JP4703401B2 - 情報隠蔽用シート - Google Patents
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Description
このような情報隠蔽用シートは、主に、企業から発送するダイレクトメール用途に利用されてきたが、近年、個人へのインクジェット式あるいはレーザー式のプリンタの普及に伴って、親族、友人、知人間等の個人から発送する葉書等にも情報隠蔽用シートを利用したいという要望が高まっている。
(2)また、粘着剤塗布部のみが被覆紙によって被覆されているため、情報記入部と被覆部分との間に段差があり、家庭用プリンタに多い枚葉式プリンタでは印刷中に被覆紙のエッジが引っ掛かって、印刷中に被覆紙が剥離する事故が生ずるおそれがある。
(3)さらに、情報記入部と被覆紙による被覆部との間の紙厚の差が大きくプリンタにおける搬送トラブル、印刷トラブル発生のおそれがある。
そこで、本発明の主たる課題は、プリンタ搬送性および印刷性に優れ、特に家庭用のプリンタでも簡易に印刷ができる形態であるとともに、コスト安に製造可能である情報隠蔽用シートを提供することにある。
他方で、従来の情報隠蔽用シートの問題点として、第三者が情報記入部から粘着剤塗布部を引き剥がして、隠蔽された情報を読み取った後に、再接着がなされた場合に、受取人が情報を第三者に情報が読み取られた、という事実を認識することができないという欠点があった。
そこで、本発明は、上記課題に加えて、隠蔽情報が第三者によって読み取られた場合には、その事実がわかるようにすることをも課題とする。
<請求項1記載の発明>
一方面に接着部が設けられた基紙と、前記接着部を介して基紙に対して貼合され、基紙の接着部形成面を被覆する被覆紙と、を有する情報隠蔽用シートであって、
前記情報隠蔽用シートは、表裏面がともに実質的に平坦であり、
前記被覆紙が基紙に対して剥離可能に貼合された剥離部と非剥離に貼合された非剥離部とを有し、
少なくとも前記非剥離部に隠蔽情報記入部を有し、
前記剥離部と前記非剥離部とはその境界で折り重ね合わせ可能に連接されて配置され、
前記接着部は、基紙の非剥離部側全体と剥離部側の略端縁部とが前記非剥離部にかかる被覆紙の部分に対して難剥離性に形成され、
前記剥離部にかかる被覆紙の部分を剥離させて剥離部にかかる接着部を露出させた後、前記剥離部と非剥離部とが重なるように前記境界にて折り重ねることで前記剥離部の接着部と非剥離部にかかる被覆紙とが接着されるとともに前記隠蔽情報記入部が隠蔽され、
かつ、前記折り重ねた状態で前記剥離部の接着部の略端縁部と重なる非剥離部の被覆紙の被隠蔽部に剥離しやすい易剥離部が設けられ、前記非剥離部と剥離部の接着後にこれらを引き剥がした際に前記易剥離部が前記剥離部の接着部にとられて剥離跡が形成されるようにした、
ことを特徴とする情報隠蔽用シート。
前記情報隠蔽用シートは、表裏面がともに実質的に平坦であるため、プリンタにおける搬送トラブルが防止される。他方、基紙の一方面に設けた接着部を被覆紙で被覆する構成なので、構造が簡素であり製造容易でコストを安くすることができる。なお、実質的に平坦とは、被覆紙同士が重なり合う部分がなく、また、被覆紙によって被覆されていない部分があって被覆部と非被覆部との間の段差もないという意味であり、後述の切離し線等の形成に伴う微細な凹凸や極細のスリットあるいは、紙の抄紙上回避できない表面の凹凸やざらつき、あるいは印刷によるインキ層の厚みは許容するという意味である[請求項6についても同じ]。
また、剥離部における被覆紙の剥離が簡易となるとともに、接着後の再剥離がしやすいものとなる。
さらに、易剥離部を設けたので接着後に再剥離すると、易剥離部が接着部に取られて剥離されて剥離痕が形成され、第3者が隠蔽情報を読み取ったか否かの判断ができるようになる。
前記被覆紙は、剥離部と非剥離部との境界に易切り離し線を有する請求項1記載の情報隠蔽用シート。
剥離部において被覆紙を接着層から剥離したのちに、当該剥離した部分のみを簡易に切り離すことが可能となる。
前記剥離部は、被覆紙の接着部対向面の少なくとも剥離部の接着部に対向する部分が離型処理されている、請求項1または2記載の情報隠蔽用シート。
被覆紙の一方面の一部に離型処理するだけでよく製造が容易となる。
剥離部と非剥離部とを折り重ねたときに、前記剥離部によって非剥離部の一部が被覆される、請求項1〜3の何れか1項に記載の情報隠蔽用シート。
非剥離部の一部が被覆され、他の部分は被覆されないため、当該被覆されない非剥離部の一部を、隠蔽情報以外の情報を記入する部分とすることができる。
一方面に接着部を有する基紙と、基紙の前記接着部形成面を被覆する被覆紙とを有する情報隠蔽用シートであって、
前記情報隠蔽用シートは、表裏面がともに実質的に平坦であり、
前記被覆紙が基紙の接着部に剥離可能な状態で貼合されており、
前記基紙の被覆紙非貼合面の端側一部分に隠蔽情報記入部を有し、
前記接着部は、前記隠蔽情報記入部側と反対の端側部分において略端縁部に被覆紙非貼合面に難剥離性に形成され、
前記被覆紙を剥離した後、前記隠蔽情報記入部のある端側一部を接着剤形成面側に折り重ねさらに前記接着部が略端縁部に形成された端側部分を折り重ねる三つ折りとすることで、前記略端縁部に接着部が形成された端側部分と前記隠蔽情報記入部のある端側部分とが接着されるとともに前記隠蔽情報記入部が隠蔽され、
かつ、その三つ折りされた状態で前記略端縁部と重なる部分に剥離しやすい易剥離部が設けられ、接着後に前記隠蔽情報記入部のある端側一部と前記略端縁部の接着部を有する端側部分とを引き剥がした際に前記易剥離部が前記略端縁部の接着部にとられて剥離跡が形成されるようにした、
ことを特徴とする情報隠蔽用シート。
前記情報隠蔽用シートは、表裏面がともに実質的に平坦であるため、プリンタにおける搬送トラブルが防止される。他方、基紙の一方面に設けた接着層を被覆紙で被覆する構成なので、構造が簡素であり製造容易でコストを安くすることができる。
また、易剥離部を設けたので接着後に再剥離すると、易剥離部が接着部に取られて剥離されて剥離痕が形成され、第3者が隠蔽情報を読み取ったか否かの判断ができるようになる。
<第1の実施の形態>
図1は、本形態の情報隠蔽用シートX1の正面図である。図2は、そのII−II断面図である。本形態の情報隠蔽用シートX1は、基紙1に一方面に対してこれと同形状かつ同じ大きさの被覆紙2が基紙1の周縁からはみ出ることなく接着部11を介して貼合されている。さらに、この情報隠蔽用シートX1は、被覆紙2が基紙1に対して剥離可能に貼合されている剥離部Aと、非剥離に貼合されている非剥離部Bとを備える。本形態では、情報隠蔽用シートX1を二分して非剥離部Aと剥離部Bとされており、両部は同サイズに形成されているが、図3および4に示す形態のように、非剥離部Bが剥離部Aよりも広くなるようにしてもよい。
まず、プリンタ等のよって情報隠蔽用シートX1の隠蔽情報記入部等の適宜の箇所にそれぞれ情報を印字・印刷する。このとき、本形態の情報隠蔽用シートX1は、表裏面が実質的に平坦であることから搬送トラブル等が生ずることはない。
本形態の情報隠蔽用シートは、隠蔽情報記入部に記入した隠蔽情報を隠蔽するにあたってシートを三つ折りにする形態である。図10は、本形態の情報隠蔽用シートの正面図である。図11は、そのXI−XI断面図である。
まず、プリンタ等のよって情報隠蔽用シートX3の適宜の箇所にそれぞれ情報を印字・印刷する。このとき、本形態の情報隠蔽用シートX3は、表裏面が実質的に平坦であることから搬送トラブル等が生ずることはない。
図19に、本形態の情報隠蔽用シートX4の正面図、図20に、そのXX−XX断面図を示す。本形態の情報隠蔽用シートX4は、基紙1に一方面に対してこれと同形状かつ同じ大きさの被覆紙2が基紙1の周縁からはみ出ることなく接着部11を介して貼合されている。さらに、この情報隠蔽用シートX4は、被覆紙2が基紙1に対して剥離可能に貼合されている剥離部A1、A2と、非剥離に貼合されている非剥離部Bとを備える。本形態に係る情報隠蔽用シートX4は、隠蔽情報記入部に記入した隠蔽情報を隠蔽するにあたってシートを三つ折りにする形態であり、図22および図23からも明らかなとおり、シートは三等分されてシートの両側部が剥離部A1,A2とされ、それらの間の中央部が非剥離部Bとされている。
まず、プリンタ等のよって情報隠蔽用シートX4の第1および第2の隠蔽情報記入部20A,20B等の適宜の箇所にそれぞれ情報を印字・印刷する。このとき、本形態の情報隠蔽用シートX4は、表裏面が実質的に平坦であることから搬送トラブル等が生ずることはない。
第4の実施の形態X5は、図30の正面図および図31に示すその断面図から明らかであるように、基紙1の一部が被覆紙2から剥離される剥離部A2を有する形態である。より詳述すると、本形態X5は、基紙1の一方面に対してこれと同形状かつ同じ大きさの被覆紙2が基紙1の周縁からはみ出ることなく接着部11を介して貼合されており、さらに、この情報隠蔽用シートX5は、被覆紙2が基紙1に対して剥離可能に貼合されている第1剥離部A1と、基紙が被覆紙に対して剥離可能に接着されている第2剥離部A2とを備える。すなわち、本形態は、基紙1の一部分が被覆紙2であり、また被覆紙2の一部が基紙1である態様ともいえる。
まず、中央部Bの表裏面にある隠蔽情報記入部20A,20B等に必要情報を印刷などして記入する。このとき、本形態も表裏面は実質的に平坦であることから搬送トラブル等が生ずることはない。
本発明にかかる、図34、35に示すとおり、第1の実施の形態に示す情報隠蔽用シートX1,X2がミシン目等の切り離し用線30を介して複数連接され、それぞれを切り離して使用する形態とすることができる。また、図36に示すとおり、第2の実施の形態に示す情報隠蔽用シートX3がミシン目等の切り離し用線30を介して複数連接され、それぞれを切り離して使用する形態とすることもできる。
Claims (5)
- 一方面に接着部が設けられた基紙と、前記接着部を介して基紙に対して貼合され、基紙の接着部形成面を被覆する被覆紙と、を有する情報隠蔽用シートであって、
前記情報隠蔽用シートは、表裏面がともに実質的に平坦であり、
前記被覆紙が基紙に対して剥離可能に貼合された剥離部と非剥離に貼合された非剥離部とを有し、
少なくとも前記非剥離部に隠蔽情報記入部を有し、
前記剥離部と前記非剥離部とはその境界で折り重ね合わせ可能に連接されて配置され、
前記接着部は、基紙の非剥離部側全体と剥離部側の略端縁部とが前記非剥離部にかかる被覆紙の部分に対して難剥離性に形成され、
前記剥離部にかかる被覆紙の部分を剥離させて剥離部にかかる接着部を露出させた後、前記剥離部と非剥離部とが重なるように前記境界にて折り重ねることで前記剥離部の接着部と非剥離部にかかる被覆紙とが接着されるとともに前記隠蔽情報記入部が隠蔽され、
かつ、前記折り重ねた状態で前記剥離部の接着部の略端縁部と重なる非剥離部の被覆紙の被隠蔽部に剥離しやすい易剥離部が設けられ、前記非剥離部と剥離部の接着後にこれらを引き剥がした際に前記易剥離部が前記剥離部の接着部にとられて剥離跡が形成されるようにした、
ことを特徴とする情報隠蔽用シート。 - 前記被覆紙は、剥離部と非剥離部との境界に易切り離し線を有する請求項1記載の情報隠蔽用シート。
- 前記剥離部は、被覆紙の接着部対向面の少なくとも剥離部の接着部に対向する部分が離型処理されている、請求項1または2記載の情報隠蔽用シート。
- 剥離部と非剥離部とを折り重ねたときに、前記剥離部によって非剥離部の一部が被覆される、請求項1〜3の何れか1項に記載の情報隠蔽用シート。
- 一方面に接着部を有する基紙と、基紙の前記接着部形成面を被覆する被覆紙とを有する情報隠蔽用シートであって、
前記情報隠蔽用シートは、表裏面がともに実質的に平坦であり、
前記被覆紙が基紙の接着部に剥離可能な状態で貼合されており、
前記基紙の被覆紙非貼合面の端側一部分に隠蔽情報記入部を有し、
前記接着部は、前記隠蔽情報記入部側と反対の端側部分において略端縁部に被覆紙非貼合面に難剥離性に形成され、
前記被覆紙を剥離した後、前記隠蔽情報記入部のある端側一部を接着剤形成面側に折り重ねさらに前記接着部が略端縁部に形成された端側部分を折り重ねる三つ折りとすることで、前記略端縁部に接着部が形成された端側部分と前記隠蔽情報記入部のある端側部分とが接着されるとともに前記隠蔽情報記入部が隠蔽され、
かつ、その三つ折りされた状態で前記略端縁部と重なる部分に剥離しやすい易剥離部が設けられ、接着後に前記隠蔽情報記入部のある端側一部と前記略端縁部の接着部を有する端側部分とを引き剥がした際に前記易剥離部が前記略端縁部の接着部にとられて剥離跡が形成されるようにした、
ことを特徴とする情報隠蔽用シート。
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