JP5076932B2 - フレームカウンタ補正装置及び対向装置 - Google Patents

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Description

本発明は、イーサネット(登録商標)網に接続されたフレームカウンタ補正装置、対向装置及びフレームカウンタの補正方法に関する。
従来、ネットワークインフラはSONET(Synchronous Optical Network)やSDH(Synchronous Digital Hierarchy)といった伝送方式により構築されてきたが、近年イーサネット技術をその代替とする動きがある。都市間のネットワークにイーサネットを適用しようとした場合、イーサネットはOAM(Operation Administration and Maintenance)機能が不十分であった。OAM機能とは、例えば、SONETの物理レイヤの障害管理、保守を行う機能である。
特許文献1には、クライアントの測定パケットの送信タイミング、サーバが応答パケットを送信したタイミング、クライアントがその応答パケットを受信したタイミングを計測し、それらのデータに基づいてタイミングカウンタが計測するタイミングを補正することが記載されている。
非特許文献2には、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunications Standardization Sector)のY.1731について記載されている。Y.1731は、イーサネット上でOAM機能を提供するために障害管理、保守管理の方法を規定したものである。
図1は、ITU−TのY.1731におけるポイントツーポイント接続の構成を示す図である。
以下の説明では、複数のME(Maintenance Entity)がポイントツーポイント接続されている場合に、同一管理境界内に存在するME群をMEG(ME Group)、OAMフレームを送信または終端するMEGの終点をMEP(MEG End Point)、特定のOAMフレーム中継、処理することができるMEGの中間点をMIP(MEGIntermediate Point)、MEGの管理レベルをMEG Levelと呼ぶ。
図1において、斜線の四角のブロックはMEPを示し、斜線の丸のブロックはMIPを示す。図1は、Customerの終点において、MEG Level7の障害管理を行う場合と、Providerの終点でMEG Level 7の障害管理を行う場合と、Operatorの終点で,MEG Level
5の障害監視を行う場合の例を示している。
図2は、ITU−TのY.1731におけるマルチポイント接続の構成を示す図である。マルチポイント接続は、同一のフレームを受信する複数のMEからなるME群に対して適用され、マルチポイントを構成するグループは同一のMEGとして扱われる。
ここで、図3を参照して、MEPAからMEPBに検査フレームを送信してフレームロスを計算する場合について説明する。
送信側のMEPAと受信側のMEPBは、フレームの通過数をカウントする送信カウンタと受信カウンタを有する。
送信側のMEPAは、検査フレームを作成するときに、送信カウンタからカウンタ値A1を取得し、そのカウンタ値A1を検査フレームに書き込み送信する。受信側のMEPBは、検査フレームを受信すると、受信カウンタからそのときのカウンタ値B1を取得する
。上記の動作が2回繰り返されて、受信側のMEPBは、2つの送信カウンタ値A1、A2と、2つの受信カウンタ値B1、B2を得る。こられらのカウンタ値から、以下の式によりフレームロスを計算することができる。
フレームロス数=(送信カウンタ値A2−送信カウンタ値A1)−(受信カウンタ値B2−受信カウンタ値B1)
図4は、フレームロスの計測の問題点の説明図である。図4は、(a)送信カウンタの読み取り処理、(b)検査フレームの作成処理、(c)検査フレームの送信処理を時系列に並べたものである。
送信カウンタの値を読み取ってから検査フレームの生成が完了するまでには一定の処理時間が掛かかるので、その間通常フレームを受信して、その通常フレームが送信されると、送信カウンタの値がインクリメントされてしまう。図4は、送信カウンタの値を読み取ってから実際に検査フレームが送信されるまでの間に、5個の通常フレームが通過する場合の例を示している。
その結果、受信側のMEPBにおいては、検査フレームを受信したときの受信カウンタの値が期待値(検査フレームに書き込まれているカウンタ値A1)より「5」大きな値が計測されることになる。つまり、この場合の受信カウンタの値B2は、B2=A1+5となる。前述した式からフレームロスを計算すると、フレームロス=(A2−A1)−(B2+5−B1)、となり、B1=A1が期待値であるから、フレームロスは、次のような値となる。フレームロス=(A2−A1)−(A2+5−A1)=−5
このようにフレームロスが負の値となり、フレームロスの計測に誤りが生じる。上記の問題は、以下のような場合に顕著になる。
(1)検査フレームの生成部と検査フレームの送信部が別のハードウェアで構成され、ハードウェアのバスの性能が内部アーキテクチャに依存する場合。
(2)検査フレームの生成部が低廉なプロセッサで構成され、検査フレームの生成に時間が掛かる場合。
(3)検査フレームの生成と検査フレームの送信がソフトウェアで構成されているために、処理速度に限界がある場合。
(4)送信カウンタがハードウェアで構成され、検査フレームの生成がソフトウェアで構成されている場合。API(Application Program Interface)を経由することにより、送信カウンタの値の読み出し速度が遅くなる。
上記の問題は、送信カウンタの値を読み取ってから検査フレームを送信するまでの間、通常フレームをバッファに保存しておくことで回避することができる。
しかしながら、その方法では、通常フレームの伝送遅延が大きくなり、通信速度が低下してしまう。
特開2006−197399号公報 ITU-T Y.1731 OAM functions and mechanisms for Ethernet based networks
本発明の課題は、フレームロスの計測を正確に行えるようにすることである。
フレームカウンタ補正装置は、イーサネット網に接続されるフレームカウンタ補正装置であって、送信するフレーム数をカウントする送信カウンタ手段と、フレームロスを計測するための検査フレームを生成する検査フレーム生成手段と、前記検査フレームの生成時
の前記送信カウンタ手段のカウント値と、前記検査フレームの送信時の前記送信カウンタ手段のカウント値の差分を算出し、算出した差分値と補正対象の検査フレームを特定する情報を別の検査フレームに付加する送信カウンタ補正手段とを備える。
このフレームカウンタ補正装置によれば、検査フレームのカウンタ値を正しく補正できるので、受信側で正確にフレームロスを計測できる。
上記のフレームカウンタ補正装置において、前記送信カウンタ補正手段は、補正対象の検査フレームのシーケンス番号と前記差分値を、Y.1731で規定されるCCフレームの予備領域に挿入する。
このように構成することで、Y.1731のCCフレームにカウンタ値の補正に必要な情報を付加して送信することができる。
上記のフレームカウンタ補正装置において、前記送信カウンタ手段は、前記検査フレームの生成が終了した時点でカウンタ値の読み取りをロックし、前記検査フレームの送信が完了した時点でロックを解除する。
このように構成することで、検査フレームの生成が終了してその検査フレームが送信されるまでの間、カウンタ値の読み取りをロックすることで、カウンタ値の誤差を減らすことができる。

上記のフレームカウンタ補正装置において、フレーム受信手段と、受信フレーム数をカウントする受信カウンタ手段と、検査フレームを受信したときの前記受信カウンタのカウンタ値と、別の検査フレームに付加されて送信されてくる、補正対象の検査フレームを特定する情報と、補正対象の検査フレームのカウンタ値の差分値を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した、補正対象の検査フレームを特定する情報に基づいて該当する検査フレームを特定し、特定した検査フレームのカウンタ値を前記差分値に基づいて補正すると共に、補正したカウント値と前記受信カウンタ手段のカウント値に基づいてフレームロスを計測するフレームロス計測手段とを備える。
このように構成することで、対向装置から送信されてくる検査フレームのカウント値を補正し、フレームロスを正確に計測することができる。
対向装置は、イーサネット網に接続された他の装置から送信されるフレームを受信する対向装置であって、フレーム、前記フレーム受信手段で受信したフレーム数をカウントする受信カウンタ手段と、検査フレームを受信したときの前記受信カウンタのカウンタ値と、別の検査フレームに付加されて送信されてくる、補正対象の検査フレームを特定する情報と、補正対象の検査フレーム生成時の送信側の送信カウンタ手段のカウンタ値と補正対象の検査フレームの送信時のカウンタ値の差分値を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した、補正対象の検査フレームを特定する情報に基づいて該当する検査フレームを特定し、特定した検査フレームのカウンタ値を前記差分値に基づいて補正すると共に、補正したカウント値と前記受信カウンタ手段のカウント値に基づいてフレームロスを計測する送受信カウンタ管理手段とを備える。
この対向装置によれば、検査フレームのカウント値を補正してフレームロスを正確に計測することができる。
開示のフレームカウンタ補正装置によれば、検査フレームのカウンタ値を正しい値に補正することができる。これにより受信側で、フレームロスを正確に計測することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。図6は、第1の実施の形態のフレームカウンタ補正装置20の構成を示す図である。
以下に説明する実施の形態は、イーサネットを用いた基幹通信において、ITU−TのY.1731に基づいたOAM(Operation Administration and Maintenance)機能を提供するものである。第1の実施の形態のフレームカウンタ補正装置20は、図1または図2のME(Maintenance Entity)に内蔵される。
フレームカウンタ補正装置20は、フレーム処理部21、検査フレーム生成部22、スケジューラ23、フレーム識別部24、送信カウンタ25、フレーム送信部26、カウンタ差分管理部27からなる。これらのブロックは、ハードウェアで構成しても良いし、ソフトウェアで構成しても良い。
通常フレーム処理部21は、通常フレームに対する処理を行い、処理結果をスケジューラ23に出力する。検査フレーム生成部22は、一定期間毎、または指示されたタイミングで、検査フレームを生成してスケジューラ23に出力する。検査フレーム生成部22は、検査フレームを生成する際に、送信カウンタ25の値を読み出し、そのカウンタ値と検査フレームを特定するシーケンス番号を検査フレームに書き込む。さらに、検査フレーム生成部22は、送信カウンタ25から読み出したカウンタ値をカウンタ差分管理部27に出力する。
スケジューラ23は、通常フレームと検査フレームをスケジューリングしてフレーム識別部24に出力する。
フレーム識別部24は、受信したフレームが、検査フレームか、通常フレームかを識別し、通常フレームであれば送信カウンタ25をインクリメントして、受信したフレームをフレーム送信部26に出力する。また、受信したフレームが検査フレームであれば、送信カウンタ25の値を読み出し、読み出したカウンタ値をカウンタ差分管理部27に出力すると共に検査フレームをフレーム送信部26に出力する。
カウンタ差分管理部27は、検査フレーム生成時の送信カウンタ25の値と、検査フレーム送信時の送信カウンタ25の値の差分を算出し、差分がある場合には、その差分値と、補正対象の検査フレームを特定する情報(例えば、シーケンス番号)を検査フレーム生成部22に出力する。これにより、検査フレーム生成部22は、補正対象の検査フレームを特定する情報と差分値を含む検査フレームを作成することができる。カウンタ差分管理部27と、検査フレーム生成部22の一部の機能は、送信カウンタ補正手段に対応する。
フレーム送信部26は、通常フレームと検査フレームをイーサネットのネットワークに送出する。
図7は、フレームカウンタ補正装置20のフレーム識別部24の処理動作を示すフローチャートである。
フレーム識別部24は、送信元MAC(Media Access Control)アドレスが自己のMACアドレスと一致する否かを判定し(図7、S11)、不一致の場合には、ステップS12に進み、送信カウンタ25をインクリメントする。そして、受信したフレームをフレーム送信部26に出力する(S13)。
送信元MACアドレスが自己のMACアドレスと一致する場合には、検査フレームか否かを判定する。受信したフレームが検査フレームの場合には(S11、YES)、ステップS14に進み、送信カウンタ25の値を読み出す。そして、読み出した送信カウンタ25の値をカウンタ差分管理部27に通知する(S15)。その後、ステップS13におい
て、検査フレームをフレーム送信部26に出力する。
図8は、フレームカウンタ補正装置20の処理シーケンスを示す図である。検査フレーム生成部22は、検査フレームを生成するときに、送信カウンタ25の値(例えば、A)を読み出す。そして、検査フレームを生成し、その検査フレーム固有のシーケンス番号と送信カウンタ25のカウンタ値を検査フレームに格納する。さらに、検査フレーム生成部22は、生成した検査フレームのシーケンス番号と送信カウンタ25の値をカウンタ差分管理部27に出力する。
検査フレーム生成部22において検査フレームが生成される間に通常フレームを受信した場合には、通常フレーム処理部21は、受信した通常フレーム(この場合、3個の通常フレーム)をフレーム送信部26に出力する。図8の例では、データフレーム1から3の3個のフレームがフレーム送信部26に出力される。
検査フレーム生成部22が検査フレーム(例えば、シーケンス番号1、カウンタ値A)をフレーム識別部24に送出すると、フレーム識別24は、受信したフレームが、検査フレームか、通常フレームかを識別し、通常フレームのときには、送信カウンタ25にカウンタ値をインクリメントする指示を与える。また、検査フレームと判断したときには、送信カウンタ25のカウンタ値を読み出し、読み出したカウンタ値を検査フレームのシーケンス番号と共にカウンタ差分管理部27に出力する。これらの処理が終わると、フレーム識別部24は、検査フレームをフレーム送信部26に出力する。
なお、送信カウンタ25は、フレーム識別部24からカウンタ値を読み出された時点で読み出しをロックし、検査フレームの送信が終了した時点でロックを解除するようにしても良い。
カウンタ差分管理部27は、同一のシーケンス番号と対応付けられた2つのカウンタ値(例えば、A、B)を受信すると、それらの差分を算出し、算出した差分値をシーケンス番号と対応付けてメモリ等に格納する。
検査フレーム生成部22は、次の検査フレームを生成するときに、送信カウンタ25のカウント値を読み出し、検査フレームのシーケンス番号と読み出したカウント値をカウンタ差分管理部27に出力する。
カウンタ差分管理部27は、送信済みの検査フレームのシーケンス番号と、カウンタ値の差分を検査フレーム生成部22に出力する。
検査フレーム生成部22は、カウント値の差分が存在する場合には、次の検査フレームに、補正対象の検査フレームのシーケンス番号とその補正値を付加してスケジューラ23に出力する。
このように補正対象の検査フレームのシーケンス番号と差分値を書き込んだ検査フレームを送信することで、受信側の対向装置では、検査フレームに付加されている補正対象のシーケンス番号から補正対象の検査フレームを特定し、その検査フレームのカウンタ値の補正値を取得して補正対象の検査フレームのカウント値を補正することができる。これにより、受信側の対向装置においては、検査フレームを受信したときの受信カウンタの値と、その検査フレームの補正したカウンタ値に基づいてフレームロスを正確に計測することができる。
ここで、OAMのPDU共通フォーマットと検査フレームのフレームフォーマットについて説明する。
図9は、OAM PDU(Protocol Data Unit)の共通フォーマットを示す図である。
OAM PDU共通フォーマットには、EEG Level、バージョン、PDUのタイプを示すオペコード、TLV(Type, Length, and Value)オフセット等が格納される。
図10は、CC(Continuity Check)フレームのフォーマットを示す図である。
CCフレームは、MEL、バージョン(0)、オペコード(CCM=1)、フラグ、TLVオフセット、シーケンス番号、MEP ID、MEG ID、TxFCf、RxFCb、TxFCb等からなる。シーケンス番号は通常「0」が設定される。
MEP IDには、CCフレームを送信するフレーム補正装置21のIDが格納され、TxFCf、RxFCb、TxFCbにはCCフレームにより通知するカウンタ値が格納される。
図11は、実施の形態のCCフレーム(検査フレーム)の計測フォーマットを示す図である。図10のCCフレームとの違いは、シーケンス番号が格納される領域に「0」以外の値が格納され、予備領域(Reserved)に補正対象の検査フレームのシーケンス番号と、補正値(差分値)が格納される点である。
図11のCCフレームのシーケンス番号としては、1、2、3・・・と順にインクリメントされた値が格納される。予備領域には、補正対象の検査フレームのシーケンス番号(Corrected Sequence Number)と、カウンタ値の差分値(Corrected TxFCf)が格納される。受信側では、この予備領域に格納されているシーケンス番号と差分値とから、どの検査フレームのカウント値を補正するかを知ることができる。
次に、図12は、実施の形態の対向装置(MEP)の構成を示す図である。対向装置31は、フレーム受信部32と、フレーム識別部33と、受信カウンタ34と、スケジューラ35と、送信/受信カウンタ管理36と、フレーム処理部37と、検査フレーム解析部38とを備える。これらのブロックは、ハードウェアで構成しても良いし、一部または全部をソフトウェアで構成しても良い。
フレーム受信部32は、受信したフレームをフレーム識別部33に出力する。フレーム識別33は、受信したフレームが通常フレームか、検査フレームかを識別し、通常フレームを受信した場合には、受信カウンタ34にカウント値をインクリメントする指示を与え、受信した通常フレームをスケジューラ35に出力する。また、検査フレームを受信した場合には、受信カウンタ34のカウント値を読み取り、読み取ったカウント値と処理IDを対応付けて送信/受信カウンタ管理部36に出力すると共に、処理IDと共に検査フレームをスケジューラ35に出力する。
スケジューラ35は、通常フレームをフレーム処理部37に出力し、検査フレームを処理IDと共に検査フレーム解析部38に出力する。
検査フレーム解析部(取得手段に対応する)38は、検査フレームのシーケンス番号(及び補正対象のシーケンス番号)と送信カウンタ値を取得し、それらのデータを処理IDと共に送信/受信カウンタ管理部36に出力する。
送信/受信カウンタ管理部(送受信カウンタ管理手段に対応する)36は、検査フレームに格納されている送信カウンタ値と、フレーム識別部33から出力された受信カウンタ値を対応付けてデータベースに格納する。なお、送信/受信カウンタ管理部36での送信カウンタ値と受信カウンタ値の対応付けは、フレーム識別部33が検査フレームの到着時に発行する処理IDを用いて行う。
また、送信/受信カウンタ管理部36は、次の検査フレームの受信カウンタ値、シーケンス番号及び補正対象の検査フレームのシーケンス番号、カウンタ値の差分値を取得すると、データベースに記憶してある同一のシーケンス番号の受信カウンタ値、送信カウンタ値を読み出し、それらのデータを用いて該当する検査フレームの送信カウンタ値を補正する。これにより、正しい送信カウンタ値と受信カウンタ値の対を記憶することができ、それらのカウンタ値からフレームロスを正確に計測することができる。
図13は、対向装置31のフレーム識別部33の処理動作を示すフローチャートである。
フレーム識別部33は、受信したフレームの宛先MACアドレスを識別し(図13、S21)、宛先MACアドレスが自装置のMACアドレスでない場合には(S21、NO)、ステップS22に進み、受信カウンタ34をインクリメントし、受信したフレームをスケジューラ35に出力する。スケジューラ35に出力されたフレームは、通常のフレーム処理が行われる(S23)。
宛先MACアドレスが自装置のMACアドレスと一致した場合には、そのフレームか検査フレームか否かを判定する。検査フレームであった場合には(S21、YES)、ステップS24に進み、そのときの受信カウンタ34の値を読み出し、そのカウンタ値を処理IDと共に送信/受信カウンタ管理部36に出力する。また、検査フレームを処理IDと共に検査フレーム解析部38に出力する(S25)。
図14は、検査フレーム解析部38の処理動作を示すフローチャートである。検査フレーム解析部38は、受信したフレームがCCフレームか否かを判定する(図14、S31)。CCフレームであったときには(S31、YES)、ステップS32に進み、検査フレームにシーケンス番号が格納されているか否かを判定する。
シーケンス番号が格納されている場合には(S32、YES)、ステップS33に進み、さらに検査フレームに補正シーケンス番号が格納されているか否かを判定する。
補正シーケンス番号が格納されていない場合には(S33、NO)、ステップS34に進み、検査フレームに格納されている、フレームカウンタ補正装置20の送信カウンタ値と対向装置31の受信カウンタ値を取得し、それらのデータを処理IDと対応付けてメモリ等の記憶装置に格納する。
他方、検査フレームに補正シーケンス番号が格納されている場合には(S33、YES)、ステップS35に進み、検査フレームに格納されている、フレームカウンタ補正装置20の送信カウンタ値と、対向装置31の受信カウンタ値を取得し、それらのデータを処理IDと対応付けて記憶装置に格納する。さらに、シーケンス番号をキーとするエントリをデータベースに追加し、そのエントリの中で補正シーケンス番号と一致するシーケンス番号のデータを、検査フレームの補正値(カウンタ値の差分)に基づいて書き換える。
図15は、対向装置31の処理シーケンスを示す図である。フレーム識別部33は、検査フレームを受信すると、受信カウンタ34のカウンタ値を読み出し、読み出したカウンタ値(例えば、C)に処理IDを付与して送信/受信カウンタ管理部36に出力する。
図15の処理シーケンスは、検査フレーム解析部38において検査フレームを解析している間に、データフレーム1〜3がフレーム受信部32で受信され、受信カウンタ34の値がその分インクリメントされた場合を示している。
検査フレーム解析部38は、検査フレームからシーケンス番号、送信カウンタ値及びそ
の他のパラメータを抽出し、それらのデータを処理IDと共に送信/受信カウンタ管理部36に出力する。また、検査フレーム解析部38は、検査フレームから補正シーケンス番号と送信カウンタ値の差分値を抽出し、それらのデータを処理IDと共に送信/受信カウンタ管理部36に出力する。補正シーケンス番号と差分値は、例えば、図11のCCフレームの予備領域に格納されている。
送信/受信カウンタ管理部36は、検査フレーム解析部38から受け取った処理IDとシーケンス番号と送信カウンタ値と、フレーム識別部33から受け取った処理IDと受信カウンタ値(例えば、C)を、処理IDにより対応付けてデータベースに登録する。
送信/受信カウンタ管理部36は、検査フレーム解析部38から別の検査フレームの補正シーケンス番号と差分値を受け取った場合には、補正シーケンス番号と一致するシーケンス番号の送信カウンタ値に差分値を加算し、加算結果をそのシーケンス番号の補正後のカウンタ値としてメモリに格納する。
これにより、フレームカウンタ補正装置20から送出される検査フレームの送信カウンタ値を、そのフレームカウンタ補正装置20を実際に通過したフレーム数に応じて補正することができる。従って、受信側では、到達した検査フレームの送信カウンタ値と補正値と受信カウンタ値からフレームロスを正確に計測することができる。
上述した第1の実施の形態によれば、検査フレームを送信するまでの間に通常フレームがフレームカウンタ補正装置20を通過する場合でも、補正対象の検査フレームを特定する情報(例えば、シーケンス番号)と、検査フレームのカウント値を補正するための補正値を別の検査フレームに付加して送信することで、受信側では、それらの情報に基づいて検査フレームに格納されているカウント値を正しい値に補正することができる。これにより、検査フレームのカウント値と、対向装置31の受信カウンタ34のカウント値からフレームロスを正確に計測することができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、フレームカウンタ補正装置41が、カウンタ値の差分値を含む検査フレームを対向装置42に送信し、対向装置51が、受信した検査フレームのシーケンス番号と自装置におけるカウンタ値の差分値を含む検査フレームをフレームカウンタ補正装置41に送信することで、フレームカウンタ補正装置41と対向装置42の双方がフレームロスを計測できるようにしたものである。
フレームカウンタ補正装置41の構成は図示していないが、図6に示すフレームカウンタ補正装置20と同じ検査フレームの送信機能と、図12の対向装置31の検査フレームを受信する機能(受信カウンタ34、検査フレーム解析部38など)並びにパケットロスを計測する機能を有している。また、対向装置42は、図12の対向装置31と同じ検査フレームの受信機能とパケットロスを計測する機能と、図6に示すフレームカウンタ補正装置20の検査フレームの送信機能(送信カウンタ25、カウンタ差分管理部27など)を有する。以下、図6と図12に示したものと同じ回路ブロックには同じ符号を付けて説明を行う。
図16は、第2の実施の形態のフレームカウンタ補正装置41と対向装置42の処理シーケンスの概要を示す図である。
フレームカウンタ補正装置41は、検査フレームのシーケンス番号nと送信カウンタの補正値等を対応付けて記憶装置に格納する(図16、(1))。
対向装置42は、検査フレームを受信すると、その検査フレームのシーケンス番号を別
の検査フレームの使用されていない領域にコピーし、自装置の受信カウンタ値(例えば、C)と送信カウンタ値(例えば、E)と必要に応じて補正値を付加してフレームカウンタ補正装置41に送信する(図16、(2))。
フレームカウンタ補正装置41は、対向装置42から受信した検査フレームからシーケンス番号、受信カウンタ値、送信カウンタ値、補正値等を抽出し、それらのデータを対応付けて記憶装置に格納する(図16、(3))。フレームカウンタ補正装置41は、それらのデータに基づいてフレームロスを計測する。
図17は、フレームカウンタ補正装置41と対向装置42との間の補正値の受け渡しシーケンスを示す図である。
フレームカウンタ補正装置41は、送信カウンタ25の値(例えば、A)を検査フレームに挿入して対向装置42に送信する。また、検査フレームに挿入したカウンタ値Aと、検査フレームを送信した時の送信カウンタ25の値(例えば、B)との差分が存在するときには、その差分を補正値αとして次の検査フレームに挿入する。
対向装置42は、検査フレームを受信したときの受信カウンタの値(例えば、C)を取得して記憶装置に格納する。また、対向装置42は、検査フレームの生成時に送信カウンタのカウンタ値(例えば、E)を読み出し、そのカウンタ値Eと受信カウンタ値Cを含む検査フレームをフレームカウンタ補正装置41に送信する。さらに、その検査フレームを送信したときの送信カウンタのカウント値(例えば、G)を取得し、カウンタ値Eとカウンタ値Gの差分を算出し、両者の差分を補正値βとして求める。送信カウンタの値E、Gと補正値βの関係は、G=E+β、で表せる。そして、補正対象の検査フレームを特定する補正シーケンス番号と補正値βを含む検査フレームをフレームカウンタ補正装置41に送信する。これにより、受信側のフレームカウンタ補正装置41は、受信した検査フレームのカウンタ値を正しい値に補正して、フレームロスを正確に計測することができる。
次に、以上のような構成の送信側のフレームカウンタ補正装置41の動作を、図18のフローチャートと、図19及び図20のデータベースの構成図を参照して説明する。以下、フレームカウンタ補正装置41が、図6の検査フレーム生成部22,フレーム識別部24、カウンタ差分管理部27等を有するものとして説明する。
検査フレームの送信トリガ信号を受信すると(図18、S41)、検査フレーム生成部22(図6参照、以下同じ)は、送信カウンタ25の値を読み出す(S42)。そして、検査フレームを生成し、その検査フレームにシーケンス番号と読み出したカウンタ値を付加する(S43)。
次に、シーケンス番号と送信カウンタ値を対応付けたデータベース41(図19(A)参照)に、上記のシーケンス番号とカウンタ値を登録する(S44)。
図19は、フレームカウンタ補正装置41のデータベースの構成の一例を示す図である。
図19(A)に示すデータベース51は、シーケンス番号と検査フレームのカウンタ値(検査フレーム作成時の送信カウンタ25の値)を対応付けたデータ構成を有する。
図19(B)に示すデータベース52は、シーケンス番号と検査フレームの識別時(送信時)のカウンタ値と補正値を対応付けたデータ構成を有する。補正値は、検査フレーム作成時の送信カウンタ25の値と、検査フレーム識別時の送信カウンタ25の値の差分から算出する。
図19(C)に示す補正値テーブル53は、データベース52から補正値があるデータ
を抽出したものであり、シーケンス番号と補正値を対応付けたデータ構成を有する。この補正エントリ53はメモリ上に作成される。
図18に戻り、シーケンス番号と補正値を対応付けた、図19(C)に示す補正値テーブル53をシーケンス番号をキーにして検索する(S45)。そして、補正値テーブル53の該当するシーケンス番号に補正値がエントリーされているか否かを判定する(S46)。
補正値がエントリされていない場合には(S46、NO)、ステップS48に進み、検査フレームを生成し、補正値がエントリされている場合には(S46,YES)、ステップS47に進み、データベース43の該当するシーケンス番号の補正値を取得した後、ステップS48に進み、検査フレームを生成する。
検査フレームの生成が終了して検査フレームの送信の指示を行ったなら、検査フレーム識別時(送信時)の送信カウンタ25の値(例えば、B)を読み出し(S49)、その後、検査フレームを送信する(S50)。
検査フレームを送信したなら、ステップS51に進み、シーケンス番号と送信時のカウンタ値と補正値(補正値がある場合)を対応付けたデータベース42(図17(B)参照)にデータを登録する。
次に、対向装置42から検査フレームを受信したなら(S52)、受信した検査フレームからコピーしたシーケンス番号と、検査フレームの送信時のカウンタ値と、対向装置42の受信カウンタ値を対応付けたデータベース61(図20(A)参照)に、該当するデータを登録する(S53)。
図20(A)〜(C)は、フレームカウンタ補正装置41のデータベースの構成の一例を示す図である。これらのデータベースは、対向装置42から送信されてくる検査フレーム(以下、応答検査フレームと呼ぶ)のデータと、フレームカウンタ補正装置41で得られるデータに基づいて作成される。
図20(A)に示すデータベース61は、シーケンス番号と、検査フレーム送信時のカウンタ値と、対向装置42の受信カウンタ値を対応付けたデータ構成を有する。このデータベース61には、検査フレーム送信時の送信カウンタ25の値(例えば、B1)と、対向装置42から送信されてくる応答検査フレームに含まれる、対向装置42の受信カウンタ34のカウンタ値(例えば、C1)が、シーケンス番号と対応付けて登録される。
図20(B)に示す補正値テーブル62は、シーケンス番号と、対向装置42の受信カウンタ値と、検査フレームに付加されている送信カウンタ値と、対向装置42の補正値を対応付けたデータ構成を有する。この補正値テーブル62はメモリ上に作成される。
図20(C)に示すフレームロスデータベース63は、シーケンス番号と、応答検査フレームに含まれる送信カウンタの値と、応答検査フレームに含まれる受信カウンタ34の値と、フレームカウンタ補正装置41の受信カウンタの値と、対向装置42の補正後のカウンタ値を対応付けたデータ構成を有する。このフレームロスデータベース63は、対向装置42からフレームカウンタ補正装置41に送信されるフレームのロスを算出するためのものである。
対向装置42は、フレームカウンタ補正装置42から送信される検査フレームのシーケンス番号をコピーして、自装置の受信カウンタ34の値と、応答検査フレーム送信時の送
信カウンタの値と、それらの差分値である補正値を含む応答検査フレームを送信する機能を有している。
上記のフレームロスデータベース63には、例えば、シーケンス番号「1」と対応付けて、検査フレーム送信時のカウンタ値B1と、対向装置42の受信カウンタ値C1と、フレームカウンタ補正装置41の受信カウンタ値F1と、対向装置42の補正後の送信カウンタ値E1が登録される。
図18のステップS54に戻り、受信した検査フレームのシーケンス番号に対応する補正値が補正値テーブル62にエントリされているか否かを判定する。補正値がエントリされている場合には(S54、YES)、ステップS55に進み、シーケンス番号と補正値を対応付けた補正値テーブル62(図20(B)参照)から補正値を取得し、取得した補正値で補正したカウンタ値をフレームロスデータベース63に登録する。
この結果、フレームロスデータベース63には、シーケンス番号と対応付けてフレームカウンタ補正装置41の受信カウンタ値(F1、F2・・・)と、対向装置42の補正後のカウンタ値(E1、E2、E3+β3・・・)が登録されるので、フレームカウンタ補正装置41は、それらのデータからフレームロスを正確に計測することができる。
シーケンス番号nとn+1の検査フレームを受信したときのフレームカウンタ補正装置41の受信カウンタの値をF、Fn+1、対向装置42の検査フレームの補正後の送信カウンタの値をE+βn、En+1+βn+1とすると、補正値がある場合のフレームロスは、フレームデータベース63の値を用いて以下の式から計算することができる。
フレームロス=(Fn+1−F)−{(En+1+βn+1)−(E+β)}
次に、図21は、受信側の対向装置42のフローチャートである。対向装置42は、図12に示すフレーム受信部32、フレーム識別部32、受信カウンタ34、検査フレーム解析部38等を有する。
フレームを受信すると(図21、S61)、フレーム識別部33は、受信したフレームが検査フレームか否かを判定する(S62)。
検査フレームでないときには(S62、NO)、ステップS63に進み、受信カウンタ34をインクリメントする。
検査フレームであったときには(S62、YES)、ステップS64に進み、そのときの受信カウンタ34の値を読み出す。そして、読み出したカウンタ値を、処理IDと受信カウンタ値を対応付けた受信カウンタテーブル71(図22(A)参照)に登録する(S65)。
図22は、対向装置42のデータベース等の構成の一例を示す図である。図22(A)に示す受信カウンタテーブル71は、処理IDと受信カウンタ34の値を対応付けたデータ構成を有し、メモリ上に作成される。
図22(B)に示す検査フレーム解析データテーブル72は、処理IDと、シーケンス番号と、検査フレームに含まれる送信カウンタ値と、補正シーケンス番号と、補正値を対応付けたデータ構成を有し、メモリ上に作成される。
この検査フレーム解析データテーブル72には、例えば、処理IDsxx2と対応付けて、シーケンス番号2と、送信カウンタ値A2と、補正シーケンス番号1と、補正値αが登録されている。対向装置42は、これらのデータからシーケンス番号2の検査フレーム
にシーケンス番号1の検査フレームの補正値が格納されていることを知ることができる。
図22(C)に示すフレームロスデータベース73は、シーケンス番号と、対向装置42の受信カウンタ値と、フレームカウンタ補正装置41の補正後のカウンタ値を対応付けたデータ構成を有する。このフレームロスデータベース73は、フレームカウンタ補正装置41から対向装置42に送信されるフレームのロスを計測するためのものである。このフレームロスデータベース73には、例えば、シーケンス番号1と対応付けて受信カウンタ値C1と補正後の送信カウンタ値A1+α2が登録されている。
図21に戻り、受信した検査フレームの情報を抽出し(S66)、処理IDとシーケンス番号と補正シーケンス番号等からなる検査フレーム解析データテーブル72(図22(B)参照)をメモリ上に展開する(S67)。
次に、処理IDによりそれらのデータを関連付け、補正後のカウンタ値をフレームロスデータベース73(図22(C)参照)に登録する(S68)。ステップS68の処理により、フレームロスデータベース73には、シーケンス番号と対応付けて対向装置42の受信カウンタ値(C1、C2、C3・・・)と、フレームカウンタ補正装置41の補正後のカウンタ値(A1+α2、A2+α3、A3・・・)が登録される。
次に、フレームロスデータベース73を参照してフレームロスを計算する(S69)。このステップS69の処理により、例えば、フレームロスデータベース73に登録されている、シーケンス番号1の検査フレームの送信カウンタ値A1と、対向装置42の受信カウンタ値C1と、シーケンス番号2の検査フレームに含まれる送信カウンタ値A2と、受信カウンタ値C2と、補正後のカウンタ値A1+α2から、フレームロスを正確に計算することができる。
シーケンス番号nとn+1の検査フレームを受信したときの対向装置42の受信カウンタの値をC、Cn+1、フレームカウンタ補正装置41の補正後の送信カウンタ値をA+α、An+1+αn+1とすると、補正値がある場合のフレームロスは、以下の式で計算することができる。
フレームロス=(Cn+1−C)−{(An+1+αn+1)−(A+α)}
上述した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、フレームカウンタ補正装置41に送信される検査フレームに含まれるカウンタ値とその補正値に基づいて、対向装置42からフレームカウンタ補正装置41に向かう方向のフレームロスを正確に計測することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態のフレームカウンタ補正装置について説明する。第3の実施の形態のフレームカウンタ補正装置の構成は、基本的には、図6と同じである。
第3の実施の形態は、検査フレームを作成した後に、フレーム識別部24が送信カウンタ25の値を読み取ったとき、送信カウンタ25に読み取りのロックを指示し、検査フレームの送信が完了した時点でロックを解除することを特徴とする。
図23は、第3の実施の形態のフレームカウンタ補正装置の処理シーケンスを示す図である。以下、図8の処理シーケンスと同じシーケンスについては説明を省略する。
図23において、フレーム識別部24は、検査フレームの生成が終了して、フレーム識別部24が送信カウンタ25の値を読み出したなら、送信カウンタ25はカウンタ値の読み取りをロックする。これにより、送信カウンタ25の値を読み出してから、検査フレームを送信するまでの間に、通常フレームを受信して送信カウンタ25の値がインクリメントされるのを防止できる。
フレーム識別部24は、検査フレームの送信が完了したことを通知する送信完了取りが信号をフレーム送信部26から受信すると、送信カウンタ25に指示してロックを解除する。
この第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、検査フレームの作成が終了して、実際に検査フレームが送信されるまでの短い期間に通常フレームが受信された場合でも、送信カウンタ25の読み出しがロックされ、その間通常フレームが送信されないので、受信側のフレームロスの計測に誤差が生じるのを防止できる。
本発明は上述した実施の形態に限らず、例えば、以下のように構成しても良い。
(1)検査フレームのシーケンス番号、カウンタ値等が登録されるデータベースは、実施の形態に述べたような構成のデータベースに限らず、検査フレームに含まれるカウント値を補正できるようなデータ構成を有するものであればどのようなものであっても良い。
(付記1)イーサネット網に接続されるフレームカウンタ補正装置であって、
送信するフレーム数をカウントする送信カウンタ手段と、
フレームロスを計測するための検査フレームを生成する検査フレーム生成手段と、
前記検査フレームの生成時の前記送信カウンタ手段のカウント値と、前記検査フレームの送信時の前記送信カウンタ手段のカウント値の差分を算出し、算出した差分値と補正対象の検査フレームを特定する情報を別の検査フレームに付加する送信カウンタ補正手段とを備えるフレームカウンタ補正装置。
(付記2) 前記送信カウンタ補正手段は、補正対象の検査フレームを特定する情報として補正対象の検査フレームのシーケンス番号を用いる付記1記載のフレームカウンタ補正装置。
(付記3) 前記送信カウンタ補正手段は、補正対象の検査フレームのシーケンス番号と前記差分値を、Y.1731で規定されるCCフレームの予備領域に挿入する付記1記載のフレームカウンタ補正装置。
(付記4) 前記送信カウンタ手段は、前記検査フレームの識別が終了した時点でカウンタ値の読み出しをロックし、前記検査フレームの送信が完了した時点でロックを解除する付記1記載のフレームカウンタ補正装置。
(付記5) フレーム受信手段と、
受信フレーム数をカウントする受信カウンタ手段と、
検査フレームを受信したときの前記受信カウンタのカウンタ値と、別の検査フレームに付加されて送信されてくる、補正対象の検査フレームを特定する情報と、補正対象の検査フレームのカウンタ値の差分値を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した、補正対象の検査フレームを特定する情報に基づいて該当する検査フレームを特定し、特定した検査フレームのカウンタ値を前記差分値に基づいて補正し、補正したカウント値と前記受信カウンタ手段のカウント値に基づいてフレームロスを計測するフレームロス計測手段とを備える付記1記載のフレームカウンタ補正装置。(付記6) イーサネット網に接続された他の装置から送信されるフレームを受信する対向装置であって、
フレーム受信手段と、
前記フレーム受信手段で受信したフレーム数をカウントする受信カウンタ手段と、
検査フレームを受信したときの前記受信カウンタのカウンタ値と、別の検査フレームに付加されて送信される、補正対象の検査フレームを特定する情報と、補正対象の検査フレーム生成時の送信側の送信カウンタ手段のカウンタ値と補正対象の検査フレームの送信時のカウンタ値の差分値を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した、補正対象の検査フレームを特定する情報に基づいて該当する検査フレームを特定し、特定した検査フレームのカウンタ値を前記差分値に基づいて補正し、補正したカウント値と前記受信カウンタ手段のカウント値に基づいてフレームロ
スを計測するフレームロス計測手段とを備える対向装置。
(付記7) 送信するフレーム数をカウントする送信カウンタ手段と、
受信した検査フレームのシーケンス番号を付加した検査フレームを生成する検査フレーム生成手段と、
前記検査フレームの生成時の前記カウンタ手段のカウント値と、前記検査フレームの送信時の前記カウンタ手段のカウント値の差分を算出し、算出した差分値と補正対象の検査フレームを特定する情報を別の検査フレームに付加して送信させる送信カウンタ管理手段とを備える付記6記載の対向装置。
(付記8) イーサネット網に接続された装置のフレームカウンタの補正方法であって、
送信するフレーム数を送信カウンタによりカウントし、
検査フレームの生成時の前記送信カウンタのカウント値と、前記検査フレームの送信時の前記送信カウンタのカウント値の差分を算出し、算出した差分値と補正対象の検査フレームを特定する情報を別の検査フレームに付加して送信するフレームカウンタの補正方法。
ITU−TY.1731のポイントツーポイント接続の構成を示す図である。 マルチポイント接続の構成を示す図である。 フレームロスの計算方法の説明図である。 フレームロスの計測の問題点の説明図である。 通常フレームをバッファリングする場合の説明図である。 第1の実施の形態のフレームカウンタ補正装置の構成を示す図である。 フレーム識別部のフローチャートである。 フレームカウンタ補正装置の処理シーケンスを示す図である。 OAM PDU共通フォーマットを示す図である。 CCフレームフォーマットを示す図である。 CCフレームの計測フォーマットを示す図である。 実施の形態の対向装置の構成を示す図である。 フレーム識別部とスケジューラのフローチャートである。 検査フレーム解析部のフローチャートである。 対向装置の処理シーケンスを示す図である。 第2の実施の形態のフレームカウンタ補正装置と対向装置の処理シーケンスを示す図である。 補正値の受け渡しシーケンスを示す図である。 送信側のフレームカウンタ補正装置のフローチャートである。 フレームカウンタ補正装置のデータベースの構成を示す図(1)である。 フレームカウンタ補正装置のデータベースの構成を示す図(2)である。 対向装置のフローチャートである。 対向装置のデータベースの構成を示す図である。 第3の実施の形態のフレームカウンタ補正装置の処理シーケンスを示す図である。
符号の説明
11 ME
20 フレームカウンタ補正装置
22 検査フレーム生成部
24 フレーム識別
25 送信カウンタ
27 カウンタ差分管理部
31 対向装置
33 フレーム識別部
34 受信カウンタ
36 送信/受信カウンタ管理部
38 検査フレーム解析部

Claims (5)

  1. イーサネット(登録商標)網に接続されるフレームカウンタ補正装置であって、
    送信するフレーム数をカウントする送信カウンタ手段と、
    パケットロスを計測するための検査フレームを生成する検査フレーム生成手段と、
    前記検査フレームの生成時の前記送信カウンタ手段のカウント値と、前記検査フレームの送信時の前記送信カウンタ手段のカウント値の差分を算出し、算出した差分値と補正対象の検査フレームを特定する情報を別の検査フレームに付加する送信カウンタ補正手段とを備えるフレームカウンタ補正装置。
  2. 前記送信カウンタ補正手段は、補正対象の検査フレームのシーケンス番号と前記差分値を、Y.1731で規定されるCCフレームの予備領域に挿入する請求項1記載のフレームカウンタ補正装置。
  3. 前記送信カウンタ手段は、前記検査フレームの生成が終了した時点でカウンタ値の読み出しをロックし、前記検査フレームの送信が完了した時点でロックを解除する請求項1記載のフレームカウンタ補正装置。
  4. フレーム受信手段と、
    受信フレーム数をカウントする受信カウンタ手段と、
    検査フレームを受信したときの前記受信カウンタのカウンタ値と、別の検査フレームに付加されて送信されてくる、補正対象の検査フレームを特定する情報と、補正対象の検査フレームのカウンタ値の差分値を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した、補正対象の検査フレームを特定する情報に基づいて該当する検査フレームを特定し、特定した検査フレームのカウンタ値を前記差分値に基づいて補正し、補正したカウント値と前記受信カウンタ手段のカウント値に基づいてフレームロスを計測するフレームロス計測手段とを備える請求項1記載のフレームカウンタ補正装置。
  5. イーサネット(登録商標)網に接続された他の装置から送信されるフレームを受信する対向装置であって、
    フレーム受信手段と、
    前記フレーム受信手段で受信したフレーム数をカウントする受信カウンタ手段と、
    検査フレームを受信したときの前記受信カウンタのカウンタ値と、別の検査フレームに付加されて送信されてくる、補正対象の検査フレームを特定する情報と、補正対象の検査フレーム生成時の送信側の送信カウンタ手段のカウンタ値と補正対象の検査フレームの送信時のカウンタ値の差分値を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した、補正対象の検査フレームを特定する情報に基づいて該当する検査フレームを特定し、特定した検査フレームのカウンタ値を前記差分値に基づいて補正すると共に、補正したカウント値と前記受信カウンタ手段のカウント値に基づいてフレームロスを計測する送受信カウンタ管理手段とを備える対向装置。
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