JP4885472B2 - ターンテーブル及びそれを用いたターンコンベア並びにコンベア用受け皿 - Google Patents
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Description
また、円筒状等の向きが変わりやすい搬送物に対して上述したようなターンテーブルを用いると、搬送物がターンテーブル上で意図しない向きに変わることが多く、搬送物が一定の向きであることを前提とした加工機械への供給や箱詰め等の作業に適さなかった。更に、搬送物が小さい場合は、コンベアとターンテーブルとの間に生じる段差によって搬送物が引っ掛かり、詰まったり、向きが変わったりすることがあった。
また、下側のコンベアに落下させる場合は、落下及び落下後の衝撃等によって向きが変わることがあった。
1.第1コンベア11a及び第2コンベア11bの間に設けられて使用されるターンテーブル12であって、該ターンテーブル12は、円錐の軸を中心にして回転する円錐部121と、該円錐部121の傾斜面に設けられ、搬送物を載置して搬送する摩擦部122と、該円錐部121の周に沿って設けられるテーブルガイド123と、を備え、上記摩擦部122は、その一部が上記円錐部121の周縁よりも延出しており、上記搬送物は上記摩擦部122の延出した部分に載置され、上記搬送物の重みによって上記摩擦部122の延出した部分を上記搬送物の載置部分の形状に沿って凹ませた状態で、上記円錐部を回転することで、上記搬送物の搬送方向を変えることを特徴とするターンテーブル。
2.上記搬送物は円筒状である上記1.記載のターンテーブル。
3.第1コンベア11a及び第2コンベア11bと、上記1.又は2.に記載のターンテーブル12と、を備えるターンコンベアであって、
該第1コンベア11a及び該第2コンベア11bは、搬送部111と、少なくとも該搬送部111の一方側に設けられる壁部112と、該搬送部111の上方に該壁部112から間隔を空けて設けられるコンベアガイド113と、を備えることを特徴とするターンコンベア。
4.上記コンベアガイド113は、一方側の末端がターンテーブル12の上方まで延伸されている上記3.記載のターンコンベア。
5.ターンテーブル12の円錐部121は上記搬送部111の一端側上方に位置し、ターンテーブル12の摩擦部122の周縁を該搬送部111と接触させる上記3.又は4.に記載のターンコンベア。
6.上記3.に記載のターンコンベア用のコンベア用受け皿であって、
該第2コンベアの進行方向に沿って設けられる壁面部21を備え、該第2コンベアに設けられた壁部の末端にその一端を係止して設けられ、該壁面部21が、その間隔を下方に向かって狭くなるテーパ形状であり、且つ、該壁部に載置する該一端の上側が該第2コンベア側に伸張されていることを特徴とするコンベア用受け皿。
摩擦部の一部を円錐部の周縁よりも延出する場合は、コンベアとの段差を小さくすることができ、搬送物の向きを保ちつつ搬送方向を変えることができる。
搬送物が円筒状の場合は、本発明のターンコンベアの効果を特に享受することができる。
また、コンベアガイド113を円錐部121の上方まで延伸することによって、コンベアベルト等の搬送部111及び円錐部121間の受け渡しを確実におこなうことができ、搬送物の向きが変わったり、引っ掛かることを防止することができる。
更に、円錐部121を搬送部111の上方に設け、且つ摩擦部122の周縁を搬送部111と接触するように配設することによって円錐部121が搬送部111と接触して稼働させるための負荷が大きくなることを抑制すると共に、搬送部111及び円錐部121間の受け渡しを確実におこなうことができ、搬送物の向きが変わったり、引っ掛かることを防止することができる。
本ターンテーブル及びそれを用いたターンコンベアを用いて搬送される「搬送物」の形状は、コンベアに載せられる固形物であれば特に問わない。特に、本ターンテーブル及びそれを用いたターンコンベアは、円筒状等の載置面が曲面等のために転がったり滑ったりし易い搬送物の搬送に適する。
上記「円筒状」は、円筒形状及びそれに似た形状をいう。例えば、円筒形状そのものの他、1以上の突起及び窪み等を具備する形状、並びにテーパ若しくはふくらみを持った円筒形状等を挙げることができる。また、円柱形状及びそれに似た形状を含めてもよい。
本ターンテーブル及びそれを用いたターンコンベアに用いる上記「コンベア」の種類は特に問わず、例えばベルトコンベア、振動コンベア等を挙げることができる。また、上記「搬送部111」は、コンベアの搬送物の搬送を行う部分をいい、例えば図2に例示するベルトコンベア11であればコンベアベルト111が搬送部111であり、振動コンベアであれば振動面が搬送部である。
更に、コンベアガイド113は例えば図1に例示するように、その一方側の末端がターンテーブル12の上方まで延伸するのが好ましい。ターンテーブル12の上方まで延伸することによって、コンベア110及び円錐部121間を搬送物3が移動するときにその向きが変わらないように誘導することができるからである。また、延伸する長さは任意に選択することができるが、例えば、コンベアガイド113の端が円筒部121の外周の上方に位置するまで延伸することを挙げることができる。
このような円錐部121の傾斜面部分に搬送物を載置することによって搬送物が外周側に寄りやすくなり、円錐部121の周に沿って設けられるテーブルガイド123と接しながら回転するため、搬送物の向きを搬送方向に対して容易に一定に保つことができる。また、円錐部の斜面の傾斜角度は搬送物の移動容易性に合わせて任意に選択することができる。
更に、円錐部121は図2及び図3に例示するように、コンベア11の搬送部111の一端側の上方に位置するのが好ましい。円錐部121が搬送部111と接触しないように上下の隙間を空けて設けることによって、円錐部121が搬送部111と接触して稼働させるための負荷が大きくなることを抑制して円錐部121の回転を安定させることができ、搬送物の向きが変わったり、引っ掛かることを防止することができる。また、隙間を設けても円錐部121から延出した摩擦部122が搬送部111と接触するため、ターンテーブル12自体と搬送部111間の段差は摩擦部122の厚さのみになり、搬送物の引っ掛かり等を抑制することができる。設ける隙間の大きさは、円錐部121が搬送部111と接触しない大きさであればよく、任意に選択することができる。
摩擦部122は図2及び図3に例示するように、その一部が円錐部121の周縁から延出することが好ましい。また、摩擦部122の周縁を搬送部111の搬送面と接触させるのが好ましい。摩擦部122を円錐部121の周縁から延出することによって摩擦部122の下端を円錐部121の下端と略同じ高さ、又はより低い位置にすることができるため、搬送部111とターンコンベアとの間に生じる段差をなくし、これらの間を搬送物が容易に引っ掛かることなく搬送することができるからである。
本実施例は、セラミック製で円筒状の搬送物3を搬送するためのターンコンベアであり、図1及び図2に示すように、2本のベルトコンベア11a、11b、及びターンテーブル12を備える。また、図4及び図5に示すように下流側のコンベア11bの末端には受け皿2が設けられている。
コンベア11a、11bは、搬送物2を搬送する搬送部であるコンベアベルト111を備えるコンベア本体110、コンベア本体110の側方に設けられる壁部112及びコンベアガイド113を備える。また、コンベアガイド113は図2及び図3に示すように、コンベアベルト111に接触しないようコンベアベルト111上に設けられており、搬送物3が向きを変えずに通過できる間隔を空けて固定されている。
円錐部121は、直径が約270mm、高さが約10mmの金属板であり、上方にテーパを備える。更に、円錐部121はその一部がコンベアベルト111の上面から約1mm上方に位置する。
摩擦部122は、直径が約300mm、厚さが約1mmのウレタンゴム製の円盤状シートであり、円錐部121のテーパ面上に設けられている。また、円錐部121の外周よりも約15mm延出し図3に示すように、コンベアベルト111と接触させることによって、コンベア11a、11bのコンベアベルト111との高低差を摩擦部122の厚さ分である約1mmとし、搬送物3がコンベア11a、11bとターンテーブル12との間を搬送されるときに、引っ掛かりにくいようにしている。
テーブルガイド123は、円錐部121の外周、且つ摩擦部122の周縁に接するように設けられた壁部である。また、テーブルガイド123は、コンベア11a、11bの各壁部112の間に設けられている。
また、ターンテーブルの構造は摩擦部を設けた円錐部と、テーブルガイドとからなる簡単なものであり、様々な大きさの搬送物に対して調節をすることなく使用することができ、円錐部上で搬送物が引っ掛かる等の異常を起こしにくい。
更に、コンベア11a、11bとターンテーブル12との位置関係と、テーブルガイド123を設ける範囲とを変更するだけで搬送方向を変える角度を変更することができ、コンベア作業の構成を容易に変更することができる。また、摩擦部の一部を円錐部の周縁よりも延出することによって、コンベアベルト111との段差を小さくすることができ、搬送物の引っ掛かりを少なくすることができる。
Claims (6)
- 第1コンベア11a及び第2コンベア11bの間に設けられて使用されるターンテーブル12であって、該ターンテーブル12は、円錐の軸を中心にして回転する円錐部121と、該円錐部121の傾斜面に設けられ、搬送物を載置して搬送する摩擦部122と、該円錐部121の周に沿って設けられるテーブルガイド123と、を備え、
上記摩擦部122は、その一部が上記円錐部121の周縁よりも延出しており、
上記搬送物は上記摩擦部122の延出した部分に載置され、上記搬送物の重みによって上記摩擦部122の延出した部分を上記搬送物の載置部分の形状に沿って凹ませた状態で、上記円錐部を回転することで、上記搬送物の搬送方向を変えることを特徴とするターンテーブル。 - 上記搬送物は円筒状である請求項1記載のターンテーブル。
- 第1コンベア11a及び第2コンベア11bと、請求項1又は2に記載のターンテーブル12と、を備えるターンコンベアであって、
該第1コンベア11a及び該第2コンベア11bは、搬送部111と、少なくとも該搬送部111の一方側に設けられる壁部112と、該搬送部111の上方に該壁部112から間隔を空けて設けられるコンベアガイド113と、を備えることを特徴とするターンコンベア。 - 上記コンベアガイド113は、一方側の末端がターンテーブル12上まで延伸されている請求項3記載のターンコンベア。
- ターンテーブル12の円錐部121は上記搬送部111の一端側上方に位置し、ターンテーブル12の摩擦部122の周縁を該搬送部111と接触させる請求項3又は4に記載のターンコンベア。
- 請求項3に記載のターンコンベア用のコンベア用受け皿であって、
該第2コンベアの進行方向に沿って設けられる壁面部21を備え、該第2コンベアに設けられた壁部の末端にその一端を係止して設けられ、
該壁面部21が、その間隔を下方に向かって狭くなるテーパ形状であり、且つ、該壁部に載置する該一端の上側が該第2コンベア側に伸張されていることを特徴とするコンベア用受け皿。
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