JP4915518B2 - 3次元モデル表示装置、そのプログラム及び方法 - Google Patents
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Description
より具体的には、シェル要素モデルにおけるMinMaxBOXの8頂点のX、Y、Z方向のベクトルのいずれも他の部品との交点を持つ場合は、その要素を非表示にする。
処理のトリガとしては、データの読み込み時、データの更新時、部品の表示マスク切り替え時(部品の表示の指定時)に部品単位で表示・非表示の判定を行う。
本発明に係る3次元モデル表示装置は、読み込まれた複数部品からなる3次元モデルを表示する3次元モデル表示装置であって、読み込まれた複数部品からなる3次元モデルの一の部品を矩形状に取り囲むMinMaxBoxを作成するMinMaxBox作成手段と、当該MinMaxBox作成手段にて作成された矩形状のMinMaxBoxの処理対象となる処理対象頂点と一辺を介して接続する頂点である接続頂点から当該処理対象頂点への方向ベクトルで、当該処理対象頂点を始点とする半直線である頂点ベクトルを算出する頂点ベクトル算出手段と、当該頂点ベクトル算出手段にて算出されたMinMaxBoxの各頂点の頂点ベクトルが処理対象部品以外の他の部品と交わっているか否かを判断し、全ての頂点ベクトルが他の部品と交わっていると判断した場合に処理対象部品を表示しないとする部品表示判定手段とを含むものである。
部品表示判定の後、3次元モデル中の表示する部品のみを表示装置に出力する。
本発明に係る3次元モデル表示装置は必要に応じて、前記部品表示判定手段で表示しないとした部品及び/又は当該表示しないとした部品を除く表示する部品を示す部品表示判定データを処理対象となった3次元モデルに対応付けて記録するものである。
後説する実施形態においては表示しないとした部品及び表示する部品を示す部品表示判定データで説示したが、表示しないとした部品若しくは表示する部品を示す部品表示判定データを用いても表示の不要な部品を表示しない処理を行うことができる。
本発明に係る3次元モデル表示装置は必要に応じて、前記MinMaxBox作成手段で作成する矩形状のMinMaxBoxの各辺が処理対象のモデルの座標空間の座標軸のいずれかに平行であるものである。
本発明に係る3次元モデル表示装置は必要に応じて、3次元モデルを構成する部品のうち表示指定された部品をMinMaxBox作製手段の処理対象の部品とし、表示指定されなかった部品を前記部品表示判定手段での処理対象部品以外の他の部品とせず、表示指定されなかった部品をMinMaxBox作成手段の処理対象の部品とせずに表示指定されなかった部品を表示しないものである。
本発明に係る3次元モデル表示装置は必要に応じて、3次元モデルを構成する部品のうち透過性のある部品を部品表示判定手段での処理対象部品との交わりの有無の比較対象となる他の部品としないものである。
後説する実施形態では本発明をCAEシステムの一機能として説示しているが、当然に単体の装置として実現することもできる。例えば、3次元モデルのビューワー(Viewer)として実装することができる。
[1.システム構成]
[1.1 ハードウェア構成]
図1は本実施形態に係るCAEシステムが構築されているコンピュータのハードウェア構成の模式図である。
CAEシステムが構築されているコンピュータ100は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、メインメモリ102、マザーボードチップセット103、ビデオカード104、HDD(Hard Disk drive)111、ブリッジ回路112、光学ドライブ121、キーボード122及びマウス123からなる。
ビデオカード104は、AGB(Accelerated Graphics Port)及びマザーボードチップセット103を介してCPU101に接続している。
HDD111は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス及びマザーボードチップセット103を介してCPU101に接続している。
図2は本実施形態に係るCAEシステムのモジュール構成図である。
本実施形態に係るCAEシステムは、モデルデータ読込手段11、MinMaxBox作成手段12、頂点ベクトル算出手段13、部品表示判定手段14及びモデルデータ描画手段15を含む構成である。
・(x座標の最小点、y座標の最小点、z座標の最大点)
・(x座標の最小点、y座標の最大点、z座標の最小点)
・(x座標の最小点、y座標の最大点、z座標の最大点)
・(x座標の最大点、y座標の最小点、z座標の最小点)
・(x座標の最大点、y座標の最小点、z座標の最大点)
・(x座標の最大点、y座標の最大点、z座標の最小点)
・(x座標の最大点、y座標の最大点、y座標の最大点)
図7は本実施形態に係るCAEシステムでの表示処理の動作フローチャートである。
利用者がCAEシステムを起動してシェルデータのファイル名を指定すると、モデルデータ読込手段11は利用者から指定を受けたモデルデータをHDD111からメインメモリ102にロードする(ステップS100)。
ループ処理を示すステップS110からステップS145までに含まれるステップS115からステップS140までの処理が部品数分繰り返して処理される。
このように本実施形態に係るCAEシステムによれば、他の部品に全方向において取り囲まれる部品に関しては表示対象とせず、他の部品にて全方向を被覆されない部品を表示対象として描画データを作成して表示し、以降も繰り返して既に求めた表示対象の部品に関して描画データを作成して表示するので、視点の変更の度に表示される部品を特定して表示する表示処理技術と比べて表示処理の負担を低減して優れた描画レスポンスを得ることができる。なお、特許文献2の三次元画像生成システムで説示した技術を、本実施形態によって表示対象の部品を特定した後に、適用することもできる。
[透過性のある部品への対応]
前記第1の実施形態においては、窓ガラスなどの透過性のある部品と頂点ベクトルが交わる場合も含めて全ての頂点ベクトルが他の部品と交わる処理対象の部品は表示しないこととしたが、頂点ベクトルと窓ガラスなどの透過性のある部品との交わりは他の部品との交わりではないとみなす構成とすることもできる。そうすることで、窓ガラスなどの透過性のある部品のみと交わる頂点ベクトルを含み、それ以外の頂点ベクトルが他の部品と交わらない部品を処理対象とした場合においては、透過性のある部品と頂点ベクトルの交わりはそのみなしによって頂点ベクトルが他の部品と交わらないこととなるため、表示されなかった部品が表示対象の部品となる。
前記第1の実施形態においてはシェルデータ内の全ての部品を処理対象として内部にある部品を除いて表示する構成であったが、シェルデータ内の部品の表示の有無を利用者から受け付けることもでき、この場合利用者の指定した部品を除いて部品表示判定の処理対象とすることで対応することが可能となる。部品表示判定の処理対象とならない部品は、処理対象部品とならないだけでなく、前記ステップS125の他の部品としても取り扱われない。したがって、例えば、図3の2ドアタイプ普通乗用車のモデルの場合においてフロントガラスを利用者が表示無しと指定した場合にはフロントガラスを表示有りとしていれば表示対象とならなかったヘッドレストなどの内装品も表示対象となる。部品表示判定データを求めた後に利用者による表示の有無の指定に関連付けて記録することで、利用者が次回同じ表示の有無の指定を行った場合であっても再度表示判定データを求めることなくその指定に対応する記録した部品表示判定データを用いて高速に処理することができる。さらに、レイヤ(Layer)を用いて複数のシートに部品を分けて3次元モデルを作成している場合には、各シートの表示の有無に従って表示有りのシートに属する部品のみを処理対象とすることもできる。そして、レイヤに関連付けて求めた部品表示判定データを記録することで次回の処理を高速に実行することができる。
前記第1の実施形態においては図8(a)に示すようにMinMaxBoxの頂点ベクトルが処理対象部品以外の他の部品と交わるか否かにより表示するか否かを決定していた。ここで前記第1の実施形態に係る各座標軸に従った頂点ベクトルを拡張した図8(b)に示すようなMinMaxBoxの頂点を中心とする全球方向の様々な方向の頂点ベクトルを用いることもできる。例えば、全球上に等しい角度間隔で設けられる頂点ベクトルを増加させる程誤りなく表示すべき部品を特定することができるが、部品表示判定データを求めるための処理が頂点ベクトルの増加に伴って負担増となる。なお、全球頂点ベクトルのうち処理対象部品のMinMaxBox内部を通過する頂点ベクトルを除いて処理する必要がある。そうしなければ、処理対象部品との交点が生じるだけでなく、処理対象部品における他の頂点での頂点ベクトルと同じ方向について他の部品との交点を検索することとなり略重複した処理となるからである。ここで、頂点ベクトルの数が少ない場合に誤って表示すべき部品が表示されない例としては、格子状に空洞がある部品や空間が閉じられていないモデルがある。このようなモデルであっても部品表示判定するための頂点ベクトル数を増加させることで誤りなく判定することができる。また、前記第1の実施形態で一の処理対象部品のある頂点についての頂点ベクトルの方向ベクトルと他の処理対象部品の対応する頂点についての頂点ベクトルの方向ベクトルが一致していたように、全球頂点ベクトルであっても一の処理対象部品におけるある頂点についての頂点ベクトルの方向ベクトルと他の処理対象部品における対応する頂点についての頂点ベクトルの方向ベクトルは一致することが望ましい。つまり、図8(b)に示す全球頂点ベクトルを雛形となる全球頂点ベクトルとして、この雛形の全球頂点ベクトルを平行移動させて各頂点での頂点ベクトルを求める。
12 MinMaxBox作成手段
13 頂点ベクトル算出手段
14 部品表示判定手段
15 モデルデータ描画手段
100 コンピュータ
101 CPU
102 メインメモリ
103 マザーボードチップセット
104 ビデオカード
111 HDD
112 ブリッジ回路
121 光学ドライブ
122 (入力装置である)キーボード
123 (入力装置である)マウス
131 表示装置
Claims (7)
- 読み込まれた複数部品からなる3次元モデルを表示する3次元モデル表示装置であって、
読み込まれた複数部品からなる3次元モデルの一の部品を矩形状に取り囲むMinMaxBoxを作成するMinMaxBox作成手段と、
当該MinMaxBox作成手段にて作成された矩形状のMinMaxBoxの処理対象となる処理対象頂点と一辺を介して接続する頂点である接続頂点から当該処理対象頂点への方向ベクトルで、当該処理対象頂点を始点とする半直線である頂点ベクトルを算出する頂点ベクトル算出手段と、
当該頂点ベクトル算出手段にて算出されたMinMaxBoxの各頂点の頂点ベクトルが処理対象部品以外の他の部品と交わっているか否かを判断し、全ての頂点ベクトルが他の部品と交わっていると判断した場合に処理対象部品を表示しないとする部品表示判定手段とを含む3次元モデル表示装置。 - 前記部品表示判定手段で表示しないとした部品及び/又は当該表示しないとした部品を除く表示する部品を示す部品表示判定データを処理対象となった3次元モデルに対応付けて記録する
前記請求項1に記載の3次元モデル表示装置。 - 前記MinMaxBox作成手段で作成する矩形状のMinMaxBoxの各辺が処理対象のモデルの座標空間の座標軸のいずれかに平行である
前記請求項1に記載の3次元モデル表示装置。 - 3次元モデルを構成する部品のうち表示指定された部品をMinMaxBox作製手段の処理対象の部品とし、
表示指定されなかった部品を前記部品表示判定手段での処理対象部品以外の他の部品とせず、
表示指定されなかった部品をMinMaxBox作成手段の処理対象の部品とせずに表示指定されなかった部品を表示しない
前記請求項1に記載の3次元モデル表示装置。 - 3次元モデルを構成する部品のうち透過性のある部品を部品表示判定手段での処理対象部品との交わりの有無の比較対象となる他の部品としない
前記請求項1に記載の3次元モデル表示装置。 - 読み込まれた複数部品からなる3次元モデルをコンピュータで表示させるための3次元モデル表示プログラムであって、
読み込まれた複数部品からなる3次元モデルの一の部品を矩形状に取り囲むMinMaxBoxを作成するMinMaxBox作成手段と、
当該MinMaxBox作成手段にて作成された矩形状のMinMaxBoxの処理対象となる処理対象頂点と一辺を介して接続する頂点である接続頂点から当該処理対象頂点への方向ベクトルで、当該処理対象頂点を始点とする半直線である頂点ベクトルを算出する頂点ベクトル算出手段と、
当該頂点ベクトル算出手段にて算出されたMinMaxBoxの各頂点の頂点ベクトルが処理対象部品以外の他の部品と交わっているか否かを判断し、全ての頂点ベクトルが他の部品と交わっていると判断した場合に処理対象部品を表示しないとする部品表示判定手段としてコンピュータを機能させるための3次元モデル表示プログラム。 - 読み込まれた複数部品からなる3次元モデルをコンピュータを用いて表示する3次元モデル表示方法であって、
読み込まれた複数部品からなる3次元モデルの一の部品を矩形状に取り囲むMinMaxBoxを作成するMinMaxBox作成ステップと、
当該MinMaxBox作成ステップにて作成された矩形状のMinMaxBoxの処理対象となる処理対象頂点と一辺を介して接続する頂点である接続頂点から当該処理対象頂点への方向ベクトルで、当該処理対象頂点を始点とする半直線である頂点ベクトルを算出する頂点ベクトル算出ステップと、
当該頂点ベクトル算出ステップにて算出されたMinMaxBoxの各頂点の頂点ベクトルが処理対象部品以外の他の部品と交わっているか否かを判断し、全ての頂点ベクトルが他の部品と交わっていると判断した場合に処理対象部品を表示しないとする部品表示判定ステップとを含む3次元モデル表示方法。
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