JP4662458B2 - ノーマルモードヘリカルアンテナ、及びノーマルモードヘリカルアンテナの製造方法 - Google Patents
ノーマルモードヘリカルアンテナ、及びノーマルモードヘリカルアンテナの製造方法 Download PDFInfo
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このような態様によれば、放射効率を向上させるとともに小型化しても放射効率の低下が少ないノーマルモードヘリカルアンテナを実現することができる。
このように、L/λが0.05以下という超小型のノーマルモードヘリカルアンテナにおいても、本ノーマルモードヘリカルアンテナによれば、高い放射効率を維持することが可能となる。
このような態様によれば、より高い放射効率を実現することができる。詳細は後述するが、第2のコイルをより多く備えることにより、より高い放射効率を実現することが可能となる。
このような態様によっても、周囲の環境による影響を受けにくく、自己共振周波数の変動が少ないノーマルモードヘリカルアンテナを実現することが可能となる。これにより、本ノーマルモードヘリカルアンテナは、きわめて高い汎用性をもって、様々な機器に組み込むことが可能となる。そしてそのため、同一規格のノーマルモードヘリカルアンテナの大量生産が可能となり、製造容易化、コスト低減などが可能となる。また、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各巻回軸が前記導体板と直交するように、前記導体板と離間して配置されることにより、各コイルに内在する電流源及び磁流源のうちの電流源からの放射が助長されることになる。これにより、導体板が近接することによる放射電界強度の低下が抑制され、高い放射強度を維持することができる。
このような態様により、放射効率を向上させるとともに小型化しても放射効率の低下が少ないノーマルモードヘリカルアンテナを製造することができる。
このような態様によって、周囲の環境による影響を受けにくく、自己共振周波数の変動が少ないノーマルモードヘリカルアンテナを製造することが可能となる。
ノーマルモードヘリカルアンテナ200の基本構造を図1に示す。ノーマルモードヘリカルアンテナ200は、導線を螺旋状に巻回することにより形成されたコイル100の中央部に給電点110が設けられたものである。アンテナ長(コイル長)をL、直径をD、導線の直径をa、巻き数をNとしている。図1はN=10の状態を示す。ノーマルモードヘリカルアンテナ200の特徴は、超小形アンテナで問題となる、小形化により発生する大きな容量性リアクタンスをコイル100の誘導性リアクタンスにより打ち消し、純抵抗に近い入力インピーダンスを実現できることである。入力インピーダンスが純抵抗になる状態は、自己共振と呼ばれる。このためには、アンテナ長(L)、アンテナ直径(D)アンテナ巻き数(N)の関係を適切に選ぶ必要がある。
また、アンテナの放射効率ηは、次式で表される。
η=Rr/(Rr+Rl) …(1)
基本構造のノーマルモードヘリカルアンテナの主要電気定数
表1に示すように、基本構造のノーマルモードヘリカルアンテナ200では、導体抵抗Rlが放射抵抗Rrに比して約4.5倍も大きくなっていることが特徴である。すなわち、給電された電波は殆んど導体抵抗Rlにより熱損失として消費されてしまうことを意味している。このためアンテナの放射効率ηが−7.45dBと小さな値となっている。
ここに、Laは導体の全長を表し、aは導体径を表す。また、δは導体の表皮厚と呼ばれ、次式で表される。
ここに、fは周波数で、μは透磁率であり、σは導電率を表す。
[表2]
並び配列ノーマルモードヘリカルアンテナの主要電気定数
表2に示す各値を表1に示す各値と比較してみると、放射抵抗Rrは約4倍、導体抵抗Rlは約2倍になっていることがわかる。そのためアンテナ効率ηが約2倍に向上して、2.5dBの上昇が見られる。このように、本実施の形態に係る並び配列ノーマルモードヘリカルアンテナ230では、放射効率を向上させることができる。これにより、アンテナの通信距離の拡大を達成できるという利点を有する。
Rr’=M2× Rr …(4)
Rl’=M×Rl …(5)
η’=Rr’/(Rr’+Rl’)=M2×Rr/(M2×Rr+M×Rl)
…(6)
ここで、Rl’>Rr’とすると、Rin’は近似的に次式となる。
η’≒Rr’/Rl’=M×(Rr/Rl)=M×η …(7)
すなわち、コイル100をM個用いたノーマルモードヘリカルアンテナ230では、放射効率をM倍に向上でき、より高い放射効率を実現することができる。
この場合も、入力インピーダンスの変化において、主にリアクタンスの値が変化するため、並び配列ノーマルモードヘリカルアンテナ230のコイル100間の間隔(S)を変化させて対応できるかについて説明する。
110 給電点
120 半波長ダイポールアンテナ
130 導体板
200 ノーマルモードヘリカルアンテナ
210 折り返しダイポールアンテナ
220 2戦式ヘリカルアンテナ
230 並び配列ノーマルモードヘリカルアンテナ
Claims (6)
- 導線を螺旋状に巻回することにより形成された第1のコイルと、
導線を螺旋状に巻回することにより形成された第2のコイルと、
を備え、
前記第1のコイルの中央部には給電点が設けられ、
前記第1のコイル及び前記第2のコイルが、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各巻回軸が互いに平行になるように互いに面対称となる位置に配置され、
前記第1のコイルの各端部が、前記各端部と面対称な位置にある前記第2のコイルの各端部とそれぞれ短絡され、
前記第2のコイルを複数備える
ことを特徴とするノーマルモードヘリカルアンテナ。 - 請求項1に記載のノーマルモードヘリカルアンテナであって、
前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各コイル長が略等しく、
前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各コイル長をLとし、当該アンテナでの動作波長をλとした場合に、L/λの値が0.05以下である
ことを特徴とするノーマルモードヘリカルアンテナ。 - 請求項1に記載のノーマルモードヘリカルアンテナであって、
導体板を備え、
前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各巻回軸が前記導体板と平行になるように、前記導体板と離間して配置されるとともに、前記第1のコイルと前記第2のコイルとの間隔、及び、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの少なくともいずれかと前記導体板との間隔を調整して、特定の周波数に自己共振するように設定されてなる
ことを特徴とするノーマルモードヘリカルアンテナ。 - 導線を螺旋状に巻回することにより形成された第1のコイルと、
導線を螺旋状に巻回することにより形成された第2のコイルと、
を備え、
前記第1のコイルの中央部には給電点が設けられ、
前記第1のコイル及び前記第2のコイルが、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各巻回軸が互いに平行になるように互いに面対称となる位置に配置され、
前記第1のコイルの各端部が、前記各端部と面対称な位置にある前記第2のコイルの各端部とそれぞれ短絡され、
導体板を備え、
前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各巻回軸が前記導体板と直交するように、前記導体板と離間して配置されるとともに、前記第1のコイルと前記第2のコイルとの間隔、及び、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの少なくともいずれかと前記導体板との間隔を調整して、特定の周波数に自己共振するように設定されてなる
ことを特徴とするノーマルモードヘリカルアンテナ。 - 導線を螺旋状に巻回することにより形成された第1のコイルと、
導線を螺旋状に巻回することにより形成された第2のコイルと、
を備え、
前記第1のコイルの中央部には給電点が設けられ、
前記第1のコイル及び前記第2のコイルが、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各巻回軸が互いに平行になるように互いに面対称となる位置に配置され、
前記第1のコイルの各端部が、前記各端部と面対称な位置にある前記第2のコイルの各端部とそれぞれ短絡され、
前記第2のコイルを複数備えてなるノーマルモードヘリカルアンテナの製造方法であって、
前記第1のコイルと前記第2のコイルとの間隔を調整して、特定の周波数に自己共振するように前記第1のコイルと前記第2のコイルとを設定する
ことを特徴とするノーマルモードヘリカルアンテナの製造方法。 - 導線を螺旋状に巻回することにより形成された第1のコイルと、
導線を螺旋状に巻回することにより形成された第2のコイルと、
導体板と、
を備え、
前記第1のコイルの中央部には給電点が設けられ、
前記第1のコイル及び前記第2のコイルが、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各巻回軸が互いに平行になるように互いに面対称となる位置に配置されるとともに、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの各巻回軸が前記導体板と平行になるように、前記導体板と離間して配置され、
前記第1のコイルの各端部が、前記各端部と面対称な位置にある前記第2のコイルの各端部とそれぞれ短絡され、
前記第2のコイルを複数備えてなるノーマルモードヘリカルアンテナの製造方法であって、
前記第1のコイルと前記第2のコイルとの間隔、及び、前記第1のコイル及び前記第2のコイルの少なくともいずれかと前記導体板との間隔を調整して、特定の周波数に自己共振するように前記第1のコイルと前記第2のコイルとを設定する
ことを特徴とするノーマルモードヘリカルアンテナの製造方法。
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