JP4632246B2 - クレセント錠 - Google Patents

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Description

この発明は、クレセント錠に係り、特に、施錠機能を有し、しかも施錠操作が簡単で容易なクレセント錠に関する。
クレセント錠は、通常、引戸と別の引戸の召し合せ部分又は引戸と固定部材の召し合せ部分に取り付けられるものであって、引戸又は固定部材に取り付けられ、先端に折返えし係止部を有する係止片と、引戸又は固定部材に取り付けられる台座と、台座に対し水平軸の回りを回動可能に枢支されたハンドルと、ハンドルに装着され、外周に円弧状の環堤部を形成した錠止盤とを有してなる。
上記したように、クレセント錠は相互に引き違いとなる引戸の召し合わせ部に装着される一種の掛金装置であって、通常施錠機能を有していないが、例えばハンドルと同軸に設けられた部材を操作することにより錠止盤をロックするクレセント錠は周知である。
また、クレセント錠の安全性を高めるため、後記の特許文献1に記載されたクレセント錠は、それ自体に錠前を組込んでいる。
特開2001−049921
しかしながら、上記特許文献1に記載されたクレセント錠は、錠前を施解錠操作する合鍵を必要とし、その合鍵の保管や取り出しが少しく面倒である。
また、施錠、解錠操作とハンドル操作とを別個に行うため施解錠操作も簡単、容易であるとは言い切れない、等未だ改良の余地がある。
そこで、この発明は、施錠機能を有しながら合鍵を必要とせず、しかも、施解錠操作が簡単かつ容易であるクレセント錠を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、引戸の一方の框に装着される薄い箱状の台座と、この台座の表面側にハンドルと同軸に回動自在に支承され、外周に形成された円弧状の環堤部を、引き違いとなる相手方の框の係止片に係合させるようにした錠止盤とを有するものにおいて、ハンドル軸の台座内における内端に係止アームを垂設し、この係止アームの施錠角度位置における先端部を挟む一方の側に固定の衝止部を、他方の側に施錠スライダの先端を夫々配設し、この施錠スライダを、その先端が衝止部との間に係止アームの先端を挟む施錠位置、及び係止アームの先端の回動軌跡外の解錠位置との間を移動可能に案内すると共に、施錠位置方向に付勢し、一方、施錠スライダの基端部付近に、これと重合する態様で、かつ揺動可能に制御レバーを配設し、この制御レバーの一端部付近に外周部に切欠を形成したダイアルを回動可能に設けると共に、制御レバーをその一端がダイアルの外周に近接する方向に付勢し、他方、施錠スライダの基端部及び制御レバーの他端部の一方に係合突起を、他方に施錠スライダの案内方向に長い係合孔を夫々形成し、これらを遊動可能に係合させ、また、制御レバーの付勢力を施錠スライダのそれよりも大きくなるように設定したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、引戸の一方の框に装着される薄い箱状の台座と、この台座の表面側にハンドルと同軸に回動自在に支承され、外周に形成された円弧状の環堤部を、引き違いとなる相手方の框の係止片に係合させるようにした錠止盤とを有するものにおいて、ハンドル軸の台座内における内端に係止アームを垂設し、この係止アームの施錠角度位置における先端部付近に施錠レバーの基端を回動可能に支承し、その自由端を係止アームの先端と衝接可能に対峙する施錠角度位置、及び係止アームの移動軌跡から退避する解錠角度位置の間を揺動できるように案内すると共に、施錠角度位置方向に付勢し、一方、台座の一端部に、外周部に切欠を形成したダイアルを回動可能に配設し、他方、このダイアルと施錠レバーとの間に延在し、長さ方向に移動可能に案内された制御バーの一端をダイアルの外周部に近接する方向に付勢すると共に、他端を施錠レバーの自由端部に係合させ、ダイアルの切欠に制御バーの一端が係入したとき、制御バーの他端が施錠レバーの自由端を解錠角度位置にまで回動させるようにしたことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1及び2に記載の発明によるクレセント錠は、ダイアルを回してその切欠と制御レバーの一端とを係合させ、或いは係合を解除することにより制御レバーの他端を介して施錠スライダを動かし、その先端を施錠位置と解錠位置に選択的に設定できるので、クレセント錠に錠前を組込むことができる。
また、請求項1に記載の発明は、クレセント錠の円弧状の環堤部と相手方の框の係止片が係合していない状態で、換言すれば掛金装置としてのクレセント錠がロックしていない状態でダイアルの切欠と制御レバーの一端との係合を外し、すなわちダイアルを施錠角度位置に設定し、この状態でハンドルを回してクレセント錠をロックすると、係止アームの先端が施錠位置にある施錠スライダの先端を押動して一旦解錠位置に置き、係止アームの先端が施錠位置に迄移動すると施錠スライダの先端を解放して、その付勢力により施錠スライダの先端を施錠位置に復帰させるので、ハンドルの操作だけで施錠ができる、すなわち所謂自動施錠が可能になる。
更にまた、請求項2に記載の発明は、制御バーの僅かな動きで施錠レバーを駆動できるので、作動が確実であるばかりか、請求項1に記載の発明と同様に、僅かな構成の付加により所謂自動施錠が可能になる。
また、請求項1、2に記載の発明は、ハンドルの自由端でダイアルを覆うことができるので、例えば室外側から窓ガラスを割って室内に手を差し入れる場合にはダイアルの操作が困難であり、その分防犯性能が向上する。
加えて、ダイアルを回すだけで施解錠操作が可能なので、所謂合鍵に相当するものを不要とし、したがって合鍵の保管や取り出し等が不要となり、また施解錠操作も簡単になる、等種々の効果を奏する。
ダイアルの切欠と制御レバーの一端との係脱により制御レバーを揺動させ、施錠スライダを動かして施解錠し、更に、施錠スライダを制御レバーの他端に対し相対的に遊動できるように係合させたので、所謂自動施錠が可能になった。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
なお、この実施例1においては、請求項1に記載の発明の一実施例について説明する。
図1において符号1は縦に細長くて薄い台座を示し、この台座1の表面側に錠止盤2と、この錠止盤2に同軸かつ一体的に結合されたハンドル3とが回動可能に支障されている。
上記錠止盤2は、螺旋状の係合端縁を形成した環堤部が一体に形成されており、この環堤部を引き違いとなる相手方の框の係止片に係合させることは他のクレセント錠と同様である。
上記ハンドル3に一体的に結合されたハンドル軸4(図2参照)の台座1内における内端に、係止アーム5が垂設されている。ここで垂設とは、ハンドル軸4の半径方向に延在する係止アームがハンドル軸と一体的に結合されている、という意味である。
図2に示す係止アーム5は時計盤面に換算して12時の角度位置にあり、この角度位置を施錠角度位置とする。
施錠角度位置にある係止アーム5の先端を挟むようにして、台座1内に固定された衝止部6と、係止アーム5の先端に関して衝止部6の反対側に施錠スライダ7の先端(上端)が夫々配設されている。
上記施錠スライダ7は、台座1の一方の側面に沿って、その先端が衝止部6との間に係止アーム5の先端を挟む施錠位置(図2に示す位置)、及び図2の位置より上昇して図3に示す位置、すなわち、係止アーム5の先端の回動軌跡外の解錠位置、との間を移動可能に案内されている。
また、施錠スライダ7は、圧縮コイルばねとしてのスライダばね8の弾力により、下方、すなわち施錠方向に付勢されている。
なお、図示の実施例では、ハンドルを例えば180度回して施解錠するものとし、係止アーム5が時計盤面に換算して6時の角度位置を解錠角度位置としている。
そして、台座1の内側のほぼ中央と係止アーム5の一部との間に弾装された引張りコイルばねとしてのアームばね9が思案ばねとして機能し、ハンドルの回動にクリック感を付与しているが、このアームばね9はこの発明の必須の構成ではない。
一方、施錠スライダ7の基端部(下端部)付近に、これと一部重合する態様で、ほぼ水平な制御レバー11が配設されており、この制御レバー11は、そのほぼ中央部をレバー軸12によって揺動可能に支承されている。
また、この制御レバー11は、他端部に弾装された圧縮コイルばねとしてのレバーばね13の弾力により、制御レバー11の一端(図2及び図3で左端)が後述するダイアル14の外周に近接する方向に付勢されている。
なお、このレバーばね13の弾力は、前記スライダばね8の弾力よりも大きくなるように設定するものとする。
他方、上記制御レバー11の一端部付近に、外周部の1ヵ所に切欠15(図2参照)を形成したダイアル14が回動可能に設けられている。
図示の実施例では、ダイアル14は操作環14aと、多角形の断部を有し、選択された角度位置に上記切欠13を形成した本体板14bとを厚さ方向に重合して結合したもので、外周に例えばローレットを形成した操作環14aの一部は、例えば台座1の側面下方に露出しており(図4参照)、外部からダイアル14を回動させることができるように構成されている。
また、図4に示すように、操作環14aの外周面には一定の角度間隔を保って算用数字等の符号が標記されており、暗証番号として選択された符号を台座の側面開口の例えば中央に整合させることにより、上記切欠15と制御レバーの一端が整合するように両者の角度間隔が設定されている。
ダイアル14は上記のように構成されているので、操作環14aに標記された符号の数の鍵違いが得られ、このようにしてこの発明によるクレセント錠は、ダイアル錠としての錠前を組込んでおり、後述するように施錠機能を具備している。
なお、図示の実施例では、本体板14bの多角形の段部に線接触するクリックばね16が弾接するように配設されており、このクリックばね16により、ダイアル14の回動にクリック感が付与されている。
一方、図2及び図3に示すように、制御レバー11の他端部に係合突起17が突設されており、この係合突起17は、施錠スライダ7の下端部に開口した縦長の係合孔18に遊動可能に係合している。
前記したように、制御レバー11の他端部を上方に押上げるレバーばね13の弾力を、施錠スライダ7を下方に付勢するスライダばね8の弾力より大きくなるように設定したから、施錠スライダ7に外力が作用しない常態においては、係合突起17は係合孔18の上方の開口端縁に当接する。
上記のように構成されたこの発明の一実施例によるクレセント錠は、施錠状態においては、図2に示すように、制御レバー11の一端が本体板14bの切欠15が形成されていない外周部に乗り上がっており、したがって制御レバー11の他端部は相対的に下降した位置にある。
そのため、施錠スライダ7は制御レバーの他端部に追従して図2に示す施錠位置、すなわち、前記衝止部6との間に係止アーム5の先端を挟む位置にある。
このときには、図2から明らかなように、ハンドル3(図1参照)を時計方向或いは反時計方向に回しても、これと一体の係止アームの先端が衝止部6或いは施錠スライダ7の先端に衝止されるから、ハンドルを回すことができず、したがってこのクレセント錠を解錠することができない。
クレセント錠を解錠するためダイアルの操作環14aを回し、所定の角度位置に形成された切欠と制御レバー11の一端とを整合させると、レバーばね13の弾力により制御レバーの一端が切欠15に落込み、図3に示すように、制御レバーの他端が施錠スライダ7を押上げて、その先端を係止アームの回動軌跡外の上方に変位させる。
したがって、図2に示す施錠角度位置にある係止アーム5の先端は施錠スライダ7の先端部と干渉すること無く図3に示す解錠角度位置に迄回動させることができる。換言すれば、このクレセント錠は解錠状態となる。
一方、施錠スライダ7が図2に示すように施錠状態にあり、係止アーム5が図3に示すように解錠角度位置にあるときハンドルを施錠方向に回すと、係止アーム5の先端が施錠スライダ7の先端に形成された円弧状の逃げ端縁17a(図2参照)に当接してこれを押上げる(図示せず)。
前記した構成により施錠スライダ7は制御レバー11の他端に対し相対的に上方に遊動できるから、更にハンドルを施錠方向に回すと、係止アーム5の先端は図2に示す施錠角度位置にまで回動でき、図2に示す施錠角度位置に致ると、係止アーム5と上記逃げ端縁17aとの係合が外れ、施錠スライダ7はスライダばね8の弾力により図2に示す位置に復帰する。すなわち、自動施錠が行われる。
前記した実施例では、制御レバー11の他端に係合突起17を形成し、施錠スライダ7側に縦長の係合孔18を形成するものとしたが、これは形成位置を逆にし、制御レバーの他端に係合孔18を、施錠スライダ7側に係合突起を形成しても良いことは勿論である。
図5乃至図11は請求項2に記載の発明の一実施例によるクレセント錠を示し、このクレセント錠は、図5乃至図7に示すように、縦長の薄い箱状の台座1を有することは前記した請求項1に記載の発明によるクレセント錠と同様である。
このクレセント錠の台座1の上端にはダイアル14が回動可能に設けられている。
このダイアル14は、図8に示すように外形が例えば略八角形の板状体であり、外形が円形で、外周縁の所定の角度位置に切欠15を形成した本体板14bと重合した状態で、一体的かつ同軸に結合されている。
なお、図示の実施例におけるダイアル14は、図9及び図10に示すように、リング状の操作環14a(図7参照)と同軸に、かつ相対角度位置を変化できるように連結されている。
例えば、図9に示すようにねじカバー19(図7参照)を取り外した状態で、図10に示すように操作環14aを持上げてダイアル14と切り離し、操作環14aを正面から見て時計方向、或いは反時計方向に45度の倍数角度回し、再び操作環14aとダイアル14とを連結することによりダイアル錠としての暗証番号を変更できる。
なお、ダイアル14と操作環14aとの連結の態様は周知であるから、更に詳細な説明は省略する。なお、図8において符号16はクリックばねを示す。
図5乃至図7に戻って、台座1の表面側の中央部にはハンドル3と一体的に連結された錠止盤2が回動可能に設けられていることも前記した請求項1に記載の発明によるクレセント錠と同様である。
そして、図8に示すように、ハンドル軸4の台座内における内端に係止アーム5が垂設されている。なお、ここで係止アーム5がハンドル軸4に垂設されている、という意味は、係止アーム5がハンドル軸4の半径方向に延伸している、ということと同義である。
一方、この係止アーム5の施錠角度位置(図8参照)における先端部付近には、紙面に対する投影形状が略直角三角形の施錠レバー21が配設されており、この施錠レバー21の直角を形成する基端を台座1に回動可能に支承されている。
この施錠レバー21は例えば紙面方向の寸法が大きい略三角柱状のブロック体で、手前側には後述する制御バーと係合する付番しない円形部が形成され、その円形部の向う側には、上記係止アーム5の先端と衝接する自由端22が一体に形成されている。
そして、この自由端22は、係止アーム5の先端と衝接可能に対峙する施錠角度位置(図8参照)、及び係止アーム5の移動軌跡から退避する解錠角度位置(図11参照)の間を揺動できるように案内されている。
また、施錠レバー21は、捩りコイルばねとしての施錠レバーばね23(図11参照)の弾力により、図で時計方向(施錠角度位置方向)に付勢されている。
更にまた、図11に示すように、施錠レバーの上記自由端22に連接して、施錠レバーの紙面方向向う側には、円弧状の内周面を有する逃げ切欠24が形成されており、図11に示す解錠状態では、ハンドルと一体の係止アーム5の先端はこの逃げ切欠24を通って反時計方向に回動できる。
他方、図8に示すように、ダイアル14と施錠レバー21との間には全体の形状が略L字形の制御バー25が延在している。
この制御バー25は長さ方向、すなわち図で上下方向に移動可能に案内されており、圧縮コイルばねとしての制御バーばね26の弾力により上方に、すなわち、その上端(一端)がダイアル(本体盤14b)の外周部に近接する方向に付勢されている。
また、制御バー25の他端(下端)は略コ字形に成形され、このコ字形部が上記施錠レバー21の円形部と遊動可能に係合している。
そのため、図8に示すように、制御バー25が下降しているときには施錠レバー21は反時計方向に少し遊動できる。
上記のように構成された請求項2に記載の発明の一実施例によるクレセント錠は、図8に示す施錠状態では制御バー25の上端が本体板14aの切欠が形成されていない外周縁に弾接しており、したがって制御バー25は下降している。
このときには、施錠レバー21は図8に示す施錠角度位置にあり、その自由端22と基端を結ぶ線はほぼ水平で、この状態でハンドルを解錠方向に、すなわち図8で時計方向に回すと、係止アーム5の先端が施錠レバー21に衝止され、ハンドルを回すことができない。
一方、操作環14aを回して番号合せをし、本体板の切欠15を時計盤面に換算して6時の角度位置に合せると(図11参照)、制御バー25がその付勢力によって上昇し、これに連動して施錠レバー21が反時計方向に少し回動し、その自由端22が係止アームの先端部の移動軌跡外に退避するので、ハンドルを回してクレセント錠をロックすることができる。
なお、請求項2に記載の発明も、前記請求項1に記載の発明と同様に、クレセント錠の円弧状の環堤部と相手方の框の係止片が係合していない状態で、換言すれば掛金装置としてのクレセント錠がロックしていない状態でダイアルの切欠と制御バーの一端との係合を外し、すなわちダイアルを施錠角度位置に設定し、この状態でハンドルを回してクレセント錠をロックすると、係止アームの先端が施錠位置にある施錠レバー逃げ切欠24の内周面を押動して一旦解錠位置に置き、係止アームの先端が施錠位置に迄移動すると施錠レバーの先端を解放して、その付勢力により施錠スライダの先端を施錠位置に復帰させるので、ハンドルの操作だけで施錠ができる、すなわち所謂自動施錠が可能になる。
請求項1に記載の発明の一実施例によるクレセント錠の一部を破断して示す正面図。 その背面図で、施錠状態を示す。 その背面図で、解錠状態を示す。 請求項1に記載の発明の一実施例によるクレセント錠の一部側面図。 請求項2に記載の発明の一実施例によるクレセント錠の平面図。 その正面図。 その側面図。 その背面図で、施錠状態を示す。 ダイアル部の断面図。 ダイアル部の断面図で、番号を変換している状態を示す。 請求項2に記載の発明の一実施例によるクレセント錠の背面図で、解錠状態を示す。
符号の説明
1 台座
2 錠止盤
3 ハンドル
4 ハンドル軸
5 係止アーム
6 衝止部
7 施錠スライダ
8 スライダばね
9 アームばね
11 制御レバー
12 レバー軸
13 レバーばね
14 ダイアル
15 切欠
16 クリックばね
17 係合突起
18 係合孔
19 ねじカバー
21 施錠レバー
22 自由端
23 施錠レバーばね
24 逃げ切欠
25 制御バー
26 制御バーばね

Claims (2)

  1. 引戸の一方の框に装着される薄い箱状の台座と、この台座の表面側にハンドルと同軸に回動自在に支承され、外周に形成された円弧状の環堤部を、引き違いとなる相手方の框の係止片に係合させるようにした錠止盤とを有するものにおいて、ハンドル軸の台座内における内端に係止アームを垂設し、この係止アームの施錠角度位置における先端部を挟む一方の側に固定の衝止部を、他方の側に施錠スライダの先端を夫々配設し、この施錠スライダを、その先端が衝止部との間に係止アームの先端を挟む施錠位置、及び係止アームの先端の回動軌跡外の解錠位置との間を移動可能に案内すると共に、施錠位置方向に付勢し、一方、施錠スライダの基端部付近に、これと重合する態様で、かつ揺動可能に制御レバーを配設し、この制御レバーの一端部付近に外周部に切欠を形成したダイアルを回動可能に設けると共に、制御レバーをその一端がダイアルの外周に近接する方向に付勢し、他方、施錠スライダの基端部及び制御レバーの他端部の一方に係合突起を、他方に施錠スライダの案内方向に長い係合孔を夫々形成し、これらを遊動可能に係合させ、また、制御レバーの付勢力を施錠スライダのそれよりも大きくなるように設定したことを特徴とするクレセント錠。
  2. 引戸の一方の框に装着される薄い箱状の台座と、この台座の表面側にハンドルと同軸に回動自在に支承され、外周に形成された円弧状の環堤部を、引き違いとなる相手方の框の係止片に係合させるようにした錠止盤とを有するものにおいて、ハンドル軸の台座内における内端に係止アームを垂設し、この係止アームの施錠角度位置における先端部付近に施錠レバーの基端を回動可能に支承し、その自由端を係止アームの先端と衝接可能に対峙する施錠角度位置、及び係止アームの移動軌跡から退避する解錠角度位置の間を揺動できるように案内すると共に、施錠角度位置方向に付勢し、一方、台座の一端部に、外周部に切欠を形成したダイアルを回動可能に配設し、他方、このダイアルと施錠レバーとの間に延在し、長さ方向に移動可能に案内された制御バーの一端をダイアルの外周部に近接する方向に付勢すると共に、他端を施錠レバーの自由端部に係合させ、ダイアルの切欠に制御バーの一端が係入したとき、制御バーの他端が施錠レバーの自由端を解錠角度位置にまで回動させるようにしたことを特徴とするクレセント錠。
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