JP4804490B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ジョブの投入を制御することができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムに関するものである。
情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)がフルパワーで稼働した場合、CPUの消費電力が大きくなり、それに伴い情報処理装置内の温度が上昇する。例えばデータセンタ内部に情報処理装置が設置されている場合、常にフルパワーでCPUが稼働している状態では、その情報処理装置の排気温度によってデータセンタ内部の許容温度を越えてしまうという状況が生じる。
また長時間、高度な計算を要する数値シミュレーション(例えばCAE数値シミュレーションなど並列計算処理)を行う場合、その計算用ジョブ(プログラム)の投入により情報処理装置のCPU発熱負荷が生じ、CPUおよびその周囲の温度が上昇する。高温状態が継続すると、情報処理装置の安定稼動に支障をきたす。
従来、この温度上昇に対し、情報処理装置内の温度センサが温度上昇を感知し、情報処理装置内のファン(吸気用ファンおよび排気用ファン)の回転数が増すことで風量が増加し、この風量増加をもって情報処理装置内の温度上昇が抑制されるという手法が用いられている。
また、図6で示すように複数のファンが設置された情報処理装置においては、各クライアントから投入指示されたジョブをCPUに割り付け制御するジョブコントローラ内で待ちジョブが生じている場合(すなわち情報処理装置内の全てのCPUがフル稼動している状況である場合)、待機中であったファンを稼動させることで、吸気風量および排気風量を増加させ、情報処理装置の温度が抑制される。
また、本発明の関連ある従来技術として、システムの最高性能を保持しつつ、処理動作時の総消費電力を最小限に抑圧する方式の実現を可能にする低消費電力化回路が開示されている(例えば特許文献1)。また、プロセッサによって消費されるエネルギーを低減する方法および装置が開示されている(例えば特許文献2)。
特開平成6−309288号公報 特開2005−267635号公報
しかしながら、冷却能力促進のために、ファンや空調機の能力アップをさせることは、その能力アップ分の電力が消費されることになる。また、ファン等の空調設備の冷却処理能力が、情報処理装置の総発熱量より小さい情報処理装置もあり、かかる情報処理装置は温度調整が困難となり、自身の安定稼動に影響を及ぼす。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、情報処理装置内の温度を予測することで発熱増加を極力抑制することができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係る情報処理装置は、情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ユニットと、前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ユニットと、前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ユニットと、前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ユニットと、を備えるものである。
また、本発明の一態様に係る情報処理方法は、情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ステップと、前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ステップと、前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ステップと、前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
さらに、本発明の一態様に係る情報処理プログラムは、情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ステップと、前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ステップと、前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ステップと、前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
本発明によれば、情報処理装置の発熱増加を抑制することができ、情報処理装置の安定稼動を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、本発明の一つの実施例であるため、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、本実施の形態に限られるものではない。
本実施の形態における情報処理装置の構成を図1を参照しつつ説明する。
情報処理装置100は、一つまたは複数のCPU(CPU:Central Processing Unit)(処理ユニット)をグループ化したCPU群20、揮発性の記憶装置であるメモリモジュール30A、30Bを備える。また、情報処理装置100は、自身の内部に空気を吸気する吸気用ファン40B、自身の内部の空気を排気する排気用ファン40Aを備える。
さらに情報処理装置100は、ジョブコントローラ10、温度センサ11、クロック検出制御装置12、DB13(DB:DataBase)を備える。
ジョブコントローラ10は、CPUにいずれのジョブ(プログラム)が投入され、実行されているかを管理するとともに、クライアント群200からのジョブ投入指示を受けた場合、いずれのCPUにジョブを割り付けるかを判断し、ジョブ投入の制御を行う。尚、本実施の形態におけるジョブコントローラ10は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、CPUを搭載したボードであるが、情報処理装置100に搭載されたCPU群20内のCPU、メモリモジュール30A、30B、図示しない不揮発性メモリの一部がその機能を担ってもよい。
温度センサ11は、情報処理装置100の吸気温度(吸気用ファン40B近傍の温度)、排気温度(排気用ファン40A近傍の温度)をモニタリングする。クロック検出制御装置12は、CPUそれぞれの現在の動作クロックを検出し、またCPUそれぞれが所定の動作クロックになるよう制御する。
また、DB13は、CPUごとに、その動作クロックと発熱量との対応を示す対応テーブルを保持する。さらにDB13は、排気温度とクロックダウン量との対応テーブルを保持する。
次に、本実施の形態における情報処理装置100の機能ブロックを図2に示す。
情報処理装置100は、予測ユニット1、温度判定ユニット2、優先度判定ユニット3、動作クロック設定ユニット4を備える。
予測ユニット1は、情報処理装置に一つまたは複数搭載されるCPUに新たに投入されるプログラムを実行した場合の情報処理装置100の排気温度(温度)を予測する。
温度判定ユニット2は、予測された排気温度と基準値を比較する。本実施の形態では60℃を基準値とするが、数値を限定するものではない。優先度判定ユニット3は、予測された排気温度が基準値を上回ると温度判定ユニット2によって判定された場合、上述の新たに投入されるプログラムの優先度を比較および判定する。
動作クロック設定ユニット4は、優先度判定ユニット3による比較判定結果に基づき、新たに投入されるプログラムを実行させても予測された排気温度が基準値を上回らないよう、動作クロックを個々のCPU(またはCPU群20全体)に設定し、新たなプログラムをCPUに実行させる。
また、動作クロック設定ユニット4は、予測ユニット1によって予測された排気温度が基準値を上回らないように、CPUの動作クロックを順次下げる。また、動作クロック設定ユニット4は、予測ユニット1によって予測された排気温度に基づき、CPU個々(またはCPU群20全体)の動作クロックを決定する。
さらに動作クロック設定ユニット4は、新たに投入されるプログラムないしは実行中のプログラムの実行が終了した場合、動作クロックを投入前の動作クロック(所定の動作クロック)に戻す。
尚、予測ユニット1の機能は、ジョブコントローラ10、温度センサ11、クロック検出制御装置12、DB13によって実現される。また、温度判定ユニット2および優先度判定ユニット3の各機能は、ジョブコントローラ10によって実現される。さらに、動作クロック設定ユニット4の機能は、ジョブコントローラ10およびクロック検出制御装置12、DB13によって実現される。また、各機能の処理は、ジョブコントローラ10の上述のボードに搭載されたCPUが、ボード上に搭載された不揮発性メモリに格納されたファームウェアを実行することで実現する。
ここで、本実施の形態における情報処理装置100の処理の概要を説明する。情報処理装置100は、ジョブ投入の前に排気温度が基準値を超えていないかを判断し、超えていなければジョブを投入し、超えていればジョブの投入をストップ(一時的に待機)する。また、情報処理装置100は、ストップさせる必要があるジョブの中で、どうしても動作させる必要のあるジョブ(優先度が高いジョブ)がある場合、基準値を超えないように、CPUの動作クロックを抑制してジョブを実行させる。
次に、本実施の形態における情報処理装置100の、新しいジョブが投入されるときの処理を図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、ジョブコントローラ10は、クライアント群200から新しいジョブの投入指示を受け付けた後(ステップS1)、CPU群20内で余力(空き)のあるCPU(例えば稼働率が80%以上でない)があるか否かを判断する(ステップS2)。CPU群20に余力が無ければ(ステップS2、No)、ジョブの投入が待機され(ステップS9)、CPU群20に余力があれば(ステップS2、Yes)、予測ユニット1は、その時点での排気温度(Tout)を後述する手法に基づき予測する(ステップS3)。尚、ステップS3においては、排気温度の予測を行わず温度センサ11にて検知された排気温度の実測値を取得してもよい。
温度判定ユニット2は、予測された排気温度と基準値とを比較する(ステップS4)。排気温度が基準値より小さい場合(ステップS4、Yes)、ジョブコントローラ10は、投入されたジョブを上述の余力のあるCPUに割り付け(ステップS10)、ジョブの実行がスタートする(ステップS11)。
一方、予測された排気温度が基準値以上であると温度判定ユニット2によって判定された場合(ステップS4、No)、優先度判定ユニット3は、新たに投入されるジョブと現在実行中のジョブとのプライオリティ(優先度)を比較する(ステップS5)。尚、ジョブのプライオリティは、ジョブ投入時または投入前にユーザによって個別に定義される。
新たに投入されるジョブのプライオリティが、現在実行中のジョブのプライオリティより低いまたは同じプライオリティである場合(ステップS5、No)、ジョブの投入が待機される(ステップS9)。一方、新たに投入されるジョブのプライオリティが、現在実行中のジョブのプライオリティより高い(大きい)場合(ステップS5、No)、動作クロック設定ユニット4は、投入されるジョブを割り付ける予定のCPUまたはCPU群20全体の動作クロックを現在の動作クロックよりクロックダウンさせる(ステップS6)。
尚、動作クロック設定ユニット4は、排気温度とクロックダウン量との対応テーブルをDB13に保持させ、現在予測された排気温度と本対応テーブルとでクロックダウン量を求め、現在の動作クロックからクロックダウン量を減算することで次に稼動すべき動作クロックを決定するものとする。また、動作クロック設定ユニット4は、現在稼動している動作クロックの所定の割合分(例えば2割分)クロックダウンさせるものとしてもよい。
予測ユニット1は、さらにクロックダウン後の排気温度を予測する(ステップS7)。予測された排気温度が基準値より小さい場合(ステップS8、Yes)、ジョブコントローラ10はジョブをCPUに割り付け(ステップS10)、ジョブの実行がスタートする(ステップS11)。一方、予測された排気温度が基準値以上である場合(ステップS8、No)、ジョブの投入が待機される(ステップS9)。
また、動作クロック設定ユニット4は、ジョブの実行がスタートした後(ステップS11)、新たに実行したジョブないしは今まで実行していたジョブの処理が終了した場合(ステップS12、Yes)、上述のようにCPUクロックダウン(ステップS6の処理)がなされた場合はCPU(またはCPU群20全体)の動作クロックをジョブが投入される前の動作クロックに戻す(ステップS13)。
また、ステップS9において、ジョブコントローラ10は、待機されたジョブを所定の時間間隔(例えば1分)で再度ジョブ投入(ステップS1)するものとする。尚、ジョブコントローラ10は、ステップS9において、自身で管理しているジョブの割付状態に応じてCPUに余力があると判断した場合(例えば実行中のジョブが終了したか否かを判断する。)、再度ジョブ投入(ステップS1)を行ってもよい。
尚、ステップS8において予測された排気温度が基準値以上である場合(ステップS8、No)、処理がステップS9ではなくステップS6に戻ってもよい。このようにすることで、排気温度が基準値を上回らないように動作クロックを順次下げることができる。
上述のフローチャートでは、優先度判定ユニット3は新たに投入されるジョブと現在実行中のジョブとのプライオリティを比較するものとしたが、プライオリティが多段階に設定されている場合の処理を、図4のフローチャートに基づき説明する。尚、図4のフローチャートでは、プライオリティのレベルがA、B、Cの3段階であり、レベルAが一番高く、レベルCが一番低いものとするが、何段階に設定されても適用可能である。
尚、ステップS21からステップS24までの各ステップは、図3のステップS1からステップS4と対応しているため、ここでの説明を省略する。
ステップS24で、予測された排気温度が基準値以上である場合(ステップS24、No)、優先度判定ユニット3がプライオリティを判定する(ステップS25)。ここで、新たに投入されるジョブのプライオリティがレベルBより低い場合(すなわち、レベルCの場合)(ステップS25、No)、ジョブの投入が待機される(ステップS29)。
一方、新たに投入されるジョブのプライオリティがレベルB以上である場合(ステップS25、Yes)、動作クロック設定ユニット4がCPUを現在のクロックよりクロックダウンさせる(ステップS26)。その後、予測ユニット1がそのときの動作クロックの発熱量に基づきシステム排気温度(Tout)を予測する(ステップS27)。
温度判定ユニット2が予測された排気温度は基準値より小さいと判定した場合(ステップS28、Yes)、ジョブコントローラ10はジョブをCPUに割り付け(ステップS30)、ジョブの処理がスタートする(ステップS31)。
一方、温度判定ユニット2が予測された排気温度は基準値以上と判定した場合(ステップS28、No)、次に、優先度判定ユニット3がプライオリティを判定する(ステップS32)。ここで、新たに投入されるジョブのプライオリティがレベルAより低い場合(すなわち、レベルBの場合)(ステップS32、No)、ジョブの投入が待機される(ステップS29)。
一方、新たに投入されるジョブのプライオリティがレベルA以上である場合(すなわち、レベルAの場合)(ステップS32、Yes)、上述同様、動作クロック設定ユニット4がCPUを現在のクロックよりクロックダウンさせ(ステップS33)、予測ユニット1がそのときの動作クロックの発熱量に基づきシステム排気温度(Tout)を予測する(ステップS34)。
温度判定ユニット2が予測された排気温度は基準値より小さいと判定した場合(ステップS35、Yes)、ジョブコントローラ10はジョブをCPUに割り付け(ステップS30)、ジョブの処理がスタートする(ステップS31)。一方、温度判定ユニット2が予測された排気温度は基準値以上と判定した場合(ステップS35、Yes)ジョブの投入が待機される(ステップS29)。
尚、ステップS36、ステップS37は、上述のステップS12、ステップS13と同様であるため、ここでの説明を省略する。
また、プライオリティのレベル段数が更に設定されている場合においても、情報処理装置100は、ステップS25がNoである場合にステップS32からステップS35の処理をプライオリティのレベルに応じて行うことで適用可能である。
このようにすることで、情報処理装置100は、プライオリティが複数段階に設定されている場合でも、プライオリティのレベルに応じて順次CPUクロックダウンを行うことができ、CPUの割り付け判断を行うことができる。
次に、予測ユニット1の排気温度の算出方法(予測方法)について、図5にて示す情報処理装置100の断面図を参照しつつ説明する。
情報処理装置100は、図5で示すように自身の筐体側面の一方に吸気用ファン40Bが配置され、対面する他方の側面に排気用ファン40Aが配置されている。情報処理装置100内の空気は、吸気用ファン40Bから排気用ファン40Aの方向へ流れる。また図5にて示すように、空気流れの上流側からメモリモジュール30B、CPU群20、メモリモジュール30Aの順にシステムボード50上に配置されている。
また、上述のようにDB13にはCPU群20のCPUごとに、動作クロックと発熱量との対応テーブルが保持されている。予測ユニット1は、本対応テーブルを用いることによって現在のCPUそれぞれの動作クロックからCPUそれぞれが発する発熱量を取得することができる。
このように取得した発熱量に基づき、排気温度は以下のように算出され、予測される。
Tout = Tin+(P1+P2+・・・+PX)/(Cp・γ・Q)
ここで、Toutは予測される排気温度、Tinは吸気温度(予測するタイミングで温度センサ11にて検出される吸気温度)、P1、P2、・・・、PXは各CPUの発熱量(P1、P2、・・・、PXの総和を装置内発熱量とする)、Qは装置内風量(排気ファン、吸気ファンの性能により予め定義された固定値)、Cpは流体の比熱、γは流体の比重量である。
尚、予測ユニット1は、情報処理装置100の筐体に内蔵された各素子(上述のCPU以外でもメモリモジュール30A、30Bや図示しないハードディスクドライブ等)の現在の発熱量を取得できれば、それを装置内発熱量の一つとしてとして加算して処理してもよい。
また、DB13は、CPU群20全体の動作クロックごとに、実行されるジョブと当該ジョブが実行されたときの発熱量との対応テーブルを保持することで、予測ユニット1は、CPU群20全体の現在の動作クロック、投入されたジョブに基づき、CPU群20全体の発熱量を取得し、取得した発熱量を上述の式に代入してもよい。このようにすることで、予測ユニット1は、新たに実行された場合の情報処理装置100の排気温度を予測することができる。
さらに、保持するデータ量が増大するがCPU群20内の個々のCPUごと、かつCPUの動作クロックごとに、実行されるジョブと当該ジョブが実行されたときの発熱量との対応テーブルをDB13が保持することで、予測ユニット1は、CPUごとの現在の動作クロック、および投入されたジョブに基づき、CPUごとの発熱量を取得し、取得した発熱量を上述の式に代入してもよい。
本実施の形態では、情報処理装置100内でも特に高温になると想定される排気温度を予測するものとしたが、情報処理装置100内の温度であればいずれの温度を予測してもよい。
本実施の形態によって、ジョブの優先度に基づきジョブの投入ないしはCPUの動作クロックをコントロールすることができるため、高温にさらされたデータセンタ内部で情報処理装置を稼働せざるを得ない場合でも、温度条件が安定し、システム稼動の安定化を図ることができる。
更に、コンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、情報処理プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、上述した各ステップをコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
(付記1) 情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ユニットと、
前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ユニットと、
前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ユニットと、
前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ユニットと、
を備える情報処理装置。
(付記2) 付記1に記載の情報処理装置において、
前記動作クロック設定ユニットは、前記温度が前記所定の基準値を上回らないように前記動作クロックを順次下げることを特徴とする情報処理装置。
(付記3) 付記1に記載の情報処理装置において、
前記動作クロック設定ユニットは、前記予測ユニットによって予測された温度に基づき、前記動作クロックを決定することを特徴とする情報処理装置。
(付記4) 付記1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記動作クロック設定ユニットは、前記新たなプログラムないしは前記実行プログラムの実行が終了した場合、前記動作クロックを所定の動作クロックに戻すことを特徴とする情報処理装置。
(付記5) 付記1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記予測ユニットは、実行されるプログラムと該プログラムを実行したときの発熱量との対応に基づき、前記温度を予測することを特徴とする情報処理装置。
(付記6) 付記1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記予測ユニットは、前記処理ユニットそれぞれの動作クロックと該処理ユニットそれぞれの発熱量との対応を示すテーブルと、前記処理ユニットそれぞれの現在の動作クロックとから前記処理ユニットそれぞれの現在の発熱量を取得し、取得した前記発熱量に基づき前記温度を予測することを特徴とする情報処理装置。
(付記7) 付記1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記予測ユニットは、前記情報処理装置が有する複数の素子それぞれの発熱量に基づき前記温度を予測することを特徴とする情報処理装置。
(付記8) 情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ステップと、
前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ステップと、
前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ステップと、
前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ステップと、
をコンピュータに実行させる情報処理方法。
(付記9) 付記8に記載の情報処理方法において、
前記動作クロック設定ステップは、前記温度が前記所定の基準値を上回らないように前記動作クロックを順次下げることを特徴とする情報処理方法。
(付記10) 付記8に記載の情報処理方法において、
前記動作クロック設定ステップは、前記予測ステップによって予測された温度に基づき、前記動作クロックを決定することを特徴とする情報処理方法。
(付記11) 付記8乃至10のいずれかに記載の情報処理方法において、
前記動作クロック設定ステップは、さらに、前記新たなプログラムないしは前記実行プログラムの実行が終了した場合、前記動作クロックを所定の動作クロックに戻すことを特徴とする情報処理方法。
(付記12) 付記8乃至11のいずれかに記載の情報処理方法において、
前記予測ユニットは、実行されるプログラムと該プログラムを実行したときの発熱量との対応に基づき、前記温度を予測することを特徴とする情報処理方法。
(付記13) 付記8乃至11のいずれかに記載の情報処理方法において、
前記予測ステップは、前記処理ユニットそれぞれの動作クロックと該処理ユニットそれぞれの発熱量との対応を示すテーブルと、前記処理ユニットそれぞれの現在の動作クロックとから前記処理ユニットそれぞれの現在の発熱量を取得し、取得した前記発熱量に基づき前記温度を予測することを特徴とする情報処理方法。
(付記14) 付記8乃至11のいずれかに記載の情報処理方法において、
前記予測ステップは、前記情報処理装置が有する複数の素子それぞれの発熱量に基づき前記温度を予測することを特徴とする情報処理方法。
(付記15)
情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ステップと、
前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ステップと、
前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ステップと、
前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ステップと、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
(付記16) 付記15に記載の情報処理プログラムにおいて、
前記動作クロック設定ステップは、前記温度が前記所定の基準値を上回らないように前記動作クロックを順次下げることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記17) 付記15に記載の情報処理プログラムにおいて、
前記動作クロック設定ステップは、前記予測ステップによって予測された温度に基づき、前記動作クロックを決定することを特徴とする情報処理プログラム。
(付記18) 付記15乃至17のいずれかに記載の情報処理プログラムにおいて、
前記動作クロック設定ステップは、さらに、前記新たなプログラムないしは前記実行プログラムの実行が終了した場合、前記動作クロックを所定の動作クロックに戻すことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記19) 付記15乃至18のいずれかに記載の情報処理プログラムにおいて、
前記予測ユニットは、実行されるプログラムと該プログラムを実行したときの発熱量との対応に基づき、前記温度を予測することを特徴とする情報処理プログラム。
(付記20) 付記15乃至18のいずれかに記載の情報処理プログラムにおいて、
前記予測ステップは、前記処理ユニットそれぞれの動作クロックと該処理ユニットそれぞれの発熱量との対応を示すテーブルと、前記処理ユニットそれぞれの現在の動作クロックとから前記処理ユニットそれぞれの現在の発熱量を取得し、取得した前記発熱量に基づき前記温度を予測することを特徴とする情報処理プログラム。
本実施の形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置の機能ブロックの一例を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャート(優先度比較)である。 本実施の形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャート(多段優先度の判定)である。 本実施の形態に係る情報処理装置の断面を示す図である。 従来の情報処理装置の温度制御(複数ファンによる制御)を示す図である。
符号の説明
1 予測ユニット、2 温度判定ユニット、3 優先度判定ユニット、4 動作クロック設定ユニット、10 ジョブコントローラ、11 温度センサ、12 クロック検出制御装置、13 DB、20 CPU群、30A メモリモジュール、30B メモリモジュール、40A 排気用ファン、40B 吸気用ファン、100 情報処理装置、200 クライアント群。

Claims (7)

  1. 情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ユニットと、
    前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ユニットと、
    前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ユニットと、
    前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ユニットと、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記動作クロック設定ユニットは、前記温度が前記所定の基準値を上回らないように前記動作クロックを順次下げることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記動作クロック設定ユニットは、前記予測ユニットによって予測された温度に基づき、前記動作クロックを決定することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記動作クロック設定ユニットは、前記新たなプログラムないしは前記実行プログラムの実行が終了した場合、前記動作クロックを所定の動作クロックに戻すことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記予測ユニットは、実行されるプログラムと該プログラムを実行したときの発熱量との対応に基づき、前記温度を予測することを特徴とする情報処理装置。
  6. 情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ステップと、
    前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ステップと、
    前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ステップと、
    前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理方法。
  7. 情報処理装置に一つまたは複数搭載される処理ユニットに新たなプログラムを実行した場合の前記情報処理装置の温度を予測する予測ステップと、
    前記温度と所定の基準値を比較する温度判定ステップと、
    前記温度が前記所定の基準値を上回る場合に、前記新たなプログラムと既に実行中の実行プログラムとの優先度を比較する優先度判定ステップと、
    前記新たなプログラムの優先度が前記実行プログラムの優先度を上回る場合に、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させても前記温度が前記所定の基準値を上回らない動作クロックを前記処理ユニットに設定し、前記新たなプログラムを前記処理ユニットに実行させる動作クロック設定ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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