JP4982992B2 - カラーフィルタ用塗工液および有機エレクトロルミネッセンス素子用基板、ならびにこれらの製造方法 - Google Patents
カラーフィルタ用塗工液および有機エレクトロルミネッセンス素子用基板、ならびにこれらの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4982992B2 JP4982992B2 JP2005289283A JP2005289283A JP4982992B2 JP 4982992 B2 JP4982992 B2 JP 4982992B2 JP 2005289283 A JP2005289283 A JP 2005289283A JP 2005289283 A JP2005289283 A JP 2005289283A JP 4982992 B2 JP4982992 B2 JP 4982992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- ultrafine particles
- substrate
- colored layer
- organic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
また、無機顔料からなる着色層を用いることも知られている(例えば特許文献2参照)。この方法では、無機顔料とバインダー樹脂と溶剤とを混合したペーストを基板上にパターン状に塗布し、焼成することによってバインダー樹脂および溶剤を除去し、着色層を形成する。この着色層も、有機物を含まないので低脱ガス性に優れている。
さらに、低融点ガラス中に無機顔料を分散させた遮光部を用いることが知られている。この遮光部も、上記着色層と同様に、低脱ガス性に優れるという利点を有する。
しかしながら、このような着色層や遮光部を形成するためには、600℃程度で焼成する必要があり、着色層や遮光部に用いられる着色剤の種類が制限される。例えば有機顔料を用いた場合には、高温焼成により有機顔料が劣化してしまう。また、一般的な樹脂基板の耐熱温度は上記焼成温度より低いため、樹脂基板上にこのような着色層や遮光部を形成するのは困難である。
しかしながら、この着色層では着色剤として金属コロイド微粒子を用いており、所望の分光スペクトルを示すように材料設計することは難しい。
また、本発明のカラーフィルタ用塗工液を塗布し焼成することにより着色層や遮光部を形成する場合には、超微粒子特有のサイズ効果により焼結温度を通常の温度よりも低くすることができるので、一般的な着色層の耐熱温度以下での焼成が可能となる。したがって、着色層に用いられる着色剤の選択肢を狭めることがないという利点を有する。
さらに、超微粒子の分散性が良好であるため、着色剤を凝集させることなく分散させることができ、分散安定性の良いカラーフィルタ用塗工液とすることができる。このため、着色層を形成した場合には、濃度消光等の発生を防ぐことができる。
さらに、上記超微粒子が、インジウム、アルカリ金属、およびアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種の超微粒子であることも好ましい。インジウム、アルカリ金属、アルカリ土類金属は酸化性が高いため、比較的低い温度での焼成でも酸化が促進されるからである。
また、上記超微粒子が、表面が酸化された状態である、インジウム、アルカリ金属、およびアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種の超微粒子であることも好ましい。インジウム、アルカリ金属、アルカリ土類金属は酸化性が高いため、比較的低い温度での焼成でも酸化が促進されるからである。
まず、本発明のカラーフィルタ用塗工液について説明する。
本発明のカラーフィルタ用塗工液は、超微粒子および着色剤が溶剤に分散された超微粒子分散液からなることを特徴とするものである。
また、本発明のカラーフィルタ用塗工液を塗布し焼成することにより着色層や遮光部を形成する場合には、超微粒子特有のサイズ効果により焼結温度を低くすることができ、一般的な着色層の耐熱温度以下での焼成が可能となる。したがって、着色層に用いられる着色剤の選択肢が広がるという利点を有する。
さらに、本発明における超微粒子の平均粒径は可視光領域の波長よりも小さいので、超微粒子による光散乱を抑制することができる。このため、本発明のカラーフィルタ用塗工液を用いることにより、高い透明性を有し、色特性に優れる着色層を形成することができる。
以下、カラーフィルタ用塗工液の各構成成分について説明する。
本発明において、「超微粒子」とは、平均粒径が100nm以下の無機材料からなる微粒子であり、分散媒中で個々に独立して均一に分散する微粒子をいう。なお、このような超微粒子については、特開2000−121437公報や特開2005−81501公報等を参照することができる。
ここで、焼結とは、超微粒子の集合体を高温に加熱した場合に、焼き固まって緻密な多結晶体となる現象をいう。超微粒子は、熱力学的に非平衡な状態にあり、表面積を減少する方向に物質移動が起こり、その結果、粒子と粒子の間に結合が生じて緻密化する。つまり、焼結の駆動力は、系の表面エネルギーを最小にしようとする力である。また、焼結温度とは、超微粒子の溶融点以下の温度で超微粒子の集合体を加熱したときに、超微粒子同士が緻密化して焼き固まる温度をいう。
なお、上記焼結温度は、示差熱分析(DTA:differential thermal analysis)により測定することができる。DTAでは、試料と基準物質(一般的にはアルミナ)との温度差を測定して、転移温度を求めることができるものであり、試料および基準物質に熱を加えたときに生じる温度差(試料と基準物質との温度差で判断する)により、焼結温度を求めることができる。すなわち、試料および基準物質を同一雰囲気にて加熱した場合に、基準物質の温度が上昇しているのに対して、試料の温度が上昇していない場合には、超微粒子の焼結に熱が費やされており、吸熱現象が起きているということができる。したがって、吸熱現象が見られる温度、すなわちDTA曲線における吸熱開始温度を、本発明でいう焼結温度とする。上記焼結温度の測定には、リガク製のTG−DTA装置(TG 8120)を用いることとする。
ここで、平均粒径とは、一般に粒子の粒度を示すために用いられるものである。本発明においては、平均粒径は、レーザー法による粒径測定機として、リーズ&ノースラップ(Leeds & Northrup)社製 粒度分析計 マイクロトラックUPA Model-9230を使用して測定した値である。なお、レーザー法とは、粒子を溶媒中に分散し、その分散溶媒にレーザー光線を当てて得られた散乱光を細くし、演算することにより、平均粒径、粒度分布等を測定する方法である。
液相還元法などの化学還元法で得られた金属超微粒子を用いて超微粒子分散液を製造する場合においては、化学還元による金属超微粒子生成後に分散剤を添加してもよく、また原料に分散剤を添加してもよい。後者の場合には、より分散安定性の良い超微粒子分散液が得られる。
金属超微粒子を製造するための原料としては、金属含有有機化合物が用いられ、例えばビスヘキサフルオロアセチルアセトネート銅、ビスアセチルアセトネートニッケル、ビスアセチルアセトネートコバルトなどを挙げることできる。
なお、液相還元法による超微粒子の作製方法ついては、特開2005−81501公報および特開2002−121606公報を参照することができる。
本発明に用いられる着色剤としては、顔料を用いることができ、有機顔料であっても無機顔料であってもよい。ここで、着色層等に含まれる着色剤の量は、超微粒子の含有量に比べて少ない。また、本発明のカラーフィルタ用塗工液を用いて着色層等を形成した場合、層内では有機顔料が無機材料からなる超微粒子に包含されている状態となっており、有機顔料から発生するガスを超微粒子がブロックするので、層内からガスが放出されにくくなる。したがって、有機顔料を用いた場合でも、ダークスポットの大きな原因にはならないと考えられる。
赤色の着色層を形成するために用いられる着色剤としては、例えばペリレン系顔料、レーキ顔料、アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、アントラセン系顔料、イソインドリン系顔料等を挙げることができる。これらの顔料は単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
緑色の着色層を形成するために用いられる着色剤としては、例えばハロゲン多置換フタロシアニン系顔料、ハロゲン多置換銅フタロシアニン系顔料、トリフェニルメタン系塩基性染料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料等を挙げることができる。これらの顔料は単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
青色の着色層を形成するために用いられる着色剤としては、例えば銅フタロシアニン系顔料、インダンスレン系顔料、インドフェノール系顔料、シアニン系顔料、ジオキサジン系顔料等を挙げることができる。これらの顔料は単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
上記着色剤の含有量は、有機顔料であるか無機顔料であるかによって異なるが、通常はカラーフィルタ用塗工液中の固形分に対して、5〜50重量%程度とされる。これらの着色剤の含有量が上記範囲より少ないと、着色層を形成した場合には十分な色補正を行うことができず、また着色剤の含有量が上記範囲より多いと着色剤の分散性が悪くなり、濃度消光が起こる可能性があるからである。
上記黒色着色剤の含有量は、カラーフィルタ用塗工液中の固形分に対して、10〜80重量%程度とすることができる。黒色着色剤の含有量が上記範囲より少ないと、遮光部を形成した場合には遮光性が低下し、また黒色着色剤の含有量が上記範囲より多いと、黒色着色剤の分散性が悪くなる場合があるからである。
有機顔料としては、分光特性および絶縁性の点から、カラーインデックス(C.I.:The Society of Dyers and Colorists社発行)においてピグメント(Pigment)に分類されている化合物、すなわち、下記のようなカラーインデックス(C.I.)番号が付されているものが好ましく用いられる。
赤色着色料としては、例えばC.I.ピグメントレッド1、C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド180、C.I.ピグメントレッド192、C.I.ピグメントレッド215、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントレッド254等のレッド系ピグメントが挙げられる。
黄色着色料としては、例えばC.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー24、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエロー86、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー94、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメントイエロー117、C.I.ピグメントイエロー125、C.I.ピグメントイエロー137、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー139、C.I.ピグメントイエロー147、C.I.ピグメントイエロー148、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメントイエロー153、C.I.ピグメントイエロー154、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグメントイエロー173、C.I.ピグメントイエロー180、C.I.ピグメントイエロー185等のイエロー系ピグメントが挙げられる。
青色着色料としては、例えばC.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー21、C.I.ピグメントブルー22、C.I.ピグメントブルー60、C.I.ピグメントブルー64等のブルー系ピグメントを挙げることができる。
また、無機顔料の具体例としては、赤色着色料として、赤色酸化鉄(III)、カドミウム赤等、黄色着色料として、黄色鉛、亜鉛黄等、青色着色料として、群青、紺青等を挙げることができる。
上記赤色着色料、黄色着色料、および青色着色料の合計含有量は、有機顔料であるか無機顔料であるかによって異なるが、カラーフィルタ用塗工液中の固形分に対して、5〜50重量%程度とすることができる。これらの着色料の含有量が上記範囲より少ない、遮光部を形成した場合には遮光性が低下し、また含有量が上記範囲より多いと濃度消光が起こる可能性があるからである。
本発明に用いられる溶剤としては、使用する超微粒子によって適宜選択されるものであり、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、デカノール、シクロヘキサノール、テルピネオール等のアルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類;アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル等のエステル類;メトキシエタノール、エトキシエタノール等のエーテルアルコール類;ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類;ベンゼン、トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、ドデシルベンゼン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、トリデカン、テトラデカン、ペンタデカン、ヘキサデカン、オクタデカン、ノナデカン、エイコサン、トリメチルペンタン等の長鎖アルカン;シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン等の環状アルカン;などを挙げることができる。さらに、水を用いることもできる。
これらは、単独で用いても、混合溶剤として用いてもよい。例えば、長鎖アルカンの混合物であるミネラルスピリットであってもよい。
このような溶剤としては、上記の中でも、テルピネオール、デカン、ドデカン、トリデカン、テトラデカン、ドデシルベンゼン、ミネラルスピリットなどが好ましく用いられる。
本発明においては、カラーフィルタ用塗工液が分散剤を含有していてもよい。分散剤が超微粒子の周囲を取り囲むように付着するため、超微粒子の分散性を向上させることができるからである。その結果、着色剤の分散性も向上する。
本発明に用いられる分散剤としては、特に限定されるものではなく、例えばアルキルアミン、カルボン酸アミド、アミノカルボン酸塩等が挙げられる。
このようなアルキルアミンとしては、例えばブチルアミン、オクチルアミン、ドデシルアミン、ヘクサドデシルアミン、オクタデシルアミン、ココアミン、タロウアミン、水素化タロウアミン、オレイルアミン、ラウリルアミン、ステアリルアミン等の第1級アミン;ジココアミン、ジ水素化タロウアミン、ジステアリルアミン等の第2級アミン;ドデシルジメチルアミン、ジドデシルモノメチルアミン、テトラデシルジメチルアミン、オクタデシルジメチルアミン、ココジメチルアミン、ドデシルテトラデシルジメチルアミン、トリオクチルアミン等の第3級アミンなどが挙げられる。また、ナフタレンジアミン、ステアリルプロピレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナンジアミン等のジアミンも用いることができる。
本発明のカラーフィルタ用塗工液の製造方法としては、特に限定されるものではなく、例えばガス中蒸発法により超微粒子を作製し、得られた超微粒子が溶剤に分散された分散液に、後から着色剤を添加してもよく、またガス中蒸発法により超微粒子を作製する際に、着色剤と溶剤とを含有する溶液を用いて、超微粒子および着色剤が溶剤に分散された分散液を得てもよい。なお、後者の方法については、後述する「D.カラーフィルタ用塗工液の製造方法」の項に詳しく記載するので、ここでの説明は省略する。
また、超微粒子分散液の表面張力は、25〜80mN/mであることが好ましく、中でも30〜60mN/mであることが好ましい。表面張力が上記範囲であれば、本発明のカラーフィルタ用塗工液をインクジェット用インクとして用いるためのインク特性を十分に満足することができるからである。
次に、本発明の着色層形成用塗工液について説明する。
本発明の着色層形成用塗工液は、上述したカラーフィルタ用塗工液を用い、上記カラーフィルタ用塗工液に含まれる着色剤が、赤色、緑色、または青色のいずれかに着色するものであることを特徴とするものである。すなわち、本発明の着色層形成用塗工液は、超微粒子と、赤色、緑色、または青色のいずれかに着色する着色剤とが溶剤に分散された超微粒子分散液からなるものである。
なお、着色層形成用塗工液のその他の点については、上記カラーフィルタ用塗工液の項に記載したので、ここでの説明は省略する。
次に、本発明の遮光部形成用塗工液について説明する。
本発明の遮光部形成用塗工液は、上述したカラーフィルタ用塗工液を用い、上記カラーフィルタ用塗工液に含まれる着色剤が黒色着色剤であることを特徴とするものである。すなわち、本発明の遮光部形成用塗工液は、超微粒子と黒色着色剤とが溶剤に分散された超微粒子分散液からなるものである。
なお、遮光部形成用塗工液のその他の点については、上記カラーフィルタ用塗工液の項に記載したので、ここでの説明は省略する。
次に、本発明のカラーフィルタ用塗工液の製造方法について説明する。
本発明のカラーフィルタ用塗工液の製造方法は、ガス雰囲気中で、かつ、着色剤および溶剤を含有する溶液の蒸気の存在下で超微粒子の構成成分を蒸発させ、上記超微粒子の構成成分の蒸気と上記溶液の蒸気とを接触させ、冷却捕集して、上記溶剤に超微粒子および着色剤が分散した超微粒子分散液を得ることを特徴とするものである。
このように本発明はガス中蒸発法を用いて超微粒子を作製するものであり、粒度の揃った超微粒子を得ることができる。
また、超微粒子の分散安定性を増すために、分散剤を添加してもよい。これにより、超微粒子が個々に独立して均一に分散され、かつ、流動性のある状態が保持されるようになる。
なお、超微粒子、着色剤、溶剤、および分散剤については、上記「A.カラーフィルタ用塗工液」の項に記載したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
また、金属の超微粒子は、低真空ガス中蒸発法で製造され得るものであり、この方法によれば粒径100nm以下の粒度の揃った金属の超微粒子を製造することができる。このような金属の超微粒子を原料とし、カラーフィルタ用塗工液、特にインクジェット用インクとしての用途に適したようにするために、溶剤置換を行っているので、金属の超微粒子が個々に独立して均一に分散され、かつ、流動性のある状態を保持している、インクジェット用インクに適したカラーフィルタ用塗工液が得られる。すなわち、このようにして製造された超微粒子分散液は、インクジェット用インクとしての優れたインク特性を有する。
さらに、ガス中蒸発法の際に用いる金属の超微粒子生成用の溶剤と、カラーフィルタ用塗工液に用いる溶剤とで、異なる(例え同一であっても、純度が違うなど)溶剤を使用しなければならない場合があるが、本態様では第1溶剤と第3溶剤とを異なるものとすることができるので、有利である。
次に、第2工程において、第1工程で得られた分散液に低分子量の極性溶剤である第2溶剤を加えて分散液中に含まれた金属の超微粒子を沈降させ、その上澄み液を静置法やデカンテーションなどにより除去して第1工程で使用した第1溶剤を除去する。この第2工程を複数回繰り返して、第1溶剤を実質的に除去する。
そして、第3工程において、第2工程で得られた沈降物に新たな第3溶剤を加えて、溶剤置換を行い、超微粒子分散液を得る。これにより、粒径100nm以下の金属の超微粒子が独立状態で分散している超微粒子分散液が得られる。
次に、本発明の有機EL素子用基板について説明する。本発明の有機EL素子用基板は、2つの実施態様に分けることができる。第1実施態様は、基板と、超微粒子中に着色剤を分散させた着色層とを有するものである。また、第2実施態様は、基板と、超微粒子中に黒色着色剤を分散させた遮光部とを有するものである。以下、各実施態様に分けて説明する。
本発明の有機EL素子用基板の第1実施態様は、基板と、上記基板上にパターン状に形成され、超微粒子中に着色剤を分散させた着色層とを有することを特徴とするものである。
図1は、本実施態様の有機EL素子用基板の一例を示す概略断面図である。図1に示すように、有機EL素子用基板10は、基板1上に着色層2が形成されたものである。
また、ダークスポットの発生を抑制することができるので、従来のような厚膜のバリア層を設ける必要がないため、低コスト化および歩留まり向上が図れる。
以下、有機EL素子用基板の各構成について説明する。
本実施態様に用いられる着色層は、超微粒子中に着色剤を分散させたものである。着色層は、本実施態様の有機EL素子用基板を用いて有機EL表示装置とした際に、発光層からの光を色補正したり、色純度を高める層である。図1に例示するように、一般に、着色層2は赤色着色パターン2R、緑色着色パターン2Gおよび青色着色パターン2Bから構成される。
着色層が金属の超微粒子を含有する場合には、導電性を有することとなるので、後述するように着色層上に絶縁性を有する平坦化層が形成されていることが好ましい。本発明の有機EL素子用基板を有機EL表示装置に用いる場合には、着色層上に透明電極層等が形成されるためである。
ここで、超微粒子の平均粒径は、走査型電子顕微鏡(SEM)観察写真(高倍率)により確認することができる。
着色剤は、有機顔料であるか無機顔料であるかによって異なるが、通常は各着色パターン中にそれぞれ5〜50重量%程度で含有される。着色剤の含有量が上記範囲より少ないと十分な色補正を行うことができず、また着色剤の含有量が上記範囲より多いと濃度消光が起こる可能性があるからである。
なお、着色層の形成方法については、後述する「F.有機EL素子用基板の製造方法」の項に記載するので、ここでの説明は省略する。
本実施態様においては、例えば図2に示すように各着色パターン2R,2G,2B間に遮光部3が形成されていてもよい。ブラックマトリックス等の遮光部を設けることにより、本実施態様の有機EL素子用基板を用いて有機EL表示装置とした際に、コントラストを向上させることが可能となるからである。また、遮光部の厚みを着色層の厚みと同一または同程度とすることにより、着色パターンによる凹凸を平坦化することができる。これにより、本実施態様の有機EL素子用基板を有機EL表示装置に用いた場合には、電極間の短絡を防ぐことが可能となる。
また、超微粒子中に黒色着色剤を分散させた遮光部とすることもできる。なお、超微粒子および黒色着色剤については、上記「A.カラーフィルタ用塗工液」の項に記載したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
これらの中でも、金属薄膜からなる遮光部や、超微粒子中に黒色着色剤を分散させた遮光部は、低脱ガス性に優れるという利点を有する。一方、黒色着色剤を含有する樹脂膜は、遮光性を有するものであればよく、十分な熱処理を行うことができるので、遮光部形成時に脱ガス成分を除去することができる。
本実施態様においては、例えば図3や図4に示すように各着色パターン2R,2G,2Bによる凹凸を埋めるように平坦化層6が形成されていてもよい。また、色変換層が形成されている場合には、各着色パターンおよび各色変換パターンによる凹凸を埋めるように平坦化層が形成されていてもよい。平坦化層は、着色層や色変換層の表面の凹凸を平坦にする目的、着色層や色変換層を保護する目的、またはパターン状の着色層や色変換層による段差を埋める目的等で設けられる。さらに、着色層や色変換層が導電性を有する場合には、絶縁性を有する平坦化層を形成して、透明電極層等と絶縁するという目的もある。
平坦化層に用いられる超微粒子としては、上記着色層に用いられる超微粒子と同様のものを使用できる。
本実施態様に用いられる基板は、本発明の有機EL素子用基板を用いて有機EL表示装置とした際に基板側から光を取り出すため、透明であることが好ましい。また、基板は、耐溶媒性、耐熱性を有し、寸法安定性に優れているものであることが好ましい。これにより、基板上に着色層等を形成する際にも安定なものとすることができるからである。
さらに、透明な基板としては、上述した有機材料と、例えば、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、アセタール系樹脂、セルロース系樹脂、ポリエーテルスルフォン系樹脂等と2種以上併せて用いることができる。
本実施態様においては、着色層上に色変換層が形成されていてもよい。色変換層は、本実施態様の有機EL素子用基板を用いて有機EL表示装置とした際に、発光層から発せられる光を吸収し、可視光領域蛍光を発する層であり、発光層からの光を赤色、緑色、または青色とすることができるものであれば、特に限定されるものではない。
色変換層に用いられる超微粒子としては、上記着色層に用いられる超微粒子と同様のものを使用することができる。
例えば有機EL表示装置における発光層として青色発光層が用いられる場合には、青色または青緑色領域の光を吸収して赤色領域の蛍光を発する蛍光色素が用いられる。また、青色または青緑色領域の光を吸収して緑色領域の蛍光を発する蛍光色素も用いられる。
また例えば有機EL表示装置における発光層として白色発光層が用いられる場合には、通常、白色発光が青色領域および赤色領域の光で構成されることから、青色または青緑色領域の光を吸収して緑色領域の蛍光を発する蛍光色素が用いられる。
また、各種染料(直接染料、酸性染料、塩基性染料、分散染料など)も蛍光性があれば使用することができる。
また、各種染料(直接染料、酸性染料、塩基性染料、分散染料など)も蛍光性があれば使用することができる。
これらの蛍光色素や蛍光顔料は単独で用いてもよく、蛍光の色相を調整するために2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらに、この透明パターンは、超微粒子が溶剤に分散された超微粒子分散液を塗布し焼成することによって形成されたものであることが好ましい。すなわち、透明パターンは、超微粒子で形成された塗膜であることが好ましい。超微粒子特有のサイズ効果によって焼結温度を色変換層の耐熱温度以下まで低くすることができるからである。
本発明の有機EL素子用基板の第2実施態様は、基板と、上記基板上にパターン状に形成され、超微粒子中に黒色着色剤を分散させた遮光部とを有することを特徴とするものである。
図5は、本実施態様の有機EL素子用基板の一例を示す概略断面図である。図5に示すように、有機EL素子用基板10は、基板1上に遮光部3が形成されたものである。
また、ダークスポットの発生を抑制することができるので、従来のような厚膜のバリア層を設ける必要がないため、低コスト化および歩留まり向上が図れる。
以下、有機EL素子用基板の各構成について説明する。なお、基板、色変換層、平坦化層については、上記第1実施態様に記載したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
本実施態様に用いられる遮光部は、超微粒子中に黒色着色剤を分散させたものである。ブラックマトリックス等の遮光部を設けることにより、本実施態様の有機EL素子用基板を用いて有機EL表示装置とした際に、コントラストを向上させることが可能となる。
ここで、上記平均粒径は、走査型電子顕微鏡(SEM)観察写真(高倍率)により確認することができる。
黒色着色剤は、チタン系顔料等である場合は、通常は10〜80重量%程度で含有される。また、黒色着色剤として青色着色料、赤色着色料、および黄色着色料を用いる場合は、有機顔料であるか無機顔料であるかによって異なるが、通常は5〜50重量%程度で含有される。黒色着色剤の含有量が上記範囲より少ないと遮光性が低下し、また黒色着色剤の含有量が上記範囲より多いと黒色着色剤の分散性が悪くなる場合があるからである。
本実施態様においては、図2に例示するように、パターン状の遮光部3間に着色層2が形成されていてもよい。着色層2は、一般に赤色着色パターン2R、緑色着色パターン2Gおよび青色着色パターン2Bから構成される。
次に、本発明の有機EL素子用基板の製造方法について説明する。本発明の有機EL素子用基板の製造方法は、2つの態様に分けることができる。第1態様は、基板上に、上述した着色層形成用塗工液を塗布し、焼成して、パターン状の着色層を形成する着色層形成工程を有するものである。また、第2態様は、基板上に、上述した遮光部形成用塗工液を塗布し、焼成して、パターン状の遮光部を形成する遮光部形成工程を有するものである。以下、各態様に分けて説明する。
本発明の有機EL素子用基板の製造方法の第1態様は、基板上に、上述した着色層形成用塗工液を塗布し、焼成して、パターン状の着色層を形成する着色層形成工程を有することを特徴とするものである。
以下、有機EL素子用基板の製造方法の各工程について説明する。
本態様における着色層形成工程は、基板上に、超微粒子および着色剤が溶剤に分散された超微粒子分散液からなる着色層形成用塗工液を塗布し、焼成して、パターン状の着色層を形成する工程である。
なお、着色層形成用塗工液については、上記「A.カラーフィルタ用塗工液」および「B.着色層形成用塗工液」の項に記載したので、ここでの説明は省略する。
また、焼成時間についても、使用する超微粒子の種類等によって適宜選択されるものであるが、通常は10分〜1時間程度であり、好ましくは15分〜30分である。
不活性ガス雰囲気としては、例えば希ガス、二酸化炭素、窒素等の不雰囲気が挙げられる。
還元性雰囲気としては、例えば水素、一酸化炭素、低級アルコール等の雰囲気が挙げられる。低級アルコールとしては、炭素数が1〜6の低級アルコール、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール等が挙げられる。
また、真空雰囲気が、例えば希ガス、二酸化炭素、窒素等の不活性ガス;酸素、水蒸気等の酸化性ガス;水素、一酸化炭素、低級アルコール等の還元性ガス;または上記不活性ガスと酸化性ガスもしくは還元性ガスとの混合ガス;を含んでいてもよい。真空雰囲気の場合に酸化性ガスを導入すると、超微粒子は酸化せずに、超微粒子に付着している有機化合物(溶剤や分散剤)だけを燃焼させる効果がある。真空状態は、単にポンプで引いただけでもよく、また一旦ポンプ引きした後、不活性ガス、還元性ガス、酸化性ガスを導入してもよい。真空雰囲気中での焼成は、通常、10−5〜103Pa程度で行うことができる。
さらに、酸化性雰囲気中での焼成後、還元性雰囲気中で焼成してもよい。
また、焼成時に紫外線照射を行ってもよい。時間短縮・低温化の面でさらに効果がある。焼成では、大気圧プラズマ等を用いた、いわゆるプラズマ焼結を用いることもできる。
また、レジスト法を用いる場合、乾燥後の塗膜の上にレジストを塗布してもよく、焼成後の膜の上にレジストを塗布してもよい。すなわち、塗布、乾燥、焼成、およびレジスト法によるパターニングの順であってもよく、また塗布、乾燥、レジスト法によるパターニング、および焼成の順であってもよい。
さらに、この場合、着色層形成用塗工液に用いられる超微粒子としては、酸性エッチング液に溶解するものが使用される。このような超微粒子としては無機酸化物が挙げられ、中でも、酸化インジウム、酸化亜鉛、および酸化スズからなる群から選択される少なくとも1種の超微粒子が好ましく用いられる。これらは、酸性エッチング液の中でもフッ酸などの基板等も溶解するような強酸のエッチング液を用いる必要がないからである。
また、各着色パターンごとに塗布、乾燥、焼成、およびレジスト法によるパターニングを繰り返し行ってもよく、また各着色パターンごとに塗布、乾燥、およびレジスト法によるパターニングを繰り返し行った後、着色層全体を焼成してもよい。
またこの場合、各着色パターンごとに塗布、乾燥、焼成を繰り返し行ってもよく、また各着色パターンごとに塗布、乾燥を繰り返し行った後、着色層全体を焼成してもよいが、工程上の簡便さから、各着色パターンごとに塗布、乾燥を繰り返し行った後、着色層全体を焼成することが好ましい。
上記の吐出法や印刷法では、超微粒子は、上記「A.カラーフィルタ用塗工液」の項に記載したものであれば、いずれも使用できる。
また、上述した中でも、製造工程が簡便であることから、インクジェット法が好ましく用いられる。
本態様においては、上記着色層形成工程前に、基板上にパターン状の遮光部を形成する遮光部形成工程を行ってもよい。遮光部形成工程は、超微粒子および黒色着色剤が溶剤に分散された超微粒子分散液からなる遮光部形成用塗工液を塗布し、焼成して、パターン状の遮光部を形成する工程であることが好ましい。上記着色層形成工程の場合と同様に、低脱ガス性に優れる遮光部を形成することができるからである。
なお、遮光部形成用塗工液については、上記「A.カラーフィルタ用塗工液」および「C.遮光部形成用塗工液」の項に記載したので、ここでの説明は省略する。また、遮光部形成用塗工液の塗布方法、焼成方法、およびパターニング方法等については上記着色層形成工程の項に記載したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
本態様においては、上記着色層形成工程後に、着色層上に平坦化層を形成する平坦化層形成工程を行ってもよい。また、上記色変換層形成工程を行う場合には、色変換層上に平坦化層が形成される。平坦化層形成工程は、超微粒子が溶剤に分散された超微粒子分散液からなる平坦化層形成用塗工液を塗布し、焼成して、平坦化層を形成する工程であることが好ましい。上記着色層形成工程の場合と同様に、低脱ガス性に優れる平坦化層を形成することができるからである。
なお、超微粒子および溶剤等については、上記「A.カラーフィルタ用塗工液」の項に記載したものと同様であり、また平坦化層形成用塗工液の塗布方法および焼成方法等については上記着色層形成工程の項に記載したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
本発明の有機EL素子用基板の製造方法の第2態様は、基板上に、上述した遮光部形成用塗工液を塗布し、焼成して、パターン状の遮光部を形成する遮光部形成工程を有することを特徴とするものである。
本態様によれば、超微粒子および黒色着色剤が溶剤に分散された超微粒子分散液を用いるので、低脱ガス性に優れる遮光部を形成することができ、ダークスポットが発生しにくい有機EL素子用基板を得ることができる。また本態様においては、超微粒子特有のサイズ効果により、超微粒子が一般的な焼結温度よりもはるかに低温で緻密に焼結するため、基板や着色層の耐熱温度以下での焼成が可能である。
次に、本発明の有機EL表示装置について説明する。
本発明の有機EL表示装置は、上述した有機EL素子用基板と、上記有機EL素子用基板上に形成された透明電極層と、上記透明電極層上に形成され、少なくとも発光層を含む有機EL層と、上記有機EL層上に形成された背面電極層とを有することを特徴とするものである。
以下、このような有機EL表示装置の各構成について説明する。なお、有機EL素子用基板については、「E.有機EL素子用基板」の項に記載したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
本発明に用いられる有機EL層は、少なくとも発光層を含む1層もしくは複数層の有機層から構成されるものである。すなわち、有機EL層とは、少なくとも発光層を含む層であり、その層構成が有機層1層以上の層をいう。通常、塗布による湿式法で有機EL層を形成する場合は、溶媒との関係で多数の層を積層することが困難であることから、1層もしくは2層の有機層で形成される場合が多いが、溶媒への溶解性が異なるように有機材料を工夫したり、真空蒸着法を組み合わせたりすることにより、さらに多数層とすることも可能である。
以下、このような有機EL層の各構成について説明する。
本発明に用いられる発光層は、電子と正孔との再結合の場を提供して発光する機能を有するものである。上記発光層を形成する材料としては、通常、色素系発光材料、金属錯体系発光材料、または高分子系発光材料を挙げることができる。
本発明においては、透明電極層または背面電極層と発光層との間に電荷注入輸送層が形成されていてもよい。ここでいう電荷注入輸送層とは、上記発光層に透明電極層または背面電極層からの電荷を安定に輸送する機能を有するものであり、このような電荷注入輸送層を、透明電極層または背面電極層と発光層との間に設けることにより、発光層への電荷の注入が安定化し、発光効率を高めることができる。
本発明に用いられる正孔注入輸送層としては、発光層に正孔を注入する正孔注入層、および正孔を輸送する正孔輸送層のいずれか一方であってもよく、正孔注入層および正孔輸送層が積層されたものであってもよく、または、正孔注入機能および正孔輸送機能の両機能を有する単一の層であってもよい。
本発明に用いられる電子注入輸送層としては、発光層に電子を注入する電子注入層、および電子を輸送する電子輸送層のいずれか一方であってもよく、電子注入層および電子輸送層が積層されたものであってもよく、または、電子注入機能および電子輸送機能の両機能を有する単一の層であってもよい。
本発明に用いられる透明電極層および背面電極層は、互いに反対の電荷をもつ電極である。
透明電極層は、一般に透明性および導電性を有する金属酸化物の薄膜で構成される。このような金属酸化物としては、例えば酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化錫等が挙げられる。
また、背面電極層としては、一般に金属が用いられる。具体的には、マグネシウム合金(MgAgなど)、アルミニウム合金(AlLi、AlCa、AlMgなど)、アルミニウム、アルカリ土類金属(Caなど)、アルカリ金属(K、Liなど)等が挙げられる。
本発明においては、透明電極層と背面電極層とを絶縁するために絶縁層が形成されていてもよい。この絶縁層は、非表示領域としてパターン状に形成されるものである。
絶縁層の形成材料としては、例えば紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂や、熱硬化性樹脂等が挙げられる。このような絶縁層は、上記の樹脂を含む樹脂組成物を用いて形成することができる。また、パターニングの方法としては、フォトリソグラフィー法、印刷法等の一般的な方法を用いることができる。
[実施例]
(ブラックマトリックスの形成)
透明基材として、150mm×150mm、厚み0.7mmのソーダガラス(セントラル硝子(株)製 Sn面研磨品)を準備した。この透明基材を定法にしたがって洗浄した後、透明基材の片側全面にスパッタリング法により酸化窒化複合クロムの薄膜(厚み0.2μm)を形成し、この複合クロム薄膜上に感光性レジストを塗布し、マスク露光、現像、複合クロム薄膜のエッチングを行って、84μm×284μmの長方形状の開口部を100μmピッチでマトリックス状に備えたブラックマトリックスを形成した。
ヘリウムガス圧力0.5Torrの条件下で高周波誘導加熱を用いるガス中蒸発法によりIn微粒子を生成する際に、生成過程のIn微粒子にα−テルピネオールとドデシルアミンとの20:1(容量比)の蒸気を接触させ、冷却捕集してIn微粒子を回収し、α−テルピネオール溶媒中に独立した状態で分散している平均粒径10nmのIn微粒子を20重量%含有する分散液を調製した。この分散液(コロイド液)1容量に対してアセトンを5容量加え、攪拌した。極性のアセトンの作用により分散液中の微粒子は沈降した。2時間静置後、上澄みを除去し、再び最初と同じ量のアセトンを加えて攪拌し、2時間静置後、上澄みを除去した。この沈降物から、残留溶媒を完全に除去し、平均粒径10nmのIn微粒子を作製し、X線回折により、酸化されていない微粒子であることを確認した。この微粒子を60wt%の濃度にてテトラデカン中に分散させ、超微粒子分散液を得た。
次に、緑色着色層上にスピンコート法により感光性レジストを塗布し、乾燥、マスク露光、現像、緑色着色層のエッチングを行って、緑色着色層をパターニングした。この緑色着色層は、上記ブラックマトリックスの開口部を覆う所定の位置に位置する幅90μmの帯状パターンであった。
次に、赤色着色層上にスピンコート法により感光性レジストを塗布し、乾燥、マスク露光、現像、赤色着色層のエッチングを行って、赤色着色層をパターニングした。この赤赤色着色層は、上記ブラックマトリックスの開口部を覆う所定の位置に位置する幅90μmの帯状パターンであった。
次に、青色着色層上にスピンコート法により感光性レジストを塗布し、乾燥、マスク露光、現像、青色着色層のエッチングを行って、青色着色層をパターニングした。この青色着色層は、上記ブラックマトリックスの開口部を覆う所定の位置に位置する幅90μmの帯状パターンであった。
ヘリウムガス圧力0.5Torrの条件下で高周波誘導加熱を用いるガス中蒸発法によりIn微粒子を生成する際に、生成過程のIn微粒子にα−テルピネオールとドデシルアミンとの20:1(容量比)の蒸気を接触させ、冷却捕集してIn微粒子を回収し、α−テルピネオール溶媒中に独立した状態で分散している平均粒径10nmのIn微粒子を20重量%含有する分散液を調製した。この分散液(コロイド液)1容量に対してアセトンを5容量加え、攪拌した。極性のアセトンの作用により分散液中の微粒子は沈降した。2時間静置後、上澄みを除去し、再び最初と同じ量のアセトンを加えて攪拌し、2時間静置後、上澄みを除去した。この沈降物から、残留溶媒を完全に除去し、平均粒径10nmのIn微粒子を作製し、X線回折により、酸化されていない微粒子であることを確認した。この微粒子を30wt%の濃度にてテトラデカン中に分散させ、超微粒子分散液を得た。
この超微粒子分散液をスピンコート法により上記着色層上に塗布した。その後、塗膜を1×10−3Paの減圧下において230℃、10minの条件で焼成した。次いで、酸化性雰囲気(大気)中で、230℃、60minの条件で焼成を行った。これにより、着色層による段差を埋めるように平坦化層を形成した。このときの着色層上の平坦化層の膜厚は200nmであり、着色層による段差が1.5μmから0.5μm程度になって、平坦化層によって着色層による段差が平坦化された。
次いで、上記平坦化層上にイオンプレーティング法により下地層として、膜厚50nmのSiO2膜を形成した後に、膜厚150nmの酸化インジウムスズ(ITO)膜を形成し、このITO膜上に感光性レジストを塗布し、マスク露光、現像、ITO膜のエッチングを行って、透明電極層を形成した。この透明電極層は、透明基材上から着色層上に乗り上げるように平坦化層上に形成された幅80μmの帯状パターンであり、各着色層上に位置するものであった。
次に、上記透明電極層を覆うように平坦化層上の全面にスパッタリング法によりクロム薄膜(厚み0.2μm)を形成し、このクロム薄膜上に感光性レジストを塗布し、マスク露光、現像、クロム薄膜のエッチングを行って、補助電極を形成した。この補助電極は、透明基材上から着色層上に乗り上げるように透明電極層上に形成された帯状のパターンであり、着色層上では幅14μmでブラックマトリックスの遮光部上に位置し、透明基材周縁部の端子部では幅が60μmのものとした。
平均分子量が約100,000であるノルボルネン系樹脂(JSR(株)製 ARTON)をトルエンで希釈した絶縁層用塗工液を使用し、スピンコート法により透明電極層を覆うように平坦化層上に塗布した後、ベーク(100℃、30分間)を行って絶縁膜(厚み1μm)を形成した。次に、この絶縁膜上に感光性レジストを塗布し、マスク露光、現像、絶縁膜のエッチングを行って絶縁層を形成した。この絶縁層は、透明電極層と直角に交差する帯状(幅20μm)のパターンであり、ブラックマトリックス上に位置するものとした。
次いで、上記隔壁をマスクとして、真空蒸着法により正孔注入層、青色発光層、電子注入層からなる有機素子層を形成した。すなわち、まず、4,4´,4´´−トリス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミノ]トリフェニルアミンを、画像表示領域に相当する開口部を備えたフォトマスクを介して200nm厚まで蒸着して成膜し、その後、4,4´−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニルを20nm厚まで蒸着して成膜することによって、隔壁がマスクパターンとなり、各隔壁間のみを正孔注入材料が通過して透明電極層上に正孔注入層を形成した。同様にして、4,4´−ビス(2,2−ジフェニルビニル)ビフェニルを50nmまで蒸着して成膜することにより青色発光層とした。その後、トリス(8−キノリノール)アルミニウムを20nm厚まで蒸着して成膜することにより電子注入層とした。このようにして形成された有機素子層は、幅280μmの帯状パターンとして各隔壁間に存在するものであり、隔壁の上部表面にも同様の層構成でダミーの有機EL層が形成された。
次に、画像表示領域よりも広い所定の開口部を備えたフォトマスクを介して上記隔壁が形成されている領域に真空蒸着法によりマグネシウムと銀を同時に蒸着(マグネシウムの蒸着速度=1.3〜1.4nm/秒、銀の蒸着速度=0.1nm/秒)して成膜した。これにより、隔壁がマスクとなって、マグネシウム/銀混合物からなる背面電極層(厚み200nm)が有機EL層上に形成された。この背面電極層は、幅280μmの帯状パターンとして有機EL層上に存在するものであり、隔壁の上部表面にもダミーの背面電極層を形成した。
以上により、有機EL表示装置を得た。
着色層を下記のようにして形成した以外は、実施例と同様にして、有機EL表示装置を作製した。
アルカリ可溶性ネガ型レジスト13重量部と、緑の顔料C.I.ピグメントグリーン36およびC.I.ピグメントイエロー83の混合物(100:10)7重量部と、エチルセロソルブアセテート80重量部とを混合して、緑色着色層用塗工液を調製した。この緑色着色層用塗工液をスピンコート法により、ブラックマトリックスが形成された透明基材上に塗布し、プリベーク(80℃、30分間)を行った。次いで、フォトリソグラフィー法によりパターニングを行い、ポストベーク(100℃、30分間)を行った。これにより、帯状(幅90μm)の緑色着色層(厚み1.5μm)を形成した。
実施例および比較例の有機EL表示装置の透明電極層と背面電極層に直流8.5Vの電圧を10mA/cm2の一定電流密度で印加して連続駆動させることにより、透明電極層と背面電極層とが交差する所望の部位の青色発光層を発光させた。そして、着色層で色補正された後、透明基材の反対面側で観測される各色の発光について、CIE色度座標(JIS Z 8701)を測定した。
実施例の有機EL表示装置では、CIE色度座標でx=0.64、y=0.35の赤色発光、CIE色度座標でx=0.25、y=0.65の緑色発光、CIE色度座標でx=0.14、y=0.18の青色発光が確認され、高輝度(82cd/m2)で色純度の高い三原色画像表示が可能であった。
一方、比較例の有機EL表示装置では、CIE色度座標でx=0.64、y=0.35の赤色発光、CIE色度座標でx=0.25、y=0.65の緑色発光、CIE色度座標でx=0.15、y=0.20の青色発光が確認され、三原色の画像表示は可能であるものの、輝度が68cd/m2と低かった。
2 … 着色層
3 … 遮光部
6 … 平坦化層
10 … 有機EL素子用基板
12 … 着色層形成用塗工液
20 … 有機EL表示装置
21 … 透明電極層
22 … 有機EL層
23 … 背面電極層
Claims (19)
- 無機材料からなる超微粒子、および顔料からなる着色剤が溶剤に分散され、かつバインダー樹脂を含まない超微粒子分散液からなることを特徴とするカラーフィルタ用塗工液。
- 前記超微粒子の焼結温度が350℃以下であることを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ用塗工液。
- 前記超微粒子が、酸化インジウム、酸化ケイ素、窒化ケイ素、および酸化窒化ケイ素からなる群から選択される少なくとも1種の超微粒子であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラーフィルタ用塗工液。
- 前記超微粒子が、インジウム、アルカリ金属、およびアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種の超微粒子であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラーフィルタ用塗工液。
- 前記超微粒子の平均粒径が0.5nm〜100nmの範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載のカラーフィルタ用塗工液。
- 前記溶剤の沸点が120℃以上であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの請求項に記載のカラーフィルタ用塗工液。
- 請求項1から請求項6までのいずれかの請求項に記載のカラーフィルタ用塗工液を用い、前記カラーフィルタ用塗工液に含まれる着色剤が、赤色、緑色、または青色のいずれかに着色するものであることを特徴とする着色層形成用塗工液。
- 請求項1から請求項6までのいずれかの請求項に記載のカラーフィルタ用塗工液を用い、前記カラーフィルタ用塗工液に含まれる着色剤が黒色着色剤であることを特徴とする遮光部形成用塗工液。
- ガス雰囲気中で、かつ、着色剤および溶剤を含有する溶液の蒸気の存在下で超微粒子の構成成分を蒸発させ、前記超微粒子の構成成分の蒸気と前記溶液の蒸気とを接触させ、冷却捕集して、前記溶剤に超微粒子および着色剤が分散し、かつバインダー樹脂を含まない超微粒子分散液を得るカラーフィルタ用塗工液の製造方法であって、
前記超微粒子が無機材料からなるものであり、前記着色剤が顔料からなるものであることを特徴とするカラーフィルタ用塗工液の製造方法。 - 基板と、前記基板上にパターン状に形成され、無機材料からなる超微粒子中に顔料からなる着色剤が分散され、かつバインダー樹脂を含まない着色層とを有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子用基板。
- 前記着色層上に、超微粒子で形成された膜からなる平坦化層が形成されていることを特徴とする請求項10に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子用基板。
- 基板と、前記基板上にパターン状に形成され、無機材料からなる超微粒子中に顔料からなる黒色着色剤が分散され、かつバインダー樹脂を含まない遮光部とを有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子用基板。
- 前記超微粒子が、酸化インジウム、酸化ケイ素、窒化ケイ素、および酸化窒化ケイ素からなる群から選択される少なくとも1種の超微粒子であることを特徴とする請求項10から請求項12までのいずれかの請求項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子用基板。
- 前記超微粒子が、表面が酸化された状態である、インジウム、アルカリ金属、およびアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種の超微粒子であることを特徴とする請求項10から請求項12までのいずれかの請求項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子用基板。
- 前記超微粒子の平均粒径が0.5nm〜100nmの範囲内であることを特徴とする請求項10から請求項14までのいずれかの請求項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子用基板。
- 基板上に、請求項7に記載の着色層形成用塗工液を塗布し、焼成して、パターン状の着色層を形成する着色層形成工程を有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子用基板の製造方法。
- 基板上に、請求項8に記載の遮光部形成用塗工液を塗布し、焼成して、パターン状の遮光部を形成する遮光部形成工程を有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子用基板の製造方法。
- 前記超微粒子が酸化しない雰囲気中で焼成し、その後、酸化性雰囲気中で焼成することを特徴とする請求項16または請求項17に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子用基板の製造方法。
- 請求項10から請求項15までのいずれかの請求項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子用基板と、前記有機エレクトロルミネッセンス素子用基板上に形成された透明電極層と、前記透明電極層上に形成され、少なくとも発光層を含む有機エレクトロルミネッセンス層と、前記有機エレクトロルミネッセンス層上に形成された背面電極層とを有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005289283A JP4982992B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | カラーフィルタ用塗工液および有機エレクトロルミネッセンス素子用基板、ならびにこれらの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005289283A JP4982992B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | カラーフィルタ用塗工液および有機エレクトロルミネッセンス素子用基板、ならびにこれらの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007101739A JP2007101739A (ja) | 2007-04-19 |
| JP4982992B2 true JP4982992B2 (ja) | 2012-07-25 |
Family
ID=38028752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005289283A Expired - Fee Related JP4982992B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | カラーフィルタ用塗工液および有機エレクトロルミネッセンス素子用基板、ならびにこれらの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4982992B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010067482A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Fujifilm Corp | 有機el表示装置 |
| KR102446890B1 (ko) * | 2015-06-11 | 2022-09-26 | 삼성디스플레이 주식회사 | 디스플레이 장치 및 그 제조 방법 |
| CN112151571B (zh) * | 2019-06-28 | 2023-01-24 | 成都辰显光电有限公司 | 色彩转化组件、显示面板及色彩转化组件的制造方法 |
| TW202232146A (zh) * | 2020-11-18 | 2022-08-16 | 日商凸版印刷股份有限公司 | 有機el顯示裝置 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0731282B2 (ja) * | 1982-08-25 | 1995-04-10 | 奥野製薬工業株式会社 | 表示装置の製造方法 |
| JPH08313719A (ja) * | 1995-05-17 | 1996-11-29 | Asahi Glass Co Ltd | カラーフィルタ及びそのオーバーコート剤及びこれを用いた液晶表示装置 |
| JPH11237505A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-08-31 | Canon Inc | カラーフィルタ基板、カラーフィルタ基板の製造方法及びカラーフィルタ基板を用いた液晶パネル |
| JP2001106927A (ja) * | 1999-10-12 | 2001-04-17 | Sekisui Chem Co Ltd | 着色樹脂エマルジョン、着色微粒子、透明着色膜、透明着色硬化膜、カラーフィルタ及びインクジェット記録用インク |
| JP4871443B2 (ja) * | 2000-10-13 | 2012-02-08 | 株式会社アルバック | 金属超微粒子分散液の製造方法 |
| JP2002162517A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 液晶ディスプレイ用カラーフィルタ |
| DE10228938A1 (de) * | 2002-06-28 | 2004-01-15 | Philips Intellectual Property & Standards Gmbh | Elektrolumineszierende Vorrichtung mit Farbfilter |
| JP4000044B2 (ja) * | 2002-10-30 | 2007-10-31 | 株式会社東芝 | カラーフィルタとその製造方法、およびにそれを用いたカラー表示装置 |
| JP4244382B2 (ja) * | 2003-02-26 | 2009-03-25 | セイコーエプソン株式会社 | 機能性材料定着方法及びデバイス製造方法 |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005289283A patent/JP4982992B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2007101739A (ja) | 2007-04-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI388238B (zh) | 有機電激發光元件用彩色濾光片基板 | |
| TWI481022B (zh) | 有機電場發光顯示單元及電子裝置 | |
| JP5515661B2 (ja) | 有機el表示装置の製造方法 | |
| US7942715B2 (en) | Organic light emitting display device and manufacturing method thereof | |
| US6690109B2 (en) | Organic electroluminescence element and manufacturing method thereof | |
| JP4699158B2 (ja) | 色変換層形成用塗工液 | |
| US20110227100A1 (en) | Light-emitting device and method for manufacturing thereof | |
| JP2012023020A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、その製造方法及び発光装置 | |
| US20110175522A1 (en) | Substrate for patterned application and organic el element | |
| JP2019116525A (ja) | 量子ドットを含有するインキ組成物、それを用いたインクジェットインキ、およびそれらの用途 | |
| JP4952842B2 (ja) | 色変換層形成用塗工液および有機エレクトロルミネッセンス素子用基板、ならびにこれらの製造方法 | |
| JP4742787B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子用バリア性基板 | |
| CN104247074A (zh) | 有机电致发光单元及其制造方法和电子装置 | |
| JP2009238694A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子およびその製造方法 | |
| JP2010073579A (ja) | 有機el素子の製造方法および塗布装置 | |
| JP5087837B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子用カラーフィルタ | |
| JP4982992B2 (ja) | カラーフィルタ用塗工液および有機エレクトロルミネッセンス素子用基板、ならびにこれらの製造方法 | |
| JP2005044799A (ja) | 有機電界発光素子 | |
| WO2009122870A1 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置 | |
| US20110018433A1 (en) | Method of producing organic electroluminescence element, organic electroluminescence element, and display device | |
| JP2006092975A (ja) | 有機エレクトロルミネッセント素子用カラーフィルタ基板 | |
| JP5314395B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法 | |
| JP2006066285A (ja) | 有機エレクトロルミネッセント素子用カラーフィルタ基板 | |
| JP2007095627A (ja) | スクリーン版とこれを用いた正孔注入層の形成方法および有機発光デバイス | |
| JP2006107766A (ja) | 有機エレクトロルミネッセント素子用カラーフィルタ基板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080819 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101228 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110125 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110323 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110614 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110804 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111101 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120126 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120306 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120327 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120409 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4982992 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |