JP4657663B2 - ディスプレイ装置を駆動するための駆動回路と駆動方法 - Google Patents

ディスプレイ装置を駆動するための駆動回路と駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶ディスプレイ(液晶表示装置)のような平板ディスプレイ装置(平板表示装置)を駆動するための回路と方法に関するものである。特に、本発明は、平板ディスプレイ装置のゲートラインを駆動するためのゲートドライバ回路と方法に関するものであって、本発明のゲートドライバ回路の構造は、ゲートドライバ集積回路のチップが占める面積を更に減らすことができる小型化設計(compact design)を提供するものである。
液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマ表示パネル(PDPs)、電気発光表示パネル(electroluminescence display panels)、及び発光ダイオード(LED)表示パネルなどのような多様な種類の平板ディスプレイ装置が広く普及されており、今では、伝統的な陰極線管(CRT)ディスプレイ装置に取って代わろうとしている。
平板ディスプレイ装置は、小型、軽量、及び低消費電力が要求される装置や製品に適合する。
例えば、LCDは、低電圧電源によって駆動されることができ、低消費電力であるため、大規模集積回路(LSI)ドライバを用いて動作させることができる。
従って、LCD装置は、ラップトップコンピュータ、ポケットコンピュータ、自動車及びカラーテレビなどの各製品において広く用いられている。さらに、軽量、小型、及び低消費電力といった特徴を持つLCD装置は、携帯用やハンドヘルド(HandHeld)装置においても、好適に用いることができるディスプレイ装置であるといえる。
平板ディスプレイ装置を駆動するのに用いられる駆動信号は、画素(pixel)で要求される輝度に比例または反比例する電圧又は電流信号である。駆動信号は、表示パネルに隣接して配置された駆動装置(半導体集積回路を含む)によって生成される。
ディスプレイ装置の種類によって、駆動信号は、パネルを電気的に変化させたり、又は光学的に変化させたりする。
図1は、従来のディスプレイシステムを示したブロック図である。ディスプレイシステム100は、LCDのような表示パネル110と、コントローラ120、ゲートドライバIC(ゲート駆動IC)130、及びソースドライバIC(ソース駆動IC)140のような表示パネル110の駆動または制御用の複数の構成要素(駆動システム)と、を具備する。
表示パネル110は、ソースドライバIC140に連結された複数のデータライン(DL1〜DLn)と、ゲートドライバIC130に連結された複数のゲートライン(GL1〜GLn)と、を具備する。
表示パネル110は、行と列に構成されたマトリクスの形態で配列された複数の画素を具備し、所定の行内に配列された画素は共に一つのゲートライン(GLi)と連結されており、所定の列内に配列された画素は共に一つのデータライン(DLi)と連結されている。
表示パネル110は、ソースドライバIC(ソースドライバ)140からデータライン(DL1〜DLn)に出力されたソース信号とゲートドライバIC(ゲートドライバ)130からゲートライン(GL1〜GLn)に出力されたゲートドライバ制御信号とに応答して映像を表示する。
特に、コントローラ120は、コンピュータ本体のような映像供給源から出力された複数の駆動データ信号と駆動制御信号とを入力として受信する。駆動データ信号は、表示パネル110上に映像を形成するためのR(赤),G(緑),B(青)データを具備する。
駆動制御信号は、垂直同期信号(Vsync)、水平同期信号(Hsync)、データイネーブル信号(DE)及びクロック信号(Clk)を含む。コントローラ120は、入力されたR,G,Bに対応する複数のデータ信号であるR’、G’及びB’(駆動データ)と、ソース制御信号(SC,駆動制御信号)とをソースドライバIC140に出力する。すなわち、コントローラ120は、複数のソース制御信号と複数のゲート制御信号とを生成する。
コントローラ120は、ゲートドライバIC130を制御するためにゲート制御信号(SG)を出力する。ゲートドライバIC130は、入力として、VDD(logic power supply voltage:ロジック電源電圧)、VSS(logic ground voltage:ロジック接地電圧)、VGH(gate driver turn−on voltage:ゲートドライバターンオン電圧)、VGOFF(gate driver turn−off voltage:ゲートドライバターンオフ電圧)、及びVCOM(common electrode voltage:共通電極電圧)を含む複数のDC電圧を受信する。
ゲートドライバIC130は、選択されたゲートラインを駆動するためにゲートライン(GL1〜GLn)にゲートドライバ制御信号(ロジックレベルのVGH又はVGOFFを含む)を出力する。
ソースドライバIC140は、データ信号(R’,G’,B’)とソース制御信号(SC)に応答してデータライン(DL1〜DLn)に出力されるソース信号を決定する。すなわち、ソースドライバIC140は、複数のソース制御信号に応答して、例えば、液晶表示パネルの複数のデータラインを駆動する。コントローラ120は、ソースドライバIC140とゲートドライバIC130とから出力されるデータと制御信号のためのタイミングを制御する。
例えば、一の動作モードでは、コントローラ120は、ゲートドライバIC130が連続的な方法でそれぞれのゲートライン(GL1〜GLn)にゲート駆動出力信号であるVGHを伝送するように制御信号であるSCとSGを生成し、データ電圧が、活性化された行の各画素に順次に一つずつ選択的に印加される。
また、他の動作モードでは、たとえば、画素は一番目の列にある画素を順次にスキャニングし、その後、次の列にある画素をスキャニングすることで充電される。表示パネル110がTFT−LCDであると仮定するとき、表示パネル110は、マトリクスフォームに配列された複数の画素部を含む薄膜トランジスタ(TFT)板を具備する。
図1に図示したように、各画素部は、TFT150、共通電極(VCOM)とTFT150のドレイン電極との間に連結された液晶キャパシタ151、及び前記液晶キャパシタ151と並列に連結された薄膜ストレージキャパシタ152を具備する。
ストレージキャパシタ152は、非選択区間において、映像がディスプレイ上に維持されるようにするために電荷を保持する。液晶キャパシタ151は、カラーフィルター基板の共通電極VCOM、TFT150の画素電極、及びその間の液晶物質によって形成される。
TFT150のソース電極は、データライン(DL1)と連結され、TFT150のゲート電極はゲートライン(GL1)と連結される。すなわち、液晶表示パネル110は、複数の薄膜トランジスタ(TFT)150と、当該複数の薄膜トランジスタ(TFT)のゲート電極に連結された複数のゲートラインと、当該複数の薄膜トランジスタ(TFT)のソース電極に連結された複数のデータラインと、を含む。ゲートライン(GL1)上のVGHレベルのゲートドライバ信号がTFT150のゲートに印加されると、TFT150はデータライン(DL1)上のソース電圧を画素電極に印加するスイッチのように動作する。
図2は、TFT−LCDのような平板ディスプレイを駆動するために、図1のシステムで具現される従来の構造を有するゲートドライバICを概略的に図示したブロック図である。
一般的に、図2に示されるように、従来のゲートドライバ200は、選択部210、ラインデコーダ220、電圧レベルシフタ230、及びバッファ240を含む。選択部210は、複数のゲートライン(GL1〜GLn)のうち、いずれか一つを選択するために指定されたドライバ制御信号(STV)に応答して、ゲートライン制御信号であるG[m:0]を生成する。
ラインデコーダ220は、各ゲートライン(GL1〜GLn)と連関された複数のラインデコーダ(220−1〜220−n)を含む。各ラインデコーダ(220−1〜220−n)は、ゲートライン制御信号であるG[m:0]をデコーディングし、これに対応するデコーディングされたゲートライン制御信号(GD[1]〜GD[n])を生成する。
電圧レベルシフタ230は、それぞれのゲートラインと連関された複数の独立的なレベルシフタ(230−1〜230−n)を含む。それぞれのレベルシフタは、対応するラインデコーダ(220−1〜220−n)で出力されたデコーディングされたゲートライン制御信号(GD[1]〜GD[n])を受信する。
DC電圧、VGH、及びVGOFFは、それぞれのレベルシフタに印加される。ここで、VGHは、所定のゲートドライバターンオン電圧(例えば、+15V)であり、VGOFFは、所定のゲートドライバターンオフ電圧(例えば、−8V)である。
それぞれのレベルシフタ(230−1〜230−n)は、対応するデコーディングされたゲートライン制御信号(GD[1]〜GD[n])の電圧レベルをVDDからVGHに又はVSSからVGOFFに変える。
バッファ240は、対応するゲートドライバ出力信号(G1〜Gn)を通じて対応するゲートライン(GL1〜GLn)を駆動させるために、対応するレベルシフタ(230−1〜230−n)の出力に連結される複数のバッファを含む。
レベルシフタとバッファの動作に関する詳細な内容は、図3を参照して下記のように説明される。図3は、図2のゲートドライバにおいて具現される従来のレベルシフタと出力バッファの一例を図示した回路図である。
図3は、図2で図示したレベルシフタ(230−1〜230−n)及びバッファ(240−1〜240−n)として、具現される電圧レベルシフタ(230−i)回路、及び対応するバッファ(240−i)回路の構造を説明する。レベルシフタ(230−i)は、図示したように複数のNMOSトランジスタ(NT1〜NT6)と複数のPMOSトランジスタ(PT1〜PT6)を含む。
各レベルシフタ(230−i)は、対応するラインデコーダ(220−i)から出力されたデコーディングされたゲートライン制御信号GD[i]を入力として受信する。図示した例では、デコーディングされたゲートライン制御信号GD[i]は、電圧レベルとしてVDD又はVSSを有する。また、各レベルシフタ(230−i)は、GD[i]と相補的なGDB[i]を入力として受信してもよい。
レベルシフタはまた入力として、DC電圧であるVGHとVGOFFを受信する。バッファ(240−i)は、二つのインバータを具備するが、一番目のインバータは、PMOSトランジスタ(PT7)とNMOSトランジスタ(NT7)を含み、二番目のインバータは、PMOSトランジスタ(PT8)とNMOSトランジスタ(NT8)を含む。
図4は、図3の回路の動作を図示した波形(waveform)図である。特に、図4はデコーディングされたゲートライン制御信号(GD[i]/GDB[i])のロジックレベルによってゲートライン(GLi)に出力されるゲートドライバ電圧(Gi)を図示したものである。
図4で図示したように、ロジックレベルがGD[i]=VDDであり、GDB[i]=VSSであるとき、ゲートラインを活性化(ターンオン:turn−on)させるためのゲートライン電圧はGLi=VGH(例えば、+15V)である。
ロジックレベルがGD[i]=VSSであり、GDB[i]=VDDであるとき、ゲートラインを非活性化(ターンオフ:turn−off)させるためのゲートライン電圧はGLi=VGOFF(例えば、−8V)である。図3に示されるレベルシフタとバッファの動作は、既知であり、当業者によって容易に理解することができるので、詳しい説明を省略し、以下に簡略に説明する。
GD[i]=VDDであり、GDB[i]=VSSであると仮定すると、ロジック“1”が、NT1のゲートに印加され、ロジック“0”が、NT2のゲートに印加される。この結果、NT1はターンオンされ、NT2はターンオフされるので、ノードN1はロジック“0”にプルダウンされ、ノードN2はフローティング(floating,浮遊)する。
ロジック“0”で、ノードN1を有するPMOSトランジスタPT2、PT3及びPT5はターンオンされる。すなわち、前記トランジスタをターンオンするためにトランジスタNT3とNT6のゲートにVGHが印加される。
(図1で図示したような)表示パネルシステムを設計する上、特にPDAなどのようなハンドヘルド(handheld)や携帯用装置のように小型装置のために具現される前記表示パネルシステムを設計する上で、表示パネルシステムを小型化可能な構造が望まれている。
前記のディスプレイシステムを小型化する方法の一つとして、表示パネルを駆動するために用いられるICチップの大きさを小さくすることがある。しかしながら、図2及び図3で述べたように、従来のゲートドライバの構造は、レベルシフタが空間全体の相当部分を占めるので、ゲートドライバICチップの面積増加を招くといった短所を有する。具体的には、複数のレベルシフタがゲートドライバIC全体チップの面積の約50%を占める
図2に図示されたように、従来のゲートドライバは、n個の電圧レベルシフタ(230−1〜230−n)を具備する。そして、図3で図示されたように、各電圧レベルシフタ(230−1〜230−n)は、広い範囲の電圧領域(例えば、VGH=+15V及びVGOFF=−8V)のため、非常に大きく形成されるそれぞれの六つのPMOSトランジスタとNMOSトランジスタ、即ち、12個の高電圧トランジスタを具備する。
電圧レベルをシフトする範囲が拡張される場合には、適正動作のために、前記トランジスタが占める面積は、さらに増加する可能性がある。
本発明の第1の目的は、従来の複数のレベルシフタを用いる回路と比べて、更に小さいゲートドライバICチップ上にゲートドライバ回路を実装することができ、小型化設計(compact design)を可能にするゲートドライバ回路、特に、半導体集積回路型ゲートドライバを提供することにある。
本発明の第2の目的は、前記ゲートドライバ回路、特に半導体集積回路型ゲートドライバを有する液晶表示装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、前記液晶表示装置を駆動するためのシステムを駆動するための駆動システムを提供することにある。
本発明の第4の目的は、更に小さいゲートドライバICチップ上にゲートドライバを実装することができる小型化設計(compact design)を可能にするゲートラインの駆動方法を提供することにある。
本発明の実施形態は、LCDのような平板ディスプレイを駆動するための回路と方法を含む。特に、表示パネルのゲートラインを駆動するためのゲートドライバ回路と方法を含む。
本発明によるゲートドライバ回路の実例は、ゲートドライバICのチップ面積を更に小さくすることができるようにする小型化設計(compact design)を提供する。
本発明の一実施の形態では、ディスプレイのゲートラインを駆動するための半導体集積回路型のゲートドライバ回路が提供される。
ゲートドライバIC(ゲートドライバ)は、各ゲートドライバ回路がディスプレイの対応するゲートラインを駆動するための複数のゲートドライバ回路と、ゲートドライバ回路のためにプリチャージ制御信号を生成するレベルシフタ回路を具備する。
各ゲートドライバ回路は、ゲートライン制御信号をデコーディングし、デコーディングされたゲートライン制御信号を生成するためのラインデコーダと、ゲートラインを活性化する前にプリチャージ制御信号に応答してゲートドライバターンオン電圧をプリチャージするためのプリチャージ回路と、プリチャージ回路の出力を反転して出力するインバーティングバッファと、を具備する
駆動区間において、デコーディングされたゲートライン制御信号に応答してゲートラインが活性化されるとき、プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧は放電される。一方、デコーディングされたゲートライン制御信号に応答してゲートラインが非活性化されるとき、プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧は維持される。
本発明の実施の形態では、各プリチャージ回路は、四つのトランジスタと、第1キャパシタ及び第2キャパシタからなる二つのキャパシタを具備する。第1キャパシタは、プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を保持し、第2キャパシタは、プリチャージされたゲートドライバターンオフ電圧を保持する。
本発明の他の実施の形態では、各プリチャージ回路は、四つのトランジスタと、第1ラッチ回路及び第2ラッチ回路からなる二つのラッチ回路を具備する。第1ラッチ回路は、プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を保持し、二番目のラッチ回路は、プリチャージされたドライバターンオフ電圧を保持する。
また、本発明は、上記の複数のゲートドライバ回路を含むゲートドライバを用いた液晶表示装置及びその駆動システムを提供する。本発明の液晶表示装置は、複数の薄膜トランジスタ、当該複数の薄膜トランジスタのゲート電極に連結された複数のゲートライン、及び当該複数の薄膜トランジスタのソース電極に連結された複数のデータラインを含む液晶表示パネルと、データラインを駆動して液晶ディスプレイ装置上に映像を表示するためのソースドライバと、前記液晶表示パネルの前記複数のゲートラインのうち、対応するゲートラインを駆動する複数のゲートドライバ回路、及び前記ゲートドライバ回路のためのプリチャージ制御信号を生成するレベルシフタ回路を含むゲートドライバと、を有する。
また、本発明の液晶表示装置用の駆動システムは、複数のソース制御信号と複数のゲート制御信号とを生成するためのコントローラと、前記複数のソース制御信号に応答して液晶表示パネルの複数のデータラインを駆動するためのソースドライバと、対応するゲートラインを駆動する複数のゲートドライバ回路、及び前記ゲートドライバ回路のためのプリチャージ制御信号を生成するためのレベルシフタ回路を含み、前記複数のゲート制御信号に応答して前記液晶表示パネルのゲートラインを駆動することで、前記液晶表示パネル上に映像を表示するゲートドライバと、を含む。
本発明の実施例によるゲートドライバ回路は、前記図2と図3で参考したような従来のゲートドライバ回路で用いられる複数のレベルシフタ回路の代わりに、プリチャージ回路を活用することで、更に小さいドライバチップを形成することで、更に小型のゲートドライバ設計を可能にするという長所がある。
以下、本発明の側面と特性及び長所は、下記の実施の形態の詳細な説明及び図面を通じて明らかになる。なお、上記の背景技術の説明において、図1〜図4を参照しつつ説明した構成、および各種信号(各種電圧)と同様のものは、説明の簡便のため、繰り返しの説明を省略する。
すなわち、本実施の形態の液晶表示装置における液晶表示パネルが、複数の薄膜トランジスタ、当該複数の薄膜トランジスタのゲート電極に連結された複数のゲートライン、及び当該複数の薄膜トランジスタのソース電極に連結された複数のデータラインを含む点は、従来のものと同様である。
また、前記複数のソース制御信号に応答して液晶表示パネルの複数のデータラインを駆動して液晶ディスプレイ装置上に映像を表示するためのソースドライバを含む点などは、従来のものと同様である。さらに、駆動システムに含まれるコントローラが、複数のソース制御信号と複数のゲート制御信号とを生成する点も、従来のものと同様である。
したがって、以上の点については、詳しい説明を省略し、本発明の特徴的な点であるゲートドライバの構成について詳しく説明する。
図5は、本発明の実施の形態によるゲートドライバ300を概略的に図示したブロック図である。
一実施の形態として、ゲートドライバ300は、LCDのような平板ディスプレイを駆動するために、たとえば、図1のシステム100の中に用いられる。図5で図示されたように、ゲートドライバ300は、レベルシフタ(レベルシフタ回路)320、ラインデコーダ322、プリチャージ回路310、及びバッファ330を具備する。換言すれば、ゲートドライバ300は、レベルシフタ回路320と、ゲートドライバ回路とを有し、ゲートドライバ回路は、ラインデコーダ322、プリチャージ回路310、及びバッファ330を具備する。
下記のように、ゲートドライバ300の構造は、ゲートドライバ300を(例えば、図2の従来のゲートドライバと比べて)更に小さいゲートドライバICチップ上に実装することができる小型化設計(コンパクトデザイン)を提供する。
レベルシフタ320は、入力として、ロジックレベルのVDD(ロジック電源電圧)又はVSS(ロジック接地電圧)であるプリチャージ制御信号(PREC)を受信し、さらに、DC電圧であるVGH(例えば、+15Vである所定のゲートドライバターンオン電圧)及びVGOFF(例えば、−8Vである所定のゲートドライバターンオフ電圧)の入力を受ける。
そして、レベルシフタ320は、レベルシフトされたプリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)を出力する。具体的には、レベルシフト320は、入力されたプリチャージ制御信号(PREC)のロジックレベルによって、PRECH=VGH及びPRECHB=VGOFFとし、又は、PRECH=VGOFF及びPRECHB=VGHとする。したがって、レベルシフタ320は、入力されたロジックレベルに応じて、レベルシフトされた最終的なプリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)を生成するために用いられる。レベルシフトされたプリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)は共通して複数のプリチャージ回路(310−1〜310−n又は310−i)のそれぞれに入力される。
レベルシフタ320とそれに関する動作方法は、図6で示される実施例を参照して後述する。ラインデコーダ322は、ゲートライン制御信号であるG[m:0]をデコーディングし、対応するプリチャージ回路(310−1〜310−n)に出力される複数のデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[1]〜GDB[n]、すなわちGDB[i])を生成する。
一実施形態として、ラインデコーダ322は、背景技術として図2で図示したものと同様に、それぞれの対応するゲートライン(GL1〜GLn、すなわちGLi)と関係づけられた複数の独立されたラインデコーダを具備する。
それぞれのデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[i])は、ゲートライン制御信号G[m:0]により指示されることによって選択されたゲートライン(GL1〜GLn)に応じて、ロジックレベルのVDD(logic power supply voltage:ロジック電源電圧)又はVSS(logic ground voltage:ロジック接地電圧)を有する。
それぞれのプリチャージ回路(310−1〜310−n)は、ゲートドライバ300のプリチャージ区間及び駆動動作区間では、レベルシフトされたプリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)と対応するデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[i])とを入力として受信する。
バッファ330は、プリチャージ回路(310−1〜310−n)の出力に基づいて、それぞれのゲートドライバ出力信号(G1〜Gn又はGi)を用いて、対応するゲートライン(GL1〜GLn)を駆動するために、対応するプリチャージ回路(310−1〜310−n)のそれぞれの出力に連結された複数のバッファ(330−1〜330−n又は330−i)を具備する。
プリチャージ区間では、各プリチャージ回路(310−1〜310−n)は、対応するゲートライン(GLi)が活性化される前に、プリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)に応答して、ゲートドライバターンオン電圧(VGH)をプリチャージするように動作する。
プリチャージ区間では、各プリチャージ回路によって生成されるプリチャージされたドライバターンオン電圧(VGH)が、対応するバッファ(320−1〜320−n)に出力され、VGOFF電圧(ゲートドライバターンオフ電圧)レベルを有するゲートドライバ出力信号(G1〜Gn)が生成される。
従って、プリチャージ区間では、全てのゲートライン(GL1〜GLn)がVGOFFで初期化される。
その後、駆動区間において、ゲートライン(GLi)が、対応するデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[i])に応答して選択されるとき、対応するプリチャージ回路(310−i)は、プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧(VGH)を放電させるように動作し、その結果、対応するバッファ(320−i)は、Gi=VGH(ゲートドライバターンオン電圧)であるゲートドライバ出力信号でゲートライン(GLi)を駆動する。逆に、ゲートライン(GLi)が、対応するデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[i])に応答して非選択とされるとき、対応するプリチャージ回路(310−i)は、プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧(VGH)を維持し、その結果、対応するバッファ(320−i)は、Gi=VGOFF(ゲートドライバターンオフ電圧)であるゲートドライバ出力信号でゲートライン(GLi)を駆動する。即ち、ゲートライン(GLi)上で初期設定電圧VGOFFが維持される。
プリチャージ回路310とバッファ330の詳細な動作に関しては、実施形態である図7、図8及び図9を参照して後述される。図6は、本発明の実施の形態におけるレベルシフトされたプリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)を生成するためのレベルシフタ回路を図示した回路図である。特に、図6は、図5で図示したレベルシフタ320の一実施の形態を表す。レベルシフタ320は、レベルシフタ回路324とバッファ325を具備する。レベルシフタ回路324の回路構成及び動作は、背景技術として図3で説明したレベルシフタ(230−i)の回路構造及び動作と類似する。
しかしながら、本実施の形態のレベルシフタ回路324は、入力としてプリチャージ制御信号(PREC/PRECB)を受信する。これらプリチャージ制御信号PREC及びPRECBは、互いに相補的なロジックレベル(VDD,VSS)を有する。その後、レベルシフタ回路324は、PRECとPRECBのロジックレベルによって、プリチャージ制御信号をレベルシフトして、ノードN3においてVGH又はVGOFFの電圧を生じさせる。
ノードN3の電圧はバッファ325に入力され、バッファ325は、レベルシフトされたプリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)を出力する。バッファ325は、二つのインバータを含み、図3で図示したバッファ(240−i)と、回路構造及び機能面で類似する。
しかしながら、図6のバッファ325では、相補的なプリチャージ制御信号(PRECHB)を出力するために出力端がノードN4(即ち、トランジスタPT7とNT7によって形成された一番目のインバータの出力)に連結されている。
レベルシフタ320は、次のように動作する。プリチャージ制御信号(PREC)のロジックレベルがVDDであり、相補的なプリチャージ制御信号(PRECB)のロジックレベルがVSSであるとき、レベルシフトされたプリチャージ制御信号と相補的なプリチャージ制御信号(PRECHB)は、それぞれロジックレベルVGH(例えば、+15V)及びVGOFF(例えば、−8V)となる。
一方、プリチャージ制御信号(PREC)のロジックレベルがVSSであり、相補的なプリチャージ制御信号(PRECB)のロジックレベルがVDDであるとき、レベルシフトされたプリチャージ制御信号(PRECH)と相補的なプリチャージ制御信号(PRECHB)は、それぞれのロジックレベルVGOFF及びVGHとなる。
図6のレベルシフタ320の動作は、図3で図示した回路と同様であるので、それに関する詳細な説明は省略する。次に、ゲートドライバ回路に含まれるプリチャージ回路とバッファとを説明する。図7は、本発明の一実施例によるプリチャージ回路(310−i)とバッファ(330−i)を図示した回路図である。
特に、図7は、本発明による回路構造の一例を図示し、図5で図示したそれぞれのプリチャージ回路(310−1〜310−n)と対応するバッファ(330−1〜330−n)とを具現するのに用いることができる。
プリチャージ回路(310−i)は、四つのトランジスタ(312、314、316、及び318)、二つの保持装置(313及び319)、及び一つの出力ノードであるノードBを具備する。本実施の形態では、保持装置(313及び319)として、第1キャパシタ(C1)及び第2キャパシタ(C2)を具備する。すなわち、本実施の形態のプリチャージ回路(310−i)は、四つのトランジスタ(312、314、316、及び318)と、第1キャパシタ(C1)と第2キャパシタ(C2)とからなる二つのキャパシタとを含む。
バッファ(330−i)は、PMOSトランジスタMP3とNMOSトランジスタMN3で構成された一つのインバータを含む。すなわち、本実施の形態のゲートドライバ回路は、プリチャージ回路の出力をバッファリングするための一つのインバーティングバッファを有する。ここで、インバーティングバッファとは、入力と出力のロジックが反転するバッファである。プリチャージ回路(310−i)の出力ノードBは、バッファ(330−i)の入力に連結される。プリチャージ回路(310−i)とバッファ(330−i)は、次のように動作する。プリチャージ回路(310−i)は、NMOSトランジスタ314及びPMOSトランジスタ312のゲート端に、それぞれレベルシフトされたプリチャージ制御信号(PRECH)と相補的なプリチャージ制御信号(PRECHB)の入力を受ける。
上述したように、レベルシフトされたプリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)は、共通的に全てのプリチャージ回路(310−1〜310−n)に印加される。
プリチャージ回路(310−i)は、ラインデコーダ322(図5参照)から対応するデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[i])とを入力として受信し、これはPMOSトランジスタ318のゲート端に入力される。
プリチャージ区間においては、プリチャージ回路(310−i)はプリチャージ制御信号(PRECH/PRECHB)に応答してノードBをVGH(ゲートドライバターンオン電圧)で充電し、ゲートライン(GLi)はVGOFF(ゲートドライバターンオフ電圧)で初期化される。
特に、出力ノードBがロジックレベルVGHでプリチャージされるため、ノードCはロジックレベルVGOFFにあり、またゲートドライバ出力信号Gi=VGOFFは、ゲートライン(GLi)をVGOFFで初期化する。上述したように、プリチャージ区間においては、全てのゲートライン(GL1〜GLn)はVGOFFで初期化される。
その後、駆動区間において、ゲートライン(GLi)がトランジスタ318のゲートに入力されたデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[i])に応答して選択されるとき、プリチャージ回路(310−i)は、ノードBでプリチャージされたゲートドライバターンオン電圧VGHをVGOFFへと放電させるように動作し、この結果、ノードCでの電圧はVGHになる。従って、ゲートライン(GLi)は、Gi=VGHであるゲートドライバ出力信号で駆動される。
これとは逆に、ゲートライン(GLi)がデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[i])に応答して非選択とされるとき、プリチャージ回路(310−i)はノードBでプリチャージされたゲートドライバターンオン電圧VGHを維持するように動作し、この結果、ノードCで電圧レベルVGOFFは維持される。
従って、Gi=VGOFFであるゲートドライバ出力信号はゲートライン(GLi)に印加される(即ち、初期設定電圧VGOFFが、ゲートライン(GLi)上に維持される)。プリチャージ回路(310−i)とバッファ(330−i)の動作方法の一例は、図5及び図7の回路図と図8で図示したタイミング図とを参照してより詳細に説明される。
図8のタイミング図で、ゲートラインGL1を始めとしてゲートライン(GL1〜GLn)が順次活性化されると仮定すると、図8で、T1はプリチャージ区間を示し、T2は駆動区間を示す。
プリチャージ区間は、選択されたゲートライン(GLi)が活性化される駆動区間の前にゲートライン(GL1〜GLn)をVGOFF(ゲートドライバターンオフ電圧)で初期化するために遂行される。プリチャージ区間は、PREC=VDD及びPRECB=VSSであるプリチャージ制御信号をレベルシフタ320に入力することで開始される。これに応じて、上述したように、レベルシフタ320は、PRECH=VGH及びPRECHB=VGOFFであるレベルシフトされたプリチャージ制御信号を出力し、それは共通的にプリチャージ回路(310−1〜310−n)のそれぞれに入力される。
また、プリチャージ区間において、全てのデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[1]〜GDB[n])はロジックレベルVDDに設定される。図7に示されるとおり、プリチャージ区間において、PRECHB=VGOFFであるプリチャージ制御信号は、PMOSトランジスタ312のゲートに入力され、PRECH=VGHであるプリチャージ制御信号は、NMOSトランジスタ314のゲートに入力される。また、GDB[i]=VDDであるデコーディングされたゲートライン制御信号は、PMOSトランジスタ318のゲート端に入力される。
従って、PMOSトランジスタ312とNMOSトランジスタ314は全部ターンオンされ、PMOSトランジスタ318とNMOSトランジスタ316は、全部ターンオフされる。その結果、ノードBで電圧はVGHでプリチャージされ、ノードAで電圧はVGOFFでプリチャージされる。ノードBは、VGHでプリチャージされ、トランジスタMN3はターンオンされ、トランジスタMP3はターンオフされるので、ノードCはVGOFFでプルダウンされる。
従って、Gi=VGOFFであるゲートドライバ信号が、ゲートライン(GLi)に印加される。前記のように、プリチャージ区間においては、全てのプリチャージ回路は全てのゲートライン(GL1〜GLn)をVGOFFで初期化するためにノードBにVGHであるプリチャージ電圧を生成する。
プリチャージ区間の後、駆動区間(T2)は、ゲートライン(GLi)が活性化されることによって開始される。図8の実施例で、初めに、ゲートラインGL1が選択されたと仮定する。図8で図示したように、駆動区間は、PREC=VSSであり、PRECB=VDDであるプリチャージ制御信号がレベルシフタ320に入力されることで開始される。
これに応じて、前記のようにレベルシフタ320は、PRECH=VGOFFであり、PRECHB=VGHであるレベルシフトされたプリチャージ制御信号を出力し、これは共通的にプリチャージ回路(310−1〜310−n)のそれぞれに入力される。また、ゲートラインGL1のための駆動区間においては、他のゲートラインのためのデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[2]〜GDB[n])はロジックレベルVDDで維持される一方、ゲートラインGL1のためのデコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[1])はロジックレベルVSSに設定される。
従って、G1=VGHであるゲートドライバ出力信号が、ゲートラインGL1に印加される。より具体的には、図7を参照して、プリチャージ回路(310−i)及びバッファ(330−i)が、ゲートラインGL1のためのプリチャージ回路(310−1)及びバッファ(330−1)であると仮定すると、ゲートラインGL1のための駆動区間において、PRECHB=VGHであるプリチャージ制御信号は、PMOSトランジスタ312のゲートに入力され、PRECH=VGOFFであるプリチャージ制御信号はNMOSトランジスタ314のゲートに入力される。また、デコーディングされたゲートライン制御信号GDB[1]=VSSはPMOSトランジスタ318のゲート端に入力される。従って、PMOSトランジスタ312及びNMOSトランジスタ314は全部ターンオフされ、PMOSトランジスタ318はターンオンされ、ノードAはVGOFFからVDDへと充電される。
ノードAがVDDで充電されるとともに、NMOSトランジスタ316はターンオンされ、ノードBは、VGOFFに放電(プルダウン)される。また、ノードBがVGOFFに放電されたので、トランジスタMN3はターンオフされ、トランジスタMP3はターンオンされ、この結果、ノードCはVGHにプルアップされる。従って、G1=VGHであるゲートドライバ信号が、ゲートラインを駆動するためにゲートラインGL1上に印加される。
また、ゲートラインGL1のための駆動区間においては、PRECHB=VGHであり、PRECH=VGOFFであるレベルシフトされたプリチャージ制御信号がゲートライン(GL2〜GLn)のプリチャージ回路(310−2〜310−n)に印加されるとしても、デコーディングされたゲートライン制御信号(GDB[2]〜GDB[n])はロジックレベルVDDで維持され、ゲートドライバ出力信号(G2〜Gn)をVGOFFで維持するようにする。
より具体的には、図7を参照して、プリチャージ回路(310−i)及びバッファ(330−i)がゲートラインGL2のためのプリチャージ回路(310−2)及びバッファ(330−2)であると仮定すると、(上述したように)ゲートラインGL1のための駆動区間において、PRECHB=VGHであるプリチャージ制御信号は、NMOSトランジスタ312のゲートに入力され、PRECH=VGOFFであるプリチャージ制御信号はNMOSトランジスタのゲートに入力される。また、GDB[2]=VDDであるデコーディングされたゲートライン制御信号はPMOSトランジスタ318のゲート端に入力される。
従って、PMOSトランジスタ312及びNMOSトランジスタ314は全部ターンオフされ、PMOSトランジスタ318もターンオフされる。PMOSトランジスタ318がオフであるため、ノードAでの電圧は保持装置319によってプリチャージされた電圧VGOFFで維持される。すなわち、第2キャパシタ319は、プリチャージされたゲートドライバターンオフ電圧を保持する。ノードAがVGOFFにあるため、NMOSトランジスタ316はターンオフされ、ノードBは保持装置313によってプリチャージされた電圧VGHで維持される。すなわち、第1キャパシタ313は、プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を保持する。
また、ノードBがVGHにあるため、ゲートラインGL2上のゲートドライバ出力信号G2は、VOFFで維持される。所定のゲートライン(GLi)のための各駆動区間(T2)の後、全てのゲートラインをVGOFFで初期化するためにプリチャージ区間(T1)が遂行される。例えば、図8を参照して、ゲートラインGL1のための駆動区間以後、また他のプリチャージ区間が遂行される。ここで、GDB[1]は、ロジックレベルVDDに転換される。
また、PREC=VDDであるプリチャージ制御信号は、PRECH=VGH及びPRECHB=VGOFFであるレベルシフトされたプリチャージ制御信号を生成するためにレベルシフタ320に入力され、それは共通的にノードBでプリチャージされた電圧VGHを生成するために全てのプリチャージ回路(310−1〜310−n)に入力される。そして上述したものと同じ方法でゲートライン(GL1〜GLn)をVGOFFで初期化する。
図8を参照して上述したものと同様に、ゲートラインGL2のための駆動区間は、GDB[2]がロジックレベルVSSに転換され、さらに、PRECH=VGOFFであり、PRECHB=VGHであるレベルシフトされたプリチャージ制御信号を生成することによって開始される。プリチャージ区間と駆動区間とは、ゲートライン(GL1〜GLn)を順次に活性化させるために上述したように順次に反復される。
図9は、本発明の他の実施例によるプリチャージ回路と出力バッファを図示した回路図である。回路500は、プリチャージ回路(310−i)とバッファ(330−i)を含む。回路500は、図7の回路の機能及び構造の面で類似する。しかしながら、図9のプリチャージ回路(310−i’)は、保持装置(313及び319)が第1及び第2のキャパシタ(C1及びC2)で構成された図7のプリチャージ回路と異なり、保持装置として第1ラッチ回路(313a)及び第2ラッチ回路(319a)からなる二つのラッチ回路を具備する。すなわち、本実施の形態のプリチャージ回路(310−i’)は、四つのトランジスタ(312、314、316、及び318)と、第1ラッチ回路(313a)及び第2ラッチ回路(319a)からなる二つのラッチ回路と、を含む。
図9の回路500は、図7の回路400と類似の方式で動作する。特に、プリチャージ区間において、プリチャージ制御信号PRECHB=VGOFFが、PMOSトランジスタ312のゲートに入力され、プリチャージ制御信号PRECH=VGHが、NMOSトランジスタ314のゲートに入力され、デコーディングされたゲートライン制御信号GDB[i]=VDDが、トランジスタ318のゲート端に入力される。
この結果、PMOSトランジスタ312及びNMOSトランジスタ314は全てターンオンされ、PMOSトランジスタ318及びNMOSトランジスタ316は全てターンオフされる。従って、PMOSトランジスタ312がオンであるため、ノードBでの電圧はVGHになり、ラッチ回路313aのインバータ(INV1)の出力はVGOFFになるため、PMOSトランジスタMP4はターンオンされ、ノードBでVGHの電圧が維持される。
また、NMOSトランジスタ314がオンであるため、ノードAで電圧がVGOFFになり、ラッチ回路319aのインバータ(INV2)の出力はVDDになる。従って、NMOSトランジスタ(MN4)はターンオンされ、ノードAでVGOFF電圧は維持される。また、ノードBがVGHでプリチャージされたため、トランジスタMN3はターンオンされ、MP3はターンオフされるので、ゲートドライバ信号Gi=VGOFFがゲートラインGLiに出力される。
駆動期間において、ゲートラインGLiを選択するためにGDB[i]がVSSに設定されると仮定すると、プリチャージ制御信号PRECHB=VGHは、PMOSトランジスタ312のゲートに入力され、プリチャージ制御信号PRECH=VGOFFは、NMOSトランジスタ314のゲートに入力され、デコーディングされたゲートライン制御信号GDB[i]=VSSはPMOSトランジスタ318のゲート端に入力される。
その結果、PMOSトランジスタ312及びNMOSトランジスタ314は全部ターンオフされ、PMOSトランジスタ318はターンオンされるので、ノードAはVGOFFからVDDへと充電される。ノードAがVDDで充電されるとともに、ラッチ回路319aのインバータ(INV2)の出力はVGOFFになり、MN4はターンオフされる。従って、ノードAはVDDに維持される。ノードAがVDDに維持されるのに伴って、NMOSトランジスタ316はターンオンされ、ノードBはVGOFFに放電(プルダウン)される。
また、ノードBがVGOFFに放電されたので、トランジスタMN3はターンオフされ、トランジスタMP3はターンオンされる。この結果、Gi=VGHであるゲートドライバ信号が、ゲートラインを駆動するためにゲートラインGLi上に出力される。一方、駆動区間において、GDB[i]がロジックレベルVDD(他のゲートラインが駆動されている状態)で維持されると仮定すると、プリチャージ制御信号PRECHB=VGHは、PMOSトランジスタ312のゲートに入力され、プリチャージ制御信号PRECH=VGOFFはNMOSトランジスタ314のゲートに入力され、デコーディングされたゲートライン制御信号GDB[i]=VDDはPMOSトランジスタ318のゲート端に入力される。その結果、PMOSトランジスタ312及びNMOSトランジスタ314全部ターンオフされ、PMOSトランジスタ318はターンオフされる。
ノードAがVDDでプリチャージされたため、ラッチ回路319aのトランジスタMN4はオンであり、ノードAを、プリチャージされた電圧VGOFFで維持するようにする。ノードAがVGOFFであるため、NMOSトランジスタ316はターンオフされ、ノードBを、保持装置313aによってプリチャージされた電圧VGHで維持するようにする。
ラッチ回路313aのトランジスタ(MP4)はオン状態にあるので、ノードBをVGHで維持するようにする。ノードBがVGHであるため、ゲートライン(GLi)上のゲートドライバ出力信号(Gi)はVGOFFで維持される。以上のように、ゲートドライバ300に採用されたゲートドライバ回路は、ゲートライン制御信号G[m:0]をデコーディングし、デコーディングされたゲートライン制御信号GDB[i]を生成するためのラインデコーダ322を備える。またゲートドライバ300は、プリチャージ回路310を備える。プリチャージ回路は、ゲートライン(GL1〜GLn、すなわちGLi)を活性化させる前にプリチャージ制御信号に応答してゲートドライバターンオン電圧VGHをプリチャージする。このゲートドライバターンオン電圧VGHは、デコーディングされたゲートライン制御信号GDB[i]に応答してゲートライン(GL1〜GLn、すなわちGLi)が活性化(選択)されるときに放電され、前記デコーディングされたゲートライン制御信号GDB[i]に応答して前記ゲートライン(GL1〜GLn、すなわちGLi)が非活性化(非選択)されるときに維持される。また、ゲートドライバ300は、ゲートドライバ回路のためのプリチャージ制御信号を生成するレベルシフタ回路320を含む。このような回路構成によれば、従来の複数のレベルシフタを用いる回路と比べて、更に小さいゲートドライバICチップ上にゲートドライバ回路を実装することができる。
図5のゲートドライバ回路の構造は、図2の従来のゲートドライバ回路の構造以上の多様な長所を奏するものである。
例えば、図5のゲートドライバ構造の実例では、一つのレベルシフタ(single level shifter)回路320とプリチャージ回路(310−1〜310−n)とを実装すればよく、複数のレベルシフタ回路を要する図2の従来のゲートドライバ回路と比べて、ゲートドライバICチップ面積の約50%を減少させることができる。
より具体的には、図2の従来のゲートドライバ回路は、複数のレベルシフタ(230−1〜230−n)を具備し、各レベルシフタは、図3で図示したように、12個のトランジスタで構成される。
一方、図7に示される本実施の形態では、各プリチャージ回路(310−1〜310−n)は、ただ四つのトランジスタと二つのキャパシタを具備する。従って、図5のプリチャージ回路は図2のレベルシフタと比較するとき、シリコン領域の非常に小さい部分を占めるため、更に小さいICゲートドライバチップを製造することができる。
図9に示されるプリチャージ回路の回路構造の実例では、図3のレベルシフタ回路(230−i)と比較して、更に小さいシリコン領域を占める。従って、図5でプリチャージ回路310のための図9のプリチャージ回路構造の使用は、図3のレベルシフタ回路(230−i)の使用と比較するとき、更に小さいICゲートドライバチップを可能にする。
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を変更できる。
従来のディスプレイシステムを図示したブロック図である。 従来のゲートドライバを図示したブロック図である。 図2の従来のゲートドライバで具現される従来の電圧レベルシフタとバッファを図示した回路図である。 図3の回路動作を図示した波形図である。 本発明の実施の形態におけるゲートドライバを図示したブロック図である。 本発明の実施の形態における、プリチャージ制御信号を生成するための電圧レベルシフタを図示した回路図である。 図5のゲートドライバにおいて実装可能なプリチャージ回路とバッファの一例を図示した回路図である。 図7の回路の動作モードを図示するタイミング図の一例である。 図5のゲートドライバにおいて実装可能なプリチャージ回路とバッファの他の例を図示した回路図である。
符号の説明
100 ディスプレイシステム、
110 表示パネル、
120 コントローラ、
130 ゲートドライバIC、
140 ソースドライバIC、
150 TFT、
151 液晶キャパシタ、
152 ストレージキャパシタ、
200、300 ゲートドライバ、
210 選択部、
220、322 ラインデコーダ、
230、320、324 レベルシフタ、
240、325、330 バッファ、
310 プリチャージ回路、
312、318 PMOSトランジスタ、
313、319 保持装置、
314、316 NMOSトランジスタ、
400、500 回路。

Claims (23)

  1. ゲートライン制御信号をデコーディングし、デコーディングされたゲートライン制御信号を生成するためのラインデコーダと、
    前記デコーディングされたゲートライン制御信号に応答してゲートラインが活性化されるときに放電され、前記デコーディングされたゲートライン制御信号に応答して前記ゲートラインが非活性化されるときに維持されるゲートドライバターンオン電圧を、前記ゲートラインを活性化させる前にプリチャージ制御信号に応答してプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記プリチャージ回路の出力を反転して出力するインバーティングバッファと、を含むことを特徴とする、ディスプレイ装置のゲートライン駆動のためのゲートドライバ回路。
  2. 前記プリチャージ制御信号を生成するためのレベルシフタ回路が付加されることを特徴とする請求項1記載のゲートドライバ回路。
  3. 前記プリチャージ回路が、四つのトランジスタと、第1キャパシタ及び第2キャパシタからなる二つのキャパシタと、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のゲートドライバ回路。
  4. 前記第1キャパシタが、前記プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を保持することを特徴とする請求項3記載のゲートドライバ回路。
  5. 前記第2キャパシタが、プリチャージされたゲートドライバターンオフ電圧を保持することを特徴とする請求項3または4に記載のゲートドライバ回路。
  6. 前記プリチャージ回路が、四つのトランジスタと、第1ラッチ回路及び第2ラッチ回路からなる二つのラッチ回路と、を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゲートドライバ回路。
  7. 前記第1ラッチ回路が、前記プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を保持することを特徴とする請求項6記載のゲートドライバ回路。
  8. 前記第2ラッチ回路が、プリチャージされたゲートドライバターンオフ電圧を保持することを特徴とする請求項6または7に記載のゲートドライバ回路。
  9. ゲートライン制御信号をデコーディングし、デコーディングされたゲートライン制御信号を生成するためのラインデコーダと、デコーディングされたゲートライン制御信号に応答してゲートラインが活性化されるときに放電され、前記デコーディングされたゲートライン制御信号に応答して前記ゲートラインが非活性化されるときに維持されるゲートドライバターンオン電圧を、前記ゲートラインを活性化させる前にプリチャージ制御信号に応答してプリチャージするプリチャージ回路と、前記プリチャージ回路の出力を反転して出力するインバーティングバッファと、で構成され、ディスプレイ装置の複数のゲートラインを駆動する複数のゲートドライバ回路と、
    前記ゲートドライバ回路のための前記プリチャージ制御信号を生成するレベルシフタ回路と、を含むことを特徴とする、ディスプレイ装置のゲートラインを駆動するための半導体集積回路型ゲートドライバ。
  10. 複数の薄膜トランジスタ、当該複数の薄膜トランジスタのゲート電極に連結された複数のゲートライン、及び当該複数の薄膜トランジスタのソース電極に連結された複数のデータラインを含む液晶表示パネルと、
    データラインを駆動して液晶ディスプレイ装置上に映像を表示するためのソースドライバと、
    前記液晶表示パネルの前記複数のゲートラインのうち、対応するゲートラインを駆動する複数のゲートドライバ回路、及び前記ゲートドライバ回路のためのプリチャージ制御信号を生成するレベルシフタ回路を含むゲートドライバと、を有し、
    前記各ゲートドライバ回路は、
    ゲートライン制御信号をデコーディングし、デコーディングされたゲートライン制御信号を生成するためのラインデコーダと、
    前記デコーディングされたゲートライン制御信号に応答してゲートラインが活性化されるときに放電され、ゲートラインが非活性化されるときに維持されるゲートドライバターンオン電圧を、ゲートラインを活性化させる前に前記プリチャージ制御信号に応答してプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記プリチャージ回路の出力を反転して出力するインバーティングバッファと、を含むことを特徴とする液晶表示装置。
  11. 各プリチャージ回路が、四つのトランジスタと、第1キャパシタ及び第2キャパシタからなる二つのキャパシタと、を含むことを特徴とする請求項10記載の液晶表示装置。
  12. 前記第1キャパシタが、前記プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を保持することを特徴とする請求項11記載の液晶表示装置。
  13. 前記第2キャパシタが、プリチャージされたゲートドライバターンオフ電圧を保持することを特徴とする請求項11または12に記載の液晶表示装置。
  14. 各プリチャージ回路が、四つのトランジスタと、第1ラッチ回路及び第2ラッチ回路からなる二つのラッチ回路と、を含むことを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  15. 前記第1ラッチ回路は、前記プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を保持することを特徴とする請求項14記載の液晶表示装置。
  16. 前記第2ラッチ回路は、プリチャージされたゲートドライバターンオフ電圧を保持することを特徴とする請求項14または15に記載の液晶表示装置。
  17. 複数のソース制御信号と複数のゲート制御信号とを生成するためのコントローラと、前記複数のソース制御信号に応答して液晶表示パネルの複数のデータラインを駆動するためのソースドライバと、
    対応するゲートラインを駆動する複数のゲートドライバ回路、及び前記ゲートドライバ回路のためのプリチャージ制御信号を生成するためのレベルシフタ回路を含み、前記複数のゲート制御信号に応答して前記液晶表示パネルのゲートラインを駆動することで、前記液晶表示パネル上に映像を表示するゲートドライバと、を含み、
    前記各ゲートドライバ回路は、
    ゲートライン制御信号をデコーディングし、デコーディングされたゲートライン制御信号を生成するためのラインデコーダと、
    デコーディングされた前記ゲートライン制御信号に応答してゲートラインが活性化されるときに放電され、ゲートラインが非活性化されるときに維持されるゲートドライバターンオン電圧を、ゲートラインを活性化させる前に前記プリチャージ制御信号に応答してプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記プリチャージ回路の出力を反転して出力するインバーティングバッファと、を含むことを特徴とする液晶表示装置用の駆動システム。
  18. ゲートライン制御信号をデコーディングしてデコーディングされたゲートライン制御信号を生成する段階と、
    ゲートラインを活性化する前に、プリチャージ制御信号に応答してゲートドライバターンオン電圧をプリチャージする段階と、
    前記ゲートラインが、前記デコーディングされたゲートライン制御信号に応答して活性化されるとき、前記プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を放電する段階と、
    前記ゲートドラインが、デコーディングされたゲートライン制御信号に応答して非活性化されるとき、前記プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧を維持する段階と、
    前記プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧が放電されるとき、ゲートドライバターンオン電圧レベルを有するゲートドライバ信号を出力して前記ゲートラインを駆動する段階と、を含むことを特徴とするディスプレイ装置のゲートライン駆動方法。
  19. 前記プリチャージ段階に応答してゲートドライバターンオフ電圧で前記ゲートラインを初期化する段階を更に含むことを特徴とする請求項18記載のゲートライン駆動方法。
  20. プリチャージされたゲートドライバターンオン電圧が非放電されるとき、前記ゲートドライバターンオフ電圧レベルを有するゲートドライバ信号を出力してゲートラインを初期化状態に維持する段階を更に含むことを特徴とする請求項19記載のゲートライン駆動方法。
  21. プリチャージは、前記デコーディングされたゲートライン制御信号に応答して遂行されることを特徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載のゲートライン駆動方法。
  22. 前記プリチャージ制御信号を所定のゲートドライバターンオン電圧又は所定のゲートドライバターンオフ電圧にレベルシフティングする段階を更に含むことを特徴とする請求項18〜21のいずれか1項に記載のゲートライン駆動方法。
  23. デコーディングされたゲートライン制御信号の状態によって、前記プリチャージは、第1状態を有するプリチャージ制御信号に応答して遂行され、放電と維持は、第2状態を有するプリチャージ制御信号に応答して遂行されることを特徴とする請求項18〜22のいずれか1項に記載のゲートライン駆動方法。
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