JP4704397B2 - 成形機の材料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は材料供給装置に係り、より詳細には、射出成形機の加熱シリンダに粒状の成形材料を供給するための材料供給装置に関する。
射出成形機の加熱シリンダには、粒状の成形材料(樹脂ペレット等)を供給するためのホッパが設けられる。ホッパに蓄積された樹脂ペレットは、加熱シリンダ内のスクリュに形成されたフライトにより画成される空間に供給され、スクリュの回転により加熱シリンダの前方に送られる。
通常、ホッパに蓄積された樹脂ペレットは、加熱シリンダに形成された材料供給孔を介して加熱シリンダ内に供給される。材料供給孔は垂直方向に延在し、ホッパの出口から加熱シリンダ内のスクリュまで連通する。ホッパ内に供給された樹脂ペレットは重力により材料供給孔に充填され、スクリュのフライトにより画成される空間に充填される。したがって、通常、ホッパからスクリュのフライトにより画成される空間までの間には、重力により樹脂ペレットが密に充填された状態となる。
上述のような樹脂ペレット供給方法によると、加熱シリンダ内に供給される樹脂ペレットの量は、スクリュのフライトにより画成される空間に重力により充填される量に決定され、樹脂ペレットの供給量を調節することはできない。
そこで、加熱シリンダ内に供給する樹脂ペレットの供給量を制御することのできる材料供給装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この材料供給装置では、ホッパ内の樹脂ペレットを、一旦フィードシリンダに供給し、フィードシリンダ内で回転するフィードスクリュにより樹脂を一定の速度で一定量連続的に移動させ、フィードシリンダの先端から加熱シリンダの材料供給孔に供給する。加熱シリンダの材料供給孔には樹脂ペレットが密に充填されることはない。すなわち、フィードシリンダから供給された樹脂ペレットは材料供給孔内で滞留することなく、そのまま加熱シリンダ内に落下し、加熱シリンダ内のスクリュにより直ちに加熱シリンダの前方に送られる。
特開2003−300211号公報
上述の特許文献1に開示されているような材料供給装置において、樹脂ペレットを移動させるためのフィードシリンダのメンテナンス作業を行う場合、フィードシリンダ内のフィードスクリュを当該フィードシリンダから抜き取らなければならない場合がある。通常、フィードシリンダの後ろ側には、フィードスクリュを回転させるための駆動機構が設けられている。駆動機構の駆動源として、例えば比較的重量がある電動モータが用いられる。したがって、フィードシリンダからフィードスクリュを抜き取る前に、比較的重量のある駆動機構をフィードシリンダから取り外す作業を行わなければならない。この駆動機構を取り外す作業は、一人で行うのは大変であり、複数の作業者で行わなければならず、メンテナンス作業に人手と手間がかかるという問題がある。
本発明は上述の問題に鑑みなされたものであり、メンテナンス作業を行う際に一人の作業者であっても容易にフィードシリンダからフィードスクリュを抜き取ることのできる構成の成形機の材料供給装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、成形機の材料供給装置であって、樹脂を送るフィードスクリュを内部に有するフィードシリンダと、該フィードシリンダに取り付けられたフィードスクリュ駆動機構とを有し、該フィードスクリュ駆動機構が前記フィードシリンダに取り付けられた状態で、前記フィードスクリュを前記フィードシリンダから抜き取ることができるように構成されたことを特徴とする成形機の材料供給装置が提供される。
上述の成形機の材料供給装置において、前記フィードスクリュ駆動機構は、駆動源と該駆動源の動力を前記フィードスクリュに伝達する回転伝達機構とを有し、前記駆動源は、前記フィードシリンダの軸から外れた位置に固定されていることとしてもよい。また、前記フィードスクリュ駆動機構は、前記フィードシリンダの軸方向に配置されており、前記フィードスクリュの軸方向から外れた位置に移動可能に支持されたこととしてもよい。
あるいは、前記フィードスクリュは、前記フィードスクリュ駆動機構の一部と共に前記フィードシリンダから抜き取ることができるように構成されたこととしてもよい。前記フィードスクリュ駆動機構は、中空のステータと該ステータ内で回転する回転部とを有するモータを有し、該回転部が前記フィードスクリュに固定されていることとしてもよい。前記フィードスクリュ駆動機構は、前記モータの回転数を検出する回転検出器を有し、該回転検出器は、前記回転部が内部を貫通するように中空構造を有することとしてもよい。また、前記回転検出器は、前記ステータに対して芯合わせを行うことができるように芯合わせ部を有することとしてもよい。
本発明によれば、フィードシリンダからスクリュを抜き取る際に、スクリュの駆動機構をフィードシリンダから取り外す必要はなく、一人の作業者であっても、容易にスクリュをフィードシリンダから抜き取ることができる。したがって、材料供給装置のメンテナンス作業を一人の作業者でも容易に、効率的に行うことができる。
まず、本発明が適用可能な成形機の材料供給装置である樹脂供給装置について、図1を参照しながら説明する。図1は本発明が適用可能な材料供給装置である樹脂供給装置が取り付けられた射出装置の断面図である。
図1において、樹脂供給装置10は、射出装置100の加熱シリンダ102に樹脂ペレットを供給するために、射出装置100に取り付けられる。
射出成形機は、金型装置(図示せず)、型締装置(図示せず)及び上述の射出装置100を有する。金型装置は、固定金型及び可動金型を備える。型締装置は、固定金型が取り付けられた固定プラテン、及び可動金型が取り付けられた可動プラテンを備え、型締用シリンダが可動プラテンを進退させることによって金型装置の型閉じ、型締め及び型開きが行われる。
射出装置100は、加熱シリンダ102、加熱シリンダ102の前端に取り付けられた射出ノズル104、加熱シリンダ102内において、回転自在に、かつ、進退自在に配設されたスクリュ106、加熱シリンダ102の外周に取り付けられたヒータh1〜h3、加熱シリンダ102の後方に配設された図示されない駆動装置108を備える。
スクリュ106は、棒状の本体部分の外周面から突出するように形成された螺旋状のフライト110を備え、フライト110に沿って螺旋状の溝112が形成される。スクリュ106の前端には、圧力部材114が取り付けられ、その前側に逆流防止装置116が取り付けられる。
駆動装置108は、計量用の駆動部としての計量用モータ、及び射出用の駆動部としての射出用モータを備える。
加熱シリンダ102の後端の近傍の所定の位置には、材料供給孔としての樹脂供給孔102aが形成される。樹脂供給孔102aは、スクリュ106が加熱シリンダ102内における前進限位置にある状態において、溝112の後端部と対向する箇所に形成される。そして、樹脂供給孔102aが形成された部分に、樹脂供給装置10が取り付けられる。
樹脂供給装置10は、成形材料である樹脂ペレットを収容する収容部としてのホッパ12を有する。ホッパ12に収容された樹脂ペレットは、投入部14を介して樹脂供給孔102aに送られ、樹脂供給孔102aから加熱シリンダ102内に供給される。
投入部14は、水平方向から所定角度傾斜して配置されたフィードシリンダ16と、フィードシリンダ16の前端から下方に延在する筒状の案内部18とを有する。フィードシリンダ16内には、フィードスクリュ20が回転自在に設けられる。フィードシリンダ16の後端部には、フィードスクリュ20を回転させるための駆動機構としてフィードモータ22が設けられる。フィードシリンダ16の後端はホッパ12に連結され、前端は案内部18に固定される。
フィードモータ22を駆動してフィードスクリュ20を回転させると、ホッパ12内の樹脂ペレットは、フィードシリンダ16内に供給され、フィードスクリュ20の外周面に形成された溝に沿って前進させられる。樹脂ペレットは、フィードスクリュ20の前端から案内部18内に送られ、案内部18内を落下し、加熱シリンダ102内に供給される。このとき、各樹脂ペレットは、一列になって案内部18内を落下し、樹脂供給孔102aを介して加熱シリンダ102内に供給される。
加熱シリンダ102内に供給された樹脂ペレットは、溝112に沿って前進させられるとともに、ヒータh1〜h3によって加熱され、溶融する。溶融した樹脂は、スクリュ106の前方に送られる。スクリュ106が加熱シリンダ17内における後退限位置にある状態で、逆流防止装置116の前方に1ショット分の溶融した樹脂が蓄えられる。逆流防止装置116の前方に溶融した樹脂が蓄えられたら、射出用モータが駆動されて、スクリュ106が前進させられる。これにより、逆流防止装置116の前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル104から射出され、金型装置のキャビティ空間に充填される。
なお、射出成形機を制御し、駆動装置108の射出用モータ及び計量用モータ、樹脂供給装置10のフィードモータ22等を駆動したり、ヒータh1〜h3に通電したりするために、制御部200が設けられる。制御部200は、演算装置としてのCPU、記録装置としてのメモリ等を備えるほかに、表示部、操作部等を備え、所定のプログラム、データ等に従って各種の演算を行い、コンピュータとして機能する。
次に、本発明の第1実施例による成形機の材料供給装置である樹脂供給装置について、図2を参照しながら説明する。図2は本発明の第1実施例による樹脂供給装置の断面図である。図2において、図1に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本発明の第1実施例による樹脂供給装置は、フィードシリンダ16Aと、フィードシリンダ16Aの先端が接続された案内部18Aと、フィードシリンダ16Aの後端に取り付けられたホッパ12とを有する。本実施例では、フィードシリンダ16Aと案内部18Aとが一体となっているが、別個の部品として製作した後、これらを互いに接続することとしてもよい。
フィードシリンダ16Aの内部には、フィードスクリュ20Aが回転可能に設けられる。フィードシリンダ16Aの後端部には、フィードスクリュ20Aを駆動するフィードスクリュ駆動機構として、フィードモータ30が取り付けられる。フィードモータ30は、図1に示すフィードモータ22と同様に、フィードスクリュ20Aを駆動するために設けられる。フィードモータ30の回転部であるモータ軸32は、フィードスクリュ20Aと一体に成形される。したがって、フィードモータ30からモータ軸32を取り外すことで、フィードスクリュ20Aも一緒にフィードシリンダ16Aから抜き取ることができる。
ここで、フィードモータ30の構造について説明する。フィードモータ30は、固定部としてのステータ34と、回転部としてのロータ36とを有する。ステータ34には電磁石が形成され、ロータ36には永久磁石が固定されている。ロータ36は中心に貫通孔を有する中空構造となっており、この貫通孔にモータ軸32が挿入されている。
フィードモータ30の後部には、ロータ36の回転速度を検出するためのロータリエンコーダ38が取り付けられている。ロータリエンコーダ38は、スケールが形成された回転子40と、スケールを読み取る読取り部42とを有する。回転子40は、ねじ止めによりロータ36に固定され、ロータ36とともに回転する。読取り部42はステータ34を支持する後側モータプレート44に固定される。
ロータリエンコーダ38の回転子40は、ロータ36と同様の貫通孔を有する中空構造を有しており、ロータ36の貫通孔と回転子40の貫通孔にモータ軸32が挿入される。モータ軸32は回転子40にねじ止めにより固定される。したがって、モータ軸32と、回転子40とロータ36とは、互いに固定されて一体となり回転部を形成する。ロータ36が回転することでモータ軸32も回転する。本実施例では、モータ軸32の前側の部分がフィードスクリュ20Aとして形成されており、モータ軸32が回転することでフィードスクリュ20Aが回転する。
なお、回転子40はロータ36に対して嵌合した状態で、回転子40の回転軸がロータ36の回転軸に一致するように構成されている。また、回転軸32は回転子40に対して嵌合した状態で、モータ軸32の回転軸がロータ36の回転軸に一致するように構成されている。したがって、ロータ36に回転子40を取り付けて固定し、さらにモータ軸32を回転子40に取り付けて固定することで、ロータ36の回転軸、すなわちモータ30の回転軸に対してモータ軸32の回転軸を一致させることができる。
ロータ36は、前側と後側においてベアリングを介して、ステータ34を支持する前側モータプレート46と後側モータプレート44に、回転可能に取り付けられている。前側モータプレート46は、フランジプレート48に固定されている。フランジプレート48は中央に貫通孔を有し、この貫通孔内にモータ軸32が挿入され、フィードスクリュ20Aがフィードモータ30の前方に突出した状態となる。
フランジプレート48をフィードスクリュ16Aのフランジ部16Aaにボルト等で固定することで、フィードモータ30はフィードシリンダ16Aに固定される。フランジプレート48とフランジ部16Aaには嵌合部が設けられており、フランジプレート48をフランジ部16Aaに取り付けると、フィードモータ30の回転軸(すなわち、フィードスクリュ20Aの回転軸)とフィードシリンダ16Aの中心軸が一致するようになっている。なお、モータ軸32とフランジプレート48との間には、オイルシール等のシール部材48aが設けられ、フィードシリンダ16Aから樹脂ペレットの粉末がフィードモータ30の内部に入らないようにシールされている。
なお、本実施例では、モータ軸32のフランジプレート48を貫通する部分(すなわち、シール部材48aでシールされる部分)の径は、フィードスクリュ20Aの径より大きくなるように構成されている。また、モータ軸32のロータ36内に延在する部分の径は、フランジプレート48を貫通する部分(すなわち、シール部材48aでシールされる部分)の径より大きくなるように構成されている。これにより、フィードスクリュ20Aがシール部材48aに干渉することなく、モータ軸32をフィードモータ30の後側から引き抜くことができる。
以上のような構成のフィードモータ30によれば、フィードスクリュ20Aが形成されたモータ軸32が取りはずされた状態のフィードモータ30(すなわち、ステータ34が設けられた固定部分)をフィードシリンダ16Aに取り付けることができる。フィードモータ30を取り付けた後に、フィードモータ30の後方から、フィードスクリュ20Aが形成されたモータ軸32を回転子40の貫通孔及びロータ36の貫通孔に挿入し、モータ軸32を回転子に固定することで、フィードスクリュ20Aの回転軸がフィードシリンダ16Aの中心軸に一致した状態で、フィードスクリュ20Aがフィードモータ30の前方に突出してフィードシリンダ16A内に配置される。
したがって、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aから抜き取る際には、モータ軸32を回転子40から外して後方に抜き取るだけでよい。フィードスクリュ20Aはモータ軸32と一体となっており、モータ軸32を抜き取ることで、フィードスクリュ20Aも、ロータ36の内部の貫通孔を通ってフィードモータ30の後方に抜き取ることができる。
以上のように、本実施例によれば、メンテナンス作業等においてフィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aから抜き取る必要がある場合には、フィードモータ30全体をフィードシリンダ16Aから取り外す必要はなく、モータ軸32の固定を外してモータ軸32を後方に引き抜くだけで、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aから抜き取ることができる。したがって、重量のあるフィードモータ30を取り外す必要はなく、一人の作業者でも容易にフィードスクリュ20Aを抜き取ることができ、効率的にメンテナンス作業を行うことができる。
また、メンテナンス作業が終了した後に、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aに組み込む際には、モータ軸32の先端、すなわちフィードスクリュ20Aをフィードモータ30の内部に差し込み、そのまま奥へ挿入してモータ軸32をロータ36の貫通孔に差し込み、モータ軸32を回転子40に固定するだけでよい。この組み込み作業だけで、フィードスクリュ20Aの回転軸をフィードシリンダ16Aの中心軸に合わせることができ、モータ軸32の回転軸もフィードモータ30の回転軸に合わせることができる。
以上のように、本実施例によれば、フィードスクリュ20Aの取り外し、及び取り付けを容易に行うことができ、メンテナンス作業を容易に、迅速に且つ効率的に行うことができる。
次に、本発明の第2実施例による成形機の材料供給装置について、図3を参照しながら説明する。図3は本発明の第2実施例による材料供給装置としての樹脂供給装置の断面図である。図3において、図2に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例では、フィードスクリュをモータ軸に取り付けて直接回転させるのではなく、回転伝達機構の軸に取り付けて回転伝達機構を介して回転させる。本実施例では一対のプーリとそれらに係合するベルトにより回転伝達機構が構成される。
図3に示すように、フィードスクリュ20Aを駆動するためのフィードスクリュ駆動機構は、一対のプーリ50A,50Bとそれらに係合したベルト52と、プーリ50Bを駆動するフィードモータ54とを有する。プーリ50Aは、フランジプレート56とモータ支持体58とにより構成されたフレーム内で、ベアリングにより回転可能に支持される。フランジプレート56をフィードシリンダ16Aに取り付けることで、駆動機構全体をフィードシリンダ16Aに取り付けることができる。
プーリ50Aは、フランジプレート56とモータ支持体58との間の空間にベアリングにより回転可能に支持される。プーリ50Aは中央に貫通孔を有する中空構造を有しており、この貫通孔に回転伝達部材であるプーリ軸60が挿入されている。プーリ軸60の前側には、フィードスクリュ20Aが形成されている。フィードスクリュ20Aはプーリ50Aの回転軸であるプーリ軸60と一体に成形される。したがって、プーリ50Aからプーリ軸60を取り外すことで、フィードスクリュ20Aも一緒にフィードシリンダ16Aから抜き取ることができる。プーリ軸60をプーリ50Aの貫通孔に嵌合することで、プーリ軸60の回転軸をプーリ50Aの回転軸に合わせることができる。また、フランジプレート56はフィードシリンダ16Aのフランジ部16Aaに嵌合して位置決めされるので、フランジプレート56から突出して延在するフィードスクリュ20Aの回転軸をフィードシリンダ16Aの中心軸に合わせることができる。
フィードモータ54は、その回転軸が、プーリ50Aの回転軸(すなわち、プーリ軸60の回転軸)から平行にずれた位置となるように、モータ支持体58に取り付けられる。フィードモータ54のモータ軸62にプーリ50Bが固定される。フィードモータ54が駆動されてプーリ50Bが回転すると、回転力はベルト52を介してプーリ50Aに伝達され、その結果、プーリ軸60とともにフィードスクリュ20Aが回転する。
モータ軸62には永久磁石が設けられ、フィードモータ54のロータを構成している。モータ軸62の周囲には、電磁石を有するステータ64が配置される。ステータ64は前側モータプレート66と後側モータプレート68により支持され、固定されている。ロータであるモータ軸62は、ベアリングを介して前側モータプレート66と後側モータプレート68により回転可能に支持される。
フィードモータ54の後部はエンコーダプレート70により閉じられる。モータ軸62の後端部は、エンコーダプレート70から突出して延在し、ロータリエンコーダ72に接続される。ロータリエンコーダはモータ軸62の回転速度を検出する回転検出器である。
なお、ベルト72が設けられた部分はベルトカバー74により覆われる。また、プーリ軸60の後方においてモータ支持体58に設けられた貫通孔は、カバー76により閉じられる。
また、本実施例では、プーリ軸60のシール部材48aでシールされる部分の径は、フィードスクリュ20Aの径より大きくなるように構成されている。また、プーリ軸60のシール部材48aでシールされる部分の径は、プーリ50Aの貫通孔の内径より小さくなるよう構成されている。これにより、フィードスクリュ20Aがシール部材48aに干渉することなく、プーリ軸60をプーリ50Aの後側から容易に引き抜くことができる。
以上のような構成の駆動機構によれば、フィードスクリュ20Aが形成されたプーリ軸60が取りはずされた状態の駆動機構(すなわち、プーリ50A,50B及びフィードモータ54)をフィードシリンダ16Aに取り付けることができる。駆動機構を取り付けた後に、プーリ50Aの後方から、フィードスクリュ20Aが形成されたプーリ軸60をプーリ50Aの貫通孔に挿入し、プーリ軸60をプーリ50Aに固定することで、フィードスクリュ20Aの回転軸がフィードシリンダ16Aの中心軸に一致した状態で、フィードスクリュ20Aがフランジプレート56の前方に突出してフィードシリンダ16A内に配置される。
したがって、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aから抜き取る際には、プーリ軸60をプーリ50Aから外して後方に抜き取るだけでよい。フィードスクリュ20Aはロータ軸60と一体となっており、ロータ軸60を抜き取ることで、フィードスクリュ20Aも、ロータ50Aの内部の貫通孔を通ってロータ50Aの後方に抜き取ることができる。フィードモータ54はプーリ軸60の回転軸からずれた位置に設けられているので、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aから抜き取る際に、フィードモータ54を取り外す必要はない。
以上のように、本実施例によれば、メンテナンス作業等においてフィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aから抜き取る必要がある場合には、フィードモータ54をフィードシリンダ16Aから取り外す必要はなく、ロータ軸60の固定を外してロータ軸60を後方に引き抜くだけで、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aから抜き取ることができる。したがって、重量のあるフィードモータ54を取り外す必要はなく、一人の作業者でも容易にフィードスクリュ20Aを抜き取ることができ、効率的にメンテナンス作業を行うことができる。
また、メンテナンス作業が終了した後に、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Aに組み込む際には、プーリ軸60の先端、すなわちフィードスクリュ20Aをプーリ50Aの貫通孔に差し込み、そのまま奥へ挿入してプーリ軸60をプーリ50Aの貫通孔に差し込み、プーリ軸60をプーリ50Aに固定するだけでよい。この組み込み作業だけで、フィードスクリュ20Aの回転軸をフィードシリンダ16Aの中心軸に合わせることができ、ロータ軸60の回転軸もプーリ50Aの回転軸に合わせることができる。
以上のように、本実施例によれば、フィードスクリュ20Aの取り外し、及び取り付けを容易に行うことができ、メンテナンス作業を容易に、迅速に且つ効率的に行うことができる。
次に、本発明の第3実施例による材料供給装置としての樹脂供給装置について、図4を参照しながら説明する。図4は本発明の第3実施例による樹脂供給装置の断面図である。図4において、図2に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本発明の第4実施例による樹脂供給装置では、フィードモータ80をフィードシリンダ16Bに対して旋回可能に支持している。そして、フィードスクリュ20Aとモータ軸32Aとが互いに分離できるように連結される。フィードスクリュ20Aを取り外す際には、フィードスクリュ20Aとモータ軸32Aとの連結を外して分離し、フィードモータ80を上方に旋回させることで、フィードスクリュ20Aのみをフィードシリンダ16Bから後方に引き抜くことができる。
このような構成を可能にするために、フィードシリンダ16Bは、フィードスクリュ側のシリンダ部16Baとフィードモータ側のシリンダ部16Bbの2つに分けられ、フィードモータ側のシリンダ部16Bbは、ピン82により旋回可能にシリンダ部16Baに取り付けられる。なお、モータ軸32Aが存在する状態でシリンダ部16Bbを旋回させるため、シリンダ部16Ba,16Bbの合わせ目は横から見るとフィードスクリュ20Aの回転軸の位置より上下に分けられた状態となり、シリンダ部分16Baが下側半分となってフィードモータ側に延在する形状となる。
フィードスクリュ20Aはモータ軸32Aに対してボルト84により互いに固定される。なお、フィードシリンダ16のシリンダ部16Ba,16Bbには、ボルト84にスパナ等の工具をあてがって締め付けるための開口窓(図示せず)が設けられている。
フィードモータ80の構成は、図2に示すフィードモータ30と同様であり、その説明は省略する。
本実施例によれば、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Bから抜き取る場合、まずボルト84を外してモータ軸32Aとフィードスクリュ20Aとの結合を外してから、フィードモータ80を上方に旋回させる。これにより、フィードスクリュ20Aの後方が空間となり、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Bのシリンダ部16Baから引き抜くことができる。フィードモータ80にアイボルト86を取り付けておけば、アイボルト86を上からワイヤで引っ張ることによりフィードモータ80を上方に旋回させながら持ち上げることができる。
フィードモータ80に固定されたシリンダ部16Bbは、シリンダ部16Baに軸支されているため、シリンダ部16Baから離れることはなく、持ち上げたフィードモータ80を下方に下げることで、元の組み立て位置に自動的に戻すことができる。そして、ボルト84により、フィードスクリュ20Aとモータ軸32Aとを連結することで、フィードスクリュ20Aが回転駆動できる状態に戻すことができる。
フィードスクリュ20Aとモータ軸32Aとの連結部分は、図5及び図6に示すように締結フランジにより連結することができる。図5は連結部分の平面図であり、図6はVI−VI線に沿った断面ン図である。フィードスクリュ20Aとモータ軸32Aに平面部20Aa,32Aaを形成しておき、平面部20Aa,32Aaを両側から締結フランジ88で挟み込んで、ボルト84で締め付けて固定することで、フィードスクリュ20Aとモータ軸32Aとを連結する。
以上のように、本実施例によれば、フィードモータ80をフィードシリンダ16Bに対して旋回させることで、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Bから容易に抜き取ることができる。したがって、重量のあるフィードモータ80を取り外す必要はなく、一人の作業者でも容易にフィードスクリュ20Aを抜き取ることができ、効率的にメンテナンス作業を行うことができる。
また、メンテナンス作業が終了した後に、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Bに組み込む際には、フィードスクリュ20Aをフィードシリンダ16Bに挿入してから、上方に旋回させていたフィードモータ80を元に戻し、モータ軸32Aとフィードスクリュ20Aとを連結するだけでよい。
以上のように、本実施例によれば、フィードスクリュ20Aの取り外し、及び取り付けを容易に行うことができ、メンテナンス作業を容易に、迅速に且つ効率的に行うことができる。
本発明が適用可能な成形機の材料供給装置である樹脂供給装置が取り付けられた射出装置の断面図である。 本発明の第1実施例による材料供給装置としての樹脂供給装置の断面図である。 本発明の第2実施例による材料供給装置としての樹脂供給装置の断面図である。 本発明の第3実施例による材料供給装置としての樹脂供給装置の断面図である。 フィードスクリュとモータ軸の連結部分の平面図である。 図5に示すVI−VI線に沿った断面図である。
符号の説明
10 樹脂供給装置
12 ホッパ
14 投入部
16,16A,16B フィードシリンダ
16Aa フランジ部
16Ba,16Bb シリンダ部
18 案内部
20,20A フィードスクリュ
22,30,54,80 フィードモータ
32,32A,62 モータ軸
34,64 ステータ
36 ロータ
38,72 ロータリエンコーダ
40 回転子
42 読取り部
44,68 後側モータプレート
46,66 前側モータプレート
48 フランジプレート
48a シール部材
50A,50B プーリ
52 ベルト
56 フランジプレート
58 モータ支持体
60 プーリ軸
62 モータ軸
70 エンコーダプレート
74 ベルトカバー
76 カバー
82 ピン
84 ボルト
86 アイボルト
88 締結フランジ
100 射出装置
102 加熱シリンダ
102a 材料供給孔
104 射出ノズル
106 スクリュ
108 駆動装置
110 フライト
112 溝
200 制御部

Claims (7)

  1. 成形機の材料供給装置であって、
    成形材料を送るフィードスクリュを内部に有するフィードシリンダと、
    該フィードシリンダに取り付けられたフィードスクリュ駆動機構とを有し、
    該フィードスクリュ駆動機構が前記フィードシリンダに取り付けられた状態で、前記フィードスクリュを前記フィードシリンダから後方に抜き取ることができるように構成されたことを特徴とする成形機の材料供給装置。
  2. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記フィードスクリュ駆動機構は、駆動源と該駆動源の動力を前記フィードスクリュに伝達する回転伝達機構とを有し、
    前記駆動源は、前記フィードシリンダの軸から外れた位置に固定されていることを特徴とする成形機の材料供給装置。
  3. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記フィードスクリュ駆動機構は、前記フィードシリンダの軸方向に配置されており、前記フィードスクリュの軸方向から外れた位置に移動可能に支持されたことを特徴とする成形機の材料供給装置。
  4. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記フィードスクリュは、前記フィードスクリュ駆動機構の一部と共に前記フィードシリンダから抜き取ることができるように構成されたことを特徴とする成形機の材料供給装置。
  5. 成形機の材料供給装置であって、
    成形材料を送るフィードスクリュを内部に有するフィードシリンダと、
    該フィードシリンダに取り付けられたフィードスクリュ駆動機構と、を有し、
    該フィードスクリュ駆動機構が前記フィードシリンダに取り付けられた状態で、前記フィードスクリュを前記フィードスクリュ駆動機構の一部と共に前記フィードシリンダから抜き取ることができるように構成され、
    前記フィードスクリュ駆動機構は、中空のステータと該ステータ内で回転する回転部とを有するモータを有し、該回転部が前記フィードスクリュに固定されていることを特徴とする成形機の材料供給装置。
  6. 請求項5記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記フィードスクリュ駆動機構は、前記モータの回転数を検出する回転検出器を有し、
    該回転検出器は、前記回転部が内部を貫通するように中空構造を有することを特徴とする成形機の材料供給装置。
  7. 請求項6記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記回転検出器は、前記ステータに対して芯合わせを行うことができるように芯合わせ部を有することを特徴とする成形機の材料供給装置。
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