JP4553053B2 - 印刷制御装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷制御装置に関し、詳しくは印刷するウェブページに至るために用いられた検索情報を付加して印刷させることができる印刷制御装置およびプログラムに関する。
従来、インターネットを通じてパーソナルコンピュータ(以下パソコンとする)に表示されたウェブページを印刷するに当たって、印刷した日付やウェブページのURLを付加情報としてヘッダ等に付加し、印刷する機能が用いられてきた。また、[特許文献1]に開示されているように印刷したウェブページにリンク先として含まれるURLを、リンクの張られている語句とともに抜き出して印刷することで、印刷したウェブページのリンク先情報もあわせて印刷可能であった。
特開平11−265273号公報
しかしながら、従来は[特許文献1]のように印刷したウェブページにリンクされているページの情報を付加することが可能であっても、印刷したウェブページにどのようにたどり着いたかという情報を付加することができなかった。
例えば、探していた情報が見つかったウェブページを保存のために印刷する場合、どのようなキーワードを用いて検索を行い、そのウェブページにたどり着いたかを知るには、別途検索に用いたウェブページを印刷しなくてはならない。また、あとからそのウェブページにアクセスするには、ヘッダに記載されたURLを入力するか、もしくは検索に用いたキーワードを思い出して再度検索を行う必要があり、ユーザにとっては使い勝手が悪かった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、印刷するウェブページ情報とともに、印刷するウェブページ情報に検索情報を一緒に印刷することができる印刷制御装置およびプログラムの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、検索エンジンのサーバに送信した検索キー情報に対応して当該サーバから受信したウェブページ情報を記憶する記憶手段と、前記ウェブページ情報の印刷を制御する印刷制御手段を備えた印刷制御装置において、前記記憶手段は、前記検索エンジンのサーバに送信した検索キー情報に対応して当該サーバから受信した検索結果のウェブページ情報から前記印刷されるウェブページ情報に至るまでに遷移したウェブページ情報の遷移状況を遷移情報として記憶し、前記印刷制御手段は、前記遷移情報から前記検索キー情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段により抽出された前記検索キー情報と前記印刷されるウェブページ情報とを合成する合成手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記遷移情報は、前記印刷されるウェブページ情報のURLおよび当該遷移元のウェブページ情報のURLを含み、前記情報抽出手段は、前記検索エンジンのサーバのURLから前記検索キー情報を抽出することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記情報抽出手段は、前記遷移情報に含まれる、前記遷移元のウェブページ情報のURLが前記検索エンジンのサーバのURLを示すものか判断するリンク元判断手段をさらに備え、前記リンク元判断手段によって前記URLが前記検索エンジンのサーバを示すと判断された場合に、前記情報抽出手段は当該URLから前記検索キー情報を抽出することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記リンク元判断手段によって前記URLが前記検索エンジンのサーバを示していないと判断された場合に、前記情報抽出手段は、当該URLに対応する前記ウェブページ情報の遷移情報を取得することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記情報抽出手段は、前記遷移情報から前記検索キー情報とともに特定の形式で記憶された情報である関連キー情報を抽出することを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、前記印刷制御手段は、印刷される前記ウェブページ情報に含まれ、かつ前記検索キー情報と一致する一致情報を抽出する一致情報抽出手段と、前記合成手段において合成される前記ウェブページ情報における前記一致情報の書式を変更する書式変更手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、検索エンジンのサーバに送信した検索キー情報に対応して当該サーバから受信した検索結果から遷移して得られるウェブページ情報の印刷を制御し、前記検索結果から遷移して印刷される前記ウェブページ情報に至るまでに遷移したウェブページ情報の遷移状況を、遷移情報として記憶する印刷制御装置に用いられるコンピュータを、前記遷移情報から前記検索キー情報を抽出する情報抽出手段、前記情報抽出手段により抽出された前記検索キー情報と印刷される前記ウェブページ情報とを合成する合成手段として機能させる。
請求項1記載の印刷制御装置によれば、検索エンジンのサーバに送信された検索キー情報に対応する検索結果のウェブページ情報から、印刷されるウェブページ情報に至るまでに遷移したウェブページ情報の遷移状況が記憶手段に記憶されているので、その遷移状況に基づいて印刷れるウェブページ情報から検索結果のウェブページ情報まで遡ることができる。
そして、遷移情報から検索キー情報を抽出し、検索キー情報を印刷されるウェブページ情報に合成することによって、印刷されたウェブページにどのような検索キー情報を用いてたどり着いたかを付加することが可能となる。
また、請求項2記載の発明によれば、遷移情報は、ウェブページ情報のURLおよび遷移元のウェブページ情報のURLを含んでいるので、検索結果から印刷されるウェブページ情報にたどりつくまでの順序がわかる。したがって、情報抽出手段は、印刷されるウェブページ情報から検索結果を示すウェブページ情報まで遡ることで検索エンジンのサーバのURLから前記検索キー情報を抽出することができる。
また、請求項3記載の発明によれば、遷移情報に含まれるリンク元のウェブページ情報のURLを解析し、URLが検索エンジンのサーバを示すものか判断してURLが検索エンジンを示すものと判断されたら前記検索キー情報を抽出するので、リンク元のURLを有効に活用して検索キー情報を抽出可能である。
また、請求項4記載の発明によればURLが検索エンジンのサーバを示していないと判断されたら、そのURLに対応するウェブページ情報の遷移情報を取得するので、検索結果から直接リンクされたウェブページからさらに複数のリンク先をたどった先のウェブページ情報を印刷する場合でも、遷移情報を遡って検索キー情報を抽出可能である。
また、請求項5記載の発明によれば、遷移情報から前記検索キー情報とともに特定の形式で記憶された情報である関連キー情報を抽出するので、次回検索時には前回よりも幅広い検索キー情報を用いて検索が可能である。
また、請求項6記載の発明によれば、ウェブページ情報に含まれ、かつ検索キー情報と一致する一致情報の書式を変更することが可能であるので、印刷したウェブページ情報中のどの位置に検索キー情報が含まれているかがわかりやすくなる。
また、請求項7記載のプログラムは、請求項1に記載の印刷制御装置の各処理手段としてコンピュータを機能させることができる。したがって、当該プログラムをコンピュータに実行させることによってウェブページ情報に関連のある検索キー情報を一緒に印刷させることができ、ユーザの利便性および印刷結果の有用性が向上する。
印刷制御装置を構成するパソコン3と、パソコン3に接続されたプリンタ5の外観図である。 印字システム1のハード構成を表すブロック図である。 検索サイトを用いてウェブページを検索する場合のフローチャートである。 ディスプレイ13に表示されたブラウザ画面に対しURLを入力して検索サイトにアクセスした図である。 ウェブページから別のウェブページにアクセスした場合のブラウザ画面39におけるウェブページ表示部45の表示状態の遷移を示したイメージ図である。 ウェブページ印刷時のプリンタドライバプログラムの動作を示すフローチャートである。 図5の(c)で表示されたウェブページが印刷された印刷媒体47を示す図である。 キーワードの書式を変更するためのCPU17の処理を示したフローチャートである。 図5の(c)で表示されたウェブページがキーワード部分の書式を変更されて印刷された印刷媒体47を示す図である。 検索サイトが提供する関連キーワードを合わせて抽出して印刷する処理に関するフローチャートである。 関連キーワードが印刷された印刷媒体47を示す図である。
(第一の実施例)
[印字システムの構成]
以下、本発明の印刷制御装置を印字システム1において実施した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は印刷制御装置を構成するパーソナルコンピュータ(以下パソコン3とする)と、パソコン3に接続されたプリンタ5の外観図であり、これらにより印字システム1が構成される。
パソコン3は本体部7と、ユーザの入力手段であるマウス9およびキーボード11と、CRT等のディスプレイ13とで構成される。マウス9とキーボード11とディスプレイ13はそれぞれ本体部7と接続されている。パソコン3は、画像処理など、種々の情報処理を行うことができる。例えば、インターネット上のWWWサーバにより提供されるHTML言語により記述されたデータ(コンテンツ)を表示する機能であるブラウザ機能を有している。
印刷装置としてのプリンタ5は接続手段であるケーブル15を介してパソコン3の本体部7に接続されている。プリンタ5とパソコン3との接続手段はケーブルに限らず、LANなどのネットワークや、赤外線通信などの無線通信手段を介して接続されてもよい。プリンタ5の形態としては、レーザプリンタであってもインクジェットプリンタであってもよいし、カラープリンタであってもモノクロプリンタであってもよい。
[印字システムの電気的構成]
次に、印字システム1のハード構成について説明する。図2は印字システム1のハード構成を表すブロック図である。
パソコン3は、各種演算処理を行うCPU17が備えられ、CPU17にはバス19を介してCPU17が実行するBIOS等のプログラムを記憶したROM21と、データを一時的に記憶するRAM23と、本発明の記憶手段であり、データの記憶装置であるハードディスクドライブ(HDD)25、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)27、プリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)29、ディスプレイ13、キーボード11、マウス9が接続されている。さらにパソコン3はネットワークI/F27を介して広域ネットワークとしてのインターネット31を通じてWWWサーバ33、35に接続されている。
CPU17は前述の通りパソコン3の制御を司り、本発明の印刷制御手段、情報抽出手段、合成手段、リンク元判断手段、一致情報抽出手段、書式変更手段に相当する。ディスプレイ13、キーボード11、マウス9の動作もCPU17によって処理される。
HDD25は、プリンタ5を制御して印刷を行うためのプリンタドライバプログラムや、ブラウザ機能のために動作するブラウザプログラムなど、パソコン3の動作を制御するためCPU17が実行するオペレーションシステム(OS)等の各種のプログラムが格納されている。プリンタドライバプログラムやブラウザプログラムなどのアプリケーションプログラムはインターネットからダウンロードして格納される。また、CD−ROM等の記憶媒体からインストールして格納してもよい。また、HDD25の内部には、後述するウェブページの表示動作に際し、キャッシュを格納するキャッシュ記憶領域26が備えられている。
キャッシュは、ウェブページのコンテンツやウェブページにアクセスした遷移状況に関する情報、その他ウェブページに関する情報等が記憶されたファイルであり、ウェブページのコンテンツ毎にテキスト形式で格納される。遷移状況に関する情報とは、具体的にはウェブページのURLや、そのウェブページのリンク元(遷移元)のウェブページのURLである。なお、キャッシュは、本発明の遷移情報に相当する。
RAM23は、プログラム実行中の一時的なデータや、プリンタドライバを動作させるのに必要なデータ、画像を印刷する際に用いられる印刷データなどが記憶される。
プリンタ5は、プリンタ本体37とプリンタポートI/F29で構成されている。パソコン3とプリンタ5はUSBなどのプリンタポートI/F29で接続されている。そのほかの例として、LANI/Fや無線を介してLANなどのネットワークによって接続されてもよい。
また、図示しないがプリンタ5もプリンタ5の制御を司るCPU、CPUが実行する各種の制御プログラム等を記憶したROM、データを一時的に記憶するRAM等を備え、それぞれがバスを介して接続されている。パソコン3から送られた印刷データは、プリンタポートI/F29を介して伝送される。プリンタ5のCPUは伝送された印刷データに基づいて印刷処理を行う。
WWWサーバ33、35は、各種コンテンツをウェブページとして要求元の装置に提供するサーバ装置である。ブラウザとWWWサーバの間にはコンテンツを送受信するための規約としてHTTP(Hyper Text Transfer Protocol) が定められている。この規約にのっとり、WWWサーバ33、35は、パソコン3など外部からの要求に応じ、自身がデータベースに保持するコンテンツを表すウェブページを、要求元の装置に提供する。本発明の検索エンジン35もWWWサーバの一つである。検索エンジン35は、インターネットを通じて入力され、テキストデータで表現された少なくとも1つのキーワードに基づき、そのキーワードに関連する情報を検索する機能を有している。なお、キーワードは本発明の検索キー情報に相当する。
[検索エンジンからのウェブページの表示]
次に、検索エンジン35を用いてユーザの希望するウェブページをパソコン3のディスプレイ13上に表示するための動作を説明する。以下、検索エンジンの提供するウェブページを検索サイトとよぶ。
図3は、検索サイトを用いてウェブページを検索する場合のCPU17の動作を示すフローチャートである。図4は、STARTの状態において、CPU17の処理によってブラウザプログラムを起動し、ディスプレイ13に表示されたブラウザ画面に対し検索エンジン35のインターネット上の住所に当たるURL(例えばhttp://www.xxxx.co.jpのような形式)を入力して検索サイトにアクセス(遷移)した図である。ブラウザ画面39はウェブページのURLを入力するURL入力部41、印刷ボタン40を有し、検索エンジン35へのアクセスは、キーボード11などの入力手段からURLを直接打ち込むことでURLを指定できる。また、ブラウザプログラムの機能の一つである、いわゆる「お気に入り」や「ブックマーク」に記憶された、検索サイトに相当する項目をマウス操作によって選択することで指定しても良い。
ブラウザ画面39にURLが入力されると、インターネットを介して、パソコン3は入力されたURLをもつ検索エンジン35に対しHTML言語で記述されたコンテンツを要求する。検索エンジン35は、要求されたウェブページを構成するデータであるコンテンツをパソコン3に送信する。コンテンツを受信したパソコン3はコンテンツをRAM23に記憶し、ブラウザプログラムによって解析して図4のようにディスプレイ13に検索サイトを表示する。なお、本発明のウェブページ情報はコンテンツに相当する。
検索サイトのウェブページ表示部45は、検索エンジンの提供者によって様々なデザインが存在するが、概ね次のような構成である。検索サイトのウェブページ表示部45には、ユーザがインターネット上で検索したいキーワードを入力可能なキーワード入力部43、入力されたキーワードに基づいて検索を開始させるサーチボタン44が表示されている。
図3を用いて、検索サイトにおいてウェブページを検索する際の動作について説明する。S1において、ユーザが検索キーワードを入力し、サーチボタン44をクリックすると、キーワードは検索エンジン35へ送信される。検索エンジン35は送信されたキーワードに基づき、WWWサーバ33上に存在するウェブページのうちキーワードを含むものをリストアップしたコンテンツを検索結果としてパソコン3に送信する。HTTPでは、データの送受信の際にはヘッダ情報と呼ばれる各種の情報を付与することが定められており、コンテンツとともにキャッシュとしてHDD25のキャッシュ記憶領域26に格納される。
S2において、パソコン3は検索結果を検索エンジン35から取得し、RAM23に読み込む。S3においてディスプレイ13に検索結果を表示する。表示された検索結果は、それに対応するウェブページを示すURLにアクセス可能に表示されている。したがってユーザはマウス9のクリック操作によってそのURLにコンテンツを要求し(S4)、対応するWWWサーバ33は要求されたウェブページのデータに相当するコンテンツをパソコン3に送信する。S5においては、送信されたコンテンツをパソコン3のRAM23に格納し、S6にてコンテンツを読み込みディスプレイ13上でウェブページを表示する。これら一連の処理によって、ユーザはインターネット上の検索エンジン35において検索した検索結果を参照し、閲覧したいウェブページにアクセス可能となる。
図5は、ウェブページから別のウェブページにアクセスした場合のブラウザ画面39におけるウェブページ表示部45の表示状態の遷移を示したイメージ図である。図では、(a)では検索サイトにおいてユーザの検索したいキーワードが入力されている。本実施例ではキーワードとして「car」と入力されたとする。次に、(b)では入力されたキーワードに基づいて検索エンジン35から送信された検索結果が表示されている。ここでは、見つかったウェブページのタイトル(SITE A、SITE B、・・・)と、そのウェブページのURLが、リンクとして表示されている。
(c)では(b)の検索結果から、ユーザが気になったウェブページ(SITE A)にアクセスし、表示された状態に遷移している。さらに、(d)では「SITE A」のコンテンツ内に張られたリンクから、別のウェブページ(「SITE Z」とする)に遷移した状態を示している。このように、ウェブページに表示されているリンク部42をクリックすることにより、リンクに張られたURLに相当するウェブページのコンテンツをWWWサーバに要求し、ウェブページからまた別のウェブページにアクセスすることも可能である。別のウェブページに遷移すると、ブラウザ画面39のURL入力部41に表示されるURLが更新され、別のウェブページに遷移したことがURLからもわかる。
また、別のウェブページに遷移するたびに、そのウェブページのキャッシュがHDD25のキャッシュ記憶領域26に格納される。
[キーワードを付加したウェブページ印刷]
次に、ウェブページを印刷する場合に、そのウェブページにたどり着くのに用いられたキーワードを付加して印刷するためのCPU17の動作を、フローチャートを用いて詳細に説明する。図6は、ウェブページ印刷時のプリンタドライバプログラムの動作を示すフローチャートである。
まずSTARTの状態について説明する。ここでは、図3で説明した検索サイトを用いてウェブページが検索され、検索結果からウェブページにアクセスしてユーザの望むウェブページが表示されている。図5においては、ブラウザの表示状態は(c)に対応する。
また、ユーザの操作によって印刷設定のために印刷ボタン40が押下され、プリンタドライバがコールされると、HDD25に記憶されたプリンタドライバプログラムが起動され、そのプログラムの実行部分がRAM23に読み込まれてプログラムが実行される。プリンタドライバが起動されるとディスプレイ13に印刷設定画面が表示される。印刷設定画面には、印刷結果にキーワードをあわせて印刷するかを選択可能なチェック欄が設けられ、ユーザに選ばせることができる。ユーザは印刷部数などを設定するとともに、キーワードを印刷するように設定する。印刷設定が終わったら、印刷設定画面にて印刷指示を出す。つまり、STARTでは表示されたウェブページに、キーワードを付加して印刷するよう指示された状態である。
S11において、印刷設定が指示されたウェブページのキャッシュを読み込んでRAM23に記憶する。キャッシュはパソコン3内部のキャッシュ記憶領域26に格納されているので、CPU17は現在ディスプレイ13に表示されているウェブページに対応したキャッシュをRAM23に読み込めばよい。
具体的には、まず現在起動されているブラウザプログラムを特定する。キャッシュが保存されているキャッシュ記憶領域26中の場所(フォルダ)は、使用されるブラウザプログラムによって決められているので、ブラウザプログラムに対応するキャッシュが保存されている場所を取得することができる。
そして、テキスト形式で格納された複数のキャッシュの中から、印刷設定が指示されたウェブページのURLの文字列を検索する。ここでは、「http://www.aaaa.co.jp」が印刷設定を指示されたウェブページのURLに相当する。印刷指定されたウェブページのURLを持ったキャッシュが、RAM23に読み込まれる。
S12では、S11で取得したキャッシュから、リファラが取得可能か判断する。リファラとは、キャッシュの有する情報のひとつであるヘッダ情報に含まれる情報で、あるウェブページの中にあるリンクをクリックして別のページにアクセスした際の、そのリンク元のウェブページのURLの文字列である。
リファラの具体的な取得方法としては、テキスト形式のキャッシュのうちどの位置にリファラに相当する情報が書き込まれているか(例えば、ファイルの上から何行目に書き込まれているか)を、あらかじめ設定しておく。そして、あらかじめ記憶された位置にURLの情報が記載されているか否かを判断する。
ヘッダ情報にリファラが含まれている場合(S12:YES)には、S13に進んでリファラを読み込む。もし、リンク元のウェブページがセキュリティ上の理由等でリファラを送信せず、ヘッダ情報からリファラが取得できなかった場合、またはウェブページがブラウザのブックマークやURL入力部41から直接指定された場合(S12:NO)は、S18に進んでウェブページのコンテンツから印刷データを生成し、プリンタ3に送信する。
S13の処理方法として、具体的には図5の(c)の状態でキャッシュを取得すると、「SITE A」のヘッダ情報には(b)において表示したウェブページのリファラが含まれている。このときのリファラは、(b)においてURL表示部41に表示された「http://www.xxxx.co.jp/search?q=car」となる。
次に、S14に進み、読み込んだリファラを参照し、リファラの示すURLが検索サイトの検索結果を示すウェブページか否かを判断する。具体的には、HDD25等の記憶手段に検索サイトのサーバのURLを登録しておき、リファラの示すURLの文字列の中に登録されたURLの文字列が含まれているかを検索する。本実施例では、HDD25に検索サイトのドメイン名として「www.xxxx.co.jp」の文字列が登録されているとする。その場合、(b)で表示されたウェブページは検索サイトであると判断され(S14:YES)、S16に移行する。登録された文字列がリファラに存在しなかった場合(S14:NO)は、検索サイトではないと判断され、S15に移行する。
S15においては、リファラが示すページのキャッシュを取得してRAM23に記憶する。S15に進むのは、図5の(d)の状態でウェブページを印刷する場合である。この場合、S14で参照したリファラには「SITE A」のURLの文字列が記されており、リンク元のウェブページが検索サイトではないことがわかる。このとき、「SITE A」のキャッシュを取得し、S12にて再びリファラが取得可能かを判断し、リファラが取得できた場合はS14にてリファラが検索サイトかを判断する。
このように、S12からS15の処理を繰り返すことで、検索結果から印刷されるウェブページに至るまでの遷移状況をたどって検索サイトのURLにたどり着くことが可能となる。検索サイトの検索結果のウェブページを示すリファラにたどり着いたら、S16に移行すればよい。
S16においては、リファラのURLを解析し、検索に用いられたキーワードを取得し、RAM23に記憶させる。リファラの示すURLが検索サイトの検索結果を示すウェブページであった場合、そのURLの文字列からキーワードを抽出することが可能である。検索エンジン35の提供する検索結果を示すURLは、検索サイトのURLのあとにキーワードや、その他の付加情報を特定の形式で並べて生成される。例えば、図5の(b)のURL入力部41に表示されたURLは、「http://www.xxxx.co.jp」のあとに「search?q=car」という文字列が並んでいる。この「search?q=」以降の文字列が、この検索サイトで入力されたキーワードを表している。
そこで、HDD25に、検索サイト「xxxx」では「search?q=」以降の文字列がキーワードであるということを登録しておけば、登録された形式に従ってURLを解析し、キーワード「car」を抽出することが可能である。このように、検索エンジンと、そこで用いられるキーワード記述形式をHDD25などの記憶手段に登録しておくことで、リファラの示すURLからキーワードを抽出することが可能となる。
なお、キーワードの抽出に用いたキーワード記述形式は、ネットワークI/F27を通じて検索エンジン35のデータベースから取得するようにしてもよい。データベースから取得するようにすれば常に新しいキーワード記述形式からURLを解析可能である。
また、キーワードの文字列がASCII文字ではなく「車」などの非ASCII文字を含んで入力された場合、URLには一定の規則で符号化された記号として記述されている。この場合は、抜き出した記号の文字列を復号化することで元の文字列を抽出することが可能である。
次にS17に進み、抽出されたキーワードを印刷データに合成する。STARTでユーザが印刷指令を出すと、CPU17の処理によってウェブページのコンテンツから印刷データを生成する。印刷データには、ウェブページの画像データやその配置などが設定されている。この印刷データに対して、キーワードの情報が印刷物上のキーワードとともに合成され、印刷データの一部として埋め込まれる。
その後S18に進み、生成されたデータをプリンタ5に送信する。プリンタ5は印刷データを元に印刷処理を行い、紙などの印刷媒体に出力する。図7は、図5の(c)で表示されたウェブページされた印刷媒体47である。図では、ウェブページの印刷結果とともに印刷媒体の左上部に、検索サイトで入力されたキーワード49が印刷されている。
以上のように本実施例では、印刷したいウェブページに対応するキャッシュに含まれるリファラを参照することでキーワードが抽出され、印刷データに対して埋め込むことで印刷媒体にキーワードを合成した状態でウェブページを印刷可能とした。これによってユーザは印刷したウェブページにどのような検索を行ってたどり着いたかが確認可能である。
(実施例2)
[キーワードの書式の変更]
本実施例では、印刷するウェブページ中の文字列で、キーワードと一致する部分の書式を変更するために行うCPU17の処理について、フローチャートを用いて詳細に説明する。ウェブページの表示および検索方法に関しては実施例1と同じなのでここでは割愛し、また実施例1と同様のものには、同じ符号を付して説明する。
図8は、キーワードの書式を変更するためのCPU17の処理を示したフローチャートである。STARTの状態では、図6のS16が終了し、RAM23にキーワードが記憶されている。
S21にて、印刷指示されたウェブページ中のキーワードと一致する文字列を抽出する。具体的には、RAM23に読み込まれたウェブページのコンテンツを対象として、キーワードと一致する文字列を本発明における一致情報として抽出する。次に、S22にて印刷結果の中でキーワードと一致する文字列の書式を変更するように印刷データを加工する。具体的には、S21において印刷するウェブページ中の文字列でキーワードと一致する部分が抽出されているので、印刷結果のキーワードと一致する部分のフォントの大きさや色が変更されるように、印刷データを編集する。
その後、S23にて実施例1と同様にキーワードを印刷データに合成し、S24にて生成されたデータをプリンタ5に送信し、プリンタは受信したデータに基づいて印刷処理を行う。
図9は、図5の(c)で表示されたウェブページが印刷された印刷媒体47である。図では、印刷媒体47に印刷されたウェブページの印刷結果の中に含まれる「car」という文字列のフォントが拡大され、かつ斜体に変更されている。このように、印刷するウェブページ中の文字列で、キーワードと一致する部分の書式を変更することで印刷したウェブページ中のどの位置にキーワードが含まれているかがわかりやすくなり、印刷結果の有用性が向上する。なお、書式の変更形式は、本実施例に挙げた形式に限らずユーザが視認しやすい形式であればよい。
(実施例3)
[関連するキーワードの抽出]
本実施例では、実施例1で取得したキーワードに加えて、検索サイトが提供する関連キーワードを合わせて抽出して印刷する処理についてフローチャートを用いて説明する。検索サイトの中には、検索サイトで検索を行うとキーワードに近い意味の文字列、もしくは過去に別のユーザがそのキーワードとともに入力した文字列を関連キーワードとして表示する機能を有するものがある。例えば「car」という文字列を用いて検索を行った場合に、関連キーワードとして「car drive」のような文字列を表示し、マウス操作によってその関連キーワードをクリックすると、「car drive」を新たなキーワードとして検索が行われる。本実施例では、ユーザが入力したキーワードのほかに関連キーワードも抽出して印刷する。なお、関連キーワードは本発明の関連キー情報に相当する。
図10は、検索サイトが提供する関連キーワードを合わせて抽出して印刷する処理に関するフローチャートである。STARTの状態では、図6のS16が終了した状態であり、検索結果を示すウェブページのリファラが解析されてキーワードがRAM23に読み込まれている。S31では、RAM23に読み込まれたキーワードを印刷データに埋め込む。S32では、リファラの示すURLを参照してキャッシュをRAM23に読み込む。
次に、S33ではRAM23に読み込まれたキャッシュから関連キーワードが抽出可能であるか否かを判断する。キャッシュに含まれるウェブページのコンテンツはhtml形式で記述されており、画像や他のウェブページへのリンク情報などはあらかじめ定められた特殊な記法(タグ)を用いて記述されている。コンテンツ中から関連キーワードを探し出すためには、予め検索サイトごとにどのようなタグを用いて関連キーワードが記述されているかなどの特定の記述形式をHDD25に記憶させておく。そして、該当する検索サイトの記述形式を読み込んで参照することでコンテンツから関連キーワードを探し出すことができる。
検索結果を示すウェブページに対応するキャッシュの中に関連キーワードの情報が含まれていない、もしくはセキュリティ上の理由から抽出することができない場合(S33:NO)、S36に進んで印刷データをプリンタ5に出力する。このときの印刷結果には、ユーザが検索サイトにて入力したキーワードとウェブページが印刷されている。
キャッシュ中に関連キーワードが含まれており、関連キーワードが抽出可能な状態である場合(S33:YES)、S34に進んで関連キーワードを抽出してRAM23に読み込む。次にS35にて関連キーワードを印刷データに埋め込み、S36にて印刷データをプリンタ5に出力する。
図11は、関連キーワードが印刷された印刷媒体47を示している。印刷媒体47の上部には、キーワード49として「car」とともに関連キーワード51「car drive」という文字列が印刷されている。このように、印刷媒体にキーワードとともに関連キーワードを印刷することで、ユーザはどのようなキーワードを用いて検索を行ったかが判別できるだけでなく、関連キーワードを印刷することで次回の検索時により幅広く検索を行うことが可能なので、ウェブページが印刷された印刷媒体の有用性が向上する。もちろん、関連キーワードに対しても実施例2において説明した同様の処理を行っても良い。
また、S34においてキャッシュから関連キーワードだけでなく検索サイトの有する情報を抽出するようにしてもよい。たとえば、検索サイトのサイト名を抽出するようにしてもよい。検索エンジンによって検索結果は異なってくるので、どの検索エンジンにアクセスしたかがわかるので、ユーザにとって有益であるといえる。したがって、キーワードや関連キーワードのみならず、検索サイトに提供された情報も相当するものである。
以上に説明したように、本発明では印刷したいウェブページのキャッシュを遡ることで、検索サイトのサーバのURLまでたどりつき、そのURLからキーワードや関連キーワードなどを抽出し、印刷データに合成することでより有用性の高い印刷結果を得ることができる。例として、実施例1のように印刷したいウェブページにたどりつく過程で入力したキーワードがキャッシュに含まれるリファラを参照することで抽出され、印刷データに合成することで印刷媒体にキーワードを付加した状態で印刷可能とした。これによって、ユーザの利便性と、ウェブページを印刷した印刷媒体の有用性が向上し、有効にリンク元のURLが活用可能である。また、検索サイトから直接リンクされたウェブページ以外を印刷する場合でもキャッシュを遡って検索キーワードを抽出可能である。
また、検索サイトのキャッシュから関連キーワードを抽出して印刷媒体に印刷することで、次回検索サイトを使用するにあたって前回よりも幅広いキーワードを用いて検索が可能であるので、ウェブページが印刷された印刷媒体の有用性はより向上する。
さらに、印刷するウェブページ中の文字列で、キーワードと一致する部分を抽出して書式を変更することで印刷したウェブページ中のどの位置にキーワードが含まれているかがわかりやすくなる。
なお、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能である。例えば本実施例では検索サイトを表示し、ウェブページ表示部45に表示されたキーワード入力部43にキーワードを入力してウェブページの検索を行ったが、ツールバーにキーワード入力部が埋め込まれたブラウザ画面を表示させるブラウザプログラムを用いても良い。この場合、検索サイトを表示しなくてもツールバーに埋め込まれたキーワード入力部に検索したいキーワードを入力すればよい。
また、実施例ではキャッシュをHDD25のキャッシュ記憶領域26からRAM23に読み込んでからキーワードを抽出しているが、キーワードを抽出するために他の手法を用いても良い。例えば、OSの有する機能を用いてキャッシュをRAM23に読み込まずに直接HDD25からリファラを取得することができれば、同様にキーワードを抽出し、印刷データに合成を行うことが可能である。
1 印字システム
3 パソコン
5 プリンタ
17 CPU
25 HDD
33 WWWサーバ
35 検索エンジン

Claims (7)

  1. 検索エンジンのサーバに送信した検索キー情報に対応して当該サーバから受信したウェブページ情報を記憶する記憶手段と、前記ウェブページ情報の印刷を制御する印刷制御手段を備えた印刷制御装置において、
    前記記憶手段は、
    前記検索エンジンのサーバに送信した検索キー情報に対応して当該サーバから受信した検索結果のウェブページ情報から前記印刷されるウェブページ情報に至るまでに遷移したウェブページ情報の遷移状況を遷移情報として記憶し、
    前記印刷制御手段は、
    前記遷移情報から前記検索キー情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記情報抽出手段により抽出された前記検索キー情報と前記印刷されるウェブページ情報とを合成する合成手段と
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記遷移情報は、前記印刷されるウェブページ情報のURLおよび当該遷移元のウェブページ情報のURLを含み、前記情報抽出手段は、前記検索エンジンのサーバのURLから前記検索キー情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記情報抽出手段は、前記遷移情報に含まれる、前記遷移元のウェブページ情報のURLが前記検索エンジンのサーバのURLを示すものか判断するリンク元判断手段をさらに備え、
    前記リンク元判断手段によって前記URLが前記検索エンジンのサーバを示すと判断された場合に、前記情報抽出手段は当該URLから前記検索キー情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記リンク元判断手段によって前記URLが前記検索エンジンのサーバを示していないと判断された場合に、前記情報抽出手段は、当該URLに対応する前記ウェブページ情報の遷移情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷制御装置。
  5. 前記情報抽出手段は、
    前記遷移情報から前記検索キー情報とともに特定の形式で記憶された情報である関連キー情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1から4いずれかに記載の印刷制御装置。
  6. 前記印刷制御手段は、
    前記印刷されるウェブページ情報に含まれ、かつ前記検索キー情報と一致する一致情報を抽出する一致情報抽出手段と、
    前記合成手段において合成される前記ウェブページ情報における前記一致情報の書式を変更する書式変更手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1から5いずれかに記載の印刷制御装置。
  7. 検索エンジンのサーバに送信した検索キー情報に対応して当該サーバから受信した検索結果から遷移して得られるウェブページ情報の印刷を制御し、前記検索結果から遷移して印刷される前記ウェブページ情報に至るまでに遷移したウェブページ情報の遷移状況を、遷移情報として記憶する印刷制御装置に用いられるコンピュータを、
    前記遷移情報から前記検索キー情報を抽出する情報抽出手段、
    前記情報抽出手段により抽出された前記検索キー情報と印刷される前記ウェブページ情報とを合成する合成手段
    として機能させるためのプログラム。
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