JP4617810B2 - 回転式膨張機及び流体機械 - Google Patents
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Description
上記シリンダ側溝(81)は、シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の両縁部を残すようにして形成され、上記流出ポート(37)は、上記シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の中間部位に形成されているものである。
上記ピストン側溝(82)は、ピストン(65)の外周面における中心軸方向の両縁部を残すようにして形成され、上記流出ポート(37)は、上記シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の中間部位に形成されているものである。
実施形態1は、本発明の流体機械を用いて空調機(10)を構成したものである。
図1に示すように、上記空調機(10)は、いわゆるセパレート型のものであって、屋外に設置される室外機(11)と、屋内に設置される室内機(13)とを備えている。室外機(11)には、室外ファン(12)、室外熱交換器(23)、第1四路切換弁(21)、第2四路切換弁(22)、及び圧縮・膨張ユニット(30)が収納されている。一方、室内機(13)には、室内ファン(14)及び室内熱交換器(24)が収納されている。そして、上記室外機(11)と上記室内機(13)とは、一対の連絡通路(15,16)で接続されている。
図2に示すように、圧縮・膨張ユニット(30)は、本発明の流体機械を構成している。この圧縮・膨張ユニット(30)は、横長で円筒形の密閉容器であるケーシング(31)の内部に、圧縮機構(50)、膨張機構(60)、及び電動機(40)を収納している。このケーシング(31)内では、図2における左から右に向かって、圧縮機構(50)、電動機(40)、膨張機構(60)の順で配置されている。なお、図2を参照しながらの以下の説明で用いる「左」「右」は、それぞれ図2における「左」「右」を意味する。
上記空調機(10)の動作について説明する。ここでは、空調機(10)の冷房運転時及び暖房運転時の動作について説明し、続いて膨張機構(60)の動作について説明する。
冷房運転時には、第1四路切換弁(21)及び第2四路切換弁(22)が図1に破線で示す状態に切り換えられる。この状態で圧縮・膨張ユニット(30)の電動機(40)に通電すると、冷媒回路(20)でCO2冷媒が循環して蒸気圧縮式の冷凍サイクル(超臨界サイクル)が行われる。
暖房運転時には、第1四路切換弁(21)及び第2四路切換弁(22)が図1に実線で示す状態に切り換えられる。この状態で圧縮・膨張ユニット(30)の電動機(40)に通電すると、冷媒回路(20)でCO2冷媒が循環して蒸気圧縮式の冷凍サイクル(超臨界サイクル)が行われる。
次に、膨張機構(60)の動作について、図5を参照しながら説明する。なお、図5は、大径偏心部(46)の中心軸に対して垂直な膨張機構(60)の断面をシャフト(45)の回転角度45°毎に示したものである。
上記実施形態1では、以下の効果が発揮される。
次に、上記実施形態1の変形例について説明する。この変形例は、実施形態1と膨張機構(60)における液封防止手段(80)の構成が異なるものである。
本発明の実施形態2は、上記実施形態1において膨張機構(60)の構成を変更したものである。具体的には、上記実施形態1の膨張機構(60)が揺動ピストン型に構成されているのに対し、本実施形態の膨張機構(60)は、ローリングピストン型に構成されている。ここでは、本実施形態の膨張機構(60)について、上記実施形態1と異なる点を説明する。
本発明の実施形態3は、上記実施形態1において膨張機構(60)の構成を変更したものである。具体的には、上記実施形態1の膨張機構(60)が1段の揺動ピストン型に構成されているのに対し、本実施形態の膨張機構(60)は、2段の揺動ピストン型に構成されている。また、上記実施形態1の流体機械が、図2に示すように、左右方向に横長のいわゆる横型式であったのに対し、本実施形態の流体機械は、実施形態1の流体機械を90°回転させた(図2において反時計回りに90°回転させた)状態となっている。すなわち、本実施形態の流体機械(30)は、上下方向に縦長な、いわゆる縦型式のものである。ここでは、実施形態3の膨張機構(60)について、上記実施形態1と異なる点を図10から図13を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる「上」「下」は、それぞれ図10における「上」「下」を意味する。
次に、実施形態3の膨張機構(60)の動作について説明する。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
(20) 冷媒回路
(30) 圧縮・膨張ユニット(流体機械)
(31) ケーシング
(37) 流出ポート
(40) 電動機
(50) 圧縮機(圧縮機構)
(60) 膨張機構(回転式膨張機)
(61) シリンダ
(62) 膨張室
(65) ピストン
(66) ブレード
(68) ブレード溝
(80) 液封防止手段
(81) シリンダ側溝
(82) ピストン側溝
(S) 残留空間
Claims (8)
- 膨張室(62)を有する環状のシリンダ(61)と、該シリンダ(61)の内周面と摺接しながら公転するピストン(65)と、該ピストン(65)とで膨張室(62)を高圧側と低圧側とに区画するブレード(66)と、上記シリンダ(61)に形成されるとともに上記ピストン(65)の公転に伴い膨張室(62)で膨張した流体が流出する流出ポート(37)とを備えた回転式膨張機であって、
流出ポート(37)からの低圧流体の流出行程後に、該低圧流体の一部が流出ポート(37)より流出せずに残存する残留空間(S)と、上記流出ポート(37)とを連通させる液封防止手段(80)を備え、
上記液封防止手段(80)は、シリンダ(61)の内周面に形成されて残留空間(S)と流出ポート(37)とを連通させるシリンダ側溝(81)で構成され、
上記シリンダ側溝(81)は、シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の両縁部を残すようにして形成され、
上記流出ポート(37)は、上記シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の中間部位に形成されている回転式膨張機。 - 膨張室(62)を有する環状のシリンダ(61)と、該シリンダ(61)の内周面と摺接しながら公転するピストン(65)と、該ピストン(65)とで膨張室(62)を高圧側と低圧側とに区画するブレード(66)と、上記シリンダ(61)に形成されるとともに上記ピストン(65)の公転に伴い膨張室(62)で膨張した流体が流出する流出ポート(37)とを備え、シリンダ(61)の内周面には、ブレード(66)を進退可能に保持するブレード溝(68)の開口端と、流出ポート(37)の開口端とがシリンダ(61)の周方向に所定角度を挟んで形成されている回転式膨張機であって、
ピストン(65)が流出ポート(37)とブレード溝(68)との間のシリンダ(61)の内周面と摺接する公転角度範囲Rにおいて、流出ポート(37)側寄りのブレード(66)の側面、シリンダ(61)、及びピストン(65)で区画形成される流体の残留空間(S)を流出ポート(37)と連通させる液封防止手段(80)を備え、
上記液封防止手段(80)は、シリンダ(61)の内周面に形成されて残留空間(S)と流出ポート(37)とを連通させるシリンダ側溝(81)で構成され、
上記シリンダ側溝(81)は、シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の両縁部を残すようにして形成され、
上記流出ポート(37)は、上記シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の中間部位に形成されている回転式膨張機。 - 膨張室(62)を有する環状のシリンダ(61)と、該シリンダ(61)の内周面と摺接しながら公転するピストン(65)と、該ピストン(65)とで膨張室(62)を高圧側と低圧側とに区画するブレード(66)と、上記シリンダ(61)に形成されるとともに上記ピストン(65)の公転に伴い膨張室(62)で膨張した流体が流出する流出ポート(37)とを備えた回転式膨張機であって、
流出ポート(37)からの低圧流体の流出行程後に、該低圧流体の一部が流出ポート(37)より流出せずに残存する残留空間(S)と、上記流出ポート(37)とを連通させる液封防止手段(80)を備え、
上記液封防止手段(80)は、ピストン(65)の外周面に形成されて残留空間(S)と流出ポート(37)とを連通させるピストン側溝(82)で構成され、
上記ピストン側溝(82)は、ピストン(65)の外周面における中心軸方向の両縁部を残すようにして形成され、
上記流出ポート(37)は、上記シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の中間部位に形成されている回転式膨張機。 - 膨張室(62)を有する環状のシリンダ(61)と、該シリンダ(61)の内周面と摺接しながら公転するピストン(65)と、該ピストン(65)とで膨張室(62)を高圧側と低圧側とに区画するブレード(66)と、上記シリンダ(61)に形成されるとともに上記ピストン(65)の公転に伴い膨張室(62)で膨張した流体が流出する流出ポート(37)とを備え、シリンダ(61)の内周面には、ブレード(66)を進退可能に保持するブレード溝(68)の開口端と、流出ポート(37)の開口端とがシリンダ(61)の周方向に所定角度を挟んで形成されている回転式膨張機であって、
ピストン(65)が流出ポート(37)とブレード溝(68)との間のシリンダ(61)の内周面と摺接する公転角度範囲Rにおいて、流出ポート(37)側寄りのブレード(66)の側面、シリンダ(61)、及びピストン(65)で区画形成される流体の残留空間(S)を流出ポート(37)と連通させる液封防止手段(80)を備え、
上記液封防止手段(80)は、ピストン(65)の外周面に形成されて残留空間(S)と流出ポート(37)とを連通させるピストン側溝(82)で構成され、
ピストン側溝(82)は、ピストン(65)の外周面における中心軸方向の両縁部を残すようにして形成され、
上記流出ポート(37)は、上記シリンダ(61)の内周面における中心軸方向の中間部位に形成されている回転式膨張機。 - 請求項1から4のいずれか1に記載の回転式膨張機において、
蒸気圧縮式冷凍サイクルの膨張行程を行うように構成されている回転式膨張機。 - 請求項5に記載の回転式膨張機において、
CO2を冷媒として用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルの膨張行程を行うように構成されている回転式圧縮機。 - 請求項1から6のいずれか1に記載の回転式膨張機において、
流体の膨張により回転動力を回収するように構成されている回転式膨張機。 - ケーシング(31)内に、回転式膨張機(60)と、電動機(40)と、該回転式膨張機(60)及び電動機(40)により駆動されて流体を圧縮する圧縮機(50)とを備えた流体機械であって、
回転式膨張機(60)が、請求項1から7のいずれか1に記載の回転式膨張機により構成されている流体機械。
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