JP5097612B2 - 空気調和機及び空気調和システム - Google Patents
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従って、室内機側発光ユニット、及びリモコン側発光ユニットの発光色をそれぞれ指定することができるので、例えば、複数の室内機のグループと、当該グループのそれぞれに対してリモコンが用意された空気調和機を設置する場合、室内機と当該室内機を制御するリモコンにおける室内機側発光ユニット及びリモコン側発光ユニットの発光色をグループ内では同一とし、グループ間では異なる色となるように指定することができる。
つまり、室の使用者は、運転させたい室内機の室内機側発光ユニットの発光色と同じ発光色のリモコン側発光ユニットを有するリモコンを見つけだすだけで、運転させたい室内機を制御するリモコンを選択できる。従って、運転させたい室内機のリモコンを選択するのに、順次任意のリモコンで運転開始操作を行って運転したかどうかを確認するという煩わしい作業を行う必要がなくなるので、運転の必要のない室内機を運転させたまま、室が使用されることが極力防止できる。すなわち、空調システムの運転コストが不要に増大することを抑制できる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機が設置された建物の模式図、図2はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機が設置された天井の平面図、図3は図2のA部拡大図、図4はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機及び室外機の内部構成、及び冷媒の流れを説明する図、図5はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機のシステム構成図、図6はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機のリモコンの外観図である。
そして、室2と天井裏7とを連通する設置口8が、図2に示されるように、4行4列で天井3に形成されている。そして、各階床の室2には、室2の空調を行う複数の空気調和機が配設さている。以下では、最上階の室2の空調を行う空気調和機10A,10Bで構成された空気調和システムについて説明する。
なお、室内機11a〜11pのそれぞれ、及びリモコン50a〜50dのそれぞれは、同一外観形状に構成されている。
なお、図3では室内機11aを図示しているが、他の室内機11b〜11pも室内機11aと同様に構成されている。
図1〜図3において、室内機11aの本体部12は、詳細には図示しないが、設置口8のそれぞれから室2内を臨むように、天井裏7に配設されている。また、化粧パネル23は、室内吸込口24aと室内吹出口24bを有する矩形平板状の本体パネル24、及び裏面にフィルタ(図示せず)を有し、フィルタを室内吸込口24aに向けて当該室内吸込口24aと対面するように本体パネル24に装着された矩形平板状の吸込グリル25により構成されている。そして、化粧パネル23は、室2内の側から設置口8を塞口するように裏面を設置口8側に向けて天井3に装着されている。また、窓部28が、吸込グリル25の一角、及び当該部位と相対する本体パネル24の部位を切り欠いて形成されている。
第1LEDユニット32を構成するLED33のそれぞれは、赤、青、黄、紫、緑、橙のそれぞれを発光するものが用いられ、第1LEDユニット32は複数の色を発光可能になっている。そして第1LEDユニット32は、化粧パネル23の裏面側で、樹脂板30と相対するように配設されている。そして、LED33のいずれかが発光したときには、樹脂板30を介して発光したLED33の色が室2内から確認できるようになっている。
このように、ロータリースイッチ21A,21Bは、複数の色のなかから発光させるLED33の発光色を指定するための室内機側発光色設定手段をも構成している。
図4、及び図5において、室外機35aは、室外熱交換器36、圧縮機37、室外ファン38、四方弁39、並びに圧縮機37の圧力調整、四方弁39の切り替え、及び室外ファン38の回転トルクなどを制御する室外機制御手段41などを備えている。
室外機制御手段41は、室内機制御手段15と同様にマイコン42及び通信I/F43で構成され、室内機11a〜11hと室外機35aとは通信可能に接続されている。
冷媒配管45aは、室内機11a〜11hと室外機35aとの間で循環経路を構成するように配設されている。このとき、冷媒配管45aは、室内機11a〜11h側で分岐され、分岐された冷媒配管45aの部位は、並列に配置された室内機11a〜11hのそれぞれを経由したのち再度一つに統合されている。つまり、同一冷媒が室内機11a〜11hと室外機35aとの間を循環するように構成されている。
空気調和機10Aの冷房運転時には、四方弁39は実線で示されるように、圧縮機37の冷媒排出側を室外熱交換器36に接続し、圧縮機37の冷媒流入側を室内熱交換器13に接続している。そして、冷媒は低温低圧の気体の状態で圧縮機37に吸入されて圧縮され、高温高圧となって、室外熱交換器36へ送られ、室外熱交換器36で冷却されて液体化する。
図5及び図6において、リモコン50a,50bのそれぞれは、ケース51、複数のLED59で構成されるリモコン側発光ユニットとしての第2LEDユニット58を有する第2発光構成部57、及びロータリースイッチ21C,21Dを有している。
そして、ロータリースイッチ21C,21Dは、ロータリースイッチ21A,21Bと同様、自身を備えるリモコンのアドレスを設定するリモコン側アドレス設定手段を構成するとともに、第2LEDユニット58の発光色を指定するリモコン側発光色設定手段を構成している。
そして、設定部61は、図6に示されるように、空気調和機10Aの運転の開始と停止を切り替えるための運転/停止スイッチ62、空気調和機10Aの運転モードを切り替えるための運転切替スイッチ63、及び室2内の目標温度を設定するための温度設定ボタン64、風量切替スイッチ65を備えている。なお、運転モードとは、暖房運転、冷房運転、及び自動運転などである。
また、後述するように、運転/停止スイッチ62は、第2LEDユニット58の発光指令を行う発光指令手段としての機能も有している。さらに、発光駆動スイッチ67についても後述する。
第2LEDユニット58を構成するLED59のそれぞれは、第1LEDユニット32を構成するLED33と同様に、赤、青、黄、紫、緑、橙のそれぞれの色を発光するものが用いられ、第2樹脂板60と相対するようにケース51内部に配設されている。そして、LED59が発光したときには、LED59の発光色に応じて第2樹脂板60の色が変化するようになっている。
また、ロータリースイッチ21C,21Dは、ロータリースイッチ21A,21Bと同様に構成されており、電圧が各ロータリースイッチ21C,21Dの図示しない入力端子に供給されている。
そして、運転制御信号を受け付けた室内機11a〜11d、11e〜11h、及び運転制御信号情報を受け付けた室外機35aの運転が開始され、空気調和機10Aによる室2内の空調運転が、制御信号に応じて行われる。このように、リモコン50a,50bのそれぞれが、第1グループの4台の室内機11a〜11d、及び第2グループの4台の室内機11e〜11hのそれぞれの運転制御を一括して行いつつ室外機35aの運転を制御することが可能になっている。
発光駆動スイッチ67は、ボタン式のものであり、ON/OFFの状態は、リモコン制御手段70のマイコン71で認識可能に配設されている。
マイコン71及びマイコン16のそれぞれは、以下に説明するように、空気調和機10Aの運転時、発光駆動スイッチ67のスイッチがONに切り替わったとき、及び室内機11a〜11h側で異常が発生したときに、所定の発光色のLED33,59のそれぞれを発光または点滅させるように制御を行う。
そして、例えば、リモコン50aを操作して、空気調和機10Aの運転を開始する場合について説明する。リモコン50aのマイコン71は運転/停止スイッチ62により、運転開始操作が行われたときに、ロータリースイッチ21C,21Dで指定された発光色(青)に第2LEDユニット58を発光させるとともに、室内機11a〜11hに運転開始信号を送信する。このように、運転/停止スイッチ62は、第2LEDユニット58の発光指令を行う発光指令手段としての役割も有している。
例えば、リモコン50aのマイコン71は、発光駆動スイッチ67がONに切り替わるたびに、自身のリモコンアドレスに対応する色(青)のLED59を発光させる。さらに、当該マイコン71は、LED33を発光させるためのLED発光信号を、室内機11a〜11hに送信する。そして、リモコン50aにより運転を制御される室内機11a〜11dのマイコン16は、LED発光信号を受け付け、自身の室内機アドレスに対応する(ロータリースイッチ21A,21Bで指定された)色(青)のLED33を発光させる。そして、マイコン16及びマイコン71は、所定時間経過したらLED33,59の発光を停止するように設定されている。
各室内機制御手段15は、例えば、以下に説明するドレン排水異常などの各種異常が発生したときに異常を知らせる異常発生信号をリモコン50a,50bに送信する。
ドレン排水異常について説明する。周知であるので詳細には図示しないが、一般的に室内機11a〜11hにはドレン水を受ける周知のドレンパン、ドレンパン内の水位が異常に高くなったことを検知する水位異常検出センサ、及びドレン水を汲み上げて外部に排水するためのポンプなどが配設されている。そして、例えば、ドレン水がスライム化などして外部への排水経路を塞いだ場合などは、ドレンパンの水位が高くなる。このとき、水位異常検出センサがドレン排水異常を検知する。
そして、リモコン50a,50bのそれぞれのリモコン制御手段70のマイコン71は、第2受付許可アドレスの中に、受信した室内機11aのアドレス(01)が指定されているときに、異常発生信号を受け付けて以下の制御を行う。言い換えれば、マイコン71は、受信した室内機11aのアドレス(01)が、自身が制御する室内機のいずれかの室内機アドレスに一致しているときに、異常発生信号を受け付ける。
つまり、(13)〜(16)のアドレスがそれぞれ割り振られた第3グループの室内機11i〜11lのマイコン16は、紫色のLED33の発光制御を行い、(19)〜(22)のアドレスがそれぞれ割り振られた第4グループの室内機11i〜11pのマイコン16は緑色のLED33の発光制御を行うようになっている。
初期状態は、空気調和機10A,10Bの運転が停止されている。つまり、各室内機11a〜11pのマイコン16、及びリモコン50a〜50dのマイコン71は、LED33及びLED59のそれぞれの発光を停止している。
この構成とすることにより、所定の室内機のグループのみを制御するようにリモコンのそれぞれを設定することが簡単に行える。
また、ロータリースイッチ21C,21Dがリモコン側発光色設定手段、及びリモコンアドレス設定手段を兼ねるものとして説明したが、リモコン側発光色設定手段、及びリモコンアドレス設定手段は別々に配設されているものでもよい。
この場合、運転させたいグループの室内機のみを運転させつつ空気調和機10Aまたは10Bを運転するには、一斉にリモコン50a〜50dの運転切替スイッチ63で運転を開始するように操作を行った後、運転させたいグループの室内機に対応するリモコンを除いたリモコンの運転切替スイッチ63で運転停止操作を行えばよい。
この場合、室内機発光色設定手段で指定された発光色は、複数の空気調和機におけるすべてのグループ間で異なるように指定すればよい。
図7はこの発明の実施の形態2に係る空気調和機のリモコンの外観図である。
図7において、同一冷媒系統の室内機グループを識別させるための同一冷媒系統表記手段としてのテプラ76がリモコン50a〜50dのそれぞれに貼り付けられている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様である。
そして、テプラ76には、図7に示されるように、同一冷媒系統:「青色と黄色」、「紫色と緑色」の表記がなされている。
これにより、青または黄を発光するLED33を有する各室内機のグループ、及び紫と緑を発光する室内機側を有する各室内機のグループがそれぞれ同一冷媒系統であることがすぐに確認できる。
使用者は、空気調和機10Aが故障していないにも関わらず、空気調和機10Aの室内機11e〜11hの部分が運転を開始しないので、空気調和機10Aが故障したと勘違いしてしまう。これにより、空気調和機10Aの保守員を呼びよせるなど、本来は不要な対応をとってしまう場合もある。
Claims (7)
- 室内機、該室内機と冷媒配管を介して接続された室外機、並びに該室内機及び該室外機の運転を制御するリモコンを備える空気調和機において、
上記リモコンは、複数の色を発光可能に構成されたリモコン側発光ユニットと、複数の色から発光色を指定するリモコン側発光色設定手段と、運転条件の設定を行う設定部と、上記リモコン側発光ユニットの発光指令を行う発光指令手段と、上記運転条件に応じた運転制御信号を上記室内機に送信し、上記発光指令が行われたときに、上記リモコン側発光色設定手段で指定された発光色を発光させるように上記リモコン側発光ユニットを発光制御するとともに、発光指令信号を上記室内機に送信するリモコン制御手段と、を備え、
上記室内機は、複数の色を発光可能に構成された室内機側発光ユニットと、複数の色から発光色を指定するための室内機側発光色設定手段と、上記運転制御信号に基づいて該室内機の運転を制御するとともに、上記発光指令信号の受信時に上記室内機側発光色設定手段で指定された発光色を発光させるように上記室内機側発光ユニットを発光制御する室内機制御手段と、を備え、
上記室内機が同一冷媒系統で運転されるように複数配設され、かつ、複数の該室内機のそれぞれは、複数のグループのいずれかに属するように割り振られ、上記リモコンが、同一の上記グループに属する上記室内機の運転を制御するように、上記グループのそれぞれに対して用意され、
上記グループ内では、上記室内機、及び該室内機を制御する上記リモコンにおける上記室内機側発光色設定手段、及び上記リモコン側発光色設定手段で指定された発光色が同一であり、かつ、上記グループ間では、上記室内機、及び該室内機を制御する上記リモコンにおける上記室内機側発光色設定手段、及び上記リモコン側発光色設定手段で指定された発光色が異なることを特徴とする空気調和機。 - 上記リモコンは自身のリモコンアドレスを設定するリモコンアドレス設定手段を有し、
上記リモコン制御手段は、上記運転制御信号または上記発光指令信号の送信時に、設定された自身の上記リモコンアドレスを同時に送信し、
上記室内機制御手段は、受信した上記リモコンアドレスが自身の属する上記グループの上記室内機を制御する上記リモコンの上記リモコンアドレスに一致しているときに上記運転制御信号または上記発光指令信号を受け付けることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 上記室内機制御手段は、自身の室内機アドレスを設定する室内機アドレス設定手段を有し、
上記室内機制御手段は、上記室内機の異常を検知したときに、上記室内機側発光色設定手段で指定された発光色を所定パターンで発光させるように上記室内機側発光ユニットを発光制御するとともに、上記リモコンに異常発生信号及び自身の上記室内機アドレスを送信する構成とされ、
上記リモコン制御手段は、受信したアドレスが、自身が制御する上記グループの上記室内機のいずれかの室内機アドレスに一致しているときに上記異常発生信号を受け付けて、上記室内機側発光色設定手段で指定された発光色を所定パターンで発光させるように上記室内機側発光ユニットを発光制御する構成とされていることを特徴とする請求項2記載の空気調和機。 - 上記リモコン制御手段は、上記発光指令が行われたときに上記リモコン側発光ユニットを所定時間だけ発光させ、上記室内機制御手段は、上記発光指令信号を受信したときに上記室内機側発光ユニットを所定時間だけ発光させる構成とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 請求項1記載の空気調和機が複数設けられた空気調和システムにおいて、
上記空気調和機のそれぞれは、上記室内機を一台のみ有し、上記リモコン側発光色設定手段、及び上記室内機側発光色設定手段で指定された発光色が上記室内機ごとに異なることを特徴とする空気調和システム。 - 請求項1乃至請求項4の少なくとも1項に記載の空気調和機が複数設けられた空気調和システムにおいて、
上記室内機発光色設定手段で指定された上記発光色は、複数の上記空気調和機のすべての上記グループ間で異なっていることを特徴とする空気調和システム。 - 上記リモコンは、同一冷媒系統表記手段を備え、該同一冷媒系統表記手段は、上記空気調和機のそれぞれに属する上記室内機の上記室内機発光色設定手段により指定されたすべての発光色を、同一冷媒系統で運転される上記室内機の上記室内機側発光ユニットの発光色群として表記していることを特徴とする請求項6記載の空気調和システム。
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