JP4723820B2 - 内視鏡装置及び内視鏡駆動制御方法 - Google Patents

内視鏡装置及び内視鏡駆動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、内視鏡装置及び内視鏡駆動制御方法に関し、駆動部が消費する電力の低減化および駆動部が発する騒音の低減化を図ることができる内視鏡装置及び内視鏡駆動制御方法に関するものである。
従来より、生体内の各器官、構造物の管路等の被検物に対し、観察、検査等を行うための装置として、内視鏡装置が広く用いられている。このような内視鏡装置は、内視鏡装置各部の操作を行うことができる操作部と、生体内の各器官、構造物の管路等の被検物に挿入される挿入部とを具備している。また、内視鏡装置の挿入部の先端部には、操作部に設けられた操作指示手段により、所望の方向に湾曲させることができる湾曲部が設けられている。
内視鏡装置の湾曲部の操作においては、例えば、特許文献1において提案されているような牽引部材操作装置を有する内視鏡装置が用いられている。この牽引部材操作装置を有する内視鏡装置は、プーリーと、プーリーに巻回配置された操作ワイヤと、プーリーを回転させるためのモータと、湾曲レバーとを具備している。
前述した構成の牽引部材操作装置を有する内視鏡装置を用いて湾曲部の操作を行う場合、ユーザが湾曲レバーにおいて行った操作内容は、モータに連動して回転するプーリーにより駆動力が伝達された操作ワイヤを介して、挿入部の先端部に設けられた湾曲部へ伝達され、湾曲部を所望の方向に湾曲させることができる。
特開2003−325437号公報
しかし、前述した構成の牽引部材操作装置を有する内視鏡装置においては、駆動部であるモータが常時駆動状態となっているため、ユーザが湾曲レバーを操作しない場合においても、モータが電力を消費する。特に、前述した構成の牽引部材操作装置を有する内視鏡装置が、バッテリ等の電力供給手段により駆動する場合、ユーザが湾曲レバーを操作しない場合のモータによる電力の消費は、バッテリ等の交換時期を早めるという点において、内視鏡装置の操作効率の低下につながるという課題がある。
また、前述した構成の牽引部材操作装置を有する内視鏡装置においては、モータが常時駆動状態となっているため、ユーザが湾曲レバーを操作しない場合においても、モータが駆動し続ける。特に、前述した構成の牽引部材操作装置を有する内視鏡装置に用いられるモータが、駆動時に音の発生を伴う種類のモータである場合、モータが常時音を発生させるため、内視鏡装置を使用する際に、ユーザが、モータが発する音を煩わしい騒音として感じるという課題がある。
本発明は、前述した点に鑑みてなされたものであり、ユーザが湾曲レバーを操作しない場合においては、システム制御部がモータの駆動力を通常の駆動力よりも低い駆動力に設定することにより、モータが消費する電力の低減化およびモータが発する音の低減化を図ることのできる内視鏡装置及び内視鏡駆動制御方法を提供することを目的としている。
本発明における内視鏡装置は、先端部と、湾曲部と、可撓管部と、を先端側から順に設けて構成される挿入部と、前記挿入部の基端側に連設される操作部と、前記操作部に設けられ、前記湾曲部の最先端に固定された牽引部材を移動させることにより、前記湾曲部を所望の方向に所望の湾曲量だけ湾曲させることができる湾曲操作指示手段と、前記操作部内に設けられ、前記湾曲操作指示手段と前記湾曲部との間で前記牽引部材が巻回されたプーリーと、前記プーリーを回転駆動する駆動部と、前記駆動部の出力を検知することにより前記湾曲操作指示手段からの指示の有無を検知する湾曲操作検知手段と、前記駆動部がオン状態であるとともに前記湾曲操作指示手段からの指示がある場合には、前記駆動部の駆動力を所定の駆動力である通常の駆動力に設定し、前記駆動部がオン状態であるとともに前記湾曲操作指示手段からの指示が無い場合には、前記駆動部の駆動力を前記所定の駆動力よりも低い駆動力に設定するシステム制御部と、を具備している。
本発明における内視鏡駆動制御方法は、内視鏡の湾曲部の最先端に固定された牽引部材を移動させることにより、前記湾曲部を所望の方向に所望の湾曲量だけ湾曲させる指示を行う、前記内視鏡の操作部に設けられた湾曲操作指示手段からの前記指示に基づき、前記湾曲操作指示手段と前記湾曲部との間で前記牽引部材が巻回されたプーリーを、駆動部の駆動力により回転駆動させる回転駆動ステップと、前記駆動部の出力を検知することにより前記湾曲操作指示手段からの指示の有無を検知する検知ステップと、前記駆動部がオン状態であるとともに前記湾曲操作指示手段からの指示がある場合には、前記駆動部の駆動力を所定の駆動力である通常の駆動力に設定し、前記駆動部がオン状態であるとともに前記湾曲操作指示手段からの指示が無い場合には、前記駆動部の駆動力を前記所定の駆動力よりも低い駆動力に設定する駆動力設定ステップと、を具備している。
本発明は、駆動部であるモータが消費する電力の低減化および駆動部であるモータが発する音の低減化を図ることのできる内視鏡装置及び内視鏡駆動制御方法を提供できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
参考例
図1から図14は、本発明の参考例に係るものである。図1は、参考例に係る内視鏡装置の構成を示す外観図である。図2は、参考例に係る内視鏡装置の操作部の内部構成を示す断面図である。図3は、参考例に係る内視鏡装置の湾曲装置の構成を示す図である。図4は、図2を矢印Aの方向から見たときの構成を示す図である。図5は、参考例に係る内視鏡装置の操作部の把持状態を示す図である。図6は、参考例に係る内視鏡装置の操作部の、他の把持状態を説明する図である。図7は、参考例に係る内視鏡装置の操作部の外観図である。図8は、図7を矢印Bの方向から見たときの外観図である。図9は、参考例に係る内視鏡装置の操作部の、他のガード部材による構成例を説明する図である。図10は、図9のガード部材を斜め上方向から見た図である。図11は、参考例に係る内視鏡装置の内部構成を示すブロック図である。図12は、参考例に係る内視鏡装置の湾曲制御部の内部構成を示す回路図である。図13は、参考例に係る内視鏡装置のセンサ部の内部構成を示す回路図である。図14は、参考例に係る内視鏡装置の湾曲部の制御方法を示すフローチャートである。
図1に示すように、本参考例の内視鏡装置1は、挿入部20の先端部21に撮像素子を内蔵したバッテリ駆動型の内視鏡2と、内視鏡2に被検物の観察部位を照明する照明光を供給する図示しない光源部と、被検物の観察部位の画像を表示する表示装置3と、電源部4とにより主に構成されている。
内視鏡2は、細長で可撓性を有する挿入部20と、この挿入部20の基端部に連設する操作部24と、この操作部24から延出する可撓性を有するユニバーサルケーブル26とにより構成されている。ユニバーサルコード26内には、照明光を供給する図示しないライトガイドファイバー、撮像素子の駆動制御信号または撮像素子で光電変換した画像信号の授受を行う信号ケーブル等が設けられている。
挿入部20は、先端側から順に先端部21と、後述する湾曲駒を連設して例えば上下/左右方向に湾曲するように構成された湾曲部22と、柔軟性を有する可撓管部23とにより構成されている。先端部21の先端面には、図示は省略するが、観察窓、照明窓、鉗子導出口、送水および送気用の噴射ノズル等が設けられている。
図2に示すように、操作部24は、略h字形状に構成されており、挿入部20の挿入軸と異なる軸を有する把持部25が設けられている。把持部25の先端側には、湾曲部22を湾曲動作させるための操作指示手段である、湾曲レバー31が開口部32から突出して設けられている。ユニバーサルコード26は、把持部25の基端部から延出して電源部4に電気的に接続されている。
湾曲レバー31は、傾倒方向及び傾倒角度を変化させる傾倒操作を行うことにより、後述する牽引部材を移動させて、湾曲部22を所望の方向に所望の湾曲量だけ湾曲させることができるように構成されている。そして、図2に示すように、湾曲レバー31が直立状態のとき、湾曲部22は直線状態になるように構成されている。
湾曲レバー31の先端部には、湾曲操作検知手段を構成する、人体検知手段であるセンサ50が埋め込まれている。センサ50は、ユーザが湾曲レバー31に触れた事を検知すると、ケーブル51を通して所定の検知信号をセンサ信号転送部96に送信する。該所定の検知信号は、センサ信号転送部96と、ケーブル53とを介し、電源部4内に設けられた、駆動制御手段であるシステム制御部71(図11を参照)に送信される。また、湾曲レバー31の側面は、ケーブル51が露出しないように、カバー52で覆われている。
湾曲部22は、複数の湾曲駒22a、22b、…、22nを連設して構成されており、湾曲部22の最先端に設けられた湾曲駒22aは、先端部21に設けられた先端硬質部材21aに連結されているg。湾曲駒22aには、牽引部材である操作ワイヤ33の先端部が所定位置に固定されている。また、操作ワイヤ33は、上下/左右の操作方向に対応できるように、湾曲装置30に4本設けられている。
そして、図2および図4に示すように、本参考例の湾曲装置30は、操作ワイヤ33と、操作ワイヤ33の中途部がそれぞれ巻回配置される周方向溝34aを有するプーリー34と、湾曲レバー31からの指示に基づいて駆動され、プーリー34を湾曲操作時に所定の方向に所定の駆動力をもって回転させることにより、操作ワイヤ33を移動させることができる駆動部であるモータ35と、湾曲レバー31に設けられ、操作ワイヤ33の基端部が固定される略十字形状のアーム部材36とにより主に構成されている。
先端部が湾曲駒22aの所定位置に固定された4本の操作ワイヤ33は、挿入部20内に挿通配置されているワイヤ挿通管路33A内を挿通して操作部24内まで延出されて、プーリー34に巻回配置されている。そして、巻回された4本の操作ワイヤ33の基端部は、アーム部材36に設けられた湾曲形状である所定のアーム部36aに、それぞれワイヤ止め33bにより一体的に固定されている。
操作ワイヤ33の中途部は、周方向溝34aに対して所定の弛緩状態で巻回配置されている。また、プーリー34は、モータ35の駆動力を伝達する第1歯車37a、第2歯車37bによって回転されるようになっている。なお、湾曲レバー31と、アーム部材36とは、フレーム38に回動自在に設けられる軸受40の対向する所定位置に同軸に取付け固定されている。また、ベアリング39は、プーリー34を回動自在に支持する。
前述のように内視鏡2を構成したことにより、ユーザは、図5に示すように腕を下げた状態にして把持部25を把持することができるとともに、把持部25を把持した手の親指で湾曲レバー31を自在に操作することができる。従って、挿入部20の捻じり操作や湾曲部22の湾曲操作を、ユーザが腕に負担をかけることなく自在に行うことができる。
なお、操作部24の形状および操作部24に設けられる把持部25の位置は、前述したような形態および位置に限定されるものではなく、例えば、操作部24は、図6に示すように、挿入部20の挿入軸と交叉する軸上に設けられた把持部25Aを有するような形状であってもよい。また、操作部24は、図7に示すように、把持部25の軸が水平線に対して所定の角度θだけ傾いて、挿入部20の挿入軸に対して交叉するように構成されているような把持部25Bを有する、操作部24Aのような形態であってもよい。すなわち、操作部24Aの把持部25Bは、把持性及び操作性が考慮されたR形状として形成されている。
次に、図7および図8を参照しつつ、内視鏡の操作部の具体的な構成例を説明する。図7および図8に示す操作部24Aは、操作部本体24aと、操作部本体24aから先端側に突出した操作部先端部24bと、操作部本体24aから上側に突出した操作部凸部24cと、把持部25Bとにより構成されている。また、操作部本体24aの一側面部には、モーターカバー部24dが設けられている。モーターカバー部24dの内側には、モータ35が配置され、モータ35の駆動力が第1歯車37a、第2歯車37bを介して伝達されるプーリー34は、操作部本体24aと操作部凸部24cとの交叉位置近傍に配置されている。
操作部凸部24cには、ユーザが親指で湾曲レバー31を操作しているときに、例えば、人差し指で操作できるような画像静止スイッチ41および画像録画スイッチ42が、両側面部に1つずつ、略対称な位置に設けられている。また、把持部25Bの下面側には画像静止スイッチ41および画像録画スイッチ42と同様に、ユーザが親指で湾曲レバー31を操作しているときに、例えば、人差し指で操作できるようなブライトネススイッチ43が設けられている。さらに、操作部本体24aの背面部には、例えば、横並びに複数の操作スイッチ44a、44b、44cが設けられている。また、操作部本体24aには、パイロットラップとしてのLED45と、LCDモニタ、PDA(R)等との電気的接続部であるコネクタ部46とが、両側面部に1つずつ、略対称な位置に設けられている。操作部凸部24cに設けられているガード部材47は、略コ字形状であり、湾曲レバー31の誤操作を防止し、湾曲レバー31を保護している。
画像静止スイッチ41は、表示装置3に表示されている被検物の観察部位の画像の静止を指示するスイッチである。画像録画スイッチ42は、前記モニタ3に表示されている被検物の観察部位の画像の録画を指示するスイッチである。ブライトネススイッチ43は、表示装置3に表示されている被検物の観察部位の画像の明るさ調整を行うスイッチであり、AUTO EXPOSURE制御(以下、AE制御と略記する)の目標値を変化させることにより、例えば、明るさ調整を8段階で切り換えることができる。
ブライトネススイッチ43は、具体的には、1段階目を最も暗くなる設定、8段階目を最も明るくなる設定にして、1段階目〜5段階目をスローシャッターOFFにして目標値制御を行い、6段階目〜8段階目はスローシャッター併用AE制御としている。そして、6段階目、7段階目、8段階目の順で最大露光時間が延長され、前記5段階目以降のAE目標値は最高値を設定する。
すなわち、スローシャッター動作可能段階の1段階前までにAEの目標値を十分に上げ、5段階目で明るさが不足する場合に6段階目に移行することにより、スローシャッターが働いて内視鏡画像が明るくなる。そして、ブライトネススイッチ43を1つとするときには、このスイッチをロータリー変更方式(1→2→、…、→7→8→1→2、…の順で操作毎に切り換わる)とし、2つ配置可能なときにはそれぞれのスイッチにUP機能とDOWN機能とを割り付けて、明るさの段階を上下方向に適宜切り換えられる構成にする。
なお、スイッチの配置構成と機能との相関関係は、前述した内容に限定されるものではない。また、本参考例においては、操作部24Aに設けられた各スイッチが凸型形状であることにより、ユーザが指による識別を容易に行うことができるような構成としているが、操作部24Aに設けられた各スイッチは、各面と面一致状態あるいは凹んだ状態に構成するようにしてもよい。さらに、各スイッチのみに限らず、LED45およびコネクタ部46についても、各面と面一致状態あるいは凹んだ状態に構成するようにしてもよい。また、操作部凸部24cに設けられているガード部材は、図9および図10に示すような、湾曲レバー31の先端側周囲を囲む板状ガード部材48としてもよい。
次に、内視鏡装置1が有する内視鏡2の内部構成および各部の作用について、図11から図13を参照しつつ説明を行う。
電源部4は、固定部材79を有し、固定部材79は、表示装置3が着脱自在に接続できる構造となっている。
被検物の観察部位を照明する照明光は、図示しない光源部から、LED62に供給される。LED62に供給された照明光により照明された被検物の観察部位の像は、挿入部20の先端部に配置された対物レンズ60による結像位置に配置された、固体撮像素子としての電荷結合素子(以下、CCDと略記する)61に結像される。結像された被検物の観察部位の像は、CCD61により光電変換されて画像信号となる。CCD61は、複合同軸ケーブル61aを介し、CCD駆動部77および画像処理部78に接続されている。画像処理部78は、接続ケーブル78aを介し、表示装置3に接続されている。
CCD駆動部77は、CCD61を駆動するためのCCD駆動信号を、複合同軸ケーブル61aを介し、CCD61に送信する。CCD61は受信したCCD駆動信号の状態に基づき、所定のタイミングで光電変換を行う。CCD61により光電変換された画像信号は、複合同軸ケーブル61aを介し、画像処理部78に送信される。システム制御部71は、第1ユーザインターフェース65に設けられたスイッチ等の入力手段から送信された、ZOOM UP/DOWN信号、FREEZE信号等の所定の入力信号を受信し、さらに、受信した該所定の入力信号の状態に基づき、画像処理部78に所定の処理を行わせるような制御信号を送信する。画像処理部78は、システム制御部71から送信された該制御信号の状態に基づき、該所定の処理を行う。画像処理部78において処理が行われた画像信号は、接続ケーブル78aを介して表示装置3に送信され、画像として出力される。
記録再生部74は、システム制御部71から送信された所定の制御信号の状態に基づき、画像信号の記録及び記録した画像の再生を行う。記録再生部74には、記録媒体75を接続する事ができ、画像処理部78から送信された画像信号を、記録媒体75に蓄積する事が可能である。また、記録再生部74は、記録媒体75に蓄積された画像信号を読み出し、読み出した該画像信号を画像処理部78に送信することができる。画像処理部78に送信された該画像信号は、画像処理部78において処理が行われ、接続ケーブル78aを介して表示装置3に送信され、画像として出力される。
挿入部20の先端部に配置されたLED62は、ケーブル62aを介し、LED制御部76に接続されている。また、LED制御部76は、システム制御部71に接続されており、システム制御部71から送信される所定の制御信号により、LED62の点灯および消灯を制御する事ができる。システム制御部71は、第1ユーザインターフェース65に設けられたスイッチ等から送信された所定の信号を受信し、受信した該所定の入力信号の状態に基づき、LED制御部76の制御を行う。
電源供給回路70は、バッテリ66と、バッテリ検出機構67と、ACアダプタ68と、ファン69と、システム制御部71とにそれぞれ接続されている。また、電源供給回路70は、バッテリ66またはACアダプタ68から電圧を得て、内視鏡2の内部の各部に供給される電圧を作り出す。バッテリ66とACアダプタ68とは、両方の出力部が図示しないダイオードにより結合されているため、これら2つのうち、電圧の高い方が優先的に電源供給回路70に電圧を供給する。バッテリ検出機構67は、バッテリ66の有無を確認し、該確認を行った結果を、所定の信号として、電源供給回路70を介し、システム制御部71に送信する。ファン69は、電源供給回路70から供給された電圧により駆動し、電源部4の内部を冷却する。
第2ユーザインターフェース72には、スイッチ等の入力手段が設けられており、内部はシステム制御部71と接続されている。デフォルト設定部73は、システム制御部71に接続されており、ユーザにより設定された各デフォルトの設定信号を、システム制御部71に送信する。
湾曲制御部63は、ユニバーサルケーブル26内を挿通するケーブル63aにより、システム制御部71に接続される。また、湾曲制御部63は、システム制御部71から送信される所定の制御信号により、モータ35をオンまたはオフに切り替える事が出来る。システム制御部71は、第2ユーザインターフェース72に設けられたスイッチ等の入力手段から送信された、所定の入力信号の状態に基づき、湾曲制御部63を制御する事ができる。湾曲制御部63は、モータ35の駆動力を監視しており、モータ35に異常な負荷がかけられている場合、システム制御部71に対し、モータ過負荷状態検出信号を送信する。駆動制御手段であるシステム制御部71は、モータ過負荷状態検出信号を受信した場合、モータ35をオフに設定する所定の制御信号を湾曲制御部63に送信し、モータ35を停止させることができる。
センサ部64は、湾曲操作検知手段を構成する、人体検知手段であるセンサ50を有し、ユーザが湾曲レバー31に触れた事を検知すると、所定の検知信号を送信し、該所定の検知信号は、駆動制御手段であるシステム制御部71に送信される。前記所定の検出信号を受信したシステム制御部71は、湾曲制御部63に対し、モータ35をオンまたはオフに設定する所定の制御信号を送信し、モータ35の制御を行う。
また、本参考例における湾曲制御部63の内部構成について、図12を参照しつつ説明を行う。
図示しない電源スイッチの操作等により、内視鏡装置1の電源がオンされると、システム制御部71は、モータオン/オフ切替部80に設けられた、電源オン/オフ用FET84に対し、モータ35をオンにする設定の制御信号を送信する。該制御信号を受信した電源オン/オフ用FET84は、電源電圧VDDをモータ35に供給し、モータ35を駆動させる。
モータ35が駆動している状態において、システム制御部71は、以下に述べるような方法を用いてモータ35から出力される電流値を監視している。
モータ35から出力される電流は、電圧変換部81に設けられた、電圧変換用抵抗85により電圧に変換され、モータ過負荷検出部82に設けられた、コンパレータ88に入力される。モータ過負荷検出部82においては、電圧変換部81からコンパレータ88に入力された電圧レベルと、分圧抵抗86および分圧抵抗87により予め設定された所定の電圧レベルとの比較が行われる。該比較において、モータ過負荷検出部82は、例えば、電圧変換部81からコンパレータ88に入力された電圧レベルが該所定の電圧レベル以下の場合にはHigh信号を、電圧変換部81からコンパレータ88に入力された電圧レベルが該所定の電圧レベル以上の場合にはLow信号を、バッファ部83に対して送信する。なお、本参考例の湾曲制御部63においては、コンパレータ88は、オープンコレクタ出力であるため、抵抗89が設けられているが、コンパレータ88の出力方法は、オープンコレクタ出力に限定されるものではなく、他の出力方法を用いてもよい。また、オープンコレクタ出力以外の他の出力方法を用いる場合、抵抗89は、湾曲制御部63に設けられていなくともよい。バッファ部83に設けられたインバータ90は、信号の送信に必要な駆動能力をもって、前記High信号または前記Low信号を駆動し、前記High信号または前記Low信号を反転させた信号を、システム制御部71に送信する。抵抗91は、一端がインバータ90に接続されており、他端が電源電圧VDDの供給が行われる箇所に接続されている。システム制御部71は、バッファ部83から送信される前記信号の状態に基づき、モータをオンまたはオフにする設定の制御信号をモータオン/オフ切替部80に送信する。
前述した湾曲制御部63の内部構成においては、内視鏡装置1に何らかの異常が発生し、モータ35に異常な負荷がかけられ、モータ35から出力される電流値が所定の値以上になった場合に、システム制御部71がモータ35をオフにする設定の制御信号を送信するにより、モータ35を停止させることができる。
また、本参考例におけるセンサ部64の内部構成について、図13を参照しつつ説明を行う。
センサ部64は、湾曲操作検知手段を構成する、人体検知手段であるセンサ50と、センサ信号転送部96とを有している。電源電圧VDDが、センサ信号転送部96からセンサ50に供給されると、焦電材92は、赤外線の検知を行い、検知した該赤外線を電圧に変換する。この時、焦電材92は、検知した該赤外線が所定の量以上の場合、電圧がHighレベルであるという内容を有するHigh信号をFET95のゲートに送信する。なお、該所定の量は、人体がセンサ50に触れたときに発する赤外線の量であるため、焦電材92は、人体がセンサ50に触れたときに、該High信号をFET95のゲートに送信することとなる。FET95のゲートに送信された前記High信号は、FET95をONさせ、その結果、センサ信号転送部96に設けられたインバータ97に前記High信号が送信される。なお、FET95のゲート側には抵抗93の一端が、FET95のソース側には抵抗94の一端が接続されており、各々の他端は接地されている。前記High信号を受信したインバータ97は、信号の送信に必要な駆動能力をもって、前記High信号を駆動し、前記High信号を反転させた信号を、システム制御部71に送信する。システム制御部71は、センサ信号転送部96から送信される信号の状態に応じて、受信した信号のレベルがHighレベルである場合は、モータ35をオフにする設定の制御信号をモータオン/オフ切替部80に送信し、受信した信号のレベルがLowレベルである場合は、モータ35をオンにする設定の制御信号をモータオン/オフ切替部80に送信する。
前述したセンサ部64の内部構成においては、例えば、第2ユーザインターフェース72に設けられた図示しないモータ35を駆動させるためのスイッチ(以下、モータスイッチと略記する)がオンしている状態において、第2ユーザインターフェース72等の操作を行う際に、ユーザの指等が湾曲レバー31のセンサ50に触れていない場合、駆動制御手段であるシステム制御部71は、湾曲操作検知手段を構成する、人体検知手段であるセンサ50の出力、すなわち、センサ50から送信される信号がHigh信号以外の信号であることに応じて、駆動部であるモータ35をオフするように設定する。そして、その状態から、再度ユーザの指等が湾曲レバー31のセンサ50に触れた場合、駆動制御手段であるシステム制御部71は、湾曲操作検知手段を構成する、人体検知手段であるセンサ50の出力、すなわち、センサ50から送信される信号がHigh信号であることに応じて、駆動部であるモータ35を再度オンするように設定する。
次に、本参考例の内視鏡装置1における、システム制御部71が行う処理である、湾曲部22の制御方法を図14のフローチャートを参照しつつ説明を行う。
ユーザの操作により内視鏡装置1の電源が投入されると(ステップS1−1)、システム制御部71は、第2ユーザインターフェース72に設けられた、モータスイッチの状態を確認する(ステップS1−2)。この時、モータスイッチがオフしている場合、待機状態となり、システム制御部71は、モータスイッチの状態の確認を引き続き行う。モータスイッチがオンされると、モータ35が駆動され、システム制御部71は、センサ部64から送信される信号の状態を確認することにより、湾曲レバー31に人体が接触しているか否か、すなわち、湾曲部22の湾曲動作が行われているか否かを確認する(ステップS1−3)。この時、湾曲レバー31に人体が接触していない場合、システム制御部71は、モータスイッチの状態の確認を行う(ステップS1−4)。モータスイッチがオンしている場合、システム制御部71は、モータ35をオフにし(ステップS1−5)、湾曲レバー31に人体が接触しているか否かを再度確認する(ステップS1−3)。また、モータスイッチがオフしている場合、モータ35はオフされ(ステップS1−11)、前記待機状態に移行し、モータスイッチの状態の確認が行われる(ステップS1−2)。すなわち、システム制御部71は、モータスイッチがオンの状態において、湾曲レバー31に人体が接触したということが確認されるまでは、モータ35をオフにしたまま、湾曲レバー31に人体が接触しているか否かの確認(ステップS1−3)と、モータスイッチの状態の確認(ステップS1−4)とを繰り返し行う。
モータスイッチがオンの状態において、湾曲レバー31に人体が接触した場合、システム制御部71は、モータ35を通常駆動状態に移行させる(ステップS1−6)。システム制御部71は、モータ35が通常駆動状態に移行した後、バッファ部83から送信される信号の状態を確認することにより、モータ35が過負荷状態であるか否かを確認する(ステップS1−7)。この時、モータ35が過負荷状態である場合、システム制御部71は、モータ35をオフにする(ステップS1−10)。なお、一度でも、過負荷状態によりモータ35がオフされた場合、ユーザが電源を再度投入しない限りは、モータ35がオンされることはない。また、モータ35が過負荷状態ではない場合、システム制御部71は、湾曲レバー31に人体が接触しているか否かを確認する(ステップS1−8)。この時、湾曲レバー31に人体が接触していない場合、システム制御部71は、モータスイッチの状態の確認を行う(ステップS1−4)。また、湾曲レバー31に人体が接触している場合、システム制御部71は、モータスイッチの状態の確認を行う(ステップS1−9)。この時、モータスイッチがオフしている場合、モータ35はオフされ(ステップS1−11)、前記待機状態に移行し、モータスイッチの状態の確認が行われる(ステップS1−2)。モータスイッチがオンしている場合、システム制御部71は、モータ35の通常駆動状態を継続し(ステップS1−6)、モータ35が過負荷状態であるか否かの確認(ステップS1−7)と、湾曲レバー31に人体が接触しているか否かの確認(ステップS1−8)と、モータスイッチの状態の確認(ステップS1−9)とを、ポーリング処理として繰り返し行う。
参考例の内視鏡装置1においては、ユーザが湾曲レバー31を操作していない場合には、モータ35は停止し、ユーザが湾曲レバー31を操作している場合には、人体が接触した事をセンサ50が検知し、モータ35を駆動させることができる。そのため、ユーザが湾曲レバー31を常時操作し続けない限りは、モータ35が常時駆動状態になることがない。以上のような作用により、本参考例の内視鏡装置1は、モータ35が消費する電力の低減化およびモータ35が発する音の低減化を図ることができる。
(第の実施形態)
図15から図17は、本発明の第の実施形態に係るものである。なお、参考例と同様の構成を持つ部分については、詳細説明は省略する。また、参考例と同様の構成要素については、同一の符号を用いて説明は省略する。
図15は、第の実施形態に係る内視鏡装置の内部構成を示すブロック図である。図16は、第の実施形態に係る内視鏡装置の湾曲制御部の内部構成を示す回路図である。図17は、第の実施形態に係る内視鏡装置の湾曲部の制御方法を示すフローチャートである。
本実施形態の内視鏡2は、参考例とは異なり、センサ部64およびセンサ50を有していないが、湾曲制御部63Aが、湾曲操作検知手段である湾曲検知部101を有している。そこで、湾曲制御部63Aの内部構成について、図16を参照しつつ説明を行う。
図示しない電源スイッチの操作等により、内視鏡装置1の電源がオンされると、第2ユーザインターフェース72の指示に基づき、システム制御部71は、モータオン/オフ切替部99に設けられた、第1電源オン/オフ用FET103および第2電源オン/オフ用FET104に対し、所定の制御信号を送信する。該所定の制御信号を受信した第1電源オン/オフ用FET103および第2電源オン/オフ用FET104は、該所定の制御信号の状態に基づき、電源電圧VDD1もしくは電源電圧VDD2をモータ35に供給し、モータ35を駆動させる。
モータ35が駆動している状態において、システム制御部71は、以下に述べるような方法を用いてモータ35から出力される電流値を監視している。
モータ35から出力される電流は、電圧変換部100に設けられた、電圧変換用抵抗105により電圧に変換され、モータ過負荷検出部118に設けられた、コンパレータ108に入力される。モータ過負荷検出部118においては、電圧変換部100からコンパレータ108に入力された電圧レベルと、分圧抵抗106および分圧抵抗107により予め設定された所定の電圧レベルとの比較が行われる。該比較において、モータ過負荷検出部118は、例えば、電圧変換部100からコンパレータ108に入力された電圧レベルが該所定の電圧レベル以下の場合にはHigh信号を、電圧変換部100からコンパレータ108に入力された電圧レベルが該所定の電圧レベル以上の場合にはLow信号を、第1バッファ部102aに対して送信する。なお、本実施形態の湾曲制御部63Aにおいては、コンパレータ108は、オープンコレクタ出力であるため、抵抗109が設けられているが、コンパレータ108の出力方法は、オープンコレクタ出力に限定されるものではなく、他の出力方法を用いてもよい。また、オープンコレクタ出力以外の他の出力方法を用いる場合、抵抗109は、湾曲制御部63Aに設けられていなくともよい。第1バッファ部102aに設けられたインバータ110は、信号の送信に必要な駆動能力をもって、前記High信号または前記Low信号を駆動し、前記High信号または前記Low信号を反転させた信号を、システム制御部71に送信する。抵抗111は、一端がインバータ110に接続されており、他端が電源電圧VDDの供給が行われる箇所に接続されている。システム制御部71は、第1バッファ部102aから送信される前記信号の状態に基づき、モータ35をオンまたはオフにする設定の制御信号をモータオン/オフ切替部99に送信する。
また、モータ35から出力される電流は、電圧変換部100に設けられた、電圧変換用抵抗105により電圧に変換され、湾曲操作検知手段である湾曲検知部101に設けられた、コンパレータ114に入力される。湾曲検知部101においては、電圧変換部100からコンパレータ114に入力された電圧レベルと、分圧抵抗112および分圧抵抗113により予め設定された所定の電圧レベルとの比較が行われる。該比較において、湾曲検知部101は、例えば、電圧変換部100からコンパレータ114に入力された電圧レベルが該所定の電圧レベル以下の場合にはHigh信号を、電圧変換部100からコンパレータ114に入力された電圧レベルが該所定の電圧レベル以上の場合にはLow信号を、第2バッファ部102bに対して送信する。なお、本実施形態の湾曲制御部63Aにおいては、コンパレータ114は、オープンコレクタ出力であるため、抵抗115が設けられているが、コンパレータ114の出力方法は、オープンコレクタ出力に限定されるものではなく、他の出力方法を用いてもよい。また、オープンコレクタ出力以外の他の出力方法を用いる場合、抵抗115は、湾曲制御部63Aに設けられていなくともよい。第2バッファ部102bに設けられたインバータ116は、信号の送信に必要な駆動能力をもって、前記High信号または前記Low信号を駆動し、前記High信号または前記Low信号を反転させた信号を、システム制御部71に送信する。抵抗117は、一端がインバータ116に接続されており、他端が電源電圧VDDの供給が行われる箇所に接続されている。システム制御部71は、第2バッファ部102bから送信される前記信号の状態に基づき、モータ35に供給する電圧を設定する所定の信号をモータオン/オフ切替部99に送信する。
前述した湾曲制御部63Aの内部構成においては、内視鏡装置1に何らかの異常が発生し、モータ35に異常な負荷がかけられ、モータ35から出力される電流値が所定の値以上になった場合に、システム制御部71がモータ35をオフにする設定の制御信号を送信するにより、モータ35を停止させることができる。
また、前述した湾曲制御部63Aの内部構成においては、湾曲検知部101は、モータ35から出力される電流を検知することにより、湾曲レバー31からの指示の有無を検知することができる。そして、システム制御部71は、湾曲検知部101の検知結果に基づいてモータ35の駆動力を変化させることができる。具体的には、例えば、モータスイッチがオンしている状態において、ユーザが湾曲レバー31を操作していない場合、すなわち、湾曲レバー31からの指示が無い場合、システム制御部71は、モータ35の駆動力を第1の駆動力である低駆動力に設定し、また、ユーザが湾曲レバー31を操作している場合、すなわち、湾曲レバー31からの指示がある場合、システム制御部71は、モータ35の駆動力を第2の駆動力である通常の駆動力に設定することができる。
次に、本実施形態の内視鏡装置1における、湾曲部22の制御方法を図17のフローチャートを参照しつつ説明を行う。
ユーザの操作により内視鏡装置1の電源が投入されると(ステップS2−1)、システム制御部71は、第2ユーザインターフェース72に設けられた、モータスイッチの状態を確認する(ステップS2−2)。この時、モータスイッチがオフしている場合、待機状態となり、システム制御部71は、モータスイッチの状態の確認を引き続き行う。モータスイッチがオンされると、システム制御部71は、湾曲部22の湾曲動作が行われているか否かの確認を、第2バッファ部102bから送信される信号の状態を確認することにより行う(ステップS2−3)。この時、湾曲動作が行われている場合、システム制御部71は、モータ35の駆動力を通常の駆動力に設定する(ステップS2−7)。また、湾曲動作が行われていない場合、システム制御部71は、モータ35の駆動力を低駆動力に設定する(ステップS2−4)。そして、モータ35の駆動力が低駆動力の状態において、システム制御部71は、湾曲部22の湾曲動作が行われているか否かの確認を、第2バッファ部102bから送信される信号の状態を確認することにより再度行う(ステップS2−5)。この時、湾曲動作が行われている場合、システム制御部71は、モータ35の駆動力を通常の駆動力に設定する(ステップS2−7)。また、湾曲動作が行われていない場合、システム制御部71は、モータスイッチの状態を確認する(ステップS2−6)。この時、モータスイッチがオフしている場合、モータ35はオフされ(ステップS2−12)、前記待機状態に移行し、モータスイッチの状態の確認が行われる(ステップS2−2)。モータスイッチがオンしている場合、システム制御部71は、モータ35の低駆動力駆動状態を継続し(ステップS2−4)、湾曲部22の湾曲動作が行われているか否かの確認(ステップS2−5)と、モータスイッチの状態の確認(ステップS2−6)とを、ポーリング処理として繰り返し行う。
システム制御部71は、湾曲部22の湾曲動作を検知した場合、モータ35の駆動力を通常の駆動力に設定する(ステップS2−7)。システム制御部71は、モータ35が通常の駆動力にて駆動する状態、すなわち、通常駆動状態に移行した後、バッファ部102aから送信される信号の状態を確認することにより、モータ35が過負荷状態であるか否かを確認する(ステップS2−8)。この時、モータ35が過負荷状態である場合、システム制御部71は、モータ35をオフにする(ステップS2−11)。なお、一度でも、過負荷状態によりモータ35がオフされた場合、ユーザが電源を再度投入しない限りは、モータ35がオンされることはない。また、モータ35が過負荷状態ではない場合、システム制御部71は、湾曲部22の湾曲動作が行われているか否かを確認する(ステップS2−9)。この時、湾曲動作が行われていない場合、システム制御部71は、モータ35の駆動力を低駆動力に設定する(ステップS2−4)。また、湾曲部22の湾曲動作を検知した場合、システム制御部71は、モータスイッチの状態を確認する(ステップS2−10)。この時、モータスイッチがオフしている場合、モータ35はオフされ(ステップS2−12)、前記待機状態に移行し、モータスイッチの状態の確認が行われる(ステップS2−2)。モータスイッチがオンしている場合、システム制御部71は、モータ35の通常駆動状態を継続し(ステップS2−7)、モータ35が過負荷状態であるか否かの確認(ステップS2−8)と、湾曲部22の湾曲動作が行われているか否かの確認(ステップS2−9)と、モータスイッチの状態の確認(ステップS2−10)とを、ポーリング処理として繰り返し行う。
本実施形態における内視鏡装置1においては、ユーザが湾曲レバー31を操作していない場合には、モータ35は低駆動力にて駆動を行い、ユーザが湾曲レバー31を操作している場合には、人体が接触した事を湾曲検知部101が検知し、モータ35を通常の駆動力にて駆動させることができる。以上のような作用により、本実施形態の内視鏡装置1は、ユーザが湾曲レバー31を操作していない場合、モータ35は低駆動力にて駆動を行うため、モータ35が消費する電力の低減化およびモータ35が発する音の低減化を図ることができる。さらに、以上のような作用により、本実施形態の内視鏡装置1は、ユーザが湾曲レバー31を操作していない場合においても、モータ35が低駆動力にて継続して駆動を行うため、参考例における内視鏡装置1に比べ、ユーザが湾曲レバー31を操作していない状態からユーザが湾曲レバー31を操作する状態への移行を素早く行うことができる。
参考例に係る内視鏡装置の構成を示す外観図。 参考例に係る内視鏡装置の操作部の内部構成を示す断面図。 参考例に係る内視鏡装置の湾曲装置の構成を示す図。 図2を矢印Aの方向から見たときの構成を示す図。 参考例に係る内視鏡装置の操作部の把持状態を示す図。 参考例に係る内視鏡装置の操作部の、他の把持状態を説明する図。 参考例に係る内視鏡装置の操作部の外観図。 図7を矢印Bの方向から見たときの外観図。 参考例に係る内視鏡装置の操作部の、他のガード部材による構成例を説明する図。 図9のガード部材を斜め上方向から見た図。 参考例に係る内視鏡装置の内部構成を示すブロック図。 参考例に係る内視鏡装置の湾曲制御部の内部構成を示す回路図。 参考例に係る内視鏡装置のセンサ部の内部構成を示す回路図。 参考例に係る内視鏡装置の湾曲部の制御方法を示すフローチャート。 の実施形態に係る内視鏡装置の内部構成を示すブロック図。 の実施形態に係る内視鏡装置の湾曲制御部の内部構成を示す回路図。 の実施形態に係る内視鏡装置の湾曲部の制御方法を示すフローチャート。
符号の説明
1 内視鏡装置、2 内視鏡、3 表示装置、4 電源部、20 挿入部、21 先端部、22 湾曲部、23 可撓管部、24,24A 操作部、24a 操作部本体、24b 操作部先端部、24c 操作部凸部、24d モーターカバー部、25,25A,25B 把持部、26 ユニバーサルケーブル、31 湾曲レバー、32 開口部、33 操作ワイヤ、34 プーリー、34a 周方向溝、35 モータ、36 アーム部材、36a アーム部、37a 第1歯車、37b 第2歯車、38 フレーム、39 ベアリング、40 軸受、50 センサ、51,53,62a,63a ケーブル、52 カバー、60 対物レンズ、61 電荷結合素子、61a 複合同軸ケーブル、62 LED、63,63A 湾曲制御部、64 センサ部、65 第1ユーザインターフェース、66 バッテリ、67 バッテリ検出機構、68 ACアダプタ、69 ファン、70 電源供給回路、71 システム制御部、72 第2ユーザインターフェース、73 デフォルト設定部、74 記録再生部、75 記録媒体、76 LED制御部、77 CCD駆動部、78 画像処理部、78a 接続ケーブル、79 固定部材、80 モータオン/オフ切替部、81 電圧変換部、82,118 モータ過負荷検出部、83 バッファ部、84 電源オン/オフ用FET、85,105 電圧変換用抵抗、86,87,106,107,112,113 分圧抵抗、88,108,114 コンパレータ、89,91,93,94,109,111,115,117 抵抗、90,110,116 インバータ、92 焦電材、95 FET、96 センサ信号転送部、101 湾曲検知部、102a 第1バッファ部、102b 第2バッファ部、103 第1電源オン/オフ用FET、104 第2電源オン/オフ用FET
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (4)

  1. 先端部と、湾曲部と、可撓管部と、を先端側から順に設けて構成される挿入部と、
    前記挿入部の基端側に連設される操作部と、
    前記操作部に設けられ、前記湾曲部の最先端に固定された牽引部材を移動させることにより、前記湾曲部を所望の方向に所望の湾曲量だけ湾曲させることができる湾曲操作指示手段と、
    前記操作部内に設けられ、前記湾曲操作指示手段と前記湾曲部との間で前記牽引部材が巻回されたプーリーと、
    前記プーリーを回転駆動する駆動部と、
    前記駆動部の出力を検知することにより前記湾曲操作指示手段からの指示の有無を検知する湾曲操作検知手段と、
    前記駆動部がオン状態であるとともに前記湾曲操作指示手段からの指示がある場合には、前記駆動部の駆動力を所定の駆動力である通常の駆動力に設定し、前記駆動部がオン状態であるとともに前記湾曲操作指示手段からの指示が無い場合には、前記駆動部の駆動力を前記所定の駆動力よりも低い駆動力に設定するシステム制御部と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記システム制御部は、前記駆動部から出力される電流値が所定の値以上となった場合に、過負荷状態であるとみなして前記駆動部を停止させることを特徴とする請求項1記載の内視鏡装置。
  3. 内視鏡の湾曲部の最先端に固定された牽引部材を移動させることにより、前記湾曲部を所望の方向に所望の湾曲量だけ湾曲させる指示を行う、前記内視鏡の操作部に設けられた湾曲操作指示手段からの前記指示に基づき、前記湾曲操作指示手段と前記湾曲部との間で前記牽引部材が巻回されたプーリーを、駆動部の駆動力により回転駆動させる回転駆動ステップと、
    前記駆動部の出力を検知することにより前記湾曲操作指示手段からの指示の有無を検知する検知ステップと、
    前記駆動部がオン状態であるとともに前記湾曲操作指示手段からの指示がある場合には、前記駆動部の駆動力を所定の駆動力である通常の駆動力に設定し、前記駆動部がオン状態であるとともに前記湾曲操作指示手段からの指示が無い場合には、前記駆動部の駆動力を前記所定の駆動力よりも低い駆動力に設定する駆動力設定ステップと、
    を具備したことを特徴とする内視鏡駆動制御方法。
  4. 前記駆動部から出力される電流値が所定の値以上となった場合に、過負荷状態であるとみなして前記駆動部を停止させる駆動停止ステップをさらに具備することを特徴とする請求項3記載の内視鏡駆動制御方法。
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