JP4926880B2 - カメラのフォーカシングスクリーン保持機構 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、一眼レフカメラ、スチールビデオカメラ等のフォーカシングスクリーン保持機構に関し、特に取り外し可能なフォーカシングスクリーンを有するカメラのフォーカシングスクリーン保持機構に関する。
従来のカメラのフォーカシングスクリーン保持機構としては、例えば、フォーカシングスクリーンを保持する保持枠と、保持枠を開閉自在に支持するヒンジ手段と、保持枠を閉状態に係止し、保持する保持部材とを備えるものがある(特許文献1)。
図9に、従来のカメラのフォーカシングスクリーン保持機構の具体例を示す。
このフォーカシングスクリーン保持機構は、コンデンサーレンズ(不図示)、ペンタプリズム(不図示)を保持するプリズムホルダー100を備える。プリズムホルダー100は、箱形状の支持体であって、その下側に、焦点検出領域を示す指標を焦点検出時に点灯させるための反射板102と、フォーカシングスクリーン101とを保持する。
プリズムホルダー100の後端には、フォーカシングスクリーン101を収納する保持枠103の回転中心となる軸受(ヒンジ手段)106と反射板102の保持面とが設けられ、プリズムホルダー100の前端には、保持部材104の取付面が設けられる。
保持部材104は、プリズムホルダー100の前端に固着された薄板部材であり、中央部に2つの孔104a,104bと1つのバネ部10fが設けられ、両側部に2つのアーム部104c,104dが設けられる。
そして、保持部材104の2つの孔104a,104bとこれに対応するプリズムホルダー100の孔(不図示)とにピン105を挿入した後、該ピン105を加締めることによって、保持部材104がプリズムホルダー100の前端に固着される。
反射板102は、前端部に2つの突起部102h,102iが設けられており、2つの突起部102h,102iは、保持部材のアーム部104c,104dにより下側から支持される。
また、保持枠103の前端部には、突起部103aが設けられ、該突起部103aが、保持部材104のバネ部104fに設けられた孔部104eに弾性的に係止することにより、フォーカシングスクリーン101が保持枠103内に保持される。
そして、フォーカシングスクリーン101を交換する際には、保持部材104のバネ部104eの弾性を利用して、孔部104eと保持枠103の突起部103aとの係止状態を解除する。これにより、保持枠103が軸受106を支点に開く方向に回動して、フォーカシングスクリーン101の交換を容易に行うことができる。
特開平8−54666号公報
ところで、上記特許文献1では、保持部材104のバネ部104fに設けられた孔部104eに係止された保持枠103の突起部103aが衝撃などで不用意に外れないように、バネ部104fには十分な弾性力が必要である。
しかし、保持部材104は、カメラ内のレイアウト上、狭い空間内に配置しなければならないため、バネ部104fの長さを長くして十分な弾性力を得ることは困難である。そのため、保持部材104の個体ばらつきや経年変化により、落下などの衝撃で不用意に保持部材104の孔部104eから保持枠103の突起部103aが外れてしまう虞れがある。
そこで、本発明は、保持部材の個体ばらつきや経年変化により、落下などの衝撃で不用意に保持部材から保持枠が外れるのを防止することができるカメラのフォーカシングスクリーン保持機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ファインダー光路に配置されるフォーカシングスクリーンと、該フォーカシングスクリーンを保持する保持枠と、該保持枠を係止し保持する保持部材と、を備え、該保持部材の係止を解除して前記保持枠を移動させることにより、前記フォーカシングスクリーンの交換が可能なフォーカシングスクリーン保持機構において、前記保持部材は、前記保持枠との係止を解除するために第1の変形方向に弾性変形する第1のバネ部と、該第1の変形方向とは異なる第2の変形方向の一方の端部が長穴部を介して前記第2の変形方向に移動可能に支持され、前記第1のバネ部の弾性変形と同時に前記第2の変形方向に弾性変形して、前記第1のバネ部が弾性変形する際に発生する応力を分散する第2のバネ部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、保持部材の変形により生じる内部応力を分散することができ、塑性変形せずに十分な弾性力を保持部材に安定的に発生させることができる。これにより、保持部材の個体ばらつきや経年変化により、落下などの衝撃で不用意に保持部材から保持枠が外れるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の一例であるフォーカシングスクリーン保持機構を備えるカメラの一例としての一眼レフカメラの概略断面図である。
図1に示すように、この一眼レフカメラは、カメラ本体3に、撮影光学系2を含む撮影レンズ1が着脱可能に装着される。カメラ本体3は、撮影光学系2を透過した光の少なくとも一部を反射するミラー4を備える。非撮影時には、撮影光学系2を透過した光束は、ミラー4によりファインダー光学系へと導かれる。また、撮影時には、ミラー4が退避し、撮影光学系2を透過した光束は、撮像素子5に到達する。
ファインダー光学系は、ミラーボックス6に保持されるフォーカシングスクリーン7(図1中、斜線ハッチング部)、反射板8(図1中、格子線ハッチング部)、およびワッシャ部材9を備える。
フォーカシングスクリーン7は、ミラー4により導かれた光束から光学像を形成するマット面7bと、下流側のファインダー光学系に光をより多く導くためのフレネル面7cとを有する。
反射板8は、焦点検出領域を示す指標を形成する反射面を有し、焦点検出領域点灯光学系13より投光された光を反射し、焦点検出時に、焦点検出領域を示す指標を点灯させることを可能にする。
ワッシャ部材9は、フォーカシングスクリーン7と反射板8との間に配置されて、フォーカシングスクリーン7のマット面7bを撮像素子5の撮像面とミラー7に対して対称な位置に配置することを可能にする調整部品である。このように配置することで、実際に撮影される画像と観察されるファインダー像のフォーカス具合を揃えることができる。
図2は、フォーカシングスクリーン7、反射板8、およびワッシャ部材9の斜視図である。
図2において、反射板8の突起部8a、ワッシャ部材9の突起部9a,9d、フォーカシングスクリーン7の突起部7aは、カメラ内で撮像素子5側(図1の右側)に配置される。フォーカシングスクリーン7、反射板8、およびワッシャ部材9は、それぞれの突起部7a,8a,9aがミラーボックス6に設けられた孔部(不図示)に嵌合されて、カメラの左右方向(図1の紙面奥行き方向)の位置決めが精度よくなされる。
図1に戻って、ファインダー光学系は、更に、視野マスク10、ペンタプリズム11、接眼光学系12、焦点検出領域点灯光学系13、およびLED基板14を備える。
視野マスク10は、ファインダー光学系の視野を決定するもので、ミラーボックス6に対して位置決め固定される。ペンタプリズム11は、フォーカシングスクリーン7を透過した光を反射し、接眼光学系12に光を導く。
接眼光学系12は、本実施形態では、3枚のレンズ12a,12b,12cにより構成されており、レンズ12bを光軸方向に移動させることにより、視度を調整することができる。焦点検出領域点灯光学系13は、LED基板14に実装されたLEDの発光光を、反射板8の反射面に形成された焦点検出領域を示す指標8b(図2参照)に導く。反射板8を反射した光は、再びペンタプリズム11、接眼光学系12を透過し、ファンダー観察者は、ファインダー光学像と重なった状態で、指標8bを観察することができる。
この指標8bは、3点の焦点検出領域を示し、焦点検出領域点灯光学系13、およびLED基板14に実装されたLEDにより、それぞれ独立して点灯することができる。
視野マスク10は、フォーカシングスクリーン7のマット面7bの近傍に配置すると、視野マスク10の端面とマット面7bに映し出される光学像との視度をあわせることができる。本実施形態では、ワッシャ部材9の交換作業性、反射板8の焦点検出領域を示す指標8bとフォーカシングスクリーン7のマット面7bとの視度ずれを優先し、上述したように配置している。
なお、本実施形態では、ファインダー系への迷光防止のため、フォーカシングスクリーン7、反射板8、ワッシャ部材9、ペンタプリズム11の入射面を撮影レンズ光軸に対して傾けて配置している。ただし、必ずしもこのようにする必要はなく、前記入射面を撮影レンズ光軸に対して平行に配置してもよい。
次に、図3〜7図を参照して、本発明の実施の形態の一例であるフォーカシングスクリーン保持機構について説明する。
図3は本発明の実施の形態の一例であるフォーカシングスクリーン保持機構を説明するための斜視図であり、図3(a)はフォーカシングスクリーンの収納状態、図3(b)はフォーカシングスクリーンの交換可能状態である。
図3に示すように、本実施形態のフォーカシングスクリーン保持機構は、フォーカシングスクリーン7を収納する保持枠15と、フォーカシングスクリーン7の収納時(図3(a))に、保持枠15を係止して保持する保持部材19とを備える。
保持枠15には、フォーカシングスクリーン7を押し上げる押し上げバネ16が一体に組み付けられている。
図4は保持枠15に押し上げバネ16を組み付ける方法を説明するための斜視図であり、(a)は組み付け前の状態、(b)は組み付け後の状態である。
保持枠15に押し上げバネ16を組み付けるには、まず、図4(a)に示すように、押し上げバネ16の引っ掛け部16aを矢印A方向に変形させながら、保持枠15の長穴部15aに角度位相を合わせて挿入する。次に、矢印B方向に(図1中、上から下へ)押し上げバネ16を変形させ、保持枠15の側面に設けられた側面引っ掛け部15cに引っ掛ける。
その結果、押し上げバネ16は、保持枠15の長穴部15a(2箇所)、側面引っ掛け部15c(2箇所)、前端引っ掛け部15dの計5箇所で固定される。これにより、押し上げバネ16が不用意に外れることなく、ファインダー光束を遮らない位置に押し上げバネ16を配置することができる。
図4(b)に示すように、押し上げバネ16の押し上げ部16bは、フォーカシングスクリーン7の収納時に、フォーカシングスクリーン7を上方向に押し上げて、反射板8、ワッシャ部材9と共にミラーボックス6の突き当て面(不図示)に押し付ける。これにより、フォーカシングスクリーン7の交換作業を繰り返し行っても、フォーカシングスクリーン7をカメラ内で同じ高さ、すなわち撮像素子5の撮像面と光学的に同じ位置に収納することができる。
また、図4(b)に示すように、保持枠16の前端側底部には、緩衝材17が設けられ、緩衝材17は、ミラー4が撮影時に退避した際に、ストッパーとなる。緩衝材17は、保持枠15に固定された緩衝材保持部材18によって保持されている。
保持部材19は、図3(a)に示すように、左右方向(カメラの左右方向)に長いバネ部(第2のバネ部)19jの長手方向の一端部(図3の左端部)にアーム部19a,19bが設けられ、他端部(図3の右端部)にアーム部19c,19dが設けられている。
フォーカシングスクリーン7の交換可能状態(図3(b))では、ワッシャ部材9の突起部9b,9c(図2)をそれぞれアーム部19a,19dの先端が保持し、また、ワッシャ部材9の突起部9a,9d(図2)をミラーボックス6の穴部(不図示)が保持する。これにより、フォーカシングスクリーン7の交換時にワッシャ部材9の落下を防止することができる。
同様に、反射板8の突起部8c,8d(図2)をそれぞれアーム部19b,19cが保持し、反射板8の突起部8aをミラーボックス6の穴部(不図示)が保持することにより、フォーカシングスクリーン7の交換時に反射板8の落下を防止することができる。
また、アーム部19b,19cは、撮影レンズ光軸方向(図1の右方向)、および反射板8の法線方向(図1の上方向)に付勢力を発生し、反射板8をミラーボックス6に突き当てる。図1の右方向へ反射板8をミラーボックス6に突き当てることにより、撮影レンズ光軸方向の高精度な位置決めを可能とし、また、図1の上方向へ反射板8をミラーボックス6に突き当てることにより、ファインダー光学系へのゴミなどの侵入を防ぐことができる。
図3(a)に示すように、保持枠15の後端には、フォーカシングスクリーン7の交換時に保持枠15を回転可能に支持するヒンジ軸21が設けられている。ヒンジ軸21は、ミラーボックス6に設けられた穴部(不図示)に嵌合により支持されている。
次に、図5および図6を参照して、保持枠15と保持部材19との係止機構について説明する。
図5(a)は保持枠15と保持部材19とが係止されている状態を示す図、図5(b)は保持枠15と保持部材19との係止が解除された状態を示す図である。図6(a)は図5(a)の右側から見た断面図、図6(b)は図5(b)の右側から見た断面図である。
なお、保持枠15と保持部材19とが係止されている状態は、フォーカシングスクリーン7の収納状態に対応し、保持枠15と保持部材19との係止が解除された状態は、フォーカシングスクリーン7の交換可能状態に対応する。
図5(a)に示すように、フォーカシングスクリーン7の収納状態においては、保持枠15の左右方向の中央部に設けられた突起部15bが、保持部材19のバネ部19jの左右方向の中央部に設けられた係止部19iに弾性的に係止されている。
この状態から、フォーカシングスクリーン7の交換可能状態にするには、保持部材19の係止部19iの下側に設けられたつまみ部(第1のバネ部)19hを、図6(a)の矢印方向に弾性変形させる。
これにより、保持部材19の係止部19iと保持枠15の突起部15bとの係止が解除され、押し上げバネ16の付勢力により、保持枠15がヒンジ軸21を中心に回転し、ミラーボックス6に設けられたストッパー部(不図示)の位置まで移動する。その結果、フォーカシングスクリーン7は、カメラの左右方向(図5(a)の左右方向)以外の位置規制を失い、カメラの姿勢によって、回転した保持枠15の位置まで移動して、交換可能状態となる。
上述したように、フォーカシングスクリーン7のカメラ左右方向の位置規制は、ミラーボックス6の孔部(不図示)に嵌合する突起部7aにより行われるため、カメラ左右方向のみ位置規制された状態でフォーカシングスクリーン7は保持枠15と一体に移動する。
フォーカシングスクリーン7の交換可能状態から収納状態にするには、保持枠15を保持部材19側に持ち上げることで、保持枠15の突起部15bが保持部材19のつまみ部19hを図6(a)の矢印方向に押し上げ、保持部材19の係止部19iに係止される。
フォーカシングスクリーン7の収納状態において、保持枠15は、カメラ前後方向(図6の左右方向)に若干移動できる空隙50をヒンジ軸21との間に有している。そして、保持部材19のつまみ部19hが、その弾性力により保持枠15、フォーカシングスクリーン7を共にカメラ後方(図6(a)で右方向)に付勢し、ミラーボックス6に突き当てる。この付勢力により、フォーカシングスクリーン7の交換作業を繰り返し行っても、カメラの前後方向の位置に関して精度よくフォーカシングスクリーン7を保持枠15に収納することができる。
このように、フォーカシングスクリーン7は、収納時において、保持部材19のつまみ部19hによりカメラ後方(図6(a)の右方向)に付勢され、また、押し上げバネ16によりカメラ上方(図6aで上方向)に付勢される。この場合、各付勢力によるフォーカシングスクリーン7の摩擦力が、それぞれの付勢力より十分に小さくなるように設定することにより、フォーカシングスクリーン7の収納時の位置を精度よく保証することができる。
例えば、図7に示すように、保持部材19による付勢力51が、フォーカシングスクリーン押し上げバネ16の付勢力53に対して摩擦力52を発生する。その摩擦力52に対して、十分に大きな押し上げバネ16の付勢力53を設定することにより、フォーカシングスクリーン7を確実に押し上げることができる。
上記のように構成されたフォーカシングスクリーン保持機構は、図8に示すように、カバー部材20により前面部が覆われる。
図8を参照して、カバー部材20、および保持部材19の固定方法について説明する。
カバー部材20は、カメラの左右方向に長い板状部材であり、長手方向の一端部(図8の左端部)には、穴部20b,20dが形成され、他端部(図8の右端部)には、穴部20a,20cが形成されている。また、保持部材19のバネ部19jの長手方向の一端部(図8の左端部)には、長穴部19fが形成され、他端部(図8の右端部)には、穴部19e,19gが形成されている。これらの穴部19e,19g,20b,20d,20a,20c、および長穴部19fは、保持枠15に収納されたフォーカシングスクリーン7の幅より外側に配置されている。
カバー部材20の穴部20a,20bは、保持部材19の穴部19e、および長穴部19fと共にミラーボックス6のボス6a,6bに嵌め込まれてミラーボックス6に対して位置決め固定される。また、カバー部材20は、穴部20c,20dを通じて、ミラーボックス6にビスにより固定される。
保持部材19の穴部19gは、カバー部材20の穴部20cのビス固定の際に、同時に固定される。カバー部材20の穴部20dのビス固定の際には、カバー部材20とミラーボックス6との間に保持部材19が配置され、撮影レンズ光軸方向に若干の空隙を有している。
このように保持部材19を固定することにより、フォーカシングスクリーン7の交換作業の際、保持部材19のつまみ部19hを弾性変形させても、保持部材19の穴部19eおよび穴部19gはミラーボックス6に位置決め固定されているため変位は発生しない。
一方、保持部材19の長穴部19fは、ビス固定されておらず、撮影レンズ光軸方向に空隙を有している。そのため、長穴部19fがカメラ左右方向に移動することで、保持部材19のバネ部19jはカメラ左右方向に弾性変形することができる。
つまり、本実施形態のフォーカシングスクリーン保持機構は、保持部材19のつまみ部19hがカメラ前後方向(第1の変形方向)に弾性変形し、保持部材19のバネ部19jがカメラ左右方向(第2の変形方向)に弾性変形する。この場合、フォーカシングスクリーン7の幅より更に外側で保持部材19の変位を規制しているので、保持部材19のバネ部19jの長さLを十分に長くすることができる。
従って、本実施形態のフォーカシングスクリーン保持機構では、保持部材19の変形により生じる内部応力を分散することができ、塑性変形せずに十分な弾性力を安定的に発生させることができる。これにより、保持部材19の個体ばらつきや経年変化により、落下などの衝撃で不用意に保持部材19の係止部19iから保持枠15の突起部15bが外れるのを防止することができる。
また、保持部材19のバネ部19jの変形方向が、つまみ部19hの変形方向およびファインダー光路の光軸方向に対して略直交する方向であるため、カメラ内で比較的自由度のある設計、レイアウトを行うことができる。
更に、保持部材19の変形規制位置19e,19fをフォーカシングスクリーン7の幅より更に外側としているので、ビスの雌ネジ部とファインダー有効光束とが干渉しないようにすることができる。これにより、加締めなどに比べて安価で分解作業性の良いビスによる固定方法を採用することができ、この結果、部品交換時に部品単品での交換が可能となり、交換コストを削減することができる。
更に、保持部材19のバネ部19jとアーム部19a〜19dとの間に保持部材19の変形規制位置19e,19fを配置しているので、アーム部19a〜19dは、バネ部19jの変形の影響を受けずに、反射板8およびワッシャ部材9を保持することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明の実施の形態の一例であるフォーカシングスクリーン保持機構を備える一眼レフカメラの概略断面図である。 フォーカシングスクリーン、反射板、およびワッシャ部材の斜視図である。 本発明の実施の形態の一例であるフォーカシングスクリーン保持機構を説明するための斜視図であり、(a)はフォーカシングスクリーンの収納状態、(b)はフォーカシングスクリーンの交換可能状態である。 保持枠に押し上げバネを組み付ける方法を説明するための斜視図であり、(a)は組み付け前の状態、(b)は組み付け後の状態である。 保持枠と保持部材との係止機構を説明するための図であり、(a)は係止状態、(b)は係止解除状態である。 図5の右側から見た断面図であり、(a)は係止状態、(b)は係止解除状態である。 保持部材による付勢力と押し上げバネの付勢力と摩擦力との関係を説明するための説明図である。 カバー部材、および保持部材の固定方法を説明するための分解斜視図である。 従来のフォーカシングスクリーン保持機構を説明するための分解斜視図である。
符号の説明
7 フォーカシングスクリーン
8 反射板
9 ワッシャ部材
15 保持枠
15b 突起部
19 保持部材
19h つまみ部
19i 係止部
19j バネ部
20 カバー部材

Claims (4)

  1. ファインダー光路に配置されるフォーカシングスクリーンと、該フォーカシングスクリーンを保持する保持枠と、該保持枠を係止し保持する保持部材と、を備え、
    該保持部材の係止を解除して前記保持枠を移動させることにより、前記フォーカシングスクリーンの交換が可能なフォーカシングスクリーン保持機構において、
    前記保持部材は、前記保持枠との係止を解除するために第1の変形方向に弾性変形する第1のバネ部と、該第1の変形方向とは異なる第2の変形方向の一方の端部が長穴部を介して前記第2の変形方向に移動可能に支持され、前記第1のバネ部の弾性変形と同時に前記第2の変形方向に弾性変形して、前記第1のバネ部が弾性変形する際に発生する応力を分散する第2のバネ部と、を有する、ことを特徴とするカメラのフォーカシングスクリーン保持機構。
  2. 前記第2の変形方向は、前記第1の変形方向と略直交し、かつ、前記ファインダー光路の光軸方向と略直交する方向である、ことを特徴とする請求項1に記載のカメラのフォーカシングスクリーン保持機構。
  3. 前記保持部材は、少なくとも2箇所の変形規制位置と、前記フォーカシングスクリーンとは異なる部材を保持するアーム部と、を有し、
    前記第2のバネ部と前記アーム部との間に、前記変形規制位置が配置される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラのフォーカシングスクリーン保持機構。
  4. 前記変形規制位置は、前記フォーカシングスクリーンの幅より外側に配置される、ことを特徴とする請求項3に記載のカメラのフォーカシングスクリーン保持機構。
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