以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
なお、ここでは、車両のダッシュボードにおいて、ドライバの前面近傍に装置され、タコメータやスピードメータ等と共に、例えばガソリン補充の警告、油圧低下の警告等、ドライバに通知すべき情報を表示するものをアイコンディスプレイ装置という。
また、ここでは、アイコンディスプレイ装置には、上述のガソリン補充の警告、油圧低下の警告等の車両状態に関する情報と、ナビゲーションシステム等から取得した道路標識等に関する情報とを表示するものとして説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態を説明する。
図1において、車両(図示略)は、アイコンディスプレイ装置11、ナビゲーションシステム14、ECU(Electric Control Unit)17等を搭載する。アイコンディスプレイ装置11、ナビゲーションシステム14、ECU17等は互いに接続されている。なお、これらの機器の接続は任意であり、例えば、有線により接続されていてもよく、また、ブルートゥース(登録商標)等の任意の無線通信により接続されていてもよい。
ECU17は、演算装置171、接続インタフェース(図中ではI/F、以下同じ)172等を有する。
演算装置171は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)等である。演算装置171は、プログラム(図示略)を実行することにより、異常検出部181を実現する。異常検出部181は、車両に搭載されている各センサ等(図示略)からの入力から、車両制御に関する各種状態を検出し、検出した状態を通知する情報を出力する。ここで出力する情報には、例えば、エンジン故障、タイヤ空気圧減少、ガソリン残量の警告、オイル交換・補充の警告、バッテリ機能の低下等をドライバに通知するための表示コードも含まれる。
接続インタフェース172は、アイコンディスプレイ装置11、ナビゲーションシステム14と接続する。
なお、ECU17そのものは、従来技術のECUと同じである。
ナビゲーションシステム14は、演算装置141、2次記憶装置142、メモリ143、位置測定装置144、接続インタフェース145等を有する。
2次記憶装置142は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)等の記憶メディア及びその記憶メディア駆動装置、HDD(Hard Disk Drive)等である。2次記憶装置142は、地図データ161、表示内容管理データ162、画像セット管理データ163、画像要素管理データ164等を記憶している。
地図データ161は、地図データである。この地図データは、緯度経路やXY座標等で位置が示される地図情報、道路の位置や種別等を含む道路情報、信号機の位置等を示す信号機情報、路肩に設置されている標識の位置や種別等を含む標識情報、店舗やサービスが提供される位置や種別等を示すPOI(Point of Interest)情報等を含む。
なお、この地図データ161に含まれる地図情報、道路情報、POI情報等は、従来技術のナビゲーションシステムで用いる地図データと同じである。また、標識情報については後述する。
表示内容管理データ162は、ドライバに通知する情報の管理情報を格納する。画像セット管理データ163は、アイコンディスプレイ装置11に表示させる画像データの表示条件等を格納する。画像要素管理データ164は、アイコンディスプレイ装置11に表示する画像データ等を格納する。
なお、地図データ161、表示内容管理データ162、画像セット管理データ163、画像要素管理データ164は、予め2次記憶装置142に格納されている情報である。
位置取得装置144は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信装置、ジャイロセンサ、車速センサ等であり、これらから取得した情報から、車両の現在位置を取得する。この位置取得装置144は、従来技術のナビゲーションシステムと同じものである。
演算装置141は、プログラム(図示略)等を実行することにより、表示コード受付部151、表示情報取得部152、表示情報出力部153、自車位置取得部154、マップマッチ処理部155、判定部156等を実現する。
表示コード受付部151は、ECU17からの表示コードを受け付ける。表示情報取得部152は、2次記憶装置142から、警告等を表示するための表示情報を取得する。表示情報出力部153は、表示情報取得部152の取得した表示情報をアイコンディスプレイ装置11に出力する。自車位置取得部154は、自車両の現在位置を取得する。マップマッチ処理部155は、自車位置取得部154の取得した情報から、自車両が地図上のどの位置に位置しているかを取得する。判定部156は、マップマッチ処理部155の取得した情報から、ドライバに通知すべき標識があるか否か判定する。
なお、自車位置取得部154、マップマッチ処理部155は、従来技術のナビゲーションシステムの現在位置算出機能、マップマッチ機能と同じものである。
アイコンディスプレイ装置11は、演算装置111、表示装置112、RAM(Random Access Memory)113、ROM(Read Only Member)114、接続インタフェース115等を有する。
表示装置112は、液晶ディスプレイや、警告ランプの点灯領域等、ドライバに通知する情報を表示するためのものである。
ROM114には、表示装置112に表示する情報が格納されている。この情報の詳細については後述する。
演算装置111は、プログラム(図示略)を実行することにより、表示コード受付部121、表示情報取得部122、表示情報出力部123、更新部124等を実現する。表示コード受付部121は、ECU17からの表示コードを受け付ける。表示情報取得部122は、表示コード受付部121の受け付けた表示コードに基づき、ROM114から、警告等を表示するための情報を取得する。表示情報出力部123は、表示装置112への表示処理を行なう。更新部124は、ナビゲーションシステム14から送信された情報に基づき、表示装置112で表示する情報を更新する。
次に、上記機器の保持している情報の詳細を説明する。
まず、ナビゲーションシステム14の2次記憶装置142に記憶されている、地図データ161の標識情報、表示内容管理データ162、画像セット管理データ163、画像要素管理データ164の一例について詳細に説明する。
まず、図2を参照し、標識情報の一例を説明する。
図2において、標識情報201は、位置211、表示コード212等を有する。各行の位置211、表示コード212は互いに対応付けられている。位置211は、標識が設置されている地図上の位置であり、具体的には、例えば、緯度経度やXY座標等である。表示コード212は、対応する位置211に設置されている標識を通知するための情報の識別である。
次に、表示内容管理データ162の一例を、図3を参照して詳細に説明する。
表示内容管理データ162は、1つの表示内容データ数301と、複数の表示内容データ302を含む。表示内容データ数301は、表示内容管理データ162内の表示内容データ302の数を示す。各表示内容データ302は、表示コード311、表示画像セットID312、テキストデータ313等を含む。表示コード311は、ECU17から出力される表示コード、又は、路肩等に設置される標識の種別を示す表示コードである。表示画像セットID312、テキストデータ313は、同じ表示内容データ302に含まれる表示コード311が入力又は検出等された場合に、アイコンディスプレイ装置11に表示される画像をまとめた情報の識別情報、及び、テキストデータである。
なお、図3の例では、各表示内容データ302において、アイコンディスプレイに表示する必要のない表示コード311の場合、その表示内容データ302に含まれる表示画像セットID312、テキストデータ313を「NULL」で示す。
次に、図4を参照し、画像セット管理データ163の一例を説明する。
図4において、画像セット管理データ163は、1つの画像セット数401と、複数の画像セットデータ402等を有する。画像セット数401は、画像セット管理データ163内の画像セットデータ402の数を示す。各画像セットデータ402は、表示画像セットID411、画像属性情報数412、1つ以上の画像属性情報413、アニメーション情報414、表示優先度415等を含む。
表示画像セットID411は、画像セットデータ402の識別情報である。この情報は、上述の表示内容管理データ162の各表示内容データ302に含まれる表示画像セットID312と同じである。
画像属性情報数412は、この表示画像セットデータ402に含まれる画像属性情報413の数である。
画像属性情報413は、1つの表示パターンに対し1つ設定される。即ち、1つの警告を表示するために複数の表示パターンを用いる場合、その表示パターンの数と同じ数の画像属性情報413が設定される。各画像属性情報413は、画像ID421、表示時間差422、表示時間423、表示位置424等を含む。画像ID421は、画像データの識別情報である。この識別情報は、1つの画像データに対し1つ付与される。表示時間差422は、警告等の表示開始から、この表示時間差422を含む画像属性情報413の画像データの表示開始までの時間を示す。表示時間423は、この表示時間423を含む画像属性情報413の表示パターンで表示し続ける時間を示す。なお、図4の例では、表示時間423「無限」である場合、その警告を表示する間は、この表示時間423を含む画像属性情報413の表示パターンで表示し続けることを示すものとする。表示位置424は、この表示位置424を含む画像属性情報413の画像ID421の画像データを表示する、アイコンディスプレイ装置11の表示装置112上の位置を示す。
アニメーション情報414は、繰り返し431、周期432等を有する。繰り返し431は、同じ画像セットデータ402に含まれる各画像属性情報413で示される表示パターンを、繰り返し表示するか否かを示す。図4の例では、繰り返し431「有り」は、表示パターンを繰り返し表示することを示す。また、繰り返し431「無し」は、表示パターンを繰り返し表示しないことを示す。周期432は、同じアニメーション情報414に含まれる繰り返し431が「有り」の場合に、繰り返し表示を行なう周期を示す。
表示優先度415は、この表示画像セットデータ402の優先度を示す。
なお、図4の例では、1つの画像セットデータ402に含まれる画像属性情報413は、表示順にソートされているものとする。また、複数の画像データを同時に表示開始する場合、表示時間差422を同じ値とする。ここで、表示時間差422の同じ画像群は、ソートされている表示順に重ね合わせたものを同時に表示するものとする。
ここで、画像セット管理データ163の画像セットデータ402の具体例を、図5、図6、図7を参照して説明する。図5は、エンジン故障を警告するための画像セットデータ402の具体例である。図6は、タイヤパンクを警告するための画像セットデータ402の具体例である。図7は、タイヤ空気圧低下を警告するための画像セットデータ402の具体例である。なお、説明を省略するために、図5、図6、図7において、上述の図4の画像セット管理データ163と同じ項目のものには、同じ符号を付与している。
まず、図5の画像セットデータ402の例を説明する。
図5において、エンジン故障を警告するための画像セットデータ402は、4つの画像属性情報413を含む。即ち、エンジン故障を警告するために、4つの表示パターンを用いる。上述のように、各画像属性情報413は表示順にソートされているので、図5の例では、画像ID421「1001」、画像ID421「1002」、画像ID421「1003」、画像ID421「1004」の順で表示されることを示す。
ここで、画像ID421「1001」の画像と、画像ID421「1002」の画像との両方は、表示時間差422が「0s」であるので、エンジン故障の警告の表示開始から、同時に表示することを示す。また、画像ID421「1001」の画像と、画像ID421「1002」の画像との両方は、表示時間423が「無限」であるので、エンジン故障を警告を表示する間ずっと表示されることを示す。
また、画像ID421「1003」の画像は、エンジン故障の警告の表示開始から表示時間差422「3s」後に表示を開始し、さらに、画像ID421「1003」の画像表示開始から表示時間423「3s」間表示し続けることを示す。
同様に、画像ID421「1004」の画像は、エンジン故障の警告の表示開始から表示時間差422「6s」後に表示を開始し、さらに、画像ID421「1004」の画像表示開始から表示時間423「4s」間表示し続けることを示す。
アニメーション情報414の繰り返し431が「有り」であり、かつ、周期432が「10s」であるので、上述の画像ID421「1001」、画像ID421「1002」、画像ID421「1003」、画像ID421「1004」を「10s」周期で繰り返し表示することを示す。ここで、上述のように、画像ID421「1001」及び画像ID421「1002」は、エンジン故障の警告を表示する間ずっと表示されるものである。また、画像ID421「1003」の画像は、エンジン故障の表示開始から「3s」後に表示を開始した後「3s」間表示し続ける。さらに、画像ID421「1004」の画像は、エンジン故障の表示開始から「6s」後に表示を開始した後「4s」間表示し続ける。従って、図5の例では、画像ID421「1001」、画像ID421「1002」の画像は、エンジン故障の警告を表示する間ずっと表示され、画像ID421「1003」の画像と、画像ID421「1004」の画像とが、交互に表示されることを示す。
次に、図6の画像セットデータ402の例を説明する。
図6において、タイヤパンクを警告するための画像セットデータ402は、3つの画像属性情報413を含む。即ち、タイヤパンクを警告するために、3つの表示パターンを用いる。上述のように、各画像属性情報413は表示順にソートされているので、図6の例では、画像ID421「2101」、画像ID421「2102」、画像ID421「2103」の順で表示されることを示す。
ここで、画像ID421「2101」の画像は、表示時間差422が「0s」であるので、最初に表示し、さらに、タイヤパンク警告の表示開始から表示時間423「2s」間表示し続けることを示す。
また、画像ID421「2102」の画像は、タイヤパンク警告の表示開始から表示時間差422「2s」後に表示を開始し、さらに、画像ID421「2102」の画像表示開始から表示時間423「2s」間表示し続けることを示す。
同様に、画像ID421「2103」の画像は、タイヤパンク警告の表示開始から表示時間差422「4s」後に表示を開始し、さらに、画像ID421「2103」の画像表示開始から表示時間423「2s」間表示し続けることを示す。
アニメーション情報414の繰り返し431が「有り」であり、かつ、周期432が「6s」であるので、上述の画像ID421「2101」、画像ID421「2102」、画像ID421「2103」を「6s」周期で繰り返し表示することを示す。ここで、上述のように、画像ID421「2101」は、タイヤパンク警告の表示開始から「2s」間表示し続ける。また、画像ID421「2102」の画像は、タイヤパンク警告の表示開始から「2s」後に表示を開始した後「2s」間表示し続ける。さらに、画像ID421「2103」の画像は、タイヤパンク警告の表示開始から「4s」後に表示を開始した後「2s」間表示し続ける。従って、図6の例では、画像ID421「2101」の画像と、画像ID421「2102」の画像と、画像ID421「2103」の画像とが、交互に表示されることを示す。
図7の画像セットデータ402の例を説明する。
図7において、タイヤ空気圧低下を警告するための画像セットデータ402は、2つの画像属性情報413を含む。即ち、タイヤ空気圧低下を警告するために、2つの表示パターンを用いる。上述のように、各画像属性情報413は表示順にソートされているので、図7の例では、画像ID421「2101」のみを、異なる表示位置424で表示することを示す。
ここで、先に表示する画像ID421「2201」の画像は、表示時間差422が「0s」、表示時間423が「1s」、表示位置424「(20,20)」であるので、タイヤ空気圧低下の警告の表示開始から「1s」の間、「(20,20)」で規定される位置に表示し続けることを示す。
また、後に表示する画像ID421「2201」の画像は、表示時間差422が「1s」、表示時間423が「1s」、表示位置424「(20,40)」であるので、であるので、タイヤ空気圧低下の警告の表示開始から「1s」後に、「1s」の間、「(20,40)」で規定される位置に表示し続けることを示す。
また、アニメーション情報414の繰り返し431が「有り」であり、かつ、周期432が「2s」であるので、上述の表示を「2s」周期で繰り返し表示することを示す。ここで、上述のように、先に表示する画像ID421「2101」は、「(20,20)」で規定される位置に表示される。また、後に表示する画像ID421「2101」は、「(20,40)」で規定される位置に表示される。従って、図7の例では、同一の画像ID421「2101」の画像が、異なる位置に交互に表示されることを示す。
次に、図8を参照し、画像要素管理データ164の一例を説明する。
図8において、画像要素管理データ164は、1つの表示画像数801、複数の表示画像要素802等を含む。なお、ここでは、アイコンディスプレイ装置11に出力する画像の数だけ、表示画像要素802が設定されるものとする。
表示画像数801は、画像要素管理データ164に含まれる表示画像要素802の数である。
各表示画像要素802は、画像ID811、画像データ812等を含む。画像ID811は、画像データの識別情報である。画像データ812は、画像データそのものである。
次に、図9を参照し、アイコンディスプレイ装置11のROM114内の情報について説明する。
図9において、ROM114は、対応関係管理データ901、画像管理データ902、表示画像データ903等を記憶する。
対応関係管理データ901は、表示装置112に表示させる警告等の情報の管理情報等を格納する。画像管理データ902は、表示装置112に表示させる画像データ等を格納する。表示画像データ903は、文字枠や背景など、警告画像や標識の画像等と関係なくアイコンディスプレイ上に表示する画像等を格納する。この表示画像データ903内の情報は従来技術のアイコン装置と同じであるので、ここでは説明を省略する。
次に、図10を参照し、対応関係管理データ901の一例を説明する。
図10において、対応関係管理データ901は、1つの対応関係データ数1001と、複数の対応関係データ1002を含む。対応関係データ数1001は、対応関係管理データ901内の対応関係データ1002の数を示す。
各対応関係データ1002は、表示コード1011、画像ID1012、テキストデータ1013、表示位置1014、画像消去フラグ1015等を含む。表示コード1011は、表示コードである。この表示コードは、上述の標識情報201の表示コード212、表示内容データ302の表示コード311と同じである。画像ID1012、テキストデータ1013は、同じ対応関係データ1002に含まれる表示コード1011が入力等された場合に、表示装置112に表示する画像の識別情報、及び、テキストデータである。表示位置1014は、同じ対応関係データ1002に含まれる画像ID1012の画像の、表示装置112における表示位置を示す。画像消去フラグ1015は、ナビゲーションシステム14からの画像が入力された場合に、同じ対応関係データ1002に含まれる画像ID1012の画像及びテキストデータ1013を消去するか否かを示す。図10の例では、画像消去フラグ1015「0」は、消去しないことを示し、画像消去フラグ1015「1」は、消去することを示す。
なお、図10の例では、各対応関係データ1002において、アイコンディスプレイに画像又はテキストデータを表示する必要の無い場合、その対応関係データ1002に含まれる画像ID1012、テキストデータ1013を「NULL」で示す。
次に、画像管理データ902の一例を、図11を参照して説明する。
図11において、画像管理データ902は、1つの表示画像数1101、複数の表示画像要素1102等を含む。ここでは、表示する画像の数だけ、表示画像要素1102が設定されるものとする。
表示画像数1101は、画像管理データ902内の表示画像要素1102の数である。各表示画像要素1102は、画像ID1111、画像データ1112等を含む。画像ID1111は、画像の識別情報である。画像データ1112は、画像データそのものである。
次に、動作例を説明する。
ここでは、まず、シーケンス例を説明し、その後、各機器単体の動作例を説明する。
まず、図12を参照し、ECU17が異常を検出した場合のシーケンス例を説明する。
ECU17の異常検出部181は、異常を検出すると(S1201)、検出した異常を通知する表示コードを、ナビゲーションシステム14、アイコンディスプレイ装置11の両方に出力する(S1202、S1203)。
アイコンディスプレイ装置11は、ROM114の対応関係管理データ901、画像管理データ902等から、入力された表示コードの異常を警告するための画像データ、テキストデータ等を読出し、表示装置112に表示する(S1204)。
一方、ナビゲーションシステム14は、入力された表示コードの異常を警告するための表示情報を、2次記憶装置142から取得する(S1205)。次に、ナビゲーションシステム14は、取得した表示情報から、テキストデータ、又は、表示順の早い画像データを順次抽出し(S1206)、アイコンディスプレイ装置11に出力する(S1207)。ナビゲーションシステム14は、このデータの抽出及び出力を、抽出した表示情報に含まれるテキストデータ及び画像データの全てを出力するまで繰り返す。
アイコンディスプレイ装置11は、ナビゲーションシステム14からの情報が入力されると、その情報を表示装置112に順次表示等する(S1208)。
次に、図13を参照し、路肩に設置等された道路標識を表示するシーケンス例を説明する。
ナビゲーションシステム14は、自車位置を取得すると(S1301)、マップマッチングを行い走行中の道路を検出する(S1302)。ナビゲーションシステム14は、その道路上において、表示すべき標識があるか否か判定する(S1303)。ここで標識がない場合は処理を終了し、標識がある場合は処理を続行する。
ここで、該当する標識が複数ある場合、ナビゲーションシステム14は、優先度等により、表示すべき標識を選択し、その標識の表示情報を取得する(S1304)。
ナビゲーションシステム14は、S1304で取得した表示情報がテキストデータを表示する設定であるか否か判定する(S1305)。
S1305の判定の結果、取得した表示情報がテキストデータを表示する設定である場合、ナビゲーションシステム14は、取得した表示情報から、表示すべきテキストデータを抽出し、アイコンディスプレイ装置11に出力する(S1306)。
テキストデータの入力されたアイコンディスプレイ装置11は、そのテキストデータを表示装置112に表示する(S1307)。
S1305の判定の結果、取得した表示情報がテキストデータを表示する設定でない場合、又は、テキストデータを出力した後、ナビゲーションシステム14は、抽出した表示情報の画像データ等を順次選択し(S1308)、アイコンディスプレイ装置11に出力する(S1309)。ナビゲーションシステム14は、このデータの取得及び出力を、抽出した表示情報に含まれる全ての画像データを出力するまで繰り返す。
アイコンディスプレイ装置11は、ナビゲーションシステム14からの画像データが入力されると、その画像データを表示装置112に順次表示等する(S1310)。
次に、機器単体の動作例を説明する。
まず、ナビゲーションシステム14単体の動作例を説明する。
最初に、図14を参照し、ECU17から表示コードが入力された場合の動作例を説明する。この動作例は、上述のS1205〜S1207等に該当する。
上述のように、ECU17は、異常を検出すると、検出した異常を通知するための表示コードを、アイコンディスプレイ装置11、ナビゲーションシステム14の各々に出力する。
図14において、ナビゲーションシステム14の表示コード受付部151は、表示コードを受け付ける(S1401)。
表示情報取得部152は、受け付けた表示コードの異常を通知するための表示情報を取得する(S1402)。そのために、表示情報取得部152は、例えば、2次記憶装置142内の表示内容管理データ162を参照し、S1401で受け付けた表示コードと一致する表示コード311を含む表示内容データ302を読み出す。さらに、表示情報取得部152は、画像セット管理データ163から、読み出した表示内容データ302の表示画像セットID312と一致する表示画像セットID411を含む画像セットデータ402を読み出す。表示情報取得部152は、読み出した表示内容データ302、画像セットデータ402等を、メモリ143の所定領域に格納する。さらに、表示情報取得部152は、画像要素管理データ164から、読み出した各画像セットデータ402の画像属性情報413の各々に含まれる画像ID421と一致する画像ID811を含む表示画像要素802を読出し、メモリ143の所定領域に格納する。
具体的には、例えば、S1401の処理で表示コード「E00001」を受け付けた場合の例を説明する。この場合、表示情報取得部152は、図3に一例を示す表示内容管理データ162を参照し、表示コード311「E00001」を含む表示内容データ302を読み出す。さらに、表示情報取得部152は、画像セット管理データ163から、この表示内容データ302に含まれている画像セットID412「G-001」を含む画像セットデータ402を読み出す。この画像セットデータ402は、図5に一例を示すものである。
なお、ここで、受け付けた表示コードが複数である場合、そのうち最も優先度の高い表示コードの表示情報を取得しても良い。そのために、表示情報取得部152は、例えば、上述と同じ処理により表示コード毎の画像セットデータ402を取得し、各々の画像セットデータ402に含まれる表示優先度415を比較することにより、優先度の高い表示情報を特定しても良い。また、優先度を判定するための情報が表示コードに含まれており、表示情報取得部152は、この情報から優先度の高い表示情報を特定しても良い。
表示情報出力部153は、受け付けた表示コードの異常は、テキストデータを表示するものか否か判定する(S1403)。そのために、表示情報取得部152は、例えば、上述のS1402の処理で読み出した表示内容データ302に含まれるテキストデータ313が「NULL」であるか否か判定する。
具体的には、例えば、S1401の処理で表示コード「E00021」を受け付けた場合、表示情報出力部153は、図3に一例を示す表示内容管理データ162を参照し、表示コード311「E00021」を含む表示内容データ302のテキストデータ313が「NULL」であるか否か判定する。図3の例の場合、テキストデータ313「左前輪のタイヤがパンク」であり、「NULL」でないので、表示情報出力部153は、テキストデータを表示するものであると判定する。
S1403の判定の結果、テキストデータを表示するものである場合、表示情報出力部153は、表示すべきテキストデータをアイコンディスプレイ装置11に出力する(S1404)。そのために、表示情報出力部153は、例えば、上述のS1402の処理で読み出した表示内容データ302に含まれるテキストデータ313を読出し、S1401で受け付けた表示ID等と共に、アイコンディスプレイ装置11に出力する。
具体的には、例えば、上述と同様に、S1401の処理で表示コード「E00021」を受け付けた場合、表示情報出力部153は、図3に一例を示す表示内容管理データ162を参照し、表示コード311「E00021」を含む表示内容データ302のテキストデータ313「左前輪のタイヤがパンク」をアイコンディスプレイ装置11に出力する。
S1403の判定の結果、テキストデータを表示するものでない場合、又は、S1404の処理の後、表示情報出力部153は、表示すべき画像データのうち、表示順の早いものから順に選択する(S1405)。そのために、表示情報出力部153は、例えば、メモリ143を参照し、上述のS1402の処理で取得した画像セットデータ402内の画像属性情報413の各々を参照する。表示情報出力部153は、S1405の処理で未選択の画像属性情報413のうち、表示時間差521の最も小さいものが含まれているものを選択する。ここで選択した画像属性情報413内の画像ID421で示す画像が、S1405で選択する画像データである。なお、該当する画像属性情報413が2つ以上ある場合、表示情報出力部153は、表示順の先のものから選択する。上述のように、ここでは、画像属性情報413は、表示順の早いものからソートされている。
具体的には、例えば、上述と同様に、S1401の処理で表示コード「E00001」を受け付けた場合の例を説明する。なお、ここでは、まだ、S1405の処理で画像属性情報413を選択していない場合の例を説明する。この場合の画像属性情報413の各々は、図5に一例を示すものである。図5の例の場合、表示時間差521の最も小さいものは「0s」である。該当するものは、画像ID421「1001」を含むものと、画像ID421「1002」を含むものの2つであるので、表示情報出力部153は、メモリ143の取得した表示情報を格納している領域内の画像属性情報413のうち、表示順の早い画像属性情報413の画像ID421「1001」の画像データを選択する。
表示情報出力部153は、S1405で選択した画像データ等をアイコンディスプレイ装置11に出力する(S1406)。そのために、表示情報出力部153は、メモリ143の取得した表示情報を格納している領域から、S1405で選択した画像属性情報413に含まれる画像ID512と一致する画像ID811を含む表示画像要素802を選択する。表示情報出力部153は、S1405で選択した画像属性情報413、選択した表示画像要素802に含まれる画像データ812、上述のS1402の処理で読み出した画像セットデータ402に含まれるアニメーション情報414等、S1401で受け付けた表示コード等を、アイコンディスプレイ装置11に出力する。ここで、表示情報出力部153は、アイコンディスプレイ装置11への出力が終了した後、メモリ143の取得した表示情報を格納している領域から、今回出力した画像属性情報413、表示画像要素802、アニメーション情報414等を削除してもよい。
なお、S1406の処理で情報を出力するのが2回目以降である場合、表示情報出力部153は、アニメーション情報414は出力しなくても良い。
また、S1406の処理で情報を出力するのが2回目以降であり、かつ、以前同じ画像IDの画像データを出力している場合、表示情報出力部153は、その画像データを出力しなくても良い。
次に、表示情報出力部153は、全ての情報を出力したか否か判定する(S1407)。そのために、表示情報出力部153は、例えば、メモリ143の取得した表示情報を格納している領域内の画像属性情報413の全てを、上述のS1405の処理で選択したか否か判定する。
S1407の判定の結果、全ての情報を出力していない場合、表示情報出力部153は、上述のS1405以降の処理を再度行なう。
S1407の判定の結果、全ての情報を出力している場合、表示情報出力部153は、処理を終了する。
次に、図15を参照し、標識の有無を検出して表示させる場合の動作例を説明する。この動作例は、上述のS1301〜S1304等に該当する。
ナビゲーションシステム14の自車位置取得部154は、位置測定装置144から取得した情報から、車両の現在位置を取得する(S1501)。この処理は従来技術のナビゲーションシステムと同じであり、特に限定するものではないので説明は省略する。
マップマッチ処理部155は、S1501で取得した現在位置から、マップマッチを行なう(S1502)。即ち、マップマッチ処理部155は、地図データ161から、現在位置が地図上のどこに位置しているのか、より詳細には、車両がどの道路上を走行しているのかを取得する。このマップマッチ処理は、従来技術のナビゲーションシステムと同じであるので詳細な説明は省略する。
判定部156は、現在位置から所定範囲内に標識があるか否か判定する(S1503)。そのために、判定部156は、標識情報201の各行の位置211を参照し、S1502で取得した車両の走行する道路上に位置し、かつ、車両の進行方位に対し、現在位置から所定範囲内に位置しているものが含まれているか否か判定する。
S1503の判定の結果、標識が無い場合、判定部156は処理を終了する。
S1503の判定の結果、標識がある場合、判定部156は、該当する標識のうち優先度の高いものから順に選択する(S1504)。そのために、判定部156は、標識情報201から、上述のS1503の処理で該当すると判定した位置211を含む行の表示コード212を読み出す。該当する標識がある場合、判定部156は、各標識に対しこの処理を行なう。判定部156は、表示内容管理データ162から、読み出した各表示コード212と一致する表示コード311を含む表示内容データ302を選択し、その表示内容データ302に含まれる表示画像セットID312を読み出す。次に、判定部156は、画像セット管理データ163から、読み出した各表示画像セットID312と一致する表示画像セットID411を含む画像セットデータ402を選択する。判定部156は、選択した各画像セットデータ402から表示優先度415を読み出す。判定部156は、表示優先度415の読出しを、該当する標識の各々に対し行なう。判定部156は、読み出した表示優先度415のうち、最も優先度の高いものの標識を選択する。
判定部156は、S1504で選択した標識の表示処理を指示する。表示情報取得部152等は、この指示に従い、選択した標識の表示指示処理を行なう(S1505)。この処理例は、表示コードがECU17から入力されるものであるか、或いは、ナビゲーションシステム14自身の選択した標識の表示コードであるかという点を除き、上述の図14を参照して説明した動作例と同じであるので、説明は省略する。
なお、ここで、表示情報出力部153は、標識を通知するためのテキストデータ、画像データをアイコンディスプレイ装置11に出力する時に、その標識の種別に応じて、出力処理を変更してもよい。即ち、表示情報出力部153は、出力する標識が例えば「踏み切り有り」等の警戒標識である場合、上述の図14を参照して説明した動作例でテキストデータ、画像データを出力し、標識が警戒標識以外のものである場合、テキストデータ、画像データの両方を同時に出力しても良い。この標識の種別は、例えば、予め、標識情報201の各行に、同じ行の表示コード212の標識の種別を示す情報を追加しておき、表示情報出力部153が、上述のS1503の処理で該当すると判定した位置211を含む行の標識種別を参照することで判定してもよい。
次に、アイコンディスプレイ装置11単体の動作例を説明する。
まず、図16を参照し、ECU17からの表示コードが入力された場合に、自身の記憶する表示情報を表示する動作例を説明する。なお、この動作例は、上述のS1204等に該当する。
図16において、アイコンディスプレイ装置11の表示コード受付部121は、ECU17からの表示コードを受け付ける(S1601)。ここで、表示コード受付部121は、画像ソース切り替え処理を行なっても良い。即ち、表示コードを受け付けたときに、既に、EUC17からの他の異常を通知する表示コード、及び、ナビゲーションシステム14からの標識を通知する表示コード等のうち少なくとも一方を受け付けている場合、それらの何れかを表示するかという判定をしてもよい。この判定の基準は、例えば、予め表示優先度を定めたテーブル(図示略)を参照してもよく、また、表示コードに、この判定の基準となる情報が含まれていても良い。
次に、表示情報取得部122は、自身の記憶する表示情報を取得する(S1602)。そのために、表示情報取得部122は、例えば、ROM114の対応関係管理データ901から、S1601で受け付けた表示コードと一致する表示コード1011を含む対応関係データ1002を抽出する。次に、表示情報取得部122は、抽出した対応関係データ1002から、画像ID1012を抽出する。処理部112は、画像管理データ902から、抽出した画像ID1012と一致する画像ID1111を含む表示画像要素1102を読み出す。
具体的には、例えば、S1601の処理で表示コード「E00001」を受け付けた場合の例を説明する。この場合、表示情報取得部152は、図10に一例を示す対応関係管理データ901を参照し、表示コード1011「E00001」を含む対応関係データ1002を読み出す。さらに、表示情報取得部152は、図11に一例を示すテーブル1103から、読み出した対応関係データ1002に含まれている画像ID11112「i001」を含む表示画像要素1102を読み出す。
表示情報出力部123は、S1602で取得した表示情報を、表示装置112に表示させる(S1603)。そのために、表示情報出力部123は、例えば、S1602で読み出した対応関係データ1002から、テキストデータ1013を抽出し、表示装置112の所定位置に表示させる。また、表示情報出力部123は、S1602で読み出した対応関係データ1002から表示位置1014を抽出すると共に、S1602で読み出した表示画像要素1102から画像データ1112を抽出する。表示情報出力部123は、表示装置112に、抽出した画像データ1112を、抽出した表示位置1014に表示させる。
具体的には、例えば、S1601の処理で表示コード「E00001」を受け付けた場合、表示情報取得部152は、図10に一例を示す、表示コード1011「E00001」を含む対応関係データ1002から、テキストデータ1013「エンジン故障」を抽出し、表示装置112の所定位置に表示させる。表示情報取得部152は、同じ対応関係データ1002から、表示位置1014「(10,10)」を抽出する。さらに、表示情報取得部152は、図11に一例を示す、画像IS1211「i001」を含む表示画像要素1102から、画像データ1112を抽出する。表示情報取得部152は、表示装置112に、抽出した画像データ1112を、抽出した表示位置1014「(10,10)」に表示させる。
ここで、上述のように、ECU17からの表示コードが入力されたナビゲーションシステム14は、画像データ等を含む情報を出力する。ナビゲーションシステム14からの情報の入力を受け付けると(S1604)、表示情報出力部123は、既に表示している情報を消去するか否か判定する(S1605)。そのために、表示情報出力部123は、例えば、S1602で読み出した対応関係データ1002に含まれる画像消去フラグ1015を参照し、消去を示しているか否か判定する。
S1605の判定の結果、既に表示している情報を消去する設定の場合、表示情報出力部123は、表示をクリアする(S1606)
S1605の判定の結果、既に表示している情報を削除しない設定の場合、又は、S1606の処理の後、後述する表示更新処理に移行する。
次に、図17、図18、図19を参照し、表示更新処理の動作例を説明する。なお、この動作例は、上述のS1208、S1307、S1310等に該当する。
上述のように、ナビゲーションシステム14は、テキストデータ、又は、画像データを含む情報を、順次、アイコンディスプレイ装置11に出力する。アイコンディスプレイ装置11は、入力された表示情報をRAM113に格納等しておく。
まず、図17を参照し、ナビゲーションシステム14から出力されたテキストデータ、及び、画像データを最初に表示するまでの動作例を説明する。
図17において、更新部124は、ナビゲーションシステム14から入力された情報のうち、テキストデータを受け付けたか否か判定する(S1701)。ここで、入力される情報のテキストデータとは、上述の処理でナビゲーションシステム14の出力した表示内容データ302のテキストデータ313である。
S1701の判定の結果、テキストデータを受け付けている場合、更新部124は、そのテキストデータを表示装置112に表示させる(S1702)。
S1701の判定の結果、テキストデータを受け付けていない場合、又は、S1702の処理の後、更新部124は、最初に表示する表示パターンを選択する(S1703)。上述のように、ナビゲーションシステム14は、画像属性情報413、画像データ812、アニメーション情報414、表示コード等を1つの組合せで出力している。更新部124は、例えば、これらの各組合せに含まれる画像属性情報413の各々を参照し、表示時間差422「0s」が含まれるものを選択する。該当するものが複数ある場合、全ての組合せを選択する。この組合せの各々に含まれる画像属性情報413で示される表示パターンが、最初に表示する表示パターンである。
更新部124は、S1703で選択した表示パターンで表示装置112に表示する(S1704)。さらに、表示情報出力部123は、周期時間、表示した画像の各々の表示時間のカウントを開始する(S1705)。ここでは、周期時間を変数「Ts」で示し、最初に表示した表示パターンの表示時間を変数「T1」で示す。この場合、表示情報出力部123は、例えば、「Ts=0」、「T1=0」等とする。
なお、表示パターンが同一なものに対しては、表示パターンの表示時間を同じ変数で示すとよい。表示パターンが同一なものとは、画像属性情報413の表示時間差422、表示時間423が同じもののことを言う。
上述のS1705の処理の後、更新部124は、後述する図18の動作を起動する。
次に、図18を参照し、表示する画像データを更新する動作例を説明する。なお、図18に一例を示す動作例は、所定時間毎に起動される動作である。
図18において、更新部124は、周期時間、各表示パターンの表示時間を更新する(S1801)。具体的には、更新部124は、例えば、「Ts=Ts+t」、「T1=T2+t」とする。ここで、「t」は、図18に一例を示す動作例が起動される所定時間である。なお、後述する処理により、新たな表示パターンの表示を開始している場合、更新部124は、その表示パターンの表示時間をも更新する。例えば、他の表示パターンの表示時間を変数「T2」で示す場合、更新部124は、「T2=T2+t」とする。以下、各表示パターンの表示時間を総称する場合「Tn」と示す。
更新部124は、表示している表示パターンのうち、表示時間が経過しているものがあるか否か判定する(S1802)。そのために、例えば、更新部124は、表示している表示パターンを1つ選択し、その表示パターンの画像属性情報413に含まれる表示時間423と、その表示パターンの表示時間「Tn」とを比較する。この比較の結果、表示時間「Tn」が表示時間423の値以上である場合、更新部124は、その表示パターンの表示時間が経過しているものと判定する。更新部124は、この処理を、表示している各表示パターンの全てに対し行なう。
S1802の判定の結果、表示時間の経過している表示パターンがある場合、更新部124は、その表示パターンの画像データを消去すると共に、その表示パターンの表示時間「Tn」をクリアする(S1803)。
S1802の判定の結果、表示時間の経過している表示パターンが無い場合、又は、S1803の処理の後、更新部124は、ナビゲーションシステム14から出力された各組合せの表示パターンのうち、表示開始時間となったものがあるか否か判定する(S1804)。そのために、更新部124は、各組合せの画像属性情報413に含まれる表示時間差422と、周期時間「Ts」とを比較する。この比較の結果、表示時間差422と、周期時間「Ts」とで一致するものがある場合、その表示時間差422を含む組合せの表示パターンが、表示開始時間になったものと判定する。更新部124は、この処理を、ナビゲーションシステム14から入力された組合せの全てに対し行なう。
S1804の判定の結果、表示開始時間となった表示パターンがある場合、更新部124は、その表示パターンの画像データの表示を開始すると共に、その表示パターンの表示時間のカウントを開始する(S1805)。そのために、更新部124は、例えば、上述のS1804の判定で表示開始時間となったと判定した表示パターンを含む組合せから画像データ812を抽出し、表示装置112に表示させる。さらに、更新部124は、この表示パターンの表示時間をカウントする変数「Tn」を初期化して、「Tn=0」とする。具体的には、例えば、S1805の処理の段階で、表示パターンの表示時間の変数「T1」、「T2」が設定されている場合、更新部124は、新たな表示パターンの表示時間の変数を「T3」とし、「T3=0」とする。
S1804の判定の結果、表示開始時間となった表示パターンが無い場合、又は、S1805の処理の後、更新部124は、繰り返し表示するように設定されているか否か判定する(S1806)。そのために、更新部124は、例えば、ナビゲーションシステム14から入力されたアニメーション情報414に含まれる繰り返し431を参照し、繰り返し表示有りと示されているか否か判定する。
S1806の判定の結果、繰り返し表示するように設定されていない場合、更新部124は、この表示処理を終了する。アイコンディスプレイ装置11は、表示停止を指示するコマンド等が入力される等した場合に、表示している画像、テキスト等を消去する。
S1806の判定の結果、繰り返し表示するように設定されている場合、更新部124は、最初の表示パターンの表示開始からの時間が周期時間となったか否か判定する(S1807)。そのために、更新部124は、例えば、ナビゲーションシステム14から入力されたアニメーション情報414に含まれる周期432と、周期時間「Ts」とを比較する。この比較の結果、周期時間「Ts」が、周期432の値以上である場合、更新部124は、最初の表示パターンの表示開始からの時間が周期時間となったと判定する。
S1807の判定の結果、最初の表示パターンの表示開始からの時間が周期時間となっている場合、更新部124は、周期時間「Ts」、各表示パターンの表示時間「Tn」を初期化する(S1808)。そのために、更新部124は、例えば、「Ts=0」、「Tn=0」等とする。
S1807の判定の結果、最初の表示パターンの表示開始からの時間が周期時間となっていない場合、又は、上述のS1808の処理の後、更新部124は、今回の処理を終了し、所定時間経過後に、再度、S1801以降の処理を行なう。
アイコンディスプレイ装置11は、上述のように警告等を表示した後、その警告表示を停止させるコマンドが入力された場合や、エンジン停止等の場合に、表示装置112への表示をクリアし、RAM113内の、ナビゲーションシステム14から入力された情報を削除する。
ここで、アイコンディスプレイ装置11の表示装置112近傍の外観例を、図19を参照して説明する。
図19において、表示装置112は、車速メータ表示領域1901、エンジン回転数メータ表示領域1902の間に位置する。表示装置112により表示される表示領域1905の上部には、オーディオ情報表示領域1903がある。また、表示領域1905の下部には、シフトレバー位置情報表示領域1904がある。
次に、アイコンディスプレイ装置11の表示装置112の画面遷移の例を説明する。
まず、図20、図21を参照し、ECU17が「エンジン故障」という異常を検出した場合の画面遷移の例を説明する。この場合、ECU17は「E00001」という表示コードをアイコンディスプレイ装置11、ナビゲーションシステム14の各々に出力する。
図20は、アイコンディスプレイ装置11が、上述した図16、図17の動作を行なう間の画面遷移の例である。
アイコンディスプレイ装置11は、通常時の表示を行なう(S2001)。異常発生を通知する表示コードが入力された場合、アイコンディスプレイ装置11は、ROM114から、その異常を通知するための画像を抽出し、表示装置112に表示する(S2002)。上述のように、図10に一例を示す対応関係管理データ901の例では、アイコンディスプレイ装置11において、「エンジン異常」を通知するテキストデータは、表示コード1011「E00001」を含む対応関係データ1002のテキストデータ1013「エンジン故障」である。また、図11に一例を示す画像管理データ902の例では、アイコンディスプレイ装置11において、「エンジン異常」を通知する画像データは、画像ID1111「i001」の画像データである。アイコンディスプレイ装置11は、この画像データを表示装置112に表示する
また、アイコンディスプレイ装置11は、対応関係管理データ901から読み出したテキストデータ1013「エンジン故障」を表示装置112に表示する(S2003)。
ここで、上述のように、ナビゲーションシステム14は、異常発生を通知するコードが入力され、その異常を通知するテキストデータがある場合、そのテキストデータを、まず、アイコンディスプレイ装置11に出力する。その次に、その異常を通知する画像データを、順次、アイコンディスプレイ装置11に出力する。「エンジン故障」の場合は、ナビゲーションシステム14はテキストデータを出力せず、画像データのみを出力する。
次に、ナビゲーションシステム14から画像データ(以下、画像データ1という)を含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データ1を、描画用バッファに描画する(S2004)。
次に、ナビゲーションシステム14から画像データ(以下、画像データ2という)を含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データ2を、既に描画用バッファに描画されている画像データ1に上書きする(S2005)。
上述の図4、図5に一例を示す例では、ナビゲーションシステム14において、「エンジン異常」を通知する画像データのうち、1番目に出力されるものは画像ID「1001」の画像データ(画像データ1)であり、2番目に出力されるものは画像ID「1002」の画像データ(画像データ2)である。これらの画像データは、表示時間差422が共に「0s」である。即ち、画像ID「1001」の画像データ1と、画像ID「1002」の画像データ2との両方は、最初から同時に表示されるものである。従って、アイコンディスプレイ装置11は、画像データ2の描画が完了すると、描画用バッファの内容を表示装置112に上書きする(S2006)。ここで、図10に一例を示す対応関係管理データ901の例では、表示コード1011「E00001」を含む対応関係データ1002の画像消去フラグ1015「0」であるので、アイコンディスプレイ装置11は、既に表示装置112に表示されている画像ID1111「i001」に、画像データ1、画像データ2を上書きする。アイコンディスプレイ装置11は、周期時間を示す変数「Ts」を「Ts=0」とし、さらに、この表示パターンの表示時間を示す変数を「T1」とし、「T1=0」とする。
このように、最初に異常等を通知するためのソースは、自身の記憶するものであり、より詳細なソースは、他の機器から取得する。これにより、異常が発生した際にはすぐに簡易表示し、その後で詳細な画像を表示することが出来る。
図21は、アイコンディスプレイ装置11が、上述した図18の動作を行なう間の画面遷移の例である。以下で説明するデータ入力、描画等の間にも、アイコンディスプレイ装置11は、「Ts」、「T1」各々の時間を更新している。
アイコンディスプレイ装置11の表示装置112には、上述の処理により、画像ID「i001」の画像データ、画像データ1、画像データ2が上書き等された表示されている(S2101)。
上述のように、ナビゲーションシステム14は、発生した異常を通知する画像データ等を、順次、アイコンディスプレイ装置11に出力する。上述の図4、図5に一例を示す例では、ナビゲーションシステム14において、「エンジン異常」を通知する画像データのうち、3番目に出力されるものは画像ID「1003」の画像データであり、4番目に出力されるものは画像ID「1004」の画像データである。
ナビゲーションシステム14から画像データ(以下、画像データ3という)を含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データ3を、描画用バッファに描画する(S2102)。
また、ナビゲーションシステム14から画像データ(以下、画像データ4という)を含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データ4を、描画用バッファに描画する(S2103)。
ここで、図4、図5に一例を示す例では、画像データ3(画像ID「1003」の画像データ)の表示時間差422は「3s」、表示時間423は「3s」であり、また、画像データ4(画像ID「1004」の画像データ)の表示時間差422は「6s」、表示時間423は「4s」である。また、アニメーション情報414に含まれる繰り返し431は繰り返し有りを示しており、周期432は「10s」である。従って、アイコンディスプレイ装置11は、S2101(S2005)の表示を開始してから「3s」後、即ち「Ts=3」となる場合、画像データ3を表示装置112に表示する(S2104)。さらに、アイコンディスプレイ装置11は、画像データ3の表示パターンの表示時間を示す変数を「T2」とし、「T2=0」とする。この後、アイコンディスプレイ装置11は、上述のように、所定時間毎に図18の動作を起動して、「Ts」、「T1」、「T2」の各々を更新する。アイコンディスプレイ装置11は、S2104の表示を開始してから「3s」後、即ち「Ts=6」、「T2=3」となる場合、画像データ3及び表示時間「T2」をクリアして、画像データ4を装置112に表示する(S2105)。さらに、アイコンディスプレイ装置11は、画像データ4の表示パターンの表示時間を示す変数を「T3」とし、「T3=0」とする。この後、アイコンディスプレイ装置11は、上述のように、所定時間毎に図18の動作を起動して、「Ts」、「T1」、「T3」の各々を更新する。
また、図4、図5に一例を示す例では、アニメーション情報414に含まれる繰り返し431は繰り返し有りを示しており、周期432は「10s」である。従って、アイコンディスプレイ装置11は、S2105の表示を開始してから「4s」後、即ち「Ts=10」、「T3=4」となる場合、画像データ4及び表示時間「T3」をクリアし、再度、S2103の表示に戻る。アイコンディスプレイ装置11は、「Ts=0」、「T1=0」とし、上述と同じ動作により、S2103、S2104、S2105の表示を繰り返す。
次に、図22を参照し、ECU17が「タイヤパンク」という異常を検出した場合の画面遷移の例を説明する。この場合、ECU17は「E00021」という表示コードをアイコンディスプレイ装置11、ナビゲーションシステム14の各々に出力する。
図22は、アイコンディスプレイ装置11が、上述した図16、図17、図18の動作を行なう間の画面遷移の例である。
アイコンディスプレイ装置11は、通常時の表示を行なう(S2201)。異常発生を通知するコードが入力された場合、アイコンディスプレイ装置11は、ROM114から、その異常を通知するためのテキストデータ、及び、画像を抽出し、表示装置112に表示する(S2202)。上述のように、図10に一例を示す対応関係管理データ901の例では、アイコンディスプレイ装置11において、「タイヤパンク」を通知するテキストデータは、表示コード1011「E00021」を含む対応関係データ1002のテキストデータ1013「タイヤがパンク」である。また、図11に一例を示す画像管理データ902の例では、アイコンディスプレイ装置11において、「タイヤパンク」を通知する画像データは、画像ID1111「i021」の画像データである。アイコンディスプレイ装置11は、このテキストデータ及び画像データを表示装置112に表示する。
ここで、上述のように、ナビゲーションシステム14は、異常発生を通知するコードが入力され、その異常を通知するテキストデータがある場合、そのテキストデータを、まず、アイコンディスプレイ装置11に出力する。その次に、その異常を通知する画像データを、順次、アイコンディスプレイ装置11に出力する。
アイコンディスプレイ装置11は、ナビゲーションシステム14からのテキストデータを含む表示情報が入力されると、そのテキストデータを表示装置112に表示する(S2103)。
次に、ナビゲーションシステム14から画像データ(以下、画像データ1という)を含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データ1を、描画用バッファに描画する(S2104)。
次に、ナビゲーションシステム14から画像データ(以下、画像データ2という)を含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データ2を、描画用バッファに描画する(S2105)。
次に、ナビゲーションシステム14から画像データ(以下、画像データ3という)を含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データ3を、描画用バッファに描画する(S2106)。
ここで、上述の図4、図6に一例を示す例では、ナビゲーションシステム14において、「タイヤパンク」を通知する画像データのうち、1番目に出力されるものは画像ID「2101」の画像データ(画像データ1)、2番目に出力されるものは画像ID「2102」の画像データ(画像データ2)、3番目に出力されるものは画像ID「2103」の画像データ(画像データ3)である。また、図4、図6に一例を示す例では、画像ID「2101」の画像データの表示時間差422は「0s」、表示時間423は「2s」である。また、画像ID「2102」の画像データの表示時間差422は「2s」、表示時間423は「2s」である。画像ID「2103」の画像データの表示時間差422は「4s」、表示時間423は「2s」である。従って、アイコンディスプレイ装置11は、まず、画像データ1を、表示装置112に表示する(S2107)。ここで、図10に一例を示す対応関係管理データ901の例では、表示コード1011「E00021」を含む対応関係データ1002の画像消去フラグ1015「1」であるので、アイコンディスプレイ装置11は、既に表示装置112に表示されている画像ID1111「i021」をクリアして、画像データ1を表示する。アイコンディスプレイ装置11は、周期時間を示す変数「Ts」を「Ts=0」とし、さらに、この表示パターンの表示時間を示す変数を「T1」とし、「T1=0」とする。この後、アイコンディスプレイ装置11は、上述のように、所定時間毎に図18の動作を起動して、「Ts」、「T1」の各々を更新する。
アイコンディスプレイ装置11は、S2207の表示を開始してから「2s」後、即ち「Ts=2」、「T1=2」となる場合、画像データ1及び表示時間「T1」をクリアし、画像データ2を表示装置112に表示する(S2208)。さらに、アイコンディスプレイ装置11は、画像データ2の表示パターンの表示時間を示す変数を「T2」とし、「T2=0」とする。この後、アイコンディスプレイ装置11は、上述のように、所定時間毎に図18の動作を起動して、「Ts」、「T2」の各々を更新する。
アイコンディスプレイ装置11は、S2208の表示を開始してから「2s」後、即ち「Ts=4」、「T2=2」となる場合、画像データ2及び表示時間「T2」をクリアし、画像データ3を装置112に表示する(S2209)。さらに、アイコンディスプレイ装置11は、画像データ3の表示パターンの表示時間を示す変数を「T3」とし、「T3=0」とする。この後、アイコンディスプレイ装置11は、上述のように、所定時間毎に図18の動作を起動して、「Ts」、「T3」の各々を更新する。
また、図4、図6に一例を示す例では、アニメーション情報414に含まれる繰り返し431は繰り返し有りを示しており、周期432は「6s」である。従って、アイコンディスプレイ装置11は、S2209の表示を開始してから「2s」後、即ち「Ts=6」、「T3=2」となる場合、画像データ3及び表示時間「T3」をクリアし、再度、S2207の表示に戻る。アイコンディスプレイ装置11は、「Ts=0」、「T1=0」とし、上述と同じ動作により、S2207、S2208、S2209の表示を繰り返す。
次に、図23を参照し、ECU17が「タイヤ空気圧減少」という異常を検出した場合の画面遷移の例を説明する。この場合、ECU17は「E00022」という表示コードをアイコンディスプレイ装置11、ナビゲーションシステム14の各々に出力する。
図23は、アイコンディスプレイ装置11が、上述した図16、図17、図18の動作を行なう間の画面遷移の例である。
アイコンディスプレイ装置11は、通常時の表示を行なう(S2301)。異常発生を通知するコードが入力された場合、アイコンディスプレイ装置11は、ROM114から、その異常を通知するためのテキストデータ、及び、画像を抽出し、表示装置112に表示する(S2302)。上述のように、図10に一例を示す対応関係管理データ901の例では、アイコンディスプレイ装置11において、「タイヤ空気圧減少」を通知するテキストデータは、表示コード1011「E00022」を含む対応関係データ1002のテキストデータ1013「タイヤ空気圧減少」である。また、図11に一例を示す画像管理データ902の例では、アイコンディスプレイ装置11において、「タイヤ空気圧減少」を通知する画像データは、画像ID1111「i021」の画像データである。アイコンディスプレイ装置11は、このテキストデータ及び画像データを表示装置112に表示する。
ここで、上述のように、ナビゲーションシステム14は、異常発生を通知するコードが入力され、その異常を通知するテキストデータがある場合、そのテキストデータを、まず、アイコンディスプレイ装置11に出力する。その次に、その異常を通知する画像データを、順次、アイコンディスプレイ装置11に出力する。
アイコンディスプレイ装置11は、ナビゲーションシステム14からのテキストデータを含む表示情報が入力されると、そのテキストデータを表示装置112に表示する(S2303)。
次に、ナビゲーションシステム14から画像データ(以下、画像データ1という)を含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データ1を、描画用バッファに描画する(S2304)。
ここで、上述の図4、図7に一例を示す例では、ナビゲーションシステム14において、「タイヤ空気圧減少」を通知する画像データのうち、1番目に出力されるものは画像ID「2101」の画像データである。また、図4、図7に一例を示す例では、画像ID「2101」の画像データを、表示時間差422「0s」、表示時間423「1s」、表示位置424「(20,20)」で表示する画像属性情報と、表示時間差422「1s」、表示時間423「1s」、表示位置424「(20,40)」で表示する画像属性情報とが含まれる。上述のように画像属性情報は表示順にソートされているので、これらの画像属性情報は、表示位置424「(20,20)」を含むものを先に表示し、表示位置424「(20,40)」を含むものを後に表示する。従って、アイコンディスプレイ装置11は、画像ID「2101」の画像データ1を、表示装置112上において、表示位置424「(20,20)」となるように表示する(S2105)。ここで、図10に一例を示す対応関係管理データ901の例では、表示コード1011「E00022」を含む対応関係データ1002の画像消去フラグ1015「1」であるので、アイコンディスプレイ装置11は、既に表示装置112に表示されている画像ID1111「i021」をクリアして、画像データ1を表示する。アイコンディスプレイ装置11は、周期時間を示す変数「Ts」を「Ts=0」とし、さらに、この表示パターンの表示時間を示す変数を「T1」とし、「T1=0」とする。この後、アイコンディスプレイ装置11は、上述のように、所定時間毎に図18の動作を起動して、「Ts」、「T1」の各々を更新する。
アイコンディスプレイ装置11は、S2304の表示を開始してから「1s」後、即ち「Ts=1」、「T1=1」となる場合、表示位置424「(20,20)」に表示した画像データ1及び表示時間「T1」をクリアし、画像データ1を、表示装置112上において、表示位置424「(20,40)」となるように表示する(S2106)。さらに、アイコンディスプレイ装置11は、画像データ1のこの表示パターンの表示時間を示す変数を「T2」とし、「T2=0」とする。この後、アイコンディスプレイ装置11は、上述のように、所定時間毎に図18の動作を起動して、「Ts」、「T2」の各々を更新する。
また、図4、図7に一例を示す例では、アニメーション情報414に含まれる繰り返し431は繰り返し有りを示しており、周期432は「2s」である。従って、アイコンディスプレイ装置11は、S2306の表示を開始してから「1s」後、即ち「Ts=2」、「T2=1」となる場合、表示位置424「(20,40)」に表示した画像データ1及び表示時間「T2」をクリアし、再度、S2305の表示に戻る。アイコンディスプレイ装置11は、「Ts=0」、「T1=0」とし、S2305、S2306の表示を繰り返す。
次に、図24を参照し、ナビゲーションシステム14が、現在位置から所定範囲内に存在する標識を検出した場合の画面遷移の例を説明する。
図24は、アイコンディスプレイ装置11が、上述した図16、図17、図18の動作を行なう間の画面遷移の例である。
アイコンディスプレイ装置11は、通常時の表示を行なう(S2401)。
ここで、上述のように、ナビゲーションシステム14は、現在位置から所定範囲内に存在する標識を検出し、その標識の存在を通知するテキストデータがある場合、そのテキストデータを、まず、アイコンディスプレイ装置11に出力する。その次に、その標識の存在を通知する画像データを、順次、アイコンディスプレイ装置11に出力する。
アイコンディスプレイ装置11は、ナビゲーションシステム14からのテキストデータを含む表示情報が入力されると、そのテキストデータを表示装置112に表示する(S2402)。
次に、ナビゲーションシステム14から画像データを含む表示情報が入力されると、アイコンディスプレイ装置11は、その画像データを、表示装置112に表示する(S2403)。ここで、通知する標識の画像データに対し、上述のように、複数の表示パターンが設定されている場合の例は上述と同じであるので省略する。
このように、最初に異常等を通知するためのソースは、自身の記憶するものであり、より詳細なソースは、他の機器から取得する。これにより、異常が発生した際にはすぐに簡易表示し、その後で詳細な画像を表示することが出来る。
また、データ容量の大きい画像データを表示したい場合や、アニメーションを表示したい場合等でも、まず通知する要件を簡易表示した後にそれらのデータを表示するので、データ通信の遅延や描画処理等により全てのデータが表示可能となるまでに時間がかかる場合でも、通知したい最低限の情報の表示が遅れることはない。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態は、ナビゲーションシステム14が、標識の表示情報をアイコンディスプレイ装置11に記憶させる点が上述の第1の実施形態とは異なる。また、このとき、ナビゲーションシステム14は、アイコンディスプレイ装置11の記憶装置の空き容量を取得し、記憶装置に記憶させることが可能なデータだけ、標識の表示情報を記憶させる。以下、第1の実施形態と同じものには同じ符号を付与して説明を省略する。
まず、図25を参照し、第2の実施形態の構成例を説明する。
図25において、上述の第1の実施形態と異なる点は、アイコンディスプレイ装置11が空き容量提供部2501をさらに有し、表示情報取得部122の代わりに表示情報出力部2502を有する点である。また、ナビゲーションシステム14が、空き容量取得部2511をさらに有し、表示情報出力部153の代わりに表示情報出力部2512を有する点である。また、ナビゲーションシステム14が、空き容量管理データ2521、出力情報管理データ2522をさらに有する点である。
ナビゲーションシステム14の空き容量取得部2511は、アイコンディスプレイ装置11から、RAM113の空き容量を要求する。また、表示情報出力部2512は、アイコンディスプレイ装置11に、RAM113の空き容量に応じて、標識の表示情報を出力する。
アイコンディスプレイ装置11の空き容量提供部2501は、ナビゲーションシステム14の要求に従い、RAM113の空き容量を取得し、ナビゲーションシステム14に出力する。表示情報出力部2502は、ナビゲーションシステム14からの表示情報を、RAM113に格納する。また、表示情報出力部2502は、標識を通知するテキストデータや画像データ等をRAM113から取得する。
空き容量管理データ2521には、アイコンディスプレイ装置11から取得したRAM113の空き容量が格納される。出力情報管理データ2522には、RAM113に格納されている標識の表示コードが格納される。
なお、第2の実施形態のRAM113は、電源を落としても記憶内容が保持されている不発揮性のものでもよく、そうでなくても良い。RAM113が不発揮性のものである場合、以後で説明する処理は、ナビゲーションシステム14の初回起動時1回のみ行なうようにしてもよい。
次に、動作例を説明する。
まず、図26を参照し、ナビゲーションシステム14が、標識の表示情報を出力して記憶させるシーケンス例を説明する。
ナビゲーションシステム14の空き容量取得部2511は、アイコンディスプレイ装置11に、RAM113の空き容量を要求する(S2601)。
この要求を受け付けると、アイコンディスプレイ装置11の空き容量提供部2501は、RAM113の空き容量を取得し(S2602)、取得した空き容量をナビゲーションシステム14に出力する(S2603)。
ナビゲーションシステム14の空き容量取得部2511は、入力された空き容量を、空き容量管理データ2521に格納する。
次に、ナビゲーションシステム14の表示情報出力部2512は、標識の表示情報を、優先度の高い順にソートする(S2604)。そのために、例えば、表示情報出力部2512は、2次記憶装置142の画像セット管理データ163内の各画像セットデータ402のうち、標識の情報を格納するものを選択する。各画像セットデータ402が標識の情報を格納するものであるか否か判定するために、例えば、予め、各画像セットデータ402に標識の情報を格納するものであるか否かを示すフラグを付与しておき、このフラグにより判定してもよい。次に、表示情報出力部2512は、選択した画像セットデータ402の各々に含まれている表示優先度415に基づいて、それらの画像セットデータ402を優先度の高い順にソートする。
表示情報出力部2512は、空き容量管理データ2521内のRAM113の空き容量が所定値以上であるか否か判定する(S2605)。この所定値は任意でよく、例えば「0」等、表示情報を記憶させるのに十分と判定できる値であればよい。また、以下で説明するS2606の処理で取得する表示情報のデータ量を所定値としてもよい。
S2605の判定の結果、空き容量が所定値以上である場合、表示情報出力部2512は、S2604の処理でソートした画像セットデータ402のうち、優先度の高い順から1つ選択し、選択した画像セットデータ402の表示情報を取得し(S2606)、アイコンディスプレイ装置11に出力する(S2607)。そのために、例えば、表示情報出力部2512は、優先度の高い順から1つ選択した画像セットデータ402から、表示画像セットID411を抽出する。表示情報出力部2512は、表示内容管理データ162から、抽出した表示画像セットID411と一致する表示画像セットID312を含む表示内容データ302を抽出する。さらに、表示情報出力部2512は、画像要素管理データ164から、選択した画像セットデータ402の画像属性情報413の各々に含まれる画像ID421の各々と一致する画像ID811を含む表示画像要素802を抽出する。表示情報出力部2512は、選択した画像セットデータ402、抽出した表示内容データ302、表示画像要素802等を表示情報としてアイコンディスプレイ装置11に出力する。
また、表示情報出力部2512は、空き容量管理データ2521内のRAM113の空き容量、出力情報管理データ2522内の表示コード等を更新する(S2608)。そのために、表示情報出力部2512は、空き容量管理データ2521内の空き容量から、今回出力した表示情報のデータ容量を引いた値を、新たな空き容量として空き容量管理データ2521に格納する。また、表示情報出力部2512は、出力した表示内容データ302に含まれる表示コード311等を、出力情報管理データ2522に追記等する。
一方、アイコンディスプレイ装置11の表示情報出力部2502は、ナビゲーションシステム14から送信された表示情報を、RAM113に格納する(S2609)。
表示情報出力部2512は、全ての標識の表示情報を出力したか否か判定する(S2610)。
S2610の判定の結果、全ての標識の表示情報を出力していない場合、表示情報出力部2512は、上述のS2605以降の処理を再度行なう。
S2610の判定の結果、全ての標識の表示情報を出力している場合、又は、S2605の判定の結果、空き容量が所定値以上でない場合、表示情報出力部2512は、処理を終了する。
次に、図27を参照し、ナビゲーションシステム14が、表示すべき標識を検出した場合のシーケンス例を説明する。なお、以下では、上述の第1の実施形態と異なる動作のみ詳細に説明する。
ナビゲーションシステム14の自車位置取得部154は、自車位置を取得する(S2701)。判定部156は、マップマッチングを行い走行中の道路を検出する(S2702)。ナビゲーションシステム14は、その道路上において、表示すべき標識があるか否か判定する(S2703)。
S2703の判定の結果、標識がない場合は処理を終了する。
S2703の判定の結果、標識がある場合、表示情報出力部2512は、表示すべき標識の表示IDを選択する(S2704)。この動作例は上述と同じである。なお、該当する標識が複数ある場合、表示情報出力部2512は、優先度等により、表示すべき標識を選択する点も、上述と同じである。
表示情報出力部2512は、空き容量管理データ2521の出力情報管理データ2522を参照し、S2704で選択した表示IDと一致するものが含まれているか否か判定する(S2705)。
S2705の判定の結果、選択した標識の表示IDが含まれている場合、表示情報出力部2512は、その表示IDのみをアイコンディスプレイ装置11に出力する(S2706)。
アイコンディスプレイ装置11の表示情報出力部2502は、RAM113から、入力された表示IDと一致する表示ID411を含む表示情報を抽出する。更新部124は、抽出された表示情報を表示装置112に表示する(S2707)。この表示処理そのものは上述と同じである。
S2705の判定の結果、選択した標識の表示IDが含まれていない場合の処理は上述と同じであるので、簡単に説明する。
ナビゲーションシステム14は、選択した標識がテキストデータを表示する設定であるか否か判定する(S2708)。
S2708の判定の結果、選択した標識がテキストデータを表示する設定である場合、ナビゲーションシステム14は、2次記憶装置142から、表示すべきテキストデータを取得し、アイコンディスプレイ装置11に出力する(S2709)。
テキストデータの入力されたアイコンディスプレイ装置11は、そのテキストデータを表示装置112に表示する(S2710)。
S2708の判定の結果、選択した標識がテキストデータを表示する設定でない場合、又は、S2709の処理の後、ナビゲーションシステム14は、2次記憶装置142から、選択した標識の画像データ等を順次抽出し(S2711)、アイコンディスプレイ装置11に出力する(S2712)。ナビゲーションシステム14は、このような画像データの抽出及び出力を、標識を通知するための情報全てを出力するまで繰り返す。
アイコンディスプレイ装置11は、ナビゲーションシステム14からの情報が入力されると、その情報を表示装置112に順次表示等する(S2713)。
ここで、図28を参照して、第2の実施形態の画面遷移の例を説明する。
通常状態では、上述の動作例により、RAM113に、画像データ、テキストデータ等を含む表示情報が格納されている(S2801)。
ナビゲーションシステム14から表示IDが入力されると、その表示IDに基づき、RAM113から画像データ、テキストデータ等を抽出し、表示装置112に表示する(S2802)。
これにより、緊急性の必要な警戒標識画像を即座に表示することが可能である。
ここで、一般的には、アイコンディスプレイの記憶装置は、コスト上の問題もあり容量が小さい。そのため、従来のアイコンディスプレイは、単に1つの画像を表示する等の単純な表示しかできない。そこで、上述の本実施形態によれば、記憶装置の容量が小さくても、アイコンディスプレイの装着目的である装飾的な情報を表示することが可能となる。また、本実施形態によれは、故障に関する詳細な情報を表示することが容易となる。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述の実施形態では、標識にはアニメーション情報が設定されていない場合の例を説明したが、これに限られるわけではない。標識にもアニメーション情報が設定されていてもよい。
また、例えば、上述の実施形態では、車両の異常、標識等を通知する場合のみ説明したが、アイコンディスプレイに表示する情報はこれに限られるわけではない。例えば、事故車注意や渋滞発生等、任意の情報を通知してもよい。
11:アイコンディスプレイ装置、111:演算装置、121:表示コード受付部、122:表示情報取得部、123:表示情報出力部、124:更新部、112:表示装置、113:RAM、114:ROM、901:対応関係管理データ、902:画像管理データ、903:表示画像データ、115:接続インタフェース、14:ナビゲーションシステム、141:演算装置、151:表示コード受付部、152:表示情報取得部、153:表示情報出力部、154:自車位置取得部、155:マップマッチ処理部、156:判定部、142:2次記憶装置、161:地図データ、201:標識情報、162:表示内容管理データ、163:画像セット管理データ、164:画像要素管理データ、17:ECU、171:演算装置、181:異常検出部、172:接続インタフェース、2501:空き容量提供部、2502:表示情報取得部、2511:空き容量取得部、2512:表示情報出力部、2521:空き容量管理データ、2522:出力情報管理データ