JP4820537B2 - 燃料電池およびその駆動システム - Google Patents

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Description

本発明は、電気化学的な反応を利用した固体高分子型燃料電池に関し、特に、教材や初期的研究に用いるための燃料電池およびその駆動システムに関する。
従来、この種の固体高分子型燃料電池について、ガス拡散性で電子伝導率を有する電極を固体高分子電解質膜の両面に配置した単電池と、一面に酸化ガス流路が設けられ、他面に燃料ガス流路が設けられたガス流路セパレータとを交互に複数積層した積層体から構成している。また、燃料電池の研究や試験においては、単セルを用いて、各種の電解質の膜を交換したり、セパレータの流路を変えたりして試験を行っている。また、この発明の出願者による使い勝手の良い試験用の燃料電池も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特願2001−211792号 (第5―6頁、第1−4図)
しかし、上記の最初の従来の単セルを用いる場合、多くの部品点数を必要とすることなどで高価であり、特に学習用教材に用いようとする場合、使用が経済的に困難である。また、上記の特許文献で提案されているものは、相当に改良されているが、さらなる改良が要求されている。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、従来のものに比較して必要な部品の数をできるだけ少なくしつつ組立および分解を容易にすることで、使い勝手よい低廉な価格の燃料電池を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の燃料電池は、固体高分子電解質膜と、固体高分子電解質膜の一方の面の上に配置された第1のシート状電極と、第1のシート状電極の上に配置された空気極セパレータと、空気極セパレータの上に配置された空気極側プレートと、固体高分子電解質膜の他方の面の上に配置された第2のシート状電極と、第2のシート電極の上に配置された水素極セパレータと、水素極セパレータの上に配置された水素極側プレートと、前記固体高分子電解質膜、第1,第2のシート状電極、空気極セパレータ、水素極セパレータによって単セルを構成するように、空気極側プレートと水素極側プレートとの間にそれらを挟持させるねじ締め組立部材とを有する。
このような構成によれば、部品点数が少なくて単セルを構成することができるので、安価で組立および分解が容易な燃料電池を提供することができる。
また、この発明の燃料電池において、前記各部材がねじ締め組立部材によって組み立てられる場合に、空気極側プレートと水素極側プレートとの間を所定の間隔に規定する位置決め支柱が空気極側プレートまたは水素極側プレートに設けられている。したがって、前記各部材がねじ締め組立部材によって組み立てられる場合に、ねじ締めが強すぎるということが自動的に防止される。
また、この発明の燃料電池において、空気極側プレートと水素極側プレートとは、透明な絶縁体から形成されている。したがって、空気極セパレータおよび水素極セパレータが外部の導電体に接触する危険が無く、組み立てられた状態も外部から容易に観察することができる。
また、この発明の燃料電池において、第1,第2のシート状電極は、電極用開口を有するガスケットと、電極用開口に配置される拡散層付き電極とからなる。拡散層付き電極を適宜な大きさに設定できる。
また、この発明の燃料電池において、前記位置決め支柱は、ほぼ4角形の空気極側プレートまたは水素極側プレートの4隅に設けられており、空気極側プレートと水素極側プレートとの間に挟持される各部材は、ほぼ4角形であるが、その4隅は、拡散層付き電極を除いて、位置決め支柱の外形に合わせて切り欠かれており、各部材が空気極側プレートと水素極側プレートとの間に組み立てられる際に、切り欠きと位置決め支柱の外形とによって位置決めされる。組立時の位置決めが極めて容易である。
また、この発明の燃料電池において、水素極側プレートには、一方の面から筒状に突出し、一方の面から他方の面に水素を供給する第1,第2の水素流路が設けられ、水素極セパレータには水素極側プレートの第1,第2の水素流路に対応する位置にあって、水素極側プレートと当接する水素極セパレータの第1の面から拡散層付き電極に当接する第2の面に貫通する第3,第4の水素流路が設けられるとともに、第2の面には第3の水素流路から供給される水素を拡散層付き電極の表面に沿って流し、第4の水素流路に排出させる溝である水素分散路が形成され、第1,第2の水素流路と第3,第4の水素流路との接続部分はOリングでシールされているのが好ましい。
また、この発明の燃料電池において、第1,第2の水素流路は、別体の金属部品から形成されていて、取り外し可能に装着されているのが好ましい。
また、この発明の燃料電池において、空気極側プレートには、中央部分に空気供給用開口が設けられ、空気極セパレータには空気極プレートの中央部分に対応する位置に複数の空気供給流路が開けられているのが好ましい。
また、この発明の燃料電池において、空気極セパレータとして水素極セパレータと同形状の部材を用い、空気極側プレートとして水素極側プレートに位置決め支柱を追加した形状の部材を用いるとともに、全体をねじ締め組立部材によって組み立てできるようにした燃料電池。供給空気量を制御できるようになる。
この発明の燃料電池駆動システムは、水素供給ラインに水素流量計を配置している。したがって、水素の供給量や供給状態が目視で容易に観察できる。
また、この発明の燃料電池は、空気極セパレータと水素極セパレータは、カーボン、膨張黒鉛、金属、導電性セラミック、または導電性ポリマーの少なくともいずれかを素材として用いて構成されるものである。
さらに、この発明の燃料電池は、水素ガス加湿機能を有する水素流量計を備えていることを特徴とする。
以上に詳述したように本発明によれば、部品点数が少なくて単セルを構成することができるので、安価で組立および分解が容易な燃料電池を提供することができる。また、位置決め支柱が設けられていることにより、各部材の組立の際に、ねじ締めが強すぎるということがなく、各部材が空気極側プレートと水素極側プレートとの間に組み立てられる際に、切り欠きと位置決め支柱の外形とによって位置決めが自動的に行われる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1(a)は、この発明の燃料電池を示す正面図、図1(b)は、図1(a)を上方から見た図、図1(c)は、図1(a)を下方から見た図、図2ないし図6は、図1の燃料電池に用いられている各部材をそれぞれ示す図である。図1で示される燃料電池は、空気極側プレート10と、空気極セパレータ20と、複数枚のシート用部材(後述)と、水素極セパレータ40と、水素極側プレート50と、Oリング41(図5参照)と、組立ねじ60とから構成されている。
図2(a)は、空気極側プレート10を示す正面図、図2(b)は、図2(a)を上から見た図、図2(c)は、図2(a)を下から見た図である。空気極側プレート10は燃料電池の組立状態や内部がよく見えるように透明なアクリルで形成されている。この場合、透明で絶縁体であれば、他の材料であってもかまわない。空気極側プレート10の上面の4隅には位置決め支柱10aが設けられている。この位置決め支柱10aは、以降で説明する各部の組立のための位置決めに用いられる。位置決め支柱10aの中央部には組立ねじ60(あるいは、6角ボルト)のねじ山の外径よりも若干大きい貫通孔が設けられ、組立ねじ60をガイドするように作用する。他方、位置決め支柱10aよりも下方には組立ねじ60のためのタップ付きねじ穴10bが設けられている。
図3(a)は、空気極セパレータ20を示す平面図、図3(b)は、図3(a)の正面図、図3(c)は、図3(a)の下面図である。空気極セパレータ20は、不透過性のカーボンあるいは金属から形成されている。空気極セパレータ20の中央部分には、厚み方向に貫通する複数の空気流路20a(酸素を用いる場合には酸素流路;この例では、9個所)が開けられ、中央部分の4隅には位置決め支柱10aの外周で切り取られたようなRカット20bが設けられている。また、空気極セパレータ20の一部からは、空気極セパレータ端子部20cが延び出している。空気極セパレータ20は、4個所のRカット20bがそれぞれ位置決め支柱10aの外周に沿って移動するように、空気極側プレート10の上に置かれる。
図4(a)ないし図4(e)は、空気極セパレータ20と水素極セパレータ40との間にそれぞれ配置されるシート状の部材を示す平面図であって、その形状およびその配置順序を示している。したがって、ガスケット31を2枚、拡散層付き電極32を2枚、固体高分子電解質膜33を1枚用いることとなる。空気極側プレート10の上に置かれた空気極セパレータ20の上に、図4(a)で示されるものから図4(e)で示されるものの順で配置される。この場合、各部材31,33のRカット31b,33bは、位置決め支柱10aの外周に沿って移動する。
最初に、図4(a)で示されるように、中央部分に電極用開口31aを有するシート状のガスケット31を空気極セパレータ20の上に置く。次に、空気極セパレータ20の電極用開口31aの中にシート状の拡散層付き電極32を置く。ガスケット31と、拡散層付き電極32とはほぼ同じ厚みを持っているので両者の上面はほぼ平らになる。ガスケット31と拡散層付き電極32とが形成する平面の上にシート状の固体高分子電解質膜33を置く。固体高分子電解質膜33の上に更にガスケット31と拡散層付き電極32を置く。この例では、ガスケット31と拡散層付き電極32とによってシート状電極を構成しているが、コストなどを無視すれば、拡散層付き電極の材料でシート状電極の全体を形成してもよい。これらのシート状の部材が平らな層をなすように置かれた上に図5で示されるような水素極セパレータ40を置く。
図5(a)は、水素極セパレータ40を示す平面図、図5(b)は、図5(a)の正面図、図5(c)は、図5(a)の下面図である。水素極セパレータ40は、空気極セパレータ20と同様にガス不透過性のカーボンあるいは金属から形成されている。水素極セパレータ40は、空気極セパレータ20と同様な外形をしているが、水素極セパレータ端子部40cは、空気極セパレータ20の空気極セパレータ端子部20cとは線対称の位置に来るように形成されている。水素極セパレータ40には、図5(a)に示されるように、厚み方向に貫通する2本の水素流路40aが設けられている。水素流路40aの周囲には、シール溝40dが形成され、シール溝40dにはOリング41が配置される(シール溝やOリングは、水素極側プレート50に配置するようにしてもよい)。水素極セパレータ40の下面には、図5(c)に示されるように、貫通した水素流路40aの一方からジグザグ状の経路(拡散層付き電極に対する水素の接触面積を増加させる)を経て他方に連絡している溝である水素分散路40eが形成されている。
上述の水素極セパレータ40の水素分散路40eが拡散層付き電極32の上に来るように水素極セパレータ40を置き、Oリング41がシール溝40dに置かれていることを確認し、その上に図6に示されている水素極側プレート50を置く。水素極側プレート50は燃料電池の組立状態や内部がよく見えるように透明なアクリルで形成されている。この場合、透明で絶縁体であれば、他の材料であってもかまわない。水素極側プレート50は、空気極側プレート10とともに空気極セパレータ20と水素極セパレータ40が外部の導体にむやみに触れないようにガードする役目も担っている。また、水素極側プレート50は、図6(a)に示されるように、水素極側プレート50の上面側には、組立ねじ60による組立時に、組立ねじ60の頭部を収納するためのねじ穴50bと、ねじ穴50bに連結し、組立ねじ60のねじ山の部分をガイドするねじガイド穴50cとを有する。
さらに、水素極側プレート50の上面には、中心部に貫通孔が設けられた2本の水素流路50aが突出するように形成されている。この2本の水素流路50aは、水素極側プレート50が水素極セパレータ40の上に組み付けられたとき、水素極セパレータ40の水素流路40aと連通する。その場合、水素流路40aと水素流路50aとの当接部分の周囲は、シール溝40dに置かれたOリング41によってシールされ、水素の漏洩を防止する。なお、水素流路50aは、水素極側プレート50と一体的に形成されているが、別体のプラスチックスや金属などからなる水素流路がねじ込みなどで取り付けられるように構成してもよい。
上述のように各部材10,20,30,40,41,50が重ねられた後に、水素極側プレート50のねじ穴50bから下に向けて組立ねじ60を挿入し、組立ねじ60のねじ山が空気極側プレート10のタップ付きねじ穴10bのねじと螺合するように組立てる。この場合、空気極側プレート10の位置決め支柱10aの高さH0は、組立が完了したとき、空気極セパレータ20と水素極セパレータ40とに挟まれたシート状の部材が適切な圧力で保持されるように設定されている。また、この例の場合、高さH1は約29.6mm、高さH2は約37.6mmであった。組立ねじ60のねじ頭は、ねじ穴50bの中に収納される。このように、この燃料電池は、極めて少ない部品数(例えば、空気極セパレータ20および水素極セパレータ40は、セパレータおよび集電板の役目も担っている)で燃料電池を構成することができ、組み立ても5〜10分で行うことができる。したがって、各種の空気極セパレータ、水素極セパレータ、電解質膜等の交換が容易であり、この燃料電池は、評価実験によく適合している。
このように組み立てられた燃料電池において、一方の水素流路50aから供給された水素は、水素分散路40eを通過し、水素極セパレータ側に配置された拡散層付き電極32の表面に供給され、反応後の残余の水素は他方の水素流路50aを経由して排出される。他方、空気極側プレート10の空気供給用開口10dを通過した空気(酸素)は自然供給の形で空気極セパレータ20の空気流路20aを経て水素極セパレータ側に配置された拡散層付き電極32の表面に供給される。固体高分子電解質膜33を介して発生するイオン電導性と電子非電導性とにより、電気極20と水素極セパレータ40との間に接続される負荷に電力が供給される。
上述のように燃料電池を駆動する場合に、複数個を空気極セパレータ端子部20cおよび水素極セパレータ端子部40cを用いて直列に配線接続すればスタックを形成することもできる。また、水素供給ラインに例えば図7に示すような簡易な気体流量計(水素流量計)70を接続すれば、水素の供給量や供給状態を目視で簡単に観察することができる燃料電池駆動システムを構成することができる。この場合に用いられる図7の気体流量計70は、密閉された透明容器71に半分ほど水を入れ、一本のガラスチューブ72(プラスチックのチューブでもよい)の下端は水の中にあるように、もう一本のガラスチューブ73の下端は水よりも上にあるように配置したものである。水素をチューブ72に供給し、チューブ73から出てくる水素を水素側プレート50の水素流路50aにビニールチューブ等を介して供給する。このように構成すれば、水素の供給量や供給状態は、気体流量計70の中の水に生じる泡の状態で観察することができる。また、このように気体流量計において加湿機能を持たせるようにすることで、電解質膜が乾燥するのを防止することができる。
図1ないし図6で示したに燃料電池では、空気(酸素)は、空気極側プレート10の空気供給用開口10dと、空気極セパレータ20の空気流路20aとを介して拡散層付き電極32の表面を開放された空間に置いて自然供給されるようにしたが、図8に示すように(特に酸素を使用する場合)、閉鎖した空間で強制供給可能な形に構成してもよい。すなわち、図8の空気極側プレート80は、実質的に、図1の水素極側プレート50に空気極側プレート10の位置決め支柱10aと同様な位置決め支柱80bを追加した形状をしている。また、空気極セパレータ90としては、図1の水素極セパレータ40をOリング41とともに用いる。他の部材および組立ねじによる組立構造については図1の場合と同様に構成する。したがって、水素の供給は図1の場合と同様に行われるが、空気(この例では、主に酸素)の供給は、空気極側プレート80の一方の空気流路80aから供給し、他方の空気流路80aから排出する。この構成は、純酸素および純水素を用いた種々の実験などを行うのに便利である。
(a)は、この発明の燃料電池の実施の形態を示す正面図である。 (b)は、(a)で示される燃料電池を上方から見た図である。 (c)は、(a)を下方から見た図である。 (a)は、図1の空気極側プレートを示す正面図である。 (b)は、(a)で示される空気極側プレートを上方から見た図である。 (c)は、(a)で示される空気極側プレートを下方から見た図である。 (a)は、図1の空気極セパレータを示す平面図である。 (b)は、(a)で示される空気極セパレータの正面図である。 (c)は、(a)で示される空気極セパレータを下方から見た図である。 (a)は、図1の燃料電池に用いられるガスケットを示す平面図である。 (b)は、図1の燃料電池に用いられる拡散層付き電極を示す平面図である。 (c)は、図1の燃料電池に用いられる固体高分子電解質膜を示す平面図である。 (d)は、図1の燃料電池に用いられるもう1枚のガスケットを示す平面図である。 (e)は、図1の燃料電池に用いられるもう1枚の拡散層付き電極を示す平面図である。 (a)は、図1の水素極セパレータを示す平面図である。 (b)は、(a)で示される水素極セパレータの正面図である。 (c)は、(a)で示される水素極セパレータを下方から見た図である。 (a)は、図1の水素極側プレートを示す正面図である。 (b)は、(a)で示される水素極側プレートを上方から見た図である。 (c)は、(a)で示される水素極側プレートを下方から見た図である。 図1ないし図6で示される燃料電池を駆動させる際に使用される気体流量計を示す図である。 この発明の燃料電池のもう一つの実施の形態を示す正面図である。
符号の説明
10,80 空気極側プレート、20,90 空気極セパレータ、31 ガスケット、32 拡散層付き電極、33 固体高分子電解質膜、40 水素極セパレータ、41 Oリング、50 水素極側プレート、60 組立ねじ、70 気体流量計。

Claims (9)

  1. 固体高分子電解質膜と、
    電極用開口を有するガスケットと電極用開口に配置される拡散層付き電極とからなり、固体高分子電解質膜の一方の面のに配置された第1のシート状電極と、
    第1のシート状電極のに配置された空気極セパレータと、
    空気極セパレータのに配置された空気極側プレートと、
    電極用開口を有するガスケットと電極用開口に配置される拡散層付き電極とからなり、固体高分子電解質膜の他方の面のに配置された第2のシート状電極と、
    第2のシート状電極のに配置された水素極セパレータと、
    水素極セパレータのに配置された水素極側プレートと、
    前記固体高分子電解質膜、第1,第2のシート状電極、空気極セパレータ、水素極セパレータによって単セルを構成するように、空気極側プレートと水素極側プレートとの間にそれらを挟持させるねじ締め組立部材と、
    空気極側プレートと水素極側プレートとの間をねじ締めが強すぎない間隔に規定するよう、空気極側プレートまたは水素極側プレートの少なくとも4隅に設けられた位置決め支柱とを有し、
    空気極側プレートと水素極側プレートとの間に挟持される各部材の4隅は、拡散層付き電極を除いて、位置決め支柱の外形に合わせて切り欠かれており、各部材が空気極側プレートと水素極側プレートとの間に組み立てられる際に、切り欠きと位置決め支柱の外形とによって位置決めされる燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、
    空気極側プレートと水素極側プレートとは、透明な絶縁体から形成されている燃料電池。
  3. 請求項1または請求項2記載の燃料電池において、
    水素極側プレートには、一方の面から他方の面に水素を供給する第1の水素流路と、供給された水素を排出する第2の水素流路とが、該一方の面から筒状に突出して設けられ、
    水素極セパレータには、水素極側プレートの第1の水素流路に対応する位置にあって、水素極側プレートと当接する水素極セパレータの第1の面から拡散層付き電極に当接する第2の面に貫通する第3の水素流路と、水素極側プレートの第2の水素流路に対応する位置にあって、第1の面から第2の面に貫通する第4の水素流路とが設けられるとともに、第2の面には第3の水素流路から供給される水素を拡散層付き電極の表面に沿って流し、第4の水素流路に排出させる溝である水素分散路が形成され、
    第1の水素流路と第3の水素流路との接続部分及び第2の水素流路と第4の水素流路との接続部分はOリングでシールされている燃料電池。
  4. 請求項3記載の燃料電池において、
    第1,第2の水素流路は、別体の金属部品から形成されていて、取り外し可能に装着されている燃料電池。
  5. 請求項3記載の燃料電池において、
    空気極側プレートには、中央部分に空気供給用開口が設けられ、空気極セパレータには空気極側プレートの中央部分に対応する位置に複数の空気供給流路が開けられている燃料電池。
  6. 請求項1記載の燃料電池の空気極セパレータとして水素極セパレータと同形状の部材を用い、空気極側プレートとして水素極側プレートに位置決め支柱を追加した形状の部材を用いるとともに、全体をねじ締め組立部材によって組み立てできるようにした燃料電池。
  7. 請求項1記載の燃料電池の水素供給ラインに水素流量計を配置した燃料電池駆動システム。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の燃料電池において、
    空気極セパレータと水素極セパレータは、カーボン、膨張黒鉛、金属、導電性セラミック、または導電性ポリマーの少なくともいずれかを素材として用いて構成される燃料電池。
  9. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の燃料電池において、
    水素ガス加湿機能を有する水素流量計を備えていることを特徴とする燃料電池。
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