JP4816510B2 - 商品情報表示システム、電子値札、商品情報表示システムの表示制御方法およびプログラム - Google Patents

商品情報表示システム、電子値札、商品情報表示システムの表示制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

販売商品の表示価格を含む価格情報を表示する商品情報表示システム、電子値札、商品情報表示システムの表示制御方法およびプログラムに関するものである。
従来、この種の商品情報表示システムに用いられる電子値札装置として、POP装置を装着したものが知られている。この電子値札装置に装着されるPOP装置は、プラスチック材等の薄板材で、中央に電子値札装置を装着するための駆形状の開口が形成され、その開口の周囲に販売促進に関する情報や広告が表記されている。そして、広告を変更する場合、手作業により電子値札装置のPOP装置を付け替えることにより対応している(特許文献1参照)。
特開2001−178599号公報
しかし、上記の商品情報表示システムは、システムを統括管理するホスト装置により電子値札装置の表示価格が管理されているため、POP装置を付け替えると、付け替えた時点では、POP装置に表記された内容と電子値札装置の表示価格との間にズレが生じてしまうという問題があった。また、一般に、POP装置の装着作業は、販売エリア毎に行われるため、作業者は、上記問題を解決するため、販売エリア内に設置された電子値札装置のPOP装置を付け替える度に、ホスト装置に管理されている電子値札装置の表示価格をPOP装置に表記された内容を反映した価格に直すために、ホスト装置の設置場所と販売エリアとの間を往復移動する必要があり、煩わしい作業となっていた。この問題を解決するため、電子値札装置からホスト装置に表示価格の更新指示を出す構成も考えられるが、POP装置の付け替えが必要な電子値札装置が多数存在する場合、それら全ての電子値札装置を特定し、当該電子値札装置から個々に更新指示を出す必要があるため、この場合も作業者にとって煩わしい作業となる。
そこで、簡易な作業で、複数の電子値札装置を適切に管理することができる商品情報表示システム、電子値札、商品情報表示システムの表示制御方法およびプログラムを提供することをその課題としている。
本発明の商品情報表示システムは、販売商品の表示価格を含む商品情報を表示する複数の電子値札装置と、複数の電子値札装置のうち1以上の電子値札装置に装着され、表示価格に付加して表示すべき付加情報を表示するPOP装置と、複数の電子値札装置をグループ化して表示制御を行うホスト装置と、を有する商品情報表示システムであって、電子値札装置は、自身が属するグループのグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、ホスト装置に対してグループに属する電子値札装置の価格更新指示を送信する価格更新指示手段と、を備え、ホスト装置は、販売商品毎に、電子値札装置に表示するための表示価格がグループ毎に記録された商品マスタと、複数の電子値札装置から、POP装置に表示されている付加情報を取得する付加情報取得手段と、任意の1の電子値札装置から価格更新指示を受信した場合、各電子値札装置から取得した付加情報に基づいて、商品マスタに記録されたグループ内の各電子値札装置の表示価格を、取得した付加情報に対応した価格に書き換える書き換え手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の商品情報表示システムの表示制御方法は、販売商品の表示価格を含む商品情報を表示する複数の電子値札装置と、複数の電子値札装置のうち1以上の電子値札装置に装着され、表示価格に付加して表示すべき付加情報を表示するPOP装置と、販売商品毎に、電子値札装置に表示するための表示価格がグループ毎に記録された商品マスタを備えると共に、複数の電子値札装置をグループ化して表示制御を行うホスト装置と、を有する商品情報表示システムの表示制御方法であって、電子値札装置が、自身が属するグループのグループ情報を記憶するステップと、ホスト装置に対してグループに属する電子値札装置の価格更新指示を送信するステップと、を実行し、ホスト装置が、複数の電子値札装置から、POP装置に表示されている付加情報を取得するステップと、任意の1の電子値札装置から価格更新指示を受信した場合、各電子値札装置から取得した付加情報に基づいて、商品マスタに記録されたグループ内の各電子値札装置の表示価格を、取得した付加情報に対応した価格に書き換えるステップと、を実行することを特徴とする。
本発明の他の商品情報表示システムは、販売商品の表示価格を含む商品情報を表示する複数の電子値札装置と、複数の電子値札装置のうち1以上の電子値札装置に装着され、表示価格に付加して表示すべき付加情報を表示するPOP装置と、販売商品毎に、電子値札装置に表示するための表示価格がグループ毎に記録された商品マスタを備えると共に、複数の電子値札装置をグループ化して表示制御を行うホスト装置と、販売商品から商品情報を取得すると共に、商品マスタに商品情報を登録するためにホスト装置と通信するハンディターミナルと、を有する商品情報表示システムであって、電子値札装置は、自身が属するグループのグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段を備え、ハンディターミナルは、ホスト装置に対してグループに属する電子値札装置の価格更新指示を送信する価格更新指示手段を備え、ホスト装置は、複数の電子値札装置から、POP装置に表示されている付加情報を取得する付加情報取得手段と、ハンディターミナルから価格更新指示を受信した場合、各電子値札装置から取得した付加情報に基づいて、商品マスタに記録されたグループ内の各電子値札装置の表示価格を、取得した付加情報に対応した価格に書き換える書き換え手段と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、販売エリアに設置された電子値札装置の指示により、POP装置装着時に商品マスタに記録された電子値札装置の表示価格が電子表示装置から取得した付加情報に基づいて、付加情報に対応した価格に書き換わるため、POP装置に表記された内容と電子値札装置の表示価格との間にズレが生じることがない。このため、作業者は、ホスト装置の設置場所と販売エリアとの間を往復移動する必要が無い。また、販売エリアをグループとして管理することで、個々の電子値札装置毎に指示を出すことなく、販売エリア内の任意の1の電子値札装置の指示により、商品マスタに記録された販売エリア内の全てのPOP装置が装着された電子値札装置の表示価格を変更することができる。また、ハンディターミナルに価格更新指示手段を設けた場合には、電子値札装置に価格更新指示手段を設ける必要がないため、電子値札装置の機能を簡素化することができる。なお、ここでいうグループとは、販売エリア毎に分けた場合に限らず、販売店全体を1つのグループとしてもよい。また、電子値札装置の設置場所に限らず、電子値札装置に対応する商品の種別によりグループ分けしてもよい。なお、POP装置は、付加情報を電子的に表示する電子POP装置でもよいし、付加情報が表面に印刷されたPOP表示具のいずれであってもよい。
この場合、ホスト装置は、任意の1の電子値札装置から価格更新指示を受信した場合、グループ内の電子値札装置に、書き換え手段により書き換えられた価格を表示させる表示制御データを送信する表示制御データ送信手段をさらに備え、電子値札装置は、受信した表示制御データに基づいて当該価格を表示することが、好ましい。
この構成によれば、商品マスタに記録された表示価格が変更されるのに対応して、自動的に電子値札装置に変更後の価格を表示させることができる。
これらの場合、販売商品から商品情報を取得すると共に、商品マスタに商品情報を登録するためにホスト装置と通信するハンディターミナルをさらに有した商品情報表示システムであって、ハンディターミナルは、電子値札装置に対し、価格更新指示手段による価格更新指示を送信するように指示する送信指示手段を備えたことが、好ましい。
この構成によれば、ハンディターミナルの指示により電子値札装置からホスト装置に価格更新指示を出させるため、電子値札装置に価格更新用のスイッチを設ける必要がない。また、電子値札装置の通信インターフェースを利用して価格変更指示を出させるため、ハンディターミナルを簡易な装置構成とすることができる。
本発明の電子値札は、上記の商品情報表示システムに用いられる電子値札装置として機能することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記の商品情報表示システムの表示制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
これらの構成によれば、簡易な作業で、複数の電子値札装置を適切に管理することができる電子値札およびプログラムを提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係る商品情報表示システムについて説明する。図1のシステム構成図に示すように、商品情報表示システム1は、販売商品に関する各種情報を表示する電子表示装置2(図では5つ)と、店舗の天井裏に設置され、電子表示装置2と無線通信で接続された複数(図示では3つ)のアンテナ3と、複数のアンテナ3と店舗内LAN4を介して接続され、電子表示装置2の表示制御を行うホスト装置5と、販売商品から商品情報を取得すると共に、ホスト装置5に商品情報を登録するハンディターミナル6と、から構成されている。このとき、複数の電子表示装置2の内、例えば3つの電子表示装置2は、販売エリアAに設置され、2つの電子表示装置2は、販売エリアBに設置されている。そして、ホスト装置5は、各電子表示装置2を販売エリア毎にグループ化して管理している。また、電子表示装置2は、少なくとも表示価格74(図2参照)を含む商品情報を表示する電子値札装置7と、電子値札装置7に電気的に接続され、表示価格74に付加して表示すべき付加情報を表示する電子POP装置8と、で構成されている。
また、ホスト装置5は、電子値札装置7に電子値札装置7が表示する表示価格74を管理する商品マスタ71(図6参照)を備え、商品マスタ71に基づいて生成した表示制御データを電子値札装置7に送信することで、電子値札装置7の表示制御を行う。また、ホスト装置5は、電子値札装置7に電子POP装置8が新たに装着された場合や、付け替えられた場合には、電子値札装置7を介して電子POP装置8から付加情報を取得し、付加情報を反映するように商品マスタ71を更新させる。さらに、陳列された商品を変更した場合等は、ハンディターミナル6で商品に付されたバーコードから商品情報(商品コード72)を読み取り、電子値札装置7に直接入力することもできる。なお、ここでいう付加情報とは販売商品の販売促進のための広告・宣伝情報のことであり、電子POP装置8内に表示データファイルとして記憶されている。表示制御データとは、電子値札装置7に表示させるための表示価格74および在庫管理情報86(図2参照)と、が含まれたものである。
電子値札装置7は、図2に示すように薄板の長方形状に形成され、正面の両端には、後述する電子POP装置8に形成された一対の保持爪部28、28に係止される一対の係止溝11、11が形成されている。正面中央のディスプレイ32は、ホスト装置5から送信された表示制御データに基づいて、表示価格74および在庫管理情報86を表示する。在庫管理情報86は、今週販売実績数81、在庫状況85および先週販売実績数80から構成され、縦一列に表示される。在庫状況85は、「F」、「N」、「E」の3段階に表示され、「F」は在庫数問題なし、「N」は在庫数小、「E」は在庫切れ、をそれぞれ意味している。店員は、在庫管理情報86を見ることで、先週販売実績数80から今週の売れ行きを予測し、今週販売実績数81および在庫状況85から発注数を指定できる構成となっている。
ディスプレイ32の正面右側には、ホスト装置5に対し、商品マスタ71に記憶された表示価格74を価格更新させる価格更新ボタン12が設けられている。この価格更新ボタン12が押下されると、電子POP装置8に表示された表示データファイルの内容がホスト装置5に反映される(詳細は後述する)。また、ディスプレイ32下方には、該当販売商品の商品名およびバーコードが印刷されたラベル13が貼付されている。なお、ディスプレイ32は、有機ELなどの自発光タイプで輝度の高い表示素子等で構成してもよいし、消費電力の少ない液晶素子で構成するようにしてもよい。
電子POP装置8は、図3(a)、(b)に示すように、板状フレームを断面L字型となるように屈曲形成したPOP本体21と、POP本体21の正面上部に設けたディスプレイ42と、POP本体21の正面下部に設けられた電子値札装置7を保持するための値札装着部22と、POP本体21の正面下部右側に設けられたディップスイッチ23と、POP本体21の背面に設けられた制御ボックス24と、から構成されている。
値札装着部22は、電子値札装置7の設置部となる背面プレート25と、背面プレート25の長手方向両端に設けられた一対の保持爪部28、28と、から構成されている。電子値札装置7は、一対の保持爪部28、28に、一対の係止溝11、11が係止されることにより上下左右に位置決め状態で固定される。背面プレート25の表面には、4つの電極端子から成る接続インターフェース49が埋設されており、電子値札装置7にも同様に接続インターフェース39が埋設されている。そして、値札装着部22に電子値札装置7が装着されると、両接続インターフェース49、39が接触し、電子POP装置8と電子値札装置7とが電気的に接続される。電子POP装置8および電子値札装置7は、この接続インターフェース49、39を介して、データの送受信を行う構成となっている。
ディップスイッチ23は、ディスプレイ42に表示される表示データファイル(付加情報)を選択する際に使用される。ディップスイッチ23の各位置に対応して、側方に1から3までの数字が印字されており、各数字は、表示データファイルの種類に対応している。作業者は、ディップスイッチ23を上下方向にスライド移動させて、各数字に対応した表示データファイルを選択し、ディスプレイ42に表示させる。
制御ボックス24は、内部に電子POP装置8の各部を制御するための電子部品を収容し(後述する)、制御ボックス24の側部には、ACアダプタの差込口26およびUSBポート27を備えている。USBポート27は、USBメモリなどにより、比較的容量の大きな表示データファイルをホスト装置5等のコンピュータから転送させるときに用いられる。
ハンディターミナル6は、先端部に設けられたスキャナ59と、胴体部に設けられたディスプレイ52および入力キー58とから構成され(図4参照)、入力キー58を操作して、スキャナ59により販売商品に付されたバーコードから商品情報を読み取り、これをディスプレイ52に表示させる。そして、取得した商品情報を、通信部を介して電子値札装置7に入力する。
続いて、図4の制御構成図を参照して商品情報表示システム1の制御構成について説明する。最初に電子値札装置7の制御構成について説明する。
電子値札装置7は、ディスプレイ32、価格更新ボタン12、通信インターフェース31、接続インターフェース39、ROM34(Read Only Memory)、RAM35(Random Access Memory)、メインメモリ37および処理演算部36を備え、これらは内部バス33により接続されている。ROM34には、制御プログラムが記憶されており、電子値札装置7内の処理動作を制御している。また、メインメモリ37は、商品情報記憶部91およびグループ情報記憶部92を有している。
通信インターフェース31は、店舗内に設置されたアンテナ3と無線通信を行うためのものであり、無線通信回路(図示省略)を備えている。なお、無線通信に代えて赤外線により通信する構成としてもよい。
メインメモリ37内の商品情報記憶部91には、表示制御データから抽出された表示価格74および在庫管理情報86が記憶される。また、グループ情報記憶部92には、自身が属するグループID84(グループ情報)が記憶される(グループ情報記憶手段)。
制御プログラムは、ディスプレイ32の表示処理およびホスト装置5への価格更新指示処理を処理演算部36で制御するものである。表示処理は、ホスト装置5から受信した表示制御データに基づいて、ディスプレイ32に表示価格74や在庫管理情報86を表示するものである。電子値札装置7は、ホスト装置5から表示制御データを受信すると、表示制御データから表示価格74および在庫管理情報86を抽出し、これを商品情報記憶部91に記憶させる。そして、電子値札装置7は、商品情報記憶部91から表示価格74および在庫管理情報86を読み出して、ディスプレイ32に表示させる。
価格更新指示処理は、商品マスタ71における同一グループに属する全ての電子値札装置7の表示価格74を更新させるものである。電子値札装置7は、価格更新ボタン12が押下されると、自身が属するグループID84を含めて、価格更新指示情報を生成し、これをホスト装置5に対して送信する(価格更新指示手段)。そして、ホスト装置5は、受信した価格更新指示情報に基づいて、商品マスタ71の当該電子値札装置7が属するグループの表示価格74を更新する(詳細は後述する)。
電子POP装置8は、ディスプレイ42、接続インターフェース49、ディップスイッチ23、ROM44、Flashメモリ47、RAM45および処理演算部46を備え、これらは内部バス43に接続されている。また、ROM44、Flashメモリ47、RAM45、処理演算部46および内部バス43は、上記した制御ボックス24内に収容されている。ROM44には、制御プログラムが記憶されており、電子POP装置8は、当該制御プログラムに基づいて各種処理を制御している。また、Flashメモリ47には、ディスプレイ42に表示させる表示データファイルが複数記憶される。
Flashメモリ47は、図5に示すように、POPコード83と表示データファイルとを関連付けて記憶しており、このPOPコード83は、ディップスイッチ23の各位置(数字)に対応している。つまり、ディップスイッチ23を操作することにより、表示データファイルを容易に選択できる構成となっている。図の例では、電子POP装置8の数字「1」はPOPコード83「HD01」に対応し表示データファイル「店長おすすめ品」を示し、数字「2」はPOPコード83「HD02」に対応し表示データファイル「タイムサービス品」を示し、数字「3」はPOPコード83「HD03」に対応し表示データファイル「本日特売品」を示している。そして、例えば、ディップスイッチ23を操作して、数字「1」にあわせると、処理演算部46がROM44内の制御プログラムに従い、Flashメモリ47からPOPコード83「HD01」を読出し、ディスプレイ42にPOPコード83「HD01」に対応する表示ファイルデータ「店長おすすめ品」を表示させる。
ハンディターミナル6は、ディスプレイ52、入力キー58、通信インターフェース51、ROM54、RAM55、スキャナ59および処理演算部56を備え、これらは内部バス53に接続されている。ROM54には、制御プログラムが記憶されており、ハンディターミナル6は、当該制御プログラムに基づいて各種処理を制御している。
制御プログラムは、販売商品に付されたバーコードから商品情報を生成する商品情報生成処理の他、電子値札装置7に価格更新指示情報をホスト装置5に送信させる送信指示処理を処理演算部56で制御するものである。商品情報生成処理は、ハンディターミナル6が、スキャナ59で読み出したバーコードを解析して商品情報を生成し、これをディスプレイ52に表示させる。また、入力キー58には、価格更新キーが設けられており、電子値札装置7の価格更新ボタン12を押下する代わりに、価格更新キーを押下して送信指示情報を電子値札装置7に送信し、電子値札装置7から価格更新指示情報をホスト装置5に送信させる(送信指示手段)。つまり、電子値札装置7およびハンディターミナル6の双方からホスト装置5による商品マスタ71の価格更新処理を指示することができる構成となっている。
ホスト装置5は、入力デバイス68、ディスプレイ62、通信インターフェース61、入出力インターフェース69、内部バス63、CPU66(Central Processing Unit)、ROM64、RAM65およびHDD67(Hard Disk Drive)を備えている。HDD67には、商品マスタ71を記憶している。ROM64には、制御プログラムが記憶されており、当該制御プログラムに基づいて各種処理を制御している。
商品マスタ71には、図6に示すように商品コード72、商品名73、表示価格74、通常価格75、特別価格76、タイムサービス価格77、お薦め価格78、在庫数79、先週販売実績数80、今週販売実績数81、値札ID82、POPコード83およびグループID84が販売商品ごとに関連付けられて記憶されている。表示価格74とは、販売商品の電子値札装置7に現在表示されている価格を示している。通常価格75とは、販売商品の定価を示している。特別価格76は通常価格75の3割引、タイムサービス価格77は通常価格75の2割引、お薦め価格78は通常価格75の1割引をそれぞれ示している。値札ID82は、ホスト装置5が電子値札装置7を特定するものであり、電子値札装置7との通信に利用される。
POPコード83は、電子値札装置7に装着された電子POP装置8に表示された表示データファイルを特定するものである。図6の例では、販売商品「さんま」はPOPコード83「HD02」であり、対応する電子POP装置8に「タイムサービス品」が表示される。同様に、販売商品「牡蠣」、「キャベツ」、「カボチャ」はPOPコード83「HD01」であり、対応する各電子POP装置8に「店長おすすめ品」が表示され、「オレンジ」はPOPコード83「HD03」であり、対応する電子POP装置8に「本日特売品」が表示される。
そして、POPコード83「HD01」はお薦め価格78に対応し、POPコード83「HD02」はタイムサービス価格77に対応し、POPコード83「HD03」は特別価格76に対応している。つまり、図6の例では、販売商品「さんま」はPOPコード83「HD02」であり、表示価格74にタイムサービス価格77が表示される。同様に、販売商品「牡蠣」、「キャベツ」、「カボチャ」はPOPコード83「HD01」であり、表示価格74にお薦め価格78が表示され、販売商品「オレンジ」はPOPコード83「HD03」であり、表示価格74に特別価格76が表示される。
グループID84は、販売商品に対応する電子値札装置7が属するグループを示している。図6の例では、販売商品「さんま」、「牡蠣」は、鮮魚売場を示すグループID84「005」に属し、販売商品「キャベツ」、「カボチャ」、「オレンジ」は、青果売場を示すグループID84「001」に属していることを示している。
制御プログラムは、電子値札装置7から受信した更新指示情報に基づいて、商品マスタ71の価格更新を行う価格更新処理の他、価格更新された商品マスタ71に基づいて、電子値札装置7の表示制御を行う表示制御処理をCPU66で制御するものである。価格更新処理は、ホスト装置5が電子値札装置7から価格更新指示情報を受信すると、価格更新指示情報からグループID84を抽出し、商品マスタ71における同一グループ内の全ての電子値札装置7の値札ID82を特定して、各電子値札装置7に対し、POPコード83の送信要求を行う。ホスト装置5は、各電子値札装置7からPOPコード83を取得すると、商品マスタ71のPOPコード83を新たに取得したPOPコード83に書き換える。そして、ホスト装置5は、書き換えられたPOPコード83に基づいて対応する価格(以下、選択価格と称する)を決定し、商品マスタ71における同一グループ内の各電子値札装置7の表示価格74を、選択価格に書き換える(書き換え手段)。例えば、作業者が販売商品「キャベツ」に対応する電子値札装置7の価格更新ボタン12を押下すると、同一グループである「キャベツ」および「カボチャ」の表示価格74がお薦め価格78に、「オレンジ」の表示価格74が特別価格76にそれぞれ書き換わる。
表示制御処理は、ホスト装置5が商品マスタ71を価格更新すると、商品マスタ71から書き換え後の表示価格74および在庫管理情報86を抽出し、これらに基づいて表示制御データを生成する。ホスト装置5は、生成した表示制御データを、価格更新指示を要求した電子値札装置7のグループに一斉送信する(表示制御データ送信手段)。そして、表示制御データを受信した各電子値札装置7は、更新された表示価格74をディスプレイ32に表示する。
続いて、図7のフローチャートを参照して、商品情報表示システム1における表示制御処理の流れについて説明する。
先ず、作業者が電子POP装置8のディップスイッチ23を操作して、表示データファイルを変更し、電子値札装置7の価格更新ボタン12またはハンディターミナル6の価格更新キーを押下すると(S01)、電子値札装置7は、メインメモリ37に記憶したグループID84から価格更新指示情報を生成し、ホスト装置5に送信する(S02)。ホスト装置5は、受信した価格更新指示情報からグループID84を抽出し、同一グループに属する全ての電子値札装置7に対してPOPコード83の送信要求を行う(S03)。ホスト装置5は、各電子値札装置7からPOPコード83を取得すると、商品マスタ71の同一グループのPOPコード83を、取得したPOPコード83にそれぞれ書き換える(S04)。
そして、ホスト装置5は、各POPコード83に基づいて選択価格を決定し(S05)、商品マスタ71の同一グループに含まれる表示価格74を、それぞれのPOPコード83に対応する選択価格に書き換える(S06)。ホスト装置5は、書き換え後の表示価格74に基づいて、表示制御データを生成し、同一グループに属する全ての電子値札装置7に一斉に送信する(S07)。電子値札装置7は、受信した表示制御データに基づいてディスプレイ32の表示を切り換える(S08)。
以上の構成によれば、販売エリアに設置された電子値札装置7の指示により、電子POP装置8の装着時に商品マスタ71に記憶された電子値札装置7の表示価格74が電子POP装置8から取得した付加情報に基づいて、付加情報に対応した価格に書き換わるため、電子POP装置8に表示された内容と電子値札装置7の表示価格74との間にズレが生じることがない。このため、作業者は、ホスト装置5の設置場所と販売エリアとの間を往復移動する必要が無い。また、販売エリアをグループとして管理することで、個々の電子値札装置7毎に指示を出すことなく、販売エリア内の任意の1の電子値札装置7の指示により、商品マスタ71に記憶された販売エリア内の全ての電子POP装置8が装着された電子値札装置7の表示価格74を変更することができる。なお、ここでいうグループとは、販売エリア毎に分けた場合に限らず、販売店全体を1つのグループとしてもよい。また、電子値札装置7の設置場所に限らず、電子値札装置7に対応する販売商品の種別によりグループ分けしてもよい。
なお、商品マスタ71内の表示価格74の書き換えは、上記のように取得したPOPコード83に基づいて表示価格74を書き換える構成に代えて、電子POP装置8から販売商品の割引率を取得し、この割引率に基づいて表示価格74を書き換える構成としてもよい。この場合、電子POP装置8のFlashメモリ47に、POPコード83、表示データファイルおよび割引率を関連付けて記憶しておく(図8参照)。そして、ホスト装置5は、電子値札装置7にPOPコードを送信要求する代わりに割引率を送信要求する。ホスト装置5は、電子値札装置7を介して電子POP装置8から割引率を取得し、表示価格74を商品マスタ71の通常価格75と割引率との積である算出価格に書き換える。この場合、商品マスタ71に、特別価格76、タイムサービス価格77、お薦め価格78の情報が不要になるため、容量を減らすことができる。
なお、上記したように、ハンディターミナル6で電子値札装置7に対してホスト装置5に価格更新指示情報を送信させる構成に代えて、ハンディターミナル6から直接、ホスト装置5に対して価格更新指示情報を送信する構成としてもよい。この場合、入力キー58により、価格更新させるグループを入力し、価格更新キーを押下して、ホスト装置5に対して価格更新させる。これにより、電子値札装置7に価格更新ボタン12を設ける必要がないため、電子値札装置7を簡易な装置構成とすることができる。
なお、上記したように本実施形態では電子POP装置8を例に挙げて説明したが、電子POP装置8に限らず、付加情報を表記したPOP表示具95でもよい。この場合、図9に示すようにPOP表示具95は、プラスチック材等の薄板材で、中央に電子値札装置7を装着するための矩形状の装着開口96が形成されている。また、POP表示具95には、装着開口96の上縁部に凹凸部97が形成され、POP表示具95に表記された付加情報の種類を識別する際に利用される。電子値札装置7は、上部に複数の検出スイッチ98(図では3つ)が設けられ、POP表示具95の装着開口96に電子値札装置7が装着されることで、凹凸部97に検出スイッチ98が押下され、装着されたPOP表示具95の付加情報を識別する。そして、ホスト装置5は、電子値札装置7から取得した付加情報に基づいて、商品マスタ71を更新する。
一方で、上記の例に示した、商品情報表示システム1の各機能をソフトウェアプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供できる。記憶媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
上記に示した実施例によらず、商品情報表示システム1の処理工程について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
商品情報表示システムのシステム構成図である。 電子値札装置の斜視図である。 電子POP装置の斜視図である。 商品情報表示システムの制御構成図である。 POPコードと表示データファイルとの関係を示す図である。 商品マスタの一例を示す図である。 商品情報表示システムにおける表示制御処理を示すフローチャートである。 POPコードと表示データファイルと割引率との関係を示す図である。 POP表示具を装着する場合における電子値札装置およびPOP表示具の斜視図である。
符号の説明
1…商品情報表示システム 5…ホスト装置 6…ハンディターミナル 7…電子値札装置 8…電子POP装置(POP装置) 71…商品マスタ 74…表示価格 84…グループID(グループ情報) 95…POP表示具(POP装置)

Claims (7)

  1. 販売商品の表示価格を含む商品情報を表示する複数の電子値札装置と、前記複数の電子値札装置のうち1以上の前記電子値札装置に装着され、前記表示価格に付加して表示すべき付加情報を表示するPOP装置と、前記複数の電子値札装置をグループ化して表示制御を行うホスト装置と、を有する商品情報表示システムであって、
    前記電子値札装置は、
    自身が属するグループのグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記ホスト装置に対して前記グループに属する電子値札装置の価格更新指示を送信する価格更新指示手段と、を備え、
    前記ホスト装置は、
    前記販売商品毎に、前記電子値札装置に表示するための前記表示価格がグループ毎に記録された商品マスタと、
    前記複数の電子値札装置から、前記POP装置に表示されている前記付加情報を取得する付加情報取得手段と、
    任意の1の前記電子値札装置から前記価格更新指示を受信した場合、前記各電子値札装置から取得した前記付加情報に基づいて、前記商品マスタに記録された前記グループ内の前記各電子値札装置の前記表示価格を、取得した前記付加情報に対応した価格に書き換える書き換え手段と、を備えたことを特徴とする商品情報表示システム。
  2. 前記ホスト装置は、
    任意の1の前記電子値札装置から前記価格更新指示を受信した場合、前記グループ内の前記電子値札装置に、前記書き換え手段により書き換えられた価格を表示させる表示制御データを送信する表示制御データ送信手段をさらに備え、
    前記電子値札装置は、
    受信した前記表示制御データに基づいて当該価格を表示することを特徴とする請求項1に記載の商品情報表示システム。
  3. 前記販売商品から前記商品情報を取得すると共に、前記商品マスタに前記商品情報を登録するために前記ホスト装置と通信するハンディターミナルをさらに有した商品情報表示システムであって、
    前記ハンディターミナルは、
    前記電子値札装置に対し、前記価格更新指示手段による前記価格更新指示を送信するように指示する送信指示手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の商品情報表示システム。
  4. 販売商品の表示価格を含む商品情報を表示する複数の電子値札装置と、前記複数の電子値札装置のうち1以上の前記電子値札装置に装着され、前記表示価格に付加して表示すべき付加情報を表示するPOP装置と、
    前記販売商品毎に、前記電子値札装置に表示するための前記表示価格がグループ毎に記録された商品マスタを備えると共に、前記複数の電子値札装置をグループ化して表示制御を行うホスト装置と、
    前記販売商品から前記商品情報を取得すると共に、前記商品マスタに前記商品情報を登録するために前記ホスト装置と通信するハンディターミナルと、を有する商品情報表示システムであって、
    前記電子値札装置は、
    自身が属するグループのグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段を備え、
    前記ハンディターミナルは、
    前記ホスト装置に対して前記グループに属する電子値札装置の価格更新指示を送信する価格更新指示手段を備え、
    前記ホスト装置は、
    前記複数の電子値札装置から、前記POP装置に表示されている前記付加情報を取得する付加情報取得手段と、
    前記ハンディターミナルから前記前記価格更新指示を受信した場合、前記各電子値札装置から取得した前記付加情報に基づいて、前記商品マスタに記録された前記グループ内の前記各電子値札装置の前記表示価格を、取得した前記付加情報に対応した価格に書き換える書き換え手段と、を備えたことを特徴とする商品情報表示システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の商品情報表示システムに用いられる電子値札装置として機能する電子値札。
  6. 販売商品の表示価格を含む商品情報を表示する複数の電子値札装置と、前記複数の電子値札装置のうち1以上の前記電子値札装置に装着され、前記表示価格に付加して表示すべき付加情報を表示するPOP装置と、
    前記販売商品毎に、前記電子値札装置に表示するための前記表示価格がグループ毎に記録された商品マスタを備えると共に、前記複数の電子値札装置をグループ化して表示制御を行うホスト装置と、を有する商品情報表示システムの表示制御方法であって、
    前記電子値札装置が、
    自身が属するグループのグループ情報を記憶するステップと、
    前記ホスト装置に対して前記グループに属する電子値札装置の価格更新指示を送信するステップと、を実行し、
    前記ホスト装置が、
    前記複数の電子値札装置から、前記POP装置に表示されている前記付加情報を取得するステップと、
    任意の1の前記電子値札装置から前記前記価格更新指示を受信した場合、前記各電子値札装置から取得した前記付加情報に基づいて、前記商品マスタに記録された前記グループ内の前記各電子値札装置の前記表示価格を、取得した前記付加情報に対応した価格に書き換えるステップと、を実行することを特徴とする商品情報表示システムの表示制御方法。
  7. コンピュータに、請求項6に記載の商品情報表示システムの表示制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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