JP4893776B2 - 光変調装置 - Google Patents
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Description
従来10 Gb/s以下のシステムで適用されてきたNRZ(Non Return to Zero)変調方式に
比べて、光信号対雑音比(OSNR)耐力、非線形性耐力に優れたDPSK(Differential Phase Shift Keying)変調方式の研究開発が活発になっている。更には、上述の変調方式に
加えて、狭スペクトル(高周波数利用効率)の特徴を持ったDQPSK(Differential Quadrature Phase-Shift Keying)変調(差動4位相偏移変調)といった位相変調方式の研究開発も活発になっている。
Gbit/s) に対してパルス繰り返し周波数が半分 (例えば20 GHz) で済むため、従来のN
RZ変調方式などと比較して信号スペクトル幅が半分となり、周波数利用効率、波長分散耐力、デバイス透過特性などの点で優れている。このため、光伝送システムの分野では、特にデータ速度が40 Gbit/sを超える高速伝送システムで本変調方式の適用が盛んに検討
されている。
ている。
光は(図22のA参照)、変調電極114b−2に印加される駆動信号(変調電極114b−1に駆動信号として印加されるデータ信号の反転信号)で変調されるとともに、π位相シフト部114cにおいて位相πだけ位相シフトされて、データ「0」に位相成分「0」が、データ「1」に位相成分「π」が割り当てられた光信号となる〔図22のCおよび(Cの)EL参照〕。
つぎに、DQPSK方式による変復調を通じてデータを送信する一般的構成について概略を示すが、詳細については例えば特表2004−516743号公報等にも記載されている。
ェンダ型位相変調器135−1,135−2をそなえるとともに、π/2の位相差が与えられた位相変調器135−1,135−2からの位相変調信号を干渉させるMZM干渉計136をそなえて構成される。
さらに、位相変調器135−2は、CW光源133からの連続光について(図25のA参照)、送信データ処理部131からの他方の系列の符号化データ(data♯2)で変調するとともに、変調された光信号をπ/2移相器134においてφ=π/2だけ位相シフト
される。これにより、2値の光位相(π/2rad又は3π/2rad)に情報が乗った光信号を出力する(図25のC参照)。
図27はニオブ酸リチウムを基板として形成されたマッハツェンダ型変調器の消光比(extinction Ratio : ExRp)に対する信号劣化量(Q penalty)を示したグラフである。
横軸上側のロスアンバランスは消光比の劣化が導波路損失のアンバランスのみに起因する場合の参考値である。この図27から分かるように信号劣化量を小さくするためには非常に高い消光比が要求されることがわかる。
変調器における信号品質を良好にするための構成について開示するものではない。
そこで、デバイスの製造バラツキによる消光比の個体差に対応して信号品質を良好にすることができる光変調装置を提供することを目的とする。
(3)さらに、第1の位相変調器と、第2の位相変調器と、入力光を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する光スプリッタと、独立した駆動信号を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する変調器ドライバと、前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とからの光変調信号を結合する結合器と、前記駆動信号の少なくとも一方の振幅を制御することにより、前記結合器で結合された前記第1の位相変調器からの光変調信号の平均光パワーと、前記結合器で結合された前記第2の位相変調器からの光変調信号の平均光パワーとが等しくなるように制御する駆動電圧制御装置と、を備え、前記スプリッタと前記結合器との間における光経路の損失は異なっている、光変調装置を用いることができる。
なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題,その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施の形態による開示によって明らかとなる。
〔A1〕第1実施形態の説明
図1は第1実施形態において適用される差動4位相偏移変調器(DQPSK変調器)10を示す図であり、この図1に示すDQPSK変調器10は、前述の図23に示すもの(符号131〜136)と基本的に同様の送信データ処理部1,増幅部2−1,2
−2,CW(Continuous Wave)光源3,π/2移相器4,2つのマッハツェンダ型位相
変調器5−1,5−2およびMZM干渉計6をそなえるとともに、増幅部2−1,2−2での利得を制御する利得制御部7をそなえている。
なお、このアンプ2a〜2dとしては、例えばSHF Communication Technologies AG社
のSHF 100 APPを用いることができる。
同様に、位相変調器5−2については、第2データに基づく差動電圧信号をなす第2駆動電圧信号を印加することにより、差動位相偏移変調された第2信号光を出力しうる第2マッハツェンダ型変調器である。この位相変調器5−2においても、マッハツェンダ型導波路5a−2,電極5b−2,5c−2および図示しないπ位相シフト部をそなえている。
5c−1,5c−2の後段に設けられるπ位相シフト部(図21の符号114c参照)については図示を省略している。
すなわち、この図2に示すように、利得制御部7による増幅部2−1,2−2の利得設定を行なうために、DQPSK変調器10をなす送信データ処理部1に、試験用のデータ列(例えば40Gb/s)を生成しうるパルスパターンジェネレータ11を接続するとともに、MZM干渉計6の出力に、DQPSK変調器10で出力されるDQPSK変調光のアイパターンをモニタするためのサンプリングオシロスコープ12を接続する。
サンプリングオシロスコープ12においては、DQPSK変調器10のMZM干渉計6から出力されたDQPSK変調光のアイパターンについてモニタすることにより、例えば図3のフローチャートに示すようにして利得制御部7による増幅部2−1,2−2の利得を設定制御する。
、差動4位相偏移変調光の信号間領域(シンボル間領域)に現れる強度ディップの中央レベルのバラツキが小さくなるように、第1又は第2駆動電圧信号の平均振幅を、利得制御部7によるアンプ2a,2b(又は2c,2d)の利得設定を通じて調整する(ステップA2)。
ついで、第1又は第2駆動電圧信号の平均振幅を調整した後、差動4位相偏移変調器10から出力された差動4位相偏移変調光のアイパターンをサンプリングオシロスコープ12でモニタし(ステップA3)、このモニタの結果から、差動4位相偏移変調光の信号領域(シンボル領域)におけるハイレベルのバラツキが小さくなるように第1又は第2駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設ける(ステップA4)。
MZM干渉計6の消光比が良好である場合には、上述の2系統のBPSK変調光P1,P2のパワーはほぼ等しく(P1=P2)、2系列のデータの値のいずれか一つが変化するときは、データの値が変化するデータ系列がいずれであるかにかかわらず、ハイレベルとローレベルの中間値近傍まで立ち下がる強度ディップが生じる。一方、MZM干渉計6の消光比が良好でない場合には、上述の2系統の変調光P1,P2のパワーは異なっているので、図4(A)におけるA1に示すように、2系列のデータの値のいずれかが変化するとき、データの値が変化したデータ系列によって、ディップにバラツキが生じることとなる。
増幅部2−1,2−2からの駆動電圧信号は、ともに、理想的には平均振幅値が同一であって互いに反転している一対の差動電圧信号である。しかしながら、例えば図5に示すように、2つの子MZ導波路5a−1,5a−2の光出力強度P1,P2との間に、導波路損失等の製造誤差によって、P1>P2の関係がある場合、位相変調器5−1の駆動電圧信号の平均振幅を最適値から小さくすることによって透過損失を増加させて、P1=P2となるように調整することが可能となる。ここで、平均振幅の最適値とは、データ「0」,「1」に位相0rad,πradを割り当てながら光強度を最大とすることができる駆動電圧の平均振幅をいう。
つぎに、平均振幅を小さくした側の駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設ける(図3のステップA4)ことの意義について説明する。
なお、P′1は、位相変調器5−1をなす電極5b−1で変調された光が子MZ導波路5aの合波導波路で合波させたときの光パワーであり、P′2は、位相変調器5−1をなす電極5c−1で変調されπ位相シフトされた光が子MZ導波路5aの合波導波路で合波させたときの光パワーである。
9のB参照)、MZM干渉計6で合波された信号光についての4値のシンボル間の位相差にずれが生じるほかに各シンボルの強度にもずれが生じて(図9のC参照)、信号品質が劣化することになる。
図10,図11は、消光比が良好でない(P′1≠P′2)位相変調器5−1(又は5−2)において駆動電圧信号の平均振幅を減衰させた場合、0もしくはπから位相がずれることを、消光比が良好である場合と対比して説明するための図である。図10は消光比が良好な位相変調器5−1における駆動電圧信号と出力光としてのBPSK変調光の関係を示すもので、図11は消光比が良好でない位相変調器5−1における駆動電圧信号と出力光としてのBPSK変調光の関係を示すものである。
これに対し、消光比が良好でない場合には、図11に示すように、A,B間で円の半径は異なり、即ち電極5b−1,5c−1が形成された分岐導波路を伝搬する連続光の光パワーが異なる。この場合は、Aの円の半径がBのそれよりも大きく、電極5b−1を伝搬する連続光が電極5c−1を伝搬する連続光よりもパワーが大きくなる。
このような0radもしくはπradまで回転しないBPSK変調光は、MZM干渉計6で他方の位相変調器5−2からのBPSK変調光と合波された際に、前述の図9のCに示すようなシンボルの位相ずれおよび強度ずれを引き起こす要因となる。このシンボルの位相ずれおよび強度ずれは、上述の図2におけるサンプリングオシロスコープ12において、図4(B)に示すような信号領域(シンボル領域)のハイレベル値のバラツキとなって現れる。
すなわち、この差動電圧信号の振幅値に差を設けることによって、駆動電圧信号の平均振幅を減少させた場合に生じた位相ずれと逆の位相誤差を発生させて、駆動電圧信号の平均振幅を減少させた場合に生じた位相誤差をキャンセルするようにしているのである(図3のステップA4参照)。
この図13の場合においては、MZM干渉計6の消光比を∞としているので、振幅調整を行なっていない条件(Vpp=1.0*Vpiでかつ差動電圧信号間の振幅の比=1)においてQペナルティが最良となっている。又、一方の位相変調器(例えば位相変調器5−1)の駆動電圧信号の平均振幅の値Vppを最適値よりも小さくしていくと、差動電圧信号間の振幅比が1のままでは、子MZ導波路5a−1,5a−2の消光比が良好でないこと(20dB)が起因して信号品質が劣化する。
図14は、(A)駆動電圧信号の平均振幅の値Vppの調整および差動電圧信号をなす一方の信号の振幅の調整をともに行なわない場合、(B)駆動電圧信号の平均振幅の値Vppの調整のみを行なう場合、ならびに、(C)駆動電圧信号の平均振幅の値Vppの調整および差動電圧信号をなす一方の信号の振幅の調整をともに行なう場合における、それぞれのMZM干渉計6の消光比に応じたQペナルティを示す図である。この図14の(A
)〜(C)に示すように、駆動電圧信号の平均振幅の値Vppの調整および差動電圧信号をなす一方の信号の振幅の調整をともに行なうことで、最もQペナルティの劣化を改善させることができる。
この場合においては、MZM干渉計6における消光比が良好でないので(20dB)、振幅調整を行なっていない条件(Vpp=1.0*Vpiでかつ差動電圧信号間の振幅の比=1)において1.5dB程度のQペナルティが発生している。しかしながら、例えば位相変調器5−1の駆動電圧信号の平均振幅の値Vppを小さくし、かつ、位相変調器5−1に駆動電圧信号として供給する差動電圧信号の比についても小さくしていくことにより、Qペナルティ劣化を改善することができる。
上述の第1実施形態においては、駆動電圧信号の平均振幅を小さくする設定や、平均振幅を下げた側の位相変調器5−1,5−2の差動駆動振幅をアンバランスにする設定は、利得制御部7による増幅部2−1,2−2の利得の設定制御によって行なっているが、これに限定されず、例えば図16に示すDQPSK変調器10Aのように、位相変調器5−1,5−2にそれぞれ供給される第1,第2駆動電圧信号に対して、平均振幅を小さくしたり差動駆動振幅をアンバランスにしたりするための減衰量を与えることとしてもよい。
そして、前述の図2の場合と同様に、パルスパターンジェネレータ11で発生された試験用の信号を用いて、DQPSK変調器10AではDQPSK変調光を出力し、このDQPSK変調光をサンプリングオシロスコープ12でモニタして、DQPSK変調光の信号間領域に現れる強度ディップの中央レベルのバラツキが小さくなるように、第1,第2減衰部2B−1,2B−2における減衰量を制御する。
さらに、前述の第1実施形態においてアンプ2a,2b,2c,2dに利得差を設けたことに対応して、第1,第2駆動電圧信号の平均振幅を調整したあと、平均振幅を小さくした側の減衰部2B−1,2B−2における減衰器2e,2f,2g,2hの減衰量を制御して、DQPSK変調光の信号領域におけるハイレベルのバラツキが小さくなるようにしている。
また、DQPSK復調器20は、伝送路101を介してDQPSK変調器10に接続されて、DQPSK変調器10からのDQPSK変調光について復調処理を行なうものであ
り、受信したDQPSK光信号を2分岐する分岐部21をそなえるとともに、分岐部21で分岐した光信号経路には、それぞれ遅延干渉計22−1,22−2,光電変換部23−1,23−2,再生回路(CDR:Clock Data Recovery)24−1,24−2をそなえ
ている。更に、再生回路24−1,24−2で再生されたデータ信号をもとにフレーマ/FECデコード処理を行なう受信データ処理部25をもそなえている。
遅延干渉計22−1,22−2には、伝送路101を通じて伝送されてきたDQPSK信号について2分岐された信号がそれぞれ入力される。そして、遅延干渉計22−1では1ビット時間(この場合には46.5ps)の遅延成分とπ/4radの位相シフトがなさ
れた成分とを干渉(遅延干渉)させて、干渉結果を2出力としている。又、遅延干渉計22−2では1ビット時間の遅延成分と(遅延干渉計141−1の場合とはπ/2ずれた)−π/4radの位相シフトがなされた成分とを干渉(遅延干渉)させて、干渉結果を2出
力としている。
また、受信データ処理部25は、再生回路24−1,24−2からの再生信号をもとにフレーマ/FECデコード処理を行なうものであり、エラーディテクタ13は、受信データ処理部25からの誤り訂正数等をもとにエラーレート(BER)を測定するものである。
すなわち、エラーディテクタ13において、DQPSK変調器10から出力されたDQPSK変調光についての復調データからエラーレート(BER)を測定し(ステップB1)、このエラーレートの測定結果から、エラーレートが最適となるように、利得制御部7による増幅部2−1,2−2の利得設定を通じて、第1又は第2駆動電圧信号の平均振幅を調整する(ステップB2)。
エラーディテクタ13の測定によって、主として上述のディップのバラツキに起因したエラーレートの劣化が現れるので、このエラーレートが最適となるように、第1又は第2駆動電圧信号の平均振幅を前述の第1実施形態の場合に倣って調整することで、MZM干渉計6の消光比に起因する信号品質の劣化を改善することができる。
テクタ13において、DQPSK変調器10から出力された差動4位相偏移変調光についての復調データからエラーレートを測定し(ステップB3)、このエラーレートの測定結果から、第1又は第2駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設ける(ステップB4)。
図19は第2実施形態にかかる差動4位相偏移(DQPSK)変調器30を示す図である。この図19に示すDQPSK変調器30は、前述の第1実施形態の場合と同様の送信データ処理部1,第1,第2増幅部2−1,2−2,位相変調器(第1,第2マッハツェンダ型変調器)5−1,5−2,π/2位相シフト部4,MZM干渉計6をそなえるとともに、CW光源として波長可変光源31,波長可変光源31での出力波長を制御する波長制御部32,利得制御部33および記憶部34をそなえている。尚、図19中、図1と同一の符号はほぼ同様の部分を示している。
したがって、上述の利得制御部33および増幅部2−1,2−2により、波長可変光源31から出力される光の波長設定に応じて、位相変調器5−1,5−2に対する第1,第2駆動電圧信号の電圧振幅を制御する駆動電圧振幅制御部を構成する。
すなわち、MZM干渉計6や位相変調器5−1,5−2の消光比は光波長に依存する特性があるため、波長可変光源31で出力する光の波長に応じて、MZM干渉計6および位相変調器5−1,5−2の消光比に起因する信号劣化に対する改善を最適に行なうことができるようなアンプ2a〜2dの利得を記憶するようになっている。
この場合においては、記憶部34においては、波長可変光源31からの出力波長に応じて、第1,第2駆動電圧信号のいずれか一方をなす差動電圧信号の平均振幅を、他方の平均振幅よりも小さくするとともに、平均振幅を小さくした側の差動電圧信号間に振幅差が与えられるような設定利得についての情報を記憶するようになっている。
このとき、波長可変光源31からの出力波長にMZM干渉計6および位相変調器5−1,5−2の消光比の特性が依存することから、記憶部34では、出力波長に応じたアンプ2a〜2dの利得設定を記憶しておくようになっており、この利得設定を通じて、消光比特性に起因した信号品質の劣化を最適に改善させることができるような駆動電圧振幅を設定することができる。
このように、第2実施形態にかかるDQPSK変調器30によれば、波長可変光源31の出力波長に応じて、デバイスの製造バラツキによる消光比の個体差に対応したDQPSK変調光の品質を改善し、DQPSK変調器30の消光比劣化に対する要求が緩和され、歩留まりの改善および光送信器のコスト削減を期待することができる利点がある。更に、このようなDQPSK変調器30を波長多重光通信システムに適用することすれば、各波長チャンネル対応の機器のコスト削減に寄与し、光送信器の製造コストを大幅に削減させることが期待できる。
この図20に示すDQPSK変調器30Aは前述の図16に示すDQPSK変調器10AのCW光源3を波長可変光源31とし、減衰器2e〜2hの減衰量を、波長可変光源31からの出力波長に応じて設定できるようにするため、記憶部34Aおよび減衰量制御部33Aをそなえている。尚、図20中において、図16と同一の符号はほぼ同様の部分を示している。
〔C〕その他
上述の実施形態にかかわらず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
〔D〕付記
(付記1)
第1データに基づく差動電圧信号をなす第1駆動電圧信号を印加することにより、差動位相偏移変調された第1信号光を出力しうる第1マッハツェンダ型変調器と、第2データに基づく差動電圧信号をなす第2駆動電圧信号を印加することにより、差動位相偏移変調された第2信号光を出力しうる第2マッハツェンダ型変調器と、をそなえ、第1,第2信号光を合波して差動4位相偏移変調光を出力する差動4位相偏移変調器における該第1,第2マッハツェンダ型変調器に対して印加すべき各駆動電圧信号を設定する方法であって、
該差動4位相偏移変調器から出力された差動4位相偏移変調光の信号品質を取得して、
該差動4位相偏移変調光の信号品質のモニタ結果に応じて、該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整することを特徴とする、差動4位相偏移変調器の駆動電圧設定方法。
該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整した後、該差動4位相偏移変調器から出力された差動4位相偏移変調光の信号品質を取得し、該取得した差動4位相偏移変調光の信号品質に応じて、該第1又は第2駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設けることを特徴とする、付記1記載の差動4位相偏移変調器の駆動電圧設定方法。
該差動4位相偏移変調器から出力された差動4位相偏移変調光のアイパターンをモニタ
し、このモニタの結果から、前記差動4位相偏移変調光の信号間領域に現れる強度ディップの中央レベルのバラツキが小さくなるように、該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整し、
該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整した後、該差動4位相偏移変調器から出力された差動4位相偏移変調光のアイパターンをモニタし、このモニタの結果から、前記差動4位相偏移変調光の信号領域におけるハイレベルのバラツキが小さくなるように該第1又は第2駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設けることを特徴とする、付記2記載の差動4位相偏移変調器の駆動電圧設定方法。
該差動4位相偏移変調器から出力された差動4位相偏移変調光についての復調データからエラーレートを測定し、このエラーレートの測定結果から、該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整し、
該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整した後、該差動4位相偏移変調器から出力された差動4位相偏移変調光についての復調データからエラーレートを測定し、このエラーレートの測定結果から、該第1又は第2駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設けることを特徴とする、付記2記載の差動4位相偏移変調器の駆動電圧設定方法。
該差動4位相偏移変調器が該第1,第2マッハツェンダ型変調器に対する第1,第2駆動電圧信号をそれぞれ増幅する第1,第2増幅部をそなえ、
該第1,第2増幅部において増幅する第1,第2駆動電圧信号をなす各差動電圧信号の利得を制御することにより、該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整し、
該第1又は第2増幅部において増幅する第1,第2駆動電圧信号をなす各差動電圧信号の利得に利得差を設けることにより、該第1又は第2駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設けることを特徴とする、付記2〜4のいずれか1項記載の差動4位相偏移変調器の駆動電圧設定方法。
該差動4位相偏移変調器が該第1,第2マッハツェンダ型変調器に対する第1,第2駆動電圧信号をそれぞれ減衰させる第1,第2減衰部をそなえ、
該第1,第2減衰部において減衰させる第1,第2駆動電圧信号をなす各差動電圧信号の減衰量を制御することにより、該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整し、
該第1,第2駆動電圧信号をなす各差動電圧信号の減衰量に差を設けることにより、該第1又は第2駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設けることを特徴とする、付記2〜4のいずれか1項記載の差動4位相偏移変調器の駆動電圧設定方法。
前記第1,第2駆動電圧信号のいずれか一方をなす差動電圧信号の振幅を、他方の振幅よりも小さくなるように制御することで、該第1又は第2駆動電圧信号の振幅を調整する一方、
該振幅を小さくした一方の駆動電圧信号をなす差動電圧信号間に振幅差を設けることを特徴とする、付記2〜6のいずれか1項記載の差動4位相偏移変調器の駆動電圧設定方法。
波長可変光源と、
第1データに基づく一対の差動電圧信号をなす第1駆動電圧信号を印加することにより、該波長可変光源からの光について差動位相偏移変調された第1信号光を出力しうる第1マッハツェンダ型変調器と、
第2データに基づく一対の差動電圧信号をなす第2駆動電圧信号を印加することにより、該波長可変光源からの光について差動位相偏移変調された第2信号光を出力しうる第2マッハツェンダ型変調器と、
該第1,第2マッハツェンダ型変調器からの第1,第2信号光間でπ/2の位相差を与える位相シフト部と、
該位相シフト部でπ/2の位相差が与えられた第1,第2信号光を合波して、差動4位相偏移変調光を出力する合波部と、
該波長可変光源から出力される光の波長設定に応じた、該第1,第2マッハツェンダ型変調器に対する第1,第2駆動電圧信号の電圧振幅情報を記憶する記憶部と、
該記憶部を参照することにより、該波長可変光源から出力される光の波長設定に応じて、該第1,第2マッハツェンダ型変調器に対する第1,第2駆動電圧信号の電圧振幅を制御する駆動電圧振幅制御部と、
をそなえたことを特徴とする、差動4位相偏移変調器。
該駆動電圧振幅制御部が、
該第1,第2マッハツェンダ型変調器に対する第1,第2駆動電圧信号をそれぞれ増幅する第1,第2増幅部と、
該記憶部の内容を参照し、該第1,第2駆動電圧信号の駆動電圧振幅を、該波長設定に対応した駆動電圧振幅となるように、該第1,第2増幅部の利得を制御する利得制御部と、
をそなえたことを特徴とする、付記8記載の差動4位相偏移変調器。
該駆動電圧振幅制御部が、
該第1,第2マッハツェンダ型変調器に対する第1,第2駆動電圧信号をそれぞれ減衰させる第1,第2減衰部と、
該記憶部の内容を参照し、該第1,第2駆動電圧信号の駆動電圧振幅を、該波長設定に対応した駆動電圧振幅となるように、該第1,第2減衰部での減衰量を制御する減衰制御部と、
をそなえたことを特徴とする、付記8記載の差動4位相偏移変調器。
該駆動電圧振幅制御部は、該記憶部を参照することにより、該波長設定に応じて、該第1,第2マッハツェンダ型変調器の少なくとも一方に印加される駆動電圧信号をなす一対の差動電圧信号間で振幅差を設けるように、該第1,第2駆動電圧信号の電圧振幅を制御することを特徴とする、付記8記載の差動4位相偏移変調器。
該第1増幅部が、前記第1駆動電圧信号をなす一対の差動電圧信号をそれぞれ増幅する第1,第2増幅器をそなえるとともに、
該第2増幅部が、前記第2駆動電圧信号をなす一対の差動電圧信号をそれぞれ増幅する第3,第4増幅器をそなえ、
かつ、該利得制御部が、該波長設定に対応して、該第1,第2増幅器の利得設定、または、該第3,第4増幅器の利得設定に差を設けたことを特徴とする、付記11記載の差動4位相偏移変調器。
該第1減衰部が、前記第1駆動電圧信号をなす一対の差動電圧信号をそれぞれ減衰させる第1,第2減衰器をそなえるとともに、
該第2減衰部が、前記第2駆動電圧信号をなす一対の差動電圧信号をそれぞれ増幅する第3,第4減衰器をそなえ、
かつ、該減衰制御部が、該波長設定に対応して、該第1,第2減衰器の減衰量設定、または、該第3,第4減衰器の減衰量設定に差を設けたことを特徴とする、付記11記載の差動4位相偏移変調器。
該記憶部は、該合波部から出力される差動4位相偏移変調光における4位相の信号点を、実質的に、原点からの距離を同じくし且つπ/4,3π/4,5π/4及び7π/4の位相関係を有するように配置すべく、該設定波長に応じた該第1,第2駆動電圧信号の電圧振幅情報を記憶することを特徴とする、付記8〜13のいずれか1項記載の差動4位相偏移変調器。
第1の位相変調器と、
第2の位相変調器と、
入力光を異なる光パワーで前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する光スプリッタと、
独立した駆動信号を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器に供給する変調器ドライバと、
前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とからの光変調信号を結合する結合器と、
前記駆動信号の少なくとも一方の振幅を制御することにより前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器から出力される平均光パワーが等しくなるように制御する駆動電圧制御装置と、を備える光変調装置。
前記光スプリッタは異なる分岐比を有する、付記15記載の光変調装置。
(付記17)
第1の位相変調器と、
第2の位相変調器と、
入力光を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する光スプリッタと、
独立した駆動信号を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する変調器ドライバと、
前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とからの光変調信号を結合する結合器と、
前記駆動信号の少なくとも一方の振幅を制御することにより前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とから出力される光の平均光パワーが等しくなるように制御する駆動電圧制御装置と、を備え、
前記スプリッタと前記結合器との間における光経路の損失は異なっている、光変調装置。
第1の位相変調器と、
第2の位相変調器と、
入力光を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する光スプリッタと、
独立した駆動信号を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する変調器ドライバと、
前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とからの光変調信号を異なる光パワーで結合する結合器と、
前記駆動信号の少なくとも一方の振幅を制御することにより前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とから出力される光の平均光パワーが等しくなるように制御する駆動電圧制御装置と、を備える光変調装置。
前記結合器は異なる結合比率を有する、付記18記載の光変調装置。
2−1,2−2,2A−1,2A−2 第1,第2増幅部
2B−1,2B−2 第1,第2減衰部
2a〜2d アンプ(第1〜第4増幅器)
2e〜2h 減衰器(第1〜第4減衰器)
3 CW光源
4 π/2位相シフト部
5−1,5−2 位相変調器(第1,第2マッハツェンダ型変調器)
5a−1,5a−2 マッハツェンダ型光導波路
5b−1,5b−2,5c−1,5c−2 電極
6 MZM干渉計(合波部)
7,33 利得制御部
7A,33A 減衰量制御部
10,10A,30,30A DQPSK変調器
11 パルスパターンジェネレータ
12 サンプリングオシロスコープ
13 エラーディテクタ
20 DQPSK復調器
21 分岐部
22−1,22−2 遅延干渉計
23−1,23−2 光電変換部
23a〜23d フォトダイオード
23e アンプ
24−1,24−2 再生回路
25 受信データ処理部
31 波長可変光源
32 波長制御部
34,34A 記憶部
101 伝送路
110 PSK変調器
111,131 送信データ処理部
112,132−1,132−2 アンプ
113,133 CW光源
114 位相変調器
114a マッハツェンダ型導波路
114b−1,114b−2 変調電極
114c π位相シフト部
130 DQPSK変調器
134 π/2移相器
135−1,135−2 マッハツェンダ型位相変調器
136 MZM干渉計
Claims (5)
- 第1の位相変調器と、
第2の位相変調器と、
入力光を異なる光パワーで前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する光スプリッタと、
独立した駆動信号を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器に供給する変調器ドライバと、
前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とからの光変調信号を結合する結合器と、
前記駆動信号の少なくとも一方の振幅を制御することにより前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器から出力される平均光パワーが等しくなるように制御する駆動電圧制御装置と、を備える光変調装置。 - 前記光スプリッタは異なる分岐比を有する、請求項1記載の光変調装置。
- 第1の位相変調器と、
第2の位相変調器と、
入力光を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する光スプリッタと、
独立した駆動信号を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する変調器ドライバと、
前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とからの光変調信号を結合する結合器と、
前記駆動信号の少なくとも一方の振幅を制御することにより、前記結合器で結合された前記第1の位相変調器からの光変調信号の平均光パワーと、前記結合器で結合された前記第2の位相変調器からの光変調信号の平均光パワーとが等しくなるように制御する駆動電圧制御装置と、を備え、
前記スプリッタと前記結合器との間における光経路の損失は異なっている、光変調装置。 - 第1の位相変調器と、
第2の位相変調器と、
入力光を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する光スプリッタと、
独立した駆動信号を前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とに供給する変調器ドライバと、
前記第1の位相変調器と前記第2の位相変調器とからの光変調信号を異なる光パワーで結合する結合器と、
前記駆動信号の少なくとも一方の振幅を制御することにより、前記結合器で結合された前記第1の位相変調器からの光変調信号の平均光パワーと、前記結合器で結合された前記第2の位相変調器からの光変調信号の平均光パワーとが等しくなるように制御する駆動電圧制御装置と、を備える光変調装置。 - 前記結合器は異なる結合比率を有する、請求項4記載の光変調装置。
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