JP4983210B2 - 表示項目選択システム、操作デバイス、及び、表示項目選択方法 - Google Patents

表示項目選択システム、操作デバイス、及び、表示項目選択方法 Download PDF

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Description

本発明は、モニタやスクリーン等に表示された複数の選択項目を含む選択項目画面の中から所望の選択項目を選択するための技術に関する。
従来、モニタやスクリーン等に多数の選択項目を含むメニュー選択画面を表示し、所望の選択項目を操作デバイスにて選択するようにしたシステムが知られている。この種のシステムでは、一般に、十字ポインタキーやスイッチボタン等の複数の操作子が設けられたコントローラを操作して所望の選択項目を選択するようにしている。
また、メニュー選択画面にカーソルを表示し、ポインティングデバイスを用いてメニュー選択画面内でカーソルを自由に移動させて所望の選択項目を選択するようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−63226号公報
しかしながら、コントローラを用いて選択項目を選択するシステムにあっては、所望の選択項目が選択状態になるまで何度もボタンを押す必要があり操作性が悪いといった問題がある。さらに、この種のコントローラには複数の操作子が設けられているため、選択項目を選択操作するための操作子が見つけ難く、特に、周囲が暗くて手元が見えない状況下では操作し難いといった問題がある。
また、ポインティングデバイスを用いて所望の選択項目を選択するシステムにおいては、現在のカーソル位置から見て所望の選択項目の方向にカーソルを移動させるようにポインティングデバイスを動かし、当該選択項目の表示領域内にカーソルを位置させる操作が必要である。したがって、操作の都度、現在のカーソル位置を把握し、さらに、ポインティングデバイスを動かす方向を判断しなければならず、操作性が悪いといった問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、選択項目の選択操作を直感的に行うことを可能とし、以って、操作性を高めることのできる表示項目選択システム、操作デバイス、及び、表示項目選択方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の選択項目を含む項目選択画面を表示装置に表示する表示制御装置と、前記項目選択画面の中から所望の選択項目を選択するための筒状の操作デバイスとを有した表示項目選択システムであって、前記操作デバイスは、操作キーと、前記操作デバイスの動きを検出する動き検出手段と、当該動き検出手段の検出信号に基づき前記操作デバイスの動きを「上」、「下」、「左」、又は「右」方向への移動、及び長軸周りの一軸回転のいずれかに分類した動き情報、及び前記操作キーの操作状態を前記表示制御装置に送信する送信手段とを有し、前記表示制御装置は、前記動き情報、及び前記操作キーの操作状態を受信する受信手段を有し、前記選択項目の各々を前記項目選択画面内に円周に沿って配置して前記表示装置に表示すると共に、前記操作キーの操作状態に応じて、「上」、「下」、「左」、及び「右」の動きごとに振り操作を判断する振り操作判断と、「左」又は「右」の動きと「上」又は「下」の動きの連続の有無により判断される全体回転操作、及び前記長軸周りの一軸回転の有無により判断される一軸回転操作を判断する回転操作判断との間で操作判断を切り替え、前記操作キーの操作状態、及び前記動き情報に基づいて前記操作デバイスの全体回転操作或いは一軸回転操作が検出されたときに、前記項目選択画面内の選択項目の各々を順に選択し、前記操作デバイスの振り操作が検出されたときに、選択状態にある選択項目の選択決定を行うことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、表示装置に表示され、円周に沿って配置された複数の選択項目を含む項目選択画面の中から所望の選択項目を、操作キーを有する筒状の操作デバイスにより選択、及び選択決定する表示項目選択方法であって、前記操作デバイスが、前記デバイス本体の動きを検出し、当該動きの検出信号に基づき前記デバイス本体の動きを「上」、「下」、「左」、又は「右」方向への移動、及び長軸周りの一軸回転のいずれかに分類した動き情報、及び前記操作キーの操作状態を前記表示装置に送信し、前記表示装置が、前記動き情報、及び前記操作キーの操作状態を受信し、前記操作キーの操作状態に応じて、「上」、「下」、「左」、及び「右」の動きごとに振り操作を判断する振り操作判断と、「左」又は「右」の動きと「上」又は「下」の動きの連続の有無により判断される全体回転操作、及び前記長軸周りの一軸回転の有無により判断される一軸回転操作を判断する回転操作判断との間で操作判断を切り替え、前記操作キーの操作状態、及び前記動き情報に基づいて前記操作デバイスの全体回転操作或いは一軸回転操作が検出されたときに、前記項目選択画面内の選択項目の各々を順に選択し、前記操作デバイスの振り操作が検出されたときに、選択状態にある選択項目の選択決定を行うことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、デバイス本体の動きを検出する動き検出手段と、前記動き検出手段の検出信号に基づく動き情報を送信する送信手段と、を備え、複数の選択項目が円周に沿って配置された項目選択画面を表示する電子機器に対し、前記動き情報に基づいて前記選択項目の選択、及び選択決定を行わせるべく、前記動き情報を送信する操作デバイスであって、操作キーを備え、前記動き検出手段の検出信号に基づき前記操作デバイスの動きを「上」、「下」、「左」、又は「右」方向への移動、及び長軸周りの一軸回転のいずれかに分類した動き情報、及び前記操作キーの操作状態を前記送信手段から前記電子機器に送信し、前記電子機器に、前記操作キーの操作状態に応じて、「上」、「下」、「左」、及び「右」の動きごとに振り操作を判断する振り操作判断と、「左」又は「右」の動きと「上」又は「下」の動きの連続の有無により判断される全体回転操作、及び前記長軸周りの一軸回転の有無により判断される一軸回転操作を判断する回転操作判断との間で操作判断を切り替え、前記操作キーの操作状態、及び前記動き情報に基づいて前記操作デバイスの全体回転操作或いは一軸回転操作が検出されたときに、前記項目選択画面内の選択項目の各々を順に表示し、前記操作デバイスの振り操作が検出されたときに、選択状態にある選択項目の選択決定を行わせることを特徴とする。
本発明によれば、選択項目の各々が選択画面内に円周に沿って配置して表示されると共に、操作デバイスの回転により選択項目の各々が順に表示される。これにより、選択項目の表示態様と、選択項目を選択するための操作態様とが合致するため、ユーザが直感的に操作デバイスを操作することが可能となる。特に、操作デバイスを回転させるという多くの人間が簡単に行うことのできる動作によって操作を可能にしたため、その操作が容易なものとなる。
また、本発明によれば、操作ボタン等の操作子を何ら操作することなく、その選択操作を実行することができるため操作性が高められる。特に、操作デバイスに操作子を設ける必要がないため、操作デバイス本体の密閉性を高めることが可能となると共に、シンプルなデザインで意匠性の優れた操作デバイスを実現することができる。
なお、上記回転操作には、操作デバイスの軌跡が略円を描くように当該操作デバイス全体が移動する操作と、操作デバイスを貫く一軸を回転中心として当該操作デバイスが回転される操作とが含まれる。
ここで、上記発明において、前記表示制御装置は、前記項目選択画面内に円周に沿って配置された各選択項目を選択状態にする順番を前記操作デバイスの回転操作方向と合わせる構成としても良い。
この構成によれば、操作デバイスを回転操作の方向と、各選択項目の選択方向とが合致するため、より直感的に選択項目の選択操作を行うことが可能となる。
また、上記発明において、前記表示制御装置は、選択状態にする選択項目の切り替えの速さを前記操作デバイスの回転操作の速さに応じて速める構成としても良い。
この構成によれば、選択状態にする選択項目の切り替えの速さが操作デバイスの回転操作の速さに応じて速められるため、選択項目数が多い場合などには、ユーザが操作デバイスの回転操作を速めることで、所望の選択項目を速やかに選択することができる。
また、上記発明において、表示制御装置は、前記操作デバイスが所定回数以上連続して回転操作された場合に、選択状態にする選択項目の切り替えを速める構成としても良い。
この構成によれば、項目選択画面内に表示されている選択項目数が多い等して、所定回数の回転操作を行っても所望の選択項目が選択されていない場合には、選択項目の切り替えが自動で速められるため、所望の選択項目を速やかに選択することが可能となる。
また、上記発明によれば、操作キー等の操作子を何ら操作することなく、選択項目の選択決定操作を実行することができるため操作性が高められる。

また、上記発明において、前記表示制御装置は、前記選択項目の選択決定により動画を再生、又は、静止画を表示すると共に、前記選択項目の選択決定の後に、前記操作デバイスの回転操作が検出されたときには、前記動画の再生速度を変更し、又は、前記静止画を回転表示する構成としても良い。
この構成によれば、操作デバイスを用いて項目選択のみならず、選択決定後に行われる動画の再生又は静止画の表示をも操作することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の表示項目選択システムが適用されたプロジェクタシステムの構成を模式的に示す図である。プロジェクタシステム1は、コンピュータ2と、投射装置としてのプロジェクタ3と、スクリーン4と、リモート操作デバイス5とを備え、スクリーン4に表示する映像データやメニュー画面データをコンピュータ2がプロジェクタ3に出力し、その映像データをプロジェクタ3がスクリーン4に投射して表示する。また、プロジェクタシステム1は、図示せぬオーディオスピーカを有し、当該オーディオスピーカにコンピュータ2から音声信号が出力され、スクリーン4の表示に合わせて音声が出力される。
リモート操作デバイス5は、スクリーン4に表示されたグラフィカルユーザインターフェース(以下、GUIと言う)を操作するためのものであり、当該GUIの表示を制御する表示制御手段としてのコンピュータ2と無線通信又は有線通信(本実施形態では無線通信)し、ユーザの操作を送信する。このリモート操作デバイス5は、円筒状のケース体6の先端部7A付近に、後述する各種の操作を区別するための1つの操作キー8を配置したシンプルな外観構成をなし、ユーザによって後端部7B付近が把持されて操作される。
リモート操作デバイス5の操作の態様としては、操作時のリモート操作デバイス5の動きに基づいて、全体回転操作、一軸回転操作、左右振操作及び上下振り操作に分類されている。
全体回転操作は、図2(A)に示すように、ユーザがリモート操作デバイス5を把持した腕の肘から先を回す等して、リモート操作デバイス5の起点を回転中心Xとして当該リモート操作デバイス5が円(楕円を含む)を描くように回転させる操作である。
一軸回転操作は、図2(B)に示すように、ユーザがリモート操作デバイス5を把持した手首を捻る等してリモート操作デバイス5の先端部7Aと後端部7Bとを結ぶ長軸Kの一軸周りに当該リモート操作デバイス5を回転させる操作であり、このときの回転中心Xは長軸Kとなる。
また、左右振り操作は、図2(C)に示すように、操作キー8を押下したまま、ユーザがリモート操作デバイス5を把持した手首を左右に振る等してリモート操作デバイス5の後端部7B付近を回転中心Xとして当該リモート操作デバイス5の先端部7Aが左右に円弧を描くように回転させる操作である。
上下振り操作は、図2(D)に示すように、ユーザがリモート操作デバイス5を把持した手首を上下に振る等してリモート操作デバイス5の後端部7B付近を回転中心Xとして当該リモート操作デバイス5の先端部7Aが上下に円弧を描くように回転させる操作である。
そして、以上のいずれかの操作が行われることで、GUIの操作が行われる。なお、GUIの具体例については、後に詳述する。
図3は、リモート操作デバイス5の機能的構成を示すブロック図である。リモート操作デバイス5は、各部を中枢的に制御する制御手段としてのCPU10と、コンピュータ2との無線通信インターフェースである通信I/F11と、上記操作キー8と、動き検出部12とを有している。
動き検出部12は、リモート操作デバイス5の動きを検出するものであり、X軸ジャイロセンサ13Aと、Y軸ジャイロセンサ13Bと、Z軸ジャイロセンサ13Cと、これらX軸、Y軸及びZ軸ジャイロセンサ13A〜13Cごとに設けられたA/Dコンバータ15とを有している。
なお、以下の説明では、図4に示すように、操作キー8が上側に露出する方向を上方向とし、また、この上方向に沿った軸をY軸、上記長軸KをZ軸、これらY軸及びZ軸に直交する軸をX軸として説明する。
上記X軸ジャイロセンサ13Aは、ケース体6の左右方向(X軸方向)を検出軸として当該ケース体6のピッチングを検出し、A/Dコンバータ15を介してCPU10に検出信号を出力し、また、Y軸ジャイロセンサ13Bは、ケース体6の上下方向(Y軸方向)を検出軸として当該ケース体6のヨーイングを検出し、A/Dコンバータ15を介してCPU10に検出信号を出力する。また、Z軸ジャイロセンサ13Cは、ケース体6の長軸K(Z軸)を検出軸として当該ケース体6のローリングを検出し、A/Dコンバータ15を介してCPU10に検出信号を出力する。
CPU10は、X軸、Y軸及びZ軸ジャイロセンサ13A〜13Cからの検出信号に基づいて、リモート操作デバイス5の動きを示す動き信号を順次生成する。具体的には、本実施形態では、CPU10は、X軸ジャイロセンサ13Aの検出信号に基づいてケース体6のピッチングを検出した場合、ケース体6が上方向(Y軸正方向)に移動しているときには上向きの移動を示す動き信号(以下「↑」と表記する)を出力し、下方向(Y軸負方向)に移動しているときには、下向きの移動を示す動き信号(以下「↓」と表記する)を出力する。
また、CPU10は、Y軸ジャイロセンサ13Bの検出信号に基づいて、ケース体6のヨーイングを検出した場合、ケース体6が右方向(X軸正方向)に移動しているときには、右方向への移動を示す動き信号(以下「→」と表記する)を出力し、左方向(X軸負方向)に移動しているときには、左方向への移動を示す動き信号(以下「←」と表記する)を出力する。
さらにまた、CPU10は、Z軸ジャイロセンサ13Cの検出信号に基づいて、ケース体6のローリングを検出した場合、ケース体6が長軸K(Z軸)を中心として右回りにローリングしているときには、右ローリングを示す動き信号(以下「RR」と表記する)を出力し、左回りにローリングしているときには、左ローリングを示す動き信号(以下「RL」と表記する)を出力する。
そして、これらの動き信号が通信I/F11を介してコンピュータ2に順次送信される。また、CPU10は、操作キー8が押下操作されている間は押下信号を通信I/F11を介してコンピュータ2に送信する。
コンピュータ2は、これらの一連の動き信号及び押下信号の有無に基づいてリモート操作デバイス5に対してなされた操作が、上述した全体回転操作、一軸回転操作、左右振操作及び上下振り操作の各操作のどれに該当するかを判断する。
図5は、コンピュータ2によって実行される操作種別判断処理のフローチャートである。コンピュータ2は、動き信号の入力が開始されると、図5に示すように、先ず、操作キー8の操作を伴わない全体回転操作及び一軸回転操作と、移動操作及び回転操作と、操作キー8の操作を伴う左右振操作及び上下振り操作とをそれぞれ識別するために、押下信号が入力されているか否かを判断する(ステップSa1)。
押下信号が入力されていない場合(ステップSa1:NO)、すなわち、操作が全体回転操作及び一軸回転操作である場合、コンピュータ2は、その操作が全体回転操作及び一軸回転操作のどちらかであるかを判断すべく次の処理を行う。
すなわち、コンピュータ2は、一軸回転操作に伴って出力される右ローリング又は左ローリングを示す動き信号「RR」又は「RL」を検出したか否かを判断し(ステップSa2)、検出していれば(ステップSa2:YES)、今回の操作が一軸回転操作であると判断する(ステップSa3)。一方、動き信号「RR」又は「RL」が検出されていなければ(ステップSa2:NO)、今回の操作は全体回転操作を示す可能性があるため、次の処理を実行する。
すなわち、コンピュータ2は、左又は右方向の動き信号「←」又は「→」が入力されたときに、その動き信号を初期値として保持する(ステップSa4)。次いで、コンピュータ2は、初期値の動き信号に続いて入力された動き信号が、上又は下方向の動き信号「↑」又は「↓」であるか否かを判断し(ステップSa5)、上又は下方向の動き信号「↑」又は「↓」である場合には(ステップSa5:YES)、コンピュータ2は、今回の操作が左回転又は右回転の回転操作であると判断する(ステップSa6)。また、ステップSa5の判断の結果、上又は下方向への動き信号「↑」又は「↓」でない場合には(ステップSa5:NO)、操作が特定されないため、コンピュータ2は、操作種別判断を最初からやり直すべく、初期値をクリアして(ステップSa7)、処理手順をステップSa1に戻す。
一方、上記ステップSa1の判断の結果、操作キー8が押下操作されている場合(ステップSa1:YES)、すなわち、上下振り操作及び左右振操作のいずれかである場合、コンピュータ2は、上又は下方向の動き信号「↑」又は「↓」が入力されているか否かを判断する(ステップSa8)。動き信号「↑」又は「↓」が入力されている場合(ステップSa8:YES)、コンピュータ2は、今回の操作が上下振り操作であるであると判断し(ステップSa9)、また、動き信号「↑」又は「↓」が入力されていない場合には(ステップSa8:NO)、左又は右方向の動き信号「←」又は「→」が入力されているか否かを判断し(ステップSa10)、動き信号「←」又は「→」が入力されていれば(ステップSa10:YES)、今回の操作が左右振り操作であると判断する(ステップSa11)。また、動き信号「←」又は「→」が入力されていない場合(ステップSa10:NO)、操作が特定されないため、コンピュータ2は、操作種別判断を最初からやり直すべく、初期値をクリアして(ステップSa12)、処理手順をステップSa1に戻す。
なお、上記の操作種別判断処理において、全体回転操作をより正確に識別すべく、順次入力される一連の動き信号に、全体回転操作時の動き信号の配列パターン(「←」「↑」「→」「↓」又は「←」「↓」「→」「↑」)が含まれているか否かを判断することで判別しても良いことは勿論である。
以上のようにして、コンピュータ2は、ユーザがリモート操作デバイス5に対して行った操作の種別を判断した後、その操作種別にあった処理を実行することになる。
詳述すると、本実施形態では、図6に示すように、ユーザがリモート操作デバイス5を操作して複数の選択項目32A〜32I(特に区別しない場合は符号「32」を付す)の中から所望の選択項目32を選択するための項目選択画面30をGUIとしてスクリーン4に表示する。この項目選択画面30においては、画面の中央Oの周囲、より具体的には、中央Oを中心とする円周31に沿って複数(図示例では8個)の選択項目32A〜32Iが環状となるように配置され、中央Oには、ホームポジション(初期位置)を示すマークであるホームマーク33が配置されている。なお、円周31は、真円である必要はなく、楕円やその他の曲線であれば良い。
項目選択画面30の初期状態(リモート操作デバイス5の未操作時)においては、ホームマーク33が太枠34にて囲まれて選択状態になされている。そして、ユーザがリモート操作デバイス5を把持して上記全体回転操作を行うと、その全体回転操作時の回転方向に合わせて、右回り又は左回りに各選択項目32が太枠34にて囲まれて順番に選択状態になされる。そして、所望の選択項目32が選択状態になったときに、ユーザが上下振り操作(前掲図2(D))を行うことで、その操作が上記操作種別判断処理によりコンピュータ2によって判断され、選択状態にある選択項目32の選択が決定されることになる。
このように、選択項目32の配置態様と、リモート操作デバイス5の操作態様とが合致しているため、ユーザがリモート操作デバイス5を直感的に操作して各選択項目32を選択することができる。
なお、項目選択画面30における項目選択を全体回転操作に加え(又は代えて)、一軸回転操作によって行われる構成としても良い。
ここで、リモート操作デバイス5に対して全体回転操作がなされた場合、コンピュータ2は各選択項目32を順次選択する処理を開始し、全体回転操作が連続して行われている間は、選択項目32の選択の切り替えが継続して行われる。このとき、選択項目32の選択の切り替え速度は、初期状態では全体回転操作時の回転速度によらず一定である。しかしながら、例えば、項目選択画面30に多数の選択項目32が表示されている場合には、ユーザは、所望の選択項目32が選択されるまでリモート操作デバイス5を何回転も全体回転操作し続ける必要がある。そこで、本実施形態では、選択に要する時間、及び、全体回転操作の回数を軽減するために、同一種別の操作が所定回数連続してわれている場合には、そのときの回転速度に応じて選択の切り替え速度を高めるようにしている。
図7は、選択の切り替え速度を可変するための速度可変処理のフローチャートである。コンピュータ2は、前掲図5に示す操作種別判断処理により操作種別を判断した後、図7に示すように、順次入力されている動き信号のパターンに基づいて、同一種別の操作が繰り返し入力されたか否かを動き信号に基づいて判断する(ステップSb1)。例えば、右回転の全体回転操作が行われている場合には、コンピュータ2は、当該右回転の全体回転操作時の動き信号のパターンである[「←」「↑」「→」「↓」]が連続して入力されているか否かを判断する。そして、同一種別の操作が繰り返して入力されていない場合には(ステップSb1:NO)、速度を切り替える必要がないため処理を終了し、また、繰り返し入力されている場合には(ステップSb1:YES)、その繰り返し回数が所定回数以上であるか否かを判断する(ステップSb2)。
繰り返し回数が所定回数を下回る場合(ステップSb2:NO)、コンピュータ2は、処理手順をステップSb1に戻し、同一種別の操作が引き続き行われているか否かを判断する。また、繰り返し回数が所定回数以上の場合(ステップSb2:YES)、コンピュータ2は、ユーザが選択の切り替えを速くしようとしてリモート操作デバイス5を比較的速く動かしているか否かを判断するために、1回の操作が終了するまでの時間が所定時間以下であるか否かを判断する(ステップSb3)。そして、1回の操作時間が所定時間をこえている場合(ステップSb3:NO)、コンピュータ2は、処理手順をステップSb1に戻し、また、1回の操作時間が所定時間以下の場合に(ステップSb3:YES)、選択項目32の選択切り替え速度を高速にする(ステップSb4)。
さて、項目選択画面30において、リモート操作デバイス5を全体回転操作することで選択項目32の選択操作が行われることは上述の通りであるが、本実施形態では、当該リモート操作デバイス5を全体回転操作することで項目選択画面30以外のGUI操作をも操作可能になされている。
具体的には、上記項目選択画面30に表示されている選択項目32A〜32Iは種々の画面を表示するための選択キーとして機能し、選択決定された選択項目32A〜32Iに応じて、例えば、動画表示画面40、静止画表示画面41、及び、文書表示画面42といったGUIがスクリーン4に表示されるように構成されている。
動画表示画面40は、図8に示すように、表示オブジェクトの一態様たる動画をスクリーン4に表示するGUIであり、この動画表示画面40において、リモート操作デバイス5を全体回転操作することで動画の早送り(右回転の全体回転操作)及び巻き戻し(左回転の全体回転操作)が行われる。
静止画表示画面41は、図9に示すように、表示オブジェクトの一態様たる写真等の静止画をスクリーン4に表示するGUIであり、この静止画表示画面41においては、リモート操作デバイス5を一軸回転操作することで静止画の右90度回転(右ローリングの一軸回転操作)及び左90度回転(左ローリングの一軸回転操作)が行われる。
文書表示画面42は、図10に示すように、表示オブジェクトの一態様たる、複数のページからなる文書データをスクリーン4に表示するGUIであり、この文書表示画面42においては、リモート操作デバイス5を左右振り操作することでページ送り(右方向への振り操作)及びページ戻し(左方向への振り操作)が行われる。
これらの動画表示画面40、静止画表示画面41、及び、文書表示画面42といったGUIにおいても、リモート操作デバイス5の操作回数に応じて、動画の早送り/巻き戻し速度、図形の回転速度、及び、ページ送り/戻しのページ数等が、上記速度可変処理と同様にして変更される。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の選択項目32の各々が項目選択画面30内に円周に沿って配置して表示されると共に、リモート操作デバイス5の全体回転操作により選択項目32の各々が順に表示される構成としたため、選択項目32の表示態様と、所望の選択項目32を選択するための操作態様とが合致し、ユーザがリモート操作デバイス5を直感的に操作して選択操作を行うことができる。特に、リモート操作デバイス5を回転させるという、多くの人間が簡単に行うことのできる動作によって選択操作を可能にしたため、その選択操作が容易なものとなる。
また本実施形態によれば、操作ボタン等の操作子を何ら操作することなく、その選択操作を実行することができるため操作性が高められる。
また本実施形態によれば、項目選択画面30内に円周に沿って配置された各選択項目32を選択状態にする順番をリモート操作デバイス5の全体回転操作時の回転方向と合わせた構成としたため、選択項目32の選択操作を、より直感的に行うことが可能となる。
また本実施形態によれば、選択状態にする選択項目32の切り替えの速さをリモート操作デバイス5の全体回転操作時の速さに応じて速める構成としたため、選択項目数が多い場合などには、ユーザがリモート操作デバイス5の回転を速めることで、所望の選択項目32を速やかに選択することができる。
特に、本実施形態においては、リモート操作デバイス5が所定回数以上連続して全体回転操作された場合に、選択状態にする選択項目32の切り替えを速める構成としたため、項目選択画面30内に表示されている選択項目32の数が多い等して、所定回数の全体回転操作を行っても所望の選択項目32が選択されないという状況になると、選択項目32の切り替えが自動で速められるため、選択項目32の数が多くなっても所望の選択項目32を速やかに選択することが可能となる。
また本実施形態においては、項目選択画面30以外の、例えば動画表示画面40、静止画表示画面41、及び、文書表示画面42といったGUI操作も、リモート操作デバイス5を動かす操作で行う構成としたため、複雑な操作子操作を要することなく、簡単にGUI操作を行うことができる。
なお、項目選択画面30における選択項目32の選択操作を全体回転操作に代えて、一軸回転操作により行う構成としても良い事は上述の通りである。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、リモート操作デバイス5に対する操作種別の判断をコンピュータ2が行う構成としたが、リモート操作デバイス5が操作種別を判断し、その判断結果をコンピュータ2に送信するようにしても良い。また、前掲図7に示す速度可変処理についてもリモート操作デバイス5が行い、コンピュータ2に対して選択速度の可変指示を与える構成としても良い。
また例えば、リモート操作デバイス5に誤動作防止キーを設け、この誤動作防止キーが押されている間だけ、リモート操作デバイス5が動き信号をコンピュータ2に送信する構成としても良い。この構成によれば、操作を意図していないユーザの動作が操作としてコンピュータ2に判断されて誤動作するといった事態を防止可能となる。
また例えば、上述した実施形態では、リモート操作デバイス5の操作の態様(種別)として回転中心Xを中心として回転させる操作だけを例示したが、これに限らない。例えば、GUIとして、図11に示すように、線画を画面上に描画するためのGUIである描画画面43に対し、リモート操作デバイス5を動かしたときの動きの軌跡に応じて線画を描画するといった操作も可能である。
より具体的には、描画画面43では、線画が描画されるキャンバス430と、ペンオブジェクト431とが表示され、当該ペンオブジェクト431の移動軌跡によってキャンバス430にライン432が描画される。この描画画面43において、リモート操作デバイス5を自由に移動させときの動き信号「↑」「↓」「←」「→」「RR」「RL」が順次入力されると、コンピュータ2は、その動き信号に応じてペンオブジェクト431を所定距離ずつキャンバス430上を移動させると共に、その移動の軌跡上にライン432を描画する。なお、ライン消去指示やライン432の太さ指定、色指定といったライン描画に関するコマンドを示すアイコンを集めてなるパレット433をこの描画画面43に表示し、ペンオブジェクト431がリモート操作デバイス5の操作によりパレット433に移動され、かつ、上下振り操作が行われたときに、ペンオブジェクト431が指し示すアイコンの選択決定が行われるようにしても良い。
また、上記実施形態では、本発明をプロジェクタシステム1に適用した場合を例示したが、これに限らず、テレビやコンピュータのディスプレイ等の各種表示装置に表示される選択項目画面を操作するシステムに応用可能である。
さらに、携帯電話機等のユーザが把持して使用する電子機器にリモート操作デバイス5の機能を組み込んで実施することも可能である。
なお、本発明に係る操作デバイスは、GUIを操作するための操作装置に加え、例えばコンピュータに対する各種情報の入力装置としても用いることも可能である。この応用例としては、例えば、上記実施形態に記載のリモート操作デバイス5を動かして所定の動きのパターン(例えば、「↑」「↓」「←」「↓」)をパスワードとしてコンピュータ2に対して予め登録し、当該動きのパターンがリモート操作デバイス5からコンピュータ2に入力されるまで、コンピュータ2が各種操作をロックするという応用がある。
本発明の実施形態に係るプロジェクタシステムの概略構成図。 リモート操作デバイスの操作態様を示す図。 リモート操作デバイスの機能的構成を示すブロック図。 動き検出部による動きの検出を示す図。 操作種別判断処理のフローチャート。 項目選択画面の一例を模式的に示す図。 速度可変処理のフローチャート。 動画表示画面の操作を説明するための図。 静止画表示画面の操作を説明するための図。 文書画面の操作を説明するための図。 本発明の応用例に係る描画画面の操作を説明するための図。
符号の説明
1…プロジェクタシステム、2…コンピュータ(表示制御装置)、3…プロジェクタ(表示装置)、4…スクリーン、5…リモート操作デバイス(操作デバイス)、7…先端、10…CPU、12…動き検出部、13A、13B、13C…ジャイロセンサ、30…項目選択画面、32、32A〜32I…選択項目。

Claims (7)

  1. 複数の選択項目を含む項目選択画面を表示装置に表示する表示制御装置と、
    前記項目選択画面の中から所望の選択項目を選択するための筒状の操作デバイスとを有した表示項目選択システムであって、
    前記操作デバイスは、
    操作キーと、
    前記操作デバイスの動きを検出する動き検出手段と、
    当該動き検出手段の検出信号に基づき前記操作デバイスの動きを「上」、「下」、「左」、又は「右」方向への移動、及び長軸周りの一軸回転のいずれかに分類した動き情報、及び前記操作キーの操作状態を前記表示制御装置に送信する送信手段とを有し、
    前記表示制御装置は、
    前記動き情報、及び前記操作キーの操作状態を受信する受信手段を有し、
    前記選択項目の各々を前記項目選択画面内に円周に沿って配置して前記表示装置に表示すると共に、前記操作キーの操作状態に応じて、「上」、「下」、「左」、及び「右」の動きごとに振り操作を判断する振り操作判断と、「左」又は「右」の動きと「上」又は「下」の動きの連続の有無により判断される全体回転操作、及び前記長軸周りの一軸回転の有無により判断される一軸回転操作を判断する回転操作判断との間で操作判断を切り替え、
    前記操作キーの操作状態、及び前記動き情報に基づいて前記操作デバイスの全体回転操作或いは一軸回転操作が検出されたときに、前記項目選択画面内の選択項目の各々を順に選択し、
    前記操作デバイスの振り操作が検出されたときに、選択状態にある選択項目の選択決定を行う
    ことを特徴とする表示項目選択システム。
  2. 請求項1に記載の表示項目選択システムにおいて、
    前記表示制御装置は、前記項目選択画面内に円周に沿って配置された各選択項目を選択状態にする順番を前記操作デバイスの回転操作方向と合わせることを特徴とする表示項目選択システム。
  3. 請求項1または2に記載の表示項目選択システムにおいて、
    前記表示制御装置は、選択状態にする選択項目の切り替えの速さを前記操作デバイスの回転操作の速さに応じて速めることを特徴とする表示項目選択システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の表示項目選択システムにおいて、
    前記表示制御装置は、前記操作デバイスが所定回数以上連続して回転操作された場合に、選択状態にする選択項目の切り替えを速めることを特徴とする表示項目選択システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の表示項目選択システムにおいて、
    前記表示制御装置は、前記選択項目の選択決定により動画を再生、又は、静止画を表示すると共に、前記選択項目の選択決定の後に、前記操作デバイスの回転操作が検出されたときには、前記動画の再生速度を変更し、又は、前記静止画を回転表示することを特徴とする表示項目選択システム。
  6. デバイス本体の動きを検出する動き検出手段と、
    前記動き検出手段の検出信号に基づく動き情報を送信する送信手段と、を備え、
    複数の選択項目が円周に沿って配置された項目選択画面を表示する電子機器に対し、前記動き情報に基づいて前記選択項目の選択、及び選択決定を行わせるべく、前記動き情報を送信する操作デバイスであって、
    操作キーを備え、
    前記動き検出手段の検出信号に基づき前記操作デバイスの動きを「上」、「下」、「左」、又は「右」方向への移動、及び長軸周りの一軸回転のいずれかに分類した動き情報、及び前記操作キーの操作状態を前記送信手段から前記電子機器に送信し、
    前記電子機器に、前記操作キーの操作状態に応じて、「上」、「下」、「左」、及び「右」の動きごとに振り操作を判断する振り操作判断と、「左」又は「右」の動きと「上」又は「下」の動きの連続の有無により判断される全体回転操作、及び前記長軸周りの一軸回転の有無により判断される一軸回転操作を判断する回転操作判断との間で操作判断を切り替え、
    前記操作キーの操作状態、及び前記動き情報に基づいて前記操作デバイスの全体回転操作或いは一軸回転操作が検出されたときに、前記項目選択画面内の選択項目の各々を順に表示し、
    前記操作デバイスの振り操作が検出されたときに、選択状態にある選択項目の選択決定を行わせる
    ことを特徴とする操作デバイス。
  7. 表示装置に表示され、円周に沿って配置された複数の選択項目を含む項目選択画面の中から所望の選択項目を、操作キーを有する筒状の操作デバイスにより選択、及び選択決定する表示項目選択方法であって、
    前記操作デバイスが、
    前記デバイス本体の動きを検出し、
    当該動きの検出信号に基づき前記デバイス本体の動きを「上」、「下」、「左」、又は「右」方向への移動、及び長軸周りの一軸回転のいずれかに分類した動き情報、及び前記操作キーの操作状態を前記表示装置に送信し、
    前記表示装置が、
    前記動き情報、及び前記操作キーの操作状態を受信し、
    前記操作キーの操作状態に応じて、「上」、「下」、「左」、及び「右」の動きごとに振り操作を判断する振り操作判断と、「左」又は「右」の動きと「上」又は「下」の動きの連続の有無により判断される全体回転操作、及び前記長軸周りの一軸回転の有無により判断される一軸回転操作を判断する回転操作判断との間で操作判断を切り替え、
    前記操作キーの操作状態、及び前記動き情報に基づいて前記操作デバイスの全体回転操作或いは一軸回転操作が検出されたときに、前記項目選択画面内の選択項目の各々を順に選択し、
    前記操作デバイスの振り操作が検出されたときに、選択状態にある選択項目の選択決定を行う
    ことを特徴とする表示項目選択方法。
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