以下、本発明に係るパチンコ機の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、パチンコ機の一形態を示す正面図である。このパチンコ機1は、遊技領域の略中央部にいわゆるセンター役物として複数の図柄を変動表示あるいは停止表示させる図柄表示装置2を備えた第1種のパチンコ機である。図示を省略する発射装置から遊技球が打ち出され、打ち出された遊技球が所定の入賞口へ入賞すると、その入賞に基づいて図柄表示装置2に複数の図柄(数字や絵柄等)が所定時間変動表示される。この所定時間の変動表示経過後に、抽選によって乱数の中から選択された図柄が停止表示され、その停止表示された図柄が予め定められた特定の組合わせ図柄(当り図柄の組合せ)の場合、大入賞口3が所定時間連続して開放し遊技球の入賞し易い状態となって短時間で多くの賞球を得ることが可能となり、遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり遊技状態)が発生する。そして、本願に係るパチンコ機は、大入賞口3の所定時間連続して開放される回数が相違する複数種類の大当り遊技状態を有している。その大当り遊技の種類は、例えば、当り図柄の種類によって予め定められている。あるいは、停止表示された当り図柄とは別に独立して決定され、図柄表示装置2の表示画面等を使用して報知される。
パチンコ機1は、外枠20を備え、外枠20の前面側には、外枠20に対して開閉可能に額縁状の内枠21が蝶着され、内枠21内、即ち、額縁の内側には、遊技盤が内枠21に対して着脱可能に取り付けられている。また、内枠21の前面側には、遊技盤の前面を覆うように、内枠21に対して開閉可能にガラス枠4が蝶着されている。ガラス枠4の中央部には、窓部が形成されており、その窓部を塞ぐように透明ガラスが装着されている。従って、ガラス枠4の奥側(ガラスの裏側)には、該ガラスを透して遊技者側から遊技盤が視認可能な状態であり、ガラス枠4の窓部の大きさに対応して、即ち、ガラスを透して遊技者が視認可能な遊技盤上の位置に遊技領域5が形成されている。また、ガラス枠4には、特定の遊技状態であること、例えば、大当り遊技状態であることを表示する複数の表示灯6、あるいは遊技のエラー状態である賞球払出しエラー等を表示する表示灯6'、及び、遊技状態に応じて所定の音楽あるいは音声を出力するスピーカ7、7'が設けられている。
遊技盤上には、発射装置から打出された遊技球を誘導する略円弧状の外レール8a及び内レール8bが設けられ、この二つのレール8aと8bによって囲まれた部分が遊技領域5を形成している。遊技球はこの遊技領域5を流下し、遊技球が遊技領域5に設けられている入賞口に入賞する等の所定の条件を満たすと予め定められた賞球が払い出される。遊技領域5の略中央には図柄表示装置2が設けられ、この図柄表示装置2には、図柄の変動表示が行われる可変表示部9が設けられている。可変表示部9には、左表示部9a、中表示部9b、右表示部9cの3つの表示部が設けられ、それぞれの表示部には、複数の図柄が独立して変動表示、および停止表示される。
図柄表示装置2の下側には始動入賞口10が設けられており、この始動入賞口10への遊技球の入賞に基づいて可変表示部9に図柄の変動表示動作が開始される。図柄の変動表示動作が行われている期間中に、さらに始動入賞口10へ遊技球が入賞したときは、その入賞に対する図柄変動表示の権利は記憶手段(RAM)に記憶され、先に行われている図柄の変動表示動作等(図柄の停止表示、及び大当り遊技が発生したときはその大当り遊技を含む)の終了後に順次実行される。記憶可能な権利の上限数は予め定められており、図柄の変動表示動作が行われている間に記憶数が上限値に達したときは、上限値に達した状態でさらに遊技球が入賞してもその権利は無効にされる。
始動入賞口10の下側には、可変表示部9a〜9cに特定の図柄が停止表示したとき、例えば、「7」、「7」、「7」のように同じ図柄が3つ停止表示したときに、所定時間継続して開放状態となる大入賞口3が設けられている。また、大入賞口3の内部にはV入賞ゾーン3aが設けられており、大入賞口3の開放中、いわゆるラウンド中に大入賞口3に入賞した遊技球がこのV入賞ゾーン3aを通過すると、そのラウンドが終了し閉状態となった大入賞口3が再度開放状態となる。このように大当たり状態の発生により、短時間で多くの賞球を得ることが可能となり、遊技者に有利な特別遊技状態が発生する。大入賞口3の左右両側には、一般入賞口11が設けられている。また、大入賞口3の下側には、遊技領域5を流下していずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球、いわゆる外れ球が排出されるアウト口12が設けられている。
遊技盤の前面を覆うガラス枠4の下方部には、球皿部13を備えた一体皿14が配設されている。この一体皿14の球皿部13には、図示を省略する遊技球の貯留タンクと連通し、貯留タンクの遊技球を球皿部13へ流出させる連通口15が形成されている。一体皿14は、図1において左辺部を支軸として内枠21に対して開閉可能な状態に取り付けられている。一体皿14の右側下部には遊技者の回転操作によって発射装置から発射される遊技球の発射強度、即ち、遊技球の飛距離を調整するためのハンドルグリップ18が設けられている。
ここで、本実施の形態における大当り遊技の内容について説明する。
図柄表示装置2の左表示部9a、中表示部9b、右表示部9cには、それぞれ「0」から「9」までの10種類の図柄が独立して変動表示、および停止表示される。遊技球が始動入賞口10に入賞すると、図柄表示装置2が作動し各表示部に図柄の変動表示が開始される。変動表示の開始から12秒以上経過すると、左表示部9a、右表示部9c、中表示部9bの順に図柄の変動が停止する。そして、3つの表示部9a、9b、9cに同じ種類の図柄「0」「0」「0」、「1」「1」「1」、…、「9」「9」「9」の組合せが停止表示された場合に大当り遊技状態が発生する。
大当り遊技が開始すると、大入賞口3が開放状態となる。大入賞口3が継続して30秒間開放するか、又は大入賞口3に遊技球が10個入賞する条件が成立すると図柄表示装置2の作動が終了し、大入賞口3の開放状態が終了する。但し、大入賞口3の開放状態中に入賞した遊技球がV入賞ゾーン3aを通過すると、図柄表示装置2の作動は終了せず、前記条件の成立後に、一旦、閉状態となった大入賞口3が再度開放状態となる。この大入賞口3が継続して30秒間開放するか、又は大入賞口3に遊技球が10個入賞する条件が成立するまでの期間のことを一般的にラウンドといい、そのラウンド中に遊技球がV入賞ゾーン3aを通過すると次のラウンドに進むことができることとなる。
次のラウンドに進むことができる回数、即ち、連続ラウンド数は、上記当り図柄の組合せ(10種類)の種類によって予め定められている。奇数の図柄である「1」「1」「1」、「3」「3」「3」、「5」「5」「5」、「7」「7」「7」、「9」「9」「9」で大当り遊技が発生した場合には、最大15ラウンドまで連続することができ、偶数の図柄である「0」「0」「0」、「2」「2」「2」、「4」「4」「4」、「6」「6」「6」、「8」「8」「8」で大当り遊技が発生した場合には、最大6ラウンドまで連続することができるように設定されている。即ち、この形態においては当り図柄の種類によって連続ラウンド数の違い(6ラウンドと15ラウンド)による2種類の大当り遊技が設けられている。
尚、大当り遊技の種類数は、この形態に限定されるものではなく、当り図柄の組合せの種類によって複数種類の大当り遊技が発生するように設定されていればよい。例えば、上記当り図柄の組合せ(10種類)のうち、「3」「3」「3」、「7」「7」「7」で大当り遊技が発生した場合には、最大15ラウンドまで連続することができ、「1」「1」「1」、「5」「5」「5」、「9」「9」「9」で大当り遊技が発生した場合には、最大10ラウンドまで連続することができ、「0」「0」「0」、「2」「2」「2」、「4」「4」「4」、「6」「6」「6」、「8」「8」「8」で大当り遊技が発生した場合には、最大6ラウンドまで連続することができるように設定して、3種類の大当り遊技を設けるようにしてもよい。
また、連続ラウンド数の違いに替えて、大入賞口3が開放し得る最長時間(上記の場合でいうと30秒の時間)の違いによって複数の大当り遊技を設定するようにしてもよい。さらに、停止表示された当り図柄の種類によって大当り遊技の種類が決定される形態に限定されず、例えば、停止表示された当り図柄とは別に独立して大当り遊技の種類が決定される形態であってもよく、その大当り遊技の種類を、大当り遊技の開始時、大当り遊技中、大当たり遊技の終了時等に、図柄表示装置2の表示画面、図柄表示装置2とは別個に設けられた表示ランプ等の報知手段によって報知するようにしてもよい。そして、この場合にも、大当り遊技の種類としては、連続ラウンド数、あるいは大入賞口3の開放し得る最長時間を相違させるようにすればよい。
また、この形態においては、上記当り図柄の組合せ(10種類)のうち、さらに予め定められた特定図柄で大当り遊技が発生した場合には、確率変動機能が作動を開始して、上記当り図柄の組合せが停止表示される確率、即ち大当り遊技が発生する確率が高確率に移行する、いわゆる確率変動遊技状態が発生する。確率変動遊技状態は大当り遊技状態中には発生せず、大当り遊技状態の終了後に発生する。そして、確率変動遊技状態中に特定図柄で大当り遊技状態が発生したときは、その時点から新たに確率変動遊技状態を継続する。但し、確率変動遊技状態中に、特定図柄以外の当たり図柄で大当り遊技が発生したとき、又は、始動入賞口10への遊技球の入賞に伴なう図柄の変動表示動作が所定回数行われたときには、確率変動遊技状態は終了し、通常の大当り遊技の発生確率状態に戻る。
具体的には、上記当り図柄の組合せ(10種類)のうち、予め定められた特定図柄が「3」「3」「3」及び「7」「7」「7」であり、この特定図柄で大当り遊技が発生した場合には、確率変動遊技状態が発生し、この大当り遊技状態の終了後、確率変動遊技状態が発生中に始動入賞口10への遊技球の入賞に伴ない図柄の変動表示動作が行われ、再度、特定図柄「3」「3」「3」又は「7」「7」「7」で大当り遊技が発生すると、その時点から新たに確率変動遊技状態を継続する。但し、前記特定図柄以外の当り図柄「0」から「2」、「4」から「6」、「8」、「9」で大当り遊技が発生したとき、又は次の大当りが発生せずに図柄の変動表示動作が1000回行われたときには確率変動遊技状態は終了する。
また、上記当り図柄の組合せ(10種類)のうち、予め定められた上記特定図柄または予め定められた変動時間短縮図柄で大当り遊技が発生した場合には、変動時間短縮機能が作動を開始して、始動入賞口10への遊技球の入賞に伴なって行われる図柄の変動表示動作時間が短縮され、いわゆる変動時間短縮遊技状態が発生する。変動時間短縮遊技状態は大当り遊技状態の終了後に発生する。そして、特定図柄で大当り遊技が発生した場合は、その大当り遊技が終了した時点から次回の大当り遊技が開始されるまで、またはその大当り遊技が終了した時点から始動入賞口10への遊技球の入賞に伴なう図柄の変動表示動作が第1所定回数行われるまで、変動時間短縮遊技状態は継続される。また、変動時間短縮図柄で大当り遊技が発生した場合は、その大当り遊技が終了した時点から次回の大当り遊技が開始されるまで、またはその大当り遊技が終了した時点から始動入賞口10への遊技球の入賞に伴なう図柄の変動表示動作が第2所定回数行われるまで、変動時間短縮遊技状態は継続される。
具体的には、上記当り図柄の組合せ(10種類)のうち、予め定められた特定図柄が「3」「3」「3」及び「7」「7」「7」であり、変動時間短縮図柄が「1」「1」「1」、「5」「5」「5」、「9」「9」「9」である場合、「3」「3」「3」又は「7」「7」「7」で大当り遊技が発生したときは、その大当り遊技が終了した時点から次回の大当り遊技が開始されるまで、またはその大当り遊技が終了した時点から始動入賞口10への遊技球の入賞に伴なう図柄の変動表示動作が1000回行われるまで、変動時間短縮遊技状態は継続される。また、「1」「1」、「5」「5」「5」、「9」「9」「9」で大当り遊技が発生した場合は、その大当り遊技が終了した時点から次回の大当り遊技が開始されるまで、またはその大当り遊技が終了した時点から始動入賞口10への遊技球の入賞に伴なう図柄の変動表示動作が100回行われるまで、変動時間短縮遊技状態は継続される。従って、上記大当り遊技終了後に発生する次回の大当り遊技が、再度、特定図柄又は変動時間短縮図柄で発生したときは、その時点から新たに変動時間短縮遊技状態は継続される。尚、「0」、「2」、「4」、「6」、「8」の当り図柄で大当り遊技が発生した場合には、変動時間短縮遊技状態は発生しない。
図2は、パチンコ機1の一部背面図であり、パチンコ機の主な遊技内容を制御している主制御基板30と、主制御基板30から送信されてくる遊技情報をパチンコ機の外部の装置、例えば、ホールコンピュータ等に出力するための外部端子板31との配置関係、及び接続状態を説明するための図である。従って、主制御基板30と外部端子板31との関係を理解し易くするために、パチンコ機1の組立て完成時には取り付けられる他の制御基板、及び部材の一部を取り外した状態で示している。外部端子板31には、主制御基板30と接続するためのコネクタ32と、主制御基板30から送信されてきた遊技情報を外部の装置へ出力するための信号を生成する遊技情報生成手段33としてのリレーあるいはフォトカプラと、生成された遊技情報に関する信号を外部の装置へ送信するための遊技情報出力手段、即ち、外部の装置と接続するためのコネクタ34が設けられている。遊技情報出力手段34には、送信する遊技情報の数に対応した出力部が設けられている。
外部端子板31はコネクタ32を介して、主制御基板30に設けられているコネクタと配線によって接続されている。主制御基板30からの遊技情報は、それぞれ2本の配線を用いて外部端子板30に送信されている。その一方は電圧用の線として用いられ、他の一方は遊技情報が印加される信号線として用いられている。遊技情報は略5Vの電圧のオン・オフ信号によって主制御基板30から出力されている。この信号(電圧)がコネクタ32に入力されると、コネクタ32に接続されているスイッチング用のトランジスタが制御され、遊技情報生成手段33としてのリレー等が信号に応じてオン・オフ制御される。この遊技情報生成手段33のオン・オフ制御により、外部の装置へ送信する遊技情報信号が生成され、遊技情報生成手段33の出力端子から電圧レベル(遊技情報生成手段33に印加された電圧)とアースレベルのオン・オフ信号が出力される。遊技情報生成手段33から出力された信号はコネクタ34を介して配線接続されている外部の装置に送信される。
次に、パチンコ機1の電気的な制御を図3に示すブロック図に従って説明する。
本パチンコ機1の制御系は、主制御基板30を中心に構成されており、演出制御基板40は、主制御基板30から送信されてくるコマンド信号に基づいて、図柄制御装置41、音声制御装置42、およびランプ制御装置の制御を行なっている。尚、これらの各制御基板は、図2に示されるようにパチンコ機1の背面側に配設されている。
主制御基板30は、ROM46とRAM47を内蔵したワンチップのマイクロコンピュータ(CPU)45を中心とした電子回路から構成されている。ROM46には、パチンコ遊技に関するプログラム、即ち、マイクロコンピュータ45の動作プログラムのデータが格納されている。RAM47には、パチンコ遊技に関するデータを記憶しておくための作業領域が設けられている。制御手段としてのマイクロコンピュータ45はROM46の動作プログラムに従って、必要なデータをRAM47に書き込みあるいは読み出ししながらパチンコ遊技の制御を行なっている。主制御基板30には、マイクロコンピュータ45と、各入賞球センサ、あるいは他の制御基板、制御装置、ソレノイドとの信号の入出力を行うための入出力ポート48、49が設けられている。また、マイクロコンピュータ45からの遊技情報に関する信号を外部端子板31に出力するための外部情報出力ポート50が設けられている。
主制御基板30の入力ポート48には、一般入賞口11内に設けられ、遊技球の入賞を検出する通常入賞球センサ51が接続されている。また、大入賞口3内に設けられ、遊技球の入賞を検出する大入賞球センサ52が接続されている。また、大入賞口3内のV入賞ゾーン3aに設けられ、大当り遊技時に遊技球の通過を検出して大当りラウンドを継続させるためのV入賞球センサ53が接続されている。さらに、始動入賞口10内に設けられ、遊技球の入賞を検出して図柄表示装置2に図柄の変動表示動作を開始させる始動入賞球センサ54が接続されている。
これらのスイッチによる検出信号は、入力ポート48を介してマイクロコンピュータ45に入力されている。始動入賞球センサ54によって検出された始動入賞口10への遊技球の入賞球数は、RAM47に設けられた記憶領域に記憶されている。また、大入賞球センサ53によって検出された大入賞口3への入賞球数、V入賞球センサ53によって検出されたV入賞ゾーン3aへの入賞球数、あるいは通常入賞球センサ51によって検出された一般入賞口11への入賞球数もRAM47に設けられたそれぞれの領域に記憶されている。さらに、始動入賞球センサ54による遊技球の入賞検出に伴なって、主制御基板30のマイクロコンピュータ45においてその入賞に対する図柄表示装置2での図柄変動表示結果の乱数抽選が行なわれ、その抽選結果もRAM47に記憶されている。
主制御基板30の出力ポート49には、演出制御基板40が接続されており、この制御基板40をコントロールして演出制御を行わせるコマンド信号が、出力ポート49を介してマイクロコンピュータ45から送信される。上記の入力ポート28に接続された各センサによって遊技球の通過が検出されて、その検出信号がマイクロコンピュータ45に入力されると、マイクロコンピュータ45から演出制御基板40へ、ランプ制御装置43を動作させて表示灯6を点灯表示、あるいは点滅表示させる旨のコマンド信号、音声制御装置42を動作させる旨のコマンド信号が送信される。また、始動入賞球センサ54によって遊技球の通過が検出されると、マイクロコンピュータ45から演出制御基板40へ、前記ランプ制御装置43、音声制御装置42を動作させるコマンド信号の他に、図柄制御装置41を動作させて図柄表示装置2に図柄の変動表示動作を行わせる旨のコマンド信号が送信される。
また、主制御基板30の出力ポート49には、賞球払出制御装置55が接続されており、通常入賞センサ51、大入賞球センサ52、及び始動入賞球センサ54によって遊技球の通過が検出されると、マイクロコンピュータ45から賞球払出制御装置55へ、賞球の払出処理を行なう旨のコマンド信号が送信される。さらに、出力ポート49には、大入賞口3を開閉動作させる大入賞口作動ソレノイド56が接続されており、大当り遊技状態が発生すると、最長30秒間の連続開放状態、最大10球の入賞、V入賞ゾーン3aへの入賞によるラウンド更新等の上記所定の条件に基いて、大入賞口作動ソレノイド56を作動させる旨のコマンド信号が、マイクロコンピュータ45から送信される。
主制御基板30の外部情報出力ポート50には、パチンコ機1の遊技情報をパチンコホールに設置されたホールコンピュータ等の外部装置に送信するための外部端子板31が接続されている。外部端子板31は、上述したように主制御基板30とコネクタ接続されている。パチンコ機1の遊技情報は、マイクロコンピュータ45から出力されており、出力された遊技情報は、外部情報出力ポート50を介して外部端子板31に送信されている。外部端子板31に送信されている遊技情報には、図柄確定回数情報57と、大当り1情報58と、大当り2情報59と、大当り3情報60と、始動口情報61がある。
図柄確定回数情報57は、図柄表示装置2に変動表示された図柄の確定した回数、即ち、変動表示動作が終了して図柄が停止表示された回数を示すと共に、大当り遊技の種類を示す情報信号である。図柄が停止表示される毎に出力され、その出力される信号の幅の違いによって大当りの種類を表わしている。大当り1情報58は、大当り遊技が発生中であることを示す情報信号であり、大当り遊技の開始時から終了時まで継続して出力されている。大当り2情報59は、大当り遊技状態中、もしくは確率変動遊技状態中、もしくは変動時間短縮遊技状態中であることを示す情報信号であり、いずれかの遊技状態が発生している期間中に出力される。大当り3情報60は、確率変動遊技が発生していない状態で、変動時間短縮遊技状態中に出力される情報信号である。始動口情報61は、始動入賞球センサ54が遊技球の通過を検出したときに出力される情報信号である。これらの遊技情報は、外部端子板31の遊技情報出力手段34に設けられた各出力部から外部の装置に送信される。
次に、図4から図9に示すタイミングチャートに従って、主制御基板30のマイクロコンピュータ45から出力される遊技情報について説明する。
図4は、始動口情報61が出力されるタイミングチャートを示している。始動口情報61は、始動入賞球センサ54が遊技球の通過を検出する毎に出力され、マイクロコンピュータ45に入力される始動入賞球センサ54の検出信号70(図4の上段に示す検出時オン信号)の立ち上がり時を同期として、予め定められたパルス幅の始動口情報信号71(図4の下段に示す検出時オンのパルス幅248msecの信号)がマイクロコンピュータ45から外部情報出力ポート50に出力される。但し、始動入賞口10に遊技球が連続して入賞したような場合にも、始動口情報61の信号の隣り合うオン期間が重複しないように、先に出力された始動口情報61の信号がオフ状態になった後、所定時間(図4では248msec)経過してからその次の始動口情報61の信号を出力している。
図5は、大当り1情報58が出力されるタイミングチャートを示している。図5の上段に示す信号は、大当り遊技中に作動する装置の作動・停止状態を示す信号である。二段目に示す大当り1情報58は、この信号に同期して出力されるオン・オフ信号であり、大当り遊技状態の発生している期間、継続してマイクロコンピュータ45からオン状態の信号76として外部情報出力ポート50に出力される。
図6は、大当り2情報59が出力されるタイミングチャートを示している。図6の一番上の段に示す信号は、図柄表示装置2に停止表示される当り図柄の抽選確率の高確率状態時と低確率状態時を示す信号、即ち、確率変動遊技状態の発生時を示す信号である。抽選確率が高確率となる確率変動遊技状態の期間をオン状態の信号で表わしている。上から二段目に示す信号は、図柄表示装置2における一回の図柄変動表示時間を短縮する機能が作動しているか否かを示す信号、即ち、変動時間短縮遊技状態の発生時を示す信号である。変動時間を短縮する機能が作動する変動時間短縮遊技状態の期間をオン状態の信号で表わしている。上から三段目に示す信号は、大当り遊技中に作動する装置の作動・停止状態を示す信号である。一番下の段に示す信号は、上記三段の信号から形成される大当り2情報59である。大当り2情報59は、上記三段の信号の少なくとも一つの信号がオン状態のときに出力されるオン・オフ信号であり、図6においてはオン状態の信号として出力されている。即ち、大当り2情報59は、少なくとも大当り遊技状態、確率変動遊技状態、変動時間短縮遊技状態のいずれかの状態が発生しているときに出力される情報信号であり、マイクロコンピュータ45から外部情報出力ポート50に出力される。
図7は、大当り3情報60が出力されるタイミングチャートを示している。図7の上段に示す信号は、確率変動遊技状態の発生時を示す信号であり、その詳細は、図6の確率変動遊技状態信号と同様である。中段に示す信号は、変動時間短縮遊技状態の発生時を示す信号であり、その詳細は、変動時間短縮遊技状態信号と同様である。下段に示す信号は、上記二段の信号から形成される大当り3情報60であり、確率変動遊技状態は発生しないで、変動時間短縮遊技状態のみが発生しているときに出力されるオン・オフ信号である。図7においてはオン状態の信号として出力されており、マイクロコンピュータ45から外部情報出力ポート50に出力される。
図8は、図柄確定回数情報57の一形態が出力されるタイミングチャートを示している。このパチンコ機の形態では、図柄表示装置2に停止表示された当り図柄の種類によって、更新可能なラウンド数が相違する2種類(最大6ラウンドと最大15ラウンド)の大当り遊技が設けられており、図8は、最大6ラウンドまで更新可能な大当り遊技が発生したときに出力される図柄確定回数情報57を示している。図8の上段に示す信号は、大当り遊技中に作動する装置の作動・停止状態を示す信号であり、作動期間中、即ち、大当り遊技が発生している期間にオン状態の信号72として出力されている。中段に示す信号は、図柄表示装置2に表示される図柄の変動表示期間を示す信号73であり、図柄が変動表示している期間をオン状態の信号で表わしている。下段に示す信号は、図柄確定回数情報57を示す信号であり、上記図柄の変動表示期間を示す信号73の立下り時点、即ち、図柄表示装置2における図柄の変動表示動作の終了時を同期として、マイクロコンピュータ45から外部情報出力ポート50に出力される。
図柄確定回数情報57は、オン・オフ信号として出力され、図8においては、信号出力時をオン状態の信号74で表わしている。始動入賞口10への遊技球の入賞に基いてマイクロコンピュータ45で乱数の抽選が行われ、その抽選結果が6ラウンドの大当りである場合、図柄の変動表示動作終了時から図柄確定回数情報57として予め定められた所定期間(例えば、248msec)のオン状態の信号74が出力される。但し、図柄確定回数情報57として出力される信号の期間は、上記248msecに限定されるものではなく、大当り遊技が開始させる前にオフ状態になる信号であればよい。ここで、大当り遊技が発生する場合、その遊技の開始(上段に示す信号72の立ち上がり時)は、図柄表示動作の終了後、予め定められた所定時間(図に示す時間T)が経過した後である。従って、図柄確定回数情報57の信号期間は、所定時間Tよりも短い時間に設定されるものであればよい。
ところで、図柄確定回数情報57は図柄の変動表示動作が終了する毎に出力される信号であり、マイクロコンピュータ45における乱数の抽選結果が大当りではないときにも出力される。この形態は上述したように6ラウンドと15ラウンドの2種類の大当り遊技を有するものであり、この2種類の大当り遊技を図柄確定回数情報57の信号幅の違いによって判別しようとするものである。従って、2種類の大当り遊技が発生したときに出力される図柄確定回数情報57の信号幅が相違していれば足り(詳しくは後述する)、上記抽選結果が大当りではないとき、つまり外れのときに出力される図柄確定回数情報57の信号幅は、任意の幅、例えば、6ラウンドの大当り遊技発生時に出力される信号幅と同じであってもよい。尚、このように図柄確定回数情報57は、大当り遊技が発生したか否かに拘わらず、即ち、乱数の抽選結果が当りでも外れでも、図柄の変動表示終了後に出力されるため、従来通り停止表示された図柄の確定回数を判別することができる。
図9は、図8において説明した2種類の大当り遊技を有する形態において、最大15ラウンドまで更新可能な大当り遊技が発生したときに出力される図柄確定回数情報57のタイミングチャートを示している。図9の上段に示す信号は、大当り遊技が発生している期間にオン状態の信号72'として出力される信号であり、中段に示す信号は、図柄の変動表示期間を示す信号73であり、その内容は図8に示した信号(72、73)と同様である。下段に示す信号は、図柄確定回数情報57を示す信号であり、上記図柄の変動表示期間を示す信号73の立下り時点、即ち、図柄表示装置2における図柄の変動表示動作の終了時を同期として、マイクロコンピュータ45から外部情報出力ポート50に出力される。
図柄確定回数情報57は、オン・オフ信号として出力され、図9においては、信号出力時をオン状態の信号75で表わしている。始動入賞口10への遊技球の入賞に基いてマイクロコンピュータ45で乱数の抽選が行われ、その抽選結果が15ラウンドの大当りである場合、図柄の変動表示動作終了時から図柄確定回数情報57として予め定められた所定期間(例えば、大当り遊技終了時まで)のオン状態の信号75が出力される。但し、図柄確定回数情報57として出力される信号の期間は、この期間に限定されるものではなく、大当り遊技の開始時よりも後で、終了時よりも前にオフ状態になる信号であればよい。
この形態は上述したように6ラウンドと15ラウンドの2種類の大当り遊技を有するものであり、この2種類の大当り遊技を図柄確定回数情報57の信号幅の違いによって判別しようとするものであるから、上記6ラウンドの大当り遊技発生時に出力される信号幅が、その大当り遊技の開始されるまでの所定時間Tよりも短い時間に設定されるのに対して、15ラウンドの大当り遊技発生時に出力される信号幅は、その大当り遊技が開始された後までの時間、つまり所定時間Tよりも長い時間に設定される。尚、図柄確定回数情報57の信号幅が、所定時間Tよりも長い時間(例えば、大当り遊技終了時まで)に設定されても、図柄の変動表示動作は大当り遊技状態中に行われることはないので、上記図8で説明した場合と同様に、従来通り停止表示された図柄の確定回数を判別することができる。
このようなタイミングでマイクロコンピュータ45から外部情報出力ポート50を介して出力された遊技情報は、外部端子板31に入力され、さらに外部端子板31から外部の装置、例えば、ホールコンピュータに送信される。そして、ホールコンピュータでは、図柄確定回数情報57と大当り1情報58とを、掛算器であるアンド(AND)回路に入力し、その出力信号と、大当り1情報58とによって大当り遊技の種類、即ち、6ラウンドの大当り遊技であるのか、15ラウンドの大当り遊技であるのかを判別する。6ラウンドの大当り遊技が発生した場合、図柄確定回数情報57の信号幅は、所定時間Tよりも短く設定されているため、そのオン期間の信号74は、大当り1情報58のオン期間の信号76と重複せず、アンド回路からの出力信号はロー状態となる。これに対して、15ラウンドの大当り遊技が発生したときは、図柄確定回数情報57の信号幅は、所定時間Tよりも長く設定されているため、そのオン期間の信号75は、大当り1情報58のオン期間の信号76と重複し、アンド回路からの出力信号はオン状態となる。
ホールコンピュータは、このアンド回路からの出力信号がオン状態であることを判別することにより、15ラウンドの大当り遊技が発生したことを認識することができる。さらに、アンド回路からの出力信号がロー状態であると判別した場合には、大当り1情報58の信号状態を判別し、オン状態であると判別したときに6ラウンドの大当り遊技が発生したことを認識することができる。このようにアンド回路からの出力信号のオン・オフ状態を判別することにより大当りの種類も判別できるので、大当り1情報58がオン状態に変化した後、早期に大当りの種類を判別することが可能である。従って、ホールコンピュータの表示画面上に大当り遊技の種類を早期に表示することができ、パチンコホール側も発生した大当り遊技の種類を早期に認識することができる。そして、これらの情報をホール内アナウンス等のサービスに使用することで、遊技者の興趣を高めることができる。また、発生した大当り遊技の種類と払い出された賞球数とを早期に対比できるので、不正行為を早期に発見することができる。
また、従来においてもパチンコ機の外部端子板31から出力していた図柄の確定した回数を示す情報に、大当り遊技の種類を判別するための情報を含ませることで、遊技情報を外部の装置へ出力するための外部端子板31のコネクタ34のピン数を増加させることなく、即ち、外部の装置であるホールコンピュータに送られてくる信号線の数を増加させることなく、大当り遊技の種類の情報も送信することができるので、信号入出力部の変更を伴なわずコスト的利点が大きい。また、ホールコンピュータは、大当り遊技状態の発生の有無の確認と、図柄確定回数情報57と大当り1情報58とのアンド(AND)をとる演算のみで大当り遊技の種類を判別することができるので、そのために必要となるホールコンピュータ側のプログラム変更が少なく、コスト的利点が大きい。さらに、大当り遊技を判別できるようにホールコンピュータ側のプログラムが変更されていない場合でも、図柄確定回数情報57から図柄の確定した回数は、従来通り判別することができるので、ホールコンピュータをそのまま使用することもできる。
尚、上記形態では、大当り遊技の種類が2種類の場合を説明したが、これに限定されるものではなく、3種類以上の大当り遊技が設けられている場合であってもよい。
具体的には、最大更新ラウンド数が6ラウンドと10ラウンドと15ラウンドの3種類おの大当り遊技を設ける。6ラウンドの大当りが発生した場合には、信号幅992msecの図柄確定回数情報57を、10ラウンドの大当りが発生した場合には、信号幅5secの図柄確定回数情報57を、15ラウンドの大当りが発生した場合には、信号幅10secの図柄確定回数情報57を、また、大当りが発生しない場合には、信号幅248msecの図柄確定回数情報57を、図柄の変動表示動作終了後に、それぞれマイクロコンピュータ45から出力し、外部端子板31を介して外部の装置に送信する。図柄確定回数情報57は、図柄の確定した回数を示すと共に、大当り遊技発生時のその大当り遊技の種類を示す情報信号であり、図柄の変動表示動作が終了するたび、即ち、停止表示図柄が確定されるたびに出力される。
外部の装置として、例えば、ホールコンピュータでは、送信されてきた図柄確定回数情報57の各信号幅をタイマーカウンタ等の測定手段によって測定し、測定した信号幅から対応する大当り遊技の種類を判別する。
尚、マイクロコンピュータ45から出力される遊技情報の種類、外部端子板31の構成等は上記形態と同様である。
図10、図11に示すフローチャートにしたがってマイクロコンピュータ45から出力される図柄確定回数情報47の制御処理について説明する。
図10において、図柄表示装置2における図柄の変動表示動作が終了したか否かをステップ80で判別する。図柄の変動表示動作が終了していると判別した場合には、ステップ81において、図柄確定回数情報57を示すオン・オフ信号を出力し、図柄確定回数情報の信号出力ポートをオン状態にした後にステップ82に進む。一方、ステップ80において図柄の変動表示動作が終了していないと判別した場合には、ステップ86に進み処理を終了する。
ステップ82において、図柄表示装置2に停止表示された図柄が、当り図柄であるか外れ図柄であるかの判別を行う。外れ図柄であると判別した場合には、ステップ84に進み、図柄確定回数情報57の信号幅が予め定められた所定の時間になるように、出力保持時間をセット(この形態では248msecにセットする)した後に、ステップ86に進み処理を終了する。一方、ステップ82において、停止表示された図柄が当たり図柄であると判別した場合には、ステップ83に進む。
ここで、この形態においては停止表示された図柄の種類によって、最大更新ラウンド数が6回と15回の2種類の大当り遊技が設けられているものとする。ステップ83において、停止表示された当り図柄が6ラウンド大当り遊技を発生させる図柄であるか、15ラウンド大当り遊技を発生させる図柄であるか判別する。当り図柄が6ラウンド大当り遊技を発生させる図柄であると判別した場合には、ステップ84に進み、図柄確定回数情報57の信号幅が予め定められた所定の時間になるように、出力保持時間をセット(この形態では248msecにセットする)した後に、ステップ86に進み処理を終了する。一方、ステップ83において、当り図柄が15ラウンド大当り遊技を発生させる図柄であると判別した場合には、ステップ85に進み、図柄確定回数情報57の信号幅が予め定められた所定の時間になるように、出力保持時間をセット(この形態では9999msecにセットする)した後に、ステップ86に進み処理を終了する。
図11において、出力されている図柄確定回数情報57の信号がオン状態であるか否かをステップ90で判別する。オン状態であると判別した場合には、ステップ91に進み、設定した出力保持時間が9999msecであるか否か、即ち、出力されている図柄確定回数情報57の信号が、15ラウンド大当り遊技の発生に基いて出力されているものであるか否か判別する。一方、ステップ90において信号がオン状態ではないと判別した場合には、ステップ96に進み処理を終了する。ステップ91において、15ラウンド大当り遊技の発生に基く図柄確定回数情報57の信号出力であると判別した場合には、ステップ92に進み、大当り遊技が終了したか否かの判別を行う。一方、ステップ91において、15ラウンド大当り遊技の発生に基く図柄確定回数情報57の信号出力ではないと判別した場合には、ステップ93に進む。
ステップ92において、大当り遊技が終了したと判別した場合には、ステップ94に進み、設定した出力保持時間(9999msec)をクリアすると共に、図柄確定回数情報の信号出力ポートをオフ状態にした後、ステップ96に進み処理を終了する。これにより、15ラウンド大当り遊技が発生すると、図柄の変動表示動作が終了してから大当り遊技が終了するまでオン状態となる図柄確定回数情報57が出力されることになる。一方、ステップ92において、大当り遊技が終了していないと判別した場合には、ステップ96に進み処理を終了する。
ステップ93において、出力保持時間が残りゼロ「0」であるか、即ち、図柄確定回数情報57の信号をオン状態にしている期間が設定した出力保持時間(248msec)に達しているか否か判別を行なう。信号のオン期間が出力保持時間に達していないと判別した場合には、ステップ95に進み、出力保持時間の減算処理を行なった後、ステップ962進み処理を終了する。一方、ステップ93において、信号のオン期間が出力保持時間に達していると判別した場合には、ステップ94に進み、設定した出力保持時間(248msec)をクリアすると共に、図柄確定回数情報の信号出力ポートをオフ状態にした後、ステップ96に進み処理を終了する。これにより、6ラウンド大当り遊技が発生したとき、あるいは大当り遊技が発生しなかったときに、図柄の変動表示動作が終了してから設定した出力保持時間(248msec)が経過するまでオン状態となる図柄確定回数情報57が出力されることになる。