JP4981009B2 - スケーラブルネットワーク制御及び管理のためのバーチャルクラスタリング - Google Patents

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Description

本発明の実施例は、一般に複雑なコンピュータネットワークに関し、より詳細には、ネットワークの制御及び管理のため、各ノードをネットワークのクラスタに自己組織化することに関する。
複雑なネットワークを管理するための各種機構が存在する。ネットワーク制御及び管理に使用される2つの広範に使用される技術は、中央管理及び分権若しくは分散管理機構である。複雑なネットワークの制御及び管理の問題を観察すると、制御はしばしばポリシーに関連付けされ、又はコンフィギュレーション管理は状態評価若しくは状態特徴付けに関連付けされる。今日、多数のネットワーク管理ツールが存在し、各種の複雑なネットワークに使用されている。多くのツールは、通常は中央当局及び管理者が存在する集中システムのコンセプトに基づく。クライアントは、中央当局により状態又はポリシー決定に基づき中央システムに入る。
非集中ネットワークがまた、例えば、ピア・ツー・ピアモデルにおいて使用される。しかしながら、大部分のネットワーク管理システムは、集中モデルに基づく。ネットワーク管理及び制御に対して2つのサイドが存在する。自律的システムは、しばしば一方のサイドにおいてシステムの状態が決定され、他方サイドにおいてシステムがあるタイプのポリシー若しくはコンフィギュレーションを介し制御される制御システムモデルを表す。システムが自律的であるとき、ループはある意味において閉じられている。このため、状態サイドと制御サイドが存在する。
典型的には、ネットワーク管理システムは中央化又は分散化されている。しかしながら、今日実現されるように、集中モデルネットワークと非集中モデルネットワークの双方による問題点が存在する。例えば、集中モデルは、超大規模複合システムに対して良好にスケーリングできない。非集中ネットワークでは、例えば、ピア・ツー・ピア及びメッシュネットワーク、ノード又はクライアントシステムは、インフラストラクチャサーバ又はインフラストラクチャルータから独立に動作する。かなり複雑な環境が、しばしば制御及び管理に関してもたらされる。
本発明の課題は、上記問題点に鑑み、ネットワークの制御及び管理のため、各ノードをネットワークのクラスタに自己組織化する技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一特徴は、バーチャルクラスタリング及びネットワーク制御のためのシステムであって、階層ネットワークにおける複数の計算ノードを有し、各ノードは、前記ネットワークにおける自律的な自己引き上げ及び引き下げのためのロジックと、クラスタkのクラスタヘッドに引き上げられたノードにおいて、前記クラスタkのピアノードに管理及び制御サービス機能を提供するロジックと、前記ノードが引き上げられた前記ノードの現在のクラスタレベルを下回るクラスタレベルの他のノードに管理及び制御サービス機能を提供するロジックとから構成され、引き上げられたノードは、前のクラスタレベルを上回るクラスタレベルに引き上げられ、前記前のレベルのバーチャルクラスタに留まりながら前記上のレベルにおいてバーチャルクラスタの一部となり、引き下げられたノードは、前記前のクラスタレベルを下回るクラスタレベルに引き下げられ、もはや前記上位のレベルにおけるバーチャルクラスタには留まらないシステムに関する。
また、本発明の他の特徴は、複数の計算ノードを有する階層ネットワークにおけるバーチャルクラスタリング及びネットワーク制御のための方法であって、ノードが、前記ノードが前記ネットワーク階層において引き上げられるべきか、引き下げられるべきか又は同一レベルに留まるべきか自律的に判断するステップと、前記ノードがクラスタkのクラスタヘッドに引き上げられると、クラスタkのピアノードに管理及び制御サービス機能を提供するステップと、前記ノードが引き上げられた前記ノードの現在のクラスタレベルを下回るクラスタレベルにある他のノードに管理及び制御サービス機能を提供するステップと、
を有し、引き上げられたノードは、前のクラスタレベルを上回るクラスタレベルに引き上げられ、前記前のレベルのバーチャルクラスタに留まりながら前記上のレベルにおいてバーチャルクラスタの一部となり、引き下げられたノードは、前記前のクラスタレベルを下回るクラスタレベルに引き下げられ、もはや前記上位のレベルにおけるバーチャルクラスタには留まらない方法に関する。
さらに、本発明のさらなる他の特徴は、複数の計算ノードを有する階層ネットワークにおけるバーチャルクラスタリング及びネットワーク制御のための命令を有するマシーン可読記憶媒体であって、前記命令がマシーンにおいて実行されると、前記マシーンに、ノードが、前記ノードが前記ネットワーク階層において引き上げられるべきか、引き下げられるべきか又は同一レベルに留まるべきか自律的に判断するステップと、前記ノードがクラスタkのクラスタヘッドに引き上げられると、クラスタkのピアノードに管理及び制御サービス機能を提供するステップと、前記ノードが引き上げられた前記ノードの現在のクラスタレベルを下回るクラスタレベルにある他のノードに管理及び制御サービス機能を提供するステップとを実行させ、引き上げられたノードは、前のクラスタレベルを上回るクラスタレベルに引き上げられ、前記前のレベルのバーチャルクラスタに留まりながら前記上のレベルにおいてバーチャルクラスタの一部となり、引き下げられたノードは、前記前のクラスタレベルを下回るクラスタレベルに引き下げられ、もはや前記上位のレベルにおけるバーチャルクラスタには留まらないマシーン可読記憶媒体に関する。
本発明によると、ネットワークの制御及び管理のため、各ノードをネットワークのクラスタに自己組織化する技術を提供することができる。
本発明の実施例は、新たなクラスのネットワーク制御(ポリシー)及び(状態)管理サービスを構成するための新規なフレームワークに関するシステム及び方法である。このフレームワークは、非集中(メッシュ)ネットワークをサポートするためのいくつかの自己管理サービスを構成するのに利用されるかもしれない。少なくとも1つの実施例では、本発明は、クラスタリングを用いてより安定的でロウバストなネットワーク環境を生成するための集中ネットワークモデルと非集中ネットワークモデルとを組み合わせるものである。
明細書における本発明の「一実施例」又は「実施例」という表現は、当該実施例に関して説明される特定の機能、構成又は特徴が本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。このため、明細書全体に現れる「一実施例では」という表現の出現は、必ずしもすべてが同一の実施例を参照しているとは限らない。
説明のため、具体的な構成及び詳細が本発明の完全な理解を提供するため与えられる。しかしながら、本発明の実施例がここに与えられた具体的な詳細なしに実現可能であることは当業者には明らかであろう。さらに、周知の機能は、本発明を不明りょうにしないため、省略又は簡単化される。本記載を通じて、各種具体例が与えられる。これらは単に、本発明の特定の実施例の説明にすぎない。本発明の範囲は、与えられた具体例に限定されるものでない。
本発明の実施例は、メッシュネットワークやピア・ツー・ピアネットワークなどの非集中ネットワークに適用可能である。これらのタイプのネットワークの複雑さのため、新たな制御及び管理アプローチが必要とされる。本発明の実施例は、より詳細に以下で説明されるように、集中モデルと非集中モデルの双方の長所を利用することによって、既存の大規模非集中ネットワークの管理問題のいくつかを解決する。
クラスタの概念は、ピア・ツー・ピア、センサベース及びワイヤレスメッシュネットワークにおいて以前から利用されている。センサネットワークは、ボディセンサ、環境センサ、施設センサなどの小型装置を利用して、情報を収集し、解析のため中央位置に情報を提供する。ワイヤレスメッシュネットワークは、典型的には、通信のためのインフラストラクチャを利用しない。ワイヤレスメッシュネットワークでは、各種クライアント装置は、ピア的に互いに通信するだけである。このとき、装置がネットワークから離れると、その他のネットワーク装置は互いに依然として通信するかもしれない。ピア・ツー・ピアネットワークは、通信ピア接続(communication peering)に基づくものでなく、計算ピア接続(computing peering)に基づくものである。しかしながら、本発明の実施例は、集中化された状態管理と非集中状態管理と共に、中央制御と分権制御の双方を利用して、集中フレームワークと非集中フレームワークの双方の特徴を組み合わせたモデルを改良する。実施例では、クラスタ階層の自己プロモーション、自律的プロモーション及び再構成が利用される。
本発明の実施例は、従来のネットワーク制御及び管理に対するバーチャルクラスタリングアプローチを利用する。これは、中央化及び分散化された管理及び制御のハイブリッドモデルである。図1に示されるように、論理階層の複数レベルにおいて、クラスタが形成及び統合される。図示されるように、物理的ネットワークノード110は、階層のボトムにあり、クラスタリングセマティックに参加しない(物理レベルでは)。物理ネットワークレイヤ110のノードは、非集中ノードとしてみなされるかもしれない。このレイヤ110では、集中システム又は制御なしにノードがピア接続される。
右側の矢印101は、状態又はネットワーク管理状態を表す。ネットワークにおいて動作が起こると、ノードの状態がノードのクラスタを介して発生及び統合する。左側の矢印103は、ポリシーを表す。例えば、システムが非効率的に動作している場合、システムをより効率的に動作させるようシステムを制御するため、より上位レベルのクラスタヘッドからノードに下って実施される。自律的システムはしばしば、状態や制御などの例示されるような表現を利用する。実際には、検知サイド101と起動サイド103が存在する。
ネットワークプロバイダは、階層的システムを構成する。しかしながら、これらのシステムは、物理的に階層的である。このため、システムが構成され統計的に規定されると、例えば、ノード又は装置の追加など、人間がネットワークを物理的に変更するまでそのままの状態に留まる。通信システム及び計算システムは、しばしば物理的な階層フレームワーク上に構成される。それらは物理的に方向付けされる。非集中システムでは、しばしば不安定であるが、制御又は当局は存在しない。さらに、今日使用されるクラスタリングは、ネットワーク階層の制御及び管理でなく、データの伝送に関するものであるかもしれない。
本発明の実施例では、システムの構成は、具体的にはバーチャルクラスタリングを利用して、物理モデルでなくバーチャルモデルを用いて生成される。バーチャルクラスタリングは、複数の方法により実現される。本発明の実施例は、オーバレイ(overlay)又は分散バーチャルマシーン(DVM)を用いてバーチャルクラスタを実現する。クラスタリングは、非集中管理構成ストラテジーと純粋に集中化された構成ストラテジーの各長所の間をバランスするよう利用されるかもしれない。クラスタ階層上に状態管理及び制御ポリシーを構成することによって、ピア・ツー・ピアダイナミックス及びさら集中化されたダイナミックスの各長所が、クラスタ150の階層ツリーのルートに向かって進行することにより実現される。
図1を再び参照するに、クラスタレベル0(ルートレベル)150と、クラスタレベル1(140a〜b)と、クラスタレベル2(130a〜c)と、クラスタレベル3(120a〜c)及び物理ネットワークレイヤと、クラスタレベルn=4(110)との5つのクラスタレベルを有するネットワークの一例となる階層が示される。クラスタ内の各ノードはまた、上位に引き上げられるとき、下位のクラスタに論理的に属する。ノードが上位クラスタに引き上げられた場合であっても、それは依然として下位のクラスタ内の機能的責任を有している。例えば、クラスタ140aは、1つのリーダ(クラスタヘッド141)と、131や133などの下位のクラスタからのリーダを有している。クラスタヘッド141はまた、他の下位レベルのクラスタ(図示せず)と共に、階層におけるそれより下位のクラスタ130aのクラスタヘッドとなる。この例では、クラスタ140aは、130a,130b及び130cからのリーダ(それぞれ141,131及び133)を有する。ルートクラスタのリーダに引き上げられたノードは、ネットワークにおいて動作的に最も回復機能のあるノードとなるであろう。各クラスタは、非集中システム110のノードのサブセットを有し、このため、クラスタは容易に制御及び最適化可能となり、混乱は少ない。これらのコンセプトが以下でより十分に説明される。
各クラスタノードに係る独立性(発生)が存在し、各クラスタレベル及びクラスタバブルは、自律的であり、直接のピア、ペアレント及びチャイルドクラスタに対する動作を観察するが、複数レベルに引き上げられるノードを除いて、複数階層のコンテクストを有しない。例えば、クラスタヘッド141は、クラスタ140aと130aにおけるノードと通信可能であるが、クラスタ140bについて直接的には認識又は制御しない。クラスタヘッド141はまた、ルートクラスタ150に引き上げられなければ、ルートクラスタ150を見ることはできない。ノード141はクラスタ130aと140aの双方のクラスタヘッドであることがわかるかもしれない。ノード131及び133はそれぞれ、上位レベルのクラスタ140aのピアノードのみによるクラスタ130b及び130cのクラスタヘッドであり、ノード141に従属する。
クラスタは、引き上げられたクラスタヘッドによりプロキシー処理され、クラスタヘッドはクラスタのために動作する。クラスタヘッドは、先導的なものであり、それらがヘッドとなる深さ(ツリー)、幅(レベル)及び固有のクラスタに参加する。これは、クラスタヘッドのみがクラスタの外部の制御及び管理通信に関与すればよいため、ノード通信のコンプレクシティレベルを軽減する。クラスタヘッドは、あたかもそれが単一のノードであるかのように、クラスタを表現する。
状態管理及び制御ポリシーの上記分離を通じて、自己組織化性質は、階層の各レベルに導入され、このような動作は、ピア、ペアレント(グローバル)及びチャイルド(ローカル)クラスタからのポリシー及び状態の影響にもかかわらず、各クラスタに集約される。複数の論理レベル又はクラスタ処理の重複が存在するため、上位レベルのクラスタ及びクラスタヘッドは、物理ノードでなく基礎となるクラスタヘッドから構成される。ルートレベルにおけるクラスタヘッドと基礎となるすべてのレベルは特定の物理ノードに結び付けされないことに留意すべきである。動作効率の検知は、システム内のノードの引き上げと引き下げの起動及び変動をトリガーする。より回復機能のあるノードが引き上がられ、回復機能の弱いノードが階層において引き下げられる。
収集された状態に基づく変更を起動させるのに必要な情報は、1つの中央サーバの制御の下で1つのデータベースに常駐するのでなく、クラスタの各ノードに分散される。ノードのすべてが情報のすべてを有しているとは限らない。ノードは関連情報を受け取る。ノードnがクラスタCに参加する場合、ノードnはクラスタCに関連する情報を有することとなる。
クラスタリングマネージャ(CM)は、クラスタ階層の深さと幅とを管理する分散オーバレイ又は分散バーチャルマシーン(DVM)サービスである。CMは、ノードのサブセットに分散化されるかもしれないが、すべてのノードに参加機能が与えられる。一般に、信頼性が期待されるが、CMについては、動作決定はコンセンサスでなくグローバル状態同調によって1つのエンティティとして処理される。クラスタアドレス処理、クラスタリング処理及びクラスタヘッド選択の具体的な機能が、CMを介し管理される。CMは、ネットワークノードの物理ドメインをサポートする論理的なクラスタリング階層のライフサイクル全体を実現する軽量なサービス機能である。このライフサイクルは、必要に応じて、クラスタアドレス処理の実現、クラスタノード間の(モバイル)移動又はクラスタの生成及び破壊を通じたネットワークノードのグループ化又は再グループ化の調整を含む。しかしながら、通常のインターネットサービス(DNSなど)と同様に、CMは、クラスタリング処理及び管理の階層的組織化を主として調整するための制御管理機能を提供する。
[クラスタヘッド選択:動作優位性]
クラスタヘッドの選択は、動作優位性又はランクに基づくかもしれない。軍事又は企業ランクと同様に、上位にランク付けされたクラスタヘッドノードの基礎は行動にネットワーク化され、高い信頼性、安定性及び優位性を有する実行者となるようノードの機能によって確立される。すなわち、より高い(a)到達性、(b)安定性及び(c)実行効率性を示すノードが、クラスタヘッドに引き上げられる。この自己組織化された配置は、ネットワークのコアにあるノードが高い利用性(99.999%など)を示し、高い到達性と極めて低い遅延を示す必要がある従来の階層的通信ネットワークにおけるネットワークノードの人手による組織化とは異なっていない。このため、i)到達性状態、ii)安定性状態及びiii)パフォーマンス状態が、動作ランクと優位性を決定するための数量的順序付けの基礎となることが予想される。
一実施例では、最も高いランクにおける最も高いアドレス結果など、他の人工的な基準を用いて、バーチャルクラスタを備えたネットワークがまず生成されるかもしれない。到達性、安定性及びパフォーマンス効率性を用いて引き上げ及び引き下げを決定する自然な進行は、少なくともこれらの基準について最適化されたネットワークを最終的にもたらすであろう。異なるタイプのネットワークについて他の基準が利用又は異なる重み付けがなされることが想定される。
いくつかの実施例では、システムはノードの信頼性に依拠する。例えば、ノードが自ら優位性を宣言すると、その他のノードは同意するであろう。他の実施例では、システムは、クラスタの他のノードのパフォーマンスを観察するノードに依拠する。この場合、他のノードはノードをランク付けすることを申し出るかもしれない。ノードは他のノードの到達性をランク付けすることができる。
クラスタ階層を上がるに従って、時間的及び空間的な状態の集約が行われ、上位レベルのクラスタヘッドの選択が変更され、動作寿命、より抽象的な状態管理及びポリシー制御を有する各ノードが区別される。企業又は軍事アナロジーを利用するため、経験のある又は「全体像」のスタッフが、引き上げられ、組織におけるリーダーシップと変化の影響の上位ランクにおいて動作する可能性が高い。
さらに、1000個のノードがそれぞれ1つのノードを有した1000のレベルのクラスタに引き上げられることに対する禁止又は反対するルールはない。しかしながら、本発明の実施例では、これは起こるべきでない。安定的システムは、多数のレベルを有し、非対称的であるかもしれない。ネットワークにより解決されるべき問題セットに応じて、各種階層又は可変的レベルが出現する可能性が想定される。例えば、故障管理を実行するシステムについては、より少ないレベルが効率的であるかもしれない。異なる管理及び制御システムについては、異なる戦略が利用可能である。大きなデータセンターが動作可能時間の99.999%が引き上げのために安定性基準により大きな重み付けをされることを要求することが望ましいかもしれない。DNSサーバシステムについては、おそらく到達性が引き上げのためにより大きな重み付けをされるであろう。また、変数の重み付けに関係なく、上記クラスタリングが自然に行われることが想定される。このタイプのクラスタリングは、統計的システムにおいて自然であると証明されてきた。
[クラスタ識別]
一実施例では、シングルクラスタアドレッシングスキームがクラスタ階層において存在する。階層の最低レベルでは(図1、110)、物理ネットワークがクラスタレベルnであるクラスタC(n,0)としてラベル付けされる。ここで、0≦n<yであり、yは出現する階層のレベル数である。この説明のため、ツリーの最低レベルがクラスタリング管理動作に参加するが、完全性のため、このネットワークアドレッシングが維持され、例えば、物理ネットワークサービスの配信のためなどに利用可能である。ネットワーク化されたノードはクラスタレベルnにおいてバーチャルに分割及びクラスタ化されるため、次のレベル(アップ)はクラスタレベルn−1となる。レベルn−1のクラスタ数に応じて、n−1レベルクラスが、クラスタドメインmに割り当てられる。ここで、0≦m<yであり、yは当該階層レベルにおけるクラスタ数に等しい。図1に示される例では、n=4であり、クラスタレベル2(130a〜c)について、このレベルに示されるクラスタは3つであるため、m=3となる。従って、階層における任意のクラスタがC(n,m)とラベル付けされる。この処理が続けられ、最終的な最も高い又はルートクラスタがC(0,0)に割り当てられる。クラスタレベルの分割(及びアドレス処理)の継続される分離は、対照的なツリー階層に必ずしも従う又は反映するものでないかもしれない。すなわち、各クラスタレベルは、環境のシステムダイナミックに応じて、それのレベルの下位のクラスタの個数より少ないクラスタ数に収束するかもしれない。さらに、特定のクラスタに割り当てられるネットワークノード(最下位レベルnにおける)又はクラスタヘッド(レベル<nにおける)は、C(n,m)を用いてこのクラスタのノード(又はクラスタヘッド)と通信するか、又は具体的にはC(n,m)を管理するため割り当てられたクラスタヘッドと通信する。
ペアレントクラスタに係るクラスタノード又はクラスタヘッドは、クラスタ動作通信を受信及び応答するためのクラスタアドレスを利用するかもしれないが、グローバルクラスタヘッドしか、動作通信の発信又はクラスタリング制御若しくは管理のためのクラスタアドレスを利用するかもしれない。要約すると、グローバルクラスタヘッドのみが、クラスタ間及びクラスタ内通信に参加することができ、当該クラスタ、ピア又はチャイルドクラスタのグローバル動作に直接影響を及ぼしうる。他のノード又はクラスタヘッド(当該グローバルクラスタに係る)は、グローバルクラスタのメンバーとしてそれらのクラスタ内(ローカル)参加のみを介し間接的に影響を与えるかもしれない。
このアドレッシングスキームは、C(n,−)通信がレベルnのすべてのピアクラスタヘッドと通信するクラスタヘッドにおけるマルチキャストをサポートする。さらに、クラスタヘッドは、階層系統を認識しているクラスタのノードのみであり、このため、それらの系統とピアクラスタヘッドに沿って通信する。従って、それらは、それらのレベルと系統の外部のより広範なクラスタセットを認識していない。あるいは、出現した階層において動作的に支配し続け、ルートクラスタC(0,0)に割り当てられたクラスタヘッドは、階層のすべてのクラスタにおける状態又はポリシーと通信及びアクセスすることが可能である。このため、ノードは動作優位性を追求するだけでなく、寿命全体におけるそれらの配置を向上させるため、ピア及び配下との信頼性を示す明らかな効果及びインセンティブが存在する。
クラスタ間通信及びクラスタ内通信(すなわち、クラスタに固有の制御及び管理メッセージ処理)が、上述されるように、クラスタヘッドに割り当てられた特定のアドレスに従って行われる。クラスタバーチャルネットワーク化を実現するオーバレイ構成が任意数のスキームに基づくことは、本開示を参照した後に当業者により理解されるであろう。一般に、メッセージ処理はオーバレイではピア・ツーピアのように見えるが、論理的には、動作メッセージ処理は、状態及びポリシーベース通信をサポートし、クラスタリング構造に基づき階層的又はピア形式によりクラスタ内、クラスタ間で行われる。制御(ポリシー)及び管理(状態)メッセージは、非同期であり、以降のセクションにおいて説明されるように、協力的、集約及びピア処理アルゴリズムをサポートするであろう。
[クラスタリング処理]
上述されるように、クラスタの目的は、ピア・ツー・ピアと階層組織化制御とのバランスを介してネットワーク制御及び管理を実現することである。状態管理機能は、例えば、安定化、最適化及び接続性状態管理を含むかもしれない。クラスタヘッドノードは、クラスタ状態条件を受け取り、各自のクラスタ又はクラスタノード(すなわち、レベルnを超えるクラスタヘッド)内の集約及び相関を実行する。クラスタヘッドは、統計的計算技術を介しクラスタ状態解析を実行し、ピアクラスタとの状態レベルの同化のためのクラスタ知識を保持する。クラスタ状態は、グローバルクラスタヘッドに上位に伝搬され、又はローカルクラスタ動作を制御又は影響を与えるため、ポリシーベース強化を用いたローカル及びグローバルポリシーの統合を介し作用する。
クラスタ化された階層の各レベルでは、制御及び管理動作の新規性は、実行される時間的及び空間的(状態、ポリシー)集約の双方を有するクラスタレベル間で独立に示される。空間的集約は、グローバルクラスタと提携する複数のローカルクラスタを表現又は説明し、時間的集約は、ローカルクラスタが従う周期期間を説明する。このため、クラスタ集約が行われると、クラスタ階層の上位エンドのクラスタによりゆっくりとした状態変化効果が観察でき、人間の知識の経験を通じて通常観察される動作又は階層的構成における意志決定を模倣する。
情報技術(IT)ネットワーク制御及び管理コミュニティにおける長く続いている設計選択は、ネットワーク管理又はポリシーベース管理ツールに設計される集中又は非集中制御又は管理のレベルである。双方のアーキテクチャ的な選択に対して長所と短所があるが、本発明の実施例は、ピア・ツー・ピア及びセンサベースネットワーク化システムに以前に適用されたバーチャルクラスタリング方法に基づく全く新たなアプローチを求める。このため、アーキテクチャ的な選択としてのクラスタリングが、状態管理とポリシーベース管理の双方の非集中構成戦略と純粋に集中的な構成戦略の長所の間のバランスをとるのに利用される。(図1を参照されたい。)ツリーのルートに向かって進行する間に、クラスタ、階層の下位部分の非集中ダイナミックス及びより集中化されたダイナミックの各階層に対する状態管理及び制御ポリシーの組織化は、ハイブリッドネットワークの長所を実現する。さらに、この階層及び分離を通じて、階層の各レベルにおいて、ペアレントからチルドへのクラスタ分離性質が生成され、自己組織化動作が、ピア、ペアレント又はチャイルドクラスタからのポリシー及び状態影響にもかかわらず、各自のクラスタに集約されるかもしれない。さらに、分散管理及び制御のオーバヘッドは、グローバルな分散制御及び管理の利益を失うことなくローカライズされる。クラスタヘッドは、各クラスタ内の集中管理を実現するための集中機能として動作する。
図2を参照するに、階層的ネットワークの他の表現が示される。この一例となるシステムは、4つのクラスタレベル0〜3を備え、レベル3クラスタがメッシュネットワークとなっている。クラスタレベル0のノードのクラスタは、2点鎖線201により包囲される。クラスタレベル1は、破線203により表される。クラスタレベル2は、グレイの破線205により表され、メッシュレベル3は、矢印付きの稲妻状の線207により表される。クラスタヘッド又はリーダが示される。クラスタ0のリーダ210はまた、クラスタ1(220と共に)とクラスタ2(230a,220,230bと共に)のリーダである。
他の実施例では、ネットワーク設計者は、自己引き上げを実行するため、到達性、安定性及びパフォーマンス効率性又はそれらの一部に加えて、さらなる基準を利用することを選択するかもしれない。各要因の他の組み合わせが、一部のネットワークについて最適であるか、又はコスト若しくはメンテナンスの理由のため好まれるかもしれない。
図3は、一例となるノードアーキテクチャ300のブロック図である。プロセッサ310は、フロントサイドバス301を介しノースブリッジとしても知られるMCH(Memory Controller Hub)314と通信する。MCH314は、システムメモリ312とメモリバス303を介し通信する。MCH314はまた、グラフィックスバス305を介しAGP(Advanced Graphics Port)316と通信してもよい。MCH314は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス307を介しサウスブリッジとしても知られているICH(I/O Controller Hub)320と通信する。ICH320は、PCIハードドライブ(図示せず)などの1以上のコンポーネント、IDE322、USB324、LAN326、オーディオ328などの従来のコンポーネント、及びSIO(Super I/O)コントローラ356とLPC(Low Pin Count)バス356を介し接続されるかもしれない。
プロセッサ310は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラなどのソフトウェアを実行可能な何れかのタイプのプロセッサであるかもしれない。図3は1つのプロセッサ310しか示していないが、プラットフォームハードウェアには1以上のプロセッサが存在してもよく、プロセッサの1以上は、複数のスレッド、複数のコアなどを有してもよい。
メモリ312は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ又はプロセッサ310により可読な他の何れかのタイプの媒体であるかもしれない。メモリ312は、本発明の方法の実施例を実行するための命令を格納するかもしれない。
フラッシュメモリ352などの不揮発性メモリが、LPCバス309を介しIPコントローラに接続される。BIOSファームウェア354は、典型的には、フラッシュメモリ352に常駐し、フラッシュ又はファームウェアからの命令をブートアップが実行する。
いくつかの実施例では、プラットフォーム300は、サーバにより可能なサーバ管理タスクである。このプラットフォームの実施例は、LPC309を介しICH320に接続されるBMC(Baseboard Management Controller)350を有するかもしれない。他の実施例では、プラットフォーム300は、ICH320に接続されるマイクロプロセッサ又はME(Manageability Engine)コントローラ330を有するかもしれない。このMEコントローラ330は、Intel(登録商標)Active Management Technology(iAMT)アーキテクチャであるかもしれない。いくつかの実施例では、BMC350又はiAMT330が、ノードがクラスタヘッドに引き上げられるべきか、階層においてどの程度まで引き上げられるか特定するのに利用するため、プラットフォーム300の(a)到達性、(b)安定性及び(c)パフォーマンス効率性を決定するため、ネットワークサービスを実行するかもしれない。階層の各レベルは上位レベルから独立して動作し、上位レベルに対する可視性又は認識を有しないことに留意すべきである。従って、引き上げは1つのレベルのみに固有のものである。
図4は、本発明の一実施例によるバーチャル化技術(VT)アーキテクチャを有する一例となるノードのブロック図である。図4は、従来のハイパバイザVMM(Virtual Machine Monitor)アーキテクチャプラットフォーム400を示すブロック図である。いくつかのゲストVM(Virtual Machine)401、403、405及び407が同時にプラットフォーム400上で実行されるかもしれない。VMM410は、プロセッサ/プラットフォームバーチャル化レイヤ411を介しハードウェア420へのゲストVMのアクセスを制御する。いくつかのバーチャル装置モデル413及び415が、VMM410内に存在するかもしれない。VMM410は、最も高い優先レベルにおいて動作する。VMM410は、後述されるように、ファイルシステム417、メモリ及びすべての装置へのアクセスを制御する。VMM410は、典型的には、プラットフォーム上の各ハードウェア装置のためのデバイスドライバ419を有する。
VMM410及びゲストVM401、403、405及び407が、プラットフォームハードウェア420上で実行される。プラットフォームハードウェア420は、プロセッサ422、メモリ424並びに1以上のI/O装置426及び428を有するかもしれない。プラットフォームハードウェア420は、パーソナルコンピュータ(PC)、メインフレーム、携帯装置、ポータブルコンピュータ、セットトップボックス又は他の何れかの計算システムであるかもしれない。
プロセッサ422は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラなどのソフトウェアを実行可能な何れかのタイプのプロセッサであるかもしれない。図4は1つのプロセッサ422しか示していないが、プラットフォームハードウェア420には1以上のプロセッサが存在するかもしれず、プロセッサの1以上は複数のスレッド、複数のコアなどを含むかもしれない。
メモリ424は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ又はプロセッサ422により可読な他の何れかのタイプの媒体であるかもしれない。メモリ424は、本発明の方法の実施例を実行するための命令を格納するかもしれない。
1以上のI/O装置426と428は、例えば、ネットワークインタフェースカード、通信ポート、ビデオコントローラ、システムバス(PCI、ISA(Industry Standard Architecture)、AGPなど)上のディスクコントローラ、チップセットロジック若しくはプロセッサに統合されたデバイス(リアルタイムクロック、プログラマブルタイマー、パフォーマンスカウンタなど)又はプラットフォームハードウェア420上の他の何れかの装置であるかもしれない。1以上のI/O装置426と428は、I/O命令、メモリマッピングされたI/Oアクセス又は既知の他の何れかの手段を介しアクセスされるかもしれない。
本発明の一実施例では、プラットフォーム400のバーチャルマシーン(VM)は、ノードがクラスタヘッドに引き上げられるべきか、階層のどの程度の高さに引き上げられるか特定するのに利用するため、プラットフォーム400の(a)到達性、(b)安定性及び(c)パフォーマンス効率性を決定するためのネットワークサービスを実行するかもしれない。いくつかの実施例では、このVMは、引き上げられたセキュリティレベルで実行されるバーチャルアプライアンスであってもよく、他の実施例では、ゲストVMで単に実行されるものであるかもしれない。
図5は、本発明の一実施例によるPRL(Platform Resource Layer)又は埋め込みパーティションアーキテクチャを有する一例となるノードのブロック図である。PRLアーキテクチャ又は埋め込みパーティションアーキテクチャでは、プラットフォームの各種コンポーネントが、プロセッサ、メモリ及び他のリソースのパーティション化を可能にするためエンハンスされる。図5を参照するに、本発明の一実施例によるPRLアーキテクチャの一例となるブロック図が示される。パーティション化をより良く示すため、メインパーティション510に利用可能なコンポーネントは実線のブロックにより示される。埋め込み又はシステムパーティション520に利用可能なコンポーネントは、太字の実線ブロックにより示される。双方のパーティションに利用可能なコンポーネントが、ドットとダッシュとの交互のブロックにより示される。
この実施例では、プラットフォーム又はノードはソケット0〜3に4つのマルチコアプロセッサ(531〜534)を有する。本例は4つのプロセッサソケットしか示していないが、本発明の実施例を実現するため、プロセッサとコアの各種コンフィギュレーションが利用可能であることが当業者に明らかであろう。例えば、ソケット0(531)は、4つの処理コア535a〜dを有するかもしれない。実質的に、本例では、図示された実施例はプラットフォーム上に16個の有効なプロセッサを有している(各ソケットに4つのコアを有する4つのソケットなど)。本例では、ソケット0〜2(531〜533)は、メインパーティション510のみに利用可能である。ソケット3(534)は、メインパーティション510と埋め込みパーティション520の双方に利用可能である。ソケット3(534)の内部において、コア0はメインパーティション510のみに利用可能であり、コア1〜3は埋め込みパーティション520のみに利用可能である。埋め込みパーティション520は、上述及び後述されるように、プロモーションエージェント又はクラスタリングマネージャ512を有するかもしれない。一実施例では、埋め込みパーティションはまた、到達性、安定性及びパフォーマンス効率性を決定するため、他のエージェント又はサービスを有するかもしれない。これらのサービスは、同一の埋め込みパーティションの一部であるかもしれず、又は1以上の個別のパーティションに分離されるかもしれない。複数のバーチャルクラスタのメンバー又はクラスタヘッドであるノードについて、当該ノードがメンバーとなる各クラスタについて実行されるプロモーションエージェント又は他のサービスの複数のインスタンス(図示せず)が存在するかもしれない。
本実施例では、プラットフォームは、メモリ502に接続されるMCH501(ノースブリッジとしても知られる)を有する。メモリ502は、2つのパーティションMEM1(503)とMEM2(505)とを有するかもしれない。メモリパーティションMEM1(503)は埋め込みパーティションのみに利用可能であり、メモリパーティションMEM2(505)はメインパーティションのみに利用可能である。MCHを含むチップセットは、ソフトウェア構成を利用するVMMソリューションと対照的に、ハードウェア構成を用いてメモリをパーティションするよう構成される。メモリ502は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、RAM、ROM、フラッシュメモリ又はプロセッサにより可読な他の何れかのタイプの媒体であるかもしれないということは理解されるであろう。メモリ502は、本発明の実施例を実行するための命令を格納するかもしれない。本例では2つのパーティションしか示されていないが、各自のパーティションにおいて実行される複数のゲストOSが存在してもよいことが理解されるであろう。
MCH501は、PCIバスを介しサウスブリッジとしても知られているICH507と通信するかもしれない。ICH507は、PCIハードドライブなどの1以上のコンポーネント、IDE、USB、LAN及びAudioなどの従来のコンポーネント、及びLPCバス(図示せず)を介しSIOコントローラに接続されてもよい。本例では、ハードディスクドライブ509とNIC(Network Interface Controller)511に接続されるICH507が示される。
MCH501は、メモリへのアクセスを制御するよう構成され、ICH507は、I/Oアクセスを制御するよう構成される。埋め込みパーティションアーキテクチャでは、チップセットは、ブートされるとプラットフォーム上の各種リソースをパーティションするようファームウェアにより構成される。いくつかのケースでは、1つのパーティションしか存在せず、ほとんどの点についてプラットフォームは従来のプラットフォームと同様に動作する。図示された具体例では、メインパーティション510と埋め込みパーティション520の2つのパーティションが存在する。指定された各パーティションには、一意的なパーティション識別子(ID)が与えられる。
埋め込みパーティションコンフィギュレーションによって、装置がアラートを送信すると、この情報はブート時に符号化されているため、チップセットはアラートを適切なパーティションに適切にルーティングするかもしれない。VMM対応システムでは、ハードウェアは装置アラートをVMM(バーチャル化された装置)にわたし、ソフトウェアが情報を各種バーチャルマシーンに適切にルーティングする。埋め込みパーティションは、ハードウェアにより支援されたバーチャル化として機能するかもしれない。
一実施例では、プロモーションエージェントは、プラットフォーム上で実行されるすべてのゲストオペレーティングシステム(OS)とゲストバーチャルマシーン(VM)とを制御するVMM内に実現される。他の実施例では、プロモーションエージェントは、各OSに対するI/Oリクエストを制御する優先的なパーティション、プロセス又はハイパバイザに実現される。すべてのケースにおいて、プロモーションエージェントは、プラットフォーム500の(a)到達性、(b)安定性及び(c)パフォーマンス効率性を決定するため、各動作及びパフォーマンスデータを測定する。この決定は、上位クラスタレベルにノード500を引き上げるか否か決定するため、ノード500が自ら引き上げを行うか、又はそれの指標をおそらくクラスタヘッドである他のノードに少なくともわたすことを可能にする。
図6を参照するに、プロモーションエージェント621がVMMに常駐する一例となるバーチャル化プラットフォームが示される。この実施例では、バーチャルマシーン(VM)610はゲストOD611を有する。各種ユーザアプリケーション613がゲストOS611の下で実行される。OSは、VMM620内にバーチャル化されるデバイスドライバ615を有する。プラットフォームハードウェア630へのアクセスは、VMMの使用を必要とする。上述されるようなクラスタ環境における階層的引き上げの場合、VMM620内のプロモーションエージェント621は、プラットフォーム600の(a)到達性、(b)安定性及び(c)パフォーマンス効率性を決定するため、各動作及びパフォーマンスデータを測定する。この決定は、上位クラスタレベルにノード600を引き上げるか否か決定するため、ノード600が自ら引き上げを行うか、又はそれの指標をおそらくクラスタヘッドである他のノードに少なくともわたすことを可能にする。
同様に、自らのOS641、ユーザアプリケーション643、デバイスドライバ645を有するプラットフォームパーティション又はより優先度の高いパーティション640が示される。このプラットフォームパーティションはまた、VMM620を介しバーチャル化されたデバイスを有するかもしれない。
図示された実施例では、VMMは、プロモーションエージェントを有するよう示される。他の実施例では、プロモーションエージェントは、プラットフォーム上のVM内で実行される。VMM又は個別のVMはまた、例えば、到達性、安定性及びパフォーマンス効率性を決定するため、他のエージェント又はサービスを有するかもしれない。これらのサービスは、同一のVMの一部であってもよく、又は1以上の個別のVMに分散化されてもよい。メンバー、クラスタヘッド又は複数のバーチャルクラスタであるノードについて、当該ノードがメンバーとなる各クラスタに対して実行される複数のプロモーションエージェントのインスタンス又は他のサービスが存在するかもしれない。
一実施例では、到達性、安定性及びパフォーマンス効率性サービスは、各種管理目的に使用される個別サービス又はプロモーションエージェントの一部であるかもしれない。図4を再び参照するに、例えば、VMMの実施例400では、ノードはクラスタレベル0とクラスタレベル1の両方におけるクラスタの一部であるかもしれない。各クラスタレベル451及び453について、プロモーションエージェントの個別のインスタンスが存在するかもしれない。いくつかの実施例では、これらのインスタンスは異なるVM又はパーティション451及び453において実行されるかもしれない。他の実施例では、複数のインスタンスが同一のVM、パーティション又はVMMにおいて実行されるかもしれない。プロモーションエージェントは、特定のサービス又はエージェントのユーザが到達性455、安定性457及びパフォーマンス効率性459のデータを提供することを要求するかもしれない。これらのエージェントは、同一のパーティション若しくはVM又は異なるパーティション若しくはVMにおいて実行されるかもしれない。いくつかの実施例では、サービスはプロモーションエージェント又は当該サービスを要求する他のコンポーネント内に組み込まれてもよい。
図4に示されるように、到達性エージェント455、安定性エージェント457及びパフォーマンス効率性エージェント459が、同一のVM403において実行される個別エージェントとして示される。ここでの記載を参照した後、開示された発明の範囲内で各種置換及び実施例が実現可能であることが当業者に理解されるであろう。一実施例では、バーチャル化プラットフォームは、バーチャルアプライアンス、セキュアVM又はサービスオペレーティングシステム(SOS)と、1以上のケイパビリティオペレーティングシステム(COS)又はユーザ環境を有してもよい。これらの実施例では、エージェントはすべて同一のバーチャルアプライアンス又はSOSにおいて実行されてもよい。
上述されるように、クラスタリングフレームワークの範囲内では、安定性は2つの方法により実現されるかもしれない。John Vicenteによる同時に出願された同時係属中の出願(代理人整理番号P26397)“ENTROPY−BASED (SELF−ORGANIZING) STABILITY MANAGEMENT”が、バーチャルクラスタの自己管理的な階層的ネットワークを管理するため、安定性指標を確認する問題を解決するため適用されるかもしれない。まず、各クラスタは、1以上の測定周期の期間中にクラスタ全体における静的トポロジーコンフィギュレーション及び動作一様性を維持することによって、同一クラスタ内の他のノード又はクラスタヘッドとの相対的に一様なレベルの動作ディスパリティを保証することによって、ネットワークの広範な部分に対するあるレベルの安定に独立に到達可能である。あるいは、外部のノードダイナミクスは、不安定なノードの減少(出発)又はより安定したノードの増加(到着)を通じて、同一クラスタ内の他のノード又はクラスタヘッドに対する不安定性のレベルを低下させることが可能である。このため、エントロピーの策定は双方のダイナミックスを考慮し、熱力学系における孤立した(クラスタ内)システムとオープンシステム(クラスタ間)との双方の等化及び散逸動作を模倣することが不可欠である。図7及び8は、これらの影響を示す。
図7を参照するに、クラスタのサブネットワークがそれのトポロジーコンフィギュレーションの外部の影響を受けないクラスタ階層が示される。本実施例では、ノード703がクラスタヘッドであり、ノード701a〜gがクラスタ内の配下ノードである。このクラスタは、ほとんど静的であり、クラスタ内外へのノードの移動はない。図8は、メッシュが施されたノードがダブルのクロスハッチが施されたノードにより表される環境(801,803,805,807)に入り、シングルハッチが施されたノードにより表される環境(811,813)に出るクラスタ階層を示す。何れのケースでも、クラスタの合計エントリピーは、ノード間の統計的な利用性又は信頼性のそれらの相対的な指標に基づき、均衡レベルと均衡ノードとを反映することができる。
クラスタの安定性又はエントリピーを特徴付けするため、キーとなる指標はクラスタノード間の相対的な利用性又は信頼性である。「信頼性(dependability)」という一般的な用語は、以下の説明においてこれを説明するのに使用される。クラスタノード間の相対的な信頼性又はノード間サービスの信頼性を表すため、複数の指標が独立して又は組み合わせて利用されてもよい。
Figure 0004981009
テーブル1に示されるように、サービス信頼性は、ローカルノード及びリンクインパクトによって、しかしながらより重要には複数のメッシュが施されたノードを探索するアプリケーション及びネットワークサービスに対する複数の安定性又は環境制約を有するかもしれない。自己組織化クラスタの観点から、このような制約が与えられた場合、クラスタ全体におけるダイナミックス又は安定性のレベルの特徴付けに関心がある。従って、ノード間のサービス信頼度を特徴付ける合成された指標を使用するか、又はクラスタ安定性又はエントリピーを特徴付けるのに最も重要な制約(ノード利用性など)に対して選択的となるよう選択することができる。
テーブル1は、関心がもたれる制約の具体例であるが、網羅的ではない。例えば、安定性の制約は高フェーディング条件であるかもしれない。この条件の1つの指標はロスレートであるが、他のものであってもよい。過剰なロード又は混雑の指標は、利用性であるが、他の指標もまた利用可能である。
クラスタエントロピーを構成するのに、エントロピー期間について、ΔTとDm,n(ΔT)のtとtの間の期間が時点tにおけるノードnに関するノードmの平均的な相対信頼性として定義される。ここで、m及びnは同じクラスタCi,jのメンバーであり、これらのノードはエントリピー期間ΔTの期間内の複数のΔτインターバルの期間中に相対信頼性サンプルdm,n(Δτ)をやりとりする。ノード間の相対信頼性の差分しか重要でないため、実際の信頼性指標と測定ユニットは無関係であることに留意すべきである。より詳細には、クラスタCi,jのエントロピー情報を最終的に定義するため、両方の指標が以下に定義される。
インターバルΔtの期間中のノードnに関するノードmにおけるサンプルの相対信頼性は、
Figure 0004981009
として定義される。
図9において、ノード変更が示される。ここでは、変化Δτが変化のインターバルを反映し、サービス信頼性の相対的な変化が、当該インターバルの期間中のノードmとnの双方について反映される。
期間ΔT上で平均化されたノードmとノードnの間の絶対的な相対信頼性は、
Figure 0004981009
として定義される。ここで、NはΔTにおけるサンプルの個数に等しく、tは各サンプルΔτのエンドでの離散時点である。
これはまた図10に示され、対象となるノードnがハイライとされ、エントロピー評価の期間における1つのみのノード間信頼性関係を示している(1001)。しかしながら、クラスタCijに属するその他のノードに対する同一の指標がまたやりとりされ、ノードmに関して評価される(1003)。Cijのその他のノードの完全な(絶対的に相対的な)信頼性の表現は、ノードmに関するイベントスペースを説明すべきである。
ここで、安定性を特徴付けるため、イベントスペースに適用されるシャノンの統計的エントロピーの一般化された形式が使用され、具体的には、
Figure 0004981009
である。ここで、pはイベントスペースEにおけるイベントeの確率である。シャノンの情報理論に関するさらなる情報は、URL“en*wikipedia*org/wiki/Information_theory”においてパブリックインターネットを含む各種ソースから求められるかもしれない。本記載において、不意なハイパーリンクを回避するため、URLにおけるピリオドはアスタリスクと置換されている。このコンセプトをノードmの信頼性イベントスペースに適用することは、
Figure 0004981009
を設定する。ここで、xは、クラスタCijのノードmのすべてのピアノードについて評価され、このため、
Figure 0004981009
となる。ここで、C(Cij)はクラスタの濃度である。
一般に、H(t,ΔT)は、クラスタCijにおけるエントロピー指標ΔTの特定期間におけるノードmのエントロピーとして計算され、[0,1]の間で正規化される。このエントロピーの表現は、安定状態評価期間ΔTの期間中の絶対的な相対信頼性についてのノードmに関する所望される安定性の指標である。定義されるように、相対信頼性の変化がより大きな変動を示すときにエントロピーは小さく、大きなエントロピーの値はより大きな相対安定性を示す。
最後に、クラスタの1つのノードのエントロピーを計算すると、クラスタCijのその他のノードのエントロピーが同様に評価されるかもしれない。クラスタの全体的な安定性の指標を評価するため、γという用語が定義され、Cijに係るクラスタヘッドにより取得される。
Figure 0004981009
ここで、CHはCijのクラスタヘッドであり、i=((Cij−CH)のすべてのノード)である。
上述した式は実施例に対応するものであり、限定的なものとみなされるべきでないことに留意すべきである。開示及び図示された原理による他の実施例では、同様の又は関連するエントロピー式が適用可能である。
現在のネットワーク管理システムは、ユーザ管理及び人手による制御に大きく依存している。ダイナミックメッシュネットワークでは、自己組織化システムの商業的な利用性は今日ほとんどなく、おそらく、安定状態を管理するためのエントロピーベース技術を適用するものはない。さらに、新興国では、人手による制御及び管理を必要とすることは、情報技術(IT)ツール及び処理がしばしば十分でないため、有効でない。このため、自動エントロピーベース安定性管理エンジンを利用する自己組織化ネットワークの利用が効果的である。
クラスタは、バーチャルネットワークとしてみなされるかもしれない。一実施例では、クラスタC(n,m)のクラスタヘッドは、それが引き上げられた下位のクラスタのクラスタヘッドとして複数のクラスタを制御するかもしれない。この場合、各クラスタの管理及び制御サービスは、異なるバーチャルマシーン又は異なる埋め込みパーティションにおいて実行されるかもしれない。この実現形態は、新たなVM又はパーティションを動的に生成する機能を有するプラットフォーム上で最も良好に機能する。クラスタヘッドが上位レベルクラスタに引き上げられるに従って、新たなVM又はパーティションが、新たなクラスタの管理及び制御をするため生成されるかもしれない。これは、分散されたクラスタの制御及び管理が他のクラスタの動作との混同又は改善から隔離及び保護されることを可能にする。例えば、クラスタ管理が異なるスレッド又はコアに隔離されるマルチスレッド又はマルチコアアーキテクチャなどの他のアーキテクチャが所望されるかもしれない。
クラスタヘッドが降格される例では、上位クラスタの制御及び管理に使用されたVM、パーティション又はスレッドが非アクティブ化又は削除されるかもしれない。
他の実施例では、信頼性、安定性及びパフォーマンスの各指標の検知がまた、個別のVM、バーチャルアプライアンス、パーティション、コア又はスレッドにおいて実行されてもよい。このコンポーネントは、引き上げ/引き下げ決定をし、又はコレクションの結果及び/若しくはデータの評価がその後、引き上げ/引き下げについて最終的に決定する他のVM、バーチャルアプライアンス、パーティション、コア又はスレッドに提供されるかもしれない。
ここに記載した技術は、何れか特定のハードウェア又はソフトウェアコンフィギュレーションに限定されるものでなく、任意の計算、家電又は処理環境における適用性を見出すかもしれない。これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現可能である。
シミュレーションのため、プログラムコードは、設計されたハードウェアがどのように実行するか予想されるモデルを実質的に提供するハードウェア記述言語又は他の機能記述言語を用いたハードウェアを表すかもしれない。プログラムコードは、アセンブリ又は機械語であってもよく、又はコンパイル及び/若しくはインタープリットされるデータであってもよい。さらに、アクションを実行し、又は結果を生じさせるものとして一形式によるソフトウェアということは当業者に通常のことである。このような表現は、プロセッサにアクションを実行させ、又は結果を生成される処理システムによるプログラムコードの実行を説明する単なる簡略化された方法である。
各プログラムは、処理システムと通信するため、ハイレベル手続き型又はオブジェクト指向型プログラミング言語により実現されるかもしれない。しかしながら、プログラムは、所望される場合には、アセンブリ又は機械語により実現されてもよい。何れのケースでも、言語はコンパイル又はインタープリットされるかもしれない。
プログラム命令は、命令によりプログラムされる汎用又は特定用途処理システムにここに記載した処理を実行させるのに利用されるかもしれない。あるいは、これらの処理は、当該処理を実行するための配線論理を含む特定のハードウェアコンポーネントによって、又はプログラムされたコンピュータコンポーネントとカスタムハードウェアコンポーネントとの何れかの組み合わせによって実行されるかもしれない。ここに記載された方法は、本方法を実行するよう処理システム又は他の電子装置をプログラムするのに利用可能な命令を格納したマシーンアクセス可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるかもしれない。
プログラムコード又は命令は、例えば、記憶装置などの揮発性及び/又は不揮発性メモリなどに格納されてもよく、及び/又はソリッドステートメモリ、ハードドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、光ストレージ、テープ、フラッシュメモリ、メモリスティック、デジタルビデオディスク、DVD(Digital Versatile Disc)などを含む付属のマシーン可読若しくはマシーンアクセス可能な媒体及びマシーンアクセス可能な生体状態保存ストレージなどのより特殊な媒体に格納されてもよい。マシーン可読媒体は、マシーンにより可読な形式による情報を格納、送信又は受信するための任意の機構を有してもよく、プログラムコードを符号化する電気、光、音響若しくは他の形式の伝搬信号若しくは搬送波が通過する、アンテナ、光ファイバ、通信インタフェースなどの有形な媒体を含んでもよい。プログラムコードは、パケット、シリアルデータ、パラレルデータ、伝搬信号などの形式により送信されてもよく、圧縮若しくは暗号化形式により利用されてもよい。
プログラムコードは、モバイル又は固定されたコンピュータ、携帯情報端末、セットトップボックス、携帯電話及びポケベル、家電機器(DVDプレーヤー、パーソナルビデオレコーダ、パーソナルビデオプレーヤー、衛星受信機、ステレオ受信機、ケーブルテレビ受信機を含む)、及びプロセッサ、プロセッサにより可読な揮発性及び/又は不揮発性メモリ、少なくとも1つの入力装置及び/又は1以上の出力装置を含む他の電子装置など、プログラム可能なマシーン上で実行されるプログラムにより実現されるかもしれない。プログラムコードは、記載された実施例を実行し、出力情報を生成するため、入力装置を用いて入力されたデータに適用されるかもしれない。出力情報は、1以上の出力装置に適用されてもよい。当業者は、開示された主題の実施例が、マルチプロセッサ若しくはマルチコアプロセッサシステム、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、実質的に任意の装置に埋め込み可能な汎用若しくはミニチュアコンピュータ若しくはプロセッサを含む各種コンピュータシステムコンフィギュレーションにより実現可能であることを理解するかもしれない。開示された主題の実施例は、通信ネットワークを介しリンクしたリモート処理装置によってタスク又はその一部が実行される分散計算環境において実現可能である。
各処理は逐次的プロセスとして説明されるが、これらの処理の一部は、シングル若しくはマルチプロセッサマシーンによりアクセスされるローカル及び/又はリモートに格納されたプログラムコードによって実際にはパラレルに、同時に及び/又は分散環境により実行されてもよい。さらに、いくつかの実施例では、各処理の順序は、開示された主題の趣旨から逸脱することなく再構成されるかもしれない。プログラムコードは、埋め込みコントローラによって又はそれと共に利用されてもよい。
本発明が例示的な実施例を参照して説明されたが、本記載は限定的な意味に解釈されるべきでない。これら例示的実施例の各種改良と共に、本発明の属する分野の当業者に明らかな他の実施例は、本発明の趣旨及び範囲内に属するとみなされる。
図1は、本発明の一実施例による論理階層の複数のレベルに構成及び統合されるクラスタを示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施例による階層ネットワークの他の表示を示すブロック図である。 図3は、本発明の一実施例による一例となるノードアーキテクチャのブロック図である。 図4は、本発明の一実施例によるバーチャル化技術(VT)アーキテクチャを有する一例となるノードのブロック図である。 図5は、本発明の一実施例によるPRL(Platform Resource Layer)又は埋め込みパーティションアーキテクチャを有する一例となるノードのブロック図である。 図6は、プロモーションエージェントがバーチャルマシーンモニタに常駐する一例となるバーチャル化プラットフォームのブロック図である。 図7は、本発明の一実施例によるクラスタのサブネットワークがそれのとポロ木カルコンフィギュレーションの外部の影響を受けないクラスタ階層の図である。 図8は、本発明の一実施例によるメッシュが施されたノードが環境に入退出するクラスタ階層を示す。 図9は、本発明の一実施例によるノードにおける相対依存性のサンプルを示す。 図10は、本発明の一実施例によるノード信頼性関係を示す。

Claims (20)

  1. バーチャルクラスタリング及びネットワーク制御のためのシステムであって、
    階層ネットワークにおける複数の計算ノードを有し、
    各ノードは、
    (a)到達性、(b)安定性及び(c)パフォーマンス効率性に関するノードの動作に基づき、前記階層ネットワークにおける現在のクラスタレベルから新たなクラスタレベルへの前記対応するノードの自律的な自己引き上げ及び引き下げのためのロジックと、
    クラスタkのクラスタヘッドに引き上げられたノードにおいて、前記クラスタkのピアノードに管理及び制御サービス機能を提供するロジックと、
    前記ノードが引き上げられた前記ノードの現在のクラスタレベルの下位のクラスタレベルの他のノードに管理及び制御サービス機能を提供するロジックと、
    から構成され、
    引き上げられたノードは、前のクラスタレベルの上位のクラスタレベルに引き上げられ、前記前のレベルのバーチャルクラスタに留まりながら前記上のレベルにおいてバーチャルクラスタの一部となり、
    引き下げられたノードは、前記前のクラスタレベルの下位のクラスタレベルに引き下げられ、もはや前記上位のレベルにおけるバーチャルクラスタには留まらず、
    前記階層ネットワークにおける自律的な自己引き上げ及び引き下げのためのロジックは、前記ノード上のセキュアな埋め込みパーティション、前記ノード上のバーチャルマシーン又は前記ノード上の第2プロセッサの1つにおいて実行されるシステム。
  2. 前記第2プロセッサは、BMC(Baseboard Management Controller)とAMT(Active Management Technology)コントローラの1つである、請求項記載のシステム。
  3. ノードの安定性は、エントロピーベース統計モデルに基づき決定される、請求項記載のシステム。
  4. 物理ネットワークレベル又は最下位レベルのクラスタレベルnにあるクラスタは、クラスタC(n,0)とラベル付けされ(ただし、0≦n<yであり、yは前記発生した階層におけるレベル数である)、次に上位レベルのクラスタは、C(n−1,m)とラベル付けされるように(ただし、0≦m<yであり、yは当該階層レベルにあるクラスタの個数に等しい)、各クラスタは、クラスタレベルとクラスタドメインとを特定するクラスタアドレスによって前記階層ネットワークにおいて識別される、請求項1記載のシステム。
  5. クラスタkの各ノードとクラスタkのペアレントクラスタに係るクラスタヘッドとは、クラスタ動作の通信を受信及び応答するため前記クラスタアドレスを使用するよう構成され、
    グローバルクラスタヘッドは、動作の通信並びにクラスタリング制御及び管理を送信するため前記クラスタアドレスを使用する、請求項記載のシステム。
  6. 前記クラスタkのペアレントクラスタに係るクラスタヘッドは、同一のクラスタレベルにあるピアクラスタヘッドと通信する、請求項記載のシステム。
  7. 前記クラスタkのペアレントクラスタに係るクラスタヘッドは、クラスタ状態の条件を受信し、前記クラスタヘッドに係る各クラスタ内で統合及び相関を実行し、
    前記クラスタヘッドは、統計計算技術を介しクラスタ状態の解析を実行し、ピアクラスタとの状態レベルの同化のためのクラスタ知識を保持する、請求項記載のシステム。
  8. 前記階層ネットワークは、集中ネットワークフレームワークと非集中ネットワークフレームワークの双方を合成したものであり、
    クラスタレベルにおけるバーチャルクラスタ内のクラスタヘッドへのノードの自己引き上げにより実行される集中化と非集中化が、前記階層ネットワークの最下位クラスタレベルと共に、各ノードがピア・ツー・ピアのように通信する各クラスタ内に存在する、請求項1記載のシステム。
  9. 複数の計算ノードを有する階層ネットワークにおけるバーチャルクラスタリング及びネットワーク制御のための方法であって、
    ノードが、前記ノードが前記階層ネットワークのネットワーク階層において新たなクラスタレベルに引き上げられるべきか若しくは引き下げられるべきか又は現在のクラスタレベルに留まるべきか自律的に判断するステップと、
    前記ノードがクラスタkのクラスタヘッドに引き上げられると、クラスタkのピアノードに管理及び制御サービス機能を提供するステップと、
    前記ノードが引き上げられた前記ノードの現在のクラスタレベルの下位のクラスタレベルにある他のノードに管理及び制御サービス機能を提供するステップと、
    を有し、
    引き上げられたノードは、前のクラスタレベルの上位のクラスタレベルに引き上げられ、前記前のレベルのバーチャルクラスタに留まりながら前記上のレベルにおいてバーチャルクラスタの一部となり、
    引き下げられたノードは、前記前のクラスタレベルの下位のクラスタレベルに引き下げられ、もはや前記上位のレベルにおけるバーチャルクラスタには留まらず、
    物理ネットワークレベル又は最下位レベルのクラスタレベルnにあるクラスタは、クラスタC(n,0)とラベル付けされ(ただし、0≦n<yであり、yは前記発生した階層におけるレベル数である)、次に上位レベルのクラスタは、C(n−1,m)とラベル付けされるように(ただし、0≦m<yであり、yは当該階層レベルにあるクラスタの個数に等しい)、各クラスタは、クラスタレベルとクラスタドメインとを特定するクラスタアドレスによって前記階層ネットワークにおいて識別される方法。
  10. 自己引き上げ及び引き下げは、(a)到達性、(b)安定性及び(c)パフォーマンス効率性に関するノードの動作に基づく、請求項記載の方法。
  11. 前記ノードにより自律的に判断するステップは、前記ノード上のセキュアな埋め込みパーティション、前記ノード上のバーチャルマシーン又は前記ノード上の第2プロセッサにおいて実行され、
    前記第2プロセッサは、BMC(Baseboard Management Controller)とAMT(Active Management Technology)コントローラの1つである、請求項10記載の方法。
  12. ノードの安定性は、エントロピーベース統計モデルに基づき決定される、請求項10記載の方法。
  13. クラスタkの各ノードとクラスタkのペアレントクラスタに係るクラスタヘッドとを、クラスタ動作の通信を受信及び応答するため前記クラスタアドレスを使用して構成するステップをさらに有し、
    グローバルクラスタヘッドは、動作の通信並びにクラスタリング制御及び管理を送信するため前記クラスタアドレスを使用する、請求項記載の方法。
  14. 前記ペアレントクラスタに係るクラスタヘッドが、同一のクラスタレベルにあるクラスタヘッドと通信するステップをさらに有する、請求項13記載の方法。
  15. 前記ペアレントクラスタに係るクラスタヘッドが、クラスタ状態の条件を受信するステップと、
    前記クラスタヘッドに係る各クラスタ内で統合及び相関を実行するステップと、
    前記クラスタヘッドが、統計計算技術を介し解析を実行するステップと、
    ピアクラスタとの状態レベルの同化のためのクラスタ知識を保持するステップと、
    をさらに有する、請求項14記載の方法。
  16. 前記階層ネットワークは、集中ネットワークフレームワークと非集中ネットワークフレームワークの双方を合成したものであり、
    クラスタレベルにおけるバーチャルクラスタ内のクラスタヘッドへのノードの自己引き上げにより実行される集中化と非集中化が、前記階層ネットワークの最下位クラスタレベルと共に、各ノードがピア・ツー・ピアのように通信する各クラスタ内に存在する、請求項記載の方法。
  17. 複数の計算ノードを有する階層ネットワークにおけるバーチャルクラスタリング及びネットワーク制御のための命令を有するマシーン可読記憶媒体であって、前記命令がマシーンにおいて実行されると、前記マシーンに、
    ノードが、(a)到達性、(b)安定性及び(c)パフォーマンス効率性に関する前記ノードの動作に基づき、前記階層ネットワークのネットワーク階層において前記ノードが新たなクラスタレベルに引き上げられるべきか若しくは引き下げられるべきか又は現在のクラスタレベルに留まるべきか自律的に判断するステップと、
    前記ノードがクラスタkのクラスタヘッドに引き上げられると、クラスタkのピアノードに管理及び制御サービス機能を提供するステップと、
    前記ノードが引き上げられた前記ノードの現在のクラスタレベルの下位のクラスタレベルにある他のノードに管理及び制御サービス機能を提供するステップと、
    を実行させ、
    引き上げられたノードは、前のクラスタレベルの上位のクラスタレベルに引き上げられ、前記前のレベルのバーチャルクラスタに留まりながら前記上のレベルにおいてバーチャルクラスタの一部となり、
    引き下げられたノードは、前記前のクラスタレベルの下位のクラスタレベルに引き下げられ、もはや前記上位のレベルにおけるバーチャルクラスタには留まらず、
    前記ノードにより自律的に判断するステップは、前記ノード上のセキュアな埋め込みパーティション、前記ノード上のバーチャルマシーン又は前記ノード上の第2プロセッサの1つにおいて実行されるマシーン可読記憶媒体。
  18. 前記第2プロセッサは、BMC(Baseboard Management Controller)とAMT(Active Management Technology)コントローラの1つである、請求項17記載の記憶媒体。
  19. ノードの安定性は、エントロピーベース統計モデルに基づき決定される、請求項18記載の記憶媒体。
  20. 物理ネットワークレベル又は最下位レベルのクラスタレベルnにあるクラスタは、クラスタC(n,0)とラベル付けされ(ただし、0≦n<yであり、yは前記発生した階層におけるレベル数である)、次に上位レベルのクラスタは、C(n−1,m)とラベル付けされるように(ただし、0≦m<yであり、yは当該階層レベルにあるクラスタの個数に等しい)、各クラスタは、クラスタレベルとクラスタドメインとを特定するクラスタアドレスによって前記階層ネットワークにおいて識別される、請求項17記載の記憶媒体。
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