JP4783202B2 - リング鍛造における工程設計方法と鍛造制御方法 - Google Patents

リング鍛造における工程設計方法と鍛造制御方法 Download PDF

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この発明は、リアクターなどの、円筒状の端部が口絞りされた圧力容器用大型リング部材の鍛造工程設計方法とこの工程設計方法を用いた鍛造制御方法に関する。
化工機器用リアクターや原子力用圧力容器などの大型圧力容器は、その本体部の直円筒状シェル(ストレートシェル)の端部に設けた口絞り部に、半球形状の鏡板が接合されて形成されている。この直円筒状シェル(ストレートシェル)の鍛造はリング鍛造方法によって行なわれる。このリング鍛造方法は、図6に模式的に平面図を示すように、所定温度に加熱されたリング状素材1に芯金2を挿入し、鍛造プレスのプレスヘッドに固定した上金敷3により芯金2との間でリング状素材1を圧下して材料を円周方向に流動させ、芯金2を一定角度回転させることにより圧下領域を移動させて、この圧下を、肉厚および外径寸法が目標寸法となるまで、リング状素材1の全周にわたって通常数周程度、圧下を繰り返すことにより所定形状に成形する逐次鍛造方法である。このようなリング鍛造装置は、例えば、特許文献1に開示されている。このリング鍛造による成形工程は拡径工程と呼ばれ、従来、この拡径工程の設計は、鍛造前後で、前記直円筒状シェルの断面積の変化がなく長手方向(軸方向)にも変化しないとして行なわれていた。
特開昭61−232033号公報
しかし、前記直円筒状シェルの形状は、外径Φ3000〜Φ6000mm、肉厚150〜500mm、長さ2500〜4000mmとその寸法範囲が幅広く、鍛造加工条件によって、拡径に伴い、直円筒状シェルの断面積が変化し、長手方向に伸縮する可能性があり、適正形状が得られないおそれがある。一般に、大型圧力容器などの鍛造製品では、鍛造工程設計は、工程設計者の経験と実機における試作の繰り返しにより行なわれているため、短期間での製品製造可否判断を行なうことができず、歩留も低下し、コストアップの原因となっていた。
そこで、この発明の課題は、大型圧力容器の本体部などの直円筒状シェルをリング鍛造により成形する場合に、鍛造過程での被成形材の形状予測を取り入れて、効率よく目標形状に成形し、歩留低下を防止することが可能な鍛造工程設計法方法と、それを用いた鍛造制御方法を提供することである。
前記の課題を解決するために、この発明では以下の構成を採用したのである。
請求項1に係るリング鍛造における工程設計方法は、芯金により大型リング材の内周面を支持し、この大型リング材の外周面を金敷により加圧して大型リング材を回転させることにより圧下領域を移動させて大型リング材の全周にわたって所要の周回数だけ圧下を繰り返すことにより、所定の形状に拡径するリング鍛造における工程設計方法であって、前記大型リング材の鍛造開始時の外径D1、肉厚T1および長さL1と、目標圧下量Sと、1周回あたりの圧下量Pを設定するステップと、必要周回数Nを決定するステップと、前記大型リング材の1周回ごとの変形後の外径D2および長さL2を定式化し、この定式を実機鍛造データにより修正した予測式を用いて前記外径D2および長さL2をそれぞれ予測するステップを備えたことを特徴とする。
このように、大型リング材の鍛造時に、周回ごとに、前記リング材の外径および長さを予測できるため、目標形状を得るための圧下量や周回数など鍛造条件を効率よく決定することができる。そして、予測した外径および長さを、実機リング鍛造時の周回ごとの目標寸法とすることができる。
請求項2に係るリング鍛造における工程設計方法は、前記変形後の外径D2を以下の(1)式および(2)式を用いて、前記変形後の長さL2を以下の(3)式、(4)式および(5)式を用いてそれぞれ予測することを特徴とする。
D2=f(D2c)-------------------------------------(1)
D2c=T2+(T1/T2)×(D1−T1)-----------(2)
L2=L1×exp(−g(εθc)−ε)--------------(3)
εθc=ln((D2−T2)/(D1−T1))----------(4)
ε=ln(T2/T1)--------------------------------(5)
ここで、D1およびT1は、鍛造開始時(素材)の外径および肉厚を、T2は変形(拡径)後の肉厚を、εθcは円周方向のひずみ(以下、円周ひずみと記す)を、εは肉厚方向(半径方向)のひずみ(以下、肉厚ひずみと記す)をそれぞれ示し、f(D2c)およびg(εθc)は、大型リング材の材質に依存する関数である。
前記大型リング材のリング鍛造後の形状予測を高精度に行なうためには、大型リング材の素材形状と鍛造条件(圧下量)から、鍛造形状の長手方向すなわち大型リング材の軸方向の伸縮を予測する必要がある。拡径工程内で体積一定則が成り立つと仮定すると、以下の(6)式が成立する。(6)式で、εは肉厚ひずみ、εθは円周ひずみ、εは長さ方向のひずみ(以下、長さひずみと記す)である。
ε+εθ+ε=0 ----------------(6)
(6)式の肉厚ひずみεは前記(5)式により、また、長さひずみεは、(7)式でそれぞれ表わすことができる。
ε=ln(T2/T1)--------------(5)
ε=ln(L2/L1)--------------(7)
また、円周ひずみεθを拡径前後の平均直径(D1−T1)および(D2−T2)で表すと、(8)式のように定式化される。
εθc=ln((D2−T2)/(D1−T1))-----------(8)
拡径前後の断面積が変化しないと仮定すると、拡径後の外径D2cは、上記の(2)式のように定式化される。
D2c=T2+(T1/T2)×(D1−T1)------(2)
図1は、上記(2)式で算出した拡径後の外径D2cに対して、Cr−Mo鋼等の圧力容器用の大型リング材の実機鍛造時に測定した外径D2aをプロットした結果である。図1から、算出外径D2cと実測外径D2aとは良好な相関を示し、測定した外径D2aと算出外径D2cとの関係は(9)式で表すことができる。
D2a=0.9928×D2c+44.82=f(D2c)------------(9)
したがって、拡径後(変形後)の外径D2は、(2)式で得られる算出外径D2cを用いて、(1)式に示したように、予測することが可能である。
D2=f(D2c)-------------------------------------(1)
算出外径D2cを用いて、(9)式により求めたDaをD2として、一般には(1)式により求めたD2を上記(4)式に代入すれば、円周ひずみεθcを求めることができる。
図2は、上記(5)式〜(7)式から得られる理論値の円周ひずみεθ(=−ε−ε)に対して、実機寸法測定結果と上記定式化した(8)式から得られる円周ひずみεθcをプロットした結果である。(5)式の肉厚ひずみεおよび(7)式の長さひずみεは、いずれも実測寸法から求めたものである。図2から、前記の理論円周ひずみεθと実機寸法測定結果を用いて(8)式から求めた計算円周ひずみεθcとは、円周ひずみが大きくなるに伴って差が生じてくるが、図2中に示したように、(10)式に示す2次式で近似することにより、εθとεθcとに良好な相関が認められる。
εθ=−0.2987×(εθc)+1.0702×εθc=g(εθc)
-----(10)
したがって、円周ひずみεθは、(4)式で得られる円周ひずみεθcを用いて、一般には(11)式に示すように、予測することが可能である。
εθ=g(εθc)-----------------------------------------(11)
前記円周ひずみεθcを用いて(10)式により(一般には(11)式により)予測した円周ひずみεθおよび(5)式で算出した肉厚ひずみεを(3)式に代入すると、鍛造開始時の大型リング材(素材)の長さL1を用いて、鍛造後の長さL2を前記(3)式の予測式で予測することができる。図3は、Cr−Mo鋼等の圧力容器用の大型リング材について、前記(3)式を用いて予測した変形後の長さL2と実測長さLaとを比較した結果を示したものである。同図からわかるように、予測長さL2は、実測長さLaと5%以内の精度で一致することが確認された。
このように、実機寸法測定結果を用いて、(1)式および(11)式に示したように、変形(拡径)後の外径D2および円周ひずみεθを、実機鍛造データに基づいてf(D2c)、g(εθc)のように関数化することにより、周回ごとに変形後の長さL2を(3)式により簡便かつ精度よく予測することができる。なお、前記f(D2c)、g(εθc)は大型リング材の材質に依存する関数である。
請求項3に係るリング鍛造における工程設計方法は、芯金により大型リング材の内周面を支持し、この大型リング材の外周面を金敷により加圧して前記大型リング材を回転させることにより圧下領域を移動させて前記大型リング材の全周にわたって所要の周回数だけ圧下を繰り返すことにより、所定の形状に拡径するリング鍛造における鍛造制御方法であって、請求項2に記載した工程設計方法を用いて前記大型リング材の1周回ごとの変形後の外径D2および長さL2を予測し、前記1周回ごとの大型リング材の、外径D2a、長さL2aおよび肉厚T2aを計測し、この計測した外径D2aおよび長さL2aと、前記予測した外径D2およびL2をそれぞれ比較し、計測した外径D2aおよび長さL2aと予測した外径D2および長さL2との差ΔDおよびΔLが、所定の範囲にないときに、圧下量を修正し、累積圧下量が、目標圧下量Sに達したときに鍛造を終了するようにしたことを特徴とする。
このように、上記の工程設計方法により、1周回ごとの外径D2および長さL2を予測してそれぞれ目標外径および目標長さとし、この目標外径および目標長さと実機リング鍛造における1周回ごとの実測外径および長さと比較して圧下量を調節することにより、実機リング鍛造において外径および長さを簡便かつ精度よく制御することができる。
この発明では、大型リング材のリング鍛造過程で、予め実機鍛造時の寸法測定結果に基づいて補正した外径の予測式および長さの予測式を用いて、周回ごとに外径および長さを予測できるようにしたので、目標形状を得るための素材形状および圧下量や周回数などの鍛造条件を効率よく決定し、歩留低下を防止することができる。また、予測した外径および長さを、実機リング鍛造時の周回ごとの目標寸法として、実機リング鍛造における1周回ごとの実測外径および長さと比較して圧下量を調節することにより、実機リング鍛造において外径および長さを簡便かつ精度よく制御することができる。
以下に、この発明の実施形態を添付の図4および図5に基づいて説明する。
図4は、実施形態のリング鍛造における工程設計方法の流れを示したものである。まず、大型リング素材(鍛造開始時形状)の外径D1、肉厚T1、長さL1、目標圧下量S、および1周回あたりの圧下量Pを設定する(S10)。この1周回あたりの圧下量Pは、鍛造荷重などの設備的制約条件等により定められる1周回あたりの許容圧下量PAを超えないように、通常、各周回で等しく設定される。そして、必要周回数N(N=S/P)を決定する(S20)。次に、各周回i(i=1〜N)について、累積圧下量Psum(i)から変形後の肉厚T2(i)を求め、(1)式および(2)式を用いて変形後の外径D2(i)を予測し、この変形後の外径D2および肉厚T2を用いて、(3)式〜(5)式から変形後の長さL2(i)を予測する(S30)。各周回の過程で、累積圧下量Psum(i)が計算され(S40)、この各周回後の外径D2(i)および長さL2(i)の予測は、周回数がNに達するまで行なわれる(S50)。そして、累積圧下量Psum(i)(i=1〜N)が目標圧下量Sに達したかどうかを判定し(S60)、目標圧下量Sに達すると、各周回後の被成形材(大型リング材)の形状、すなわち外径D2(i)、長さL2(i)、肉厚T2(i)が出力され(S70)、鍛造工程設計の1サイクルが終了する。目標圧下量に達していない場合には、不足している圧下量(S−Psum(N))分だけさらに鍛造を継続する(S80)。このような鍛造工程設計方法により、拡径後の大型リング材の外径とともに、長手方向の変形、すなわち伸縮を予測することができる。また、各周回への圧下量Pの配分やその結果として周回数を変化させることにより、前記工程設計を最適化することも可能である。
図5は、上記鍛造工程設計方法を用いた実施形態の鍛造制御方法の流れを示したものである。まず、図4に示した工程設計方法の場合と同様に、鍛造開始形状(大型リング素材)の外径D1a、肉厚T1a、長さL1a、および目標圧下量S、上記鍛造設計工程で設定された1周回あたりの圧下量P(P(i))および必要周回数N(N=S/P)を設定する(S100)。次に、上記鍛造工程設計方法のステップ(S70)により出力した、各周回(i)後の外径D2(i)、長さL2(i)、肉厚T2(i)を設定する(S110)。次に、各周回(i)(i=1〜N)について、変形後の外周D2a(i)、長さL2a(i)、肉厚T2a(i)を計測する(S120)。この計測値から、まず、各周回(i)における実圧下量Pa(i)(Pa(i)=T2a(i−1)−T2a(i))を算出し(S130)、累積圧下量Pasum(i)を算出する(S140)。そして、各周回(i)後の実測外径D2a(i)、実測長さL2(i)と、上記鍛造工程設計で出力した各周回後の外径D2(i)、長さL2(i)とを比較し、この実測外径D2aおよび実測長さL2aと、各周回後の外径D2(i)および長さL2(i)との差ΔDおよびΔLが目標範囲内(工程設計値の±5%以内)に収まっているかどうかを判定する(S150)。目標範囲内に収まっていない場合、上記S100で設定した圧下量Paを修正して次周回(i+1)における圧下量P(i+1)=α×P(i)(修正係数α<1)とし(S160)、周回数Nを修正する(S170)。ここで、1周回あたりの圧下量Pは、通常、許容される最大圧下量を設定するため(S100)、修正係数αは1より小さい値となる。周回数を修正した次周回(i+1)から、図4に示したように、修正した圧下量Pおよび周回数N(S90)により工程設計を再度行ない、次周回(i+1)以降の各周回終了時の鍛造形状を再出力する(S70)。そして、次周回(i+1)以降、再出力したこの鍛造形状(外径D2および長さL2)と実測外径D2aおよび長さL2aを比較する(S150)。一方、目標範囲内に収まっている場合、周回数(i)が上記S100で設定した周回数(または修正した周回数)Nに達しているかどうかを判定し(S180)、達していない場合には鍛造を継続する。設定周回数(または修正周回数)Nに達した場合には、実圧下量(T1−T2a(N))が目標圧下量Sに到達しているかどうかを判定する(S190)。目標圧下量Sに達していない場合、不足圧下量Pau(Pau=S−Psuma(N)=T1−T2a(N))を算出し(S200)、周回数を追加して不足圧下量Pau分だけ鍛造を継続する。N周回目で目標圧下量Sに到達すると鍛造を終了する。
表1は、拡径開始(素材)形状が、外径D(=D1)=3900mm、肉厚T(=T1)=850mm、長さL(=L1)=2767mmのCr−Mo鋼の圧力容器用大型リング材のリング鍛造に関し、上述の鍛造工程設計方法を用いて、拡径1および拡径2終了後のリング材の外径D(=D2)、長さL(=L2)および肉厚T(=T2)を予測した結果(実施例)、ならびに拡径工程でリング材の長さが変化しないとする従来の設計手法により外径D、長さLおよび肉厚Tを予測した結果(比較例)を示したものである。表2は、上記鍛造工程設計方法を用いて鍛造制御を行なった実機リング鍛造での拡径1および拡径2終了後の外径D(=D2a)、肉厚T(=T2a)、および長さL(=L2a)の寸法測定結果を示したものである。表1および表2で、拡径1とは、1回目の加熱での拡径工程を示し、拡径2とは2回目の加熱での拡径工程を示す。
Figure 0004783202
Figure 0004783202
表1からわかるように、実施例の鍛造工程設計方法では、リング材の長さLの変化(伸び)の予測値ΔLeは、拡径2終了後の長さの予測値(2841mm)と素材の長さ(2767mm)から、ΔLe=74mmである。表2から、上述の鍛造工程設計方法に基づいて鍛造制御を行なった実機での長さ変化(伸び)の実測値ΔLaeは、拡径2終了後の長さ(2830mm)と素材の長さ(2767mm)から、ΔLae=63mmであり、本実施例の場合、予測値と実測値とは1%以内の精度で一致していることがわかる。一方、表1からわかるように、比較例の従来の設計手法では長さLの変化は予測できない。また、表1および表2からわかるように、上述の鍛造工程設計方法に基づいて鍛造制御を行なった本実施例の場合には、拡径後の外径についても、比較例の従来の設計手法に比べて、予測値と実測値とは良好な精度で一致している。
実施形態の鍛造工程設計方法で、算出式による拡径後の外径と実測した外径とを比較した説明図である。 実施形態の鍛造工程設計方法で、算出式による拡径後の円周ひずみεθcと、理論および実測値から算出した円周ひずみεθとを比較した説明図である。 実施形態の鍛造工程設計方法により予測した拡径後の大型リング材の長さL2と実測した長さL2aを比較した説明図である。 実施形態の鍛造工程設計方法の流れを示す説明図である。 実施形態の鍛造制御方法の流れを示す説明図である。 リング鍛造を模式的に示す説明図(平面図)である。
符号の説明
1:リング状素材 2:芯金 3:上金敷

Claims (3)

  1. 芯金により大型リング材の内周面を支持し、この大型リング材の外周面を金敷により加圧して大型リング材を回転させることにより圧下領域を移動させて大型リング材の全周にわたって所要の周回数だけ圧下を繰り返すことにより、所定の形状に拡径するリング鍛造における工程設計方法であって、前記大型リング材の鍛造開始時の外径D1、肉厚T1および長さL1と、目標圧下量Sと、1周回あたりの圧下量Pを設定するステップと、必要周回数Nを決定するステップと、前記大型リング材の1周回ごとの変形後の外径D2および長さL2を定式化し、この定式を実機鍛造データにより修正した予測式を用いて前記外径D2および長さL2をそれぞれ予測するステップを備えたことを特徴とするリング鍛造における工程設計方法。
  2. 前記変形後の外径D2を以下の(1)式および(2)式を用いて、前記変形後の長さL2を以下の(3)式、(4)式および(5)式を用いてそれぞれ予測することを特徴とする請求項1に記載のリング鍛造における工程設計方法。
    D2=f(D2c)-------------------------------------(1)
    D2c=T2+(T1/T2)×(D1−T1)-----------(2)
    L2=L1×exp(−g(εθc)−ε)--------------(3)
    εθc=ln((D2−T2)/(D1−T1))----------(4)
    ε=ln(T2/T1)--------------------------------(5)
    ここで、D1およびT1は、鍛造開始時(素材)の外径および肉厚を、T2は変形(拡径)後の肉厚を、εθcは円周方向のひずみを、εは肉厚方向(半径方向)のひずみをそれぞれ示し、f(D2c)およびg(εθc)は、大型リング材の材質に依存する関数である。
  3. 芯金により大型リング材の内周面を支持し、この大型リング材の外周面を金敷により加圧して前記大型リング材を回転させることにより圧下領域を移動させて前記大型リング材の全周にわたって所要の周回数だけ圧下を繰り返すことにより、所定の形状に拡径するリング鍛造における鍛造制御方法であって、請求項2に記載した工程設計方法を用いて前記大型リング材の1周回ごとの変形後の外径D2および長さL2を予測し、前記1周回ごとの大型リング材の、外径D2a、長さL2aおよび肉厚T2aを計測し、この計測した外径D2aおよび長さL2aと、前記予測した外径D2およびL2をそれぞれ比較し、計測した外径D2aおよび長さL2aと予測した外径D2および長さL2との差ΔDおよびΔLが、所定の範囲にないときに、圧下量を修正し、累積圧下量が、目標圧下量Sに達したときに鍛造を終了するようにしたことを特徴とするリング鍛造における鍛造制御方法。
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