを支持したことにより、吸気ダクト及びコネクティングチューブを、それぞれ別な弾性体で支持するのに比べて弾性体のエアクリーナへの組付けが迅速に且つ容易に行える。
請求項2に係る発明は、車両に、エアクリーナ内の吸気温度を測定する温度センサを備え、この温度センサを弾性体で支持したことを特徴とする。
作用として、温度センサを支持する別の弾性体をエアクリーナに組付けるのに比べて、弾性体の組付けが迅速に且つ容易に行える。
請求項3に係る発明は、弾性体は、吸気ダクト、コネクティングチューブを接続する接続部及び温度センサを取付ける取付部以外の弾性面を備えることを特徴とする。
作用として、吸気ダクト、コネクティングチューブ及び温度センサを接続する接続部、取付部以外の弾性面でエアクリーナ内の圧力低下を抑える。
。
請求項1に係る発明では、エアクリーナに備える少なくとも一つの壁に、エアクリーナ内の圧力変化によって撓むことが可能な弾性体を設けたので、急にスロットルバルブを開けたときに、弾性体によってエアクリーナ内の瞬時の圧力低下を抑え、空気をエンジン内に迅速に取り込むことができ、スロットルレスポンスを向上させることができる。
また、平坦部を他の部分よりも大きく弾性変形させてエアクリーナケース内の圧力変化、特に圧力低下を小さくできる。
したがって、接続面(接続部)以外の平坦な外面及び内面が撓むことでエアクリーナ内の圧力低下を確実に抑えることができるとともに、平坦部を設けたので、平坦部を接続用ラバーと別体に設けるのに比べて、部品数を減らすことができ、コストを抑えることができる。
また本発明では、単一の弾性体で吸気ダクト及びコネクティングチューブを支持したので、吸気ダクト及びコネクティングチューブを支持する弾性体を一度に取付けることができ、組付性を向上させることができて、生産性を高めることができる。
請求項2に係る発明では、車両に、エアクリーナ内の吸気温度を測定する温度センサを備え、この温度センサを弾性体で支持したので、エアクリーナへの温度センサの組付性を向上させることができるとともに、温度センサへ振動が伝わるのを防止することができ、更に、弾性体で温度センサ取付部のシール部材を兼ねることができる。
請求項3に係る発明では、弾性体に、吸気ダクト、コネクティングチューブ及び温度センサを支持する接続部、取付部以外の弾性面を備えるので、接続部、取付部以外の弾性面でエアクリーナ内の圧力低下を確実に抑えることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るエアクリーナ構造を採用した車両の側面図であり、車両10は、車体フレーム11のほぼ中央に縦置きのエンジン12及び変速機13からなるパワーユニット14を配置し、このパワーユニット14の前方に配置したフロントファイナルアセンブリ16と変速機13とをフロントプロペラシャフト17で連結し、パワーユニット14の後方に配置したリヤファイナルアセンブリ18と変速機13とをリヤプロペラシャフト21で連結した四輪駆動方式の不整地走行車(ATV)である。
車体フレーム11は、パワーユニット14の下部を支持する左右一対のロアフレーム31,32(手前側の符号31のみ示す。)と、これらのロアフレーム31,32の上部に側面視でパワーユニット14を囲むように取付けたほぼコ字形状の左右一対のアッパフレーム33,34(手前側の符号33のみ示す。)と、これらのアッパフレーム33,34の前部上部及びロアフレーム31,32の前端部のそれぞれを連結する左右一対のフロントフレーム36,37(手前側の符号36のみ示す。)と、これらのフロントフレーム36,37及びアッパフレーム33,34のそれぞれを連結する左右一対のフロント連結フレーム41,42(手前側の符号41のみ示す。)と、アッパフレーム33,34の後部上部から後方へ延ばすとともに中間部をロアフレーム31,32の後端に連結した左右一対のリヤアッパフレーム43,44(手前側の符号43のみ示す。)とを備える。
エンジン12は、そのシリンダ部51に吸気装置53及び排気装置54を接続したものであり、吸気装置53は、エアクリーナ56及びスロットルボディ57を備え、排気装置54は、排気管61とマフラ62とからなる。
フロントファイナルアセンブリ16は、左右一対のドライブシャフト66,67(手前側の符号66のみ示す。)を介して左右の前輪68,69側に連結した装置である。
リヤファイナルアセンブリ18は、左右一対のドライブシャフト72,73(手前側の符号72のみ示す。)を介して左右の後輪74,75側に連結した装置である。
前輪68,69を操舵するバーハンドル77は、ステアリングシャフト78で支持したものであり、ステアリングシャフト78は、左右のアッパフレーム33,34の前部に渡したクロスパイプ(不図示)に上部を回転自在に取付け、左右のフロント連結フレーム41,42に渡したクロスプレート79に下部を回転自在に取付けたものである。
図中の81はラジエータ、82,83(手前側の符号82のみ示す。)は左右一対のフロントクッションユニット、84は燃料タンク、86は燃料ポンプ、91はフロントキャリア、92はフロントフェンダ、93はボディカバー、94はシート、96はリヤキャリア、97はリヤファイナルアセンブリ18をスイング自在に支持するスイングアーム、98はリヤアッパフレーム43,44側とリヤファイナルアセンブリ18側とに渡したリヤクッションユニット、101はリヤフェンダ、102はステップフロアである。
図2は本発明に係る車両の平面図であり、車両10は、燃料タンク84及びシート94の下方に、吸気装置53を構成する吸気ダクト111を配置し、この吸気ダクト111の後端をエアクリーナ56に接続した四輪車である。
図中の115,115は乗員用ステップ、116はギヤチェンジペダル、117はブレーキペダル、118はクラッチレバー、121はブレーキレバーである。
図3は本発明に係る吸気装置を説明する要部平面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、左右のアッパフレーム33,34にエアクリーナ56をブラケット125,126を介して取付け、このエアクリーナ56の前部に、吸気ダクト111の後端及びコネクティングチューブ127の後端を接続し、このコネクティングチューブ127の前端にスロットルボディ57を接続し、このスロットルボディ57の前端に吸気管131を接続し、この吸気管131の前端をエンジン12のシリンダ部51に接続したことを示す。なお、133は燃料タンク84のフィラーキャップである。
図4は本発明に係るエアクリーナ及び吸気ダクトを示す斜視図であり、エアクリーナ56は、エアクリーナケース141と、このエアクリーナケース141内に配置したエアクリーナエレメント(不図示)とからなり、エアクリーナケース141は、ケース本体143と、このケース本体143に吸気ダクト111及びコネクティングチューブ127(図3参照)を接続するためにケース本体143の側壁143aに取付けた接続用ラバー146と、ケース本体143の上部の開口を塞ぐケースカバー147とからなる。なお、複数の151はケース本体143にケースカバー147を固定する固定金具、152は接続用ラバー146に一体に設けた管部、153は管部152にジョイント管154を介して接続した延長管、156は延長管153の端部を塞ぐ栓である。
吸気ダクト111は、外部から空気を取り込む吸気口161を備える吸気室162と、この吸気室162に一端を一体に接続するとともに他端を接続用ラバー146の下部に接続したダクト部163と、このダクト部163に接続したレゾネータ(resonator:共鳴室)164とからなる。
図5は本発明に係るエアクリーナの接続用ラバーを説明する正面図であり、接続用ラバー146は、ケース本体143の側壁143aに開けた取付穴143bに嵌合させて取付けた板状部171と、この板状部171の下部に吸気ダクト111(図4参照)を接続するために一体に設けたダクト接続部172と、板状部171の上部にコネクティングチューブ127(図3参照)を接続するために一体に設けたチューブ接続部173と、板状部171のダクト接続部172寄りの縁部に温度センサを取付けるために一体に設けたセンサ取付部174とからなる。
板状部171は、取付穴143bよりも内側で且つダクト接続部172とチューブ接続部173とセンサ取付部174とに囲まれた平坦部171aを他の部分よりも大きく弾性変形させてエアクリーナケース141内の圧力変化、特に圧力低下を小さくする部分であり、弾性変形しやすいように大きく面積を確保した。
図6は図5の6−6線断面図であり、ケース本体143の取付穴143bに接続用ラバー146を嵌めるとともに、接続用ラバー146の板状部171よりも内側に設けた内側管部176とエアクリーナケース141とでエアクリーナエレメント178を支持したことを示す。なお、171bは板状部171の周縁に設けた環状溝部であり、側壁143aの取付穴143bに嵌合させた部分である。171Aは板状部171の平坦部171aの外面、171Bは板状部171の平坦部171aの内面である。
エアクリーナエレメント178は、複数の金属製プレート部材で構成したフレーム181と、このフレーム181に取付けたフィルタアセンブリ182とからなり、フィルタアセンブリ182にフィルタ183を備えるものである。
エアクリーナエレメント178の固定については、フレーム181に内筒部185を設け、フィルタアセンブリ182に外筒部186を設け、これらの内筒部185と外筒部186との間に出来る環状溝187に接続用ラバー146の内側管部176を嵌合させ、ケース本体143に段部191を設け、ケースカバー147に断面L字状の起立壁192を設け、これらの段部191と起立壁192とでエアクリーナエレメント178のフィルタアセンブリ182の端部を挟み込むことにより、接続用ラバー146の内側管部176と、エアクリーナケース141とでエアクリーナエレメント178を支持する。なお、194は外筒部186と内側管部176と内筒部185とを締め付けるホースバンド、195はケース本体143の底部に設けたドレン管、196はドレン管195の下部開口を塞ぐゴムキャップである。
図7は本発明に係る接続用ラバーの要部断面図であり、チューブ接続部173の断面を示す。
チューブ接続部173は、板状部171から一体に突出させた上部管部201と、この上部管部201の先端に一体に設けた上部接続本体部202とからなる。
上部管部201は、コネクティングチューブ127を挿入する接続穴204と、この接続穴204の奥側に、コネクティングチューブ127の先端に形成したフランジ206を嵌合させるために設けた内側環状溝207と、ホースバンド208で締め込む部分である環状のバンド溝209とを備え、接続穴204及び内側環状溝207を、上部管部201の中空部211及び内側管部176の中空部212及びエアクリーナケース141(図6参照)、詳しくは、ケース本体143内に連通させた部分である。なお、214は中空部212に形成した環状突起であり、エアクリーナエレメント178の内筒部185との間をシールする部分である。
図8は図5の8−8線断面図であり、ダクト接続部172は、板状部171から一体に突出させた下部管部221と、この下部管部221の先端部に一体に設けた下部接続本体部222とからなり、下部接続本体部222は、吸気ダクト111を挿入する接続穴224と、ホースバンド226で締め込む部分である環状のバンド溝227とを備え、接続穴224に、吸気ダクト111との間のシール性を高めるための2本の環状突起228,228を設け、接続穴224を、下部管部221の中空部231及びエアクリーナケース141(図6参照)、詳しくは、ケース本体143内に連通させた部分である。
図9は図5の9−9線断面図であり、センサ取付部174は、板状部171の外面171Aから膨出させて高く形成した外側膨出部241と、板状部171の内面171Bから膨出させて高く形成した内側膨出部242と、外側膨出部241から内側膨出部242まで貫通させた穴部243とを備える。
穴部243は、温度センサ245を挿入して嵌合させる嵌合穴246,247と、これらの嵌合穴246,247の間に嵌合穴246,247より大径に形成した大径穴248と、この大径穴248から内側に突出させるように形成した環状山部251と、一方の嵌合穴247に隣接させて内側膨出部242に形成した内側穴部252とからなる。
センサ取付部174に温度センサ245を取付けるには、温度センサ245を穴部243に挿入し、温度センサ245に形成したおねじ部245aにナット254をねじ込む。
穴部243の環状山部251は、嵌合穴246,247よりも内径が小さいため、穴部243に温度センサ245を挿入したときに環状山部251が圧縮されて穴部243と温度センサ245との間をシールする。なお、245bは温度センサ245の検知部である。
以上に述べたエアクリーナ構造の作用を次に説明する。
図10は本発明に係るエアクリーン構造の作用を示す作用図である。
例えば、車両を加速させるためにスロットルグリップを急に操作した場合、空気は、矢印Aで示すように、吸気ダクト111からエアクリーナ56のダクト接続部172を介してエアクリーナケース141内、即ち、ダーティサイド257に流入し、矢印Bで示すように、フィルタ183で浄化されてエアクリーナエレメント178内、即ち、クリーンサイド258に流れ、矢印Cで示すように、チューブ接続部173を介してコネクティングチューブ127内に流れ、図3に示したスロットルボディ57、吸気管131を介してエンジンのシリンダ部51に至る。
このとき、図10において、エンジン側からの吸引と、吸気ダクト111、ダクト接続部172、エアクリーナエレメント178の通気抵抗とによって、ダーティサイド257及びクリーンサイド258の圧力が低下するが、その圧力低下によって接続用ラバー146の平坦部171aが内側に撓むため、ダーティサイド257及びクリーンサイド258の圧力低下は小さく、ダーティサイド257及びクリーンサイド258の空気がエンジン側に流れるのを妨げない。
例えば、ダーティサイド257及びクリーンサイド258の圧力低下が大きければ、この低い圧力によって、エンジン側に空気が流れにくくなる。しかし、本発明では、圧力低下が小さいことで、空気はエンジン側にスムーズに流れる。従って、エンジンへ瞬時に多くの空気量を供給することができ、エンジンの出力を瞬時に高めることができて、スロットルバルブを急に開けたときのエンジンの回転速度上昇の応答性、即ち、スロットルレスポンスを向上させることができる。
以上の図1及び図6で説明したように、本発明は第1に、車体フレーム11にエアクリーナ56を取付け、このエアクリーナ56に、エアクリーナ56内に空気を取り込む吸気ダクト111と、エアクリーナ56をエンジン12側に連通するコネクティングチューブ127(図3参照)とを接続した車両10のエアクリーナ構造において、エアクリーナ56に備える少なくとも一つの壁としての側壁143aに、エアクリーナ56内の圧力変化によって撓むことが可能な弾性体としての接続用ラバー146を設けたことを特徴とする。
これにより、例えば、急にスロットルバルブを開けたときに、接続用ラバー146、詳しくは、板状部171の平坦部171aによってエアクリーナ56内の瞬時の圧力低下を抑え、空気をエンジン12内に迅速に取り込むことができ、スロットルレスポンスを向上させることができる。
本発明は第2に、単一の接続用ラバー146で吸気ダクト111及びコネクティングチューブ127を支持したことを特徴とする。
これにより、吸気ダクト接続用ラバーとコネクティングチューブ接続用ラバーとを別々に設けるのに比べて、本発明では、吸気ダクト111及びコネクティングチューブ127を支持する接続用ラバー146を一度に取付けることができ、組付性を向上させることができて、生産性を高めることができる。
本発明は第3に、図4及び図9に示したように、車両10(図1参照)に、エアクリーナ56内の吸気温度を測定する温度センサ245を備え、この温度センサ245を接続用ラバー146で支持したことを特徴とする。
これにより、例えば、温度センサ接続用ラバーを別に設けるのに比べて、エアクリーナ56への温度センサ245の組付性を向上させることができるとともに、温度センサ245へ振動が伝わるのを防止することができ、更に、接続用ラバー146でセンサ取付部174のシール部材を兼ねることができる。
本発明は第4に、図5及び図6に示したように、接続用ラバー146に、吸気ダクト111、コネクティングチューブ127及び温度センサ245(図9参照)を支持する支持部としてのダクト接続部172、チューブ接続部173、センサ取付部174以外の弾性面としての平坦部171aの外面171A及び内面171Bを備えることを特徴とする。
これにより、支持部172〜174以外の外面171A及び内面171Bが撓むことでエアクリーナ56内の圧力低下を確実に抑えることができる。
また、接続用ラバー146に平坦部171aを設けることで、平坦部を接続用ラバーと別体に設けるのに比べて、部品数を減らすことができ、コストを抑えることができる。
尚、本実施形態では、図5に示したように、接続用ラバー146のダクト接続部172、チューブ接続部173及びセンサ取付部174で囲まれる部分に平坦部171aを設けたが、これに限らず、取付穴143bの内側で且つダクト接続部172、チューブ接続部173又はセンサ取付部174の外側に平坦部を設けてもよい。
本発明のエアクリーナ構造は、二輪車、四輪車に好適である。
本発明に係るエアクリーナ構造を採用した車両の側面図である。 本発明に係る車両の平面図である。 本発明に係る吸気装置を説明する要部平面図である。 本発明に係るエアクリーナ及び吸気ダクトを示す斜視図である。 本発明に係るエアクリーナの接続用ラバーを説明する正面図である。 図5の6−6線断面図である。 本発明に係る接続用ラバーの要部断面図である。 図5の8−8線断面図である。 図5の9−9線断面図である。 本発明に係るエアクリーナ構造の作用を示す作用図である。
符号の説明
10…車両、11…車体フレーム、12…エンジン、56…エアクリーナ、111…吸気ダクト、127…コネクティングチューブ、143a…壁(側壁)、146…弾性体(接続用ラバー)、171a…平坦部、171A,171B…弾性面(外面、内面)、172,173,174…ダクト接続部、チューブ接続部、センサ取付部、245…温度センサ。

Claims (3)

  1. 車体フレーム(11)にエアクリーナ(56)を取付け、このエアクリーナ(56)に、エアクリーナ内に空気を取り込む吸気ダクト(111)と、エアクリーナ(56)をエンジン(12)側に連通するコネクティングチューブ(127)とを接続した車両のエアクリーナ構造において、
    前記エアクリーナ(56)に備える少なくとも一つの壁(143a)に、エアクリーナ内の圧力変化によって撓むことが可能な弾性体(146)を設け、
    前記弾性体(146)は単一の弾性体であり、この弾性体(146)で吸気ダクト(111)及び前記コネクティングチューブ(127)を支持し、
    前記弾性体(146)の前記吸気ダクト(111)の接続部(172)及び前記コネクティングチューブ(127)の接続部(173)で囲まれた部分を平坦部(171a)とした、
    ことを特徴とする車両のエアクリーナ構造。
  2. 前記車両は、前記エアクリーナ(56)に吸気の温度を測定する温度センサ(245)を備え、この温度センサ(245)を前記弾性体(146)で支持したことを特徴とする請求項1記載の車両のエアクリーナ構造。
  3. 前記弾性体(146)は、前記吸気ダクト(111)、前記コネクティングチューブ(127)を接続する前記接続部(172,173)及び前記温度センサ(245)を取付ける取付部(174)以外の弾性面(171A,171B)を備えることを特徴とする請求項2記載の車両のエアクリーナ構造。
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