JP4973607B2 - 画像処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4973607B2
JP4973607B2 JP2008158749A JP2008158749A JP4973607B2 JP 4973607 B2 JP4973607 B2 JP 4973607B2 JP 2008158749 A JP2008158749 A JP 2008158749A JP 2008158749 A JP2008158749 A JP 2008158749A JP 4973607 B2 JP4973607 B2 JP 4973607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
value
objects
determination
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008158749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010004101A (ja
Inventor
健朗 濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2008158749A priority Critical patent/JP4973607B2/ja
Publication of JP2010004101A publication Critical patent/JP2010004101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4973607B2 publication Critical patent/JP4973607B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に、色覚障害の有無に関わらず見易い配色のカラードキュメントを作成する技術に関する。
近年、カラープリンタが普及するの従って、色覚障害の有無に関わらず見やすい配色のカラードキュメントを作成する必要性が高まっている。
例えば、特許文献1には、カラードキュメント中の色の変わり目に輪郭線を追加したり、配色を変更したりすることによって、色覚障害者にとって見易くする技術が開示されている。
このようにすれば、色覚障害者の見易さを意識せずに作成されたカラードキュメントであっても、色覚障害者に見易くすることができるので、異なる色覚を有する者の間の意思の疎通や情報の伝達を円滑にすることができる。
特開2001−293926号公報
しかしながら、色覚障害者にとって見易いカラードキュメントであっても必ずしも健常者にとって見易い訳ではない、という問題がある。
そのような場合、上記技術を適用したとことで、既に色覚障害者にとって見易いカラードキュメントになっているので、何ら変更が加えられず、健常者にとって見易くすることができない。このため、色覚障害者から健常者への情報伝達に円滑を欠く結果となる。
そこで、本発明は、上述したような問題に鑑みてなされたものであって、色覚障害者の見易さを保ちつつ、健常者に見易くなるようカラードキュメントに変更を加える画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、画像処理装置であって、カラードキュメントから、境界が接する2つのオブジェクトを抽出する抽出手段と、抽出した2つのオブジェクトの色それぞれに対するLab表色系における各成分値であるLab値を取得する取得手段と、抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色が健常者にとって類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせであるか否かを、前記取得手段にて得られた2つのLab値に基づいて判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果が肯定的である場合には、前記2つのオブジェクトの中からRGB表色系における青色成分の明度が低いオブジェクトを選択する選択手段と、健常者にとって前記2つのオブジェクトの色の組み合わせが非類似になるように前記選択手段にて選択された1のオブジェクトに対するLab値のうちa値を変更し、変更されたLab値を生成する値変更手段と、前記選択されたオブジェクトの色を、前記変更されたLab値にて示される色へと変更する色変更手段とを備えることを特徴とする。
ここで、Lab値とは、Lab表色系における3成分値であるL値、a値、b値からなり、色を数値化するカラーモデルの1つである。このLab値は、色の絶対的な尺度として、色伝達基準として用いられている。L値は、明度を示し、値が大きいほど明度が高い。a値は赤〜緑における色相・彩度を示し、a値が大きいほど赤色の色相が高く、a値が小さいほど緑色の色相が高くなる。b値は黄〜青における色相・彩度を示し、b値が大きいほど黄色の色相が高く、b値が小さいほど青色の色相が高くなる。
上記にて示す構成によると、画像処理装置は、抽出した2つのオブジェクトに利用されている色が類似する色である場合に色変更を行う際には、健常者にとって前記2つのオブジェクトの色の組み合わせが非類似になるように前記2つのオブジェクトのうち青色成分の明度が低いオブジェクトのLab値のうちa値を変更するので、健常者にとっては見易い色の組み合わせになる。また、a値を変更しても色覚障害者にとっては見え方が変わらないので、色覚障害者にとっても見易い色の組み合わせのままである。例えば、赤色と緑色の識別が困難な色覚障害者が作成したカラードキュメントにおいて、当該色覚障害者には作成したカラードキュメントに含まれる境界が接する2つオブジェクトの区別ができるように見えているが、健常者には当該2つのオブジェクトの色の区別ができない場合がある。このとき、本発明に係る画像処理装置を用いることにより、青色成分の明度が低いオブジェクトのLab値のうちaの値を変更することにより、色覚障害者にとっては、a値が変更されても2つのオブジェクトの色の組み合わせの見え方は変わらない。なぜなら、a値の変更により赤色の色相の高くなっても(このとき、緑色の色相は低くなる)、色覚障害者による赤色及び緑色の識別には何ら影響を与えないからである。逆に、a値の変更により赤色の色相の低くなる場合においても(このとき、緑色の色相は高くなる)、同様である。また、健常者にとっては、a値を変更することで、色変更対象のオブジェクトに対する色の見え方が変わるので、2つのオブジェクトの色の区別ができるようになる。
ここで、前記値変更手段は、前記a値の正負を反転させることで、前記a値を変更するとしてもよい。
この構成によると、画像処理装置は、a値の正負を反転して色変更を行うので、健常者にとって見易い色の組み合わせに確実に変更することができる。
ここで、前記値変更手段は、前記a値の変更に先立って、前記a値が所定の範囲内であるか否かを判断し、所定の範囲内でないと判断する場合に前記a値を変更するとしてもよい。
さらに、前記所定の範囲とは、値0の近傍であり、且つ色覚障害者が識別可能な色に対するa値を示す値の集まりであるとしてもよい。
この構成によると、画像処理装置は、選択された1のオブジェクトのa値が所定の範囲外である場合に色変更を行うことができる。これは、抽出された2つのオブジェクトそれぞれのa値が互いに近くても、選択されたオブジェクトのa値が所定の範囲内である場合(値0に近い場合)には、健常者及び色覚障害者の両者ともにおいて、2つのオブジェクトの色の組み合わせは識別しやすいものになっているので、色変更を必要とするオブジェクトに対して確実に色変更を行うことができる。
ここで、前記判断手段は、前記2つのLab値から、L値、a値及びb値それぞれの差分を算出する算出部と、算出したL値の差分が第1の判断値以下であるか否かを判断する第1の判断部と、前記第1の判断値以下であると判断する場合、a値の差分が第2の判断値以下であり、且つb値の差分が第3の判断値以上であるか否かを判断する第2の判断部とを備え、前記判断手段は、前記第2の判断部による判断結果が肯定的である場合に、抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色が健常者にとって類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせであると判断するとしてもよい。
この構成によると、画像処理装置は、2つのオブジェクトそれぞれのLab値におけるL値、a値、b値の差分を用いることで、抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色の組み合わせが健常者にとって類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせであるか否かを確実に判断することができる。
ここで、前記画像処理装置は、さらに、色変更が不要である色の組み合わせを記憶する記憶手段と、前記判断手段による判断に先立って、前記抽出した2つのオブジェクトの色の組み合わせが、前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていないと判断する場合には前記判断手段による判断を行うよう制御し、記憶されていると判断する場合には前記判断手段による判断を行わないよう制御する判断制御手段を備えるとしてもよい。
この構成によると、画像処理装置は、抽出した2つのオブジェクトの色の組み合わせが色変更不要な組み合わせである場合には、判断手段の動作を行わないので、色変更不要な組み合わせに対して、色変更を確実に抑止することができる。
ここで、前記画像処理装置は、さらに、前記値変更手段によるLab値の変更に先立って、抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色が健常者にとっては類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせである場合に、健常者にとって類似する色の組み合わせが利用されている旨のメッセージを出力するするメッセージ出力手段と、前記メッセージの出力後、色変更を行うか否かの指示を受け付け、受け付けた指示が色変更を行う旨である場合には前記値変更手段の動作を開始するよう制御し、受け付けた指示が色変更を行わない旨である場合には抽出手段にて抽出された前記2つのオブジェクトそれぞれに利用された色の組み合わせを前記記憶手段に格納する値変更制御手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、画像処理装置は、健常者にとって類似する色が利用されている旨のメッセージを出力するので、当該画像処理装置の利用者は、健常者による色の見え方が類似する色の組み合わせがあるか否かを確実に知ることができる。また、色変更を行う否かについても利用者自身で選択できる。
ここで、前記画像処理装置は、カラードキュメントを印刷する画像形成装置に具備され、前記カラードキュメントの印刷時に動作するとしてもよい。
この構成によると、画像形成装置に具備される画像処理装置は、当該画像形成装置によるカラードキュメントの印刷時に、2つのオブジェクトの色の組み合わせにおいて色覚障害者にとっては見え方が変わらず、健常者にとっても見易い色の組み合わせとすることができるので、カラードキュメントの作成者は、作成時において、2つのオブジェクトの色の組み合わせを意識する必要が無い。
1.実施の形態1
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
1.1 概要
本発明における画像処理システム1は、図1に示すように、画像処理装置10、ディスプレイ11及び画像形成装置20から構成されている。
画像処理装置10は、ユーザ操作、特に色覚障害者の操作によりカラードキュメントを生成し、生成されたカラードキュメントが色覚障害者及び健常者の両者に対して見易くなるように、カラードキュメントに含まれるカラーオブジェクトの色変更を行う。なお、本実施の形態においては、色覚障害者とは、特に、赤色と緑色の識別が困難な色覚障害者であるとする。また、カラーオブジェクトとは、単一色からなる領域、言い換えると、同一の値からなる画素を連結した塊である。例えば、領域は、グラフや図形や文字から形成される。また、オブジェクトの色変更とは、オブジェクト対における色の組み合わせにおいて、色覚障害者の見え方を変更することなく、健常者にも見やすくなるよう、当該色の組み合わせを変更することである。ここで、オブジェクト対とは、境界が接する2つのオブジェクトの組をいう。例えば、隣接する2つのオブジェクトの組や、1のオブジェクトと当該オブジェクトに含まれる他のオブジェクトとからなる組が、これに相当する。
ディスプレイ11は、画像処理装置10により作成されたカラードキュメントや、色変更されたドキュメント、及びユーザに通知すべきメッセージ等を表示する。
画像形成装置20は、画像処理装置10により作成されたカラードキュメントや、色変更されたドキュメントなどのカラー印刷を行う。
1.2 画像処理装置10の構成
画像処理装置10は、図2にて示すように、記憶部100、ドキュメント生成部101、画像処理部102、第1出力部103、及び第2出力部104から構成されている。具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、画像処理装置10にその機能を達成させる。
(1)記憶部100
記憶部100は、ユーザ操作により指定された色変更の必要の無い色の組み合わせを1つ以上記憶するための領域を有している。
ここでは、色変更の必要の無い色の組み合わせとして、2つの色のRGB値を対にして記憶するものとする。
また、本実施の形態では、RGBの階調度として0から255の値を用い、値が大きいほど、明度が低くなるものとする。
なお、記憶するデータはRGB値でなくてもよい。例えば、2色それぞれのLab値を対にして記憶してもよい。つまり、色変更の必要の無い色の組み合わせとして、2つの色を識別できる情報であればよい。
(2)ドキュメント生成部101
ドキュメント生成部101は、ユーザ操作によりカラードキュメントを生成する。
生成したカラードキュメントは第2出力部104を介してディスプレイ11へ出力される。このとき、ディスプレイ11にて、生成されたカラードキュメントが表示される。
ドキュメント生成部101が、ユーザ操作によりカラードキュメントの印刷の指示を受け付けると、画像処理の開始指示を画像処理部102へ出力する。
また、画像処理部102から印刷の開始を指示する印刷開始指示を受け取ると、ドキュメント生成部101は、色変更が施されていない場合には生成したカラードキュメント、若しくは画像処理部102にて色変更が施された場合には色変更後のカラードキュメントを、第1出力部103を介して画像形成装置20へ出力する。なお、このとき、画像形成装置20にて、生成されたカラードキュメント(つまり、色変更がされていないカラードキュメント)若しくは色変更がなされたカラードキュメントがカラー印刷される。
(具体例)
以下、ドキュメント生成部101にて生成されたカラードキュメントの一例について説明する。
通常、色覚障害者(ここでは、赤色と緑色の識別が困難な色覚障害者)は、背景色が青色で、その中の文字を黄色で作成したつもりが、実際には、背景色がマゼンタ色で、その中の文字を赤色で作成してしまう場合がある。この場合、作成した色覚障害者には、背景色が青色で、その中の文字が黄色に見えているが、健常者には、背景色がマゼンタ色で、その中の文字が赤色に見えてしまう。
図3は、色覚障害者が、図形を示す領域の背景色が水色で、その中の文字を黄色で作成したつもりが、実際には、背景色がマゼンタ色で、その中の文字を赤色で作成してしまった場合の作成結果を示す一例である。ここでは、色覚障害者にて作成されたドキュメントには、図形を示す領域であるオブジェクト150、152と文字を示すオブジェクト「K」151、「M」153が含まれているものとする。オブジェクト150はマゼンタ色(色覚障害者には水色に見えている)であり、オブジェクト「K」151は赤色(色覚障害者には黄色に見えている)である。また、オブジェクト152は青色(色覚障害者にも青色に見えている)であり、オブジェクト「M」153は赤色(色覚障害者には黄色に見えている)である。
図4(a)及び(b)にて、色覚障害者及び健常者それぞれにおける見え方を示す。
図4(a)は、色覚障害者における見え方を示す。色覚障害者にとっては、オブジェクト150aは水色に見え、オブジェクト「K」151aは黄色に見えている。また、オブジェクト152aは青色に見え、オブジェクト「M」153aは黄色に見えている。
図4(b)は、健常者における見え方を示す。健常者にとっては、オブジェクト150bはマゼンタ色に見え、オブジェクト「K」151bは赤色に見えている。また、オブジェクト152bは青色に見え、オブジェクト「M」153bは赤色に見えている。
(3)画像処理部102
画像処理部102は、図2にて示すように、オブジェクト抽出部110、色情報分析部111及び色値変換部112を有しており、カラードキュメントに含まれるオブジェクト対における色の組み合わせが健常者にとって類似するものであり、且つ色覚障害者にとって非類似となるものである場合に、健常者にとって色の組み合わせが非類似になるように、オブジェクト対に含まれる1のオブジェクトの色変更を行う。
以下、オブジェクト抽出部110、色情報分析部111及び色値変換部112の動作について、図3にて示すオブジェクト150、151、152、153と、図5、6にて示す流れ図とを用いて説明する。
オブジェクト抽出部110は、ドキュメント生成部101から画像処理の開始指示を受け取ると、ドキュメント生成部101にて生成されたカラードキュメントから、当該ドキュメントに含まれる全てのオブジェクト150、151、152、153を抽出する(ステップS5)。ここで、オブジェクトの抽出は、連結成分処理を用いて、隣接する画素値が同一であるか否かを調べることにより実現できる。なお、連結成分処理は、公知技術であるため、ここでの説明は省略する。
オブジェクト抽出部110は、未選択のオブジェクト対が存在するか否かを判断する(ステップS10)。
ここでは、未だオブジェクト対が選択されていないので、オブジェクト抽出部110は未選択のオブジェクト対が存在すると判断し(ステップS10における「YES」)、未選択のオブジェクト対のうち1のオブジェクト対(オブジェクト150とオブジェクト151)を選択する(ステップS15)。
オブジェクト抽出部110は、選択したオブジェクト対に含まれる2つのオブジェクト150、151で異なる色が利用されているか否かを判断する(ステップS20)。
オブジェクト150はマゼンタ色、オブジェクト151は赤色であるので、オブジェクト抽出部110はオブジェクト150とオブジェクト151とは異なる色が利用されていると判断し(ステップS20における「YES」)、オブジェクト対に含まれる2つのオブジェクト150、151それぞれのRGB値を色情報分析部111へ出力する。色情報分析部111は、オブジェクト抽出部110からオブジェクト対に含まれる2つのオブジェクト150、151それぞれのRGB値を受け取る。ここでは、マゼンタ色のオブジェクト150のRGB値は(255、0、255)であり、赤色のオブジェクト151のRGB値は(255、0、0)である。
なお、2つのオブジェクトに対して異なる色が利用されていないと判断する場合には(ステップS20における「NO」)、処理はステップS10へ戻る。
色値変換部112は、色情報分析部111が受け取った2つのRGB値のそれぞれをLab値へと変換する(ステップS25)。この場合、赤色のRGB(255、0、0)はLab(54、81、70)に変換され、マゼンタ色のRGB(255、0、255)はLab(60、93、−60)に変換される。
色情報分析部111は、オブジェクト150、151の色の組み合わせが色変更の不要な組み合わせとして、記憶部100にて記憶されているか否かを判断する(ステップS30)。
記憶されていない、つまり、色変更が不要な組み合わせでないと判断する場合(ステップS30における「NO」)、色情報分析部111は、色値変換部112が算出した2つのLab値((54、81、70)、(60、93、−60))を用いて、L値、a値及びb値それぞれの差分ΔL(=6)、Δa(=12)、Δb(=130)を算出する(ステップS35)。ここで、2つのLab値(例えば、(L1、a1、b1)、(L2、a2、b2))に対して、差分ΔL、Δa、Δbのそれぞれは、ΔL=|L1−L2|、Δa=|a1−a2|、Δb=|b1−b2|であり、|x−y|はx−yの減算結果の絶対値を示す。
なお、記憶されている、つまり色変更が不要な組み合わせであると判断する場合には(ステップS30における「YES」)、処理はステップS10へ戻る。
色情報分析部111は、ΔLが20以下であるか否かを判断する(ステップS40)。
この場合、ΔLはの値は6であるので、色情報分析部111は、20以下であると判断し(ステップS40における「YES」)、さらに、Δaが20以下であり、且つΔbが100以上であるか否かを判断する(ステップS45)。
Δa及びΔbそれぞれの値は12、130であるので、判断結果は肯定的となり(ステップS45における「YES」)、色情報分析部111は、オブジェクト150、151のうちRGB値のB成分が多いオブジェクト、つまりB成分の明度が低いオブジェクト、つまりオブジェクト150を色変更オブジェクトの候補として選択する(ステップS50)。
なお、ΔLの値が20以下でないと判断する場合(ステップS40における「NO」)、及びΔaとΔbとを用いた判断結果が否定的である場合には(ステップS45における「NO」)、処理はステップS10へ戻る。
また、色情報分析部111は、色の区別がしづらい色の組み合わせが選択されていることを示す警告メッセージM100を第2出力部104を介してディスプレイ11へ出力する(ステップS55)。このとき、ディスプレイ11では、例えば、図7にて示す警告メッセージM100が表示される。
色情報分析部111は、警告メッセージM100が表示されているときにユーザ操作にて色変更を行わない指示又は色変更を行う指示の何れかを受け付け(ステップS60)、受け付けた指示が色変更を行う指示か否かを判断する(ステップS65)。
受け取った指示が色変更を行う指示でないと判断する場合、つまり図7にて示す警告メッセージM100において「いいえ」が選択された場合には(ステップS65における「NO」)、色情報分析部111は、色変更不要な組み合わせとして、オブジェクト対に含まれる2つのオブジェクトそれぞれのRGB値を対にして、記憶部100へ格納する(ステップS70)。
受け取った指示が色変更を行う指示であると判断する場合、つまり図7にて示す警告メッセージM100において「はい」が選択された場合には(ステップS65における「YES」)、色情報分析部111は、選択したオブジェクトに対するLab値のうちa値を取得し(ステップS75)、取得したa値の絶対値が20以下、つまりa値が−20以上20以下であるか否かを判断する(ステップS80)。
この場合、a値は93であるので、色情報分析部111は、a値が−20以上20以下でないと判断、つまりa値が−20より小さい又は20より大きいと判断し(ステップS80における「NO」)、a値の正負を反転させ、変更後のa値(−93)、つまり変更後のLab値(60、−93、−60)を取得する(ステップS85)。具体的には、色情報分析部111は、a値×(−1)の計算を行う。
なお、a値が−20以上20以下であると判断する場合には(ステップS80における「YES」)、処理はステップS10に戻る。
色値変換部112は、色変更対象のオブジェクト150に対する変更後のLab値(60、−93、−60)をRGB値(0、138、253)へと変換する(ステップS90)。ここで、RGB値(0、138、253)が示す色は、水色である。
オブジェクト抽出部110は、オブジェクト150に対して、色値変更前のRGB値(255、0、255)を色値変更後のRGB値(0、138、253)へと変更して、オブジェクト150の色の更新を行う(ステップS95)。これにより、カラードキュメントは、変更対象のオブジェクト150の色がマゼンタ色から水色に変更された状態で表示され、処理はステップS10へ戻る。
以降の動作について簡単に説明する。
次に、オブジェクト抽出部110は、未選択のオブジェクト対が存在するので、ステップS15にて未選択のオブジェクト対として、水色に変換されたオブジェクトと、図3にて示すオブジェクト152との組を選択する。
選択された2つのオブジェクトそれぞれに対して異なる色が利用されているので、色値変換部112は、ステップS25にて2つのオブジェクトそれぞれの色(水色、青色)のRGB値をLab値に変換する。この場合、水色のオブジェクトのRGB(0、138、253)はLab(60、−93、−60)に変換され、青色のオブジェクト152のRGB(0、41、128)はLab(20、19、−53)に変換される。
色情報分析部111は、水色のLab(60、−93、−60)と青色のLab(20、19、−53)とからΔL(=40)、Δa(=112)、Δb(=7)を算出し、ΔLと図5にて示すステップS40とにより、色覚障害者及び健常者とも水色に変換されたオブジェクトとオブジェクト152との色の組み合わせは見易いと判断して(ステップS40における「NO」)、色変更は行わず、ステップS10へ戻る。
次に、オブジェクト抽出部110は、未選択のオブジェクト対が存在するので、ステップS15にて未選択のオブジェクト対として、オブジェクト152、153の組を選択する。
選択された2つのオブジェクトそれぞれに対して異なる色が利用されているので、色値変換部112は、ステップS25にてオブジェクト152、153それぞれの色(青色、赤色)のRGB値をLab値に変換する。この場合、青色のオブジェクト152のRGB(0、41、128)はLab(20、19、−53)に変換され、赤色のオブジェクト153のRGB(255、0、0)はLab(54、81、70)に変換される。
色情報分析部111は、青色のLab(20、19、−53)と赤色のLab(54、81、70)とからΔL(=34)、Δa(=62)、Δb(=123)を算出し、ΔLと図5にて示すステップS40とにより、色覚障害者及び健常者ともオブジェクト152とオブジェクト153との色の組み合わせは見易いと判断して(ステップS40における「NO」)、色変更は行わず、ステップS10に戻る。
以上の動作により全てのオブジェクト対が選択されたので、オブジェクト抽出部110は、オブジェクト抽出部110は未選択のオブジェクト対は存在しないと判断し(ステップS10における「NO」)、処理を終了する。このとき、オブジェクト抽出部110は、印刷開始指示をドキュメント生成部101へ出力し、ドキュメント生成部101にて印刷が開始される。
ここで、処理終了後におけるオブジェクトの見え方を図8(a)及び(b)にて示す。
図8(a)は、色覚障害者における見え方を示す。色覚障害者にとっては、オブジェクト150cは水色に見え、オブジェクト「K」151cは黄色に見えている。また、オブジェクト152cは青色に見え、オブジェクト「M」153cは黄色に見えている。
図8(b)は、健常者における見え方を示す。健常者にとっては、オブジェクト150dは水色に見え、オブジェクト「K」151dは赤色に見えている。また、オブジェクト152dは青色に見え、オブジェクト「M」153dは赤色に見えている。
以上の処理を施すことにより、画像処理装置10は、オブジェクト150のマゼンタ色を水色に変換することにより、色覚障害者が作成したオブジェクト150、151、152、153を含むカラードキュメントは、色覚障害者の見え方を換えることなく、色覚障害者及び健常者の両者とも色の区別が可能となる。
(4)第1出力部103
第1出力部103は、ドキュメント生成部101から受け取ったデータ(ここでは、印刷対象のカラードキュメント)を画像形成装置20へ出力する。
(5)第2出力部104
第2出力部104は、ドキュメント生成部101及び色情報分析部111から受け取ったデータ(ここでは、表示対象のカラードキュメントや警告メッセージ)をディスプレイ11に出力する。
1.3 まとめ
本実施の形態において、色変更を行う際に、抽出した2つのオブジェクトのうちRGB表色系におけるB成分の多いオブジェクト、つまりB成分の明度が低いオブジェクトを選択している。これは、色覚障害者はBの色は判別できるので、B成分が大きいほど、つまりB成分の明度が低いほど、色覚障害者にとっては見易い色となっているからである。また、Lab値のうちa値を変更しても、B値の変化は大きくない。そこで、B成分の大きいオブジェクト(B成分の明度が低いオブジェクト)を色変更対象とすることにより、色覚障害者の見え方に対する影響度は小さくなる。なぜなら、B成分が小さいオブジェクト、つまりB成分の明度が高いオブジェクトを色変更対象とすると、a値の変更によりB成分がさらに小さく、つまりB成分の明度がさらに低くなり、色覚障害者にとっては、識別しづらい色になる可能性があるからである。
また、a値は赤〜緑色における色相・彩度を示しているので、色覚障害者にとってはもともと識別しづらい色相である。そこで、本実施の形態のように、色変更を行う際に、a値の正負を反転させても、色覚障害者の見え方に影響を与えない。さらには、a値の正負を反転させることで、緑色の色相が高い色へと変更されるので、互いに類似しない色の組み合わせとすることができる。
また、色変更を行う条件として、ΔL及びΔaともに20以下であり、且つΔbが100以上であるとしている。通常、ΔL及びΔaともに20以下である場合には、健常者にとって、2つのオブジェクトが区別しづらい色の組み合わせになっている。なぜなら、L値及びa値それぞれは、色の明度及び赤〜緑色における色相・彩度を示しているので、ΔL及びΔaともに20以下である場合には、2つの色の明度及び赤〜緑色における色相・彩度が近いものとなるから、健常者には2つのオブジェクトが区別しづらい色の組み合わせになっている。このとき、色覚障害者にとっては、赤〜緑色における色相・彩度はもともと区別しづらい色であるので、2つのオブジェクトの区別に影響はない。また、Δbが100以上である場合には、色覚障害者にとって2つのオブジェクトが区別しやすい色の組み合わせになっている。なぜなら、色覚障害者は青色の識別はでき、黄〜青色における色相・彩度を示すb値の差分Δbが100以上である場合には2つの色の黄〜青色における色相・彩度は近いものではないので、色覚障害者には2つのオブジェクトに対しては青色の色相に基づいて区別できるものとなっている。
そこで、ΔL及びΔaともに20以下であり、且つΔbが100以上であるという条件を満たす場合には、色覚障害者には区別しやすく、且つ健常者には区別しづらい色の組み合わせになっている。そのため、両者とも区別できる色の組み合わせとする必要があるからである。
1.4 変形例
なお、本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)ドキュメント生成部101は、印刷の指示を受け取った際に、開始指示を画像処理部102へ出力したがこれに限定されない。
ドキュメント生成部101が開始指示を画像処理部102へ出力するタイミングは、作成中のカラードキュメントに含まれるオブジェクトの色を選択したときや、オブジェクトの配置を変更したとき、及びカラードキュメントの保存を選択したときであってもよい。
(2)色情報分析部111は、警告メッセージを、ディスプレイ11を用いて表示する際に、色の組み合わせが健常者にとって見づらいものとなっているオブジェクト対に含まれる2つのオブジェクトを点滅表示させてもよい。これにより、どの色の組み合わせが対象であるかが分かりやすくなる。
また、色情報分析部111は、変更対象して選択したオブジェクトを点滅表示させてもよい。これによると、色の変更対象となるオブジェクトが分かりやすくなる。
(3)上記実施の形態にて示す画像処理は、画像形成装置20で行ってもよい。このとき、画像形成装置20は上記実施の形態にて示す記憶部100及び画像処理部102を備え、開始指示を受け取る代わりに、印刷対象のカラードキュメントを受け取ると画像処理を開始するようにすることで、画像形成装置20による画像処理が実現できる。
(4)上記実施の形態において、L値、a値、b値それぞれの差分を用いた判断(ステップS40及びS45)における基準値を20、20、100としたが、これらの値は一例であり、これに限定されない。例えば、L値、a値、b値それぞれの差分を用いた判断における基準値それぞれは、他の値(例えば、30、25、90)であってもよい。
また、ステップS80における判断の基準値を20としたが、これらの値は一例であり、これに限定されない。ステップS80における判断の基準値は、値「0」の近傍であり、色覚障害者が識別可能な色を示すa値の範囲を示すものであればよい。このとき、当該基準値にて示される範囲内の値の正負を反転させてもRGB値が大きく変化しない。例えば、基準値を15として、a値が−15以上15以下であるか否かを判断してもよい。
また、ステップS45におけるΔaに対する基準値と、ステップS80における判断の基準値とは、同一であってもよいし、同一でなくてもよい。
(5)本発明において、カラードキュメントの概念には、文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェアにて生成された文書、図形、表、その他単一色からなる領域やこれらの組み合わせだけでなく、デジタルカメラやデジタルビデオカメラで撮影された画像若しくは当該画像に対して編集がなされた編集後の画像や、イメージスキャナーで読み込まれた画像若しくは当該画像に対して編集がなされた編集後の画像も含むものとする。
(6)上記実施の形態において、RGBの階調度として0から255の値を用いるものとしたが、これに限定されない。階調度として他の値の範囲を用いてもよい。
また、値が大きいほど明度が低いとしたが、これに限定されない。値が大きいほど明度が高いとしてもよい。この場合、色情報分析部111は、Bの値が小さいオブジェクトを色変更対象のオブジェクトとして選択すればよい。
(7)上記実施の形態において、色変更を行う際に、a値の正負の反転によりa値を変更するとしたが、これに限定されない。
a値の変更方法は、健常者が2つのオブジェクトの色の区別できるような変更方法であればよい。例えば、a値の正負を反転し、さらに、反転後のa値に所定値を加算若しくは減算してもよい。または、a値に所定値を加算若しくは減算し、その後、正負の反転を行ってもよい。ここで、所定値とは、演算を施すことにより元のa値に近い値にならない、及び選択されていないオブジェクトのa値に近い値にならないような値である。
(8)上記実施の形態において、画像処理装置は、a値の正負反転による色変更を行う直前に、選択したオブジェクトのa値が所定の範囲(ここでは、−20以上20以下の範囲)内に存在するか否かを判断したが、これに限定されない。
画像処理装置は、2つのオブジェクトそれぞれのLab値を取得してΔL、Δa、Δbを算出するまでの間に、2つのオブジェクトそれぞれのa値に対して、当該a値が所定の範囲(ここでは、−20以上20以下の範囲)内に存在するか否かを判断し、2つのa値とも所定の範囲内に存在しない場合に、ΔL、Δa、Δbを算出し、その後の動作を継続してもよい。
この場合の動作の一例について、図5、6に記載の流れ図を用いて説明する。
画像処理装置10は、ステップS5からS30を実行する。
画像処理装置10の色情報分析部111は、色変更が不要な組み合わせであると判断する場合には(ステップS30における「YES」)、ステップS10へ戻る。
色変更が不要な組み合わせでないと判断する場合には(ステップS30における「NO」)、色情報分析部111は、2つのオブジェクトそれぞれのa値に対して、当該a値が所定の範囲(ここでは、−20以上20以下の範囲)内に存在するか否かを判断する。
2つのa値とも所定の範囲内に存在しないと判断する場合には、色情報分析部111は、ステップS35以降を実行する。
少なくとも1つのa値が所定の範囲内に存在すると判断する場合には、ステップS10へ戻る。
(9)上記実施の形態における画像処理部は、ソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。
(10)上記実施の形態において、カラーオブジェクトとは、単一色からなる領域としたが、これに限定されない。
カラーオブジェクトとは、同じ色に見える領域、言い換えると、基準となる色の値の画素を開始点として当該値との誤差が所定の範囲内(例えば、RGB値のそれぞれの値が−1以上1以下である範囲や−2以上2以下である範囲)である値の画素を連結した塊であるとしてもよい。
(11)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(12)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
1.5 その他
本発明には含まれないが、オブジェクト対の色変更について、上記実施の形態にて示すLab値の代わりに、XYZ表色系における3成分値からなるXYZ値を用いて、色の組み合わせが健常者にとって見易いものであるか否かを判断してもよい。
本発明は、画像処理装置を製造及び販売する産業において、経営的、つまり反復的かつ継続的に利用されうる。
画像処理システム1の構成を示す図である。 画像処理装置10の構成を示す図である。 色覚障害者によって作成されたオブジェクト150から153の一例である。 (a)は図3にて示す各オブジェクトに対して色覚障害者による見え方の一例であり、(b)は図3にて示す各オブジェクトに対して健常者による見え方の一例である。 画像処理部102にて行われる画像処理の動作を示す流れ図である。図6へ続く。 画像処理部102にて行われる画像処理の動作を示す流れ図である。図5から続く。 警告メッセージM100の一例を示す図である。 (a)は図3にて示すオブジェクト150に対する色変更後における色覚障害者による見え方の一例であり、(b)は図3にて示すオブジェクト150に対する色変更後における健常者による見え方の一例である。
符号の説明
1 画像処理システム
10 画像処理装置
11 ディスプレイ
20 画像形成装置
100 記憶部
101 ドキュメント生成部
102 画像処理部
103 第1出力部
104 第2出力部
110 オブジェクト抽出部
111 色情報分析部
112 色値変換部

Claims (10)

  1. カラードキュメントから、境界が接する2つのオブジェクトを抽出する抽出手段と、
    抽出した2つのオブジェクトの色それぞれに対するLab表色系における各成分値であるLab値を取得する取得手段と、
    抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色が健常者にとって類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせであるか否かを、前記取得手段にて得られた2つのLab値に基づいて判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果が肯定的である場合には、前記2つのオブジェクトの中からRGB表色系における青色成分の明度が低いオブジェクトを選択する選択手段と、
    健常者にとって前記2つのオブジェクトの色の組み合わせが非類似になるように前記選択手段にて選択された1のオブジェクトに対するLab値のうちa値を変更し、変更されたLab値を生成する値変更手段と、
    前記選択されたオブジェクトの色を、前記変更されたLab値にて示される色へと変更する色変更手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記値変更手段は、
    前記a値の正負を反転させることで、前記a値を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記値変更手段は、
    前記a値の変更に先立って、前記a値が所定の範囲内であるか否かを判断し、所定の範囲内でないと判断する場合に前記a値を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記所定の範囲とは、値0の近傍であり、且つ色覚障害者が識別可能な色に対するa値を示す値の集まりである
    ことを示す請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記判断手段は、
    前記2つのLab値から、L値、a値及びb値それぞれの差分を算出する算出部と、
    算出したL値の差分が第1の判断値以下であるか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1の判断値以下であると判断する場合、a値の差分が第2の判断値以下であり、且つb値の差分が第3の判断値以上であるか否かを判断する第2の判断部とを備え、
    前記判断手段は、前記第2の判断部による判断結果が肯定的である場合に、抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色が健常者にとって類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせであると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置は、さらに、
    色変更が不要である色の組み合わせを記憶する記憶手段と、
    前記判断手段による判断に先立って、前記抽出した2つのオブジェクトの色の組み合わせが、前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていないと判断する場合には前記判断手段による判断を行うよう制御し、記憶されていると判断する場合には前記判断手段による判断を行わないよう制御する判断制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置は、さらに、
    前記値変更手段によるLab値の変更に先立って、抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色が健常者にとっては類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせである場合に、健常者にとって類似する色の組み合わせが利用されている旨のメッセージを出力するするメッセージ出力手段と、
    前記メッセージの出力後、色変更を行うか否かの指示を受け付け、受け付けた指示が色変更を行う旨である場合には前記値変更手段の動作を開始するよう制御し、受け付けた指示が色変更を行わない旨である場合には抽出手段にて抽出された前記2つのオブジェクトそれぞれに利用された色の組み合わせを前記記憶手段に格納する値変更制御手段と
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像処理装置は、
    カラードキュメントを印刷する画像形成装置に具備され、
    前記カラードキュメントの印刷時に動作する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 画像処理装置で用いられる画像処理方法であって、
    カラードキュメントから、境界が接する2つのオブジェクトを抽出する抽出ステップと、
    抽出した2つのオブジェクトの色それぞれに対するLab表色系における各成分値であるLab値を取得する取得ステップと、
    抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色が健常者にとって類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせであるか否かを、前記取得手段にて得られた2つのLab値に基づいて判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの判断結果が肯定的である場合には、前記2つのオブジェクトの中からRGB表色系における青色成分の明度が低いオブジェクトを選択する選択ステップと、
    健常者にとって前記2つのオブジェクトの色の組み合わせが非類似になるように前記選択手段にて選択された1のオブジェクトに対するLab値のうちa値を変更し、変更されたLab値を生成する値変更ステップと、
    前記選択されたオブジェクトの色を、前記変更されたLab値にて示される色へと変更する色変更ステップと
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 画像処理装置で用いられる画像処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    カラードキュメントから、境界が接する2つのオブジェクトを抽出する抽出ステップと、
    抽出した2つのオブジェクトの色それぞれに対するLab表色系における各成分値であるLab値を取得する取得ステップと、
    抽出された前記2つのオブジェクトに利用されている色が健常者にとって類似する色の組み合わせであり、且つ色覚障害者にとっては非類似に見える色の組み合わせであるか否かを、前記取得手段にて得られた2つのLab値に基づいて判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの判断結果が肯定的である場合には、前記2つのオブジェクトの中からRGB表色系における青色成分の明度が低いオブジェクトを選択する選択ステップと、
    健常者にとって前記2つのオブジェクトの色の組み合わせが非類似になるように前記選択手段にて選択された1のオブジェクトに対するLab値のうちa値を変更し、変更されたLab値を生成する値変更ステップと、
    前記選択されたオブジェクトの色を、前記変更されたLab値にて示される色へと変更する色変更ステップと
    を実行させるための画像処理プログラム。
JP2008158749A 2008-06-18 2008-06-18 画像処理装置、方法及びプログラム Active JP4973607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008158749A JP4973607B2 (ja) 2008-06-18 2008-06-18 画像処理装置、方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008158749A JP4973607B2 (ja) 2008-06-18 2008-06-18 画像処理装置、方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010004101A JP2010004101A (ja) 2010-01-07
JP4973607B2 true JP4973607B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=41585485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008158749A Active JP4973607B2 (ja) 2008-06-18 2008-06-18 画像処理装置、方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4973607B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5526170B2 (ja) * 2012-02-29 2014-06-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 配色変更画像形成装置および配色復元画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0682385B2 (ja) * 1987-05-15 1994-10-19 日本放送協会 色覚変換装置
JP4724887B2 (ja) * 2006-03-31 2011-07-13 独立行政法人産業技術総合研究所 視覚情報をユニバーサルデザイン化する色修正プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010004101A (ja) 2010-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5230705B2 (ja) 画像処理装置
JP2007082145A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US8830546B2 (en) Apparatus and method determining whether object specified to enable an underlying object to be seen there through is included in data to be printed, and medium having instructions for performing the method
JP4853560B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置およびコンピュータプログラム
JP4591211B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、媒体、符号読取装置、及びプログラム
JP4973607B2 (ja) 画像処理装置、方法及びプログラム
JP2009296545A (ja) 画像処理装置およびその方法
JP4905015B2 (ja) 画像処理装置
US9489603B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium that determine whether a white character exists inside a graphics object and convert density information accordingly
JP2011166558A (ja) 画像処理装置、画像印刷システム、画像処理方法およびプログラム
JP2006203281A (ja) パッチ色比較装置、パッチ色比較プログラムおよびパッチ色比較システム
US9989875B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
US10250777B2 (en) Image processing apparatus and non-transitory computer readable medium for image difference confirmation
US10088997B2 (en) Apparatus for generating data, method for generating data, and non-transitory computer-readable medium
CN105657214B (zh) 图像处理设备和图像处理方法
CN110536043B (zh) 信息处理装置、信息处理方法及存储介质
JP4983955B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP5088055B2 (ja) 画像処理装置、画像再現システム及び画像処理プログラム
JP5233739B2 (ja) 画像処理装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP4453979B2 (ja) 画像再生装置、画像再生方法、プログラム及び記録媒体
JP2010062921A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2007301857A (ja) 印刷装置、印刷装置制御プログラム及び印刷装置制御方法、並びに印刷用データ生成装置、印刷用データ生成プログラム及び印刷用データ生成方法
JP2008084159A (ja) 文書編集装置、プログラムおよび記憶媒体
JP4476172B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
JP2012245707A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4973607

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350