JP5047794B2 - 分析装置、この分析装置における測光機構のクリーニング方法およびクリーニング用具 - Google Patents

分析装置、この分析装置における測光機構のクリーニング方法およびクリーニング用具 Download PDF

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Description

本発明は、測光機構を利用した光学的手法により試料の分析を行うように構成された分析装置において、測光機構をクリーニングする技術に関する。
図17および図18に示したように、分析装置9としては、テーブル90の載置部91に試験片92を載置させて測光機構93に試験片92を搬送し、測光機構93における測光結果に基づいて試料の分析を行うように構成されたものがある(たとえば特許文献1参照)。測光機構93は、ケース94に発光素子95および受光素子96を保持させたものであり、ケース94の下部開口97が透明板98によって塞がれた構成とされている。
透明板98は、発光素子95から出射された光および試験片92の試薬パッド99において反射した光が透過する部分である。そのため、透明板98の表面98aが汚れている場合には、透明板98を透過する際に光が吸収あるいは反射されてしまうため、透明板98の表面98aは頻繁にクリーニングするのが好ましい。
しかしながら、分析装置9では、受光素子96において外部光が受光されないようにするために、テーブル90の上面90aと測光機構93の透明板98の表面98aとの間の距離が小さく設定され、測光機構93が装置の奥まった位置に配置されている。そのため、透明板98のクリーニングは、たとえば測光機構93とテーブル90との隙間を懐中電灯で照らし、その隙間に綿の部分に洗浄液を含浸させた綿棒を差し込んだ上で、綿棒の綿の部分で透明板98を擦ることにより行われる。このように、透明板98のクリーニングは、容易な作業ではない。また、クリーニング作業が容易でないために、ユーザが透明板98のクリーニング作業を怠ることがある。その場合には、分析結果の信頼性が悪いものとなる。さらに、透明板98が奥まった部分に配置され、しかもクリーニング作業が手作業であるために、ユーザ間によってクリーニングの程度に差が生じる。このような差は、分析精度の差として現れる。
特許第2561509号公報
本発明は、分析装置の測光機構をクリーニングする際のユーザの負担を軽減しつつ、分析精度を向上させることを課題としている。
本発明の第1の側面では、試料が点着された分析用具の試薬パッドを測光するための測光機構と、上記分析用具を載置するための載置部を有するテーブルと、を備えた分析装置であって、クリーニング用具を上記テーブルに載置させ、上記測光機構における光の出射面または入射面を上記クリーニング用具の押圧部によって押圧した状態において上記出射面または上記入射面をクリーニングするように構成されていることを特徴とする、分析装置が提供される。
本発明の分析装置は、クリーニング用具の押圧部によって測光機構の出射面または入射面を擦ることが可能なように構成するのが好ましい。
測光機構は、たとえばテーブルに対して相対的に上下動可能とされる。テーブルに対する測光機構の相対的な上下動は、測光機構のみを上下動可能に構成し、テーブルのみを上下動可能に構成し、あるいは測光機構およびテーブルの双方を上下動可能に構成することにより達成することができる。
好ましくは、本発明の分析装置は、載置部に対してクリーニング用具を載置して上記出射面または上記入射面をクリーニングするように構成される。この場合の分析装置は、載置部にクリーニング用具を載置した状態で測光機構を載置部に対応する位置に位置させたときに、クリーニング用具の押圧部が上記出射面または上記入射面に押圧されるように構成するのが好ましい。
テーブルは、たとえば当該テーブルの移動方向に延びるとともに凹部を有するガイドを備えたものとして構成される。この場合、測光機構は、たとえばガイドと接触する接触部を備えており、かつ、接触部は、載置部が試薬パッドの測光が可能な位置に位置するときに、凹部に入り込むように構成される。
本発明の分析装置は、洗浄液を含浸させたクリーニング用具の押圧部を測光機構の出射面または入射面に押圧させた状態で、出射面または入射面を昇温可能なように構成するのが好ましい。
本発明の分析装置は、測光機構の出射面または入射面の汚れの程度を、反射率が既知の基準板を利用して検査するように構成することもできる。この場合、上記出射面または上記入射面の汚れの検査は、たとえば電源オン時、あるいは出射面または入射面のクリーニングした直後において行うのが好ましい。基準板としては、たとえば測光機構の光源の出力を検査するときに、光源からの光が照射されるものが使用される。
本発明の第2の側面では、本発明の第1の側面に係る分析装置において上記出射面または上記入射面をクリーニングする方法であって、上記クリーニング用具の押圧部に洗浄液を含浸させた状態において、上記押圧部によって上記出射面または上記入射面を擦る第1ステップを含み、かつ、次の第2および第3ステップのうちの少なくとも一方のステップをさらに含んでいることを特徴とする、分析装置における測光機構のクリーニング方法が提供される。
ここで、第2ステップは、第1ステップに先んじて行われ、かつ測光機構の出射面または入射面に洗浄液が含浸されたクリーニング用具の押圧部を押圧させた状態において、出射面または入射面を加熱するステップであり、第3ステップは、第1ステップの後に行われ、かつ反射率が既知の基準板を利用して、出射面または入射面の汚れの程度を確認するステップである。
本発明の第3の側面では、試料が点着された分析用具の試薬パッドを測光するための測光機構と、上記分析用具を載置するための載置部を有するテーブルと、を備えた分析装置において、上記測光機構における光の出射面または入射面をクリーニングするために使用されるクリーニング用具であって、基材と、この基材に支持された1または複数の押圧部と、を備えており、上記押圧部は、弾性を有する弾性層の表面に吸水性を有する吸水層を積層した構造とされることにより、弾性および吸水性を有している、クリーニング用具が提供される。
基材は、たとえば分析用具における試薬パッドを支持するための基材と実質的に同様な形状とされ、1または複数の押圧部は、たとえば少なくとも分析用具における試薬パッドに対応した位置に設けられる。好ましくは、1または複数の押圧部は、分析用具における試薬パッドと同様な平面視形状とされ、かつ試薬パッドに対応した位置に設けられる。
押圧部はまた、分析用具の試薬パッドよりも厚みを大きく形成するのが好ましい。この場合、押圧部の厚みは、たとえば試薬パッドの厚みの2〜30倍、好ましくは3〜20倍とされる。
性層は、たとえばシリコンゴムやシリコンスポンジにより構成され、吸水層は、たとえばナイロンおよびポリエステルの分割糸(極細繊維)からなる布により、あるいはポリエステル、ナイロン、あるいはレーヨンなどの樹脂を原料とする不織布、例示した樹脂により形成したウェブをアクリル系などの樹脂により接着した不織布により構成される。
押圧部は、必ずしもパッド状に形成する必要はなく、たとえば複数の線条部からなるブラシ状に形成してもよく、また試薬パッドより広い範囲にわたって延びる帯状に形成してもよい。
本発明に係る分析装置の一例を示す全体斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示した分析装置におけるテーブルの斜視図である。 図1に示した分析装置において使用する試験片の全体斜視図である。 図5Aは図1に示した分析装置において使用するクリーニング用具の全体斜視図であり、図5Bはその側面図である。 図1に示した分析装置における測光機構の全体斜視図である。 図6に示した測光機構の分解斜視図である。 図8Aは図6のVIIIa−VIIIa線に沿う断面図であり、図8Bは図6のVIIIb−VIIIb線に沿う断面図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した分析装置における汚れチェック処理を説明するためのフローチャートである。 汚れチェック処理における分析装置の動作を説明するための要部断面図である。 図1に示した分析装置におけるクリーニング処理を説明するためのフローチャートである。 クリーニング処理における分析装置の動作を説明するための要部断面図である。 クリーニング処理における分析装置の動作を説明するための要部断面図である。 図1に示した分析装置における分析処理を説明するためのフローチャートである。 分析処理における分析装置の動作を説明するための要部断面図である。 従来の分析装置を説明するための要部を示す斜視図である。 図17に示した分析装置の要部断面図である。
図1および図2に示した分析装置1は、試験片20,21を用いて血液における特定成分の濃度分析を行うように構成されたものであり、筐体3、試験片テーブル4、分注装置5、および測光機構6を備えている。
筐体3は、分析装置1の外観形状を規定するとともに、各種の要素を収容するためのものであり、開口30,31を有している。
開口30は、試験片テーブル4の一部が筐体3の外部に突出することを許容するためのものであり、筐体3の前面33に設けられている。この開口30は、蓋34によって開放状態と閉鎖状態とが選択されるようになされている。開口30が開放された状態では、筐体3の内部と外部とが連通し、試験片テーブル4が筐体3の内部に収容される状態と、試験片テーブル4の大部分が筐体3の外部に突出する状態と、が選択可能とされている。試験片テーブル4が筐体3の外部に突出する状態では、後述する試験片テーブル4における第1および複数の第2スリット41,42が露出した状態となる。
開口31は、筐体3に対してラック35を出し入れする際に利用されるものである。この開口31は、筐体3の側面36に設けられており、ラック35によって開放状態と閉鎖状態とが選択されるようになされている。ここで、ラック35は、チップ52および試料や洗浄液を収容した容器(図示略)を保持するためのものであるとともに、使用済みのチップ52を収容するためのものである。
筐体3にはさらに、操作パネル37およびディスプレイ38が設けられている。操作パネル37は、測定条件を設定し、あるいは分析装置1の動作を規定するための各種操作ボタン37Aが設けられたものである。ディスプレイ38は、測定結果や操作ボタン37Aの操作結果などを表示し、あるいはエラーなどの各種の報知を行うために利用されるものである。
図1および図3に示したように、試験片テーブル4は、試験片20,21を載置するためのものであるとともに、試験片20,21を目的位置に移動させるためのものであり、筐体3に対してD1,D2方向に往復移動可能とされている。この試験片テーブル4は、第1スリット41、複数(本実施形態では6個)の第2スリット42、一対のガイド部43、ギア部44、黒色および白色基準板45A,45Bを有しており、たとえば全体が黒色に形成されている。
第1スリット41は、図4Aに示した多成分測定用の試験片20、または図5Aに示したクリーニング用具22を保持するためのものであり、D3,D4方向に延びるように形成されている。
図4Aに示したように、多成分測定用の試験片20は、基材20A上に複数(本実施形態では6個)の試薬パッド20Bが設けられたものである。基材20Aは、第1スリット41に対応した形状に、たとえば非吸水性あるいは難吸水性の樹脂材料により形成されている。各試薬パッド20Bのそれぞれは、たとえば織布や濾紙などの吸水性担体に対して、グルコース、アルブミン、カルシウムなどの特定成分と反応して呈色する試薬を担持させた構成とされている。
図5Aに示したように、クリーニング用具22は、後述する測光機構6の透明板68(図8B参照)をクリーニングするために使用されるものである。このクリーニング用具22は、基材22A上に6つのクリーニングパッド22Bが設けられたものである。基材22Aは、試験片20と同様に、第1スリット41に対応した形状に、たとえば非吸水性あるいは難吸水性の樹脂材料により形成されている。各クリーニングパッド22Bは、試験片20の試薬パッド20Bに対応する位置に形成されており、その厚みが試薬パッド20Bの厚みよりも大きくされている。各クリーニングパッド22Bの厚みは、たとえば試薬パッド20Bの厚みの2〜30倍、好ましくは3〜20倍とされる。これは、クリーニングパッド22Bの厚みが小さすぎる場合には測光機構6の透明板68(図8B参照)を十分に押圧することができずに十分なクリーニング効果を得ることができない一方で、クリーニングパッド22Bの厚みが大きすぎる場合には測光機構6の透明板68(図8B参照)に与えられる押圧力が大きくなって透明板68が傷付き、あるいは透明板68に対してクリーニングパッド22B(クリーニング用具22)を相対動させる(擦る)ことが困難となるからである。
クリーニングパッド22Bは、弾性および吸水性を有するものとして形成されている。このクリーニングパッド22Bは、一層によって弾性および吸水性を有するものとして形成してもよいし、図5Bに示したように弾性を有する弾性層22Baの上に吸水性を有する吸水層22Bbを積層した2層構造としてもよい。この場合、弾性層22Baは、弾性に加えて吸水性を有していてもよい。
クリーニングパッド22Bを形成するための材料としては、たとえばクリーニングパッド22Bを1層構造とする場合には、綿、発泡樹脂(スポンジ)、編布などを使用することができる。クリーニングパッド22Bを2層構造とする場合には、弾性層22Ba形成するための材料としてシリコンゴムなどのエラストマ、あるいはシリコンスポンジなどの樹脂発泡体を使用することができ、吸水層22Bbを形成するための材料として濾紙、織布や不織布を使用することができる。より具体的には、吸水層22Bbは、ポリエステルおよびナイロンの分割糸である極細繊維を用いた布、ポリエステル、ナイロン、あるいはレーヨンなどの樹脂を原料とする不織布、例示した樹脂により形成したウェブをアクリル系などの樹脂により接着した不織布により形成される。また、クリーニングパッド22Bには、トリトンX−100(ポリオキシエチレン-p−t−オクルフェニルエーテル)などの界面活性剤を予め担持させておいてもよい。
これに対して、図1および図3に示した各第2スリット42は、単一成分測定用の試験片21を保持するためのものであり、D1,D2方向に延びるように形成されている。単一成分測定用の試験片21は、図4Bに示したように基材21A上に1つの試薬パッド21Bが設けられたものである。試薬パッド21Bは、たとえば織布や濾紙などの吸水性担体に対して、グルコース、アルブミン、カルシウムなどの特定成分と反応して呈色する試薬を担持させたものである。
図3に示したように、各ガイド部43は、試験片テーブル4をD1,D2方向に移動させたときに後述する測光機構6のローラ62が転動する部分であり(図11、図13、図14および図16参照)、試験片テーブル4におけるD3,D4方向の端部においてD1,D2方向に延びるように設けられている。各ガイド部43は、複数のレール部43Aによって規定された第1ないし第3凹部43Ba,43Bb,43Bcを有している。第1凹部43Baは黒色および白色基準板45A,45Bに対応した位置に設けられ、第2凹部43Bbは第1スリット41に対応した位置に設けられ、第3凹部43Bcは第2スリット42に対応した位置に設けられている。
図2に示したように、ギア部44は、モータ46の回転駆動力を試験片テーブル4に入力させるための部分である。このギア部44は、モータ46の出力軸47に固定されたギア48に係合させるための複数の歯(図示略)を有している。したがって、試験片テーブル4は、モータ46の出力軸47の回転方向に応じて筐体3に対してD1方向またはD2方向(図1および図3参照)に往復移動可能とされている。
図3に示したように、黒色および白色基準板45A,45Bは、後述する測光機構6の発光素子66の出力を検査するとき、あるいは測光機構6の透明板68のクリーニング状態を検査するときに発光素子66からの光を照射する部分である。これらの基準板45A,45Bは、反射率が既知なものであり、たとえばガラスあるいは樹脂により形成されている。各基準板45A,45Bは、試験片テーブル4に設けた凹部49に嵌め込むことにより試験片テーブル4に一体化されている。なお、黒色基準板45Aおよび白色基準板45Bのうちの一方は省略してもよく、また試験片テーブル4を黒色に形成する場合には、試験片テーブル4の表面を黒色基準板45Aの変わりに使用してもよい。また、白色基準板45Bの変わりに、表面の反射率の高い材料(たとえば金属)により形成した基準板を使用することもできる。
図2に示した分注装置5は、図4Aおよび図4Bに示した試験片20,21の試薬パッド20B,21Bに試料を点着し、あるいは図5Aあるいは図5Bに示したクリーニング用具22のクリーニングパッド22Bに洗浄液を点着するためのものである。ここで、分析装置1において使用対象となる試料としては、たとえば血液、尿などを挙げることができる。洗浄液としては、たとえば水、有機溶媒、界面活性剤を含む溶液などを使用することができる。ただし、クリーニング用具22のクリーニングパッド22Bに予め界面活性剤を含浸させたものを使用する場合には、洗浄液として界面活性剤を含む溶液を使用する必要はない。
この分注装置5は、ノズル50およびポンプユニット51を備えたものであり、ポンプユニット51によってノズル50に対して吸引力または吐出力が作用させられるように構成されている。
図2に示したノズル50は、先端部にチップ52を装着させて使用するものであり、水平方向および垂直方向に移動可能とされている。このノズル50は、ポンプユニット51からの動力により空気を吸引可能な状態と、空気を排出可能な状態とを選択可能とされている。すなわち、ノズル50においては、チップ52を装着した状態において空気を吸引可能な動作を行うことにより試料を吸引してチップ52の内部に試料を保持させることができる一方、空気を排出可能な動作を行うことによりチップ52に保持された試料を吐出することができる。
ポンプユニット51は、パルスモータ53によって、直動シャフト54を上下動させるように構成されている。直動シャフト54は、ピストン56に連結されており、ピストン56は、直動シャフト54の上下動によりシリンジ55に対して上下動させられる。すなわち、ポンプユニット51は、パルスモータ53を制御することによってピストン56を上下動させることにより、ノズル50に装着されたチップ52へ液体を吸引させ、チップ52に保持された液体を吐出させるように構成されている。
図2に示した測光装置6は、試験片20,21の試薬パッド20B,21B(図参照)の呈色状態を把握するためのものである。この測光装置6は、図6ないし図8に示したようにケース60、ホルダ61および一対のローラ62を備えている。
ケース60は、全体としてD3,D4方向に長い形態を有しており、上壁63、一対の傾斜壁64A,64B、および下部開口65を有している。
上壁63は、D3、D4方向に水平に延びており、D3、D4方向に並ぶように複数(図では6つ)の発光素子66を支持している。複数の発光素子66は、試験片20における複数の試薬パッド20Bの配置に対応して設けられており、各発光素子66は、鉛直下方に向けて光を出射し、試験片20,21の試薬パッド20B,21Bあるいは基準板45A,45Bに対して垂直に光を照射するように支持されている(図8Bおよび図11B参照)。発光要素66としては、たとえばLEDランプなどが使用される。
各傾斜壁64A,64Bは、上壁63に対して45度傾斜した状態でD3,D4方向に延びており、傾斜壁64Aは複数(図では6つ)の受光素子67を支持している。各受光素子67は、試験片20,21の試薬パッド20B,21Bあるいは基準板45A,45Bにおいて反射した光のうち、45度の角度で反射して来る光を受光できるように支持されている(図8Bおよび図11B参照)。受光素子67としては、たとえばフォトダイオードが使用される。
下部開口65は、発光素子66から出射された光がケース60から出射されるのを許容し、かつ試験片20,21の試薬パッド20B,21Bあるいは基準板45A,45Bにおいて反射した光がケース60の内部に入射されるのを許容するためのものである。この下部開口65には、透明板68が固定されている。透明板68は、透明樹脂あるいはガラスにより形成されている。
ホルダ61は、ケース60を含めた測光機構6の上下動を可能とするためのものであり、ケース60を保持するための貫通孔61Aを有している。このホルダ61はさらに、D3,D4方向の端部において、開口61B,61Cおよび溝61Dが設けられている。開口61Bはローラ62の回転を許容するためのものである。開口61Cは、図2に示したようにピン39が挿通される部分であり、ピン39によって測光機構6の上下動がガイドされる。溝61Dは測光機構6が下方に移動したときにホルダ61が試験片テーブル4のガイド部43に干渉しないようにするためのものである。
図2、図6ないし図8に示したように、一対のローラ62は、ケース60における長手方向(D3,D4方向)の端部において、一部がホルダ61の下方に突出するようにしてケース60に対して回転可能に支持されている。各ローラ62は、試験片テーブル4のガイド部43(図3参照)に対応する位置に設けられており、試験片テーブル4を測光機構6に対してD1,D2方向に相対動させたときにガイド部43上を転動するものである。ここで、各ガイド部43は、第1ないし第3凹部43Ba,43Bb,43Bcを有している。そのため測光機構6は、ローラ62がレール部43A上に位置するときには全体が高位置に位置し、ローラ62が凹部43Ba〜43Bcに位置するときには全体が低位置に位置する。すなわち、測光機構6は、ローラ62をガイド部43に沿ってD1,D2方向に相対移動させることによって上下方向への移動可能とされており、黒色および白色基準板45A,45Bに対応した位置、第1および第2スリット41,42に対応した位置に位置するときに低位置となる。
なお、レール部43Aの高さは、ローラ62がレール部43A上に位置するときに、第1スリット41に載置された状態のクリーニング用具22のクリーニングパッド22Bの上面よりも、後述する測光機構6の透明板68の表面が上方に位置するように設定される一方で(図13Bおよび図13C参照)、ローラ62が第1ないし第3凹部43Ba〜43Bcに位置するときに、第1スリット41にクリーニング用具22に載置された状態のクリーニングパッド22Bの上面よりも透明板68の表面が下方に位置し、かつ第1および第2スリット41,42に載置された試験片20,21の試薬パッド20B,21Bの上面よりも透明板68の表面が上方に位置するように設定される(図14Cおよび図16参照)。
次に、分析装置1の動作について、フローチャートを参照しつつ説明する。
図9に示したように、分析装置1においては、電源がオンされた場合に(S1)、まず測光機構6における透明板68の汚れがチェックされる(S2)。
図10に示したように、透明板68の汚れのチェック処理においては(S2)、分析装置1は黒色基準板45Aおよび白色基準板45Bの反射率を測定する(S20,S21)。図11Aおよび図11Bに示したように、黒色および白色基準板45A,45Bの反射率の測定は(S20,S21)、黒色または白色基準板45A,45Bに対応する部分に測光機構6を位置させた後、測光機構6により基準板45A,45Bを測光することにより行われる。基準板45A,45Bの測光は、発光素子66から基準板45A,45Bに光を照射し、そのときの反射光を受光素子67において受光することにより行われる。分析装置1では、受光素子67における受光量から、基準板45A,45Bの反射率が演算される。
次いで、分析装置1では、黒色基準板45Aの反射率が一定値以下であるか否かを判断し(S22)、反射率が一定以下である場合には(S22:YES)、白色基準板45Bの反射率が一定値以上であるか否かを判断する(S23)。分析装置1は、S23において白色基準板45Bの反射率が一定値以上であると判断した場合には透明板68に汚れがないと判断する一方(S24)、S22において黒色基準板45Aの反射率が一定値以上であると判断され(S22:NO)、あるいはS23において白色基準板45Bの反射率が一定値以下であると判断した場合には(S23:NO)、透明板68に汚れがあると判断する(S25)。
ここで、透明板68が汚れているか否かの判断基準となる黒色および白色基準板45A,45Bの反射率の閾値は、たとえば照射する光の波長、およびその波長における黒色および白色基準板45A,45Bが清浄なときの反射率(基準板45A,45Bの組成など)に基づいて適宜設定される。
図9に示したように、透明板68の汚れのチェック(S2)が終了した場合には、分析装置1では透明板68に汚れがあるか否かを判断し(S3)、透明板68に汚れがある場合には(S3:YES)、透明板68が汚れている旨を報知する(S4)。
分析装置1は、透明板68に汚れがないと判断した場合(S3:NO)、あるいは透明板68に汚れがある旨を報知した場合(S4)、ユーザによってクリーニングモードが選択されたか否かを判断する(S5)。ここで、ユーザによるクリーニングモードの選択は、たとえばユーザが操作ボタン37Aを操作することにより行われる。
分析装置1は、クリーニングモードが選択されたと判断した場合には(S5;YES)、クリーニング処理を行う(S6)。
図12に示したように、クリーニング処理においては(S6)、まず第1スリット41にクリーニング用具22が載置されたか否かが判断される(S60)。S60においてクリーニング用具22が載置されていないと判断された場合には(S60:NO)、クリーニングモードが選択されてから一定時間経過したか否か(タイムアップであるか否か)を判断する(S61)。分析装置1が一定時間経過していないと判断した場合には(S61:NO)、再びクリーニング用具22が載置されているか否かを判断する(S60)。S60,S61の判断は、S60においてクリーニング用具22が載置されていると判断され(S60:YES)、あるいはS61において一定時間経過した(タイムアップである)と判断されるまで(S61:YES)、繰り返し行われる。
S60においてクリーニング用具22が載置されていると判断された場合には(S60:YES)、クリーニング用具22のクリーニングパッド22Bに洗浄液(たとえば水、界面活性剤の溶液、溶剤)を点着する(S62)。クリーニングパッド22Bへの洗浄液の点着は、分注装置5のノズル50にチップ52を装着した状態でチップ52内に洗浄液を吸引した後に、それをクリーニングパッド22Bに吐出させることにより行われる(図2参照)。ここで、クリーニングパッド22Bは、上述のように吸水性を有するものとして形成されているため、クリーニングパッド22Bに洗浄液を点着した場合には、クリーニングパッド22Bにおいて洗浄液が含浸保持される。
クリーニングパッド22Bに対する洗浄液の点着(S62)が終了した場合には、試験片テーブル4を移動させてクリーニングパッド22Bを測光機構6の透明板68に密着させる(S63)。
この過程においては、図13A〜図13Cに示したように、クリーニングパッド22Bが透明板68における発光素子66の直下領域に位置する直前までは、測光機構6のローラ62がガイド部43のレール部43A上に位置している。そのため、クリーニングパッド22Bが上記直下領域に位置するまでは、測光機構6の全体が高位置に位置するため、クリーニングパッド22B測光機構6に干渉することはない。一方、図14A〜図14Cに示したように、クリーニングパッド22Bが透明板68における発光素子66の直下領域に位置するときには、測光機構6のローラ62がガイド部43の第2凹部43Bb内に位置している。そのため、クリーニングパッド22Bが上記直下領域に位置するときには、測光機構6の全体が低位置に位置するため、クリーニングパッド22Bが透明板68に押し付けられる。このとき、クリーニングパッド22Bが柔軟性を有するものとされているためにクリーニングパッド22Bが弾性変形し、その反発力によってクリーニングパッド22Bが透明板68に密着した状態が維持される。
次いで、図12に示したように、分析装置1においては、透明板68が加熱される(S63)。透明板68の加熱は、たとえば試験片20,21の試薬パッド20B,21Bの試薬と試料とを反応させるときに使用するヒータを用いて行うことができ、透明板68の加熱温度は、試料と試薬との反応温度(たとえば30〜40℃)に設定される。ここで、透明板68を加熱した場合には、透明板68にクリーニングパッド22Bが密着した状態とされている一方で、クリーニングパッド22Bには洗浄液が含浸されているため、洗浄液が透明板68に付着した汚れに浸透し、汚れが浮き上がる。
次いで、分析装置1においては、クリーニングパッド22Bによって透明板68の汚れが拭き取られる(S64)。汚れの拭き取り作業は、図14Cに示したように試験片テーブル4をD1,D2方向に所定回数だけ往復移動させることにより行われる。S63における透明板68の加熱により、透明板68の汚れが浮き上がっているので、このような拭き取り作業によって、透明板68から適切に汚れを拭き取ることができる。
汚れの拭き取り作業(S64)が終了した場合には、透明板68の汚れのチェックを行う(S65)。この汚れのチェック(S65)は、先に説明したS2における汚れのチェック処理と同様にして行われる(図10および図11参照)。
S66において透明板68が汚れていると判断された場合には(S66:YES)、S64における拭き取りおよびS65における汚れのチェックを、S66において透明板68に汚れがないと判断され(S66:NO)、あるいは汚れの拭き取り作業を所定回数だけ試行したと判断されるまで(S67:YES)、繰り返し行う。
汚れの拭き取り作業(S64)の後に汚れのチェックを行うようにすれば(S65)、1回の拭き取り作業では十分に透明板68の汚れが除去できない場合であっても、その後に行われる拭き取り作業(S64)によって、透明板68の汚れをより確実に除去することができるようになる。また、仮に汚れが十分に除去されていない場合であっても、ユーザに対して正確な測定が行えない可能性がある旨を了知させることができる。
S66において透明板68に汚れがなく(S66:NO)、あるいは所定回数だけ汚れの拭き取り作業(S64)を行ったと判断された場合には(S67:YES)、その旨の報知を行う(S68)。S68では、S66において透明板68に汚れがないと判断された場合には(S66:NO)、透明板68の汚れが適切に除去された旨が報知され、S67において所定回数の拭き取り作業(S64)を行ったと判断された場合には(S67:YES)、透明板68の汚れが十分に除去されなかった旨が報知される。このような報知は、たとえばディスプレイ38において報知すべき内容に応じたコードを表示し、あるいは報知すべき内容を文章で表示することにより行われる。
次いで、分析装置1では、試験片テーブル4の第1スリット41からクリーニング用具22が除去されたか否かを判断し(S69)、クリーニング用具22が除去されていないと判断した場合には(S69:NO)、S68における報知から一定時間経過し(S70:YES)、あるいはクリーニング用具22が除去されたと判断されるまで(S69:YES)、S69およびS70の判断を繰り返し行う。
そして、S69においてクリーニング用具22が除去されたと判断された場合には(S69:YES)、クリーニング処理を終了する。また、S61においてクリーニングモードが選択されてから一定時間経過してもクリーニング用具22が載置されていないと判断され(S61:YES)、あるいはS68における報知から一定時間経過してクリーニング用具22が除去されていないと判断された場合には(S70:YES)、その旨を報知してから(S71)、クリーニング処理を終了する。S61において一定時間経過してもクリーニング用具22が載置されていないと判断された場合には(S61:YES)、クリーニング用具22が載置されなかったためにクリーニング処理が適切に行えなかった旨が報知され、S70において一定時間経過してもクリーニング用具22が除去されなかったと判断された場合には(S70:YES)、クリーニング用具22が除去されていない旨が報知される(S71)
図9に示したように、分析装置1は、S5においてクリーニングモードが選択されなかったと判断した場合(S5:NO)、あるいはクリーニング処理(S6)が終了した場合には、ユーザによって分析モードが選択されたか否かを判断する(S7)。ユーザによる分析モードの選択は、操作ボタン37Aを操作することにより行うことができる。
分析装置1は、分析モードが選択されていないと判断した場合には(S7:NO)クリーニングモードが選択されたか否か(S5)、あるいは分析モードが選択されたか否かを判断する(S7)。
一方、分析装置1は、分析モードが選択された判断した場合には(S7:YES)、分析処理を行う(S8)。
図15に示したように、分析処理においては(S8)、まず分析装置1が第1または第2スリット41,42に試験片20,21が載置されたか否かを判断する(S80)。この判断は、ユーザが操作ボタン37Aを操作することにより生成される信号に基づいて行われる。なお、第1および第2スリット41,42にセンサを設け、このセンサによって第1および第2スリット41,42に試験片20,21が載置されたか否かを判断するようにしてもよい。
S80において第1および第2スリット41,42に試験片20,21が載置されていると判断された場合には(S80:YES)、試験片20,21の試薬パッド20B,21Bに試料を点着する(S81)。試薬パッド20B,21Bへの試料の点着は、分注装置5のノズル50にチップ52を装着した状態でチップ52内に試料を吸引した後に、それを試薬パッド20B,21Bに吐出させることにより行われる(図2参照)。ここで、試薬パッド20B,21Bは、特定成分と反応させるための試薬を含んだものであるため、試薬パッド20B,21Bに試料を点着した場合には(S81)、試薬パッド20B,21Bにおいて試料の特定成分と試薬が反応し、試薬パッド20B,21Bが特定成分の量に応じた呈色を示す。
試料の点着(S81)が終了した場合には、図16に示したように試験片テーブル4をD1方向に移動させて、試験片20,21の試薬パッド20B,21Bを測光機構6の透明板68に対面させ、発光素子66によって試薬パッド20B,21Bに光を照射する(S82)。分析装置1においてはさらに、受光素子67において受光される試薬パッド20B,21Bからの反射光の光量を検出し(S83)、その検出量に基づいて、試料における特定成分の濃度が演算される(S84)。
濃度演算の結果は、たとえばディスプレイ38において表示され、あるいは図外の記録紙に打ち出される。また、クリーニング処理において(S6)、透明板68の汚れが十分に除去されていないと判断され(S66:YES)あるいは汚れの拭き取りを行わずにクリーニング処理を終了した場合(S61:YES)、もしくは透明板68が汚れていると判断されたにも拘らず(S3:YES)、クリーニングモードが選択されずに(S5:NO)、分析モードが選択された場合には(S7:YES)、分析結果が正確でない虞がある旨を付記するようにしてもよい。
以上に説明した分析装置1では、電源オン時に測光機構6における透明板68の汚れをチェックし、汚れが生じている場合には透明板68のクリーニングが必要である旨が報知されるように構成されている。すなわち、分析装置1では、ユーザに対してクリーニングが必要な旨(正確な分析が行えない可能性がある旨)が了知させることができる。これにより、透明板68が汚れた状態でユーザが試料の分析を行う可能性が低減されるため、正確な分析が行える可能性が高められる。
また、透明板68のクリーニングは、操作ボタン37Aを操作するなどしてクリーニングモードを選択し、試験片テーブル4にクリーニング用具22を載置するだけで、分析装置1において自動的に行うことができる。そのため、透明板68をクリーニングするに当たってのユーザの負担が軽減されるためにユーザがクリーニング作業を怠る可能性が低減され、また装置による自動クリーニングではユーザ間によるクリーニングの程度に差が生じることもない。その結果、分析装置1では、ユーザが手作業により透明板68のクリーニングを行う場合に比べて、分析精度の向上を図ることが可能となる。
本発明は、上述した実施の形態において採用された構成には限定されない。たとえば、試験片テーブル4に対して測光機構6を上下動させる構成は、分析装置1として説明した例には限定されず、他の構成を採用することができ、また測光機構6は試験片テーブル4に対して相対的に上下動できればよく、たとえば試験片テーブル4が上下動し、あるいは測光機構6と試験片テーブル4の双方が上下動する構成を採用することもできる。
また、クリーニング用具としては、洗浄液が点着される部分(湿式パッド)と洗浄液が点着されない部分(乾式パッド)とが基材の幅方向に並んで設けられたクリーニング用具を使用することもできる。さらに、クリーニング用具としては、吸水性を有する多孔質状に形成する必要はなく、また必ずしも測光機構の透明板に押圧させる部分(押圧部)をパッド状に形成する必要もない。たとえば、押圧部は、ゴムなどにより非多孔質のパッド状に形成し、複数の線条部からなるブラシ状に形成し、あるいは基材の長手方向に延びる非パッド状に形成してもよい。
1 分析装置
20,21 試験片(分析用具)
20A,21A (試験片の)基材
20B,21B (試験片の)試薬パッド
22 クリーニング用具
22A (クリーニング用具の)基材
22B (クリーニング用具の)クリーニングパッド(押圧部)
22Ba (クリーニングパッドの)弾性層
22Bb (クリーニングパッドの)吸水層
4 試験片テーブル(テーブル)
41 (試験片テーブルの)第1スリット(載置部)
43 ガイド部(ガイド)
43Bb (ガイド部の)第2凹部(凹部)
45A 黒色基準板(基準板)
45B 白色基準板(基準板)
6 測光機構
62 (測光機構の)ローラ(接触部)
68 (測光機構の)透明板(出射面および入射面を有するもの)

Claims (9)

  1. 試料が点着された分析用具の試薬パッドを測光するための測光機構と、
    上記分析用具を載置するための載置部を有するテーブルと、
    を備えた分析装置であって、
    クリーニング用具を上記テーブルに載置させて、上記測光機構における光の出射面または入射面を上記クリーニング用具の押圧部によって押圧した状態において上記出射面または上記入射面をクリーニングするように構成されている、分析装置。
  2. 上記押圧部によって上記出射面または上記入射面を擦ることが可能なように構成されている、請求項1に記載の分析装置。
  3. 上記測光機構は、上記テーブルに対して相対的に上下動可能とされている、請求項1に記載の分析装置。
  4. 上記載置部に対して上記クリーニング用具を載置して上記出射面または上記入射面をクリーニングするように構成されている、請求項3に記載の分析装置。
  5. 上記載置部に上記クリーニング用具を載置した状態で上記測光機構を上記載置部に対応する位置に位置させたときに、上記クリーニング用具の押圧部が、上記出射面または上記入射面に押圧されるように構成されている、請求項4に記載の分析装置。
  6. 上記テーブルは、このテーブルの移動方向に延びるとともに凹部を有するガイドを備えており、
    上記測光機構は、上記ガイドと接触する接触部を備えており、かつ、
    上記接触部は、上記載置部が上記試薬パッドの測光が可能な位置に位置するときに、上記凹部に入り込むように構成されている、請求項5に記載の分析装置。
  7. 洗浄液を含浸させた上記押圧部を上記出射面または上記入射面に押圧させた状態で、上記出射面または上記入射面を昇温するように構成されている、請求項1に記載の分析装置。
  8. 試料が点着された分析用具の試薬パッドを測光するための測光機構と、上記分析用具を載置するための載置部を有するテーブルと、を備えた分析装置において、上記測光機構における光の出射面または入射面をクリーニングする方法であって、
    クリーニング用具の押圧部に洗浄液を含浸させた状態において、上記押圧部によって上記出射面または上記入射面を擦る第1ステップを含み、かつ、次の第2および第3ステップのうちの少なくとも一方のステップをさらに含んでいることを特徴とする、分析装置における測光機構のクリーニング方法。
    第2ステップ:上記第1ステップに先んじて行われ、かつ上記出射面または上記入射面に洗浄液が含浸された上記押圧部を押圧させた状態において上記出射面または上記入射面を加熱するステップ
    第3ステップ:上記第1ステップの後に行われ、かつ反射率が既知の基準板を利用して、上記出射面または上記入射面の汚れの程度を確認するステップ
  9. 試料が点着された分析用具の試薬パッドを測光するための測光機構と、上記分析用具を載置するための載置部を有するテーブルと、を備えた分析装置において、上記測光機構における光の出射面または入射面をクリーニングするために使用されるクリーニング用具であって、
    基材と、この基材に支持された1または複数の押圧部と、を備えており、
    上記押圧部は、弾性を有する弾性層の表面に吸水性を有する吸水層を積層した構造とされることにより、弾性および吸水性を有している、クリーニング用具。
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