JP4886570B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画面上にマーカオブジェクトを表示する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関するものである。
従来、画面上にマーカオブジェクトを書き込むためのマウス又は専用書き込みポインティングデバイス等の座標入力手段と、座標入力手段からの入力に応じて図形、文字又は軌跡等のマーカオブジェクトを表示する画面表示手段とを有する情報処理装置がある。この種の従来の情報処理装置においては、通常、画面上に書き込まれたマーカオブジェクトを構成する線又は面の、輝度、色、太さ、透明度等の表示状態がいつ書かれたものであっても一定であり、時間が経っても不変であった。
そのため従来の表示方法では既に描画されたものからは、それがいつ書き込まれたマーカオブジェクトであるかが分からず、同じペンで書き込まれたもの等ではどちらの情報が新しいものかが判別できなかった。
また、古い書き込み情報等はあまり参照されることがなく、新しく書き込まれた情報の表示を妨げてしまい、周辺部分の判読にも影響を与えていた。
そこで、このような問題を解決するものとして、特許文献1に記載の「オブジェクト強調表示方法及びその装置並びに記憶媒体」では、描かれたオブジェクトの経過時間による強調表示の技術が開示されている。このようなオブジェクトの表示状態変更の方法として、以下のような方法が挙げられる。
マーカオブジェクトの軌跡入力直後からの経過時間を計測して、経過時間とともに表示色の輝度を低下させる。
マーカオブジェクトの軌跡入力直後の経過時間を計測して、経過時間とともに軌跡の太さを細くする。
マーカオブジェクトの軌跡入力直後の経過時間を計測して、所定時間を越えたら軌跡を消去する。
マーカオブジェクト描画中は透明度をだんだん下げるといったフェードアウトをせず、全てを描画後に一括で消去する。
マーカオブジェクトの軌跡がフェードアウトする時に、軌跡全体が同一に変化するのではなく分割して変化する。
第2のマーカオブジェクトの軌跡が入力されたら、第1のマーカオブジェクトの軌跡に対応したジェスチャコマンドを無効にする。
第2のマーカオブジェクトの軌跡に対応するコマンドは、第一のマーカオブジェクトの軌跡を移動させるコマンド、等の方法が知られている。
また、マーカオブジェクトの経過時間を計測するにあたって、オブジェクトが表示されていない期間又はオブジェクトにフォーカスがあたっていない時は計測を中断するようにしたり、又は、計測方法を一時的に変更する等の手段を用いるようにしたりしている。これにより、いつのまにかオブジェクトが消えてしまったり、オブジェクトの表示状態の変化の経過を見ることができなかったりするのを防ぐことができる。具体的には、オブジェクトが描かれているコンピュータ画面中のウインドウが他のウインドウ等に隠されてしまいオブジェクトが見えなくなった場合において、いつのまにかオブジェクトが消えたりしている等を防ぐことができる。又は、他のウインドウにフォーカスがあたりオブジェクトが注視されていないような場合において、いつのまにかオブジェクトが消えたりしている等を防ぐことができる。
また、マーカオブジェクトの再現方法として、特許文献2に記載された「通信会議装置」では、マーカオブジェクトを保存し、マーカオブジェクトの表示画面切り替えに伴い、保存されたマーカオブジェクト情報からマーカを再生可能となる技術を開示している。
特開2000−89881号公報 特許第3177027号
近年では大画面表示装置を利用したテレビ会議システムや電子黒板システム、あるいは小型情報端末等が普及してきている。その入力デバイスとしては、マウス、タブレット、デジタイザ等が利用されており、特に画面に直接入力できるデジタイザにおいては慣用的な筆記具の操作と同様であることから文字、図形等を手書き入力する場面も多くなってきている。
しかしながら従来の方法では、マーカオブジェクトの1つの軌跡に対し、時間等の条件によりマーカオブジェクトの表示状態の変化を行うのみであった。そのため、マーカオブジェクトを連続して入力した場合においても、その表示状態の変化は単一のマーカオブジェクトのみに対してであった。手書き入力により文字等の一画一画のストロークは別であるが意味的には同じグループに属するものと言えるものである。つまり従来の方法では、その一ストロークごとに表示状態が変化してしまう為、文字等の連続するストロークの描画途中であっても文字の一部の表示状態が変化してしまうという欠点があった。
また連続するマーカオブジェクト描画中において、連続するマーカオブジェクトの内の一部が他のウインドウ等により隠され表示されなくなる等の場合においても、連続するマーカオブジェクトの一部のみの表示状態変更の中断等が行われるのみであった。そのため、同じ意味合いを持つ連続するマーカオブジェクトの一部のオブジェクトの表示状態のみが変化してしまうという欠点があった。
また、マーカオブジェクトの経過時間による表示状態の変化では、連続してマーカオブジェクトが描かれた場合において、次のマーカオブジェクト描画時にも先に描かれたマーカオブジェクトの表示が残っている場合があった。そのため、例えば文字入力ではなく下線を引く等の注釈をマーカオブジェクトで描画する場合においては、どのマーカオブジェクトに注視してよいかわかりにくいという欠点があった。
また、マーカオブジェクト情報を保存し、再現する場合においては、マーカオブジェクトごとに表示の開始、終了のタイミングが異なる。そのため、同じ意味合いを持つ連続するマーカオブジェクトであっても再生する場合の表示開始、終了のタイミングが同一ではないという欠点があった。
本発明は上記のような問題点を鑑みてなされたもので、電子情報表示装置等の情報処理装置において、座標入力装置でマーキングする複数ストロークのマーカオブジェクトの視認性を向上させる表示手段及び再生手段を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させる情報処理装置であって、第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの入力から所定時間内に入力されたか否かを判定する判定手段と、前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力されたと前記判定手段により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更手段と、を有し、前記変更手段は、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くすることを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させる情報処理装置であって、第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの所定範囲内に入力されたか否かを判定する判定手段と、前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力されたと前記判定手段により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更手段と、を有し、前記変更手段は、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くすることを特徴とする。
また、本発明の情報処理方法は、入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させる情報処理装置が行う情報処理方法であって、第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの入力から所定時間内に入力されたか否かを判定する判定工程と、前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力されたと前記判定工程により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更工程と、を有し、前記変更工程では、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くすることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させるコンピュータに、第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの入力から所定時間内に入力されたか否かを判定する判定手順と、前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力されたと前記判定手順により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更手順と、を実行させ、前記変更手順において、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くする処理を実行させることを特徴とする。
また、本発明の情報処理方法は、入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させる情報処理装置が行う情報処理方法であって、第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの所定範囲内に入力されたか否かを判定する判定工程と、前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力されたと前記判定工程により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更工程とを有し、前記変更工程では、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くすることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させるコンピュータに、第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの所定範囲内に入力されたか否かを判定する判定手順と、前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力されたと前記判定手順により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更手順と、を実行させ、前記変更手順において、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くする処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置において、座標入力装置でマーキングする連続するストロークの時間又は位置により、連続するストロークのマーカオブジェクトをグルーピングさせ表示状態の変更を同一とする。これにより、グルーピングされたマーカオブジェクトごとに視認しやすく表示することができる。
また、グルーピングされたマーカオブジェクトの一部が隠された場合等において、マーカオブジェクトの一部のみの表示状態が変化するということを防ぐことができる。
また、連続してマーカオブジェクトが描かれる場合において、先に描画されたマーカオブジェクトの表示状態又は経過時間により次のマーカオブジェクトを消去するようにする。これにより、例えば文字入力ではなく下線を引く等の注釈をマーカオブジェクトで描画する場合においても、マーカオブジェクトの周辺部分の判読に影響を与えるということを防ぐことができる。
また、マーカオブジェクト情報を保存し再現する場合でもグループ化されたマーカオブジェクト単位で表示の開始又は終了を行うことで、再現時において複数マーカオブジェクトが存在する場合でも視認性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を基に詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明を適用した情報処理装置の全体構成図である。本図において、1は図形、文字又は軌跡といった、マーカオブジェクト等の表示を行うディスプレイ等の表示手段である。
2はマーカオブジェクト等の入力を行う為のマウスやタブレット等の座標入力手段である。ここでは表示手段1上に直接座標入力可能なデジタイザ等の入力手段も含まれる。座標入力手段2は、マウス等で示されたポインタの指示位置又は近似の位置にマーカオブジェクトを描画するように指示を与える。
3はこの情報処理装置を制御する制御手段である。制御手段3において、4はマーカオブジェクト入力後の経過時間を計測する計測手段である。5は計測手段4によって測定された経過時間に応じてマーカオブジェクトの表示状態の変更を行う表示変更手段である。6は情報保存手段7により保存された保存情報を再生するための保存情報再生手段である。
7は複数のマーカオブジェクトと経過時間に応じた表示状態の変更情報とを保存する情報保存手段である。
図2は本発明を適用した場合のマーカオブジェクトの表示制御の処理手順を示したフローチャートである。
まず、ステップS201において、情報処理装置は、マーカオブジェクトが入力されたかどうかの判定を行う。マーカオブジェクトが入力された場合にはステップS202において時間を測定する。このときの計時手段としては、システムの時刻を利用する、あるいはタイマーを起動する等の手段が考えられる。
次にステップS203において、情報処理装置は、ステップS202からの経過時間に応じたマーカオブジェクトの表示状態の変更を行う。表示状態の変更例(変更終了状態)としては、マーカオブジェクトを構成する線又は面の、輝度、色、太さ、透明度、マーカオブジェクトの消去、マーカオブジェクトの非表示化(非表示状態)等がある。マーカオブジェクトの表示状態の変更は、次のマーカオブジェクトが描画されるか、描画ルーチンが終了するか、所定時間経過によりマーカオブジェクトの表示状態の変更が適用されなくなるまで行われるものとする。このとき表示状態変更を適用する所定時間は一定であっても任意のタイミングに設定してもよい。
次にステップS204において、情報処理装置は、次のマーカオブジェクトが描画されたか否かの判定を行い、描画されたならばステップS205においてそのマーカオブジェクトの時間の計測をする。
次にステップS206において、情報処理装置は、ステップS205及びステップS202で計測した時間とを比較し、先のマーカオブジェクトの描画から次のマーカオブジェクト描画までの時間が所定時間内であるか否か判定する。所定時間内でない場合はステップS202へ戻る。所定時間内である場合には、前記先のマーカオブジェクトと前記次のマーカオブジェクトとの所定時間経過による表示状態変更のタイミングを同一に設定する。このとき同一にする設定値は任意に設定できる。例えば先の描画マーカオブジェクトと同一にしてもよいし、次のマーカオブジェクトと同一としてもよい。そして、ステップS108において、情報処理装置は、終了判定を行う。終了しない場合はステップS102に戻り、再び表示状態の変更を行うルーチンにはいる。
図3は、図2のフローチャートのステップS206において、先のマーカオブジェクトの描画から次のマーカオブジェクト描画までの時間の比較の結果が所定時間内でない場合において、マーカオブジェクト消去の処理を追加したフローチャートである。なお、図2のフローチャートと重複する処理については説明を省略する。
図3の場合においては、ステップS307において、先のマーカオブジェクトが表示状態の変更が終了し次のマーカオブジェクトが描画された場合において先のマーカオブジェクトが消去される。
第1の実施の形態に係る情報処理装置では、座標入力装置でマーキングする連続するストロークの時間間隔により、入力時間間隔が所定時間より短い連続するストロークの複数マーカオブジェクトをグルーピングさせ表示状態の変化を同一とする。これにより、グルーピングされたマーカオブジェクトごとに視認しやすく表示することができる。また必要のないマーカオブジェクトの消去を行うことにより、先に描画されたマーカの周辺部分の判読に影響を与えるということを防ぐことができる。
(第2の実施の形態)
以下に記述する第2の実施の形態に係る情報処理装置は、図1に示した構成を用いる。よって、その説明は省略する。図4は本発明を適用した場合のマーカオブジェクトの表示制御の処理手順を示したフローチャートである。
まずステップS401において、情報処理装置は、マーカオブジェクトが入力されたかどうかの判定を行う。マーカオブジェクトが入力された場合にはステップS402において時間を測定する。このときの計時手段としてはシステムの時刻を利用する、あるいはタイマーを起動する手段等が考えられる。
次にステップS403において、情報処理装置は、ステップS402からの経過時間に応じたマーカオブジェクトの表示状態の変更を行う。表示状態の変更例としては、マーカオブジェクトを構成する線又は面の、輝度、色、太さ、透明度、マーカオブジェクトの消去等がある。マーカオブジェクトの表示状態の変更は、次のマーカオブジェクトが描画されるか、描画ルーチンが終了するか、所定時間経過によりマーカオブジェクトの表示状態の変更が適用されなくなるまで行われるものとする。このとき表示状態変更を適用する所定時間は一定であっても任意のタイミングに設定してもよい。
次にステップS404において、次のマーカオブジェクトが描画されたかどうかの判定を行い、描画されたならばステップS405においてそのマーカオブジェクトの時間の計測をする。
次にステップS406において、情報処理装置は、先に描画されたマーカオブジェクトの表示状態の変更がなかったかどうかの判定を行い、変更がなければステップS402に戻る。ステップS406において表示状態の変更があるならばステップS407において、情報処理装置は、先に描画されたマーカオブジェクトと次に描画されたマーカオブジェクトが接しているかどうかの判定を行う。接しているならばステップS409の処理へ進む。接していなければステップS408において、情報処理装置は、次のマーカオブジェクトが描画された位置が、先のマーカオブジェクトの描画された位置の所定範囲内にあるかどうかの判定を行う。所定範囲外であればステップS402の処理に戻る。所定範囲内であればステップS409の処理を行う。この時の所定範囲は任意の値を設定できるものとする。
また、所定範囲近傍かどうかの判断として、先のマーカオブジェクトの終了点と次のマーカオブジェクトの開始点との距離を測定する方法が一般的である。これの他にも、次のマーカオブジェクトの一部が所定範囲内に触れている、又は次のマーカオブジェクトの領域すべてが一定範囲内かどうか等の判定基準でもここではかまわないものとする。
そして、ステップS409において、前記先のマーカオブジェクトと前記次のマーカオブジェクトの所定時間経過による表示状態変更のタイミングを同一に設定する。このとき同一にする設定値は任意に設定できる。そして、ステップS410において、情報処理装置は、終了判定を行う。終了しない場合はステップS402に戻る。
ここで図5は図4のフローチャートのステップS408において、次のマーカオブジェクトが描画された位置が先のマーカオブジェクトの描画された位置の所定範囲外であると判断された場合のマーカオブジェクト消去の処理を追加したフローチャートである。なお、図4のフローチャートと重複する処理については説明を省略する。
図5の場合においては、ステップS508において、先のマーカオブジェクトと次のマーカオブジェクトが一定近傍内でないと判断された場合に先のマーカオブジェクトが消去される。
第2の実施の形態に係る情報処理装置では、座標入力装置でマーキングする連続するストロークのうち、先のマーカオブジェクトと次のマーカオブジェクトの描画された位置により、オブジェクトの距離が接している、または所定近傍領域内にある場合において複数マーカオブジェクトをグルーピングさせ表示状態の変化を同一とする。これにより、グルーピングされたマーカオブジェクトごとに視認しやすく表示することができる。また必要のないマーカオブジェクトの消去を行うことにより、先に描画されたマーカの周辺部分の判読に影響を与えるということを防ぐことができる。
(第3の実施の形態)
以下に記述する第3の実施の形態に係る情報処理装置は、図1に示した構成を用いる。よって、その説明は省略する。図6は本発明を適用した場合のマーカオブジェクトの画面表示例を示している。
本図において、11は図形、文字又は軌跡といった、マーカオブジェクト等の表示を行うディスプレイ等の表示手段である。ディスプレイ11にはマーカオブジェクトを描画するエリアとしてウインドウ12がある。マーカオブジェクトは経過時間に応じ表示状態の変更を行うものとする。
ウインドウ12上にはマーカオブジェクトであるマーカオブジェクト13、14及び15が描画されている。ここでマーカオブジェクト14、15は前記経過時間またはマーカオブジェクト同士の距離等の判断により表示状態の変更が既に同一になっているものとする。
ここでこれら複数のマーカオブジェクトと、経過時間に応じた表示状態の変更情報とを前記情報保存手段7に保存し、保存情報再生手段6により保存した情報を読み出し再生を行うことにより、表示状態の変更情報も再生可能となる。
再生時において、通常はオブジェクト毎の表示開始・終了タイミングが再生されるのが一般的である。しかし、図6中のマーカオブジェクト14及び15は前記判断により表示状態の変更が同一となるグループ化をされている為、再生時においても再生表示開始のタイミング又は再生終了のタイミングを同一としてもよい。
図7は、図6において、ウインドウ12とは別のウインドウ16によりウインドウ12上のマーカオブジェクト14が隠されてしまい、ウインドウ12上にはマーカオブジェクト15、13のみ表示されている状態を示す図である。
マーカオブジェクト14、15の表示状態の変更は経過時間によるものだが、この場合、表示状態の変更を一時停止し、ウインドウ16がマーカオブジェクト14上から移動又は消去された場合に、残存する経過時間に応じた表示状態変更を再開するとしてもよい。
またこれらの表示状態変更の一時停止、再開は、単一のマーカオブジェクト毎に行っても、グループ化されているオブジェクト単位で同時に再開又は停止を行ってもよい。
第3の実施の形態に係る情報処理装置では、マーカオブジェクト情報を保存し再現する場合でもグループ化されたマーカオブジェクト単位で表示の開始または終了を行うことで、複数マーカオブジェクトが存在する場合でも視認性を向上させることができる。また、グルーピングされたマーカオブジェクトの一部が隠された場合等において、マーカオブジェクトのグループの一部のみの表示状態が変化するということを防ぐことができる。
なお、本発明を実現するために、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記憶媒体を用いても良い。この場合には記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって本発明の目的が達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置におけるマーカオブジェクト表示制御の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置におけるマーカオブジェクト表示制御の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置におけるマーカオブジェクト表示制御の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置におけるマーカオブジェクト表示制御の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装置における画面表示例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装置における画面表示例を示す図である。
符号の説明
1、11 表示手段
2 入力手段
3 制御手段
4 計測手段
5 表示変更手段
6 保存情報再生手段
7 情報保存手段
12 描画ウインドウ
13 マーカオブジェクト
14、15 グループ化されたマーカオブジェクト
16 ウインドウ

Claims (10)

  1. 入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させる情報処理装置であって、
    第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの入力から所定時間内に入力されたか否かを判定する判定手段と、
    前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力されたと前記判定手段により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更手段と、
    を有し、
    前記変更手段は、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くすることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間経過後に入力されたと前記判定手段により判定された場合、前記表示部に表示中の前記第2のマーカオブジェクトを消去する消去手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させる情報処理装置であって、
    第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの所定範囲内に入力されたか否かを判定する判定手段と、
    前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力されたと前記判定手段により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更手段と、
    を有し、
    前記変更手段は、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くすることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記第1のマーカオブジェクトが、先に入力された前記第2のマーカオブジェクトの所定範囲外に入力されたと前記判定手段により判定された場合、前記表示部に表示中の前記第2のマーカオブジェクトを消去する消去手段を有することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定手段は、前記第2のマーカオブジェクトの入力から所定時間が経過したことに応じて前記第2のマーカオブジェクトの表示状態が変更された後に入力された前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力されたか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記変更手段は、前記判定手段による判定に応じて、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの輝度を変更することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させる情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの入力から所定時間内に入力されたか否かを判定する判定工程と、
    前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力されたと前記判定工程により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更工程と、
    を有し、
    前記変更工程では、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くすることを特徴とする情報処理方法。
  8. 入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させるコンピュータに、
    第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの入力から所定時間内に入力されたか否かを判定する判定手順と、
    前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力されたと前記判定手順により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更手順と、
    を実行させ
    前記変更手順において、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの入力から前記所定時間内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くする処理を実行させるためのプログラム。
  9. 入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させる情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの所定範囲内に入力されたか否かを判定する判定工程と、
    前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力されたと前記判定工程により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更工程と
    を有し、
    前記変更工程では、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くすることを特徴とする情報処理方法。
  10. 入力されたマーカオブジェクトを表示部に表示させるコンピュータに、
    第1のマーカオブジェクトが第2のマーカオブジェクトの所定範囲内に入力されたか否かを判定する判定手順と、
    前記第1のマーカオブジェクトが前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力されたと前記判定手順により判定された場合、前記第1又は前記第2のマーカオブジェクトの入力からの経過時間に応じて、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更する変更手順と、
    を実行させ
    前記変更手順において、前記第2のマーカオブジェクトと、前記第2のマーカオブジェクトの前記所定範囲内に入力された前記第1のマーカオブジェクトとのうち少なくともいずれかの表示が中断された場合、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトのいずれの表示も中断されなかった場合よりも、前記第1及び前記第2のマーカオブジェクトの表示状態を変更するタイミングを前記中断された時間分遅くする処理を実行させるためのプログラム。
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