JP5111145B2 - 非環式脂肪族オレフィンの重合 - Google Patents

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Description

本発明は、米国標準技術局(NIST)により授与されたATP賞No.70NANB4H3014のもとで米国政府の支援を受けてなされた。米国政府は本発明に特定の権利を有する。
本発明は、1つのパラジウム金属中心および置換トリアリールリガンドを含む触媒錯体を使用して、非環式脂肪族オレフィンの実質的に線状のポリマーを製造するための、着実な、不純物耐性の方法に関する。
非環式アルファオレフィンモノマー(例えば、エチレン)のポリマーは、商業的に顕著に重要であり、様々な用途において用いられる。低分子量ポリエチレンは、例えば、潤滑剤として、およびワックスにおいて用いられる。高分子量ポリエチレングレードは、例えば、繊維、フィルムおよび成形用樹脂において用いられる。最も一般的な用途において、エチレンは触媒、典型的には、遷移金属化合物または錯体の助けをかりて重合される。これらの触媒は、例えば、製造されるポリマーの単位重量あたりのコスト、製造されるポリマーの構造、ポリマー製品から触媒を除去するための必要条件、および触媒の毒性が様々である。非環式アルファオレフィンのポリマーの商業的重要性を鑑みて、新規重合触媒が常に求められている。
エチレンの重合用の触媒の一種が、Bennettらにより米国特許第6,060,569号において開示されている。Bennettらは、エチレンの重合法であって、約−20℃〜約200℃の温度で、エチレン、任意にルイス酸、および式:
Figure 0005111145
(式中:R、R、R、およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビル、または不活性官能基であり;RおよびRはそれぞれ独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり;nは1、2または3であり;Arはアリールまたは置換アリールであり;ArおよびArはそれぞれ独立して、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり;Lは中性一座リガンドであり、Lはモノアニオン性一座リガンドであるか、もしくはLおよびLは一緒になって、モノアニオン性二座リガンドであり;ただし、前記モノアニオン性一座リガンドまたは前記モノアニオン性二座リガンドは前記エチレンにより置換されていてもよいし、または前記エチレンに付加されていてもよい)
の化合物を接触させることを含む重合法を開示している。
エチレン、および任意に1以上の他のオレフィンモノマーの重合用のもう一つ別の種類の触媒が、Drentらの国際公開番号WO 00/06615に開示されている。Drentらは、3未満のpKを有する酸由来のアニオンと錯体形成したパラジウム金属中心を含み、元素の周期律表のVA族の原子を含有する、パラジウム触媒錯体群を開示し、ここで、VA族原子は、少なくとも1つのアリール基で置換され、前記アリール基においてはオルト位が極性基で置換されている。
米国特許第6,060,569号明細書 国際公開WO 00/06615号パンフレット
にもかかわらず、強固な、すなわち、ポリマーを製造するために使用される原材料または装置中に存在する不純物に耐性の触媒錯体を用いて、非環式脂肪族オレフィンから、実質的に線状のコポリマーを製造する方法が依然として必要とされている。
本発明の一つの態様において、少なくとも1種の非環式脂肪族オレフィンモノマーおよび触媒組成物を接触させることを含むポリマーを製造するための重合方法であって、前記触媒組成物は少なくとも1つのリガンドと錯体形成したパラジウム金属中心を含み、ここで、少なくとも1つのリガンドは式I:
Figure 0005111145
の構造を有し;
式中、R−R14は、水素;ハロゲン;ならびにC−C20アルキル、C−C20シクロアルキル、C−C20アルケニル、C−C20アルキニル、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール、フェニル、ビフェニル、C−C20カルボキシレート、C−C20アルコキシ、C−C20アルケニルオキシ、C−C20アルキニルオキシ、アリールオキシ、C−C20アルコキシカルボニル、C−C20アルキルチオ、C−C20アルキルスルホニル、C−C20アルキスルフィニル、シリル、およびそれらの誘導体から選択される置換基、から独立して選択され;Qはリンおよびヒ素から選択され;R15は−SO、−PO、−AsO、および−C(CFOから選択され;製造されたポリマーは≦15分岐/1000炭素原子の分岐含量を示し(ここで、分岐含量は製造されたポリマーの炭素13NMRおよび融点により決定される);ただし、R−R10は全て水素であることはなく;R、R、RおよびRがそれぞれ水素である場合、R、R、RおよびR10のいずれもCH、CF、F、SMe、ビフェニルまたはフェノキシではなく;R15が−SO、−PO、または−AsOである場合、R、R、RおよびR10のいずれも極性基でない:方法が提供される。
本発明のもう1つ別の態様において、少なくとも1種の非環式脂肪族オレフィンモノマーおよび触媒組成物を接触させることを含む、ポリマーを製造するための重合方法であって、前記触媒組成物は少なくとも1つのリガンドと錯体形成したパラジウム金属中心を含み、ここで、少なくとも1つのリガンドは式I:
Figure 0005111145
の構造を有し;
式中、R−R14は、水素;ハロゲン;ならびにC−C20アルキル、C−C20シクロアルキル、C−C20アルケニル、C−C20アルキニル、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール、フェニル、ビフェニル、C−C20カルボキシレート、C−C20アルコキシ、C−C20アルケニルオキシ、C−C20アルキニルオキシ、アリールオキシ、C−C20アルコキシカルボニル、C−C20アルキルチオ、C−C20アルキルスルホニル、C−C20アルキスルフィニル、シリル、およびそれらの誘導体から選択される置換基、から独立して選択され;Qはリンおよびヒ素から選択され;R15は−SO、−PO、−AsO、および−C(CFOから選択され;製造されたポリマーは≦15分岐/1000炭素原子の分岐含量を示し(ここで、分岐含量は製造されたポリマーの炭素13NMRおよび融点により決定される);製造されたポリマーは≧21200の数平均分子量(Mn)を示す;ただし、R−R10は全て水素であることはなく;R、R、RおよびRがそれぞれ水素である場合、R、R、RおよびR10のいずれもCH、CF、F、SMe、ビフェニルまたはフェノキシではなく;R15が−SO、−PO、または−AsOである場合、R、R、RおよびR10のいずれも極性基でない:方法が提供される。
「レイビル中性電子供与リガンド」なる用語は本明細書および添付の特許請求の範囲において用いられる場合、金属中心Mと強力に結合せず、従って、金属中心から容易に置換され;その閉核(closed shell)電子配置において金属中心から分離される場合に、中性電荷を示す任意のリガンドを意味する。
「極性基」なる用語は、本明細書および添付の特許請求の範囲において用いられる場合、原子団であって、当該原子団と分子の残りの部分との間の結合が、炭素原子と、窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子との間にある前記原子団を意味する。
本発明のいくつかの実施形態において、少なくとも1種の非環式脂肪族オレフィンモノマーは、C−C20非環式脂肪族オレフィンモノマーである。これらの実施形態のいくつかの態様において、少なくとも1種の非環式脂肪族オレフィンモノマーはエチレンである。
本発明のいくつかの実施形態において、触媒組成物は、少なくとも1つのリガンドと錯体形成したパラジウム金属中心を含み、ここで少なくとも1つのリガンドは式Iの構造を有し;式中、R−R14は、水素;ハロゲン;ならびにC−C20アルキル、C−C20シクロアルキル、C−C20アルケニル、C−C20アルキニル、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール、フェニル、ビフェニル、C−C20カルボキシレート、C−C20アルコキシ、C−C20アルケニルオキシ、C−C20アルキニルオキシ、アリールオキシ、C−C20アルコキシカルボニル、C−C20アルキルチオ、C−C20アルキルスルホニル、C−C20アルキスルフィニル、シリル、およびそれらの誘導体から選択される置換基、から独立して選択され;Qはリンおよびヒ素から選択され;R15は−SO、−PO、−AsO、−C(CFOから選択されるか;あるいは、R15は−SOである;ただし、R−R10は全て水素であることはなく;R、R、RおよびRがそれぞれ水素である場合、R、R、RおよびR10のいずれもCH、CF、F、SMe、ビフェニルまたはフェノキシではなく;R15が−SO、−PO、または−AsOである場合、R、R、RおよびR10のいずれも極性基でないとする。
本発明のいくつかの実施形態において、Qは、リンおよびヒ素から選択される。これらの実施形態のいくつかの態様において、Qはリンである。これらの実施形態のいくつかの態様において、Qはヒ素である。
本発明のいくつかの実施形態において、R、R、RおよびR10のいずれもCH、CF、F、SMe、ビフェニルおよびフェノキシから選択されない。
本発明のいくつかの実施形態において、R−Rから選択される2以上の隣接するR基は結合して、置換または非置換の、飽和または不飽和の環構造を形成することができる。
本発明のいくつかの実施形態において、R−R10から選択される2以上の隣接するR基は結合して、置換または非置換の、飽和または不飽和の環構造を形成することができる。
本発明のいくつかの実施形態において、R11−R14から選択される2以上の隣接するR基は結合して、置換または非置換の、飽和または不飽和の環構造を形成することができる。
本発明のいくつかの実施形態において、R、R、RおよびR10の少なくとも1つは、フェニルおよびそれらの誘導体から選択される。これらの実施形態のいくつかの態様において、R、R、RおよびR10の少なくとも1つはオルト置換フェニルである。これらの実施形態のいくつかの態様において、オルト置換フェニルは、2,6−R1617−フェニル(式中、R16およびR17は、水素、ハロゲン、C−C20アルキル、C−C20シクロアルキル、C−C20アルケニル、C−C20アルキニル、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール、フェニル、ビフェニル、C−C20カルボキシレート、C−C20アルコキシ、C−C20アルケニルオキシ、C−C20アルキニルオキシ、アリールオキシ、C−C20アルコキシカルボニル、C−C20アルキルチオ、C−C20アルキルスルホニル、C−C20アルキルスルフィニル、シリル、およびそれらの誘導体から独立して選択される)である。これらの実施形態のいくつかの態様において、前記基の誘導体は、線状または分岐C−Cアルキル、線状または分岐C−Cハロアルキル、線状または分岐C−Cアルケニルおよびハロアルケニル、ハロゲン、硫黄、酸素、窒素、リンおよびフェニル(場合によって、線状または分岐C−Cアルキル、線状または分岐C−Cハロアルキルおよびハロゲンで置換される)から選択される、ヒドロカルビルおよび/またはヘテロ原子置換基で場合によって置換されたそのような基を含むことができる。これらの実施形態のいくつかの態様において、シクロアルキルおよびシクロアルケニル基は、単環式または多環式であってよい。これらの実施形態のいくつかの態様において、アリール基は単環(例えば、フェニル)または縮合環系(例えば、ナフチル、アントラセニル)を含むことができる。これらの実施形態のいくつかの態様において、シクロアルキル、シクロアルケニルおよびアリール基は、一緒になって、縮合環系を形成することができる。これらの実施形態のいくつかの態様において、単環および多環系のそれぞれは、水素、線状および分岐C−Cアルキル、線状および分岐C−Cハロアルキル、線状および分岐C−Cアルコキシ、塩素、フッ素、ヨウ素、臭素、C−C10シクロアルキル、C−C15シクロアルケニルならびにC−C30アリールから独立して選択される置換基で、場合によって、一置換または多置換されていてもよい。
本発明のいくつかの実施形態において、R、R、RおよびR10の少なくとも1つは、2,6−ジメトキシフェニルである。これらの実施形態のいくつかの態様において、R13はメチルであり、RまたはRは2,6−ジメトキシフェニルであり;RまたはR10は2,6−ジメトキシフェニルである。
本発明のいくつかの実施形態において、R15は−SOである。
本発明のいくつかの実施形態において、触媒組成物は、式II:
Figure 0005111145
(式中、j=1または2;i=0または1;およびj+i=2であり;R22はHおよびヒドロカルビル基(radical)から選択され;好ましくは、R22はH、C1−20環状ヒドロカルビル基(radical)およびC1−20脂肪族ヒドロカルビル基(radical)から選択され;Lはレイビル中性電子供与リガンドであり;Qは、リンおよびヒ素から選択され;MはNiおよびPdから選択され;R15は−SO、−PO、−AsO、および−C(CFOから選択され;X、XおよびXは前記記載のとおりであり;ただし、j=2である場合;i=0であり、各R15は両金属中心Mと結合する)の独立した錯体として製造される。これらの実施形態のいくつかの態様において、Lは、ピリジン;置換ピリジン;ニトリル(例えば、アセトニトリル);置換ニトリル;アンモニア;アルキルアミン;置換アルキルアミン;アリールアミン;置換アリールアミン;水;アルキルホスフィン(alkyl phosphines);置換アルキルホスフィン;アリールホスフィン;置換アリールホスフィン;アルキルホスファイト(alkyl phosphites);置換アルキルホスファイト;アリールホスファイト;置換アリールホスファイト;環状オレフィン(例えば、シクロオクタジエン、シクロオクタテトラエン、ノルボルナジエンおよびジシクロペンタジエン);置換環状オレフィン;脂肪族エーテル;置換脂肪族エーテル;環状エーテル;置換環状エーテル;アセテート;置換アセテート;ケトンおよび置換ケトンから選択される。これらの実施形態のいくつかの態様において、Lはピリジン、置換ピリジンおよびアンモニアから選択される。これらの実施形態のいくつかの態様において、Lはピリジンおよび置換ピリジンから選択される。
本発明のいくつかの実施形態において、触媒組成物は、式Iの構造を有するリガンドをパラジウム塩とその場で反応させることにより製造される。これらの実施形態のいくつかの態様において、式Iの構造を有するリガンドは、酸または塩形態において使用され、ここで、R15はパラジウム塩と反応して、触媒組成物を形成するプロトンまたはカチオンをさらに含む。これらの実施形態のいくつか態様において、R15は、−SOE、−POE、−AsOE、および−C(CFOEから選択され;ここで、Eは、H、Na、K、Agおよびアンモニウムから選択される。
本発明のいくつかの実施形態において、重合温度は0〜200℃である。これらの実施形態のいくつかの態様において、重合温度は10〜180℃である。これらの実施形態のいくつかの態様において、重合温度は30〜150℃である。これらの実施形態のいくつかの態様において、重合温度は60〜120℃である。
本発明のいくつかの実施形態において、触媒組成物は、重合方法の間に、アセチレン、酸素および水から選択される少なくとも1種の不純物にさらされ、ここで、少なくとも1種の不純物は>5ppmの量で存在する。これらの実施形態のいくつかの態様において、触媒組成物は、重合方法の間に、アセチレン、酸素および水から選択される少なくとも1種の不純物にさらされ、少なくとも1種の不純物は>10ppmの量で存在する。これらの実施形態のいくつかの態様において、触媒組成物は、重合方法の間に、アセチレン、酸素および水から選択される少なくとも1種の不純物にさらされ、少なくとも1種の不純物は>20ppmの量で存在する。重合の間に存在する不純物は、反応物質の1種における汚染物質として、および/または内部リアクター空間を大気にさらすことにより(例えば、保守管理のために容器を開放した場合)、導入され得る。
本発明のいくつかの実施形態において、触媒組成物は、≧100kg/金属のgの生産性を示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、触媒組成物は、≧125kg/gの生産性を示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、触媒組成物は、≧150kg/gの生産性を示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、触媒組成物は、≧175kg/gの生産性を示す。
本発明のいくつかの実施形態において、製造されるポリマーは実質的に線状である。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは、≦15分岐/1000炭素原子の分岐含量を有する。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは、≦10分岐/1000炭素原子の分岐含量を有する。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは、≦5分岐/1000炭素原子の分岐含量を有する。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは、≦1分岐/1000炭素原子の分岐含量を有する。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは、0.5から15分岐/1000炭素原子;あるいは0.5から5分岐/1000炭素原子の分岐含量を有する。これらの実施形態のいくつかの態様において、分岐は少なくとも2個の炭素原子を含有する。コポリマーの分岐含量は、当該コポリマーの炭素13NMRおよび融点により決定される。
本発明のいくつかの実施形態において、製造されるポリマーは、≧25000の数平均分子量Mnを示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは≧50000の数平均分子量Mnを示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは≧100000の数平均分子量Mnを示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは≧200000の数平均分子量Mnを示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは≧500000の数平均分子量Mnを示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは≧1000000の数平均分子量Mnを示す。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは25000から5000000の数平均分子量Mnを有する。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは100000から5000000の数平均分子量Mnを有する。これらの実施形態のいくつかの態様において、製造されるポリマーは200000から2000000の数平均分子量Mnを有する。
本発明のいくつかの実施形態を以下の実施例において詳細に記載する。実施例において以下に記載される全ての比および百分率は特に別段の記載がない限り重量基準である。表1に記載された化学構造は、例えば、Brownら、Organic Chemistry、Brooks−Cole、第4版、2004に記載されるような分子のLewis構造を描くための一般則に従って描かれた。
例1〜16
(リガンド合成)
表1において記載された成分Aおよび成分Bを表1において記載された量で使用して、以下に示される一般法に従って、表1に記載される生成物固体を、それぞれ例1〜15について報告された収量で製造した。
成分Aを100mLフラスコ(フラスコA)に添加し、次いで真空下に置き、窒素を充填し、60mLのテトラヒドロフラン(THF)を入れた。フラスコAを次いで氷浴中に入れ、0℃に冷却した。10.1mLの2.5モル濃度のn−BuLiを次いで注入した。フラスコAを次いでドライアイス/アセトン浴中に入れ、約−78℃に冷却した。
別の500mLのSchlenkフラスコ(フラスコB)を真空下に置いた。フラスコBを窒素でパージし、〜50mLのTHFを入れた。フラスコBを次いでドライアイス/アセトン浴中に入れ、約−78℃に冷却した。1.10mLのPClを次いでフラスコBに撹拌しながら添加した。激しく撹拌しながら、カニューレを用い、フラスコAの内容物を次いでゆっくりとフラスコBに移した。
別の100mLフラスコ(フラスコC)を窒素でパージし、充填した。フラスコCに次いで〜60mLのTHFおよび成分Bを入れた。フラスコCを次にドライアイス/アセトン浴中に入れ、撹拌しながら約−78℃に冷却した。10.1mLの2.5モル濃度のn−BuLiをフラスコCに添加し、約15分間反応させた。フラスコCの内容物を次いで、継続して激しく撹拌しながらカニューレを用いて、−78℃に維持されたフラスコBに移した。フラスコCの内容物をフラスコB中に完全に添加した後、フラスコBを約30分間室温に温めた。フラスコBの内容物を次いで500mLの回収フラスコ(フラスコD)中に注ぎ、THFを除去し、固体が残った。フラスコD中の固体を次いで蒸留水と混合し、次いで分離フラスコ(フラスコE)に移した。100mLのCHClをフラスコEの内容物に添加した。フラスコEを振盪して、2層を混合した。約5mLの濃HClを次いでフラスコEに添加した。フラスコEを再び振盪した。フラスコE中の混合物を次いで静置し、2層−底部に有機相および上部に水性相が形成された。有機層を集めた。水性相を50mLのCHClで洗浄した。有機洗浄物質を集め、先に集められた有機層物質に添加した。合せた有機物質を次いでMgSOと接触させ、ロータリーエバポレーターで蒸発乾燥させると、固体が残った。次いで、固体を、まずジエチルエーテル、次いでTHFで洗浄して、不純物を除去した。洗浄された生成物固体が、濾過により、表1において記載された収量で集められた。
Figure 0005111145
Figure 0005111145
Figure 0005111145
例16
構造VIのリガンドのカリウム塩の合成
例6に従って製造された生成物固体(すなわち、リガンド構造VI)の0.45g(0.81ミリモル)のサンプルを反応フラスコ中の50mLのTHFに激しく撹拌しながら添加して、リガンド溶液を形成した。別の容器中で、0.10g(0.88ミリモル)のカリウムtert−ブトキシドを20mLのTHF中に溶解させた。次いで、結果として得られたカリウムtert−ブトキシド溶液を反応フラスコの内容物に撹拌しながら滴下添加した。カリウムtert−ブトキシド溶液の添加後に、THF溶媒の一部の真空抽出により、反応フラスコの内容物を減じて、反応フラスコ中に約25mLの生成物溶液が残った。20mLのペンタンの添加により、リガンドのカリウム塩を次に残りの生成物溶液から沈殿させた。沈殿したリガンドのカリウム塩を、微細孔フリットを通した濾過により回収し、ペンタン3×20mLで洗浄した。リガンドのカリウム塩を次に真空に付して、残りの揮発性物質を除去し、暗橙色の生成物粉末0.40g(0.67ミリモル、83%)を得た。
例17
構造VIIのリガンドの銀塩の合成
例7に従って製造された生成物固体(すなわち、リガンド構造VII)の0.75g(1.43ミリモル)のサンプルを反応フラスコ中の50mLのメタノールに激しく撹拌しながら添加した。別の容器中で、0.23g(1.36ミリモル)の硝酸銀を50mLの脱イオン水中に溶解させた。次いで、激しく撹拌しながら、反応フラスコの内容物に、得られた硝酸銀溶液を滴下添加した。硝酸銀溶液の添加後20分間、反応フラスコの内容物の撹拌を続けた。次に、溶媒の一部の真空抽出により反応フラスコの内容物を減じ、約50mLが残り、その結果、灰色沈殿が形成された。微細孔フリットを通した濾過により沈殿を回収し、水2×20mLで洗浄した。リガンドの銀塩を次に減圧下で乾燥させて、暗灰色生成物粉末(0.35g、0.62ミリモル、44%)を得た。
例18〜31
(遷移金属触媒錯体の製造)
表2において記載された成分Aのサンプルを反応フラスコ中の30mLテトラヒドロフランに撹拌しながら添加した。継続して撹拌しながら、次に反応フラスコの内容物に表2において記載された成分Bを添加した。反応フラスコの内容物を次いで30分間撹拌した後、表2において記載された成分Cを添加した。反応フラスコの内容物を次に真空下で減じ、ペンタンを添加して、生成物触媒錯体を沈殿させた。微細孔フリットを通した濾過により生成物触媒錯体を集め、ペンタン2×20mLで洗浄した。生成物触媒錯体を次に真空に付して、残りの揮発性物質を除去すると、表2において記載される生成物収量が得られた。
Figure 0005111145
Figure 0005111145
例32
(リガンド合成)
Figure 0005111145
第一の100mL Schlenkフラスコにベンゼンスルホン酸水和物(1.7g、10.7ミリモル、CS・HO、158.71g/モル、MP Bio Medicals 98−11−3)を添加した。フラスコを真空下で排気させた。ヒートガンを用いて、フラスコの底部を次いで加熱した。フラスコ内容物は溶融して褐色液体を形成し、これは発泡しはじめた。液体が還流し始め、圧力が約10mTorrに降下するまで加熱を継続した。フラスコを窒素で充填し、冷却し、THF(無水、Acros、〜50mL)をフラスコに添加して、無色透明溶液が形成された。0℃で、n−BuLi(2.5Mヘキサン溶液、11.4ミリモル、8.6mL、Aldrich)を添加して、ベージュ色懸濁液を得、これを0.5時間撹拌した後、−78℃に冷却した。
第二の100mL Schlenkフラスコに、Mg(0.30g、0.0125ミリモル、粉末、Aldrich)を添加した。THF(50mL、無水、Acros)および2−ブロモアニソール(2.10g、0.0112ミリモル、CBrO、187.04g/モル、Acros)を第二のSchlenkフラスコに添加した。第二のSchlenkフラスコの内容物を音波処理し(〜30秒)、内容物は温度上昇を示すことが観察された。室温に戻るまで混合物を撹拌した。
200mLのSchlenkフラスコにTHF(〜50mL)を入れた。−78℃で、PCl(0.93mL、1.47g、0.0107モル、1.574g/mL、137.33g/モル、Aldrich)を200mLのSchlenkフラスコにシリンジから添加した。第一の100mL Schlenkフラスコ中のベージュ色懸濁液を200mLのSchlenkフラスコに−78℃でカニューレを介して移した。次いで、温度を−78℃に維持しつつ、200mLのSchlenkフラスコの内容物を0.5時間撹拌した。第二の100mL Schlenkフラスコの内容物を−78℃に冷却し、200mLのSchlenkフラスコにカニューレを介して移した。200mLのSchlenkフラスコの内容物を次いで周囲温度に温め、約1時間撹拌して、黄色溶液を得た。
500mLのSchlenkフラスコに2’−Br−2,6−(Me)ビフェニル(3.14g、10.7ミリモル、C1413BrO、293.16g/モル、Aldrich)およびTHF(150mL)を添加した。500mLのSchlenkフラスコの内容物を−78℃に冷却した。n−BuLi(4.3mL、2.5Mヘキサン溶液、10.7ミリモル、Aldrich)を−78℃で500mLのSchlenkフラスコに添加し、濃厚白色スラリーを得た。500mLのSchlenkフラスコを手で振盪して、確実に混合した。n−BuLi添加の0.5時間後、200mLのSchlenkフラスコの内容物を500mLのSchlenkフラスコにカニューレを介して添加した。500mLのSchlenkフラスコの内容物を次にゆっくりと周囲温度まで温めた。500mLのSchlenkフラスコの内容物を一夜撹拌して、透明黄色溶液を得た。揮発性物質を500mLのSchlenkフラスコから真空下で除去した。CHCl(200mL)、HO(200mL)、HCl(濃塩酸、20mL)を用いて、結果として得られた固体を抽出した。抽出物からの有機層をMgSOで乾燥し、抽出物の揮発性部分を真空下で除去して、淡黄色固体を得た。淡黄色固体を集め、THF(3×15mL)およびEtO(3×15mL)で洗浄して、白色粉末生成物リガンド(2.3g、収率44%)を得た。H NMR(CDCl、℃):δ 8.32(m、1H)、7.71(q、J=8.5、2H)、7.56(m、1H)、7.47−7.40(m、4H)、7.33−7.27(m、2H)、6.99(m、2H)、6,91(m、1H)、6.57(d、J=8.5、1H)、6.44(d、J=8.5、1H)、3.73(s、3H)、3.64(s、3H)、3.19(s、3H)。31P NMR(CDCl、℃):δ −7.1(s)。LC−MS:m/z=509.2。
例33
リガンド合成
トルエンスルホン酸(2.05g、10.8ミリモル)を100mLのフラスコ(フラスコA)に添加し、次に真空下に置き、窒素を充填し、50mLのテトラヒドロフラン(THF)を入れた。フラスコAを次いで氷浴中に置き、0℃に冷却した。8.8mLの2.5モル濃度n−ブチルリチウム(n−BuLi)を次いで注入した。フラスコAを次にドライアイス/アセトン浴中に入れ、約−78℃に冷却した。
別の200mL Schlenkフラスコ(フラスコB)を真空下に置いた。フラスコBを窒素でパージし、〜50mLのTHFを入れた。三塩化リン(PCl)(1.0mL、11.5ミリモル)を次いで撹拌しながらフラスコBに添加した。フラスコBを次いでドライアイス/アセトン浴中に入れ、約−78℃に冷却した。激しく撹拌しながら、カニューレを用い、フラスコAの内容物を次いでゆっくりとフラスコBに移した。
別の500mLフラスコ(フラスコC)を窒素でパージし、充填した。フラスコCに次いで〜200mLのTHFおよび2−ブロモ−2,6−ジメトキシビフェニル(7.26g、24.8ミリモル)を入れた。フラスコCを次にドライアイス/アセトン浴中に入れ、撹拌しながら約−78℃に冷却した。10.03mLの2.5モル濃度のn−BuLiをフラスコCに添加し、約10分間反応させた。次いで、継続して激しく撹拌しながらカニューレを用いて、フラスコBの内容物を、−78℃に維持しされたフラスコCに移した。フラスコBの内容物をフラスコC中に完全に添加した後、フラスコCを45分間室温に温めた。フラスコCの内容物を次いで1000mLの回収フラスコ(フラスコD)中に注ぎ、THFを除去し、固体が残った。フラスコD中の固体を次いで〜150mLの蒸留水と混合し、次いで分離フラスコ(フラスコE)に移した。100mLの塩化メチレン(CHCl)をフラスコEの内容物に添加した。フラスコEを振盪して、2層を混合した。約20mLの濃HClを次いでフラスコEに添加し、再び振盪した。〜20mLの3AアルコールをフラスコEに添加し、再度振盪した。フラスコE中の混合物を次いで静置し、2層−底部に有機相および上部に水性相が形成された。有機層を集めた。水性相を50mLのCHClで洗浄した。有機洗浄物質を集め、先に集められた有機層物質に添加した。合せた有機物質を次いで硫酸マグネシウムと接触させ、ロータリーエバポレーターで蒸発乾燥させ、固体を得た。固体を次いでTHFおよびジエチルエーテルで洗浄して、不純物を除去した。約2gの洗浄された。
例34
触媒製造
例33に従って製造された1.364gのリガンドを反応フラスコ中の〜20mLのテトラヒドロフラン(THF)に撹拌しながら添加した。反応フラスコの内容物に、次いで、3.09gのテトラメチルエチレンジアミンパラジウム(II)を継続して撹拌しながら添加した。反応フラスコの内容物を次に約1時間撹拌した。微細孔フリットを通した濾過により生成物触媒錯体を集め、THFで洗浄した。生成物触媒錯体を次に真空に付して、残存する揮発性物質を除去して、6.98gの白色固体を反応生成物として得た。
例35
リガンド合成
トルエンスルホン酸(2.05g、10.8ミリモル)を100mLフラスコ(フラスコA)に添加し、次いで真空下に置き、窒素を充填し、50mLのテトラヒドロフラン(THF)を添加した。フラスコAを次いで氷浴中に置き、0℃に冷却した。2.5モル濃度のn−ブチルリチウム(n−BuLi)8.8mLを次いで注入した。フラスコAを次にドライアイス/アセトン浴中に入れ、約−78℃に冷却した。
別の200mL Schlenkフラスコ(フラスコB)を真空下に置いた。フラスコBを窒素でパージし、〜50mLのTHFを入れた。次いで、三塩化リン(PCl)(1.0mL、11.5ミリモル)を撹拌しながらフラスコBに添加した。フラスコBを次にドライアイス/アセトン浴中に入れ、約−78℃に冷却した。激しく撹拌しながら、カニューレを用い、フラスコAの内容物を次いでゆっくりとフラスコBに移した。
別の500mLフラスコ(フラスコC)を窒素でパージし、充填した。フラスコCに次いで〜200mLのTHFおよび2’−ブロモ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(8.66g、24.8ミリモル)を入れた。フラスコCを次にドライアイス/アセトン浴中に入れ、撹拌しながら約−78℃に冷却した。2.5モル濃度のn−BuLi 10.03mLをフラスコCに添加し、約10分間反応させた。次いで、継続して激しく撹拌しながらカニューレを用いて、フラスコBの内容物を−78℃に維持されたフラスコCに移した。フラスコBの内容物をフラスコC中に完全に添加した後、フラスコCを45分間室温に温めた。フラスコCの内容物を次いで1000mLの回収フラスコ(フラスコD)中に注ぎ、THFを除去し、固体が残った。フラスコD中の固体を次いで〜150mLの蒸留水と混合し、次いで分離フラスコ(フラスコE)に移した。100mLの塩化メチレン(CHCl)をフラスコEの内容物に添加した。フラスコEを振盪して、2層を混合した。約20mLの濃HClを次いでフラスコEに添加し、再び振盪した。〜20mLの3AアルコールをフラスコEに添加し、再び振盪した。フラスコE中の混合物を次いで静置し、2層−底部に有機相および上部に水性相が形成された。有機層を集めた。水性相を50mLのCHClで洗浄した。有機洗浄物質を集め、先に集められた有機層物質に添加した。合せた有機物質を次いで硫酸マグネシウムと接触させ、ロータリーエバポレーターで蒸発乾燥させ、固体を得た。固体を次いでTHFおよびジエチルエーテルで洗浄して、不純物を除去した。約2gの洗浄された生成物固体2−ビス−(2’,6’−ジイソプロポキシ−2−ビフェニル−2−イル)−ホスファニル]−トルエンスルホン酸を濾過により集めた。
例36
触媒製造
例35に従って製造された1.61gのリガンドを反応フラスコ中の〜20mLのテトラヒドロフラン(THF)に撹拌しながら添加した。反応フラスコの内容物に、3.09gのテトラメチルエチレンジアミンパラジウム(II)を継続して撹拌しながら添加した。反応フラスコの内容物を次に約1時間撹拌した。微細孔フリットを通した濾過により生成物触媒錯体を集め、THFで洗浄した。生成物触媒錯体を次に真空に付して、残存する揮発性物質を除去して、7.81gの白色固体を反応生成物として得た。
実施例37
重合
窒素充填されたグローブボックス中、Argonaut Technologies Endeavor(商標)の13mLのリアクターセルに、約4週間経ったAldrich Chromasolv(登録商標)ブランドHPLC等級トルエン(純度>99.9%、水<0.02%未開封)の瓶からのトルエン5.0mLを入れた。トルエンはさらに精製することなく瓶から取り出して使用された。リアクターセルにアンカーブレード付撹拌シャフトを取り付け、925rpmの速度で撹拌した。リアクターセルを100℃に加熱し、400psigエチレンガスを入れた。温度および圧力平衡化後、実施例34に従って製造され、0.5mLのトルエン中に混合された0.5マイクロモルの触媒をリアクターセル中に注入し、続いて追加の0.5mLのトルエンリンス液を注入した。反応混合物を1時間撹拌し、その後、残存するエチレンをベントし、リアクターセルの内容物を冷却した。
リアクターセルの内容物を次に50mLの撹拌されたメタノールに添加した。3時間撹拌後、生成物ポリマーを遠心分離により単離した。生成物ポリマーを真空下、60℃で18時間乾燥した。ポリマー収量は0.500gであった。

Claims (4)

  1. 少なくとも1種の非環式脂肪族オレフィンモノマーおよび触媒組成物を接触させることを含む、ポリマーを製造するための重合方法であって、
    前記触媒組成物は少なくとも1つのリガンドと錯体形成したパラジウム金属中心を含み、ここで、少なくとも1つのリガンドは式I:
    Figure 0005111145
    の構造を有し;
    式中、R−R14は、水素;ハロゲン;ならびにC−C20アルキル、C−C20シクロアルキル、C−C20アルケニル、C−C20アルキニル、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール、フェニル、ビフェニル、C−C20カルボキシレート、C−C20アルコキシ、C−C20アルケニルオキシ、C−C20アルキニルオキシ、アリールオキシ、C−C20アルコキシカルボニル、C−C20アルキルチオ、C−C20アルキルスルホニル、C−C20アルキスルフィニル、シリル、およびそれらの誘導体から選択される置換基、から独立して選択され;
    、R 、R およびR 10 の少なくとも1つは、2,6−ジメトキシフェニルであり;
    Qはリンであり
    15は−SO であり
    製造されたポリマーは≦15分岐/1000炭素原子の分岐含量を示(ここで、分岐含量は製造されたポリマーの炭素13NMRおよび融点により決定される);
    触媒組成物は、重合方法の間に、アセチレン、CO 、酸素および水から選択される少なくとも1種の不純物にさらされ、少なくとも1種の不純物が5ppmより多い量で存在し;
    ただし、R、RおよびRがそれぞれ水素である場合、R、R、RおよびR10のいずれもCH、CF、F、SMe、ビフェニルまたはフェノキシではなく
    、R、RおよびR10のいずれも極性基ではなく;並びに
    製造されたポリマーが少なくとも21200の数平均分子量M を示す:
    ポリマーを製造するための重合方法。
  2. 触媒組成物が、≧100kg/金属のg、の生産性を示す、請求項記載の重合方法。
  3. 少なくとも1種の非環式脂肪族オレフィンモノマーがエチレンである請求項記載の重合方法。
  4. 重合温度が0から200℃である請求項記載の重合方法。
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