JP4959867B2 - 組電池の放熱評価方法およびこの放熱評価方法を用いた組電池の冷却設計方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、HEV(ハイブッリド電気自動車)等の電気自動車に使用される組電池の冷却構造の設計に好適に用いられる組電池の放熱評価方法、および、その放熱評価方法を用いた組電池の冷却設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
環境問題およびエネルギー問題を同時に解決する低公害車として、エンジンと、電池等のエネルギー貯蔵手段とを搭載したHEV(ハイブッリド電気自動車)が注目されている。
【0003】
HEVのエネルギー貯蔵手段には、電池、フライホイール、油圧などがあるが、一般的には電池が使われており、特に、Ni/MH蓄電池は、高い入出力電圧、長寿命という特性を有するために、HEV用の蓄電池として有望視されている。
【0004】
HEVでは、エンジンによる発電が可能であるために、蓄電池を使用することによって、走行時に充電することができる。その結果、電気自動車の課題とされる電池に対する充電の問題を解消することができ、しかも、電池の搭載量を軽減することができるために、車両の重量を軽減することができて、製造コストを低減することができる。
【0005】
HEV用蓄電池として有望視されているNi/MH蓄電池は、通常、円柱状の単電池を組み合わせた電池パックとされて、HEVに搭載されている。Ni/MH蓄電池の高い入出力電圧、長寿命という特性を最大限に引き出すためには、電池パックとして車両に搭載した状態で、効率良く冷却される冷却設計が重要になる。その主な理由は以下のとおりである。
【0006】
1)一般的にNi/MH蓄電池は、高温になると充電効率が低下し、入出力電圧が制限される。また、高温でのサイクル寿命が短い。
【0007】
2)HEVを可能な限り軽く、しかも、安価に設計するために、電池を小型化することが必要である反面、高出力が要求される。そのため、容量あたりの発熱密度は、PEV(Pure Electric Vehicles)用の電池の2〜5倍程度が必要になる。
【0008】
3)車両搭載性から電池パックのコンパクト化は必須であり、電池パックの設計上、冷却設計が非常に重要な要素となっている。
【0009】
このように、HEV用蓄電池としてのNi/MH蓄電池は、熱的に非常に過酷な条件下で使用されるため、電池の熱を効率よく放散させる冷却システムの開発が、コンパクトで信頼性の高い電池パックを設計する上で非常に重要となる。
【0010】
電池パックの冷却構造の設計は、これまでは技術者の経験に基づいて行われている。即ち、要求される電池パックの放熱性、車両搭載性に対して適当と考えられる電池の個数、配置配列形態、ファン性能等を経験的に判断することによって、電池パックの冷却構造が設計されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
電池パックでは、単電池の発熱、単電池の個数および配置配列形態といった形態的な要素、ファンの流量特性、ダクトの形状、その他、様々な因子が複雑に影響し合って冷却性能が決定される。
【0012】
また、電池の寿命は温度に依存し、高温になるほど寿命が短くなり、しかも、電池の温度が上昇すると、電池パック内において各単電池間の温度差が大きくなる。単電池間の温度差が大きくなると、充電効率に差が生じ、SOC(State Of Charge )が一定せずにばらつくおそれがある。このように、各単電池間にてSOCに差が生じると、僅かな充放電によって、過充電あるいは過放電となる可能性がある単電池が電池パック内に存在することになり、電池パックの出力が制限されることになる。このため、単に、単電池の温度上昇を抑制するだけでなく、電池パック内における各単電池間の温度差も抑制する必要がある。
【0013】
このような厳しい温度的制約の下で、複雑に影響し合う様々な冷却因子を経験的に解析する従来の冷却設計の手法では、要求される電池パックの放熱性、車両搭載性に対して、適切な電池の個数および配置配列形態の決定、ファン選定等を行うことが困難であり、その結果、放熱性おび車両搭載性に優れた電池パックを設計することが容易でないという問題がある。
【0014】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、放熱性および車両搭載性に優れた電池パックを容易に設計することができる組電池の放熱評価方法、および、この放熱評価方法を用いた組電池の冷却設計方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の組電池の放熱評価方法は、冷却風の通路内に複数の単電池を組み合わせて配置した組電池の放熱性を評価する方法であって、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径dに基づいて、放熱性能への影響因子φを関数φ=G(N,S,d)(ただし、Gは単電池の配置配列形態に対応した関数である。)によって求める工程と、冷却風通路を構成するファンおよびダクトの構造から、前記組電池に対する冷却風の流速Uを求める工程と、前記組電池における単電池の発熱量Jを求める工程と、前記影響因子φ、前記冷却風の流速Uおよび前記単電池の発熱量Jから、組電池における単電池の温度上昇量ΔTを求める工程と、を包含することを特徴とする。
【0018】
前記温度上昇量ΔTは、前記放熱性能への影響因子φと前記冷却風の流速Uとに基づいて、次式により求められた冷却係数Kと、前記単電池の発熱量Jとに基づいて、ΔT=J/Kによって求められる。
【0019】
K=φ・(U・d/v)n・Pr1/3
ただし、φは放熱性能への影響因子、dは単電池の外径、vは動粘性係数、Prはプラントル数、nは指数である。
【0020】
請求項1に記載の組電池の放熱評価方法を用いて組電池の冷却構造を決定する組電池の冷却設計方法であって、請求項1に記載の組電池の放熱評価方法により求められた単電池の温度上昇量ΔTを、予め設定された許容値ΔTlimと比較する工程と、単電池の温度上昇量ΔTがその許容値ΔTlimを満足する場合に、単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径dと、ファンおよびダクトの構造を適切なものとして確定し、単電池の温度上昇量ΔTがその許容値ΔTlimを満足しない場合に、放熱性能への影響因子φおよび/又は冷却風の流速Uを変更するべく、単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径d、および/又は、冷却風通路を構成するファンおよびダクトの構造を設計変更する工程と、を包含することを特徴とする。
【0021】
前記単電池の温度上昇量ΔTとして、ダクトの形状による流速のばらつきΔUを加味した冷却風の流速U±ΔUを考慮して、最大温度上昇量ΔTmaxと、最小温度上昇量ΔTminと、それらの温度差(ΔTmax−ΔTmin)とを求め、最大温度上昇量ΔTmaxおよび温度差(ΔTmax−ΔTmin)をそれぞれの許容値と比較し、最大温度上昇量ΔTmaxおよび温度差(ΔTmax−ΔTmin)がそれぞれの許容値を満足する場合に、単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径dと、ファンおよびダクト構造とを適切なものとして確定し、最大温度上昇量ΔTmaxおよび温度差(ΔTmax−ΔTmin)がそれぞれの許容値を満足しない場合に、放熱性能への影響因子φおよび/又は冷却風の流速Uを変更するべく、単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径d、および/又は、冷却風通路を構成するファンおよびダクトの構造を設計変更する。
【0022】
前記単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径dを、組電池が配置されるスペースの要求スペックを満足させるように設計する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0024】
本発明の組電池の冷却設計方法は、Ni/MH蓄電池を用いたHEV用電池パックの冷却構造を設計するために実施される。図1は、HEV用の電池パックの一例を示す斜視図である。図1に示す電池パックは、円柱状をした複数本の単電池1と、それぞれが垂直な前面および後面が開口し、内部に複数本の単電池1が収容された角筒状のパッケージ2と、パッケージ2の後方にダクト3を介して接続された冷却ファン4とを有している。
【0025】
パッケージ2内は、ファン4によって、それぞれが開口した垂直な前面から後面にわたって冷却風が通流する冷却風通路になっている。パッケージ2内には、6本の単電池1を一直線に連結した1つの電池モジュール10が、それぞれ水平な状態で、冷却風の通流方向(Y方向)に対して直交する方向(X方向)に沿って、垂直方向(Z方向)に4列、冷却風の通流方向(Y方向)に3列に配置されている。
【0026】
本発明の組電池の冷却設計方法では、このような電池パックを、この電池パックが搭載されるHEVの車両において、電池パックに必要とされる出力および車両搭載性についての要求スペックを満足させ、しかも、冷却によって電池の温度上昇を抑制することを満足させるように設計する。
【0027】
具体的には、単電池1の最大温度上昇量ΔTmax を、許容値ΔTlim 以下に抑え、しかも、電池パック内の温度差(ΔTmax −ΔTmin )を、許容値(ΔTmax −ΔTmin )lim 以下に抑えるために必要な、電池モジュール10の列数および配置配列形態、即ち、隣接する電池モジュール10同士の関係、空気通流方向(Y方向)の列数N、隣接する電池モジュール10間の距離S、ファン4およびダクト3の構造が決定される。
【0028】
図2は、本発明の組電池の冷却設計方法の手順を示すフローチャートである。以下、各ステップを順番に追いながら、電池モジュール10の個数および配列形態の決定の手順、ファン4およびダクト3の構造の決定の手順を説明する。
【0029】
ステップS1では、電池モジュール10が搭載されるHEV車両において、電池パックとして要求される出力から、電池モジュール10の必要本数が決定され、決定された電池モジュール10の本数に基づいて、以下の設計が実施される。
【0030】
すなわち、ステップS2において、決定された電池モジュール10の本数と、電池パックをHEV車両に搭載した場合のスペース的な制限とに基づいて、電池パックにおける電池モジュール10の配置配列形態、空気流通方向(Y方向)の列数N、隣接する電池モジュール10間の距離Sが、それぞれ決定される。
【0031】
図3は電池モジュール10の配置配列形態の説明図である。円柱状の単電池1を一直線に連結した電池モジュール10の主な配置配列形態として、図3(a)に示すように、電池モジュール10を、冷却風の通流方向(Y方向)および通流方向とは直交する方向(Z方向)に対して、それぞれ整列状態で配列する整列配置と、図3(b)に示すように、隣接する電池モジュール10同士を、冷却風の通流方向(Y方向)および通流方向とは直交する方向(Z方向)に対して、それぞれ、1/2ピッチずつずらせて配置する千鳥配置とがある。
【0032】
これらの配置配列形態では、隣接する電池モジュール10間の距離Sおよび電池モジュール10の列数Nの影響によって、電池モジュール10の周囲の冷却風の風速、流動状態等が変化し、電池モジュール10を1列だけ配置する場合とは放熱性能が異なり、しかも、整列配置と千鳥配置とによっても、放熱性能が異なる。例えば、冷却風の圧力損失は、整列配置よりも千鳥配置の方が大きくなる。このために、電池モジュール10の配置配列形態を、電池モジュール10の列数Nおよび電池モジュール間の距離Sと共に、冷却への影響因子の1つの要件とする。
【0033】
電池モジュール10の列数Nおよび隣接する電池モジュール10間の距離Sは、以下のようにして決定される。単電池の個数は、車両側に必要な出力から決定される。まず、電池パックをHEV車両に搭載した場合のスペース的な制限から、パッケージ2の高さHについての限界値Hlim が決定される。また、電池モジュール10の配置配列形態として、整列配置が選択されている場合、パッケージ2の厚みをt、最上段の電池モジュール10からパッケージ2上壁内面までの距離および最下段の電池モジュール10からパッケージ2の下壁内面までの距離をCとすると、パッケージ2の高さHは、次の(1)で表される(図3(a)参照)。
【0034】
H=S(m−1)+2(C+t)+d ・・・(1)
ただし、dは電池の外径、mは、電池モジュール10の冷却風通流方向とは直交する方向の列数である。
【0035】
(1)式より、Hlim ≧Hを満たす各電池モジュール10間の距離S、電池モジュール10の冷却風通流方向とは直交する方向の列数mを決定すれば、次の(2)式より、冷却風通流方向の列数Nが決定される。
【0036】
N=B/m …(2)
ただし、Bは電池モジュール数に対応する単電池の個数である。
【0037】
なお、各ステップS1およびステップS2とは別に、ステップS3において、ファン4およびダクト3の構造について、放熱性の観点から、冷却風の流量Q、平均流速U、その流速のばらつきΔUに関して、順番に、次のようにして求める。
【0038】
まず、ファンの形式が選択される。少ないエネルギーによって各単電池1を効率よく冷却するためには、通風抵抗の低減と最適なファン選択が必要である。ファンとしては、通常、軸流ファンおよびシロッコファンが使用される。通風抵抗が小さい場合には、軸流ファンが好適であり、コストおよびスペースの観点からも好ましい。通風抵抗が大きな場合には、シロッコファンが好適である。軸流ファン、シロッコファンのいずれかのファンが選択されると、そのファンの具体的仕様が決定される。
【0039】
図4は、ファンの具体的仕様の決定方法を示すフローチャートである。
【0040】
まず、ファンの幅、ファンの数およびその配置が決定される(ステップS31)。次に、冷却風通路の圧力損失曲線Pが計算され(ステップS32)、さらに、図5に示すファンの流量特性図に基づいて、ファンの駆動動作点(Q0 ,ΔP0 )が求められる(ステップS33)。
【0041】
そして、これらから、冷却風の流量Q0 が求められる。そして、求められた冷却風の流量Q0 が、最低限必要な流量Qlim と比較される(ステップS34)。Q0 ≧Qlim であれば、ファン幅、ファン数およびその配置が確定する(ステップS35)。Q0 <Qlim であれば、ファン幅、ファン数およびその配置が変更される。そして、変更されたファン幅、ファン数およびその配置に関して、ステップS31〜S34のプロセスが再度実行され、Q0 ≧Qlim となるまで、ファン幅、ファン数およびその配置の変更が繰り返される。
【0042】
こうして、決定されたファン仕様についての冷却風の流量Q0が求まると、冷却風通路の断面積と、この流量Q0とに基づいて、平均流速Uが求められる。さらに、ダクトの構造により、平均流速UのばらつきΔUが求められる。即ち、ストレートなダクトと比べ、ダクトが直角に曲がるような場合は、平均流速のばらつきΔUが大きくなる。
【0043】
以上により、決定されたファンおよびダクトの構造について、冷却風の流速が、U±ΔUとして求まる。換言すれば、ファンおよびダクトの構造が、冷却風の流速U±ΔUを代表値として決定される。
【0044】
これらとは別に、ステップS4において、決定された電池モジュールの本数に基づいて、パッケージ2内での単電池1の発熱量Jが求められる。これは次のようにして行われる。
【0045】
Ni/MH蓄電池の充電時の発熱要素は、充電反応における化学反応抵抗による発熱と、導電部の電気抵抗による発熱と、二次的な水素および酸素の再結合による反応熱とである。一方、放電時の発熱要素は、放電反応における化学反応抵抗による発熱と、導電部の電気抵抗による発熱とである。HEV車両の通常走行では、SOCが50%程度に制御されることにより、発熱要素は、主に化学反応抵抗および導電部の電気抵抗による発熱となる。
【0046】
Ni/MH蓄電池を高SOC領域で充電すると、2次反応である水素および酸素の再結合による反応が生じ、発熱量が急激に増加する。SOCが100%以上の充電では、充電エネルギーのほぼ全てが熱エネルギーロスになると考えられる。
【0047】
Ni/MH蓄電池の通常使用域として、SOCが50%、高SOC領域として、SOCが90%での充電時の発熱量をそれぞれ測定したところ、通常使用域では、蓄電池の等価的な内部抵抗をRとすると、蓄電池の発熱量Jは、入出力の平均電流Iを用いて、J=I2Rとして表わされることが判明した。
【0048】
実測結果からは、SOCが50%での等価的な内部抵抗Rは、1本の単電池当り3.6mΩであり、これは、単電池の内部抵抗とほぼ一致する。また、SOCが90%での内部抵抗Rは、SOCが50%の場合と比べて、10%程度増加しており、その差は、2次反応によるエネルギーロス分と考えることができる。
【0049】
通常使用では、SOCが90%付近でのHEV車両の走行はほとんど考えられないため、冷却評価では、SOCが50%における単電池の内部抵抗から算出した発熱量Jを用いる。また、発熱量を変化させて評価することにより、HEV車両にて想定される様々な走行パターンを模擬する。この方法により、効率よく冷却評価を行うことができる。求められた発熱量Jは確定され、電池モジュールの本数と同様、以後、変更されない。
【0050】
以上により、電池モジュールの本数と、電池パックを車両に搭載したときのスペース的な制限とに基づいて、電池パックにおける電池モジュールの配置配列形態、冷却風通流方向(Y方向)の電池モジュールの列数Nおよび電池モジュール間の距離Sが、仮決定される(ステップS2)。また、仮決定されたファン仕様およびダクト仕様に基づき、冷却風の流速U±ΔUが求められる(ステップS3)。更に、決定された電池モジュールの本数に基づいて、電池パック内での単電池の発熱量Jが求められる(ステップS4)。
【0051】
そして、ステップS5〜ステップS7により、上記の仮決定されたスペックに関して、放熱性能が、単電池1の最大温度上昇量ΔTmax およびパッケージ2内の温度差(ΔTmax −ΔTmin )により評価される。以下、この評価手順を説明する。
【0052】
整列配置された電池モジュール10および千鳥配置された電池モジュール10では、その配置配列形態、周囲の電池モジュール10の空間距離(電池モジュール10間の距離S)、電池モジュール10の列数Nの影響を受けて、電池モジュール10の周囲の冷却風の流速、その流量特性等が変化し、放熱性能は、電池モジュール10が単一な場合とは、放熱性能が異なる。このような熱移動に関し、伝熱工学の分野では、次の(3)式および(4)式で表される単一管内の熱移動に対して、複数の管において、個数および配置配列形態による影響因子φ0 を導入した(5)式および(6)式が使用されている。
【0053】
Nu=C・Ren ・Pr1/3 …(3)
Re=U・d/v …(4)
Nu=φ0 ・Ren ・Pr1/3 …(5)
φ0 =F(N,S,d) …(6)
ただし、Nuはヌッセルト数、Reはレイノズル数、Prはプラントル数、Uは流速、dは管の外径、vは動粘性係数、Cは係数、Fは関数、nは指数である。またNは電池モジュールの列数、Sは隣接する管の距離である。
【0054】
単一の円柱状をした電池モジュールの放熱性について実験を行ったところ、上記(3)式および(4)式の近似線に実測値が一致することが確認された。従って、円柱型の電池モジュールの熱移動についても、その現象が、上記(3)式およぴ(4)式により整理され、更に、上記(5)式および(6)式のように、個数および配置配列形態の影響因子φ0 を導入することにより、電池パックにおける電池モジュールの熱移動が整理される。
【0055】
また、冷却構造の実設計では、次の(7)式で表される冷却係数Kが使用される。
【0056】
K=J/ΔT=J/(TB−Tamb ) …(7)
ここで、Jは発熱量、ΔTは単電池の温度上昇量、TBは定常状態の単電池の温度、Tamb は吸気空気温度である。
【0057】
この冷却係数Kを使用すると、(7)式は、次の(8)式〜(10)式に整理される。
【0058】
K=φ0 ・d/(A・λ)・Ren ・Pr1/3 =φ・Ren ・Pr1/3 …(8)
Re=U・d/v …(9)
φ=G(φ0 )=G(N,S,d) …(10)
(8)式において、Aは放熱面積、λは空気の熱伝導率、Uは流速、dは電池の外径、vは動粘性係数、φは配置配列形態および配列状況の放熱性に対する影響因子、Gは関数である。
【0059】
そして、これらの式から、(11)式および(12)式が得られる。
【0060】
K=φ・(U・d/v)n ・Pr1/3 …(11)
ΔT=J/K …(12)
これらの(10)式〜(12)式からは、次のことが理解される。電池パック内の電池モジュールに関して、整列配置、千鳥配置のそれぞれについて関数Gを求めておけば、電池モジュールの冷却風通流方向の列数N、電池モジュール間の距離Sおよび単電池の外径dから電池モジュールの個数および配置配列形態による放熱性能のる影響因子φが、(10)式によって求まる。
【0061】
求められた影響因子φと、冷却風の流速Uとから、冷却係数Kが(11)式によって求まる。求められた冷却係数Kと、発熱量Jとから、単電池の温度上昇量ΔTが(12)式から求まる。
【0062】
冷却風の流速Uについては、前述したように、ダクト形状による流速のばらつきΔUがあるために、U±ΔUによって表される。この流速のばらつきΔUを考慮すれば、単電池の最大温度上昇量ΔTmax と、単電池の最小温度上昇量ΔTmin とが求まり、電池パック内の温度差(ΔTmax −ΔTmin )が求まる。
【0063】
予め決定されたスペックの放熱性能を評価するに当たり、電池モジュールの配置配列形態、空気流通方向(Y方向)の電池モジュールの列数N、電池モジュール間距離S、冷却風の流速U±ΔUおよび単電池の発熱量Jを求めることにより、(10)式〜(12)式を用いて、単電池の最大温度上昇量ΔTmax および電池パック内の温度差(ΔTmax −ΔTmin )を求めることができる。
【0064】
図6は、(10)式〜(12)式の関係を、1チャート上に表示した電池パックの冷却設計線図である。
【0065】
図6における右上に位置するグラフ(1)は、(10)式を表しており、単電池の外径dに対する電池モジュール間距離Sの割合S/d(横軸)と影響因子φ(縦軸)との関係を、整列配置(実線)および千鳥配置(破線)のそれぞれについて、電池モジュールの冷却風通流方向の列数Nをパラメータとして示している。図6における左上のグラフ(2)は、(11)式を表しており、影響因子φ(縦軸)と冷却係数K(横軸)との関係を、冷却風の流速Uをパラメータとして示している。図6における左下のグラフ(3)は、(12)式を表しており、冷却係数K(横軸)と単電池の温度上昇量ΔT(縦軸)との関係を、発熱量Jをパラメータとして示している。
【0066】
図6のグラフ(1)〜(3)において、(1)〜(2)〜(3)と矢印に沿って値を順番に求めるとにより、電池モジュールの温度上昇量ΔTが直ちに判明する。即ち、図6のグラフ(1)から、電池モジュール間距離S/電池(モジュール)外径dと、配置配列形態および電池モジュールの列数Nとによって、放熱性に対する影響因子φが得られ、図6のグラフ(2)から、その影響因子φと、冷却風の流速Uとによって、冷却係数Kが得られ、さらに、図6のグラフ(3)から、その冷却係数Kと、発熱量Jとによって、電池モジュールの温度上昇量ΔTが得られる。
【0067】
本発明の実施形態では、ステップS2にて決定された電池モジュールの配置配列形態、電池モジュールの列数N、電池モジュール間距離S等を用いて、ステップS5にて、放熱性能の影響因子φを求め、次のステップS6に移行する。
【0068】
ステップS6では、ステップS5で求めた放熱性能の影響因子φと、ステップS3で求めた冷却風の流速U±ΔUとにより、流速が最大値U+ΔUのときの最大冷却係数Kmax を求めると共に、流速が最小値U−ΔUのときの最小冷却係数Kmin を求める。
【0069】
次のステップS7では、ステップS4で求めた発熱量Jと、ステップS6で求めた最大冷却係数Kmax とから、電池モジュールの最大温度上昇量ΔTmax を求めると共に、発熱量Jと最小冷却係数Kmin とから、電池モジュールの最小温度上昇量ΔTmin を求める。
【0070】
このようにして、電池の最大温度上昇量ΔTmax および最小温度上昇量ΔTmin が求まると、ステップS8で、最大温度上昇量ΔTmax をその許容値ΔTlim と比較する。また、電池パック内の温度差(ΔTmax −ΔTmin )をその許容値(ΔTmax −ΔTmin )lim と比較する。
【0071】
いずれもが許容値以下の場合は、そのときの、電池モジュールの配置配列形態、電池モジュールの列数N、電池モジュール間距離Sおよび単電他の外径d(電池パック仕様)、並びに冷却風の流速U(ファン仕様・ダクト仕様)を設計値として確定する(ステップS9)。
【0072】
いずれか一方でも許容値を上回った場合は、ステップS2および/又はステップS3に戻る。即ち、電池パック仕様、またはファン仕様およびダクト仕様の少なくとも一方を変更する。
【0073】
そして、変更後の仕様につき、再度ステップS5〜ステップS8を実行し、ステップS9へ移行するまでこれを繰り返す。
【0074】
このようにして、本発明の実施形態では、車両において必要とされる出力および車両搭載性についての要求スペックを満足しつつ冷却効果を満足する電池パックを簡単に設計することができる。
【0075】
このような方法によって、実際に図1に示す電池パックを試作した。冷却風の通風抵抗を小さくするために、配置配列形態は整列配置とした。強度と冷却性を考慮して電池モジュール間距離Sを決定した。
【0076】
ファン4は圧力損失、コスト、スペースのバランスのとれている軸流ファンを用いた。また、ダクト3は、電池モジュール10との距離を、可能な限りファン4の直径以上になるように設計し、電池パック内に冷却風を均一に通流させるようにした。
【0077】
試作した電池パックの放熱性の評価を実際に行った。結果を図7のグラフに示す。図7のグラフから理解されるように、試作された電池パックの放熱性は、冷却風の風速0.8m/s、単電池あたりの発熱量2W以下では、最大温度上昇量ΔTmax については10℃以下、温度差(ΔTmax −ΔTmin )については4℃以下であり、目標を達成していることが確認された。
【0078】
図7のグラフには、図6の冷却設計線図から求めた予想値も合わせて示している。最大温度上昇量ΔTmax および温度差(ΔTmax −ΔTmin )とも、予想値と実測値とが、よく一致している。また、発熱負荷を順次変化させた非定常の温度変化を図8のグラフに示すが、この温度変化についても、予想値と実測値は、よく一致している。
【0079】
これらのことから、本発明の実施形態の有効性は明らかである。
【0080】
図9は、図1に示した電池パック内の単電池S1〜S3およびM1〜M3の冷却風流通方向(Y方向)の温度分布を示す。単電池S1〜S3は最上段に配置されており、単電池M1〜M3は2段目に配置されている。また、S3(M3)、S2(M2)、S1(M1)の順番に、側壁から離れ中央部に近づくように配置されている。
【0081】
図9のグラフから明らかなように、周囲のパッケージ2から離れた中央部にて温度が高く、周囲のパッケージ2に接近するほど、温度が低くなる。この温度のばらつきは、主にパッケージ2の形状に起因する流速のばらつきが要因と考えられる。この評価では、各列ごとの冷却係数のばらつきは、約18%以内と小さくなかった。従って、実際の電池パックの設計では、パッケージ2の形状に起因する流速分布を考慮することが有効である。
【0082】
更に、HEV車両の搭載時においては、吸気空気の流速のばらつきも生じる。従って、最終的なHEV車両の搭載に際しての冷却性を考慮すると、吸気空気の流速のばらつきも考慮することが有効である。
【0083】
【発明の効果】
本発明の組電池の放熱評価方法は、このように、組電池における単電池の個数および配置配列形態から求めた放熱性能の影響因子φと、冷却風通路を構成するファンおよびダクト構造から求めた冷却風通路内の冷却風の流速Uと、単電池の個数から求めた電池の発熱量Jとによって、単電池の温度上昇量ΔTを求めることにより、設計された組電池の放熱性能が簡単かつ正確に評価され、その設計が容易になる。
【0084】
また、放熱性能の影響因子φを所定の関数として求めることにより、放熱性能の影響因子φがより正確に求まり、従って、求められる単電池の温度上昇量ΔTが正確になるために、放熱性能の評価精度が向上する。
【0085】
また、単電池における温度上昇量ΔTを求める際に、放熱性能の影響因子φと冷却風の流速Uとに基づいて、冷却係数Kを求め、求められた冷却係数Kと電池の発熱量Jとに基づいて、電池の温度上昇量ΔTを求めることにより、求められる電池の温度上昇量ΔTがより正確に得られるために、放熱性能の評価精度が向上する。
【0086】
また、本発明の組電池の冷却設計方法によると、本発明の組電池の放熱評価方法により正確に求められた単電池の温度上昇量ΔTを用いて、単電池の温度上昇量ΔTがその許容値ΔTlimを満足する場合に、単電池の個数および配置配列形態と、ファンおよびダクト構造とを確定し、電池の温度上昇量ΔTがその許容値ΔTlimを満足しない場合に、放熱性能の影響因子φおよび/又は冷却風の流速Uを変更するべく、単電池の個数および配置配列形態、および/又は、冷却風通路を構成するファンおよびダクト構造を設計変更することにより、所定の放熱性能を有する組電池が容易に設計される。
【0087】
また、電池の温度上昇量ΔTとして、最大温度上昇量ΔTmax 、最小温度上昇量ΔTmin および温度差(ΔTmax −ΔTmin )を求め、最大温度上昇量ΔTmax および温度差(ΔTmax −ΔTmin )をそれそれの許容値と比較し、最大温度上昇量ΔTmax および温度差(ΔTmax −ΔTmin )がそれそれの許容値を満足する場合に、単電池の個数および配置配列形態と、ファン性能およびダクト構造とを確定し、最大温度上昇量ΔTmax および温度差(ΔTmax −ΔTmin )がそれそれの許容値を満足しない場合に、放熱性能の影響因子φおよび/又は冷却風の流速Uを変更するべく、組電池における電池の個数および配置配列形態、および/又は、冷却風通路を構成するファンおよびダクト構造を設計変更することにより、特に高い放熱性能を有する組電池が簡単に設計される。
【0088】
また、単電池の個数および配置配列形態を、スペース面の要求スペックを満足させるように設計することにより、小型で且つ高い放熱性能を有する組電池が簡単に設計される。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池パックの構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示す冷却設計手順のフローチャートである。
【図3】(a)は、電池モジュールの配置配列形態である整列配置の説明図、(b)は、千鳥配置の説明図である。
【図4】ファン仕様の決定手順を示すフローチャートである。
【図5】ファンの流量曲線を示すグラフである。
【図6】本発明の実施形態に使用される電池パックの冷却設計用グラフである。
【図7】試作した電池パックの放熱性を予想値と実測値について示すグラフである。
【図8】負荷を変化させたときの放熱性の変化を予想値と実測値について示すグラフである。
【図9】電池パック内の電池位置の放熱性に与える影響を示すグラフである。
【符号の説明】
1 単電池
2 パッケージ
3 ダクト
4 ファン
10 モジュール
Claims (5)
- 冷却風の通路内に複数の単電池を組み合わせて配置した組電池の放熱性を評価する方法であって、
通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径dに基づいて、放熱性能への影響因子φを関数
φ=G(N,S,d)(ただし、Gは単電池の配置配列形態に対応した関数である。)
によって求める工程と、
冷却風通路を構成するファンおよびダクトの構造から、前記組電池に対する冷却風の流速Uを求める工程と、
前記組電池における単電池の発熱量Jを求める工程と、
前記影響因子φ、前記冷却風の流速Uおよび前記単電池の発熱量Jから、組電池における単電池の温度上昇量ΔTを求める工程と、
を包含することを特徴とする組電池の放熱評価方法。 - 前記温度上昇量ΔTは、前記放熱性能への影響因子φと前記冷却風の流速Uとに基づいて、次式により求められた冷却係数Kと、前記単電池の発熱量Jとに基づいて、ΔT=J/Kによって求められる請求項1に記載の組電池の放熱評価方法。
K=φ・(U・d/v)n・Pr1/3
ただし、φは放熱性能への影響因子、dは単電池の外径、vは動粘性係数、Prはプラントル数、nは指数である。 - 請求項1に記載の組電池の放熱評価方法を用いて組電池の冷却構造を決定する組電池の冷却設計方法であって、
請求項1に記載の組電池の放熱評価方法により求められた単電池の温度上昇量ΔTを、予め設定された許容値ΔTlimと比較する工程と、
単電池の温度上昇量ΔTがその許容値ΔTlimを満足する場合に、単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径dと、ファンおよびダクトの構造を適切なものとして確定し、単電池の温度上昇量ΔTがその許容値ΔTlimを満足しない場合に、放熱性能への影響因子φおよび/又は冷却風の流速Uを変更するべく、単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径d、および/又は、冷却風通路を構成するファンおよびダクトの構造を設計変更する工程と、
を包含することを特徴とする組電池の冷却設計方法。 - 前記単電池の温度上昇量ΔTとして、ダクトの形状による流速のばらつきΔUを加味した冷却風の流速U±ΔUを考慮して、最大温度上昇量ΔTmaxと、最小温度上昇量ΔTminと、それらの温度差(ΔTmax−ΔTmin)とを求め、最大温度上昇量ΔTmaxおよび温度差(ΔTmax−ΔTmin)をそれぞれの許容値と比較し、最大温度上昇量ΔTmaxおよび温度差(ΔTmax−ΔTmin)がそれぞれの許容値を満足する場合に、単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径dと、ファンおよびダクト構造とを適切なものとして確定し、最大温度上昇量ΔTmaxおよび温度差(ΔTmax−ΔTmin)がそれぞれの許容値を満足しない場合に、放熱性能への影響因子φおよび/又は冷却風の流速Uを変更するべく、単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径d、および/又は、冷却風通路を構成するファンおよびダクトの構造を設計変更する請求項3に記載の組電池の冷却設計方法。
- 前記単電池の配置配列形態、通風方向における単電池の列数N、単電池間距離S、および単電池の外径dを、組電池が配置されるスペースの要求スペックを満足させるように設計する請求項3又は4に記載の組電池の冷却設計方法。
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