JP4810075B2 - ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置 - Google Patents
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Description
・ダイクロイックプリズムに設けている色合成膜の角度依存の影響を極小にする為、また照明系との良好な瞳整合性を確保するために液晶表示素子(縮小)側の瞳が無限遠方にある所謂テレセントリック光学系であること、
・3色の液晶表示素子の絵(画像)をスクリーンに合成投写したとき、パソコンの文字等が二重に見えたりして解像感および品位がそこなわれないように各色の画素を画面の全域にて重ね合わせられなければならない。そのため、投写レンズにて発生する色ずれ(倍率色収差)を可視光広帯域において良好に補正されていること、
・また、投影された画像に関して輪郭部で歪んで見苦しくならないように歪曲収差も良好に補正されていること、
等が要望されている。
後方に配置された表示ユニットに表示される原画を前方に向かって投射するズームレンズにおいて、
前記開口絞りに最も近いレンズ及び該レンズの両隣に配置されるレンズのうち少なくとも一つのレンズは、非球面形状の面を1以上有しており、
前記第1レンズ群は、プラスチック材から成り、非球面形状の面を有する正の屈折力のプラスチックレンズを含んでおり、
前記第4レンズ群の焦点距離をf4、前記プラスチックレンズの焦点距離をfp、
前記ズームレンズ全系の短焦点距離端における焦点距離をfw、
最も前方に位置するレンズ面から、最も前方に位置する非球面形状の面までの距離をL1、最も前方に位置するレンズ面から最も後方に位置するレンズ面までの距離をLとするとき、
1.0< |f4/fw| <2.8
0< |fw/fp| ≦0.062
0.51< L 1 /L <0.8
なる条件を満足することを特徴としている。
1.0< |f4/fw| < 2.8 ・・・・(1)
なる条件を満足している。
定として、投写レンズ系として堅牢性を確保している。
0.51< L1/L <0.8 ・・・・(2)
の条件式を満足している。
◎非球面形状の面を有するレンズGbの材料の屈折率温度係数をαとするとき、
1×10−8<|α|<5×10−5・・・・(3)
の条件式を満足している。
◎実施例1〜3において、最も前方側の第1レンズ群L1は非球面形状の面を含み、プラスチック材より成る正の屈折力のレンズGcを有している。
0< |fw/fp| ≦0.062 ・・・・(4)
の条件式を満足している。
しかしながら最も前方側に配置される第1レンズ群L1は広画角かつバックフォーカスが長いこともあって大きな負の屈折力を有する傾向を示す。これよりそれを構成する負の屈折力のレンズは、どうしても偏肉比が大きくなって成形上精度が出し難くなる。このためプラスチック材より成る非球面形状の面を有するレンズは正の屈折力とすることが好ましい。
第4レンズ群L4は、第2レンズ群L2で確保できなかった変倍比を補う役割を担っており、所謂副変倍作用のレンズ群である。実施例1では1枚の負レンズで構成され、前述のように両面を非球面形状としている。これによって、球面で構成したときよりも強い負の屈折力を与えることが可能になり、ペッツバール和を小さくしている。第4レンズ群L4は広角端のズーム位置から望遠端のズーム位置への変倍全域に関して倍率が等倍以上であり第2および3レンズ群L2、L3と同じ前方側へ移動している。
この強い負の屈折力のレンズの配置によってペッツバール和を小さくしている。
(実施例2)
実施例2のズームレンズは、前方側より後方側へ順に、負、正、正、負、正、正の屈折力のレンズ群より成る6群構成より成っている。ズーミングに際して第4レンズ群L4と、第5レンズ群L5を一体に動かしている。また、この第4レンズ群L4と第5レンズ群L5の合成屈折力は負となっており、前方側から後方側へ順に、負、正、正、負、正といった構成となっている。また、本実施例でも開口絞りST近傍の第4レンズ群L4のレンズGbの面を非球面形状としている。
(実施例3)
実施例3のズームレンズは、前方側より後方側へ順に負、正、正、負、負、正の屈折力のレンズ群より成る6群構成より成っている。
参考例1のズームレンズは、前方側から後方側へ順に、負、正、正、負、正、正の屈折力のレンズ群より成る6群構成より成っている。また、本実施例でも開口絞りST近傍の第4レンズ群L4のレンズGbの面を非球面形状としている。
実施例4のズームレンズは前方側から後方側へ順に負正正負正正の屈折力のレンズ群より成る6群構成よりなっている。また本実施例では開口絞りSTに最も近い第3レンズ群L3のレンズGaの前方側面を非球面形状としている。その他の構成については実施例1と同じため詳細説明は割愛する。
x=(h2/r)/[1+[1−(1+k)(h/R)2]1/2]
+Ah4+Bh6+Ch8+Dh10+Eh12
で表示される。但しrは近軸曲率半径である。
f: 21.4mm 〜 31.5mm FNO: 2.06 〜 2.72 ω:36.66deg.〜 26.85deg.
r d N ν
1 97.407 4.16 1.699 55.5
2 468.382 0.14
3 71.968 2.40 1.625 58.2
4 20.677 12.96
5 -49.654 1.90 1.489 70.2
6 56.689 2.41
7 ( ) 4.19 1.532 55.8
8 ( )( )
9 446.937 6.71 1.754 35.3
10 -29.718 1.95 1.854 23.8
11 -58.447 0.15
12 45.411 2.65 1.839 37.2
13 150.237 ( )
14 ( ) 2.09 1.810 40.9
15 -109.846 ( )
16 43.276 1.20 1.725 34.7
17 21.241 ( )
18 -16.145 1.62 1.854 23.9
19 53.673 7.40 1.498 81.5
20 -21.794 0.15
21 222.447 8.41 1.498 81.5
22 -27.510 ( )
23 74.368 5.10 1.854 23.9
24 -135.320 ( )
25 inf. 28.00 1.518 64.1
26 inf.
間隔データ
W T
d 8 16.56 1.98
d13 22.44 19.76
d15 0.71 7.29
d17 6.77 6.18
d22 0.53 11.80
d24 7.62 7.62
非球面データ
1/r k A B C
7 4.642e-003 8.762e+001 1.264e-005 3.801e-009 -1.921e-011
D E
-8.214e-014 3.578e-017
1/r k A B C
8 -3.066e-004 2.618e+004 8.706e-006 7.900e-009 -3.193e-011
D E
-4.224e-014 5.856e-019
1/r k A B C
14 1.739e-002 1.087e-001 9.533e-008 -8.057e-010 3.283e-011
D E
0.000e+000 0.000e+000
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
L6 第6レンズ群
ST 開口絞り
LCD 液晶表示装置(像面)
GB 硝子ブロック(色合成プリズム)
ΔS Sagittal像面の倒れ
ΔM Meridional像面の倒れ
1 液晶プロジェクター
2 色合成手段
3 投射レンズ
4 スクリーン
5(5B、5G、5R) 液晶パネル
6 撮像装置
7 撮像手段
8 撮影レンズ
9 被写体
Claims (8)
- 開口絞りと、前方より順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、1枚の負レンズより構成された負の屈折力の第4レンズ群、負または正の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第2レンズ群乃至前記第5レンズ群が移動し、
後方に配置された表示ユニットに表示される原画を前方に向かって投射するズームレンズにおいて、
前記開口絞りに最も近いレンズ及び該レンズの両隣に配置されるレンズのうち少なくとも一つのレンズは、非球面形状の面を1以上有しており、
前記第1レンズ群は、プラスチック材から成り、非球面形状の面を有する正の屈折力のプラスチックレンズを含んでおり、
前記第4レンズ群の焦点距離をf4、前記プラスチックレンズの焦点距離をfp、
前記ズームレンズ全系の短焦点距離端における焦点距離をfw、
最も前方に位置するレンズ面から、最も前方に位置する非球面形状の面までの距離をL1、最も前方に位置するレンズ面から最も後方に位置するレンズ面までの距離をLとするとき、
1.0< |f4/fw| <2.8
0< |fw/fp| ≦0.062
0.51< L 1 /L <0.8
なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 前記第1レンズ群及び前記第6レンズ群は、ズーミングに際して移動しないことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
- 前記少なくとも一つのレンズの材料はガラス材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
- 前記少なくとも一つのレンズの材料の屈折率温度係数をαとするとき、
1×10−8< |α| <5×10−5
の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のズームレンズ。 - 前記少なくとも一つのレンズは、前方と後方の両側の面が非球面形状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のズームレンズ。
- 前記少なくとも一つのレンズは、負の屈折力より成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のズームレンズ。
- 前記第4、第5レンズ群は、ズーミングに際して、一体的に移動し、その合成屈折力は負であることを特徴とする請求項1のズームレンズ。
- 請求項1乃至7のいずれか1項のズームレンズと、原画を形成する表示ユニットとを有し、前記表示ユニットによって形成された原画を前記ズームレンズによってスクリーン面上に投射することを特徴とする投射装置。
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