JP5002425B2 - アクチュエーターの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印加電圧に応じて伸縮することにより駆動力を出力可能なアクチュエーター素子を備えるアクチュエーターの製造方法に関する。
例えば、特許文献1には、中空紐状のアクチュエーターが紹介されている。同文献のアクチュエーターは、中空紐状のアクチュエーター素子と、該アクチュエーター素子の内外周面に配置される一対の電極層と、を備えている。
特許文献1の[0024]に記載されているように、同文献のアクチュエーターは以下の方法により製造される。まず、針状金型の外周面に導電材をコートすることにより、内周面側の電極層を形成する。次に、電極層の外周面に誘電体エラストマーをコートすることにより、アクチュエーター素子を形成する。続いて、アクチュエーター素子の外周面に導電材をコートすることにより、外周面側の電極層を形成する。最後に、針状金型を引き抜くことにより、三層構造のアクチュエーターが完成する。このようにして、同文献のアクチュエーターは製造される。
特開2003−230288号公報
ところで、紐状のアクチュエーターは、軸方向に伸縮することにより駆動力を出力する。このため、軸方向に引張強度が高いことが要求される。また、耐久性が高いことが要求される。しかしながら、特許文献1に記載のアクチュエーターの製造方法によると、充分な引張強度、耐久性を有するアクチュエーターを作製するのが困難である。また、仮に、特許文献1の製造方法により作製されたアクチュエーターを、伸縮を確保するために延伸させても、強度が小さく、電圧印加による伸びが小さい。
本発明のアクチュエーターの製造方法は、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、充分な引張強度、耐久性を有するアクチュエーターを作製可能なアクチュエーターの製造方法を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明のアクチュエーターの製造方法は、誘電体エラストマー製であって紐状のアクチュエーター素子を備えてなるアクチュエーターの製造方法であって、前記アクチュエーター素子となる素子原料を紐状に成形し、成形中および成形後のうち少なくとも一方において、該素子原料の架橋温度以上に加熱し、半架橋状態の半架橋体を作製する半架橋体作製工程と、該半架橋体を軸方向に延伸したまま加熱し、該半架橋体の架橋反応を完了させ完全架橋体を作製する完全架橋体作製工程と、を有することを特徴とする(請求項1に対応)。ここで、「半架橋状態」とは、架橋が完全に飽和する前の状態をいう。
半架橋体作製工程においては、半架橋状態の半架橋体を作製する。また、完全架橋体作製工程においては、半架橋体を延伸したまま加熱し、架橋反応を完了させる。こうすることにより、完全架橋体を構成する分子を、軸方向に配向させることができる。このため、充分な引張強度、耐久性を有するアクチュエーターを作製することができる。また、配向させることにより、誘電率が向上し、より大きなクーロン力が発生することで、変形が大きくなる。
ここで、仮に、未架橋状態のまま軸方向に延伸すると、延伸により未架橋状態の素子原料が流動するだけで、分子が配向しにくい。一方、仮に、完全架橋状態になってから軸方向に延伸すると、延伸により完全架橋状態の誘電体エラストマーが弾性変形するだけで、やはり分子が配向しにくい。これに対して、半架橋状態で延伸すると、半架橋体が適度な流動性および粘弾性を有している。このため、延伸により分子を配向させやすい。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、前記半架橋体作製工程は、押出成形により前記素子原料を紐状に成形する構成とする方がよい(請求項2に対応)。紐状のアクチュエーター素子は、単体で使用されることは勿論、複数本束ねて使用されることや、編み物状に編んで使用されることもある。このため、アクチュエーター素子には、寸法精度が高いことが要求される。この点、上記特許文献1に記載のアクチュエーターの製造方法によると、アクチュエーターの寸法精度を高くすることができる。しかしながら、同文献記載のアクチュエーターの製造方法は、大量生産に不向きである。
これに対して、本構成のアクチュエーターの製造方法によると、半架橋体作製工程において、押出成形と加熱とを適宜組み合わせることにより、半架橋体を作製している。押出成形は、長尺物の大量生産に好適である。このため、半架橋体延いてはアクチュエーターを大量生産することができる。
また、本構成のアクチュエーターの製造方法によると、押出成形だけでは半架橋体の形状が所望の形状に作り込めない場合でも、半架橋体を軸方向に延伸することにより、形状を整えることができる。このため、アクチュエーターの寸法精度を高くすることができる。このように、本構成のアクチュエーターの製造方法によると、寸法精度の高いアクチュエーターを大量生産することができる。
(2−1)好ましくは、上記(2)の構成において、前記完全架橋体の肉厚は0.02mm以上0.50mm以下であり、外径は0.1mm以上2.0mm以下である構成とする方がよい。ここで、「外径」とは、径方向断面が円形の場合は直径をいう。また、径方向断面が多角形等の場合は、径方向最大長さをいう。
通常、押出成形は、薄肉、小径な成形体を作製するのに不利である。しかしながら、本構成のアクチュエーターの製造方法は、半架橋体を軸方向に延伸する完全架橋体作製工程を有している。このため、半架橋体を押出成形により作製するにもかかわらず、薄肉、小径のアクチュエーター素子を作りやすい。逆に言えば、押出成形の際、薄肉、小径の半架橋体を作製する必要がないため、工程上の制約が少ない。
ここで、肉厚を0.50mm以下としたのは、0.50mm超過の場合、アクチュエーター素子の径が大径化するからである。また、動作するのに必要な印加電圧が大きくなるからである。一方、肉厚を0.02mm以上としたのは、0.02mm未満の場合、絶縁破壊が起きやすくなるからである。また、電極の弾性率の影響を受けやすくなるため、電圧印加による変位が小さくなるからである。
また、外径を2.0mm以下としたのは、2.0mm超過の場合、アクチュエーター素子の径が大径化するからである。一方、外径を0.1mm以上としたのは、0.1mm未満の場合、アクチュエーター素子端部の固定が困難になるからである。
(3)好ましくは、上記(2)の構成において、前記半架橋体作製工程は、前記素子原料を紐状に押出成形しながら該素子原料の架橋温度以上に加熱することにより前記半架橋体を作製する成形兼加熱工程である構成とする方がよい(請求項3に対応)。
本構成のアクチュエーターの製造方法によると、成形しながら素子原料を半架橋することができる。このため、工数を削減できる。また、押出成形の際に発生する熱を利用して(勿論利用しなくてもよい)、素子原料を加熱することができる。
(4)好ましくは、上記(2)の構成において、前記半架橋体作製工程は、前記素子原料を紐状に押出成形し成形体を作製する押出成形工程と、押出成形後の該成形体を該成形体の架橋温度以上に加熱し、前記半架橋状態の前記半架橋体を作製する加熱工程と、を有する構成とする方がよい(請求項4に対応)。
本構成のアクチュエーターの製造方法によると、押出成形と、加熱とを別々の工程で行っている。このため、押出成形、加熱、各々の条件設定の自由度が高い。したがって、押出成形が容易である。並びに、容易に半架橋体を作製することができる。
(5)好ましくは、上記(4)の構成において、前記アクチュエーターは、n(n≧1)層のアクチュエーター素子と、n層の導電体エラストマー製の電極層と、が交互に径方向に積層されてなり、最内層の該アクチュエーター素子の内径側に導電性を有する液状またはゲル状の流動体電極を備え、前記押出成形工程は、n個の前記素子原料と、各々該電極層となるn個の電極原料と、を複層押出成形し、軸部が中空であってかつ複層構造の前記成形体を作製する中空押出成形工程であり、該中空押出成形工程と前記加熱工程との間に、該成形体の該軸部に該流動体電極を注入する注入工程を有する構成とする方がよい(請求項5に対応)。
本構成のアクチュエーターの製造方法によると、アクチュエーター素子と電極層とを、複層押出成形により、一体成形することができる。このため、アクチュエーター素子と電極層とを別途接合しなくて済む分、工数を削減することができる。また、アクチュエーター素子と電極層との接合強度が高い。
また、本構成のアクチュエーターの製造方法により作製されるアクチュエーターは、軸部に流動性電極を有している。このため、駆動時に、流動性電極が、最内層のアクチュエーター素子の伸縮を拘束するおそれが小さい。
また、アクチュエーター素子に塗布することにより電極層を形成する場合、困難となるのは、最内層のアクチュエーター素子の内周面に電極層を塗布する作業である。この点、本構成のアクチュエーターの製造方法によると、最内層のアクチュエーター素子の内径側には、流動体電極が配置される。このため、最内層のアクチュエーター素子の内周面に電極層を塗布する必要がない。
(6)好ましくは、上記(2)ないし(4)のいずれかの構成において、前記アクチュエーターは、n(n≧1)層のアクチュエーター素子と、n+1層の導電体エラストマー製の電極層と、が交互に径方向に積層されてなり、前記半架橋体作製工程は、n個の前記素子原料と、各々該電極層となるn+1個の電極原料と、を複層押出成形し、成形中および成形後のうち少なくとも一方において、該素子原料および該電極原料の架橋温度以上に加熱し、複層構造の前記半架橋体を作製する複層半架橋体作製工程である構成とする方がよい(請求項6に対応)。
本構成のアクチュエーターの製造方法によると、アクチュエーター素子と電極層とを、複層押出成形により、一体成形することができる。このため、アクチュエーター素子と電極層とを別途接合しなくて済む分、工数を削減することができる。また、アクチュエーター素子と電極層との接合強度が高い。
(7)好ましくは、上記(6)の構成において、最内層の前記電極層は、中実棒状の棒状電極である構成とする方がよい(請求項7に対応)。本構成のアクチュエーターの製造方法によると、軸部に棒状電極を有する中実のアクチュエーターを、一体成形することができる。また、本構成のアクチュエーターの製造方法によると、半架橋体がチューブ状である場合と比較して、半架橋体を延伸する際、半架橋体が潰れにくい。
(8)好ましくは、上記(6)の構成において、前記アクチュエーターは、最内層の前記電極層の内径側に誘電体エラストマー製の芯材を備え、前記複層半架橋体作製工程は、n個の前記素子原料と、各々該電極層となるn+1個の電極原料と、該芯材となる芯材原料と、を複層押出成形し、成形中および成形後のうち少なくとも一方において、該素子原料および該電極原料および該芯材原料の架橋温度以上に加熱し、中実であってかつ複層構造の前記半架橋体を作製する中実複層半架橋体作製工程である構成とする方がよい(請求項8に対応)。
本構成のアクチュエーターの製造方法によると、軸部に絶縁性の芯材を有する中実のアクチュエーターを、一体成形することができる。また、本構成のアクチュエーターの製造方法によると、半架橋体がチューブ状である場合と比較して、半架橋体を延伸する際、半架橋体が潰れにくい。
(9)好ましくは、上記(1)ないし(8)のいずれかの構成において、前記半架橋状態における前記半架橋体の弾性率は、前記完全架橋体の弾性率と、架橋開始前の未架橋状態の未架橋体の弾性率と、の差分を100%として、20%以上60%以下の範囲で、該未架橋体の弾性率に対して、向上している構成とする方がよい(請求項9に対応)。
未架橋体は、架橋反応により、半架橋体、完全架橋体になる。ここで、未架橋体に対する弾性率の向上分を60%以下としたのは、60%超過の場合、半架橋体を延伸したまま架橋しても、形状が戻りやすくなり、配向性が低くなるからである。一方、未架橋体に対する弾性率の向上分を20%以上としたのは、20%未満の場合、延伸しても配向しにくくなる上に、切断しやすくなるからである。
(10)好ましくは、上記(1)ないし(4)のいずれかの構成において、前記アクチュエーターは、前記アクチュエーター素子の表面に配置される電極層を備え、さらに、前記完全架橋体作製工程の後に、前記完全架橋体の表面に該電極層となる電極原料を塗布する電極原料塗布工程を有する構成とする方がよい(請求項10に対応)。本構成によると、簡単にアクチュエーター素子の表面に電極層を配置することができる。
(11)好ましくは、上記(1)ないし(10)のいずれかの構成において、前記完全架橋体作製工程における前記半架橋体の延伸率は、45%以上である構成とする方がよい(請求項11に対応)。
ここで、延伸率R1とは、半架橋体の、無延伸状態の軸方向長さをL0、延伸状態の軸方向長さをL1として、R1=((L1−L0)/L0)×100をいう。延伸率を45%以上としたのは、45%未満の場合、印加電圧に対するアクチュエーター素子の変位が大きくなりにくいからである。より好ましくは、延伸率を50%以上とする方がよい。こうすると、さらに印加電圧に対するアクチュエーター素子の変位が大きくなる。
本発明のアクチュエーターの製造方法によると、充分な引張強度、耐久性を有するアクチュエーターを作製することができる。
以下、本発明のアクチュエーターの製造方法の実施の形態について説明する。
[アクチュエーターの構成]
まず、本実施形態のアクチュエーターの製造方法により製造されるアクチュエーターの構成について説明する。図1に、本実施形態のアクチュエーターの製造方法により製造されるアクチュエーターの斜視図を示す。なお、説明の便宜上、一部を透過して示す。図2に、同アクチュエーターの端面図を示す。図1、図2に示すように、アクチュエーター1は、アクチュエーター素子20と、内外一対の電極層21、22と、を備えている。
アクチュエーター素子20は、ニトリルゴム製であって紐状を呈している。アクチュエーター素子20を構成するニトリルゴムの分子は、軸方向に配向している。内側の電極層21および外側の電極層22は、カーボンが配合されたアクリルバインダー製である。アクチュエーター素子20(前記(2−1)の完全架橋体に対応)の肉厚d1は、0.2mmである。また、外径d2は、1.5mmである。
電極層21、22間に電圧が印加されると、電極層21、22間の静電引力が大きくなる。このため、アクチュエーター素子20は、電極層21、22間で径方向に圧縮され、軸方向に伸長する。電圧の印加を停止すると、アクチュエーター素子20は、自身の弾性復元力により径方向に伸長し、かつ軸方向に収縮する。このように、電圧の印加、停止に応じて、アクチュエーター素子20は軸方向に伸縮する。当該伸縮変形を利用して、アクチュエーター1から駆動力が取り出される。
[アクチュエーターの製造方法]
次に、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法について説明する。本実施形態のアクチュエーターの製造方法は、複層半架橋体作製工程と、完全架橋体作製工程と、を有している。
まず、複層半架橋体作製工程について説明する。複層半架橋体作製工程は、押出成形工程と、切断工程と、加熱工程と、を有している。図3に、複層半架橋体作製工程の模式図を示す。図3(a)は押出成形工程を、図3(b)は切断工程を、図3(c)は加熱工程を、それぞれ示す。
押出成形工程においては、図3(a)に示すように、押出成形装置9の原料供給部90〜92に、原料を投入する。具体的には、原料供給部90には、前出図2のアクチュエーター素子20となる素子原料20aを投入する。また、原料供給部91には、前出図2の内側の電極層21となる電極原料21aを投入する。また、原料供給部92には、前出図2の外側の電極層22となる電極原料22aを投入する。そして、ダイス93から、チューブ状の成形体1aを押し出す。成形体1aは、径方向内側から外側に向かって、電極原料21a→素子原料20a→電極原料22aと積み重なった三層積層構造を呈している。切断工程においては、図3(b)に示すように、成形体1aを、所定の軸方向長さLずつ切断する。
加熱工程においては、図3(c)に示すように、架橋炉8の炉本体80内部に、成形体1aを搬入する。具体的には、共に停止状態の上流側ローラー81と下流側ローラー82との間に、成形体1aを架設する。そして、所定の温度パターンで成形体1aを加熱し、半架橋状態の半架橋体1bを作製する。
半架橋体1bの弾性率は、アクチュエーター素子20の弾性率と、架橋開始前の未架橋状態の未架橋体(成形体1aの素子原料20a)の弾性率と、の差分を100%として、20%以上60%以下の範囲で、未架橋体の弾性率に対して、向上している。
なお、半架橋体1bの弾性率は、0.73MPaであり、未架橋体の弾性率は、0.6MPaであり、アクチュエーター素子20の弾性率は、0.86MPaである。
半架橋体1b、未架橋体、完全架橋体(アクチュエーター素子20)の弾性率は、引張評価により測定する。具体的には、アクチュエーター素子20(軸方向長さ60mm)の中央に20mmの標線をつけ、上端(軸方向一端)と下端(軸方向他端)とを引っ張り試験機に取り付けて、100mm/分の速度で引っ張る。標線が50%伸びたときの応力を評価する。
次に、完全架橋体作製工程について説明する。図4に、完全架橋体作製工程の模式図を示す。完全架橋体作製工程においては、図4に示すように、上流側ローラー81を停止したまま、下流側ローラー82を移動させる。そして、半架橋体1bを軸方向に延伸する。それから、半架橋体1bを延伸したまま、所定の温度パターンで半架橋体1bを加熱し、完全架橋状態の完全架橋体1cを作製する。
その後、完全架橋体1cを、所定の軸方向長さで切断することにより、前出図2のアクチュエーター1が完成する。このようにして、本実施形態のアクチュエーター1は作製される。
[作用効果]
次に、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法の作用効果について説明する。本実施形態のアクチュエーター1の製造方法によると、前出図4に示すように、完全架橋体作製工程において、半架橋体1bを延伸したまま加熱し、架橋反応を完了させている。このため、アクチュエーター素子20を構成するニトリルゴムの分子を、軸方向に配向させることができる。したがって、充分な引張強度、耐久性を有するアクチュエーター1を作製することができる。
ここで、仮に、成形体1aのまま軸方向に延伸すると、延伸により未架橋状態の素子原料20aが流動するだけで、分子が配向しにくい。一方、仮に、完全架橋状態になってから軸方向に延伸すると、延伸により完全架橋状態のニトリルゴムが弾性変形するだけで、やはり分子が配向しにくい。これに対して、半架橋状態で延伸すると、半架橋体1bが適度な流動性および粘弾性を有している。このため、延伸により分子を配向させやすい。
また、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法によると、半架橋体1bが押出成形装置9を用いて作製されている。押出成形は、長尺物の大量生産に好適である。このため、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法によると、半架橋体1b延いてはアクチュエーター1を大量生産することができる。
また、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法によると、押出成形だけでは半架橋体1bの形状が所望の形状に作り込めない場合でも、半架橋体1bを軸方向に延伸することにより、形状を整えることができる。このため、アクチュエーター1の寸法精度を高くすることができる。このように、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法によると、寸法精度の高いアクチュエーター1を大量生産することができる。
また、本実施形態のアクチュエーター1のアクチュエーター素子20の肉厚d1は、0.2mmである。また、外径d2は、1.5mmである。通常、押出成形は、薄肉、小径な成形体1aを作製するのに不利である。しかしながら、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法は、半架橋体1bを軸方向に延伸する完全架橋体作製工程を有している。このため、半架橋体1bを押出成形により作製するにもかかわらず、薄肉、小径のアクチュエーター素子20を作りやすい。逆に言えば、押出成形の際、薄肉、小径の半架橋体1bを作製する必要がないため、工程上の制約が少ない。すなわち、所望の径よりも大径の半架橋体1bを押出成形により作製しておき、後から延伸することで所望の径を有する完全架橋体1cを作製してもよい。
また、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法によると、前出図3に示すように、複層半架橋体作製工程は、押出成形工程と、切断工程と、加熱工程と、を有している。すなわち、押出成形と加熱とを別々の工程で行っている。このため、押出成形、加熱、各々の条件設定の自由度が高い。したがって、押出成形が容易である。並びに、容易に半架橋体1bを作製することができる。
また、本実施形態のアクチュエーター1の製造方法によると、アクチュエーター素子20と電極層21、22とを、複層押出成形により、一体成形することができる。このため、アクチュエーター素子20と電極層21、22とを別途接合しなくて済む分、工数を削減することができる。また、アクチュエーター素子20と電極層21、22との接合強度が高い。
また、本実施形態のアクチュエーターの製造方法によると、半架橋体1bの弾性率は、アクチュエーター素子20の弾性率と、架橋開始前の未架橋状態の未架橋体の弾性率と、の差分を100%として、20%以上60%以下の範囲で、未架橋体の弾性率に対して、向上している。このため、半架橋体1bを延伸したまま架橋しても、形状が戻りにくい。また、配向性が高くなる。また、切断しにくい。
以上、本発明のアクチュエーターの製造方法の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、上記実施形態においては、成形体1aを所定の軸方向長さLに切断後、半架橋体1b、完全架橋体1cに加工した。しかしながら、長尺状の成形体1aを、切断しないで連続的に成形体1a→半架橋体1b→完全架橋体1cと加工してもよい。この場合、製造ラインの上流側に半架橋用の架橋炉を、下流側の完全架橋用の架橋炉を、それぞれ配置すればよい。また、成形体1a、半架橋体1b、完全架橋体1cの搬送は、ベルトコンベアやローラーなどにより行えばよい。また、半架橋体1bの延伸は、例えば、完全架橋用の架橋炉の流れ方向両側において、上流側の搬送速度よりも、下流側の搬送速度を、速くすることにより行ってもよい。完成した完全架橋体1cは、例えばボビンなどに巻き取って収納してもよい。
また、上記実施形態においては、完全架橋体作製工程において、前出図4に示すように、上流側ローラー81を停止し下流側ローラー82だけを移動させることにより、半架橋体1bを延伸した。しかしながら、上流側ローラー81を停止させ、下流側ローラー82を回転させることにより、半架橋体1bを延伸してもよい。また、上流側ローラー81および下流側ローラー82を反対方向に回転させることにより、半架橋体1bを延伸してもよい。また、上流側ローラー81、下流側ローラー82以外に、例えばクランプリングのようなもので、径方向外側から半架橋体1bを把持し、半架橋体1bを延伸してもよい。
また、上記実施形態においては、前出図3(c)に示すように、加熱工程において、未架橋状態の成形体1aを、停止状態の上流側ローラー81と下流側ローラー82との間に架設した。しかしながら、例えばベルトコンベアの上に載置してもよい。こうすると、成形体1aが自重により変形しにくい。
また、上記実施形態においては、前出図3に示すように、押出成形と加熱とを別々に行ったが、同時に行ってもよい。この場合、押出成形時に発生する熱を利用して、成形体1aを半架橋体1bにしてもよい。こうすると、架橋炉8を使用せずに、半架橋体1bを作製することができる。
また、上記実施形態においては、前出図2に示すように、アクチュエーター1を中空状に作製した。しかしながら、中実状に作製してもよい。具体的には、最内層の電極層21は、棒状電極でもよい。この場合、棒状電極用の電極原料は原料供給部91に投入すればよい。また、最内層の電極層21の内径側に、誘電体エラストマー製の芯材を別途配置してもよい。この場合、芯材用の芯材原料は、押出機をもう一台設け、その押出機の原料供給部に、投入すればよい。
また、最内層の電極層21の代わりに、液状またはゲル状の流動体電極を配置してもよい。流動体電極は、切断工程(前出図3(b))と加熱工程(前出図3(c))との間に設定された注入工程において、成形体1a内部に注入してもよい。この場合、まず所定の軸方向長さLに切断された成形体1aの軸方向一端部を封止し、次いで軸方向他端部から流動体電極を成形体1a内部に注入し、最後に軸方向他端部を封止することにより、成形体1a内部に流動体電極を封入してもよい。また、成形体1aの軸方向両端を封止してから、注射器により当該封止区間に流動性電極を注入してもよい。流動体電極は、熱膨張率が小さいものが好ましい。こうすると、加熱工程における変形を抑制することができる。また、流動体電極は、加熱工程、完全架橋体作製工程において気化しにくいものが好ましい。こうすると、流動体電極が気化して、成形体1aや半架橋体1bや完全架橋体1cから漏出するのを抑制することができる。
また、上記実施形態においては、アクチュエーター1そのものを押出成形により一体的に作製したが、アクチュエーター素子20だけを押出成形により作製してもよい。そして、電極層21、22を、塗布、ディッピングなどにより、アクチュエーター素子20の内周面および外周面に配置してもよい。こうすると、押出成形装置9の構造が簡単になる。このため、押出成形に関するコストを削減することができる。
また、上記実施形態においては、アクチュエーター素子20の材質をニトリルゴムとしたが、アクチュエーター素子20の材質は、電極層21、22間の静電引力に応じて変形するものであれば、特に限定しない。例えば、誘電性、絶縁破壊強度が高い誘電体エラストマーとして、上記アクリロニトリルーブタジエン共重合ゴムやこれを水素添加した水素化アクリロニトリルーブタジエン共重合ゴムのニトリルゴムの他、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等が挙げられる。
また、アクチュエーター1の軸直方向断面の形状も特に限定しない。真円状(真円リング状含む。以下同様。)の他、楕円状、長円状(対向する一対の半円同士を一対の直線で接続した形状)としてもよい。あるいは、三角形状、四角形状、六角形状などの多角形状としてもよい。
また、アクチュエーター素子20の肉厚d1、外径d2(前出図2参照)も特に限定しない。アクチュエーター1の用途等に応じて適宜決定すればよい。例えば、アクチュエーター1の小型化、低電位駆動化、および変位量を大きくする等の観点からは、アクチュエーター素子20の肉厚d1は小さい方が望ましい。この場合、絶縁破壊強度等を考慮して、アクチュエーター素子20の肉厚d1を、5μm以上480μm以下とするとよい。10μm以上200μm以下とするとより好適である。
また、上記実施形態においては、電極層21、22の材質をカーボンが配合されたアクリルバインダー製としたが、電極層21、22の材質は、特に限定しない。好ましくは、アクチュエーター素子20の伸縮に応じて伸縮可能であることが望ましい。電極層21、22が、アクチュエーター素子20と共に伸縮すると、アクチュエーター素子20の変形が電極層21、22によって妨げられにくく、より所望の変位量を得やすくなる。例えば、カーボンブラック、カーボンナノチューブ等の炭素材料からなる導電材に、バインダーとしてオイルやエラストマーを混合したペーストまたは塗料を塗布して、電極層21、22を形成するとよい。バインダーとなるエラストマーとしては、例えば、シリコーンゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)、天然ゴム(NR)、ブチルゴム(IIR)、イソプレンゴム(IR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(H−NBR)、ヒドリン系ゴム、クロロプレンゴム(CR)、ウレタンゴム等の柔軟なものが好適である。また、アクチュエーター素子20の伸縮性をより向上させるため、カーボンブラック、カーボンナノチューブ等の導電性微粉体を誘電膜の表面に直接付着させて電極層21、22を形成してもよい。
また、上記実施形態における電極層22の外径側に、さらに絶縁層を積層させてもよい。絶縁層の材質は、電極層22からの漏電を防止することができれば、特に限定しない。例えば、電極層21、22と同様、アクチュエーター素子20の伸縮に応じて伸縮可能であることが望ましい。例えば、シリコーンゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)、天然ゴム(NR)、ブチルゴム(IIR)、イソプレンゴム(IR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(H−NBR)、ヒドリン系ゴム、クロロプレンゴム(CR)、ウレタンゴム等の柔軟なものが好適である。絶縁層をアクチュエーター素子20と同じ材質にすると、より大きな駆動力を得ることができる。
また、アクチュエーター素子20および電極層21、22の、径方向積層数も特に限定しない。印加電圧が同じ場合、積層数を多くすると、アクチュエーター1の駆動力を大きくすることができる。印加電圧、所望の駆動力などに応じて、適宜積層数を設定すればよい。
また、アクチュエーター素子20は、単独で用いても複数本を束ねて用いてもよい。束ねて使用すると、より大きな駆動力を出力することができるので、例えば人工筋肉等として有用である。
また、アクチュエーター素子20の複数本をメリヤス編み等により編んで使用してもよい。また、アクチュエーター素子20の複数本を平織り等により織って使用してもよい。さらに、アクチュエーター素子20を複数束ねた集束体を、同様に編んだり、あるいは織ったりして使用してもよい。
以下、本発明のアクチュエーターの製造方法により作製されたアクチュエーターについて行った実験について説明する。
[実施例サンプルの寸法]
実施例1、実施例2のアクチュエーターは、上記実施形態のアクチュエーターと同様の構成を有している(図1、図2参照)。実施例1、実施例2のアクチュエーターのアクチュエーター素子の肉厚は、0.2mmである。また、外径(直径)は、1.5mmである。また、内径(直径)は、1.1mmである。また、軸方向長さは、110mmである。
[実施例サンプルの製造方法]
実施例1、実施例2のアクチュエーターの製造方法は、半架橋体作製工程と、完全架橋体作製工程と、電極塗布工程と、を有している。半架橋体作製工程においては、アクチュエーター素子となる素子原料を紐状に成形し、170℃で1分間加熱し、半架橋状態の半架橋体を作製した。完全架橋体作製工程においては、半架橋体を軸方向に所定の延伸率で延伸したまま、170℃で14分間加熱し、半架橋体の架橋反応を完了させ完全架橋体を作製した。なお、実施例1用のアクチュエーター素子の延伸率は50%とした。また、実施例2用のアクチュエーター素子の延伸率は100%とした。電極原料塗布工程においては、実施例1用、実施例2用のアクチュエーター素子各々の、内外周面に、導電カーボンをアクリルエラストマーに分散した溶液を塗布した後、乾燥し、電極を配置した。その後、アクチュエーター素子の軸方向一端(上端)を天井からぶら下げた。そして、アクチュエーター素子の軸方向他端(下端)に、20gの錘をぶら下げた。このようにして、実施例1、実施例2のアクチュエーターを作製した。
[比較例サンプルの寸法および製造方法]
比較例のアクチュエーターの寸法は、実施例1、実施例2のアクチュエーターの寸法と同様とした。また、比較例のアクチュエーターの製造方法は、完全架橋体作製工程において半架橋体を延伸しなかった(つまり延伸率0%)こと以外は、実施例1、実施例2のアクチュエーターの製造方法と同様とした。
[実験結果]
図5に、実施例サンプル、比較例サンプルの印加電圧に対する変位率を示す。図5中、aは任意の正数である。変位率R2とは、実施例サンプル、比較例サンプルの、電圧印加前の軸方向長さをX0、電圧印加後の軸方向長さをX1として、R2=((X1−X0)/X0)×100をいう。また、印加電圧は、アクチュエーター素子の単位肉厚(1μm)あたりの値である。
図5に示すように、印加電圧に対する変位率は、実施例2(延伸率100%)が最も大きく、実施例1(延伸率50%)が次に大きく、比較例(延伸率0%)が最も小さかった。このように、延伸率が大きくなるに従って、所定の印加電圧に対する変位率が大きくなることが判った。また、印加電圧が大きいほど、比較例と実施例1との変位率の差A1、および実施例1と実施例2との変位率の差A2が大きくなることが判った。
また、延伸率が大きくなるに従って、所定の変位率を達成するための印加電圧が小さくなることが判った。また、変位率が大きいほど、比較例と実施例1との印加電圧の差B1、および実施例1と実施例2との印加電圧の差B2が大きくなることが判った。
本発明のアクチュエーターの製造方法の一実施形態となる製造方法により製造されるアクチュエーターの斜視図である。 同アクチュエーターの端面図である。 (a)は押出成形工程を、(b)は切断工程を、(c)は加熱工程を、それぞれ示す模式図である。 完全架橋体作製工程を示す模式図である。 実施例サンプル、比較例サンプルの印加電圧に対する変位率を示すグラフである。
符号の説明
1:アクチュエーター、1a:成形体、1b:半架橋体、1c:完全架橋体。
20:アクチュエーター素子、20a:素子原料、21:電極層、21a:電極原料、22:電極層、22a:電極原料。
8:架橋炉、80:炉本体、81:上流側ローラー、82:下流側ローラー。
9:押出成形装置、90〜92:原料供給部、93:ダイス。
L:軸方向長さ、d1:肉厚、d2:外径。

Claims (11)

  1. 誘電体エラストマー製であって紐状のアクチュエーター素子を備えてなるアクチュエーターの製造方法であって、
    前記アクチュエーター素子となる素子原料を紐状に成形し、成形中および成形後のうち少なくとも一方において、該素子原料の架橋温度以上に加熱し、半架橋状態の半架橋体を作製する半架橋体作製工程と、
    該半架橋体を軸方向に延伸したまま加熱し、該半架橋体の架橋反応を完了させ完全架橋体を作製する完全架橋体作製工程と、
    を有することを特徴とするアクチュエーターの製造方法。
  2. 前記半架橋体作製工程は、押出成形により前記素子原料を紐状に成形する請求項1に記載のアクチュエーターの製造方法。
  3. 前記半架橋体作製工程は、前記素子原料を紐状に押出成形しながら該素子原料の架橋温度以上に加熱することにより前記半架橋体を作製する成形兼加熱工程である請求項2に記載のアクチュエーターの製造方法。
  4. 前記半架橋体作製工程は、前記素子原料を紐状に押出成形し成形体を作製する押出成形工程と、
    押出成形後の該成形体を該成形体の架橋温度以上に加熱し、前記半架橋状態の前記半架橋体を作製する加熱工程と、
    を有する請求項2に記載のアクチュエーターの製造方法。
  5. 前記アクチュエーターは、n(n≧1)層のアクチュエーター素子と、n層の導電体エラストマー製の電極層と、が交互に径方向に積層されてなり、最内層の該アクチュエーター素子の内径側に導電性を有する液状またはゲル状の流動体電極を備え、
    前記押出成形工程は、n個の前記素子原料と、各々該電極層となるn個の電極原料と、を複層押出成形し、軸部が中空であってかつ複層構造の前記成形体を作製する中空押出成形工程であり、
    該中空押出成形工程と前記加熱工程との間に、該成形体の該軸部に該流動体電極を注入する注入工程を有する請求項4に記載のアクチュエーターの製造方法。
  6. 前記アクチュエーターは、n(n≧1)層のアクチュエーター素子と、n+1層の導電体エラストマー製の電極層と、が交互に径方向に積層されてなり、
    前記半架橋体作製工程は、n個の前記素子原料と、各々該電極層となるn+1個の電極原料と、を複層押出成形し、成形中および成形後のうち少なくとも一方において、該素子原料および該電極原料の架橋温度以上に加熱し、複層構造の前記半架橋体を作製する複層半架橋体作製工程である請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のアクチュエーターの製造方法。
  7. 最内層の前記電極層は、中実棒状の棒状電極である請求項6に記載のアクチュエーターの製造方法。
  8. 前記アクチュエーターは、最内層の前記電極層の内径側に誘電体エラストマー製の芯材を備え、
    前記複層半架橋体作製工程は、n個の前記素子原料と、各々該電極層となるn+1個の電極原料と、該芯材となる芯材原料と、を複層押出成形し、成形中および成形後のうち少なくとも一方において、該素子原料および該電極原料および該芯材原料の架橋温度以上に加熱し、中実であってかつ複層構造の前記半架橋体を作製する中実複層半架橋体作製工程である請求項6に記載のアクチュエーターの製造方法。
  9. 前記半架橋状態における前記半架橋体の弾性率は、前記完全架橋体の弾性率と、架橋開始前の未架橋状態の未架橋体の弾性率と、の差分を100%として、20%以上60%以下の範囲で、該未架橋体の弾性率に対して、向上している請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のアクチュエーターの製造方法。
  10. 前記アクチュエーターは、前記アクチュエーター素子の表面に配置される電極層を備え、
    さらに、前記完全架橋体作製工程の後に、前記完全架橋体の表面に該電極層となる電極原料を塗布する電極原料塗布工程を有する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のアクチュエーターの製造方法。
  11. 前記完全架橋体作製工程における前記半架橋体の延伸率は、45%以上である請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のアクチュエーターの製造方法。
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