JP4805232B2 - リール - Google Patents

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Description

本発明は、主にコンピューター等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記録テープが巻装されるリールに関する。
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体(データバックアップ)として使用される磁気テープ等の記録テープを合成樹脂製のリールに巻装し、そのリールをケース内に単一で収容してなる記録テープカートリッジが知られている。この記録テープカートリッジに使用されるリールとしては、ハブと上下フランジのどちらか一方が一体に成形され、上下フランジのどちらか他方がハブに溶着されるものがある。
また、このリールの底部外面には、ドライブ装置側に設けられた駆動ギアが噛合可能なリールギアが環状に形成されており、そのリールギアの径方向内側には、ドライブ装置側に設けられたマグネットが吸着可能なリールプレートがインサート成形によって一体的かつ同軸的に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。そして、このリールのハブの外周面は、記録テープの走行速度を安定化する観点から、平面視で真円とされることが望ましいとされている。
特開2000−48526号公報
しかしながら、図10で示すように、ハブ132の外周面は、実際には平面視で略正三角形状に形成されてしまう場合がある。すなわち、例えば図9で示すように、リールギア142上に歯が無い領域が等間隔に3個形成され、その領域がゲート(ゲート跡G)とされるリール130では、金型内において、通常その領域を除いて(ゲートを避けて)リールプレート154が保持されるため、その領域を除いた部分とリールプレート154との間には溝部196が(3個)形成され、その領域とリールプレート154の間には溝部196が形成されない(連結部198が(3個)形成される)。
したがって、金型から取り出して樹脂材が収縮したときに(冷却されたときに)、リールギア142の歯の無い領域、即ちゲート跡Gが形成されている領域では、溝部196が形成されていない(連結部198が形成されている)ため、リールプレート154にその収縮が抑制されてしまう。しかも、ゲート(ゲート跡G)付近では樹脂圧が高いため、他の部分よりも収縮率が小さい。よって、図10で示すように、ハブ132の外周面が歯の無い領域を頂点とする平面視略正三角形状に形成されてしまう。ハブ132の外周面が平面視略正三角形状に形成されると、記録テープの走行速度が均一にならないため、ドライブ装置側において読取エラーが発生するなどの懸念が生じる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、ハブの外周面の真円度を向上できるリールを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のリールは、外周面に記録テープが巻回される有底円筒状の樹脂製のハブと、前記ハブの底部外面に形成され、ドライブ装置の駆動ギアが噛合可能なリールギアと、前記リールギアよりも径方向内側の前記ハブの底部外面にインサート成形によって設けられた金属製のリールプレートと、前記リールギア上に等間隔で形成された複数のゲート跡と、前記リールギアと前記リールプレートとの間で、かつ少なくとも前記ハブの中心と前記各ゲート跡とを結ぶ仮想直線上を含んで、周方向に等間隔形成された複数の溝部と、を備えことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、リールギアとリールプレートとの間で周方向に等間隔に形成された複数の溝部が、少なくともハブの中心とゲート跡とを結ぶ仮想直線上の所定領域に形成されている(金型内では、少なくともハブの中心とゲートとを結ぶ仮想直線上の所定領域がリールプレートの保持部とされている)。したがって、金型から取り出して樹脂材が収縮したときに(冷却されたときに)、樹脂圧が高く収縮率の小さいゲート跡付近において(ゲート跡よりもハブの径方向内側において)、リールプレートが樹脂材の収縮を抑制しなくなる。よって、ハブの外周面における樹脂材の収縮が円周方向でほぼ均等に行われ、ハブの外周面の真円度を向上させることができる。
また、本発明に係る請求項2に記載のリールは、外周面に記録テープが巻回される有底円筒状の樹脂製のハブと、前記ハブの底部外面に形成され、ドライブ装置の駆動ギアが噛合可能なリールギアと、前記リールギアよりも径方向内側の前記ハブの底部外面にインサート成形によって設けられた金属製のリールプレートと、前記リールギア上に等間隔で形成された複数の歯の無い領域と、前記リールギアと前記リールプレートとの間で、かつ少なくとも前記ハブの中心と前記各領域とを結ぶ仮想直線上を含んで、周方向に等間隔形成された複数の溝部と、を備えことを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、リールギアとリールプレートとの間で周方向に等間隔に形成された複数の溝部が、少なくともハブの中心と歯の無い領域とを結ぶ仮想直線上の所定領域に形成されている(金型内では、少なくともハブの中心と歯の無い領域とを結ぶ仮想直線上の所定領域がリールプレートの保持部とされている)。ここで、歯の無い領域は、歯の有る領域とは樹脂材の収縮率が異なる。しかし、その歯の無い領域よりもハブの径方向内側には溝部が形成されているので、金型から取り出して樹脂材が収縮したときに(冷却されたときに)、歯の無い領域付近において(歯の無い領域よりもハブの径方向内側において)、リールプレートが樹脂材の収縮を抑制しなくなり、その歯の無い領域における樹脂材の収縮率を歯の有る領域における樹脂材の収縮率に近づけることができる。よって、ハブの外周面における樹脂材の収縮が円周方向でほぼ均等に行われ、ハブの外周面の真円度を向上させることができる。
また、請求項3に記載のリールは、請求項1又は請求項2に記載のリールであって、前記溝部が、6個以上形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、6個以上の溝部が、リールギアとリールプレートとの間で周方向に等間隔に形成されているので、金型から取り出して樹脂材が収縮したときに(冷却されたときに)、リールプレートが樹脂材の収縮を抑制する領域と抑制しない領域とが交互に各6個以上存在することになる。したがって、ハブの外周面における樹脂材の収縮が円周方向でほぼ均等に行われ、ハブの外周面の真円度を向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、ハブの外周面の真円度を向上できるリールを提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。まず最初に、本実施形態に係るリール30を備えた記録テープカートリッジ10の概略構成について説明する。なお、説明の便宜上、図1で示すように、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印A方向と直交する方向を矢印Bで示し、それを記録テープカートリッジ10の右方向(右側)とする。また、矢印A方向及び矢印B方向と直交する方向を矢印Cで示し、それを記録テープカートリッジ10及びリール30の上方向(上側)とする。
図1〜図3で示すように、記録テープカートリッジ10は、樹脂製のケース12を備えている。ケース12は、上ケース14と下ケース16とを接合して構成されている。具体的には、上ケース14は、平面視略矩形状の天板14Aの外縁に沿って略枠状の周壁14Bが立設されて構成されており、下ケース16は、天板14Aに略対応した形状の底板16Aの外縁に沿って略枠状の周壁16Bが立設されて構成されている。そして、ケース12は、周壁14Bの開口端と周壁16Bの開口端とを突き当てた状態で、超音波溶着やビス止め等によって上ケース14と下ケース16とが接合されて、略矩形箱状に形成されている。
このケース12には、ドライブ装置への装填方向先頭側の隅角部において、天板14A、周壁14B、底板16A、周壁16Bがそれぞれ切り欠かれて、その装填方向に対して傾斜した開口18が形成されている。また、底板16Aの略中央部には、底板16Aを貫通する円形状のギア開口20が設けられており、後述するリールギア42の露出用とされている。底板16Aにおけるギア開口20の縁部には、環状リブ22がケース12の内方へ向けて突設されており、後述するリール30の位置決め用及び防塵用とされている。
また、ケース12の底板16Aの外面における前端近傍には、一対の位置決め穴24、26が開口している。一対の位置決め穴24、26は、底板16Aからケース12内方に立設された突部(図示省略)内に袋状に設けられ、矢印B方向における仮想線上で互いに離隔して配置されている。
そして、開口18に近い側の位置決め穴24は、ドライブ装置の位置決めピン(図示省略)に外接する底面視略正方形状とされ、位置決め穴26は、上記仮想線に沿って長手で、かつ幅が位置決めピンの直径に対応する長穴とされている。したがって、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されて、位置決め穴24、26にそれぞれ位置決めピンが挿入されると、ドライブ装置内で水平方向(左右及び前後)に正確に位置決めされる構成である。
更に、底板16Aにおける位置決め穴24、26周りは、他の部分(意匠面)よりも平滑に仕上げられた基準面24A、26Aとされている。基準面24A、26Aは、位置決め穴24、26に位置決めピンが挿入されたときに、位置決めピン周りに設けられたドライブ装置の基準面(図示省略)に当接するようになっている。これにより、記録テープカートリッジ10のドライブ装置内における鉛直方向の位置決めがなされる構成である。
また、ケース12内には、図2、図3で示すように、樹脂製のリール30(詳細は後述する)が1つだけ回転可能に収容される。このリール30には、磁気テープ等の記録テープTが巻装されており、図1で示すように、記録テープTの先端には、リーダー部材としてのリーダーブロック28が取り付けられている。リーダーブロック28は、記録テープカートリッジ10の不使用時には、ケース12の開口18の内側に収容保持されている。そして、この状態で、リーダーブロック28は、開口18を閉塞し、ケース12内への塵埃等の侵入を阻止している。
また、リーダーブロック28は、その先端に係合凹部28Aが形成されており、ドライブ装置内で記録テープTを引き出す際には、係合凹部28Aに係合する引出手段(図示省略)によってケース12から抜き出されてドライブ装置の巻取リール(図示省略)に誘導されるようになっている。更に、リーダーブロック28は、その係合凹部28Aとは反対側の端面が円弧面28Bとされており、巻取リールのリールハブに嵌入されることにより、記録テープTを巻き取る巻取面の一部を構成するようになっている。
次に、リール30及び不使用時にリール30の回転を阻止する制動手段について説明する。図2〜図5で示すように、リール30は、その軸心部を構成するリールハブ32を備えている。リールハブ32は、上方に開口し、外周面に記録テープTが巻装される円筒部34と、円筒部34の下部を、後述する貫通孔50を除いて閉塞する底部36とを有する略有底円筒状に形成されている。そして、リールハブ32の底部36の外周縁部には、下フランジ38が同軸的かつ一体に径方向外側へ延設されている。
また、リールハブ32の上端部には、上フランジ40が接合されるようになっており(図4、図5では省略されている)、本実施形態に係るリール30は、所謂2ピース構造とされている。すなわち、上フランジ40は、その外径が下フランジ38の外径と同径とされるとともに、軸心部に円筒部34の内径に対応する外径の短筒部40Aが設けられており、短筒部40Aが円筒部34の上端近傍に内嵌した状態で超音波溶着によってリールハブ32に同軸的に固着されている。これにより、リール30は、下フランジ38と上フランジ40との対向面間において、リールハブ32の円筒部34の外周面に記録テープTが巻回可能となる構成である。
また、リールハブ32の底部36の下面における外周縁部近傍には、全体としてリール30と同軸的な環状とされたリールギア42が形成されている。リールギア42は、ドライブ装置の回転シャフト100(後述)の先端に設けられた駆動ギア108と噛合可能とされている。このリールギア42は、その歯先が下フランジ38の下面よりも下方へ突出するとともに、歯底が下フランジ38の下面よりも上側に位置しており、かつ各歯の径方向外端部分が歯の高さ方向中央部から歯底にかけて下フランジ38に連続するテーパー部43によって連結されている。
なお、リールギア42上の所定位置には、成形用樹脂材の注入口とされたゲート跡Gが所定間隔を隔てて(等間隔に)複数個(図示のものは3個)形成されている。また、リールハブ32の底部36の上面(内面)における外周縁部近傍には、全体としてリール30と同軸的な環状とされた係合ギア44が形成されている。係合ギア44は、底部36の上面より若干隆起した環状の台座部46上に形成されており、後述する制動部材60の制動ギア66と噛合可能とされている。
また、リールハブ32の内周面、即ち係合ギア44よりも径方向外側の底部36の上面(内面)から円筒部34の内周面に亘って、リール30の軸線方向に沿った立リブ48が、等間隔で複数形成されている。この立リブ48の存在により、係合ギア44は、リールギア42よりも径方向内側に位置することになる。なお、立リブ48の詳細については、制動部材60と共に後述する。
一方、リールハブ32の底部36の下面(外面)におけるリールギア42の径方向内側には、磁性材料で構成された環状金属板であるリールプレート54が、インサート成形により同軸的かつ一体的に設けられている。すなわち、リールプレート54には、小孔56が周方向に所定間隔を隔てて(等間隔に)複数個(図示のものは4個)形成されており、その小孔56の内周面には、下側の開口径が上側の開口径よりも大径となるような段差部(図示省略)が形成されている。したがって、このリールプレート54は、金型内にセットされた後、樹脂材が小孔56内に入り込み、その樹脂材が段差部の下面に回り込んで固化されることにより、底部36に固着される構成である。
また、リールハブ32の底部36における軸心部には、その底部36を貫通する貫通孔50が設けられている。また、底部36の上面からは、貫通孔50の縁部に沿って短円筒状のクラッチ用ボス部52が立設されている。このクラッチ用ボス部52については、後述するクラッチ部材84と共に説明する。また、リールプレート54の軸心部は透孔54Aとされており、透孔54Aの内径は貫通孔50の内径よりも僅かに小さく形成されている。
また、リールハブ32の底部36の下面(外面)において、リールギア42とリールプレート54との間の周方向には、等間隔に複数(6個以上)の溝部96が形成されている。すなわち、例えば図6で示すように、この溝部96は、リール30(リールハブ32)の回転中心Oと、リールハブ32及び下フランジ38を一体成形する樹脂材の注入口とされたゲート跡Gとを結ぶ仮想直線K上の所定領域(歯の無い部分の幅)Eを3個含み、中心角θが、例えばθ=40度とされて等間隔に6個形成されている。
なお、この溝部96の数量が6個以上とされているのは、リールハブ32の外周面を真円に近づけるためである。つまり、リールハブ32の外周面を真円に近づけるためには、溝部96を等間隔に6個以上形成し、平面視で略正六角形以上にすることが望ましい。また、この溝部96は、図示しない金型内においては、リールプレート54を保持する保持部となる。したがって、保持部が存在していない領域には、樹脂材が流れ込み、その部分がリールギア42とリールプレート54との間を連結するような連結部98とされている。
また、リール30は、ケース12に収容されて、不使用時には環状リブ22上に載置されるようになっている。具体的には、リール30は、底部36におけるテーパー部43の径方向外側部分(下フランジ38の内周縁部近傍)が環状リブ22の上端面に当接するようになっており、環状リブ22の上端内周縁部がテーパー部43に対応したテーパー面22Aとされることで、径方向の移動が規制されている。そして、そこからの塵埃等の侵入を抑止する構成になっている。
この状態で、リール30は、全体としてケース12内に位置して、リールギア42、リールプレート54をギア開口20から露出させている(図1(B)参照)。すなわち、リールギア42は、底板16Aの外面(下面)から突出することなく、ギア開口20からケース12外に臨んでいる。また、リールプレート54の透孔54Aを通じて貫通孔50がギア開口20に臨んでいる。
これにより、ケース12の外部よりリール30の操作、即ちチャッキング(保持)及び回転駆動が可能とされている。また、この状態で、リール30のリールハブ32の上端部内周面側には、天板14Aから立設された環状の規制リブ58が入り込んでいる。規制リブ58は、その外周面を上フランジ40の短筒部40Aの内周面に近接させており、ケース12内におけるリール30のガタつきを抑止する構成である。
また、記録テープカートリッジ10は、不使用時にリール30の回転を阻止するための制動手段としての制動部材60を備えている。図4、図5で示すように、制動部材60は基部62を有しており、基部62は、短円筒状に形成された筒部62Aと、筒部62Aの上端を閉塞する円板部62Bとで、下方に開口した略有底円筒状に形成されている。そして、基部62(筒部62A)の外周部における軸線方向中間部からは、環状に形成されたリング部64が全周に亘り径方向外側に延設されている。
リング部64の下面には、全周に亘り制動ギア66が設けられている。すなわち、制動ギア66は、全体として環状に形成されており、リール30の係合ギア44と噛合可能に構成されている。また、リング部64の上面には、その外周縁部に沿って環状の補強リブ68が立設されており、リング部64(制動ギア66)の剛性が確保されるようになっている。また、基部62の円板部62Bの下面(筒部62Aの径方向内側)における軸心部からは、摺接突部70が突設されている。摺接突部70は、その先端部が略球面状に形成されており、後述するクラッチ部材84と略点接触するようになっている。
一方、円板部62Bの上面からは、内部に平面視略十字状に形成された挿入溝72Aが形成された十字突起72が立設されている。また、円板部62Bには、これを板厚方向に貫通する貫通孔74が穿設されている。貫通孔74は、平面視で十字状に形成された挿入溝72Aにおける軸心部(交差部)を除く径方向外側部分と連通するように、4分割されてそれぞれ矩形状に形成されている。
これにより、各貫通孔74は、それぞれ摺接突部70の径方向外側に隣接して位置し、筒部62A内部に開口している。また、基部62の上端外周縁部には環状のリブ76が立設されており、リブ76と十字突起72との間の円板部62B上面が、後述する圧縮コイルスプリング82の一端部が当接するバネ受面78とされている。
このような構成とされた制動部材60は、リールハブ32内に、上下方向(リール30の軸線方向)に移動可能に、かつ略同軸的に挿設されている。すなわち、制動部材60は、上下方向に移動することで、その制動ギア66をリール30(リールハブ32)の係合ギア44と噛合する位置(回転ロック位置)と、その噛合を解除する位置(回転許容位置)とを取り得るようになっている。
また、制動部材60の十字突起72の挿入溝72Aには、ケース12の天板14Aから下方へ突設された十字リブ80が入り込むようになっている。十字リブ80は、2つの薄板片を互いに直交するように交差させたような形状とされた回り止め形状とされ、十字突起72(挿入溝72Aの溝壁)と係合することで、制動部材60のケース12に対する回転を阻止する構成である。
したがって、制動部材60は、その制動ギア66をリールハブ32の係合ギア44と噛合させることで、リール30の回転を阻止できる。なお、十字リブ80は、制動部材60の上下方向の全移動ストロークに亘って挿入溝72Aに入り込んだ状態が維持されるようになっており、制動部材60の移動方向を上下方向にガイドする機能も果たす構成である。また、制動部材60は、回転ロック位置に位置するときには、リール30の立リブ48によって径方向の移動が規制され、回転許容位置に位置するときには、リール30と共に回転する立リブ48と干渉しないように構成されている。
つまり、立リブ48は、回転ロック位置に位置する制動部材60のリング部64の外周縁部(補強リブ68)に近接して位置するようになっており、かつ回転許容位置に位置する制動部材60の外周縁部(補強リブ68)との間隔が所定値以上となるように、その上部が切り欠かれている。これにより、リール30は、ケース12に直接的に移動規制されるのみならず、その重心位置近傍において、制動部材60を介してケース12に対する径方向の移動が規制されるようになっており、縦置きされた(リール30の軸線を水平方向とする)ドライブ装置にも安定して装填可能とされている。
更に、十字リブ80の下端部には、制動部材60の各貫通孔74に挿通可能な突片80Aが延設されている。各突片80Aは、制動部材60が回転ロック位置に位置するときには挿入溝72A内に位置し、制動部材60が解除位置に位置するときには、それぞれ貫通孔74に入り込んで、円板部62Bの下面から突出する(貫通孔74を貫通する)ようになっている。このように各突片80Aが延設されることにより、十字リブ80は、制動部材60のケース12に対する回転を阻止するだけではなく、制動部材60との係合量(挿入深さ)を増加させることができ、制動部材60のケース12に対する傾きを抑制することができる。
また、制動部材60のバネ受面78と天板14Aとの間には、広義には付勢手段として把握される圧縮コイルスプリング82が配設されている。圧縮コイルスプリング82は、その一端部がバネ受面78に当接するとともに、他端部が天板14Aに当接しており、この他端部は天板14Aにおける十字リブ80の径方向外側から突設された環状壁部83の内側に位置して径方向に位置ズレしないようになっている。
そして、この圧縮コイルスプリング82の付勢力により、制動部材60が下方に付勢されて、通常は制動ギア66を係合ギア44に噛合させて、リール30の不用意な回転を確実に防止している(制動部材60を回転ロック位置に位置させている)。また、この付勢力により、リール30も下方に付勢され、環状リブ22に当接されて、ケース12内でガタつかないようになっている。
また、記録テープカートリッジ10は、制動部材60によるリール30のロック状態を解除するときに外部から操作される解除部材としてのクラッチ部材84を備えている。クラッチ部材84は、リール30の底部36と制動部材60との間に配設されている。図4、図5で示すように、クラッチ部材84は、略円柱状に形成されたクラッチ本体86を有している。クラッチ本体86は、その外径がリールプレート54の透孔54Aとほぼ同一に、即ちクラッチ用ボス部52の内径と一致する貫通孔50の内径よりも若干小さく形成されている。
クラッチ本体86は、その平坦な軸心部上端面が制動部材60の摺接突部70と常に当接する摺接面86Aとされている。また、クラッチ本体86における下方に開口して設けられた肉抜穴86B周りの平坦な下端面が押圧操作面86Cとされている。そして、クラッチ部材84は、その押圧操作面86Cが押圧されると、圧縮コイルスプリング82の付勢力に抗して上方へ移動し、制動部材60を回転許容位置へ移動させる構成とされている。
また、このクラッチ部材84は、クラッチ本体86の外周面よりも径方向外側に張り出した回転規制リブ88を備えている。回転規制リブ88は、クラッチ本体86の周方向に等間隔で複数(図示のものは3つ)設けられ、各回転規制リブ88は平面視で放射状に配置されている。また、各回転規制リブ88は、クラッチ本体86の摺接面86A周りの上端面と、その上端面近傍の外周面とに跨る(それぞれに連続する)ように、摺接面86Aよりも上方に突出している。
各回転規制リブ88は、それぞれクラッチ用ボス部52の内周面に凹設された回転規制溝90に入り込むようになっている。すなわち、各回転規制溝90は、クラッチ用ボス部52の周方向に等間隔で3つ設けられている。各回転規制溝90は、クラッチ用ボス部52の上端で上方に開口している。これにより、クラッチ部材84は、その回転規制リブ88においてクラッチ用ボス部52の回転規制溝90にガイドされつつ上下方向の移動が可能とされている。
また、各回転規制リブ88は、クラッチ部材84が上方に移動して制動部材60を回転許容位置に位置させるときにも、クラッチ用ボス部52の回転規制溝90に入り込んだ状態を維持するようになっている。これにより、クラッチ部材84は、リール30に対する相対回転不能、即ち常にリール30と一体に回転する構成とされている。
また更に、各回転規制溝90がクラッチ用ボス部52の下端部において閉塞されていることから、回転規制リブ88と回転規制溝90とによってクラッチ部材84のリールハブ32からの脱落を阻止することもできるが、このクラッチ部材84は、回転規制リブ88とは別に、そのリールハブ32からの脱落を阻止する着座リブ92を備えている。
着座リブ92は、クラッチ本体86の周方向に等間隔で複数(図示のものは各回転規制リブ88間の周方向中間部に計3つ)設けられている。各着座リブ92は、回転規制リブ88と同様に、クラッチ本体86の摺接面86A周りの上端面と、その上端面近傍の外周面とに跨るように、上方及び径方向外方に突出しており、平面視で放射状に配置されている。
各着座リブ92は、それぞれクラッチ用ボス部52の内周面に凹設されたストッパー溝94に入り込むようになっている。すなわち、各ストッパー溝94は、クラッチ用ボス部52の周方向に等間隔で、各回転規制溝90の周方向中間部に設けられている。各ストッパー溝94は、クラッチ用ボス部52の上端で上方に開口しており、その下端部を閉塞する底部上面がストッパー面94Aとされている。各着座リブ92は、制動部材60が回転ロック位置にあるときには、その下端面がストッパー面94Aに当接(着座)するようになっている。
また、図2、図3で示すように、回転シャフト100は回転軸102を備えており、回転軸102の上端には、円板状の回転テーブル104が同軸的かつ一体的に設けられている。回転テーブル104の上面で、かつ外周縁部には、記録テープカートリッジ10のリールギア42と噛合可能な駆動ギア108が環状に形成されている。また、回転テーブル104の上面で、駆動ギア108の径方向内側には、略円板状に形成されたマグネット106が同軸的に配設されており、回転テーブル104の軸心部には、クラッチ部材84の押圧操作面86Cに当接する解除突部110が形成されている。
次に、以上のような構成のリール30及び制動手段を備えた記録テープカートリッジ10の作用について説明する。記録テープカートリッジ10では、不使用時には、圧縮コイルスプリング82の付勢力によって、制動部材60が回転ロック位置に位置して制動ギア66を係合ギア44に噛合させている。このため、リール30は、ケース12に対する回転が阻止されている。このとき、リール30のリールギア42がギア開口20から露出するとともに、クラッチ部材84のクラッチ本体86が貫通孔50及び透孔54Aに挿通されてギア開口20に臨んでいる。
一方、記録テープTを使用する際には、記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿ってドライブ装置のバケット(図示省略)へ装填する。そして、記録テープカートリッジ10がバケットに所定深さまで装填されると、バケットは下降し、ドライブ装置の回転シャフト100がケース12のギア開口20に向って相対的に接近(上方へ移動)してリール30を保持する。具体的には、回転シャフト100は、マグネット106によって非接触でリールプレート54を吸着保持しつつ、その駆動ギア108をリールギア42と噛合させる。
このリールギア42と駆動ギア108との噛合、即ちケース12に対する回転シャフト100の軸方向近接側の相対移動に伴って、回転シャフト100の解除突部110がクラッチ部材84の押圧操作面86Cに当接し、圧縮コイルスプリング82の付勢力に抗してクラッチ部材84を上方に押し上げる。これにより、摺接突部70においてクラッチ部材84に当接している制動部材60も上方に移動し、制動ギア66と係合ギア44との噛合が解除されるとともに、リール30に対する相対的な回転許容位置へ移動する。
すなわち、回転シャフト100が上方へ相対移動すると、圧縮コイルスプリング82の付勢力に抗して、リール30がクラッチ部材84、制動部材60と共に(相対位置を変化させないまま)上方に持ち上げられ、制動部材60が(ケース12に対する)回転許容位置へ達するとともに、下フランジ38が環状リブ22(テーパー面22A)から離隔する。これにより、リール30は、ケース12内で浮上して、ケース12の内面と非接触状態で回転可能となる。
また、このとき、バケット、即ち記録テープカートリッジ10のドライブ装置内での下降によって、ケース12の各位置決め穴24、26にそれぞれドライブ装置の位置決めピンが入り込むとともに、ケース12の各基準面24A、26Aにドライブ装置の基準面が当接する。これにより、記録テープカートリッジ10は、ドライブ装置に対する水平方向及び鉛直方向が位置決めされる。すると、ドライブ装置の引出手段が、リーダーブロック28の係合凹部28Aに係合しつつ、リーダーブロック28をケース12から抜き出してドライブ装置の巻取リールに誘導する。
そして、リーダーブロック28は、巻取リールのリールハブに嵌入されて、その円弧面28Bが記録テープTを巻き取る巻取面の一部を構成する。この状態で、リーダーブロック28が巻取リールと一体に回転すると、記録テープTが巻取リールのリールハブに巻き取られつつ、開口18を通じてケース12から引き出される。なお、このとき、記録テープカートリッジ10のリール30は、リールギア42に噛合する駆動ギア108によって伝達される回転シャフト100の回転力によって、巻取リールと同期して回転する。
そして、ドライブ装置の所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッド(図示省略)により、記録テープTへの情報の記録、又は記録テープTに記録された情報の再生がなされる。なお、このとき、ケース12に対して回転不能である制動部材60の摺接突部70は、リール30と共にケース12に対して回転するクラッチ部材84の摺接面86Aと摺接している。つまり、クラッチ部材84は、リールギア42が駆動ギア108と噛合している状態では、その押圧操作面86Cにおける解除突部110との当接状態が維持されて、制動部材60を回転許容位置に保持する構成である。
そして、リール30の回転時には、リール30と一体に回転するクラッチ部材84とリール30を駆動する回転シャフト100との間には相対回転がなく、押圧操作面86Cと解除突部110とは互いに摺接することがない構成であり、クラッチ部材84の摺接面86Aと、ケース12に対して回転不能な制動部材60の摺接突部70とが互いに摺接する構成になっている。このように、回転軸102とクラッチ部材84との間には相対回転がないため、解除突部110や押圧操作面86Cが摩耗されるような不具合はない。
一方、記録テープTへの情報の記録、又は記録テープTに記録された情報の再生が終了すると、記録テープTがリール30に巻き戻されてリーダーブロック28がケース12の開口18近傍に保持される。そして、記録テープカートリッジ10が装填されたバケットが上昇する。すると、リールギア42と駆動ギア108との噛合が解除されるとともに、解除突部110とクラッチ部材84の押圧操作面86Cとの当接が解除され、クラッチ部材84が圧縮コイルスプリング82の付勢力によって制動部材60と共に(当接状態を維持しつつ)下方へ移動する。
これにより、クラッチ部材84の各着座リブ92がストッパー面94Aに当接するとともに、制動部材60の制動ギア66が係合ギア44と噛合する。すなわち、制動部材60がケース12に対してリール30の回転を阻止する回転ロック位置へ復帰する。また、制動部材60とクラッチ部材84とが圧縮コイルスプリング82の付勢力によって移動する動作に伴って、リール30も下方へ移動して、その下フランジ38を環状リブ22に当接させつつ、リールギア42をギア開口20から露出させる初期状態に復帰する。この状態で、記録テープカートリッジ10がドライブ装置(バケット)から排出される。
次に、本実施形態に係るリール30の作用について詳細に説明する。図6で示すように、このリール30のリールハブ32の底部36下面(外面)において、リールギア42とリールプレート54との間の周方向には、溝部96が等間隔に(例えば中心角θ=40度とされて)6個形成されている。
そして特に、リール30(リールハブ32)の回転中心Oとゲート跡Gとを結ぶ仮想直線K上の所定領域(歯の無い部分の幅)Eには、その溝部96が必ず(少なくとも)形成されるように構成されている。換言すれば、金型内においては、少なくともリール30(リールハブ32)の回転中心Oとゲート跡Gとを結ぶ仮想直線K上の所定領域Eが、リールプレート54の保持部とされている。
したがって、金型から取り出して樹脂材が収縮したときに(冷却されたときに)、樹脂圧が高く収縮率の小さいゲート跡G付近、特にゲート跡Gよりもリールハブ32の径方向内側において、リールプレート54が樹脂材の収縮を抑制しなくなるので、リールハブ32(円筒部34)の外周面における樹脂材の収縮が円周方向でほぼ均等に行われるようになる。よって、図7で示すように、リールハブ32(円筒部34)の外周面は、平面視略正六角形状に形成され、その真円度を向上させる(改善する)ことができる。
また、図8で示すリール31の場合も同様である。なお、このリール31において、リール30と同等な部位には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。このリール31では、ゲート(ゲート跡G)がリールハブ32の回転中心Oに設けられ、リールギア42上に図示しない解除部材の脚部が挿通される底面視略「D」字状の貫通孔36Aが等間隔に3個形成されている。
このような構成のリール31の場合、その貫通孔36Aが形成された歯の無い領域Eの樹脂材の収縮率は、歯の有る領域の樹脂材の収縮率と異なる。そのため、図10で示す従来のリール130のように、リールハブ132の外周面は、平面視略正三角形状に形成されるおそれがある。
しかし、リール31(リールハブ32)の回転中心Oと貫通孔36Aとを結ぶ仮想直線K上の所定領域(歯の無い部分の幅)Eには、その溝部96が必ず(少なくとも)形成されるように構成されている。換言すれば、金型内においては、少なくともリール30(リールハブ32)の回転中心Oと貫通孔36Aとを結ぶ仮想直線K上の所定領域Eが、リールプレート54の保持部とされている。
したがって、金型から取り出して樹脂材が収縮したときに(冷却されたときに)、歯の無い領域E(貫通孔36A)付近、特に歯の無い領域E(貫通孔36A)よりも径方向内側において、リールプレート54が樹脂材の収縮を抑制しなくなり、その歯の無い領域Eにおける樹脂材の収縮率を、歯の有る領域における樹脂材の収縮率に近づけることができるので、リールハブ32(円筒部34)の外周面における樹脂材の収縮が円周方向でほぼ均等に行われるようになる。よって、この場合も、図7で示すように、リールハブ32(円筒部34)の外周面は、平面視略正六角形状に形成され、その真円度を向上させる(改善する)ことができる。
以上、何れにしても、リールギア42とリールプレート54との間の周方向に、6個以上(少なくとも6個)の溝部96を等間隔に形成すれば、金型から取り出して樹脂材が収縮したときに(冷却されたときに)、リールプレート54が樹脂材の収縮を抑制する領域(連結部98が形成されている領域)と抑制しない領域とが交互に各6個以上存在することになるため、リールハブ32(円筒部34)の外周面を平面視略正六角形状以上に形成することができ、リールハブ32(円筒部34)の外周面における樹脂材の収縮を円周方向においてほぼ均等にすることができる。
したがって、歯の無い領域Eが形成されていないリールギア42を備えたリール(図示省略)の場合も同様に適用可能であり、その場合も、リールハブ32(円筒部34)の外周面の真円度を向上させる(改善する)ことができる。また、溝部96の数量は、周方向に等間隔に6個以上形成することが望ましいが、真円度を向上させる観点からは、リールギア42上にゲート跡G又は貫通孔36A等の歯の無い領域Eが複数形成されている場合には、その複数形成されているゲート跡G又は貫通孔36A(歯の無い領域E)の2以上の整数倍とする方が、より望ましい。
また、上記実施例では、下フランジ38がリールハブ32と一体成形されたリール30に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば上フランジ40がリールハブ32と一体に形成されたリール(図示省略)に本発明を適用してもよい。要するに、射出成形時の樹脂材の収縮アンバランスにより、リールハブ32(円筒部34)の外周面(外径)が、平面視で真円から乖離する別の形態のリール全てに本発明は適用可能である。
また、上記実施例では、記録テープカートリッジ10が、リーダー部材としてリーダーブロック28を有する構成とされているが、本発明はこれに限定されず、例えば記録テープTの先端にリーダー部材として小円柱状のリーダピンが取り付けられた構成としてもよく、更には開口18を開閉する遮蔽部材(所定の直線又は円弧に沿って移動するスライドドア等)を有する構成としてもよい。
また、上記実施例では、リール30が記録テープカートリッジ10に適用された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば送出用、巻取用の2つのリールをケース内に収容した記録テープカセット(図示省略)に本発明を適用してもよい。この場合、少なくとも1つのリールに本発明が適用されればよいことは言うまでもない。また、ドライブ装置の巻取リール等に本発明を適用することも可能である。
更に、上記実施例では、磁気テープ等の記録テープTを用いた構成としたが、本発明はこれに限定されず、記録テープTとしては、情報の記録及び記録した情報の再生が可能な長尺テープ状の情報記録再生媒体として把握されるものであれば足り、本発明に係るリール30が、如何なる記録再生方式の記録テープTにも適用可能であることは言うまでもない。
(A)記録テープカートリッジの上方から見た概略斜視図、(B)記録テープカートリッジの下方から見た概略斜視図 記録テープカートリッジのリールが回転ロック位置にあるときの概略断面図 記録テープカートリッジのリールが回転許容位置にあるときの概略断面図 記録テープカートリッジの制動手段及びドライブ装置の回転シャフトを上方から見た概略分解斜視図 記録テープカートリッジの制動手段を下方から見た概略分解斜視図 本実施例に係るリールのリールハブの底部を示す概略底面図 本実施例に係るリールのリールハブの外周面における真円度を測定した結果を示す説明図 本実施例に係る別のリールのリールハブの底部を示す概略底面図 従来に係るリールのリールハブの底部を示す概略底面図 従来に係るリールのリールハブの外周面における真円度を測定した結果を示す説明図
符号の説明
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
30 リール
32 リールハブ(ハブ)
34 円筒部
36 底部
38 下フランジ
40 上フランジ
42 リールギア
44 係合ギア
54 リールプレート
60 制動部材
84 クラッチ部材
96 溝部
98 連結部
G ゲート跡
T 記録テープ

Claims (3)

  1. 外周面に記録テープが巻回される有底円筒状の樹脂製のハブと、
    前記ハブの底部外面に形成され、ドライブ装置の駆動ギアが噛合可能なリールギアと、
    前記リールギアよりも径方向内側の前記ハブの底部外面にインサート成形によって設けられた金属製のリールプレートと、
    前記リールギア上に等間隔で形成された複数のゲート跡と、
    前記リールギアと前記リールプレートとの間で、かつ少なくとも前記ハブの中心と前記各ゲート跡とを結ぶ仮想直線上を含んで、周方向に等間隔形成された複数の溝部と、
    を備えことを特徴とするリール。
  2. 外周面に記録テープが巻回される有底円筒状の樹脂製のハブと、
    前記ハブの底部外面に形成され、ドライブ装置の駆動ギアが噛合可能なリールギアと、
    前記リールギアよりも径方向内側の前記ハブの底部外面にインサート成形によって設けられた金属製のリールプレートと、
    前記リールギア上に等間隔で形成された複数の歯の無い領域と、
    前記リールギアと前記リールプレートとの間で、かつ少なくとも前記ハブの中心と前記各領域とを結ぶ仮想直線上を含んで、周方向に等間隔形成された複数の溝部と、
    を備えことを特徴とするリール。
  3. 前記溝部は、6個以上形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリール。
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