JP4977312B2 - 燃料電池発電システムの停止方法 - Google Patents
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Description
図12に示すように、燃料電池発電システム1Aは、天然ガス、都市ガス、メタノール、LPG、ブタンなどの炭化水素系燃料ガス(LPG)を、閉止弁2を経て脱硫器へ送って脱硫した後、逆止弁40を経て改質器(RF)へ送り、一方、水を閉止弁1を経て気化器へ送って気化して逆止弁50を経て改質器(RF)へ水蒸気を送って燃料ガスを水素に改質した後、得られた改質ガスをCO変成器(SH)へ送って改質ガス中の一酸化炭素を変成し、次いでCO除去器(PROX)へ送って一酸化炭素を除去する燃料改質装置10を備えており、この燃料改質装置10で得られたCO濃度を低減した水素を閉止弁4を経て燃料電池11の燃料極(AN)へ送るとともに、空気を燃料電池11の空気極(CA)へ送って、燃料極(AN)に供給された改質ガス中の水素と、空気極(CA)へ供給された空気中の酸素との電気化学反応によって発電が行われる。
水蒸気改質による反応は吸熱反応であり、改質反応を維持するための加熱媒体として改質器用バーナ12が使用される。
燃料電池11から排出される水素ガス(オフガス)は閉止弁8を経てバーナ12に供給されるとともに、必要に応じて燃料ガス(LPG)が閉止弁3を経てバーナ12に追加されて燃焼用空気により燃焼して改質器(RF)の改質反応に必要な熱量を供給するようになっている。
一方、出口を開放したまま温度が低下すると、反応器内が負圧になり、外部空気が反応器内に混入し反応触媒が酸化により劣化する問題があり、例えばCO変成触媒にCu−Zn系触媒などを使用すると、酸化反応により反応器が発熱する問題が生じる。
前記燃料改質装置への燃料ガス供給部と前記燃料改質装置からの改質ガス排出部とを連絡する循環ガス循環経路を設け、前記循環ガス循環経路に系外からの空気導入手段を備えた触媒燃焼器および循環ガス循環手段と前記触媒燃焼器の下流側に循環ガス中の水分を凝縮除去する気水分離器を備えた燃料電池発電システムを停止する際に、燃料改質装置の改質器圧力が所定圧力以下になった際に、循環ガス循環手段を作動しつつ空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行うか、あるいは循環ガス循環手段を一旦作動させた後に停止し、その後空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行うことを特徴とする燃料電池発電システムの停止方法である。
前記燃料改質装置への燃料ガス供給部と前記燃料改質装置からの改質ガス排出部とを連絡する循環ガス循環経路を設け、前記循環ガス循環経路に系外からの空気導入手段を備えた触媒燃焼器および循環ガス循環手段と前記触媒燃焼器の下流側に循環ガス中の水分を凝縮除去する気水分離器を備えた燃料電池発電システムを停止する際に、燃料改質装置の改質器圧力が所定圧力以下になった際に、循環ガス循環手段を作動しつつ空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行うか、あるいは循環ガス循環手段を一旦作動させた後に停止し、その後空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行うことを特徴とするものであり、
前記燃料改質装置への燃料ガス供給部と前記燃料改質装置からの改質ガス排出部とを連絡する循環ガス循環経路を設け、前記循環ガス循環経路に循環ガス循環手段と循環ガス中の水分を凝縮除去する気水分離器を備えたので、
停止時には燃料電池発電システムへの原料燃料ガスや水蒸気の供給を停止し、改質反応に必要な熱量を供給するバーナへの燃焼用燃料ガスの供給を停止し、燃料電池本体への改質ガスの供給も停止して、例えば、前記燃料改質装置の温度が十分低下した時(改質ガスを前記燃料改質装置に循環してもメタネーション反応[CO+3H2 →CH4 +H2 O、CO2 +4H2 →CH4 +2H2 O]が生じて温度上昇、圧力上昇、暴走反応が起きたり、それにより触媒が劣化するなどの恐れがなくなった時)、循環ガス循環手段を作動させて循環ガスを循環させると、停止時に装置内に残っている水蒸気を前記気水分離器で凝縮除去できるため、反応触媒に悪影響を与える可能性の高い水蒸気を除去でき、窒素ガスボンベをシステムに組み込むことなく、安全に経済的にかつ容易にシステムを停止することができる、という顕著な効果を奏する。
前記循環ガス循環経路に、系外からの空気導入手段を備えた触媒燃焼器を備えたので、
停止時には燃料電池発電システムへの原料燃料ガスや水蒸気の供給を停止し、改質反応に必要な熱量を供給するバーナへの燃焼用燃料ガスの供給を停止し、燃料電池本体への改質ガスの供給も停止すると、時間経過とともに前記燃料改質装置の温度、圧力が低下する。
そして、水蒸気が凝縮したりして負圧が大きくなった時は、前記空気導入手段を作動して系外から前記触媒燃焼器にこの負圧を補償するのに必要な適量の空気を送るとともに、前記気水分離器で水分を凝縮除去した改質ガスを必要な量だけ前記触媒燃焼器に送って、燃焼させ、前記空気中の酸素を消費して残留酸素濃度が許容範囲内とした窒素にして、この窒素中の水蒸気は気液分離器で分離し、前記循環ガス循環手段を作動して、水分を分離した窒素を前記循環ガス循環経路を経て前記燃料改質装置へ繰り返し送るようにする。
その結果、停止時に発生する負圧ガスで反応器が損傷を受けたりせず、負圧で外部空気がシステム中に混入して反応器が損傷を受けたりせず、改質器(RF)、CO変成器(SH)、CO除去器(PROX)などの触媒が凝縮水や空気により劣化することがない、というさらなる顕著な効果を奏する。
停止時には燃料電池発電システムへの原料燃料ガスや水蒸気の供給を停止し、改質反応に必要な熱量を供給するバーナへの燃焼用燃料ガスの供給を停止し、燃料電池本体への改質ガスの供給も停止すると、時間経過とともに前記燃料改質装置の温度、圧力が低下し、そして水蒸気が凝縮したりして負圧が大きくなる。
そして前記燃料改質装置の改質器圧力が所定圧力以下になった際に、前記循環ガス循環手段を作動して前記気水分離器で水分を凝縮除去した改質ガスを必要な量だけ前記触媒燃焼器に送りつつ、空気導入手段を作動して触媒燃焼器へ空気導入を行って前記触媒燃焼器にこの負圧を補償するのに必要な適量の空気を送り、改質ガスを燃焼させ、前記空気中の酸素を消費して例えば酸素濃度1質量%以下の窒素にする。
前記循環ガス循環手段を一旦作動させた後に停止し、その後空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行って、改質ガスを燃焼させて許容範囲の酸素濃度の窒素にしてもよい。
この窒素中の水蒸気は気液分離器で分離し、前記循環ガス循環手段を作動して水分を分離した窒素を前記循環ガス循環経路を経て前記燃料改質装置へ繰り返し送るようにすれば、停止時に発生する負圧ガスで反応器が損傷を受けたりせず、負圧で外部空気がシステム中に混入して反応器が損傷を受けたりせず、改質器(RF)、CO変成器(SH)、CO除去器(PROX)などの触媒が凝縮水や空気により劣化することがない、という顕著な効果を奏する。
[第1の参考実施の形態]
図1は、参考の燃料電池発電システムの1例を模式的に説明する説明図である。
図1に示すように、参考の燃料電池発電システム1Bは、天然ガス、都市ガス、メタノール、LPG、ブタンなどの炭化水素系燃料ガス(LPG)を、燃料ガス供給部16の閉止弁2を経て脱硫器60へ送って、脱硫した後、逆止弁40を経て改質器(RF)70へ送り、一方、水を閉止弁1を経て気化器へ送って気化して水蒸気として逆止弁50を経て改質器(RF)70へ送って水蒸気を添加して燃料ガスを水素に改質した後、得られた改質ガスをCO変成器(SH)へ送って改質ガス中の一酸化炭素を変成し、次いでCO除去器(PROX)へ送って一酸化炭素を除去する燃料改質装置10を備えている。
この燃料改質装置10で得られたCO濃度を低減した水素を改質ガス排出部17の改質ガス供給経路19に設けた閉止弁4を経て燃料電池11の燃料極(AN)へ送るとともに、空気を燃料電池11の空気極(CA)へ送って、燃料極(AN)に供給された改質ガス中の水素と、空気極(CA)へ供給された空気中の酸素との電気化学反応によって発電が行われる。
水蒸気改質による反応は吸熱反応であり、改質反応を維持するための加熱媒体として改質器用バーナ12が使用される。
燃料電池11から排出される水素ガス(オフガス)が閉止弁8を経てバーナ12に供給されるとともに、必要に応じて燃料ガス(LPG)が閉止弁3を経てバーナ12に追加されて燃焼用空気により燃焼して改質器(RF)の改質反応に必要な熱量を供給するようになっている。
そして循環ガス循環経路18には、圧力計測手段22、逆止弁30、気水分離器24、循環ガス循環手段としてのポンプ80、閉止弁6がこの順に設けられており、また循環ガス循環経路18の一端は燃料ガス供給部16の逆止弁40の下流側に連結されており、循環ガス循環経路18内の循環ガスを循環できるようになっている。図中、ドレインは、気水分離器24で循環ガスである改質ガス中の水分を分離して得られた凝縮水を廃棄する装置である。
図3は、図1に示した燃料電池発電システム1Bの停止時における各閉止弁の開閉状態、ポンプの作動との関係を示すフローチャートである。
図2の左縦軸は改質器内の圧力(実線)、右縦軸は改質器内温度(波線)、横軸は経過時間を示し、経過時間に対応する温度、圧力、閉止弁1〜8の開閉状態、ポンプの作動状態を示してある。
このようにして原料燃料ガスや水蒸気の供給を停止し、改質反応に必要な熱量を供給するバーナへの燃焼用燃料ガスの供給を停止し、燃料電池11本体への改質ガスの供給も停止すると、一時燃料改質装置10中の水分の気化や残ガスの反応により高圧の改質ガスを主体とするガスが生じるが、時間経過とともに圧力と温度は低下する。
このようにして燃料電池発電システム1Bを停止することにより、凝縮水や空気により各触媒の劣化を生じることなく、負圧ガスで装置を損傷させずに、かつ窒素ガスボンベをシステムに組み込むことなく、安全に経済的にかつ容易にシステムを停止することができる。
図4は、本発明の燃料電池発電システムの停止方法の1例を模式的に説明する説明図である。
図4に示すように、燃料電池発電システム1Cは、天然ガス、都市ガス、メタノール、LPG、ブタンなどの炭化水素系燃料ガス(LPG)を、燃料ガス供給部16の閉止弁2を経て脱硫器60へ送って、脱硫した後、逆止弁40を経て改質器(RF)70へ送り、一方、水を閉止弁1を経て気化器へ送って気化して水蒸気として逆止弁50を経て改質器(RF)70へ送って水蒸気を添加して燃料ガスを水素に改質した後、得られた改質ガスをCO変成器(SH)へ送って改質ガス中の一酸化炭素を変成し、次いでCO除去器(PROX)へ送って一酸化炭素を除去する燃料改質装置10を備えている。
この燃料改質装置10で得られたCO濃度を低減した水素を改質ガス排出部17の改質ガス供給経路19に設けた閉止弁4を経て燃料電池11の燃料極(AN)へ送るとともに、空気を燃料電池11の空気極(CA)へ送って、燃料極(AN)に供給された改質ガス中の水素と、空気極(CA)へ供給された空気中の酸素との電気化学反応によって発電が行われる。
水蒸気改質による反応は吸熱反応であり、改質反応を維持するための加熱媒体として改質器用バーナ12が使用される。
燃料電池11から排出される水素ガス(オフガス)が閉止弁8を経てバーナ12に供給されるとともに、必要に応じて燃料ガス(LPG)が閉止弁3を経てバーナ12に追加されて燃焼用空気により燃焼して改質器(RF)の改質反応に必要な熱量を供給するようになっている。
そして循環ガス循環経路18には、圧力計測手段22、逆止弁30、改質ガス中の水分を分離する気水分離器であるトラップ23、系外から空気を流量計82、閉止弁7を経て供給する空気導入手段20を備えた触媒燃焼器21、触媒燃焼器21を経た循環ガス中の水分を分離する気水分離器24、循環ガス循環手段としてのポンプ80、閉止弁6がこの順に設けられている。
そして循環ガス循環経路18の一端は燃料ガス供給部16の逆止弁40の下流側に連結されており、ポンプ80を作動して循環ガス循環経路18内の循環ガスを循環できるようになっている。図中、気水分離器24に備えたドレインは、気水分離器24で循環ガス中の水分を分離して得られた凝縮水を廃棄する装置である。
図6は、図4に示した燃料電池発電システム1Cの停止時における各閉止弁の開閉状態、ポンプの作動状態との関係を示すフローチャートである。
図5の左縦軸は改質器内の圧力(実線)、右縦軸は改質器内温度(波線)、横軸は経過時間を示し、経過時間に対応する温度、圧力、閉止弁1〜8の開閉状態、ポンプの作動状態を示してある。
そしてこの窒素中の水蒸気を気液分離器24で分離し、水分を分離した窒素を閉止弁6を通して循環ガス循環経路18を経て燃料改質装置10へ送り、循環させる。
そして同圧力が0kPa以下になったら、閉止弁7を開け、改質ガス中の水分を気水分離器であるトラップ23で分離し、水分を分離した改質ガスを触媒燃焼器21に送るとともに、系外から空気導入手段20(流量計82、閉止弁7)を経て触媒燃焼器21にこの負圧を補償するのに必要な適量の空気を送って、改質ガスを燃焼させ、導入した空気中の酸素を消費して、残ガスは残留酸素濃度が前記許容範囲内の窒素主体のガスにして、この窒素中の水蒸気を気液分離器24で分離し、水分を分離した窒素を閉止弁6を通して循環ガス循環経路18を経て燃料改質装置10へ送り、循環させる。
そして同圧力が−0.5kPa以上になったら、閉止弁7を閉め、改質器(RF)の図示しない温度計による温度計測の結果、室温になった時、ポンプ80を停止し、閉止弁6を閉じ、次回の運転まで待機する。
このようにして燃料電池発電システムを停止することにより、凝縮水や空気により各触媒の劣化を生じることなく、負圧ガスで装置を損傷させずに、かつ窒素ガスボンベをシステムに組み込むことなく、安全に経済的にかつ容易にシステムを停止することができる。
図7は、図4に示した燃料電池発電システム1Cの他の実施形態による停止時における燃料改質装置内の圧力、温度の経時的変化を示すグラフおよび各閉止弁の開閉状態、ポンプの作動状態との関係を示す説明図である。
図8は、図4に示した燃料電池発電システム1Cの他の実施形態による停止時における各閉止弁の開閉状態、ポンプの作動状態との関係を示すフローチャートである。
図7の左縦軸は改質器内の圧力(実線)、右縦軸は改質器内温度(波線)、横軸は経過時間を示し、経過時間に対応する温度、圧力、閉止弁1〜8の開閉状態を示してある。
すなわち、閉止弁6、閉止弁7を開け、ポンプ80を作動させて水分を分離した窒素を循環ガス循環経路18を経て燃料改質装置10へ送り、循環させ、そして系内の圧力が上昇して圧力計測手段22により計測された圧力が−0.5kPa以上になったら、ポンプ80を停止し、閉止弁7を閉め、そして同圧力が0kPa以下になったら、閉止弁7を開け、ポンプ80を作動させて水分を分離した窒素を循環ガス循環経路18を経て燃料改質装置10へ送り、循環させる。
改質ガスが触媒燃焼器21へ導入されている時のみに触媒燃焼器21への空気導入が行われるので、残留酸素濃度が前記許容範囲外となるのを防止でき、燃料改質装置の触媒の劣化を防止できる。
図9は、本発明の燃料電池発電システムの停止方法の他の例を模式的に説明する説明図である。
図9に示した燃料電池発電システム1Dは、図4に示した燃料電池発電システム1Cの空気導入手段20の流量計82と閉止弁7との間に空気供給用ポンプ81を設けた以外は、図4に示した燃料電池発電システム1Cと同様になっている。
図10は、図9に示した燃料電池発電システム1Dの停止時における燃料改質装置内の圧力、温度の経時的変化を示すグラフおよび各閉止弁の開閉状態、ポンプの作動状態との関係を示す説明図である。
図11は、図9に示した燃料電池発電システム1Dの停止時における各閉止弁の開閉状態、ポンプの作動状態との関係を示すフローチャートである。
図10の左縦軸は改質器内の圧力(実線)、右縦軸は改質器内温度(波線)、横軸は経過時間を示し、経過時間に対応する温度、圧力、閉止弁1〜8の開閉状態を示してある。
前記燃料改質装置への燃料ガス供給部と前記燃料改質装置からの改質ガス排出部とを連絡する循環ガス循環経路を設け、前記循環ガス循環経路に系外からの空気導入手段を備えた触媒燃焼器および循環ガス循環手段と前記触媒燃焼器の下流側に循環ガス中の水分を凝縮除去する気水分離器を備えた燃料電池発電システムを停止する際に、燃料改質装置の改質器圧力が所定圧力以下になった際に、循環ガス循環手段を作動しつつ空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行うか、あるいは循環ガス循環手段を一旦作動させた後に停止し、その後空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行うことを特徴とするものであり、
停止時には燃料電池発電システムへの原料燃料ガスや水蒸気の供給を停止し、改質反応に必要な熱量を供給するバーナへの燃焼用燃料ガスの供給を停止し、燃料電池本体への改質ガスの供給も停止して、例えば、前記燃料改質装置の温度が十分低下した時、循環ガス循環手段を作動させて循環ガスを循環させると、停止時に装置内に残っている水蒸気を前記気水分離器で凝縮除去できるため、反応触媒に悪影響を与える可能性の高い水蒸気を除去でき、窒素ガスボンベをシステムに組み込むことなく、安全に経済的にかつ容易にシステムを停止することができるという顕著な効果を奏する。
前記循環ガス循環経路に、系外からの空気導入手段を備えた触媒燃焼器を備えたので、水蒸気が凝縮したりして負圧が大きくなった時は、前記空気導入手段を作動して系外から前記触媒燃焼器にこの負圧を補償するのに必要な適量の空気を送るとともに、前記気水分離器で水分を凝縮除去した改質ガスを必要な量だけ前記触媒燃焼器に送って、燃焼させ、前記空気中の酸素を消費して残留酸素濃度が許容範囲内とした窒素にして、この窒素中の水蒸気は気液分離器で分離し、前記循環ガス循環手段を作動して、水分を分離した窒素を前記循環ガス循環経路を経て前記燃料改質装置へ繰り返し送るようにするので、停止時に発生する負圧ガスで反応器が損傷を受けたりせず、負圧で外部空気がシステム中に混入して反応器が損傷を受けたりせず、改質器(RF)、CO変成器(SH)、CO除去器(PROX)などの触媒が凝縮水や空気により劣化することがない、というさらなる顕著な効果を奏する。
そして前記燃料改質装置の改質器圧力が所定圧力以下になった際に、前記循環ガス循環手段を作動して前記気水分離器で水分を凝縮除去した改質ガスを必要な量だけ前記触媒燃焼器に送りつつ、空気導入手段を作動して触媒燃焼器へ空気導入を行って前記触媒燃焼器にこの負圧を補償するのに必要な適量の空気を送り、改質ガスを燃焼させ、前記空気中の酸素を消費して例えば酸素濃度1質量%以下の窒素にする。前記循環ガス循環手段を一旦作動させた後に停止し、その後空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行って、改質ガスを燃焼させて許容範囲の酸素濃度の窒素にしてもよい。
この窒素中の水蒸気は気液分離器で分離し、前記循環ガス循環手段を作動して水分を分離した窒素を前記循環ガス循環経路を経て前記燃料改質装置へ繰り返し送るようにすれば、停止時に発生する負圧ガスで反応器が損傷を受けたりせず、負圧で外部空気がシステム中に混入して反応器が損傷を受けたりせず、改質器(RF)、CO変成器(SH)、CO除去器(PROX)などの触媒が凝縮水や空気により劣化することがない、という顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
1〜8 閉止弁
30、40、50 逆止弁
10 燃料改質装置
11 燃料電池
12 バーナ
16 燃料ガス供給部
17 改質ガス排出部
18 循環ガス循環経路
19 改質ガス供給経路
20 空気導入手段
21 触媒燃焼器
22 圧力計測手段
23、24 気液分離器
60 脱硫器
70 改質器(RF)
80 循環ガス循環用のポンプ
81 空気供給用ポンプ
Claims (7)
- 燃料ガスを水素リッチな改質ガスに改質する燃料改質装置と、改質ガスと空気とを電気化学的に反応させて発電する燃料電池とを具備する燃料電池発電システムであって、
前記燃料改質装置への燃料ガス供給部と前記燃料改質装置からの改質ガス排出部とを連絡する循環ガス循環経路を設け、前記循環ガス循環経路に系外からの空気導入手段を備えた触媒燃焼器および循環ガス循環手段と前記触媒燃焼器の下流側に循環ガス中の水分を凝縮除去する気水分離器を備えた燃料電池発電システムを停止する際に、燃料改質装置の改質器圧力が所定圧力以下になった際に、循環ガス循環手段を作動しつつ空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行うか、あるいは循環ガス循環手段を一旦作動させた後に停止し、その後空気導入手段を作動して触媒燃焼器への空気導入を行うことを特徴とする燃料電池発電システムの停止方法。 - 前記循環ガス循環経路は、前記燃料ガス供給部の下流側に連結されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池発電システムの停止方法。
- 前記循環ガス循環経路に備えた前記触媒燃焼器の上流側に第2の気液分離器を備えたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の燃料電池発電システムの停止方法。
- 前記循環ガス循環経路内圧力が所定値に到達した時点で、空気導入手段を停止して触媒燃焼器への空気導入を停止することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池発電システムの停止方法。
- 前記循環ガス循環手段の作動中においてのみ触媒燃焼器への空気導入が行われることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池発電システムの停止方法。
- 触媒燃焼器への空気導入に応じて循環ガス循環手段を作動することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に燃料電池発電システムの停止方法。
- 触媒燃焼器下流の循環ガス中の酸素濃度が1質量%を超えないように、循環ガス循環手段および空気導入手段を作動させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に燃料電池発電システムの停止方法。
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